JPH0683077B2 - たたみ込み符号の復号器 - Google Patents

たたみ込み符号の復号器

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JPH0683077B2
JPH0683077B2 JP5475792A JP5475792A JPH0683077B2 JP H0683077 B2 JPH0683077 B2 JP H0683077B2 JP 5475792 A JP5475792 A JP 5475792A JP 5475792 A JP5475792 A JP 5475792A JP H0683077 B2 JPH0683077 B2 JP H0683077B2
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正博 古谷
良純 江藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はたたみ込み符号の復号
器、更に詳しく言えば、伝送データの符号誤りを少なく
するため伝送すべきデータ符号をコンボリューショナル
(たたみ込み)符号のような冗長な符号にして伝送して
得られた受信信号を、そのたたみ込み符号の性質と雑音
の統計的性質を利用し過去に逆上して予測される複数の
受信値のうち最も確率の高い復号値を復号値とする復号
器(ビタビ復号器)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビタビ復号器は、衛星通信などのように
受信電力が制限され、信号対雑音比が小さい状態で受信
が必要な場合特に威力を発揮し、ビタビ復号器を付けな
い場合に比べて誤り率を2ケタ以上下げることができ
る。また別の見方をすれば、同じ誤り率を達成するため
に必要な電力を3〜4dB程低くでき、送信電力をその
分低く抑えることができる。
【0003】ビタビ復号アルゴリズムは、文献1“Erro
r Boundsfor Convolutional Codesand Asymptotically
Optimum Decoding Algorithm”A. J. Viterbi IEEE Tra
ns. on Information Theory IT-13 No.2 pp.260-269 Ap
ril 1967ではじめて紹介された。また、文献2“Viterb
i Decoding for Satellite and Space Communication”
J. A. Heller IEEE Transaction COM-19 No.5 October
1971 pp835〜848にビタビ復号のシミュレーションやハ
ードウェアに関することが記載されている。ビタビ復号
アルゴリズムは、考えられうるすべてのデータ系列と受
信系列を比較し最も確率の高い(最も似ている)データ
系列を選択するのではなく、各受信シンボル毎に、限ら
れた数のデータ系列を選択し以下は選択によりふるい落
されたデータ系列は考慮しないことにより、計算量を極
端に減らすことのできるアルゴリズムである。このよう
にしても性能的にみて、すべてのデータ系列と受信系列
とを比較する場合と同一であることは文献1で証明され
ている。
【0004】上記たたみ込み符号の復号器の一般的な構
成は受信アナログ信号をディジタル信号に変換するアナ
ログ・ディジタル(A/D)変換器と、上記A/D変換
器の出力とたたみ込み符号の規則によって考えられる過
去の状態から現在の状態に遷移するパスに発生する符号
との相関をパス尤度として求める手段と、上記パス尤度
と過去の状態の尤度を加算し、現在の各状態の状態を求
め、現在の複数の状態の状態尤度のうち大きい尤度を
“生残りパス”とする生残パス選択手段と、上記生残り
パスの時系列情報から出力を推定、すなわち復号出力を
得る論理回路から構成される。
【0005】従来提案されているビタビ復号器(U. S.
P. 3789360 CONVOLUTIONAL DECODE)では構成回路に多
数の回路を必要とする。すなわち状態尤度を求める基本
的な回路を状態の数だけ用意しなければならず、これを
共通の回路で実現し、時分割的に多重化しようとすれば
多くのマルチプレクサおよびデマルチプレクサを必要と
して、回路規模縮小の効果が上らない。又上記論理回路
を多数必要とする。一般に状態数をNとすれば、論理回
路の規模が状態数Nの2倍に増加するという、実際上不
利な欠点を有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ビタビ復号器では各状
態の状態尤度は過去の状態尤度とパス尤度の加算を行う
ため、一定期間、すなわち時系列の複数のパスに亘って
加算を行うと、状態尤度を表すために必要なビット数が
著しく増大する。そのため状態尤度の値を一定範囲にお
さえる正規化という操作をする正規化手段が必要とな
る。
【0007】従来提案されているビタビ復号器(U. S.
