JPH0682922U - 携帯収納具 - Google Patents

携帯収納具

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Publication number
JPH0682922U
JPH0682922U JP3419793U JP3419793U JPH0682922U JP H0682922 U JPH0682922 U JP H0682922U JP 3419793 U JP3419793 U JP 3419793U JP 3419793 U JP3419793 U JP 3419793U JP H0682922 U JPH0682922 U JP H0682922U
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP3419793U
Other languages
English (en)
Inventor
重子 稲葉
Original Assignee
重子 稲葉
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯時と収納・取り出し時の各々に適切な異
なる形状を確保することができる独立した二つの収納部
を連接してなる携帯収納具の提供。 【構成】 収納空積と開口を有する適宜形状の二つの独
立した収納部1・1’と適宜長さのベルト4とからな
り、当該収納部1・1’の双方をその任意の端縁部2・
2’で相互に可動状に連接せしめるとともに、ベルト4
の両端の各々を収納部1・1’夫々の外周部の任意位置
に付着し、携帯時と収納・取り出し時の各々に適切な異
なる形状が得られるよう構成したことを特徴とする、携
帯収納具。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は携帯収納具、さらに詳しくは、カバン・バッグ・容器などとして利用 できる二つの独立した収納部を有する携帯収納具に関する。
【0002】
【従来の技術と問題点】
二つ以上の収納部を有するカバン・バッグ・容器など携帯収納具は、従来から 種々提案され提供されてきた。それらは、著しく多岐に亙る外形を呈するもので はあるが、構造的には何れも相対的に大形な主収納部と相対的に小形な副収納部 とからなり、大形な主収納部の外部若しくは内部に小形な副収納部を固定的に付 設するものであった。(換言すれば、概念的には単一の収納具の内部を二つ以上 の収納部に区分するか、或は二つ以上の収納具を一体の収納具として固定的に組 合せるかの何れかに帰着するに過ぎない。)
【0003】 これら従来提案・提供された二つ以上の収納部を有する携帯収納具に於ても、 収納物をその形状・内容・性質・使用頻度などに応じて区分し収納部毎に収納す ることは可能であるが、二つ以上の収納部が一体的・固定的に結ばれ携帯時と収 納・取り出し時双方の収納具外形が同形でなければならないために、大きな制約 と限界を余儀なくされている。即ち、携帯時と収納・取り出し時の作業内容が著 しく異なり、必然的に夫々の場面で要求される収納具形状が異なるにも拘らず、 一元的な外形を以てこの異なる形状要求(通常は、相互に矛盾する)に対処しな ければならないからである。当然のことながら、携帯時と収納・取り出し時と言 う相互に異なる形状要求を満たす一元的な外形などは存在せず、その結果として 携帯・区分収納・取り出しの何れの場面においても制約と不便を伴う極めて妥協 的な収納具外形を提供して終わらなければならないのである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題とそのための手段】
本考案は、上記した従来品の問題を解決し、二つ以上の収納部を有する効果と 実益を確保することができる新規な携帯収納具の提供を目的とするものである。
【0005】 本考案は、従来品の問題が二つ以上の収納部を一体的・固定的に形成すること =即ち、収納時と携帯時の収納具外形が基本的に同形であらねばならないこと= に起因することに着目し、二つ以上の独立した収納部が相互に連接されながらも その相対位置を変化できる=収納時と携帯時でそれぞれの作業に適した異なる収 納具外形を確保できる=よう構成することで、上記の目的を達するものである。
【0006】
【実施例】
以下、図1乃至図5に示す実施例に基づき、本考案に係る携帯収納具の詳細を 説明する。
【0007】 図1乃至図3は、本考案に係る携帯収納具の一実施例を示すもので、その斜面 部に開閉自在な開口5・5’を設け適厚な収納空積を付与してなる側面略直角三 角形状の二つの独立した収納部1・1’からなり、当該収納部1・1’を夫々の 底面部が長手方向同一線上に直列し斜面部が対向する位置に配設せしめるととも に、両収納部1・1’の対接する端縁部2・2’を連接片3で可動状に連接し、 併せて適宜長さのベルト4の両端の各々を収納部1・1’双方の側周部の任意位 置に渡して付着し両者を結んでなるものである。
