JPH068232A - 生配合物製造プラント - Google Patents

生配合物製造プラント

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Publication number
JPH068232A
JPH068232A JP9988891A JP9988891A JPH068232A JP H068232 A JPH068232 A JP H068232A JP 9988891 A JP9988891 A JP 9988891A JP 9988891 A JP9988891 A JP 9988891A JP H068232 A JPH068232 A JP H068232A
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JP
Japan
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coarse grain
compounded
measuring
coarse
raw compound
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Pending
Application number
JP9988891A
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English (en)
Inventor
Tatsue Sawaguchi
達栄 沢口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kitagawa Iron Works Co Ltd
Original Assignee
Kitagawa Iron Works Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kitagawa Iron Works Co Ltd filed Critical Kitagawa Iron Works Co Ltd
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Publication of JPH068232A publication Critical patent/JPH068232A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生配合物における主に流動性の向上をはかる
ことのできる装置を得ることにある。 【構成】 配合粒状体A1、A2と水硬性物質粉体B1
と配合液体C1、C2とを混練して生配合物F2を得る
に際し、前記配合粒状体A1、A2を貯蔵する複数の貯
蔵槽13、14の下方部位へ備えた供給手段313と該
供給手段313から供給される配合粒状体A1、A2の
粗粒率を測定する粗粒率確認手段333、4331、4
332、4333、4334とから構成され、該粗粒率
確認手段333、4331、4332、4333、43
34が測定した粗粒率に基づいて前記供給手段313を
介して各配合粒状体供給量の増減調整が実施される構造
になされている生配合物製造プラント。 【効果】 混練工程の直近で配合粒状体の粒度補正を実
施することから正確な粗粒率の配合粒状体が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配合粒状体(粗骨材、
細骨材、‥‥)、水硬性物質粉体(セメント、石膏、‥
‥)、配合液体(水、水溶液、‥‥)、‥‥を混練材料
にして生配合物(生モルタル、生コンクリート、‥‥)
を得る際に用いる生配合物製造プラントに関する。
【0002】
【従来の技術】JISA5308レデーミクストコンク
リートによれば、定期的に(種類にもよるが最底で月1
回以上)骨材(砂利、砂)の粗粒率(骨材の大小粒が混
合している割合を粒度毎の重量の百分率で表わしたも
の)を測定することが義務づけられている。そしてこの
粗粒率測定は、通常においてコンクリート製造プラント
から離れた位置にある試験室内で実施されている。
【0003】ところで、近年の傾向としてレデーミクス
トコンクリートにおける強度の増強要求、またその流動
性の向上要求、さらには振動器を用いないで打設できる
ことの要求、‥‥が年々高まっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本出願人は、これ等の
生コンクリート類における要求を解消するために、先に
特開昭62−27504号(砂の性状改良装置)、特開