P 4015238 METRIC UPDATER FOR MAXIMUM LIKELIHOOD DE
CODER)では、上記正規化手段は状態尤度がある固定の
しきい値をこえたということをあらわす信号を、状態尤
度とパス尤度の加算・選択用ROMのアドレスに戻すよ
うに構成されている。これは、しきい値をこえた場合に
ある特定値を状態尤度から減算することにより正規化を
行っていることを意味し、状態尤度を表わす値(4bit
ならば0〜15)の全範囲を十分利用しているとは言え
ず、誤り率特性の劣化を招く。
【0008】本発明の主な目的は、復号器の状態尤度の
処理回路のダイナミックレンジを有効に利用し、誤り率
特性の向上を企ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、たたみ込み符号の受信信号とたたみ込み
符号によって発生の可能性を持つ複数の伝送路符号との
相関(パス尤度)を得る第1手段と、たたみ込み符号に
おける複数の状態毎に、その各状態に入る複数のパスに
対応する上記第1手段の出力およびそのパスの発生した
状態の状態尤度を加算し、上記複数のパスに対応する複
数の加算値のうちで最大の値を有する生残りパスを選択
し、選択された生残りパスに対応する加算値をその状態
の状態尤度として一時記憶するとともに、選択した生残
りパスは上記各状態に入る複数のパスのいずれであるか
を示す生残りパス情報を発生する手段と、上記第2手段
からのたたみ込み符号における複数の状態ごとの生残り
パス情報を格納して現在からある時間過去に逆上った上
記受信信号の復号値を推定する手段とを有するたたみ込
み符号の復合器において、上記の生残りパスの選択、生
残りパス情報の発生を行なう手段は、さらに加算値の最
大のものが状態尤度にわりあてたビット数で表現可能な
最大値を越えたときに加算値の全てから可変値を減じて
各加算値を上記最大値以下とし、かつ減じた結果が負と
なるものは値をゼロとし、その結果を各状態の状態尤度
とする正規化手段を含む点を特徴とする。
【0010】
【作用】上記可変値として、代表的には加算値のうちの
最大のものと、上記表現可能な最大値との差を用いる。
これにより、次時刻の生残りパス選択に用いるために一
時記憶される各状態の状態尤度の最大のものの値が表現
可能な最大値となり、減算の結果が負になる状態尤度を
のぞき状態尤度どうしの大小の差の情報はそのまま保存
される。尤度小のものはパス選択に重要性が低いので、
つまり、正規化にかかわらず、状態尤度のダイナミック
レンジを十分に利用でき、誤りの少ない生残りパス選択
が可能となる。これに代えて加算値のうちの最小の値を
一担上記可変値として採用して減算を行ない、さらに、
もし加算値のうちの最大のものと最小のものとの差Dが
上記表現可能な最大値を越えていれば、この差Dと表現
可能な最大値との差をさらに各値から減じるようしても
良い。これによれば、状態尤度のうちの最大のものの値
は常に上記表現可能な最大値となるとは限らないが、ほ
ぼこれに近い値となり、上述の代表例と同様に状態尤度
のダイナミックレンジを常に十分に利用することができ
る。
【0011】
【実施例】まず、本発明の理解を容易にするため、たた
み込み符号の符号化および復号化の原理について図面を
用いて説明する。
【0012】図1に、たたみ込み符号器と復号器を含む
代表的な通信システムを示す。情報源1から出力された
情報ビット(伝送すべきデータ)列はたたみ込み符号器
10により冗長度を付加され、伝送路11に送出され
る。伝送路では雑音2が加わり、符号器10出力の伝送
シンボル(伝送路符号)bとは異なったシンボル(受信
信号)cが受信される。
【0013】図に示すように情報ビット列a“010
…”が符号器によって“00,11,10…”の伝送符
号列bに符号化される。受信信号cは“01,11,0
0…”となる。これは第2番目の“0”が雑音によって
“1”に変った例を示す。復号器12では、上記誤った
受信信号であるに係らず、以下説明するたたみ込み符号
の性質を利用して、正しく情報源ビット列a“010
…”を復号し、出力端3に出力する。
【0014】図2に、r=1/2(rは符号の効率と呼
ばれ、情報ビット長/伝送符号ビット長であらわされ
る)K(拘束長)=3(Kは符号器シフトレジスタの長
さをあらわす)のたたみ込み符号器の例を示す。情報ビ
