JPH0682284A - 電磁流量計 - Google Patents

電磁流量計

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JPH0682284A
JPH0682284A JP14927893A JP14927893A JPH0682284A JP H0682284 A JPH0682284 A JP H0682284A JP 14927893 A JP14927893 A JP 14927893A JP 14927893 A JP14927893 A JP 14927893A JP H0682284 A JPH0682284 A JP H0682284A
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JP
Japan
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noise
differential
excitation
calculation
flow rate
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Application number
JP14927893A
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English (en)
Inventor
Takashi Torimaru
尚 鳥丸
Ikumitsu Ishikawa
郁光 石川
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 商用周波数より高い周波数で励磁しながら励
磁電流の切り換えに伴って発生する微分ノイズを有効に
除去し得るように改良した電磁流量計を提供するにあ
る。 【構成】 3値励振方式の電磁流量計において、第1・
第3励磁期間でサンプリングされたサンプル値を用いて
検出電極間に発生する直流ノイズ電圧を除去する演算を
実行する第1ノイズ除去演算手段と、第2励磁期間でサ
ンプリングされたサンプル値を用いて直流ノイズ電圧を
除去して第2励磁期間における異なる時点の微分ノイズ
2、n3を抽出する演算を実行する第2ノイズ除去演算
手段と、微分ノイズn2、n3を用いて[n3(n2 2+n3
2)/(n2 2−n3 2)]なる演算によって第1・第3励
磁期間における微分ノイズn1を推定する微分ノイズ推
定手段と、この微分ノイズn1と第1ノイズ除去演算手
段で得られた演算結果とを用いて測定流量を演算する流
量演算手段とを具備するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば正負の励磁期間
とこれらの間に休止期間を有する期間を単位としてこれ
等を繰り返す励磁をして検出電極に発生する測定流量に
対応する信号を検出する電磁流量計に係り、特に、商用
周波数より高い周波数で励磁しながら励磁電流の切り換
えに伴って発生する微分ノイズを有効に除去し得るよう
に改良した電磁流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】電磁流量計には励磁方式から分類する
と、工業用としては(a)商用電源による商用周波数に
よる商用周波励磁方式、(b)商用周波数より低い低周
波での低周波励磁方式、(c)低周波と商用周波との複
合励磁方式などが代表的なものとして提案され実用化さ
れている。
【0003】商用周波励磁方式は、安価であり応答速度
も速いが、微分ノイズに基づくゼロ点変動が大きい欠点
をもっている。また、低周波励磁方式は周波数が低いの
で微分ノイズが少なくこのためゼロ点は安定であるが、
応答速度が悪くこの低周波の励磁周波数帯と同じ周波数
帯に測定流体に含まれるスラリーなどにより発生する1
/fノイズが発生し出力に変動を与える欠点がある。
【0004】そこで、これらの商用周波励磁方式と低周
波励磁方式との各々が持つ欠点を除去するために、これ
等の各方式を検出電極に対して並列に構成し各々ハイパ
スフイルタとローパスフイルタを用いて合体した複合ル
ープを持つ複合励磁方式が提案され実用化されている。
この複合励磁方式によれば、低周波励磁方式の持つゼロ
点の安定性と、商用周波励磁方式の持つ高速応答性とを
持つ電磁流量計が実現できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような複合励磁方式の電磁流量計は、ゼロ点安定性、高
速応答性などの利点はあるが、低周波と商用周波の2つ
