JPH068224U - 写真等の整理容器 - Google Patents

写真等の整理容器

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JPH068224U
JPH068224U JP5278092U JP5278092U JPH068224U JP H068224 U JPH068224 U JP H068224U JP 5278092 U JP5278092 U JP 5278092U JP 5278092 U JP5278092 U JP 5278092U JP H068224 U JPH068224 U JP H068224U
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勝美 森本
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勝美 森本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 写真等の紙片を外部から確認できて、嵩張る
ことなく確実に収納でき、ネガフィルムなど長寸の偏平
な物品も同時に要領よく収容できる、少なくとも透明な
表紙部を備えた偏平な写真等の整理容器である。 【構成】 少なくとも表紙面部11が透明であるシート
で、複数枚の写真等の紙片が横長に収納できて長手一方
向に開口部3を備える本体部10と、この本体部10側に連
接されて開口部3を覆うように折曲げられて内表紙部片
13の一端部に掛け止められる蓋片18とで構成され、本体
部10の前記開口部3に連接する前記蓋片により覆われる
内表紙部片13はその長手方向の両端部に収納される写真
等の端部受け止め片19を残して短辺方向の少なくとも半
分が手前側に開かれる可動部13'にされ、その可動部13'
の外側にネガフィルム等の長寸の物品の保持部を備え
る偏平な箱形にされたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、主として印画紙に焼き付けられた写真などの紙片を合理的に収容 できて整理が容易な写真等の整理容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば撮影されたフィルムを現像焼付け店に依頼して印画紙に焼付けら れた写真は、通常ネガフィルムとともに紙製の袋に収納されて提供されている。 この現像焼付け済みの印画紙(以下写真という)は、小形のポケットを備えた簡 易形のアルバムに収められて簡単に整理されることも行われている。しかしなが ら、このように現像されたネガフィルムと焼き付けられた写真とはその形態が異 なるので、従来整理するには別個の取り扱いになっている。
【0003】 そこで、ネガフイルムの保管のために、そのネガフィルムを収納したサックに フィルムの内容を認識できる程度のメモを付記しておくか、密着焼付けした写真 をサックに同封して整理するような方法が一般的に採用されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記したようなネガフィルムと焼き付けられた写真との整理手段については、 整理する人の都合に任せて行われるので、どうしてもネガフィルムの保管整理が 不便である。すなわち、ネガフィルムの内容がいちいちフィルムをかざして写さ れている像を確認しなければならないので、余程現像後に確実な記録をしておか ないと混乱するもとになる。しかしながら、現在ではネガフィルムと焼き付けら れた写真とが別個に取り扱われる状態で、例えば密着焼付けのように嵩低い写真 を得ようとすると、現在広く使用されている自動焼付け装置での写真の焼付け技 術によるために、むしろ密着焼付けなどは特別な作業となって高価につき整理の ためとはいえ不都合である。
【0005】 また、焼付けられた写真はアルバムなどに貼付して整理されるが、アルバムで は嵩張るので、近ごろでは透明の袋に収めてメモなどとともに箱などに収納して 整理するような方法も講じられている。このようにすれば、必要なときに袋ごと 取り出して写真を眺めることができ、便利である。しかし、このような整理の方 法では袋であるから整頓に不便で、誤って入れ間違いを起こす恐れがある。また 、整理する数が多くなると内容が判り辛くなり、混在して目的のものを簡単に取 り出すことも困難になる。