ット列aは3ビットのシフトレジスタ13に順次入力さ
れる(シフトレジスタの長さ≧拘束長)。モジュロ2加
算器14はシフトレジスタの第1,第2,第3ビットの
モジュロ2をとり、もう一つのモジュロ2加算器15は
シフトレジスタの第1,第3のビットのモジュロ2をと
る。シフトレジスタに1ビット入力される毎に、2つの
モジュロ2加算器の出力を切り換え器16により交互に
伝送路11に送出する。
【0015】図3に、図2のたたみ込み符号の状態遷移
図を示す。図中サークルで包む状態(state)20は、
たたみ込み符号器のシフトレジスタ13の前2ビットを
表わしている。各状態間の遷移はパスdで表わされ、実
線のパスは符号器入力ビットが“0”のときの遷移を示
し、破線のパスは符号器入力ビットが“1”のときの遷
移を示す。たとえば状態11から状態01に遷移する場
合の符号器入力ビットは“0”である。パスdには2ビ
ットの伝送路符号(符号器出力)が対応している。すな
わち状態11から状態01に遷移する場合、符号器から
“01”という伝送路符号が出力される。
【0016】図3に示した状態遷移図の時間推移をより
明確にするため図3を図4のトレリス線図で表す。図に
おいて、右に行く程時間が経過していることを表わして
いる。
【0017】図4で、時刻0で状態00しかないのは、
初期状態00と仮定しているためである。時刻2以後は
同一パタンがくりかえされている。この同一パタンのく
りかえしの性質を利用し、たたみ込み符号の復号(ビタ
ビ復号)が行われる。次にビタビ復号は具体的にどのよ
うに行われるかを図5,図6を使って説明する。ビタビ
復号においては、まず各状態(00,01,10,1
1)にある相関値(状態尤度:state metricと呼ぶ)e
を対応させる。また、受信信号c=r11′とパスpに
対応する伝送路符号との相関をあらわす指標(パス尤度
branch metricと呼ぶ)fを各パスに対応させる。今、
時刻nにおいて、各状態尤度eがすべて0であったと仮
定しよう(この仮定はビタビ復号動作説明の便宜上つけ
たものである。)。時刻nからn+1の間にr11′を
受信したとする。この受信信号rr′に対応するパス尤
度fを図5に例示する。次に時刻n+1では、各状態に
入る2つのパスのうちどちらかを選択する。選択基準
は、各パスの出発点となっている。時刻nにおける状態
尤度eとパス尤度fを加算し、大きい方、すなわち相関
が強い方のパスを選択し、これを生残りパスと呼ぶ。ま
た、加算,選択された尤度を時刻n+1の時の各状態尤
度とする。具体例で再度説明する。時刻n+1の状態0
0に注目しよう。この状態には2つのパスp−1および
p−2が入っており、第一のパスp−1の時刻nにおけ
る出発点は状態00であり、第二のパスp−2の出発点
は状態01である。第一のパスp−1の場合、状態00
の状態尤度が0、パス尤度fが14であり、合計尤度1
4となる。第二のパスp−2の場合、状態01の状態尤
度が0、パス尤度も0であり、合計尤度0となる。した
がって時刻n+1において状態00に入る2つのパスの
うち、パスp−1を選択しパスp−2をすてる。パスp
−1を生残りパスとする。また、状態00の時刻n+1
における状態尤度を14とする。
【0018】上記に示した操作を時刻n+1において各
状態00,01,10,11のすべてにつき行い、各状
態に入力されるパスを1つずつ残し、各状態尤度として
記憶しておく。
【0019】時刻n+1とn+2との間にr22′を受
信後、時刻n+2において、まったく同一動作をくりか
えす。図6に時間n〜n+4の場合の生残りパスおよび
状態尤度を示す。
【0020】図6を見るとわかるように、生残りパスの
うち途中でたち切れになっているものもある。時刻n+
4の各状態から生残りパスq(太線で示す)をさかのぼ
っていくと、時刻n+2で1つに合流しているのがわか
る。それより以前では生残りパスは1つとなっており、
その生残りパスに対応する情報ビット(パスが実線なら
“0”、破線なら“1”)を決定できる。すなわち、ど
のデータ系列が正しいかを決定でき、復号出力を決定で
きる。
【0021】生残りパス情報qの記憶は通常2つの入力
パスのうちどちらを選択したかを各状態毎に格納してお
くことにより行われる。たとえば、図5で言えば、時刻
n+1で状態00に入る2つのパスp−1,p−2のう