昭57−191008号(ミキサによる生コンクリート
の製造方法)を提案している。
【0005】本願発明は、これら生コンクリート類を含
む生配合物における主に流動性の向上をはかる点にあ
る。そして特に配合粒状体の粗粒率が、流動性に大きく
関係している点に着目したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかるに本願発明は、従
来プラントにおける計量手段に加え粗粒率が正確に測定
することのできる粗粒率確認手段を新規に備えたもので
ある。
【0007】
【作用】貯蔵槽からの配合粒状体を計量手段へ供給する
際に、該供給量の一部必要量を粗粒率確認手段へも供給
することによって配合粒状体の粗粒率を正確に計測し、
安定した必要粗粒率の配合粒状体を次工程のミキサへ供
給するものである。
【0008】
【実施例1】具体的な実施例について添付図の生コンク
リート製造プラントを用いて説明する。
【0009】2図は、従来の生コンクリート製造プラン
トのフロー図を示す。図において異なる種類の骨材が混
入しないように仕切られた複数の貯蔵槽11、12、1
3、‥‥及び該貯蔵槽毎の下方部位へ備え且つエアシリ
ンダの伸縮力で開閉するなどのゲート21、22、2
3、‥‥がそれぞれ備えられている。そして、貯蔵槽1
1、12、13、‥‥の下部には、各種骨材を計量する
計量器31、33、‥‥と、該計量器の下方部位へ図示
しないシュートを介するなどして備えるミキサ51、5
2が配設されている。なお、各計量器には夫々のゲート
41、43、‥‥が備えられている。
【0010】しかるに、図示しない外部ストックヤード
から供給ベルコン2を介して搬送されてくる骨材Aは、
ターンシュート5で各貯蔵槽11、12、13、‥‥の
夫々へふり分けられて所望の貯蔵槽内へ供給・貯留され
る。
【0011】一方、骨材の粗粒率は係る生コンクリート
製造プラントとは別な離れた場所にある試験室で事前に
測定して求める。この粗粒率をもとにして各骨材の夫々
の配合比を決定し、この決定値から必要量の骨材量を計
量器31、33、‥‥の夫々で計量する。
【0012】係る計量された各骨材は、混練材料として
ミキサ51を経てミキサ52へ、またはミキサ52へ直
接供給されて生コンクリートを製造する。
【0013】ここで、ミキサ51では通常モルタルを製
造するが、このミキサ51を省略する場合もある。
【0014】次に本願発明の実施例について説明する。
【0015】具体的には、図2における各計量器31、
33、‥‥の夫々に並設させて図示しない振動ふるい機
331、333、‥‥の夫々が備えられており、さらに
該上方部位には図示しないベルトコンベア311、31
3、‥‥の夫々が設けてある。
【0016】図1は、図2における貯蔵槽13、14に
関連する部分の詳細を示す本願発明に係る実施例であ
る。図において各貯蔵槽13、14には夫々骨材が貯留
されており、貯蔵槽13の骨材の方が貯蔵槽14のもの
よりも平均粒径大なるものが貯留されている。
【0017】この貯蔵槽13、14の下方部位にはベル
トコンベア313が設けてあり、さらに下方部位には計
量器33と振動ふるい機333とが図示の如く並設され
ている。
【0018】なお、振動ふるい機333は、骨材が砂で
ある例において、その上部には大きい網目の5mmふる
いが固設され、下方に行くに従って小さい網目のふるい
となり、最下部には0.15mmのふるいがそれぞれ配
設されており、各ふるい毎に設けた取り出し口が下方の
サブ計量器4331、4332、4333、4334の
夫々に連設されている。
【0019】
【作用】貯蔵槽13下部のゲート23を開放して内部の
荒砂を振動ふるい機333へまたは計量器33へ選択的
に払出すに際し、先ず荒砂をベルトコンベア313の上
部へ層状に積荷しながら矢印イの指向方向へ移送して振
動ふるい機333へ供給する。供給された荒砂は、振動
ふるい機333における各層のふるいによってふるい毎
の粒度に分けられてから次工程のサブ計量器4331、
4332、4333、4334の夫々へ移送され各粒度
毎に計量される。この計量値をもとにして荒砂の粗粒率
を確認する。
【0020】他方、貯蔵槽14にある細砂についても荒
砂同様の手順を経て、即ちサブ計量器4331、433
2、4333、4334の各計量値をもとにして細砂の
粗粒率を確認する。
【0021】この際に、ベルトコンベア313と振動ふ
るい機333の間に乾燥器を連設し、砂を乾燥させた後
に振動ふるい機333へこの乾燥砂を供給すれば短時間
でふるい分けることができる。
【0022】しかる後に砂の設計粗粒率となすべく荒砂
と細砂との配合割合を計算機で算出し、算出された割合
