JPH068298B2 - 芳香族系イミドエポキシエ−テル - Google Patents

芳香族系イミドエポキシエ−テル

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JPH068298B2
JPH068298B2 JP952785A JP952785A JPH068298B2 JP H068298 B2 JPH068298 B2 JP H068298B2 JP 952785 A JP952785 A JP 952785A JP 952785 A JP952785 A JP 952785A JP H068298 B2 JPH068298 B2 JP H068298B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規な芳香族系イミドエポキシエーテルに関
する。
エポキシ樹脂は、硬化性、密着性、機械的強度、耐薬品
性等に優れた特性を有しており、成形、積層、接着剤、
繊維強化複合材等、巾広い分野に使用されている。しか
しながら一方においては、エポキシ樹脂は耐熱性に限界
があり、長時間高温に保持される用途には使用できない
という問題点がある。
一方耐熱性に優れる分子構造として、イミド構造が古く
から知られているが、イミド基を有する化合物は、オリ
ゴマーであっても一般的に融点が高く、かつ溶解性が低
いという問題点があり、取り扱い上きわめて困難が伴
う。さらにエポキシ樹脂と比較して接着性、密着性に劣
るという欠点がある。
本発明者らは上記を踏まえて、イミド基の耐熱性を生か
しつつ、作業性、加工性に優れた熱硬化性樹脂の開発に
ついて鋭意検討した結果、分子中にイミド基を有し、か
つ末端にβ−置換あるいは非置換のグリシジルエーテル
基を有する化合物が、耐熱性、硬化性、密着性、機械的
強度及び加工性に優れるということを見出し、本発明を
完成した。
すなわち本発明は、下記一般式(I)、 〔式中、Ar1、Ar2およびAr3は夫々独立に芳香族
残基を表わし、Xは−NHCO−または を表わし、Rは水素または低級アルキル基を表わし、m
は0または1以上の数を表わし、nは1または2を表わ
す。〕 で示される芳香族イミドエポキシエーテルを提供する。
上記一般式(I)で示される芳香族イミドエポキシエー
テルは、例えば、少くとも隣接位に2個のカルボキシル
基を有する芳香族ポリカルボン酸無水物と、少くとも1
個の水酸基を有する芳香族モノアミンとを、必要により
芳香族ジアミンの存在下に、脱水反応を行うことによっ
て、末端に少くとも2個の水酸基を有し、かつ分子中に
少くとも1個の環状イミド基を有する化合物を得、これ
をβ−置換または非置換のエピハロヒドリンを用いてグ
リシジルエーテル化することにより製造することができ
る。
以下に、前記一般式(I)で示される芳香族系イミドエ
ポキシエーテルの製造法について詳しく説明する。
少なくとも隣接位に2個のカルボキシル基を有する芳香
族ポリカルボン酸は下記一般式(II)で示すことができ
る。
〔式中、Yはカルボキシル基またはハロゲノカルボニル
基を表わし、Y′は水素またはカルボキシル基を表わ
す。但し、Y′がカルボキシシル基のときYはカルボキ
シル基である。Ar2はフェニル、フェニルアルキル、
フェニルスルホニル、フェニルカルボニルなどで置換さ
れていてもよいベンゼンや、ナフタレンあるいはピレン
の残基などの芳香族残基を表わす。〕 上記一般式(II)で示される芳香族ポリカルボン酸は、
酸無水物またはジ無水物としてその1種または2種以上
が用いられ、トリメリット酸などのトリカルボン酸の無
水物又は無水トリカルボン酸ハライド、ピロメリット
酸、3,3′,4,4′−ベンゾフェノンテトラカルボ
ン酸、2,3,6,7−ナフタレンテトラカルボン酸、
3,3′,4,4,−ビフェニルテトラカルボン酸、
1,2,5,6−ナフタレンテトラカルボン酸、2,
2′,3,3,−ビフェニルテトラカルボン酸、3,
4,9,10−ピレンテトラカルボン酸、2,2−ビス
(3,4−ジカルボキシフェニル)プロパン、2,2−
ビス〔4−(2,3−ジカルボキシフェノキシ)フェニ
ル〕プロパン、2,2−ビス〔4−(3,4−ジカルボ
キシフェノキシ)フェニル〕プロパン、ビス(3,4−
ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルスルホン、1,4
−ビス(2,3−ジカルボキシフェノキシ)ベンゼンな
どのテトラカルボン酸のジ無水物などが例示される。
少なくとも1個の水酸基を有する芳香族モノアミンは下
記一般式(III)で示すことができる。
〔式中、Ar1はフェニルアルキルなどで置換されてい
てもよいベンゼンや、ナフタレンの残基などの芳香族残