の周波数ループを持つので、信号処理に多くのパワーを
必要とする。
【0006】したがって、この複合励磁方式の電磁流量
計は、例えば負荷側から2本の伝送線で電源の供給を受
けると共にこの伝送線を介して流量信号を統一信号(4
〜20mA)として負荷側に伝送する2線式の電磁流量
計を動作させようとする場合などには、2系統のループ
の信号処理をする関係からパワー不足に陥いる上に、S
/N比の低下をも招く。
【0007】また、1/fノイズも商用周波数の程度の
周波数では充分に低減されず、出力変動の要因をなすと
いう問題がある。そこで、本発明は1/fノイズの完全
な低減、小電力形の簡潔な演算処理、ゼロ点安定性、高
速応答性、S/N比の低下防止が実現できるように改良
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の課題を
解決するための第1の構成として、第1・第3励磁レベ
ル期間とこれらの中間の第2励磁レベル期間を単位とし
てこれ等を繰り返す励磁をして検出電極に発生する測定
流量に対応する信号を検出する電磁流量計において、先
の第1・第3励磁レベル期間でサンプリングされたサン
プル値を用いて先の検出電極間に発生する直流ノイズ電
圧を除去する演算を実行する第1ノイズ除去演算手段
と、先の第2励磁レベル期間でサンプリングされたサン
プル値を用いて先の直流ノイズ電圧を除去して第2励磁
レベル期間における異なる時点の微分ノイズn2、n3
抽出する演算を実行する第2ノイズ除去演算手段と、先
の微分ノイズn2、n3を用いて[n3(n2 2+n3 2)/
(n2 2−n3 2)]なる演算によって先の第1・第3励磁
レベル期間における微分ノイズn1を推定する微分ノイ
ズ推定手段と、この微分ノイズn1と先の第1ノイズ除
去演算手段で得られた演算結果とを用いて先の測定流量
を演算する流量演算手段とを具備するようにしたもので
ある。
【0009】また、第2、第3の構成としては、第1の
構成に対して、微分ノイズの演算に用いるデータをフイ
ルタによって平均化した平均値を用い、さらに流量演算
の出力を先のフイルタの時定数に比べて小さいフイルタ
により平均化する。
【0010】
【作 用】第1ノイズ除去演算手段は第1・第3励磁レ
ベル期間でサンプリングされたサンプル値を用いて検出
電極間に発生する直流ノイズ電圧を除去する演算を実行
する。
【0011】第2ノイズ除去演算手段は第2励磁レベル
期間でサンプリングされたサンプル値を用いて先の直流
ノイズ電圧を除去して第2励磁レベル期間における異な
る時点の微分ノイズn2、n3を抽出する演算を実行す
る。
【0012】微分ノイズ推定手段は先の微分ノイズ
2、n3を用いて[n3(n2 2+n3 2)/(n2 2
3 2)]なる演算によって先の第1・第3励磁レベル期
間における微分ノイズn1を推定する。流量演算手段は
この微分ノイズn1と先の第1ノイズ除去演算手段で得
られた演算結果とを用いて測定流量を演算して出力す
る。
【0013】また、第2、第3請求項に記載された構成
によれば、微分ノイズの演算に用いるデータをフイルタ
によって平均化した平均値を用い、さらに流量演算の出
力を先のフイルタの時定数に比べて小さいフイルタによ
り平均化するようにしたので、流量信号の応答は維持し
ながら演算誤差を小さくすることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を用いて説
明する。図1は本発明の1実施例の構成を示すブロック
図である。
【0015】10はセラミックスパイプ或いは内面に絶
縁のためのライニングが施されたステンレススチールな
どの非磁性の導管である。更に、この導管10とは絶縁
して一対の検出電極11、12が固定されている。ま
た、測定流体Qを接地するために接液電極13が共通電
位点COMに接続されている。
【0016】導管10の外部には励磁コイル14が固定
されており、ここに励磁電流I1が励磁回路15の内部
の定電流源から一定の電流として供給されている。一
方、検出電極11、12は、差動増幅器16(簡単のた
め増幅度は1とする)の各入力端に接続されており、こ
こでコモンモードノイズなどが除去された後にサンプリ
ング回路17に出力される。
【0017】サンプリング回路17はサンプリングスイ
ッチSW1、ホールドコンデンサC、バッフア増幅器Q1
などで構成され、サンプリング信号SMP1により差動
増幅器16の出力電圧をサンプリングしてホールドコン
デンサCにホールドする。ホールドされたホールド電圧
VHはアナログ/デジタル変換回路18を介してマイク
