JPH0682974U - 剣山載置棚 - Google Patents

剣山載置棚

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JPH0682974U
JPH0682974U JP3012693U JP3012693U JPH0682974U JP H0682974 U JPH0682974 U JP H0682974U JP 3012693 U JP3012693 U JP 3012693U JP 3012693 U JP3012693 U JP 3012693U JP H0682974 U JPH0682974 U JP H0682974U
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和一郎 柴山
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合名会社秘色焼製陶所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 花瓶の断面開口部が楕円形状や変形のものに
ついても配置可能とする汎用性の高い剣山載置棚を得
る。 【構成】 円盤状板体11の周囲3ヵ所に弓状切欠部1
2を形成し、前記弓状切欠部12の切欠辺13と円盤状
板体11の円弧部14とを円盤状板体中心点に対して対
向させるよう剣山載置棚10を構成することにより、前
記円弧部14の側面が花瓶の内部側面に当接するととも
に、前記弓状切欠部12の存在により花瓶の開口部が円
形以外のものについても剣山載置棚を花瓶内に配置可能
とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、花瓶内に配置された剣山に花を活ける場合に、前記剣山を置くため の剣山載置棚に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ある程度の深さを有する花瓶に花を活ける場合、図5に示すように、花 瓶1内に剣山載置棚10を配置して底上げし、この剣山載置棚10上に剣山(図 示せず)を置いて、剣山に花を活けることが行なわれていた。剣山載置棚10と しては円盤状の板体を使用し、底部に近づくにしたがい開口部が狭くなる花瓶1 の内部側面に設けられた環状凸部3上に剣山載置棚10の周囲部を配置させ、こ の剣山載置棚10上に剣山を載置可能としている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような形状の剣山載置棚10によると、花瓶1の断面の 開口部2が円形状のものについては安定よく配置させることができるが、開口部 が楕円形状や変形形状のものについては、配置させることができないという問題 点があった。
【0004】 本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、花瓶の断面開口部が楕円形状や変 形形状のものについても配置可能とする汎用性の高い剣山載置棚を提供すること を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記従来例の問題点を解消するため請求項1の剣山載置棚は、円盤状板体の周 囲3ヵ所に弓状切欠部を設け、前記弓状切欠部の切欠辺と円盤状板体の円弧部と を円盤状板体中心点に対して対向させたことを特徴としている。
【0006】 請求項2の剣山載置棚は、請求項1の剣山載置棚において、弓状切欠部の切欠 辺の中央部が、円盤状板体の中心点より半径の3/4位置となるようにしている 。
【0007】 請求項3の剣山載置棚は、請求項1の剣山載置棚において、円盤状板体の円弧 部側面に傾斜部を形成している。
【0008】 請求項4の剣山載置棚は、請求項1の剣山載置棚において、各円弧部側面から 突出固定可能な棒状体を円盤状板体の裏面側にそれぞれ形成している。
【0009】
【作用】
請求項1及び請求項2の考案によれば、円盤状板体の周囲3ヵ所に弓状切欠部 を形成したので、前記弓状切欠部の存在により、花瓶の開口部が円形以外のもの についても剣山載置棚を花瓶内に配置させることができる。
【0010】 請求項3及び請求項4の考案によれば、円盤状板体の円弧部側面の傾斜部又は 棒状体の先端部が花瓶の内部側面に当接するように配置できるので、花瓶内壁に 鍔部を設けることなく、剣山載置棚を花瓶内に配置させることができる。
【0011】
【実施例】
本考案の一実施例について図1(a)、(b)及び図2を参照しながら説明す る。 剣山載置棚10は、例えば木材,プラスチック,金属,ゴム等の材料の板体で 形成され、円盤状板体11の周囲3ヵ所に弓状切欠部12を設けて構成されてい る。弓状切欠部12は、円盤状板体11の周囲に等間隔に形成され、弓状切欠部 12の切欠辺13と円盤状板体11の円弧部14とが円盤状板体11の中心点X に対してそれぞれ対向し、各切欠辺13の中点Yと円盤状板体11の中心点Xと を結ぶ線同士のなす角θが120度となるように構成されている。
【0012】 剣山載置棚10の弓状切欠部12は、その切欠辺13の中央部Yが、円盤状板 体11の中心点Xより半径rの3/4程度の位置となるよう、すなわち、弓状切 欠部12の最大幅lが半径rの略1/4幅となるよう構成されている。
【0013】 円盤状板体11の上面側には、円盤状板体11の中心点Xに対して同心円状に 配置される複数の環状溝部15が形成されている。円盤状板体11の円弧部14 の側面には、板厚dの1/2部分から円盤状板体11の裏面(環状溝部が形成さ れていない面)側に向って、傾斜部16が形成されている。また、円盤状板体1 1の中心には、貫通孔17が穿孔されている。