基を表わし、nは前記の意味を有する。〕 このような芳香族モノアミン(III)としては0−アミ
ノフェノール、m−アミノフェノール、p−アミノフェ
ノール、2,2−(4−ヒドロキシフェニル−4,−ア
ミノフェニル)−プロパン、2,2−(4−ヒドロキシ
フェニル)−2,−メチル−4,−アミノフェニル)−
プロパン、2,2−(3−メチル−4−ヒドロキシフェ
ニル−4,−アミノフェニル)−プロパン、3−アミノ
−1−ナフトール、8−アミノ−2−ナフトール、5−
アミノ−1−ナフトール、4−アミノ−2−メチル−1
−ナフトール、4−アミノカテコール、4−アミノレゾ
ルシン等が例示され、これらの1種または2種以上が用
いられる。
上記の芳香族ポリカル酸(II)と水酸基を有する芳香族
モノアミン(III)との脱水反応によって得られる化合
物は、下記一般式(A)、(B)で表わすことができ
る。
〔式中、Ar1、Ar2およびnは前記の意味を有す
る。〕 上記(A)で表わされる化合物は、前記のテトラカルボ
ン酸ジ無水物と水酸基を有する芳香族モノアミンを、モ
ル比1/2でイミド化して得られる。上式(B)で表わ
される化合物は、前記トリカルボン酸の無水物または無
水トリカルボン酸ハライドと水酸基を有する芳香族アミ
ンを、モル比1/2でアミド化及びイミド化して得られ
る。
芳香族アミン成分として更に芳香族ジアミンを用い、イ
ミド化または、アミド化、イミド化することによって、
前記式(A)、(B)よりも高分子量の下記式(C)、
(D)で示される化合物を得ることができる。水酸基を
有する芳香族モノアミン、芳香族ポリカルボン酸、芳香
族ジアミンのモル比は2/m′+1/m′(m′は1以
上の数)に選ぶ必要がある。
〔式中、Ar1、Ar2、Ar3、m′およびnは前記の
意味を有する。〕 このような芳香族ジアミンは下記一般式(IV)で示すこと
ができる。
2N−Ar3−NH2 (IV) 〔式中、Ar3はフェニル、フェニルアルキル、フェノ
キシ、フェニルスルホニル、フェニルカルボニル、フェ
ニルアミノなどで置換されていてもよいベンゼンや、ア
ントラセンあるいはフルオレンの残基などの芳香族残基
を表わす。〕 このような芳香族ジアミン(IV)としては、4,4,−
ジアミノジフェニルメタン、3,3,−ジアミノジフェ
ニルメタン、4,4,−ジアミノジフェニルエーテル、
3,4,−ジアミノジフェニルエーテル、4,4,−ジ
アミノジフェニルプロパン、4,4,−ジアミノジフェ
ニルスルフォン、3,3,−ジアミノジフェニルスルフ
ォン、2,4−トルエンジアミン、2,6−トルエンジ
アミン、m−フェニレンジアミン、p−フェニレンジア
ミン、ベンジジン、4,4,−ジアミノジフェニルスル
ファイド、3,3,−ジクロロ−4,4,−ジアミノジ
フェニルスルフォン、3,3,−ジクロロ−4,4,−
ジアミノジフェニルプロパン、3,3,−ジメチル−
4,4,ジアミノジフェニルメタン、3,3,−ジメト
キシ−4,4,−ジアミノビフェニル、3,3,−ジメ
チル−4,4,−ジアミノビフェニル、1,3−ビス
(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、1,3−ビス(3
−アミノフェノキシ)ベンゼン、1,4−ビス(4−ア
ミノフェノキシ)ベンゼン、2,2−ビス(4−アミノ
フェノキシフェニル)プロパン、4,4,−ビス(4−
アミノフェノキシ)ジフェニルスルフォン、4,4,−
ビス(3−アミノフェノキシ)ジフェニルスルフォン、
9,9,−ビス(4−アミノフェニル)アントラセン、
9,9,−ビス(4−アミノフェニル)フルオレン、
3,3,−ジカルボキシ−4,4,−ジアミノジフェニ
ルメタン、2,4−ジアミノアニソール、3,3,−ジ
アミノベンゾフェノン、o−トルイジンスルフォン等が
例示され、これらの1種または2種以上が用いられる。
また前記式(C)及び(D)の製造にあたり、トリカル
ボン酸の無水物あるいは無水トリカルボン酸ハライドと
テトラカルボン酸のジ無水物が独立に使用されている
が、併用することも可能である。
また芳香族ジアミンとして、例えば2,4−ジアミノフ
ェノール、3,3,−ジヒドロキシ−4,4,−ジアミ
ノジフェニルスルフォン、3,3,−ジヒドロキシ−
4,4,−ジアミノジフェニルプロパン等を使用すれ
ば、分子鎖中に水酸基を有する構造のものも製造するこ
とができる。
このようにして得られる式(A)、(B)、(C)およ
び(D)で示される化合物は次いでグリシジルエーテル
化して前記一般式(I)で示される芳香族イミドエポキ
シエーテルを得ることができる。
グリシジルエーテル化は、β−置換または非置換のエピ
ハロヒドリンを用いて、例えば、触媒を用いて末端の水
酸基をハロヒドリンエーテル化後、アルカリを用いて脱
ハロゲン化して行うことができる。
