JPH0682481B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
- Publication number
- JPH0682481B2 JPH0682481B2 JP63025346A JP2534688A JPH0682481B2 JP H0682481 B2 JPH0682481 B2 JP H0682481B2 JP 63025346 A JP63025346 A JP 63025346A JP 2534688 A JP2534688 A JP 2534688A JP H0682481 B2 JPH0682481 B2 JP H0682481B2
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- Japan
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- signal
- output
- magnetic recording
- input
- changeover switch
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、２つの回転ヘッドより得られる各再生信号を
切換スイッチを介して１フィールド毎に交互に切換え、
連続した信号として出力するようになされた磁気記録再
生装置に関し、特にHi−FiVTRに適用される。
切換スイッチを介して１フィールド毎に交互に切換え、
連続した信号として出力するようになされた磁気記録再
生装置に関し、特にHi−FiVTRに適用される。
（従来の技術） 従来の磁気記録再生装置の再生信号処理系の回路構成の
一例を第４図に示す。また、第５図に同処理系の各部の
信号波形図を示す。
一例を第４図に示す。また、第５図に同処理系の各部の
信号波形図を示す。
第４図において、21はCh1の回転ヘッド、22はCh2の回転
ヘッド、23,24はロータリヘッド、25,26はアンプ、27は
切換スイッチ、28は磁気テープである。
ヘッド、23,24はロータリヘッド、25,26はアンプ、27は
切換スイッチ、28は磁気テープである。
すなわち、回転ヘッド21,22によって磁気テープ28から
再生された信号S11,S12は、１フィールド毎に交互に出
力される〔第５図（ａ），（ｂ）参照〕。これらの信号
S11,S12をそれぞれアンプ25,26を通した後、切換スイッ
チ27の各端子a,bに入力する。この切換スイッチ27をヘ
ッドスイッチングパルスS13〔第５図（ｃ）参照〕によ
って切換制御することにより、共通端子ｃからは、前記
信号S11,S12が１フィールド毎に交互に出力され、第５
図（ｄ）に示すような信号（再生FM信号）S14として出
力される。
再生された信号S11,S12は、１フィールド毎に交互に出
力される〔第５図（ａ），（ｂ）参照〕。これらの信号
S11,S12をそれぞれアンプ25,26を通した後、切換スイッ
チ27の各端子a,bに入力する。この切換スイッチ27をヘ
ッドスイッチングパルスS13〔第５図（ｃ）参照〕によ
って切換制御することにより、共通端子ｃからは、前記
信号S11,S12が１フィールド毎に交互に出力され、第５
図（ｄ）に示すような信号（再生FM信号）S14として出
力される。
（発明が解決しようとする課題） しかしながら、切換スイッチの共通端子ｃから出力され
る再生FM信号S14は、１フィールド毎の接続される部分
でその一部が欠除され、実際には不連続な信号として出
力されることになる。このため、復調する際にその不連
続部分の復調信号がノイズとなって現れるといった問題
があった。
る再生FM信号S14は、１フィールド毎の接続される部分
でその一部が欠除され、実際には不連続な信号として出
力されることになる。このため、復調する際にその不連
続部分の復調信号がノイズとなって現れるといった問題
があった。
（課題を解決するための手段） 上記課題を解決するため、本発明の磁気記録再生装置
は、２つの回転ヘッドにより得られる各再生信号を切換
スイッチを介して１フィールド毎に交互に切換え、連続
した信号として出力するようになされた磁気記録再生装
置に適用し、２つの回転ヘッドより得られる前記各再生
信号を入力とするANDゲート回路と、このANDゲート回路
の出力信号を積分する積分器と、この積分器からの出力
信号がクロック入力端子に入力され、ヘッドスイッチン