【0008】 本考案に係る携帯収納具は以上の構成を有してなるものであるから、収納物の 収納・取り出しに際しては、この携帯収納具を単に適宜場所に置き底面部で支え るだけで収納部1・1’の斜面部に設けられた開口5・5’が自動的且つ完全に 開披・露呈された状態となり、如何なる支障・煩雑さも伴うことなく収納物を簡 便・確実に収納し或は取り出すことができる。 他方、本考案に係る携帯収納具の携帯に際しては、ベルト4を持ち或は腕・肩 などに掛けるだけで収納部1・1’の斜面部の開口5・5’が対接した略菱形へ と自動的に変形する。これは、収納・取り出し時の開披外形との比較で容易に分 かる通り、携帯収納具によって占有される空間外形(嵩)が携帯に適した形状に 縮小したことに他ならず、容易且つ簡便な携帯が確保できるとともに、その開口 5・5’が外部には全く露呈せず隠される点で極めて安全でもある。 また、図1に示す如く、携帯時に対接する収納部1・1’の斜面部の照応する 適宜位置にスナップ、磁石などの係着具6・6’を付設すれば、携帯時に於ける 収納部1・1’の対接をより確実にし、より安全な携帯を得ることができる。 さらに、同様に図1乃至図3に示したように、収納部1・1’双方の外周側縁 上部位置などに環状具7・7’を付設すれば、携帯時に於けるベルト4を環状具 7・7’に環挿してその長さを任意に調節することも可能である。
【0009】 図1乃至図3の図示実施例では、二つの独立した収納部1・1’を夫々の底面 部が長手方向の同一線上に直列し斜面部が対向する位置に配設せしめたが、図4 の実施例に示す通り、収納部1・1’を長手方向で平行する二線上に位置させそ の端縁部2・2’が対接するように配設し、両底面端部を連接片3で可動状に連 接することも可能である。この実施例に於ても、収納・取り出し時には携帯収納 具が開披して収納・取り出しに便宜な形状となり、携帯時には側周部で対接し重 なる形状へと縮小変形して簡便・容易な携帯を確保することができる。この場合 にも、収納・取り出しのための開口5・5’を携帯時に対接して重なる側面部位 置に設ければ、携帯時に於ける開口5・5’の露呈を避けることができる。
【0010】 また、図5も本考案に係る携帯収納具のその他の実施例を示すものであり、二 つの独立した収納部1・1’を夫々の底面の端縁部2・2’が対接する位置に配 設するとともに、この端縁部2・2’の上端縁側で連接片3により可動状に連接 したものである。当該実施例に於ても、携帯時と収納・取り出し時の夫々に適切 な異なる形状と利用を確保することができ、さらに携帯時に対接して重なる側面 部位置に開口5・5’を設けることで携帯時の開口5・5’露呈を避け得る。
【0011】 尚、本考案に係る携帯収納具の素材は、収納部1・1’に適厚の収納空積を与 えられる限り特段の限定はなく、布・皮革・合成樹脂・紙など任意の素材を用い ることができる。 また、各実施例を通じて図示した収納部1・1’の外形形状も例示に過ぎず、 その利用を妨げない全ゆる形状が任意に採用できることは勿論である。 さらに、図1乃至図5の各実施例では、連接片3を用いて二つの独立した収納 部1・1’を可動状に連接しているが、他の全ての公知な連接手段を用い得るこ とは言うまでもない。
【0012】
【考案の効果】
以上のように、本考案に係る携帯収納具によれば、相互に独立した二つの収納 部を可動状に連接するとともにベルトで結ぶと言う極めて簡易な構成によって、 携帯時と収納・取り出し時の外形を変化させ夫々に適切な形状を簡便に確保する ことができ、従来提案・提供された二つ以上の収納部を有する携帯収納具では避 けることができなかった問題を効果的に根絶・解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る携帯収納具の構成部材の一実施例
を示す斜視図である。
【図2】本考案に係る携帯収納具の携帯時の形状を示す
正面図である。
【図3】本考案に係る携帯収納具の携帯時の他の形状を
示す正面図である。
【図4】本考案に係る携帯収納具の他の実施例を示す斜
視図である。
【図5】本考案に係る携帯収納具の他の実施例を示す斜
視図である。
【符合の説明】
1・1’ 収納部 2・2’ 端縁部 3 連接片 4 ベルト 5・5’ 開口 6・6’ 係着具 7・7’ 環状具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納空積と開口を有する適宜形状の二つ
    の独立した収納部1・1’と適宜長さのベルト4とから
    なり、当該収納部1・1’の双方をその任意の端縁部2
    ・2’で相互に可動状に連接せしめるとともに、ベルト
    4の両端の各々を収納部1・1’夫々の外周部の任意位
    置に付着し、携帯時と収納・取り出し時の各々に適切な
    異なる形状が得られるよう構成したことを特徴とする、
    携帯収納具。
JP3419793U 1993-05-19 1993-05-19 携帯収納具 Pending JPH0682922U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3419793U JPH0682922U (ja) 1993-05-19 1993-05-19 携帯収納具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3419793U JPH0682922U (ja) 1993-05-19 1993-05-19 携帯収納具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0682922U true JPH0682922U (ja) 1994-11-29

Family

ID=12407446

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JP3419793U Pending JPH0682922U (ja) 1993-05-19 1993-05-19 携帯収納具

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