エピハロヒドリンとしてはエピクロルヒドリン、エピブ
ロムヒドリン、β−メチルエピクロルヒドリン、β−メ
チルエピブロムヒドリンなどが例示され、これらの1種
または2種以上が用いられる。また触媒としては、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、ナトリウムメトキシ
ド、カリウムメトキシド、塩化リチウム、水酸化リチウ
ム、トリエチルアミン、トリ−n−ブチルアミン、トリ
フェニルアミン、ジメチルベンジルアミン等の3級アミ
ン、テトラメチルアンモニウムクロライド、テトラメチ
ルアンモニウムブロマイド、テトラエチルアンモニウム
クロライド、テトラエチルアンモニウムブロマイド、テ
トラ−n−ブチルアンモニウムブロマイド、ベンジルト
リメチルアンモニウムクロライド、ベンジルトリエチル
アンモニウムブロマイド、テトラエチルアンモニウムア
イオダイド等の4級アンモニウム塩、ジエチルスルファ
イド、ジベンジルスルファイド、チオジグリコール、β
−ヒドロキシエチレンスルファイド等のチオエーテル、
三フッ化ホウ素などが例示され、これらの1種または2
種以上が用いられる。
ハロヒドリンエーテル化反応は好ましくは30乃至13
0℃の温度で行うことができる。通常は過剰のエピハロ
ヒドリンを用い反応溶媒を兼ねることができるが、必要
により他の溶媒を併用することができる。
次いで行なう脱ハロゲン化反応で用いられるアルカリと
しては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リ
チウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸リチウ
ム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム、ナトリウ
ムメトキシド、カリウムメトキシド、酢酸カリウム、酢
酸ナトリウム、ギ酸ナトリウム、水酸化カルシウム、水
酸化バリウム、水酸化ストロンチウム、トリメチルアミ
ン、トリエチルアミン等を挙げることができ、これらは
単独でまたは2種以上を混合して用いることができる
が、その使用量は当量以上であればよい。また脱ハロゲ
ン化の反応温度については30〜130℃が好ましく、
反応溶媒については特に制限されるものではない。
また、グリシジルエーテル化は、ハロヒドリンエーテル
化と脱ハロゲン化を同時に行わせる方法によって行うこ
ともできる。あるいは、アリルクロライド、アリルブロ
マイドなどでアリルエーテル化後、過酸化水素、過醋酸
などでエポキシ化する方法によっても行うことができ
る。
本発明の芳香族イミドエポキシエーテルを硬化するに
は、通常のエポキシ樹脂の硬化方法が用いられる。すな
わち3−フッ化ホウ素に代表されるルイス酸を触媒とす
る自己硬化、あるいはジシアジアミドやフェノールノボ
ラックなどのノボラック類、あるいはジアミノジフェニ
ルスルフォン、ジアミノフェニルメタンあるいはm−フ
ェニレンジアミン等で代表される芳香族アミン、ヘキサ
ヒドロ無水フタル酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸
あるいは無水ナジック酸で代表される酸無水物等で硬化
が可能である。
さらに本発明の芳香族イミドエポキシエーテルは末端ア
ミン型イミドオリゴマーあるいは末端酸無水物型イミド
オリゴマーなどの末端官能型イミドオリゴマーを用いて
硬化することも可能である。
上記の末端官能型イミドオリゴマーは、前記した芳香族
ジアミンと、芳香族テトラカルボン酸ジ無水物あるいは
トリカルボン酸の無水物をイミド化反応あるいはアミド
化及びイミド化反応して得られるが、末端アミン型の場
合はジアミンを過剰にし、末端酸無水物型の場合は酸無
水物を過剰に用いて合成することができる。
本発明方法によって得られる芳香族系イミドエポキシエ
ーテルは従来のエポキシ樹脂が有していたと同様の加工
性、硬化性、密着性など優れた特性を有し、その硬化物
も従来のエポキシ樹脂硬化物と同様の優れた機械的強度
及び耐薬品性を有し、加えて従来のものよりもさらに優
れた耐熱性を有することによって特徴づけられるもので
ある。
以下実施例において本発明をさらに具体的に説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。
実施例1 (末端水酸基含有イミド化合物の合成) 温度計、コンデンサー、攪拌機を装着した300m4
つ口フラスコに、m−アミノフェノール18.0g(0.1
65モル)、トリエチルアミン8.34g(0.0825モ
ル)、ジメチルアセトアミド120gを仕込み50℃ま
で昇温する。あらかじめ無水トリメリット酸クロライド
15.8g(0.075モル)をジメチルアセトアミド31.