グパルスがデータ入力端子に入力されることにより、前
記切換スイッチの切換えのタイミングを制御する制御信
号を出力するＤ−フリップフロップとを備えた構成とす
る。
は、２つの回転ヘッドにより得られる各再生信号を切換
スイッチを介して１フィールド毎に交互に切換え、連続
した信号として出力するようになされた磁気記録再生装
置に適用し、２つの回転ヘッドより得られる前記各再生
信号を入力とするANDゲート回路と、このANDゲート回路
の出力信号を積分する積分器と、この積分器からの出力
信号がクロック入力端子に入力され、ヘッドスイッチン
グパルスがデータ入力端子に入力されることにより、前
記切換スイッチの切換えのタイミングを制御する制御信
号を出力するＤ−フリップフロップとを備えた構成とす
る。
（作用） 両回転ヘッドから出力された信号は、コンパレータによ
って方形波に波形整形された後、ANDゲート回路に入力
され、このANDゲート回路からは入力信号の「Ｌ」期間
に支配された信号が出力される。この信号を積分器で積
分した後、Ｄ−フリップフロップのクロック端子に入力
する。一方、Ｄ−フリップフロップのデータ入力端子に
は、ヘッドスイッチングパルスが入力されている。した
がって、Ｄ−フリップフロップの出力端子からは、１ク
ロック遅れたヘッドスイッチングパルスが切換スイッチ
の切換制御信号として出力される。すなわち、コンパレ
ータを通過した各再生信号が共に「Ｈ」となっている期
間に、必ず切換スイッチを切換えるように制御すること
により、各再生信号の接続部分のFM周期が異常に高くな
ることによって発生するスイッチングノイズを軽減させ
ることができる。これにより、切換スイッチの出力端子
からは、連続した再生FM信号が出力されることになる。
って方形波に波形整形された後、ANDゲート回路に入力
され、このANDゲート回路からは入力信号の「Ｌ」期間
に支配された信号が出力される。この信号を積分器で積
分した後、Ｄ−フリップフロップのクロック端子に入力
する。一方、Ｄ−フリップフロップのデータ入力端子に
は、ヘッドスイッチングパルスが入力されている。した
がって、Ｄ−フリップフロップの出力端子からは、１ク
ロック遅れたヘッドスイッチングパルスが切換スイッチ
の切換制御信号として出力される。すなわち、コンパレ
ータを通過した各再生信号が共に「Ｈ」となっている期
間に、必ず切換スイッチを切換えるように制御すること
により、各再生信号の接続部分のFM周期が異常に高くな
ることによって発生するスイッチングノイズを軽減させ
ることができる。これにより、切換スイッチの出力端子
からは、連続した再生FM信号が出力されることになる。
（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第１図は、本発明の磁気記録再生装置の再生信号処理系
の概略構成を示している。
の概略構成を示している。
同図において、１はCh1の回転ヘッド、２はCh2の回転ヘ
ッド、3,4はロータリヘッド、5,6はコンパレータ、７は
切換スイッチ、８はAND回路、９は積分器、10はＤ−フ
リップフロップ、11は磁気テープである。
ッド、3,4はロータリヘッド、5,6はコンパレータ、７は
切換スイッチ、８はAND回路、９は積分器、10はＤ−フ
リップフロップ、11は磁気テープである。
次に、上記構成の磁気記録再生装置の動作を第２図に示
す各部の信号波形図を参照して説明する。
す各部の信号波形図を参照して説明する。
回転ヘッド1,2によって磁気テープ11から再生された各
信号は、各ロータリヘッド3,4を介して出力され、各コ
ンパレータ5,6によってそれぞれ方形波に波形整形され
る。この波形整形された各再生信号S1,S2〔第２図
（ａ），（ｂ）参照〕は、切換スイッチ７の各端子a,b
に入力されるとともに、AND回路８の各入力端子に入力
される。
信号は、各ロータリヘッド3,4を介して出力され、各コ
ンパレータ5,6によってそれぞれ方形波に波形整形され
る。この波形整形された各再生信号S1,S2〔第２図
（ａ），（ｂ）参照〕は、切換スイッチ７の各端子a,b
に入力されるとともに、AND回路８の各入力端子に入力
される。
ここで、第５図（ａ），（ｂ）に示したCh1,Ch2の各々
の再生FM信号を拡大して示すと、第３図（ａ），（ｂ）
のようになる。これをコンパレータ5,6を通過させるこ
とにより、同図（ｃ），（ｄ）に示す出力波形となる。