【0014】 円盤状板体11の各円弧部14寄りの裏面側には、中心点Xと円弧部14の中 点Zを結ぶ線に対して直交するように配置された一対の板片20から成る平行板 片21がそれぞれ装着されている。各板片20の中央部には孔22が設けられ、 この孔22を貫通するように棒状体23が配置されている。また、棒状体23は 、周囲にねじ山を有しており、板片20間に挟まれて配置されたナット24にね じ込むまれることにより、棒状体23の位置が固定されるようになっている。ま た、棒状体23の円弧部14側の先端部には、例えばゴムやプラスチック等の部 材で形成された押え部25が被冠され、棒状体23の位置を調節することにより 、前記押え部25が円弧部14側面から所望の長さだけ突出可能に形成されてい る。
【0015】 上記構成の剣山載置棚10によれば、図5の従来例で説明した環状凸部3を有 する花瓶の開口部に設置するような場合、棒状体23を外した円盤状板体11の 円弧部14の端部下面が鍔部上に配置されることにより剣山載置棚10が花瓶内 に固定される。円弧部14は円盤状板体11の周囲に等間隔に配置されているの で、剣山載置棚10を花瓶の開口部に安定よく配置させることができる。この際 、弓状切欠部12の存在により、図5に示した開口部が円形の花瓶1のみならず 、花瓶の開口部が円形以外の楕円形状や変形形状の開口部を有する花瓶について も剣山載置棚10を内部に配置させることができる。
【0016】 弓状切欠部12の切欠辺13の中央部Yが、円盤状板体11の中心点Xより半 径rの略3/4位置とすることにより、花瓶の開口部に剣山載置棚10を安定よ く配置するために必要な円弧部14を確保するとともに、楕円形状や変形形状の 開口部の配置には不必要な弓状切欠部12の面積を大きくとることができる。
【0017】 環状凸部3が存在しない花瓶の開口部に設置するような場合においても、円弧 部14の側面に傾斜部16を形成したので、傾斜部16が花瓶の開口部の内壁に 当接して剣山載置棚10を花瓶内部に安定よく配置させることができる。 また、円弧部14の側面から棒状体23を突出させて固定することにより、押 え部25の頭部を花瓶の開口部の内壁に当接させて、剣山載置棚10を花瓶内部 に安定よく配置させることができる。更に、棒状体23の突出位置を調節するこ とにより、底面に近づくにしたがい開口部が狭くなる花瓶の内部の任意位置で剣 山載置棚10を固定させることができる。
【0018】 円盤状板体11の上面側に環状溝部15を形成することにより、円盤状板体1 1の上面に載置される剣山の位置ずれを防止することができる。
【0019】 剣山載置棚10の中心部に貫通孔17を設けているので、図3に示すように裏 面側から貫通孔17に足部18を装着すれば、底部に近づくにしたがい開口部が 狭くならず、例えば図4に示すように開口部において同一面積の断面が連続する 花瓶4についても、花瓶4内部に剣山載置棚10を配置させることができる。
【0020】
【考案の効果】
請求項1及び請求項2の考案によれば、円盤状板体の周囲3ヵ所に弓状切欠部 を形成したので、前記弓状切欠部の存在により、花瓶の開口部が円形以外のもの についても花瓶内に配置可能とし、汎用性の高い剣山載置棚を得ることができる 。
【0021】 請求項3及び請求項4の考案によれば、円盤状板体の円弧部側面の傾斜部又は 棒状体の先端部が花瓶の内部側面に当接するように配置できるので、花瓶内壁に 鍔部を設けることなく、剣山載置棚を花瓶内に配置させることができ、花瓶の製 造コストの軽減を図ることができる。
【0022】 請求項4の考案によれば、更に、棒状体の突出位置を調節することにより、花 瓶内部の任意位置で剣山載置棚を固定することができ、設定位置の自由度が高い 剣山載置棚とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本考案に係る剣山載置棚の一実施例
を示す平面説明図、(b)は(a)のA−A線断面説明
図である。
【図2】 本考案に係る剣山載置棚の一実施例を示す裏
面説明図である。
【図3】 足部を装着した場合の剣山載置棚の斜視説明
図である。
【図4】 本実施例の剣山載置棚が配置可能な花瓶の断
面説明図である。
【図5】 従来の剣山載置棚が配置された花瓶の斜視断
面説明図である。
【符号の説明】
10…剣山載置棚、 11…円盤状板体、 12…弓状
切欠部、 13…切欠辺、 14…円弧部、 15…環
状溝部、 16…傾斜部、 17…貫通孔、18…足
部、 21…平行板片、 23…棒状体、 25…押え

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円盤状板体の周囲3ヵ所に弓状切欠部を
    設け、前記弓状切欠部の切欠辺と円盤状板体の円弧部と
    を円盤状板体中心点に対して対向させたことを特徴とす
    る剣山載置棚。
  2. 【請求項2】 弓状切欠部の切欠辺の中央部が、円盤状
    板体の中心点より半径の3/4位置となる請求項1の剣
    山載置棚。
  3. 【請求項3】 円盤状板体の円弧部側面に傾斜部を形成
    した請求項1の剣山載置棚。
  4. 【請求項4】 各円弧部側面から突出して固定可能な棒
    状体を円盤状板体の裏面側にそれぞれ形成した請求項1
    の剣山載置棚。
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