6gに溶解しておき、50℃を保持しながらこの溶液を
滴下し、滴下後同温度で3時間保温する。保温後冷却し
て生成塩を過して除去する。
過後樹脂液を溶媒回収装置を装着した300m4つ
口フラスコにもどし、ジメチルアセトアミド60gを添
加して昇温する。温度が163℃になると留出が始まる
が、温度が170℃になるまでジメチルアセトアミドを
留去し、その後還流下に5時間保温する。
反応後水中に沈澱して生成物を分離する。次いでメタノ
ールからの再結晶により精製を行い、減圧乾燥して淡黄
色の粉末を得た。
このものは水酸基当量が182g/eqであり、元素分析結
果は、C67.0%、H3.61%、N7.50%であり、下
記の構造のものが得られた。
(エポキシ化) 温度計、コンデンサー、攪拌機を装着した100m4
つ口フラスコに上記アミドイミド化合物7.48g(0.0
20モル)、エピクロルヒドリン92.5g(1.0モ
ル)、トリエチルアミン0.085gを仕込み、105℃
で2時間保温を行う。保温後70℃に冷却して、28%
ナトリウムメトキシド8.10g(0.042モル)を仕込
み、さらに70℃で2時間保温する。保温後生成塩を
過し、残存するエピクロルヒドリンを留去後水に沈殿し
て水洗を行い減圧乾燥して、エポキシ化物を得た。
このものはエポキシ当量が282g/eq、融点が約80
℃であった。
実施例2 (末端水酸基含有イミド化合物の合成) 温度計、コンデンサー、窒素導入管、攪拌機を装着した
300m4つ口フラスコに、ベンゾフェノンテトラカ
ルボン酸無水物36.25g(0.1125モル)とm−ク
レゾール182.4gを仕込み、140℃まで昇温する。
溶解後m−アミノフェノール24.56g(0.225モ
ル)を仕込み、170℃まで昇温して同温度で6時間保
温する。この間窒素導入管から10/時間の流速で窒
素を流し、生成する水を留去する。反応後メタノールで
沈澱、洗浄を行い、減圧乾燥して淡黄色の粉末を得た。
このものは水酸基当量が252g/eqであり、元素分析結
果は、C68.71%、H3.34%、N5.63%であり、
下記の構造のものが得られた。
(エポキシ化) 温度計、コンデンサー、攪拌機を装着した100m4
つ口フラスコに、上記イミド化合物、5.04g(0.
01モル)、ジメチルスルフォキサイド37.0gを仕
込み溶解する。溶解後エピクロルヒドリン37.0g
(0.4モル)を仕込み、70℃まで昇温後さらに28
%ナトリウムメトキシド4.05g(0.021モル)
を仕込み、同温度で1時間保温する。保温後減圧下に残
存するエピクロルヒドリンを留去し、得られた樹脂液を
イソプロパノールと水の混合液を用いて、沈殿、洗浄を
行い、減圧乾燥してエポキシ化物を得た。このものはエ
ポキシ当量358g/eq.融点約130℃であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式 〔式中、Ar1、Ar2およびAr3は夫々独立に芳香族
    残基を表わし、Xは−NHCO−または を表わし、Rは水素または低級アルキル基を表わし、m
    は0または1以上の数を表わし、nは1または2を表わ
    す。〕 で示される芳香族系イミドエポキシエーテル。
JP952785A 1985-01-21 1985-01-21 芳香族系イミドエポキシエ−テル Expired - Lifetime JPH068298B2 (ja)

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