ち上の方のパスp−1が生残れば“0”、下の方のパス
p−2が生残れば“1”を記憶するといった具合であ
る。このように生残りパス状報を記憶すると、時刻nに
おける状態を表わす2ビット(00,01)のうち、第
2ビット目を格納したことと等価である。状態が符号器
シフトレジスタの前2ビットを表わしていることと考え
あわせると、1時刻前の符号器入力ビットすなわち情報
ビットそのものを格納していることになる。
【0022】例えば、図6、時刻n+1における生残り
パス情報qは、状態00,01,10,11に対しそれ
ぞれ0,0,1,0となる。
【0023】このように生残りパス情報を記憶すると、
最終的に復号器出力を決定する際、現在から過去に逆上
って生残りパスをたどっていく必要がある。図6の例で
説明する。現在、時刻n+4とする。現在まで生残って
いるパスは時刻n+3では状態00と10から出発して
いる。時刻n+3において状態00と10に到達してい
るパスの時刻n+2での出発状態を見ると状態01と1
つになっている。以後、時刻n+1では状態10、時刻
nでは状態01という具合に時間を逆上るにしたがい1
本のパスが生残っていくのがわかる。生残りパスが1本
となれば、生残りパスに対応する情報ビットを出力する
ことができる。
【0024】ここで、図6を見ると、各状態の状態尤度
eが時間とともに増加しているのがわかる。これは状態
尤度eを記憶するために必要なビット数がこのままでは
無限に必要となってしまうことを意味する。したがって
実際には状態尤度を一定範囲内におさえる正規化という
操作が必要である。
【0025】従来例(US Patent 4015238)の復号器で
は、状態尤度がある固定のしきい値をこえたということ
をあらわす信号を、状態尤度とパス尤度の加算・選択用
ROMのアドレスに戻している。これは、しきい値をこ
えた場合にある特定値を状態尤度から減算することによ
り正規化を行っていることを意味し、状態尤度を表わす
値(4bitならば0〜15)の全範囲を十分利用してい
るとは言えず、誤り率特性の劣化を招く。
【0026】図7は本発明によるたたみ込み符号の復号
器の一実施例の構成を示す図である。
【0027】受信信号cは入力端子40に入力され、ア
ナログディジタル変換器41によりディジタル信号に変
換される。通常このディジタル信号は3ビットで量子化
される。今まで例としてあげてきた、r=1/2(r:
符号の効率)、K=3のたたみ込み符号の場合、時間的
に直列に入る2つの受信信号(例えば図5のr1とr1
やr2とr2′のように)が得られる毎に復号処理が実行
される。すなわち、2つの受信信号(r1,r1′)に対
応した2つの3ビットディジタル信号(合計6ビット)
s−1,s−2を同時に利用することになる。2つのデ
ィジタル信号s−1,s−2はメモリ43のアドレスと
なる。メモリ43は受信信号と伝送路符号の相関をあら
わすパルス尤度を記憶するROMである。したがって、
メモリ43は上記2つの受信信号r,r′が入力される
毎に各状態に対応してそれぞれ2通りのパス尤度(全体
で8通りのパス尤度)を出力する。
【0028】メモリ43の出力であるパス尤度fはビッ
ト数低減に伴う性能劣化をなくすため、4ビット(16
レベル)で表わされ、これがメモリ46のアドレスとな
る。
【0029】メモリ46は、パス尤度fと状態尤度eと
の加算と、加算された状態尤度のうち大きい方の選択、
生残りパス情報gの記憶の3機能を有するROMであ
る。メモリ46のアドレスとしては、前述のパス尤度f
の他、1時刻前における2つの状態尤度h−1,h−2
が必要である。なぜならば、現在のある状態尤度eを求
めるためには、その状態に入る2つのパスの出発点とな
っている2つの状態尤度eとそれぞれのパス尤度fが必
要だからである(しかし2つのパス尤度は実際にはお互
い1の補数の関係となっているので、1つのパス尤度の
みメモリ46のアドレスにつなげばよい)。
【0030】メモリ46の出力47は加算,選択される
ある状態尤度f′を表わし、これは読み出し、書込み可
能メモリ(RAM)49に格納される。メモリ46のも
う1つの出力は生残りパス情報gを表わし、これはRA
M50に格納される。
【0031】メモリ49に格納されている各状態尤度
は、5ビットで表わされており、これをそのままメモリ