ロプロセッサ19に取り込まれる。
【0018】マイクロプロセッサ19は取り込まれたデ
ータを用いて所定の演算を実行して流量信号FSとして
出力端20に出力すると共に所定のタイミング信号TS
1をアナログ/デジタル変換回路18に出力してその変
換動作を制御する。
【0019】また、マイクロプロセッサ19は、サンプ
リング回路17のサンプリングスイッチSW1を制御す
るサンプリング信号SMP1をサンプリングスイッチS
1に出力する。
【0020】この他、マイクロプロセッサ19は、励磁
回路15に励磁電流I1を切り換えるタイミング信号T
2を出力して定電流源からの定電流を切り換えて励磁
電流I1の波形を制御する。
【0021】次に、以上のように構成された実施例の動
作について図2に示す波形図、図3に示す演算フロー図
を用いて説明する。励磁回路15はマイクロプロセッサ
19からのタイミング信号TS2により内部の定電流源
から出力される定電流を図2(a)に示すようにサンプ
リング期間をTとして+I10の定常値を持つ第1励磁レ
ベル期間としての励磁期間α(0〜4T)、第2励磁レ
ベル期間としての休止期間β(4T〜8T)、−I10
定常値を持つ第3励磁レベル期間としての励磁期間γ
(8T〜12T)、第2励磁レベル期間としての期間δ
(12T〜18T)を1単位として繰り返す励磁電流I
1として励磁コイル14に供給する。ただし、簡単のた
め第2励磁レベルはゼロレベルとしてある。
【0022】これにより、検出電極11、12には測定
流体Qの流量に対応した信号電圧v S、磁場が入力回路
で形成されるループを切ることによって、及び測定流体
Qに流れる渦電流などによって発生する微分ノイズ
Z、測定流体Qと検出電極11、12が接触すること
によって発生する直流電圧vdがそれぞれ加算された電
極間電圧eSが発生する。
【0023】したがって、電極間電圧eSは eS=vS+nZ+vd (1) となる。ここで、直流電圧vdは信号処理期間の間では
一定とみなす。また、微分ノイズnZは図2(b)に示
すように、励磁電流I1を微分回路を通したノイズ波形
をしている。
【0024】この電極間電圧eSは、差動増幅器16で
インピーダンス変換されてその出力端に出力され、この
出力はサンプリング回路17でサンプリング信号SMP
1によりサンプリングされる(図3のステップ1)。
【0025】サンプリングされホールドされたホールド
電圧VHは、アナログ/デジタル変換回路18でデジタ
ル信号に変換されてマイクロプロセッサ19のメモリに
格納される。
【0026】ここで、各期間α、β、γ、及びδでサン
プリングされるサンプル電圧e(α)、e(β1)、e(β2)、
e(γ)、e(δ1)、e(δ2)は、次のようになる。先ず、正
の励磁期間αでのサンプリングは、励磁電流I1の立ち
上がりから3T〜4Tの期間で行われ、次式のようにな
る。
【0027】 e(α)=vS・T+n1+vd・T (2) ここで、n1はこの励磁期間αの期間3T〜4Tでサン
プリングされる微分ノイズの大きさを示す。
【0028】次に、休止期間βでのサンプリングは、励
磁電流I1の立ち下がりからT〜2Tの期間、或いは3
T〜4Tで行われ、それぞれ次式のようになる。 e(β1)=−n2+vd・T (3) e(β2)=−n3+vd・T (4) ここで、n2、n3はこの休止期間βのT〜2T、及び3
T〜4Tでサンプリングされる微分ノイズの大きさをそ
れぞれ示す。
【0029】負の励磁期間γでのサンプリングは、励磁
電流I1の立ち下がりから3T〜4Tの期間で行われ、
次式のようになる。 e(γ)=−vS・T−n1+vd・T (5) 休止期間δでのサンプリングは、励磁電流I1の立ち上
がりからT〜2Tの期間、或いは3T〜4Tで行われ、
それぞれ次式のようになる。 e(δ1)=n2+vd・T (6) e(δ2)=n3+vd・T (7)
【0030】これらの(2)〜(7)式で示すサンプル
電圧は、それぞれマイクロプロセッサ19内のプロセッ
サ(CPU)の制御の基に、例えば内蔵されるランダム
アクセスメモリ(RAM)に格納される。
【0031】次に、図3に示すステップ2に移行する。
ここでは、励磁期間α、γにおけるサンプル電圧
((2)式、(5)式)を用いて、直流電圧vdを除去
する次の演算を実行して、その結果をランダムアクセス
メモリ(RAM)の所定領域に格納する。 e(α)−e(γ)=2・(vS・T+n1) (8)
【0032】更に、ステップ3に移行する。ここでは、
(3)式と(6)式、及び(4)式と(7)式に示す休
止期間β、δにおけるサンプル電圧を用いて、直流電圧
dを除去する次の演算を実行して、その結果をランダ
ムアクセスメモリ(RAM)の所定領域に格納する。 e(δ1)−e(β1)=2・n2 (9) e(δ2)−e(β2)=2・n3 (10)
【0033】次に、ステップ4に移行して微分ノイズの
演算式をロードすることとなるが、この場合の微分ノイ
ズの演算式は、次のようにして算出されたものが、マイ
クロプロセッサ19内の例えばリードオンリメモリ(R
OM)に格納されている。先ず、これらの式に含まれる
微分ノイズn2、n3を算定するための休止期間における
微分ノイズ関数f2を図2(b)を参照して算定する。
【0034】励磁期間αに移行する励磁電流の立上り時
に残存する微分ノイズをa、立上り後の微分ノイズを
b、励磁期間αの終了時に残存する微分ノイズをc、休
止期間βに移行する時の微分ノイズをdとし、これ等の
微分ノイズを時定数τの不完全微分形とすると、次の各
式が成立する。 c=b・exp(−4T/τ) (11) b−a=n0 (12) −a=d・exp(−4T/τ) (13) d−c=−n0 (14)
【0035】これらの(11)式〜(14)式の関係を用
いると、 a=n0[1−exp(−4T/τ)]exp(−4T/τ) /[1+exp(−8T/τ)] (15) d=−n0[1−exp(−4T/τ)] /[1+exp(−8T/τ)] (16) c=n0[1+exp(−4T/τ)]exp(−4T/τ) /[1+exp(−8T/τ)] (17) b=n0[1+exp(−4T/τ)] /[1+exp(−8T/τ)] (18) を得る。
【0036】したがって、f2は f2=d・exp(−t/τ) =−n0[1−exp(−4T/τ)]exp(−t/τ) /[1+exp(−8T/τ)] (19) として得られる。
【0037】また、微分ノイズn2は n2T2T2・dt =[−n0(1−exp(−4T/τ))・(exp(−T/τ) −exp(−2T/τ))]τ・ /[1+exp(−8T/τ)] (20) として求められる。
【0038】さらに、微分ノイズn3は n33T4T2・dt =[−n0(1−exp(−4T/τ))・(exp(−3T/τ) −exp(−4T/τ))]τ・ /[1+exp(−8T/τ)] (21) として求められる。
【0039】(20)式、(21)式から n3/n2=exp(−2T/τ) (22) を得る。
【0040】ここで、n0は(20)式から n0=−n2[1+exp(−8T/τ)] /τ[(1−exp(−4T/τ))・(exp(−T/τ) −exp(−2T/τ))] (23) として求められる。
【0041】n2は(9)式から既知の値であるので、
0は決定できる。n0が分かるので、(19)式から休
止期間βでの微分ノイズ関数f2が決定される。次に、
これらの関係を用いて、ステップ5において励磁期間α
の微分ノイズn 1の値を推定する。
【0042】励磁期間αでの微分ノイズ関数f1は f1=b・exp(−t/τ) =n0[1+exp(−4T/τ)]exp(−t/τ) /[1+exp(−8T/τ)] (24) で算出される。
【0043】したがって、励磁期間α、γでサンプルさ
れたサンプル電圧e(α)、e(γ)に含まれる微分ノ
イズn1は n13T4T1・dt =[n0(1+exp(−4T/τ))・(exp(−3T/τ) −exp(−4T/τ))]τ・ /[1+exp(−8T/τ)] (25) となる。
【0044】そこで、この(25)式に(23)式のn
0を代入して整理すると n1=−n2(1+exp(−4T/τ)) ・(exp(−2T/τ)/[1−exp(−4T/τ)] =−[n3(n2 2+n3 2)/(n2 2−n3 2)] (26) を得る。
【0045】ここで、n2はステップ3で得た(9)式
から、exp(−4T/τ)は(22)式の2乗から、
exp(−2T/τ)は(22)式から得られるので、
励磁期間αにおいてサンプリングされる微分ノイズn1
は(26)式から算定可能であり、この演算をステップ
5で実行する。
【0046】次に、ステップ6に移行し、ステップ2で
得た(8)式が格納されたRAM中の演算式に(26)
式における微分ノイズn1を代入する演算をして信号電
圧vSのみを抽出することができる。この信号電圧vS
ら流量演算を実行して出力する。この演算を実行したあ
と、ステップ1に移行しステップ5までを繰り返す演算
を実行する。
【0047】次に,これ等の算定において、第1に、励
磁の立ち上げ/立ち下げの波形は対称であるとの前提で
あるが、これについては図4に示す励磁回路15の具体
的な回路を用いて説明する。
【0048】励磁回路15は、例えば励磁電源Ef、定
電流回路CC、タイミング信号TS2でその開閉が制御
されるスイッチSW2、SW3、抵抗Rとインダクタンス
Lを有する励磁コイル14のキックバック電圧の吸収コ
ンデンサCSなどから構成されている。
【0049】励磁電流I1がゼロの状態から正あるいは
負の定常値に立ち上がるときの励磁電流は(Ef/R)
・(1−exp(tR/L))であるのに対し、励磁電
流I1が正あるいは負の定常値からゼロのに立ち下がる
ときの励磁電流はI1・[1/(L・CS1/2]に関係
して減衰する。ただし、LとCSでLCの共振回路がで
きて共振による減衰振動を持続させないためのダイオー
ドなどが実際には必要とする。
【0050】したがって、立ち上げ、立ち下げに関係す
る各パラメータが異なるので、これ等の変動に対して原
理的に対称性を確保するのは難しい。しかし、励磁周期
に対して立ち上げ、立ち下げの時間を十分に短くするこ
とによって、励磁周期のタイムスパンでみると実質的ほ
ぼ対称とみなすことが可能である。
【0051】第2に、励磁周期に対して立ち上げ、立ち
下げの時間を十分に短くするには、励磁電源Efの電圧
の大きさ、吸収コンデンサCSの大きさを適宜に選定す
ることによって可能となる。
【0052】また、第3に、微分ノイズの波形は単一の
減衰時定数τを持つ不完全微分形として扱っているが、
この微分ノイズで最も大きな影響をもつのは、測定流体
に検出電極11、12が接液することにより生じる分極
容量と接液抵抗などで構成される渦電流回路に流れる渦
電流に起因して検出電極11、12に発生するものであ
るので、単一の減衰時定数τを持つものとみなしてもよ
い。
【0053】第4に、微分ノイズ時定数は実質的にゆっ
くりとしか変化しないものとしているが、一般に付着は
長い時間を要して徐々に進行するので励磁周期に対して
充分にゆっくりと変化していくとみてよい。以上のよう
にして、図2に示す微分波形とこれに伴う演算とは充分
に現実の対応を考慮したものである。
【0054】図5は図1に示す電磁流量計での信号処理
における他の処理手順を示す演算フロー図である。図3
におけるステップ3で得た(26)式は分母に(n2 2
3 2)が存在するので、n2とn3の大きさが近似してい
ると、微分ノイズn1の算定に際して誤差が発生し易
い。
【0055】そこで、一般に微分ノイズの変動は流量変
動に比較して緩慢な変動をする点に着目して、図5のス
テップF1では、演算周期(α+β+γ+δ)単位で算
出してマイクロプロセッサ19内のメモリに格納されて
いる複数のn1を用いてこれ等をソウトウエア的にフイ
ルタリングして平均値<n1>を算定する。
【0056】この後、ステップ6において(8)式のn
1の代わりにこの平均値<n1>を用いて流量演算を実行
することにより、演算誤差を小さくすることができる。
この後、ステップF2に移行し、この流量信号に対して
フイルタリングを行う。この場合のフイルタリング2の
時定数はステップF1におけるフイルタリング1の時定
数に比べて小さく選定し、流量変動に対しては迅速に応
答するようにする。
【0057】図6は図1に示す電磁流量計での信号処理
における第3の処理手順を示す演算フロー図である。図
5に示す処理手順はn1の演算結果に対して平均化処理
を実行したが、この平均化処理はn1を算出する前の信
号のサンプリングの段階で平均化処理をしてn2´とn3
´を算出し、これらを用いてn1´を算出するようにし
たものである。
【0058】ステップ1において、e(α)、[e(β
1)、e(β2)]、e(γ)、[e(δ1)、e(δ2)]の信号
サンプリングを実行するが、これらは複数の演算周期
(α+β+γ+δ)に亘って信号サンプリングして各々
マイクロプロセッサ19内のメモリに格納する。
【0059】ステップF3では、これらのサンプリング
された複数の信号の各対応する部分同志の平均化処理の
ためのフイルタリング3を実行して、それぞれ平均値<
e(α)>、[<e(β1)>、<e(β2)>]、<e(γ)
>、[<e(δ1)>、<e(δ2)>]を算出する。
【0060】ステップ2以降の演算は、瞬時値e(α)、
[e(β1)、e(β2)]、e(γ)、[e(δ1)、e(δ2)]
の代わりにこれらの平均値を用いる演算を実行する。そ
して、ステップF2では図5に示す場合と同様にしてフ
イルタリングを実行する。この場合のフイルタリング2
の時定数はステップF3におけるフイルタリング3の時
定数に比べて小さく選定する。