第２図（ａ），（ｂ）に示した出力波形（再生信号S1,S
2）は、この第３図（ｃ），（ｄ）に示した出力波形の
オーバーラップ部（破線により示す）を拡大して示した
ものである。ここで、原理的には、第２図（ａ），
（ｂ）の波形はほぼ一致することになるが、ドラムの回
転むらやテープテンションのばらつき等が原因で、実際
には第２図（ａ），（ｂ）に示したように、両信号S1,S
2の波形は一致しないことになる。
の再生FM信号を拡大して示すと、第３図（ａ），（ｂ）
のようになる。これをコンパレータ5,6を通過させるこ
とにより、同図（ｃ），（ｄ）に示す出力波形となる。
第２図（ａ），（ｂ）に示した出力波形（再生信号S1,S
2）は、この第３図（ｃ），（ｄ）に示した出力波形の
オーバーラップ部（破線により示す）を拡大して示した
ものである。ここで、原理的には、第２図（ａ），
（ｂ）の波形はほぼ一致することになるが、ドラムの回
転むらやテープテンションのばらつき等が原因で、実際
には第２図（ａ），（ｂ）に示したように、両信号S1,S
2の波形は一致しないことになる。
AND回路８からは、入力信号S1,S2の「Ｌ」期間に支配さ
れた信号S3〔第２図（ｃ）参照〕が出力され、この信号
S3は積分器９によって積分された後〔第２図（ｄ）参
照〕、Ｄ−フリップフロップ10のクロック端子（CK）に
入力される。一方、Ｄ−フリップフロップ10のデータ入
力端子（Ｄ）にはヘッドスイッチングパルスS5〔第２図
（ｅ）参照〕が入力されている。したがって、Ｄ−フリ
ップフロップ10の出力端子（Ｑ）からは、１クロック遅
れてタイミングの合ったヘッドスイッチングパルスS
6〔第２図（ｆ）参照〕が切換スイッチ７の切換制御信
号として出力されることになる。
れた信号S3〔第２図（ｃ）参照〕が出力され、この信号
S3は積分器９によって積分された後〔第２図（ｄ）参
照〕、Ｄ−フリップフロップ10のクロック端子（CK）に
入力される。一方、Ｄ−フリップフロップ10のデータ入
力端子（Ｄ）にはヘッドスイッチングパルスS5〔第２図
（ｅ）参照〕が入力されている。したがって、Ｄ−フリ
ップフロップ10の出力端子（Ｑ）からは、１クロック遅
れてタイミングの合ったヘッドスイッチングパルスS
6〔第２図（ｆ）参照〕が切換スイッチ７の切換制御信
号として出力されることになる。
すなわち、コンパレータ5,6を通過した各再生信号S1,S2
が共に「Ｈ」となっている期間に、必ず切換スイッチ７
を切換えるように制御することにより、各再生信号S1,S
2の接続部分のFM周期が異常に高くなることによって発
生するスイッチングノイズを軽減することができる。つ
まり、従来のようにヘッドスイッチングパルスS5によっ
て切換スイッチ７を切換えた場合には、第２図（ｇ）中
に示すように急激な信号変化が発生し、その部分でスイ
ッチングノイズ12が生じてしまうことになるからであ
る。これにより、切換スイッチ７の共通端子ｃからは、
連続した再生FM信号S7が出力されることになる。
が共に「Ｈ」となっている期間に、必ず切換スイッチ７
を切換えるように制御することにより、各再生信号S1,S
2の接続部分のFM周期が異常に高くなることによって発
生するスイッチングノイズを軽減することができる。つ
まり、従来のようにヘッドスイッチングパルスS5によっ
て切換スイッチ７を切換えた場合には、第２図（ｇ）中
に示すように急激な信号変化が発生し、その部分でスイ
ッチングノイズ12が生じてしまうことになるからであ
る。これにより、切換スイッチ７の共通端子ｃからは、
連続した再生FM信号S7が出力されることになる。
（発明の効果） 本発明の磁気記録再生装置は、２つの回転ヘッドより得
られる前記各再生信号を入力とするANDゲート回路と、
このANDゲート回路の出力信号を積分する積分器と、こ
の積分器からの出力信号がクロック入力端子に入力さ
れ、ヘッドスイッチングパルスがデータ入力端子に入力
されることにより、前記切換スイッチの切換えのタイミ
ングを制御する制御信号を出力するＤ−フリップフロッ
プとを備え、コンパレータを通過した各再生信号が共に
「Ｈ」となっている期間に、切換スイッチを切換えるよ
うに構成したので、各再生信号の接続部分のFM周期が異
常に高くなることによって発生するスイッチングノイズ
を軽減することができる。
られる前記各再生信号を入力とするANDゲート回路と、
このANDゲート回路の出力信号を積分する積分器と、こ
の積分器からの出力信号がクロック入力端子に入力さ
