JPH0682436A - パーティキュレート測定装置 - Google Patents

パーティキュレート測定装置

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Publication number
JPH0682436A
JPH0682436A JP26064892A JP26064892A JPH0682436A JP H0682436 A JPH0682436 A JP H0682436A JP 26064892 A JP26064892 A JP 26064892A JP 26064892 A JP26064892 A JP 26064892A JP H0682436 A JPH0682436 A JP H0682436A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
particulates
collected
laser generator
carbon dioxide
Prior art date
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Pending
Application number
JP26064892A
Other languages
English (en)
Inventor
Kennosuke Kojima
建之助 小島
Minoru Shimooka
実 下岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Horiba Ltd
Original Assignee
Horiba Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Horiba Ltd filed Critical Horiba Ltd
Priority to JP26064892A priority Critical patent/JPH0682436A/ja
Publication of JPH0682436A publication Critical patent/JPH0682436A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルタ上に断続的に捕集されたパーティキ
ュレートを各別に単独に高速で完全燃焼させることので
きるパーティキュレート装置を提供する。 【構成】 フィルタ5上に断続的に捕集したパーティキ
ュレートPを各独立に燃焼させる炭酸ガスレーザ発生装
置6を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディーゼルエンジンから
の排ガスを定量分析するためのパーティキュレート測定
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディーゼルエンジンからの排気ガ
ス中のパーティキュレートを測定する装置では、例え
ば、ディーゼルエンジンから排出される高温の排気ガス
に空気を導入して希釈をおこなうダイリューショントン
ネルの下流部から分岐させたサンプルガス流路にフィル
タを対応させて配置し、そのフィルタ上にパーティキュ
レートを捕集した後、そのフィルタを酸素ガス等によっ
て約1000℃に加熱してパーティキュレート中のH
C,C,S等を燃焼させ、その燃焼ガスを酸化触媒に接
触させてから分析計に導入して定量的に分析していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、サンプルガ
ス流路から導出されるサンプルガスを、ディスク状のフ
ィルタ上に断続的にサンプリングすることがあり、この
場合には、フィルタ上にパーティキュレートが間欠円弧
状に捕集されることが多い。このような捕集法では、燃
焼過程において各サンプリングポイント毎にパーティキ
ュレートが単独に加熱されなければならない。
【0004】しかるに、酸素ガス等による加熱では、燃
焼時の熱伝導によって隣接するサンプリングポイントも
高温になるため、捕集したサンプルの組成が変化した
り、一部が燃焼してしまうようなことがあり、各サンプ
リングポイント間のピッチを大きく設定しなければなら
なかった。そのため、フィルタの使用効率が低くなり、
ランニングコストが高くなるという難点があった。さら
に、完全燃焼させるために、高価な酸化触媒を必要とす
ることもランニングコストを高める原因となっていた。
また、酸素ガスによる燃焼では、加熱燃焼の応答が遅い
という難点もあり、リアルタイムの測定が困難であっ
た。
【0005】本発明はこのような実情に鑑みてなされ、
フィルタ上に断続的に捕集されたパーティキュレートを
各別に単独に高速で完全燃焼させることのできる酸化触
媒の不要なパーティキュレート測定装置を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するための手段を以下のように構成している。すな
わち、第1の発明では、ディーゼルエンジンから排出さ
れる排ガスが空気で希釈されてサンプルガス流路から一
定流量供給され、そのサンプルガス流路に対応させたフ
ィルタ上に断続的に捕集したパーティキュレートを各独
立に燃焼させる炭酸ガスレーザ発生装置が設けられてい
ることを特徴としている。
【0007】また、第2の発明では、前記炭酸ガスレー
ザ発生装置に代えて、光学系を介して集光される赤外光
源が設けられていることを特徴としている。
【0008】
【作用】大出力の得られる炭酸ガスレーザ発生装置、も
しくは、光学系を介して集光される赤外光源によって各
サンプリングポイントを局部的に強力に加熱することが
できる。つまり、レーザもしくは集光された赤外光の強
い指向性を利用することによってサンプリングポイント
をピンポイント的に高速加熱することにより完全に燃焼
させることができる。よって、迅速な燃焼応答が得られ
るとともに、酸化触媒が不要となる。
【0009】
【実施例】以下に本発明のパーティキュレート測定装置
の好ましい実施例を図面を用いて詳細に説明する。図1
はパーティキュレート測定装置1の加熱部2の構成を示
し、パルスモータ3によって回転駆動されるディスク状
の台板4の上に、パーティキュレートPを断続的に捕集
した後のディスク状の石英のフィルタ5(図2参照)が
上載されており、そのフィルタ5に対応するように、炭
酸ガスレーザ発生装置6が設けられている。その炭酸ガ
スレーザ発生装置6は、図示しない駆動手段によって、
台板4の半径方向に沿って移動されるように構成され、
酸素ガス雰囲気中、又は浄化された空気中で、フィルタ
5上に捕集された各パーティキュレートPに逐一対応し
てこれを個別にピンポイント的に高速度で完全燃焼させ
ることができるようになっている。従って、別途酸化触
媒を要することなくパーティキュレートP中のHC,
C,S等をCO2 ,H2 O,SO2 等の燃焼ガスに変化
させることができる。
【0010】その炭酸ガスレーザ発生装置6の先端部は
台板4上のフィルタ5に対して局部的に包囲され、その
内部に酸素ガスもしくは浄化空気を取り込めるようにす
る一方、対応する台板4の裏面には吸気管7の管口7a
が臨んでおり、かつその周囲が局部的に包囲されて各パ
ーティキュレートPの燃焼ガスを逃さぬように捕集して
これを吸気管7内に導入させ、常に一定量の燃焼ガスが
NDIR(非分散型赤外線ガス分析計)10に導入される
ようになっている。
【0011】そして、そのNDIR10の各検出器によっ
てそれぞれ各成分が定量的に検出され、その検出信号が
それぞれ対応するプリアンプで増幅されて演算回路に入
力され、HC,C,Sの重量が算出される。図1中、符
号9はポンプ、11は定流量装置(コンスタント・ボリュ
ーム・サンプラー)である。
【0012】このようなパーティキュレート測定装置1
では、大出力が発揮される炭酸ガスレーザ発生装置6に
よって、断続的に捕集された各パーティキュレートPが
単独に各別に高速加熱され完全燃焼されるため、その熱
影響が隣接しているパーティキュレートPに及ぶことな
く信頼性の高い分析値をリアルタイムに近い状態で得る
ことができる。また、隣接し合うサンプリングポイント
間の間隔を詰めることができ、フィルタ5の使用効率を
高めて、ランニングコストの低減化を図ることが可能と
なる。そして、炭酸ガスレーザによる完全燃焼がおこな
われるため、酸化触媒が不要となり、ランニングコスト
のさらなる低減化が可能となった。
【0013】なお、図示は省略するが、上述の各パーテ
ィキュレートPを加熱するための加熱源としては、ミラ
ー、レンズ等の光学系を通して集光させた赤外光源を用
いても略同等の効果を得ることができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明もしく
は第2の発明によれば、大出力を得られる炭酸ガスレー
ザ発生装置、もしくは、光学系を介して集光される赤外
光源によってフィルタ上に断続的に捕集された各パーテ
ィキュレートをピンポイント的に高速燃焼させるので、
各サンプリングポイントを単独に燃焼させることがで
き、他に熱影響を与えることがなく信頼性の高い分析値
を得ることができる。また、各サンプリングポイント間
の間隔を詰めることができ、フィルタの使用効率が向上
し、ランニングコストの低減を図ることが可能となる。
さらに、酸化触媒を要さずランニングコストのより一層
の低減が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本第1の発明のパーティキュレート測定装置の
要部構成図である。
【図2】同フィルタ上に断続的に捕集されたパーティキ
ュレートと炭酸ガスレーザ発生装置との対応を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1…パーティキュレート測定装置、5…フィルタ、6…
炭酸ガスレーザ発生装置、P…パーティキュレート。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディーゼルエンジンから排出される排ガ
    スが空気で希釈されてサンプルガス流路から一定流量供
    給され、そのサンプルガス流路に対応させたフィルタ上
    に断続的に捕集したパーティキュレートを各独立に燃焼
    させる炭酸ガスレーザ発生装置が設けられていることを
    特徴とするパーティキュレート測定装置。
  2. 【請求項2】 前記炭酸ガスレーザ発生装置に代えて、
    光学系を介して集光される赤外光源が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のパーティキュレート測
    定装置。
JP26064892A 1992-09-02 1992-09-02 パーティキュレート測定装置 Pending JPH0682436A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26064892A JPH0682436A (ja) 1992-09-02 1992-09-02 パーティキュレート測定装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP26064892A JPH0682436A (ja) 1992-09-02 1992-09-02 パーティキュレート測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0682436A true JPH0682436A (ja) 1994-03-22

Family

ID=17350839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26064892A Pending JPH0682436A (ja) 1992-09-02 1992-09-02 パーティキュレート測定装置

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JP (1) JPH0682436A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6068408A (en) * 1995-10-19 2000-05-30 Nsk Ltd. Cage for a rolling bearing

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6068408A (en) * 1995-10-19 2000-05-30 Nsk Ltd. Cage for a rolling bearing

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