【0061】図7は本発明の第2の実施例の構成を示す
変形実施例である。図1に示す実施例では信号の演算処
理を全てマイクロプロセッサ19で実行することとして
いるが、商用周波数以上の励磁周波数で励磁する場合
は、信号をサンプリングするサンプリング信号SMP1
の周期が速いのでアナログ/デジタル変換回路18の分
解能或いはロジック信号処理のための消費電力が問題に
なることがある。図7に示す実施例はこのようなときに
有効である。
【0062】21は反転増幅器、22はサンプリング回
路である。差動増幅器16の出力端はサンプリング信号
SMP2で制御されるスイッチSW4、SW5、SW6の切
換端の各一端に接続され、さらに反転増幅器21を介し
てスイッチSW4、SW5、SW6の切換端の各他端に接
続されている。
【0063】スイッチSW4、SW5、SW6は差動増幅
器16、反転増幅器21の出力をサンプリングして
(8)式〜(10)式の減算を実行する。スイッチSW
4、SW5、SW6の共通端は、抵抗とコンデンサでロー
パスフイルタとして構成された平均回路AV1、AV2
AV3の入力端に接続されて、ここで時間平均が求めら
れ、その出力端から励磁周波数より遅い周期で動作する
スイッチSW7の切換端に出力される。
【0064】平均回路AV1、AV2、AV3は、それぞ
れ抵抗R1とコンデンサC1、抵抗R2とコンデンサC2
抵抗R3とコンデンサC3でフイルタを構成している。平
均回路AV1は流量信号のフイルタであり図2のα期間
のn1のタイミングでのデータを平均化する回路、平均
回路AV2とAV3はゼロ点補正用のフイルタであり図2
のβ期間のn2とn3のタイミングでのデータを平均化す
る回路である。
【0065】スイッチSW7の共通端に生じた電圧は、
ボルテージホロワーとして機能する演算増幅器Q2を介
してアナログ/デジタル変換回路18に出力される。ア
ナログ/デジタル変換回路18は、マイクロプロセッサ
23から出力されるサンプリング信号TS3によるタイ
ミングで演算増幅器Q2の出力をデジタル信号に変換す
る。
【0066】マイクロプロセッサ23は読み込まれたデ
ータを所定のメモリ領域に格納し、図3の演算フロー図
に示すステップ3〜ステップ6と同様な演算を実行して
出力端20に出力する。このような構成にすると、アナ
ログ/デジタル変換回路18以降の演算速度を調整する
ことができ、分解能、消費電流などの面で改善を図るこ
とができる。
【0067】なお、平均回路AV1、AV2、AV3の相
互の時定数として、これらのフイルタ時定数間に、R1
1≦R22、R33、なる関係に選定することによ
り、流量信号に対して平均化されたゼロ点補正を実行す
ることができる。これは、図5に対応する演算となる。
【0068】図8は本発明の第3の実施例を示すブロッ
ク図である。この実施例は信号を容量式で検出し2本の
伝送線で信号と電力を伝送するものである24は例えば
24Vなどの電圧を持つ直流電源、25は受信抵抗であ
り、これ等は直列に接続されて2本の伝送線L1、2
介して2線式の電磁流量計26に接続されている。
【0069】電磁流量計26は、絶縁性の導管27、測
定流体Qとは絶縁された検出電極28、29、共通電極
30、励磁コイル31、励磁回路32、差動増幅器3
3、アナログ/デジタル変換回路34、マイクロプロセ
ッサ35、絶縁回路36、出力回路37などから構成さ
れている。
【0070】励磁コイル31には図2(a)に示すよう
な励磁電流I1と同様な波形をもつ励磁電流I2が励磁回
路32から流されており、対応する磁場が測定流体Qに
印加されている。
【0071】測定流体Qの中に発生した信号電圧は、測
定流体Qと検出電極28、29との間に形成される静電
容量を介して差動増幅器33に出力される。差動増幅器
33の出力信号は、アナログ/デジタル変換回路34に
出力され、ここでデジタル信号に変換されてマイクロプ
ロセッサ35に出力され、内蔵するメモリに格納され
る。さらに、マイクロプロセッサ35はタイミング信号
TS4を励磁回路32に出力し励磁電流I2を制御す
る。
【0072】絶縁回路36は、スイッチングレギュレー
タにより出力回路37を介して取り入れられた電圧VB
を絶縁して回路電源或いは励磁電源Vfなどを作ると共
にマイクロプロセッサ35で図3に示す演算フローに従
う信号処理がされて出力された流量信号V0を絶縁して
出力回路37に伝送する。
【0073】出力回路37は流量信号V0を電流信号IS
として例えば0〜16mAの統一信号に変換するととも
に、伝送線L1、L2を介してベース電流4mAとして供
給された電流を用いて電圧VBに変換する。したがっ