【0006】 本考案では、このような問題点を解決して、焼付けられた写真等の紙片を外部 から確認できて、しかも嵩張ることなく確実に収納でき、加えてネガフィルムな ど長寸の偏平な物品も要領よく収容でき、必要に応じて前記写真などを簡単に取 り出して眺めることもできる、少なくとも透明な表紙部を備えた写真等の整理容 器の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために本考案は、少なくとも表紙面部が透明である シートで、複数枚の写真等の紙片が横長に収納できる長手一方向に開口部を備え る本体部と、その本体部側に連接されて開口部を覆うように折曲げられて前記開 口部と反対方向の一側面に設けられる係止切込みに係合して掛け止められる蓋片 とで構成され、前記本体部の前記開口部に連接する前記蓋片により覆われる面は その長手方向の両端部に収納される写真等の端部受け止め片を残して短辺方向の 少なくとも半分が手前側に開かれる可動部にされ、その可動部外側にネガフィル ム等の長寸の物品の保持部を備える偏平な箱形にされたものである。
【0008】 また、本考案は、少なくとも表紙面部が透明であるシートで、複数枚の写真等 の紙片が横長に収納できる長手一方向に開口部を備える本体部と、その本体部側 に連接されて開口部を覆うように折曲げられて前記開口部と反対方向の一側面に 設けられる係止部に掛け止められる蓋片とで構成され、前記本体部の前記開口部 に連接して前記蓋片により覆われる面は、その長手方向の両端部に収納する写真 等の端部受け止め片を配して中間部が短辺方向に前記写真等の紙片が摘める寸法 切り下げられて、この蓋片により覆われる面の外側にネガフィルムなど長寸の物 品の保持部を備える偏平な箱形にされたものである。
【0009】
【作用】
このように構成される本考案の写真等の整理容器は、合成樹脂のシートで構成 され剛性を有しており、蓋片を開いて可動部を手前に開けば本体部の開口部分が 大きく開かれるので、収容しようとするあるいは取り出そうとする写真等の紙片 を容易に開口部から出し入れでき、収容された紙片は透明である本体部の表紙面 外側から容易に確認できる。そして、その開口部に連接している可動部分の外側 にはネガフィルム等の長寸の物品の保持部を備えているので、この保持部に例え ばネガフィルムを保持させて蓋片を係止部に掛け止めれば、前記紙片(写真)と ともにネガフィルムも収納できて剛性のある偏平な箱体となる容器にまとめて、 引出しなどに収納して合理的な整理が便利行える。
【0010】 さらに、蓋片を開いた部分のその蓋片で覆われる面が、その長手方向の両端部 に設けられる端部受け片で収納される紙片が受け止められる状態を維持して、そ の収納される写真等の紙片を摘んで出し入れ容易な状態で、しかも前記の蓋片で 覆われる面の前面に長寸の物品を無理なく保持して収容でき、合理的な整理がで きる形態の容器となっている。
【0011】
【実施例】
以下本考案の写真等の整理容器について、その実施例を具体的に図面を参照し つつ説明する。 図1に示されるのは、本考案の写真等の整理容器の一具体例を蓋片側からみた 全体斜視図である。図2は蓋片を開いた全体斜視図である。図3はこの整理容器 を展開した図である。
【0012】 これらの図において本考案の整理容器1は透明の合成樹脂シートを用いて図3 で示されるように、1枚のシート2で形成され、本体部10は所要寸法の表紙部片 11にその一側部に外折線a を介して細幅の側片12が連接され、その側片12に外折 線b で内表紙部片13が連接されている。この内表紙部片13は幅が前記表紙部片11 とほぼ同寸法にされ、かつ幅方向の約1/3外折線b から離れた位置に、内折線 c が設けられ、この内折線c から自由端までの間の可動部13' が長手方向に両端 部で短くされている。さらに、この内表紙部片13の基部13" には両端部に係止切 込み15,15' がそれぞれ相反する方向に設けてある。また、この内表紙部片13の 可動部13' には内折線c に沿って適宜離れた位置に掛け止め片14が2箇所で幅方 向に形成され、これらの掛け止め片14,14に対向して自由端側に前記両掛け止め 片14,14の中間位置にて1個の掛け止め片14' が設けてある。これら掛け止め片 14,14' はいずれも内表紙部片13を切り起こして設けられる。さらに基部13" に は外折線b 寄りの中央線上で蓋片18の係止切欠き16が設けられ、その可動部13' の自由端縁中央部に収容紙片の仕切片17が折曲げ自在に付されている。前記内表 紙部片13は、本考案における蓋片で覆われる面に相当する(以下同じ)。
【0013】 表紙部片11の長手両端部にはそれぞれ外折線d, を介して前記側片12と同寸法 の側片12' がそれぞれ連接され、さらに外折線d'を介して端部受け止め片19が対 称に設けられている。この端部受け止め部片19,19は幅方向の前記内表紙部片13 寄りが、前記内表紙部片13の基部13" の幅でその他の部分よりも突き出しており 、この突き出し部19a の基部に係止片19b が設けられ、この係止片19b が組立時 に前記内表紙部片13の基部13" に設けてある係止切込み15と、またこの突き出し 部19a の先端が係止切込み15' と、それぞれ係合して組立固定できるようになっ ている。
【0014】 本体部10の前記表紙部片11の反対側(図上右側)に蓋片18が外折線e とf によ って前記側片12と同幅の側片12" を介して連接されている。この蓋片18は前記表 紙部片11の幅より短くて前記内表紙部片13に設けられた係止切欠き16に係合でき る係止片16' を備える摘み部18' が付されている。
【0015】 このように形成されたシート2は各外折線a,b,d,d',e,f をそれぞれ折曲 げて図2で示されるように組み立てられる。この際、内表紙部片13に対して両端 部受け止め片19,19をその各突き出し部19a ,19a が内表紙部片13の基部13" 裏 側に挿入されて基部13" が上側になるようにし、内表紙部片13の基部13" に設け られる両係止切込み15,15' と端部受け止め片19の係止片19b 及び先端部との係 合で、内表紙部片13が固定される。
【0016】 上記のようにして組み立てられた整理容器1は、図4で示されるように開口部 3が内表紙部片13の内折線c から自由端までの可動部13' の可動によって広く開 かれるように形成されているので、本体部10に側片12" を介して連結されている 蓋片18が外折線e 及びf でもって剛性のために内側へ戻ろうとする作用力が働い ても、例えば写真5を収納するのに、何等無理なく指で摘んで本体部10の内部に 挿入あるいは取り出しが容易にできるのである。この際本体部10の内部、すなわ ち表紙部片11と内表紙部片13と側片12,12',12'で囲まれた容器内部に受け入れ られる写真5などの紙片は2列に収容でき、横方向のずれに対しては仕切片17を 図示のように折曲げて移動を阻止できる。なお、例えばパノラマ写真のように長 寸のものでは仕切片17を折曲げずに伸ばしておけば、そのまま挿入して収容でき る。
【0017】 蓋片18は外折線e とf とに沿って折曲げることにより、開口部3が覆われて摘 み部18' に設けてある係止片16' を内表紙部片13に設けてある係止切欠き16に係 合させることにより、蓋片18が本体部10に固定される(図1参照)。したがって 、この整理容器1は偏平な箱体となって取り扱いが容易な状態となり、透明の合 成樹脂シートで形成されているから収容物を外から確認でき、引出しなどに収納 するにも嵩低く多量のものが簡単に整理できる。また、ネガフィルム7のような 長寸の物品は内表紙部片13の可動部13' に設けられた掛け止め片14,14,14' に よって、図4で示されるように掛け止めてその内表紙部片13の可動部13' 前面を 保持部として保持させることにより前記写真5とともに収容できることになり、 整理がより便利になる。
【0018】 次に図5に示されるのは本考案の第2の実施例を示し、その蓋片を開いて表す 斜視図であって、前記実施例のものと同じ部分については同一の符号を付して説 明する。したがって、同一部分については特に必要な場合を除いて詳細な説明を 省略する。