に相当する荒砂と細砂との計量が計量器33を用いて累
積計量される。
【0023】なお、計量器33への荒砂または細砂の供
給は、前記ベルトコンベア313の上部へ層状に積荷し
た荒砂または細砂を矢印アの指向方向へ移送することに
よって行われる。
【0024】説明を省くが、砂利においても貯蔵槽11
の荒砂利と貯蔵槽12の細砂利についての各粗粒率を砂
と同様になして確認し、同様な手順を経て荒砂利と細砂
利との計量が計量器31を用いて累積計量される。
【0025】また、ベルトコンベアを各貯蔵槽毎に夫々
1本を備える構造となす場合もある。
【0026】以上の手順を経て用意された混練材料を用
い、図2に示す如く先ずミキサ51によってモルタルF
1を製造し、該モルタルF1をベースにしてミキサ52
によって生コンクリートF2を製造するか、または図1
に示す如くミキサ53へ全ての混練材料を投入して生コ
ンクリートF2を製造する。
【0027】図示しないが、正・逆転するベルトコンベ
ア311、313、‥‥に代え二又ダンパとなして貯蔵
槽11、12、13、‥‥の骨材Aを計量器31、3
3、‥‥と振動ふるい機331、333、‥‥とのいず
れかに選択しながら供給する構造の供給手段になすこと
もできる。
【0028】
【実施例2】本提案は、新素材としての建材或は軽量材
を製造する場合にも有用である。この場合には、配合粒
状体として軽量骨材が用いられ、必要に応じ配合粉体を
加えた混練材料が用いられる。
【0029】
【発明の効果】粗粒率確認手段を備えることによって粒
度補正ができ、従来装置において得ることのできなかっ
た正確な粗粒率の配合粒状体を用いた生配合物が得られ
る。
【0030】配合粒状体の計量手段における計量工程の
段階で、即ち混練工程の直近で粒度補正することから、
粗粒率のバラツキが極めて少ない配合粒状体を用いた生
配合物が得られる。
【0031】当然のことながら流動性においては、従来
生配合物で得ることのできない優れた生配合物が得られ
る著効を奏するものである。
【図面の詳細な説明】
【図1】本図は、細骨材の計量手段に備える粗粒率確認
手段を示す。
【図2】本図は、従来の生コンクリート製造プラントの
フロー図を示す。
【符号の説明】
11、12 ‥‥‥‥‥‥ 貯蔵槽 311、313 ‥‥‥‥ 供給手段(ベルトコンベ
ア) 31、33 ‥‥‥‥‥‥ 計量手段(計量器)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配合粒状体を貯蔵する複数の貯蔵槽と、
    該貯蔵槽の下方部位へ備え且つ内部にある配合粒状体を
    次工程へ供給する供給手段と、該供給手段から供給され
    る配合粒状体の夫々を計量する複数の計量手段と、該計
    量手段に並設させると共に前記供給手段から供給される
    配合粒状体の粗粒率を測定する粗粒率確認手段とから構
    成され、しかも前記粗粒率確認手段により測定した粗粒
    率に基づき前記供給手段を介して配合粒状体供給量の増
    減調整が実施される構造になされている生配合物製造プ
    ラント。
  2. 【請求項2】 前記粗粒率確認手段が、複数段の層状ふ
    るい構造になされている請求項1の生配合物製造プラン
    ト。
  3. 【請求項3】 前記供給手段が、正・逆転するベルトコ
    ンベアである請求項1の生配合物製造プラント。
  4. 【請求項4】 前記供給手段が、二又ダンパである請求
    項1の生配合物製造プラント。
JP9988891A 1991-02-01 1991-02-01 生配合物製造プラント Pending JPH068232A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011011335A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Nikko Co Ltd 生コンクリート製造プラントの骨材計量方法及び計量装置
CN102298254A (zh) * 2011-08-16 2011-12-28 刘坎坎 隐藏式投影仪吊架

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011011335A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Nikko Co Ltd 生コンクリート製造プラントの骨材計量方法及び計量装置
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