て、受信抵抗25には合計で4〜25mAの電流信号と
して伝送される。
【0074】さらに、出力回路37は伝送線L1、L2
介して入力された通信用のデジタル信号を受信するとと
もに、マイクロプロセッサで信号処理された通信用のデ
ジタル信号を伝送線L1、L2に送出する機能を持つ。
【0075】このように静電容量を介して検出する場合
は、検出電極が測定流体に接液しないので、検出電極へ
の渦電流の流れ込みがなく、ゼロ点の安定化が期待でき
る。しかも、周波数を高く設定できるので、測定流体と
検出電極とで形成される静電容量に起因するインピーダ
ンスを低くでき、差動増幅器33での検出が容易にな
る。さらに、図3に示す演算は簡潔なので電力消費も少
なく、電力に制限のある2線式電磁流量計としては最適
の信号処理である。
【0076】なお、今までの説明では、励磁期間αは正
の励磁レベル、休止期間βはゼロの励磁レベル、励磁期
間γは負の励磁レベル、休止期間δはゼロの励磁レベル
として説明したが、これに限られず、一般的に励磁期間
αは第1の励磁レベル、休止期間βは第2の励磁レベ
ル、励磁期間γは第3の励磁レベル、休止期間δは第2
の励磁レベルとして構成しても同様に動作する。
【0077】
【発明の効果】以上、実施例と共に具体的に説明したよ
うに、第1請求項に記載された発明によれば、従来の複
合励磁方式に比べて周波数を高く選定することができる
ので、1/fノイズを確実に低減させると共に高速応答
性を実現することができ、しかも簡潔な演算方式で微分
ノイズの処理を行うので、小電力形でS/N比の低下防
止が実現でき、結果としてゼロ点安定性が向上する。
【0078】また、第2、第3請求項に記載された発明
によれば、第1請求項に記載された効果に加えて、微分
ノイズの演算に用いるデータを第1、第3フイルタによ
って平均化した平均値を用い、さらに流量演算の出力を
これ等のフイルタの時定数に比べて小さいフイルタによ
り平均化するようにしたので、流量信号の応答は維持し
ながら演算誤差を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示す実施例の動作を説明する波形図であ
る。
【図3】図1に示す実施例の動作を説明するフロー図で
ある。
【図4】図1に示す実施例の励磁回路の具体的な構成を
示す構成図である。
【図5】図1に示す実施例の他の信号処理の手順を示す
演算フロー図である。
【図6】図1に示す実施例の第3の信号処理の手順を示
す演算フロー図である。
【図7】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図8】本発明の第3の実施例の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
10、27 導管 11、12 検出電極 14 励磁コイル 15、32 励磁回路 16 差動増幅器 17 サンプリング回路 19、23、35 マイクロプロセッサ 21 反転増幅器 22 サンプリング回路 24 直流電源 25 受信抵抗 26 電磁流量計 36 絶縁回路 37 出力回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1・第3励磁レベル期間とこれらの中間
    の第2励磁レベル期間を単位としてこれ等を繰り返す励
    磁をして検出電極に発生する測定流量に対応する信号を
    検出する電磁流量計において、前記第1・第3励磁レベ
    ル期間でサンプリングされたサンプル値を用いて前記検
    出電極間に発生する直流ノイズ電圧を除去する演算を実
    行する第1ノイズ除去演算手段と、前記第2励磁レベル
    期間でサンプリングされたサンプル値を用いて前記直流
    ノイズ電圧を除去して第2励磁レベル期間における異な
    る時点の微分ノイズn2、n3を抽出する演算を実行する
    第2ノイズ除去演算手段と、前記微分ノイズn2、n3
    用いて[n3(n2 2+n3 2)/(n2 2−n3 2)]なる演
    算によって前記第1・第3励磁レベル期間における微分
    ノイズn 1を推定する微分ノイズ推定手段と、この微分
    ノイズn1と前記第1ノイズ除去演算手段で得られた演
    算結果とを用いて前記測定流量を演算する流量演算手段
    とを具備することを特徴とする電磁流量計。
  2. 【請求項2】第1・第3励磁レベル期間とこれらの中間
    の第2励磁レベル期間を単位としてこれ等を繰り返す励
    磁をして検出電極に発生する測定流量に対応する信号を