れ、ヘッドスイッチングパルスがデータ入力端子に入力
されることにより、前記切換スイッチの切換えのタイミ
ングを制御する制御信号を出力するＤ−フリップフロッ
プとを備え、コンパレータを通過した各再生信号が共に
「Ｈ」となっている期間に、切換スイッチを切換えるよ
うに構成したので、各再生信号の接続部分のFM周期が異
常に高くなることによって発生するスイッチングノイズ
を軽減することができる。
第１図は本発明の磁気記録再生装置の再生信号処理系の
回路構成図、第２図は同装置の各部の信号波形図、第３
図（ａ），（ｂ）はCh1,Ch2の各再生FM信号を拡大して
示した図、同図（ｃ），（ｄ）は同図（ａ），（ｂ）に
示した各再生FM信号をコンパレータを通過させることに
よって得られた信号波形図、第４図は従来の磁気記録再
生装置の再生信号処理系の回路構成図、第５図は同装置
の各部の信号波形図である。 1,2……回転ヘッド、3,4……ロータリヘッド 5,6……コンパレータ、７……切換スイッチ ８……AND回路、９……積分器 10……Ｄ−フリップフロップ
回路構成図、第２図は同装置の各部の信号波形図、第３
図（ａ），（ｂ）はCh1,Ch2の各再生FM信号を拡大して
示した図、同図（ｃ），（ｄ）は同図（ａ），（ｂ）に
示した各再生FM信号をコンパレータを通過させることに
よって得られた信号波形図、第４図は従来の磁気記録再
生装置の再生信号処理系の回路構成図、第５図は同装置
の各部の信号波形図である。 1,2……回転ヘッド、3,4……ロータリヘッド 5,6……コンパレータ、７……切換スイッチ ８……AND回路、９……積分器 10……Ｄ−フリップフロップ
Claims (1)
- 【請求項１】２つの回転ヘッドにより得られる各再生信
号を切換スイッチを介して１フィールド毎に交互に切換
え、連続した信号として出力するようになされた磁気記
録再生装置において、 ２つの回転ヘッドより得られる前記各再生信号を入力と
するANDゲート回路と、 このANDゲート回路の出力信号を積分する積分器と、 この積分器からの出力信号がクロック入力端子に入力さ
れ、ヘッドスイッチングパルスがデータ入力端子に入力
されることにより、前記切換スイッチの切換えのタイミ
ングを制御する制御信号を出力するＤ−フリップフロッ
プとを備えたことを特徴とする磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63025346A JPH0682481B2 (ja) | 1988-02-04 | 1988-02-04 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63025346A JPH0682481B2 (ja) | 1988-02-04 | 1988-02-04 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01201852A JPH01201852A (ja) | 1989-08-14 |
| JPH0682481B2 true JPH0682481B2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=12163319
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63025346A Expired - Fee Related JPH0682481B2 (ja) | 1988-02-04 | 1988-02-04 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0682481B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03105703A (ja) * | 1989-09-19 | 1991-05-02 | Sanyo Electric Co Ltd | ロータリトランスのクロストーク軽減回路 |
-
1988
- 1988-02-04 JP JP63025346A patent/JPH0682481B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01201852A (ja) | 1989-08-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |