JPH0682361U - 自閉式引戸 - Google Patents

自閉式引戸

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JPH0682361U
JPH0682361U JP4993392U JP4993392U JPH0682361U JP H0682361 U JPH0682361 U JP H0682361U JP 4993392 U JP4993392 U JP 4993392U JP 4993392 U JP4993392 U JP 4993392U JP H0682361 U JPH0682361 U JP H0682361U
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JP
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free
door
vehicle
rail
stop vehicle
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JP4993392U
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JP2561253Y2 (ja
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英二 木村
敏章 井口
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Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 通常は、扉は自由車(40)とフリーストップ車
(5)によって吊り下げ支持されており、フリーストップ
車(5)の中間停止機構によって任意の開き位置に保持で
き、扉に一定以上の閉じ方向の力を加えることにより、
停止機構が解除され、レールの傾斜と扉の自重によって
扉は自動的に閉じる。非常時、フリーストップ車(5)に
連繋した上下動装置(6)に通電がなされてフリーストッ
プ車(5)が上昇し、該フリーストップ車(5)近傍の補助
自由車(4)がフリーストップ車(5)に代ってレール(2)
に接地し、レールの傾斜と扉の自重によって扉(1)は自
動的に閉じる。 【効果】 通電によってフリーストップ車(5)と補助自
由車(4)を置き換え、人手を要することなく速やかに扉
を閉じることができ、防火扉として採用すれば、被害の
拡大を防止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、レールの傾斜と扉の自重によって自動的に閉じる引戸に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
閉じ方向に低く傾斜したレールに吊り車を介して扉を吊るし、レールの傾斜と 扉の自重によって扉を自動的に閉じる機構は良く知られている。 吊り車の1つにフリーストップ車を採用することによって、任意の開き位置に 扉を保持することも行なわれている。
【0003】 公知の如く、フリーストップ車は、扉の開き方向には自由に回転するが、閉じ 方向の回転に対して一定の外力を加えない限り回転しない停止機構を内蔵してい る。従って、中間開き位置で扉から手を離しても、扉はフリーストップ車の停止 機構によって開き位置に保持される。 一時的に閉じ方向に力を加えるとフリーストップ車の停止機構が解除され、レ ールの傾斜と扉の自重によって扉は自動的に閉じる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
フリーストップ車を具えた引戸は、任意の開き位置に扉を保持できる利点があ るが、閉じる際に外力を要し、これは専ら人の力に頼らねばならない。従って火 災発生等の非常時に、扉を閉じることが出来ずに、被害を大きくする問題がある 。 本考案は、フリーストップ車による中間停止機能を失うことなく、非常時には 、通電によってフリーストップ車をレールから浮上させ自動的に扉を閉じること のできる引戸を提供するものである。
【0005】
【課題を解決する手段】 本考案の自閉式扉は、閉じ方向に低く傾斜したレール(2)に吊るされスライド する扉(1)と、扉(1)の上端両側にレール(2)上を転動可能に取付けられた自由 車(40)及びフリーストップ車(5)と、フリーストップ車(5)に連繋され通電によ ってフリーストップ車(5)を上昇させる上下動装置(6)と、扉(1)上のフリース トップ車(5)の近傍定位置に配備され該フリーストップ車(5)がレール(2)に接 地した状態ではレールから浮上し、フリーストップ車(5)が上昇したときに該フ リーストップ車(5)に代ってレールに接地する補助自由車(4)とで構成される。
【0006】
【作用及び効果】
通常は、扉は1つの自由車(40)と1つのフリーストップ車(5)によって吊り下 げ支持されており、フリーストップ車(5)の停止機構(51)によって任意の開き位 置に保持でき、閉じ方向に力を加えることにより、停止機構が解除され、レール の傾斜と扉の自重によって扉は自動的に閉じる。
【0007】 非常時、上下動装置(6)に通電がなされてフリーストップ車(5)が上昇し、該 フリーストップ車(5)近傍の補助自由車(4)がフリーストップ車(5)に代ってレ ール(2)に接地し、即ち、扉(1)は2つの自由車(4)(40)で吊り下げ支持される 。 このフリーストップ車(5)と補助自由車(4)の交替動作により、レールの傾斜 と扉の自重によって扉(1)は自動的に閉じる。
【0008】 上記の如く、通電によってフリーストップ車(5)と補助自由車(4)を置き換え ることによって、人手を要することなく速やかに扉を閉じることができ、被害の 拡大を防止できる。
【0009】
【実施例】
図1に示す如く、扉(1)は閉じ方向に低く傾斜した吊りレール(2)によって スライド可能に支持される。 図4の如くレール(2)は、下端開口のレールボックス(7)に収容され、該ボッ クスの側板(71)は、蝶番(72)にて開閉可能に取付けられている。