46のアドレスに戻すとメモリ46の容量が大きくなり
すぎるし、次の時刻では6ビットで表現する必要性が生
じ、時間がたつにつれ1ビットずつふえていくことにな
る。これを解決するために毎回各状態尤度を4ビットに
制限する(これを正規化と呼ぶ)。これは次のように行
われる。メモリ49に格納されている各状態尤度(これ
を正規化前状態尤度とよぶ)の中の最大値を見つけ出
す。メモリ49の出力をメモリ(ROM)51のアドレ
スとする。メモリ51の他のアドレス53は以前に求め
られ、フリップフロップ52に記憶されている状態尤度
の最大値を表わしている。メモリ51の機能は、2つの
アドレス値を比較し、大きい方を出力することである。
このようにしてメモリ49に格納されているすべての状
態尤度のうち最大値が求められ52のフリップフロップ
に記憶される。
【0032】すべての状態尤度の最大値が求められると
次に5ビットで表わされている各状態尤度を4ビットで
表現することを行う。これは、求められた最大値が15
(4ビットで表現できる最大値)となるように各状態尤
度から(最大値−15)という可変値を減じることによ
り実行される。もし、減算の結果ゼロ以下となった場合
は強制的にゼロとする。このようにすると、正規化後の
状態尤度最大値はつねに15(4ビットで表現できる最
大値)となり、4ビットで表現できる全範囲を十分活用
できる。したがって誤り率劣化を防ぐことができる。
【0033】実例を示すと、今4つの状態(00,0
1,10,11)の正規化前の各状態尤度が27,1
0,22,19だったとする。最大値27が求められる
と、この状態尤度が15となるように、すべての状態尤
度から12(=27−15)が引かれる。しかし、2番
目の状態尤度は10−12=−2となりゼロ以下となる
ので強制的にゼロにする。したがって、正規化メモリ5
4の出力は各状態で15,0,10,7となり4ビット
で表現される。このように正規化され、4ビットで表現
された各状態尤度は状態尤度メモリ55に格納され、次
に受信信号を得た時にメモリ46のアドレスとして使用
される。
【0034】図7はビタビ復号器を一基本回路の状態間
多重処理により実現する場合の実施例を示してあるが、
多重処理でなく基本回路を多数並列してならべて処理を
行う場合でも上記の考え方は適用できる。図8は上記最
大値探索メモリ51及び正規化メモリ54部を並列に並
べて処理する場合の回路例を示す。図8において、正規
化前の状態尤度47の最大値を求めるメモリ51を3ヶ
(一般には状態数−1ヶ)用いて最大値53を求め、4
ビット正規化メモリ54を状態数分用意し正規化を行
う。本回路でも、上述しているのと同様の効果がある。
【0035】状態尤度の正規化(一定範囲内に保つ)手
段として毎回可変値を減ずる方法は他にもいくつかある
が、ここでは、さらにもうひとつを示すにとどめる。以
下にそれを示す。 ステップ1:正規化前状態尤度の最大値(MAX)と最
小値(MIN)を求める。 ステップ2:MAX−MIN=Dを求める。 ステップ3:正規化前状態尤度よりMINいう可変値を
減ずる。 ステップ4:D15の場合には、ステップ3の結果を
正規化後状態尤度とする。D>15の場合には、ステッ
プ3の結果よりさらに(D−15)を減じ、負になった
場合は強制的にゼロとし、正規化後状態尤度とする。
【0036】本方法では、基本的には正規化前状態尤度
の最小値を探索し、それをすべての正規化前状態尤度か
ら減ずることにより正規化を実行している。ただし、こ
の方法だと、正規化前状態尤度の最大値と最小値の差が
15より大きい場合に、正規化後の状態尤度の最大値が
15以上となるため、ステップ4に示す補正が必要とな
る。
【0037】この方法によっても、毎回可変値を減じ正
規化を実行することにより、正規化後の状態尤度にわり
あてられたビット数で表現できる範囲を十分に活用する
ことが可能となっている。
【0038】図9は上記方法による正規化部の実施例の
構成を示す。正規化前状態尤度メモリ49の最小値探索
80と最大値探索51を行い、最大値,最小値をまず求
める。減算器83により正規化前態尤度より最小値を減
ずる。一方、最大値と最小値の差82は減算器81によ
り求められ、さらに84(15という値)との差を減算
器85により求める。85の結果の符号ビットが1すな
わち、最大値と最小値の差が15より小さい場合には、