    検出する電磁流量計において、前記第1・第3励磁レベ
    ル期間でサンプリングされたサンプル値を用いて前記検
    出電極間に発生する直流ノイズ電圧を除去する演算を実
    行する第1ノイズ除去演算手段と、前記第2励磁レベル
    期間でサンプリングされたサンプル値を用いて前記直流
    ノイズ電圧を除去して第2励磁レベル期間における異な
    る時点の微分ノイズn2、n3を抽出する演算を実行する
    第2ノイズ除去演算手段と、複数の前記微分ノイズ
    2、n3の各々を平均してこれ等の微分ノイズn2、n3
    の平均値を算出する第1フイルタ手段と、前記微分ノイ
    ズn2、n3の平均値を用いて[n3(n2 2+n3 2)/
    (n2 2−n3 2)]なる演算によって前記第1・第3励磁
    レベル期間における微分ノイズn1を推定する微分ノイ
    ズ推定手段と、この微分ノイズn1と前記第1ノイズ除
    去演算手段で得られた演算結果とを用いて前記測定流量
    を演算する流量演算手段と、この流量演算手段の出力を
    平滑する第2フイルタ手段とを具備し、前記第2フイル
    タ手段の時定数を前記第1フイルタ手段の時定数より小
    さく選定したことを特徴とする電磁流量計。
  3. 【請求項3】第1・第3励磁レベル期間とこれらの中間
    の第2励磁レベル期間を単位としてこれ等を繰り返す励
    磁をして検出電極に発生する測定流量に対応する信号を
    検出する電磁流量計において、前記各励磁期間で検出さ
    れたサンプル値を各々平均してサンプル平均値を演算す
    る第3フイルタ手段と、前記第1・第3励磁レベル期間
    でサンプリングされたサンプル平均値を用いて前記検出
    電極間に発生する直流ノイズ電圧を除去する演算を実行
    する第1ノイズ除去演算手段と、前記第2励磁レベル期
    間でサンプリングされたサンプル平均値を用いて前記直
    流ノイズ電圧を除去して第2励磁レベル期間における異
    なる時点の微分ノイズn2、n3を抽出する演算を実行す
    る第2ノイズ除去演算手段と、前記微分ノイズn2、n3
    を用いて[n3(n2 2+n3 2)/(n2 2−n3 2)]なる
    演算によって前記第1・第3励磁レベル期間における微
    分ノイズn1を推定する微分ノイズ推定手段と、この微
    分ノイズn1と前記第1ノイズ除去演算手段で得られた
    演算結果とを用いて前記測定流量を演算する流量演算手
    段と、この流量演算手段の出力を平滑する第2フイルタ
    手段とを具備し、前記第2フイルタ手段の時定数を前記
    第3フイルタ手段の時定数より小さく選定したことを特
    徴とする電磁流量計。
JP14927893A 1992-07-16 1993-06-21 電磁流量計 Pending JPH0682284A (ja)

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JP4-189344 1992-07-16
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010237113A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Yamatake Corp 電磁流量計
JP2011033491A (ja) * 2009-08-03 2011-02-17 Yokogawa Electric Corp 電磁流量計
DE102022115308B3 (de) 2022-06-20 2023-11-09 Krohne Ag Verfahren zum Bestimmen eines Durchflusses eines Mediums mit einem magnetisch-induktiven Durchflussmessgerät, Verfahren zum Betreiben einer Abfüllanlage mit einem magnetisch-induktiven Durchflussmessgerät, magnetisch-induktives Durchflussmessgerät und Abfüllanlage mit einem magnetisch-induktiven Durchflussmessgerät

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