【0010】 扉(1)の上端両側に断面コ字状の支持部材(3)(30)が固定され、閉じ側支持部 材(30)に自由車(40)、開き側支持部材(3)に補助自由車(4)が1個づつ軸承配備 される。自由車(40)、補助自由車(4)ともに、左右何れの方向にも回転自由であ る。 開き側支持部材(3)には補助自由車(4)の近傍にて、フリーストップ車(5)が 上下動装置(6)に連繋して上下動可能に配備される。 フリーストップ車(5)の構造については公知であるので構造説明は省略するが 、フリーストップ車(5)に内蔵した停止機構(51)に、レバー(62)に回転不能に固 定した支持軸(50)が嵌まり、フリーストップ車(5)の扉の開き方向の回転は許す が、閉じ方向の回転は阻止する。但し、扉に一定以上の閉じ方向の力が作用すれ ば、停止機構(51)が解除され、閉じ方向にも円滑に回転するものである。
【0011】 図2、図3に示す如く上下動装置(6)は、支持部材(3)にレバー(62)をその中 間を貫通した回転支持軸(61)によって垂直面内にて揺動可能に設け、レバー(62) の一端側にフリーストップ車(5)、他端側に係合軸(63)を設けている。
【0012】 支持部材(3)には、枢軸(68)によってアーム(64)が垂直面内で回動可能に支持 され、該アームの上端は支持部材(3)上に設けたソレノイド(66)の出没軸(67)に 連結片(65)を介して枢支連結されている。 アーム(64)の下端に上記係合軸(63)に係脱可能な爪片(60)が形成される。
【0013】 レバー(62)はバネ(69)によってフリーストップ車(5)側が持上がる方向に付勢 され、アーム(64)の爪片(60)が係合軸(63)に引っ掛かってフリーストップ車(5) を下降位置に保持している。
【0014】 ソレノイド(66)が作動し、図2において、アーム(64)が枢軸(68)を中心に反時 計方向に回転すると、係合軸(63)と爪片(60)の係合が外れ、レバー(62)が回転支 軸(61)を中心に時計方向に回転し、フリーストップ車(5)が上昇する。 フリーストップ車(5)が1〜2mm上昇した時点で、レバー(62)がストッパ(8) に当って停止する。
【0015】 上記2つの自由車(4)(40)及びフリーストップ車(5)は、レール(2)を含む同 一垂直面内にある。 又、補助自由車(4)とフリーストップ車(5)は、フリーストップ車(5)が下降 位置にありレール(2)に接地した状態では、補助自由車(4)がレール(2)から僅 か浮上しており、前記上下動装置(6)が作動してフリーストップ車(5)が上昇す れば、補助自由車(4)が接地してフリーストップ車(5)がレール(2)から浮上す る高さ位置関係にある。
【0016】 上下動装置(6)のソレノイド(66)は、スプリンクラーを作動させる煙感知装置 、火災報知器等の非常事態警報装置(図示せず)に電気的に接続されている。
【0017】 然して、通常は、扉は自由車(40)とフリーストップ車(5)によってレール(2) に吊り下げ支持されているため、フリーストップ車(5)の停止機構(51)によって 任意の開き位置に保持できる。
【0018】 中間開き位置に保持された扉(1)に対して閉じ方向に力を加えると、フリース トップ車(5)の停止機構が解除され、レールの傾斜と扉の自重によって扉は自動 的に閉じる。
【0019】 非常時、上下動装置(6)のソレノイド(66)に通電がなされるとフリーストップ 車(5)が上昇し、該フリーストップ車(5)近傍の補助自由車(4)がフリーストッ プ車(5)に代ってレール(2)に接地し、即ち、扉(1)は自由車(40)と補助自由車 (4)で吊り下げ支持される。 このフリーストップ車(5)と補助自由車(4)の交替動作により、レール(2)の 傾斜と扉の自重によって扉(1)は自動的に閉じる。
【0020】 上記の如く、本願の引戸は通電によってフリーストップ車(5)と補助自由車( 4)を置き換えることによって、人手を要することなく速やかに扉を自動的に閉 じることができ、防火対策扉として最適である。 尚、上昇したフリーストップ車(5)を元位置に復帰させ、扉の中間停止機能を 復活するには、扉(1)の補助自由車(4)をレール(2)から浮上させる様に扉(1) を持上げつつ、レールボックス(7)の側板(71)を開き、バネ(69)に抗してレバー (62)を反時計方向に回転させ、係合軸(63)とアーム下端の爪片(60)を係合すれば 可い。
【0021】 又、フリーストップ車(5)に連繋する上下動装置(6)は、通電によってフリー ストップ車(5)の位置を変位させる機構であれば、その構成は問わず、又、駆動 源もソレノイドに限定されることはなく、モータでも実施できるのは勿論であり 、実施例の構成に限定されることはなく、実用新案登録請求の範囲に記載の範囲 で種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】自閉式引戸の概略説明図である。
【図2】上下動装置の説明図である。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図4】図2のB−B線に沿う断面図である。
【符号の説明】
(1) 扉 (2) レール (4) 補助自由車 (40) 自由車 (5) フリーストップ車 (6) 上下動装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閉じ方向に低く傾斜したレール(2)に吊
    るされスライドする扉(1)と、扉(1)の上端両側にレー
    ル(2)上を転動可能に取付けられた自由車(40)及びフリ
    ーストップ車(5)と、フリーストップ車(5)に連繋され
    通電によってフリーストップ車(5)を上昇させる上下動
    装置(6)と、扉(1)上のフリーストップ車(5)の近傍定
    位置に配備され該フリーストップ車(5)がレール(2)に
    接地した状態ではレールから浮上し、フリーストップ車
    (5)が上昇したときに該フリーストップ車(5)に代って
    レールに接地する補助自由車(4)とで構成されている自
    閉式引戸。
JP4993392U 1992-07-16 1992-07-16 自閉式引戸 Expired - Lifetime JP2561253Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150114345A (ko) * 2014-04-01 2015-10-12 엘지전자 주식회사 제습기 및 제습기의 워터탱크 인출 방법
CN105257127A (zh) * 2015-10-28 2016-01-20 江西百胜门控设备有限公司 一种升降支撑轮总成及悬臂平移门

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JP2561253Y2 (ja) 1998-01-28

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