選択回路87により、減算器83の出力を選択する。減
算器85の結果の符号ビットが“0”、すなわち、最大
値と最小値の差が15より大きい場合には、減算器83
の結果からさらに減算器85の結果を減じる。もし減算
器86の結果が負になれば、選択回路87の出力をゼロ
とし、それ以外は、減算器86の出力を選択回路87の
出力とする。選択回路87の出力88は正規化後の状態
尤度を表わしている。
【0039】以上、状態尤度の正規化方法の実施例を示
した。
【0040】再び、図7に戻り、メモリ50には生残り
パス情報gが記憶されている。すなわち、各状態に入る
2つのパスのうち上のパスが生残れば“0”、下のパス
が生残れば“1”が各状態毎に記憶されている。この場
合現在から過去に逆上って生残りパスをたどっていく必
要がある。
【0041】フリップフロップ56は、現在から過去に
逆上る各時刻毎に生残りパスを記憶しておくためのもの
である。メモリ57は、ある時刻において生残りパスが
通過している状態60とその時刻における各状態の生残
りパス情報59をアドレスとし、1時刻前に生残りパス
が通過した状態を出力するROMである。61は復号器
出力を表わす。生残りパスの各状態通過,不通過を表わ
す信号60は従来4ビット(状態数分)必要であったも
のを本発明では2ビット(log2(状態数))としてい
る。これは、前記文献2に示されているように、約5・
K(K=拘束長)時刻逆上ると生残りパスは一本に集約
され、集約されない確率は伝送路で加わる雑音によって
生じる誤り率より十分小さい性質を利用している。これ
は、最初はどの状態からはじめても、時間を5K逆上れ
ば、いきつく先の状態は同じであることを意味してい
る。言いかえれば、時間を逆上る過程において最初どの
状態からはじめても5K時刻さかのぼればいつも同一の
状態を通過することになる。このようにすると、時間を
逆上る過程において各時刻において生残りパスはたえず
1本となり、通過する状態はただひとつとなる。したが
って各時刻において、生残りパスがどの状態を通過して
いるかを示す信号があればよい。すなわち、どの状態を
生残りパスが通過するかを表わすのに、各状態毎に1ビ
ット、合計4ビット(状態数分)の信号は必要でなく、
2ビット(log2(状態数))でよい。いまこの2ビット
をp1,p2とし、符号器シフトレジスタの前2ビットす
なわち状態を表わす2ビットと同一のビット構成とす
る。すなわち p1=0,p2=0の時、状態00を通過 p1=0,p2=1の時、状態01を通過 p1=1,p2=0の時、状態10を通過 p1=1,p2=1の時、状態11を通過 をそれぞれ意味するものとする。
【0042】このようにした場合、p1′,p2′を1時
刻前の生残りパスが通過する状態を表わす2ビット、c
1,c2,c3,c4を生残りパス情報とすると、p1′,
2′は次式のように表わされる。
【0043】 p1′=p2 (数1) p2′=¬p1・¬p2・c1+¬p1・p1・c2+p1・¬p2・c3 +p1・p2・c4 (数2) ここで¬は論理不定、・は論理積,+は論理和を表わ
す。
【0044】上述の式のようにあらわされることは図4
のトレリス線図を用いて以下のように説明できる。この
説明において1時刻前を時刻3、現在を時刻4と考えれ
ば理解しやすい。
【0045】まず、(数1)について説明する。
【0046】1時刻前の生残りパスの通過,不通過を表
わす2ビット前1ビットp1′が1となるということ
は、1時刻前に状態10か11を通過することを意味す
る。このようになるのは図4のトレリス線図によれば、
現在、状態01か11を通過している場合のみである。
すなわち、現在生残りパスが通過している状態の後の1
ビット(p2)が1の場合のみである。式であらわせ
ば、p1′=p2となる。この場合、生残りパス情報には
無関係となる。
【0047】次に、(数2)について説明する。
【0048】1時刻前の生残りパス通過,不通過を表わ
す2ビットのうち後の1ビットp2′が1となるという
ことは、1時刻前に状態01か11を通過することを意
味する。これは4つの場合が考えられる。 現在状態00を通過し、状態00の生残りパス情報c
1=1(下の方のパスが生残る)の場合論理式で表わせ
ば、¬p1・¬p2・c1、 現在状態01を通過し、状態01の生残りパス情報c
2=1の場合、論理式で表わせば ¬p1・p2・c2 現在状態10を通過し、状態10の生残りパス情報c
3=1の場合、論理式で表わせば p1・¬p2・c3 現在状態11を通過し、状態11の生残りパス情報c
4=1の場合、論理式で表わせば p1・p2・c4 以上4つの場合の論理和をとると(数2)となる。
【0049】図7のメモリ57は(数1),(数2)の
論理式と一致した内容となっている。
【0050】また、p1,p2を状態をあらわす2ビット
と同一のビット構成にすると、p1,p2のどちらを復号
器出力としてもよい。なぜならば、状態とはそもそも符
号器を構成しているシフトレジスタの前2ビットを表わ
し、そのシフトレジスタへの入力信号はとりもなおさず
送信情報そのものであるからである。
【0051】すなわち、図7において復号器出力61は
時間を逆上った後のp2そのものとなっている。
【0052】こうすることにより最終復号値を出力する
ために余分な論理はいっさい不要となる。
【0053】図6に示した具体的例によって説明する。
現在時刻n+4とする。また、初期状態00とする(p
1=0,p2=0)。入力端子59の4ビットは生残りパ
ス情報36より0000ある(c1=c2=c3=c4
0)。時刻n+3において生残りパスが通過する状態は
(5),(6)式より00となる(p1′=0,p2′=
0)。時刻n+3の生残りパス情報は1010であり、
時刻n+2では状態01を生残りパスが通過することに
なる。以後同様の動作をくりかえす。
【0054】以上説明したように、1時刻前に各状態を
生残りパスが通過するかしないかを表わす信号は2ビッ
ト(p1′,p2′)でよく、それを求めるのにp1
2,c1,c2,c3,c4の6ヶの信号ですむ。一般に
状態数Nとし、生残りパスの通過不通過を表わすのにlo
g2Nヶの信号でよいことになる。
【0055】このようにして生残りパス情報から復号器
出力を推定すると、回路規模は状態数をNとし、(N+
log2N)に比例することになり従来にくらべて減少して
いる。たとえば、N=8の時、復号器出力推定回路を、
ROMを用いて実現しようとすると従来はアドレス16
ビット(2×N)必要だが、本実施例では、アドレス1
1ビット(8+3)でよい。すなわち1つのROMで実
現可能となる。
【0056】また、図10に別の復号器出力推定回路を
示す。ここで62は多重化回路(Multiplexer)であ
り、(数1)は単なる配線65により実現でき、(数
2)はp1,p2を多重化回路の制御信号とし、4ビット
(c1,c2,c3,c4)のうちの1ビットを選択するこ
とにより実現できる。なお図10の構成で、図7の構成
と同一の部分は同一の番号を付して説明を省略する。
【0057】図7および図10に示した実施例では復号
器推定機能を1基本回路の多重処理により実現している
例を示しているが逆上る時間数だけ基本回路を用意し並
列に処理する場合も考えられる。図11は図9の基本回
路のROMを逆上る時間数分用意した場合を示す。図1
2は図10の基本回路の多重化回路を逆上る時間数分用
意した場合を示す。
【0058】図7の実施例では、状態尤度55、正規化
前状態尤度49、生残りパス情報50をそれぞれひとつ
のRAM(読出し書込み可能メモリ)に各状態毎にアド
レスを変えて記憶している(太わく部)。このアドレス
としては、基本回路への入力信号を選択する信号、出力
記憶先を決定する信号をそのまま使うことができる。こ
れにより上記RAMと基本回路とを直接接続することが
でき、従来多用されていた多重化回路を完全になくすこ
とができる。したがって1基本回路の多重使用による回
路規模削減効果が増す。
【0059】ビタビ復号器を基本回路の多重処理で行っ
た場合の波及効果を以下に説明する。
【0060】本実施例の図7を大きくブロック分けする
と図13のようになる。すなわち、受信信号をディジタ
ル信号に変換する機能、パス尤度への変換、状態尤度格
納用メモリ、生残りパス情報の格納と復号出力推定部
は、データ変換、格納部70に相当する。状態尤度とパ
ス尤度の加算・選択、状態尤度の最大値を求める機能、
状態尤度を一定範囲内におさえる正規化部は基本演算部
71に相当する。制御部72は、データ変換、格納部7
0に適用される制御信号を発生する。タイミング発生部
73は、制御部72に必要なタイミング信号を発生す
る。
【0061】図13のブロック構成はいくつかの利点を
有する。まず、r=1/2のままで拘束長がK=3から
K=4に仕様変更になった場合を考える。この場合、状
態数4から8に変わる。従来の並列処理回路(同一回路
を状態数分用意し並列動作をさせる)では、回路量2倍
となり、配線も大部分変更する必要がある。しかし、図
7の構成では、データ格納部メモリ容量2倍にするこ
と、制御部クロック部の変更のみでよい。
【0062】すなわち、仕様変更に柔軟に対処できる利
点がある。
【0063】また、2チャンネル分同時に処理したい場
合もデータ格納メモリ部を2チャンネル分用意する他、
制御部の変更のみで対処できる。
【0064】さらに、高速データレートが要求される場
合には、基本演算部を複数個用意し対処することも可能
である。
【0065】このように、拡張性,柔軟性に富む回路構
成となっている。
【0066】
【発明の効果】状態尤度の正規化回路において、固定の
しきい値をこえた場合にのみある特定値を正規化前状態
尤度から減ずるのではなく、毎回可変値を減ずることに
より、状態尤度を表わす値の範囲内全体を十分利用し、
誤り率特性(性能)の劣化を防ぐことができる。
【0067】その1方法としては、正規化前状態尤度の
最大値を求め〔最大値−しきい値(4ビットで状態尤度
を表わす場合その最大値である15)〕を上記可変値と
し、正規化後の状態尤度の最大値を表現可能な最大値
(4ビットの場合15)と一致させる方法がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される通信システムを示すブロッ
ク図である。
【図2】たたみ込み符号器の一例を示すブロック図であ
る。
【図3】たたみ込み符号器の状態遷移図である。
【図4】上記状態遷移図のトレリス線図である。
【図5】ビタビ復号動作を説明するトレリス線図であ
る。
【図6】生残りパスを示すトレリス線図である。
【図7】本発明の復号器の一実施例を示すブロック図で
ある。
【図8】別の実施例の主要部を示すブロック図である。
【図9】さらに別の実施例の主要部を示すブロック図で
ある。
【図10】さらに別の実施例の復号出力推定回路を示す
ブロック図である。
【図11】さらに別の実施例の復号出力推定回路のブロ
ック図である。
【図12】さらに別の実施例の復号出力推定回路のブロ
ック図である。
【図13】実施例の仕様変更時の効果を説明するブロッ
ク図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】たたみ込み符号の受信信号とたたみ込み符
    号によって発生の可能性を持つ複数の伝送路符号との相
    関(パス尤度)を得る第1手段と、 たたみ込み符号における複数の状態毎に、その各状態に
    入る複数のパスに対応する上記第1手段の出力およびそ
    のパスの発生した状態の状態尤度を加算し、上記複数の
    パスに対応する複数の加算値のうちで最大の値を有する
    生残りパスを選択し、選択された生残りパスに対応する
    加算値をその状態の状態尤度として一時記憶するととも
    に、選択した生残りパスは上記各状態に入る複数のパス
    のいずれであるかを示す生残りパス情報を発生する第2
    手段と、 上記第2手段からのたたみ込み符号における複数の状態
    ごとの生残りパス情報を格納して現在からある時間過去
    に逆上った上記受信信号の復号値を推定する第3手段と
    を有し、かつ上記第2手段は、加算値の最大のものが状
    態尤度にわりあてたビット数で表現可能な最大値を越え
    たときに加算値の全てから可変値を減じて各加算値を上
    記最大値以下にし、かつ減じた結果が負となるものは値
    をゼロとし、その各結果を各状態の状態尤度とする正規
    化手段を含んで成るたたみ込み符号の復合器。
  2. 【請求項2】上記正規化手段は、正規化前の加算値を一
    時記憶する手段と、一時記憶された加算値の最大のもの
    と上記状態尤度にわりあてたビット数で表現可能な最大
    値との差を上記可変値として算出する手段を含む請求項
    1に記載のたたみ込み符号の復合器。
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