【0019】 この実施例の整理容器1Aは、図6で先の実施例と異なる要部のみを示す図で表 されるように、内表紙部片13A の可動部13A'が自由端相当部で内折線g によって 二つ折りにされ、この内折線g に沿って手前側に折曲げて前記第1実施例の保持 部に対応する長寸の物品例えばネガフィルムをこの二つ折りされた内表紙部片13 A の可動部13A'にて包持収容できるようにされている。なお、前記内表紙部片13 A の可動部13A'の自由端中央部に係止突片20が設けられ、内表紙部片13A の基部 13" に設けてある係止切込み21に係止突片20を係合させることによって、前記可 動部13A'が自由に開くことのないようにされている。なお、本体部10の組立につ いては前記第1実施例と同様にして組み立てられる。
【0020】 このようにすれば、長寸物品の保持部として形成された内表紙部片13A の可動 部13A'は、その二つ折り部に例えばサックに収容されたネガフィルムを受け入れ たままで写真等の収納ができる。したがって、本体部10の内部には例えば写真を 収納し、そして内表紙部片13A の可動部13A'に前記写真のネガフィルムを収納す るようにしたならば、整理容器1Aの外からどの様な写真が収容され、またそのネ ガフィルムが収容されているか、整理の際に簡単に判別できて取り扱いが便利で ある。
【0021】 図7に示されるのは本考案の第3実施例の蓋片18を開いて表す斜視図であり、 図8は中央断面図である。そして、前記実施例のものと同じ部分については同一 の符号を付して、同一部分については特に必要な場合を除いて詳細な説明を省略 する。この実施例は前記第2の考案と同様に内表紙部片に改良が施されたもので ある。
【0022】 この図において内表紙部片13B は前記第2の考案のものと同様に自由端相当部 の内折線h によって手前側に折曲げられた可動部押え部片13B"を備え、この可動 部押え部片13B"は、可動部13B'の基部13" 寄り中央に長手方向に切り起こされた 細長い受け片22の係止切込み23a とこの可動部押え部片13B"に設けてある係止片 23との係合で綴じ合わされるように形成されている。また、内表紙部片13B の可 動部13B'には前記受け片22のほかに両端部に保持片24がそれぞれ内折線i を介し て連接され、この両保持片24,24によって可動部13B'と可動部押え部片13B"とに よって形成される長寸物品の保持部における両側への抜け出しを防止できるよう にされている。なお、受け片22によって可動部13B'に長寸物品(ネガフィルムな ど)を沿わせる働きができるようになっている。
【0023】 図9に示されるのは本考案の第4の実施例を示し、その蓋片を開いて表す斜視 図であって、前記第1の実施例のものと同じ部分については同一の符号を付して 説明する。したがって、同一部分については特に必要な場合を除いて詳細な説明 を省略する。
【0024】 この第4の実施例では、内表紙部片13C が前記実施例よりも長手方向にやや長 く、幅方向(短辺方向)に短い寸法である。そしてこの内表紙部片13C の基部13 C"については前記実施例と同様であるが、可動部13C'と基部13C"との部分に外折 線j と内折線k とが配されて段付きに形成されている。しかも、この可動部13C' には長手両端部に円弧状の透かし孔25,25が対称に設けてある。この円弧状の透 かし孔25はいずれも一端が基部13C"との外折線j で、他端が端部受け止め片19C の近傍となるように設けられ、前記段形成部の内折線k はその両透かし孔25,25 間において形成されるるように設けられる。また、内表紙部片13C の自由端中央 部には仕切片17の基部17a が突出しており、その仕切片の基部17a に長寸の物品 の一側を掛け止める係止片が14C 設けられる。なお、前記可動部13C'においては 前記段部を省略することもできる。
【0025】 このような第4実施例の整理容器1Cでは、開口部3から本体部10内に写真等の 紙片をいれるのに、可動部13C'を手前側に開くことでその開口部3を広げて出し 入れを容易にできる。しかもネガフィルムのような偏平のサックに収めた長寸の 物品については、2点鎖線で示されるように両端をそれぞれ円弧状の透かし孔25 ,25に一部を挿入して受け止め、その中間部の他辺を自由端側の係止片14C に掛 け止めて保持させることができ、蓋片18を閉じることで偏平容器に写真とネガフ ィルムとを同時に収納できて整理が簡便である。
【0026】 次に図10で示されるのは第5の実施例を示す斜視図であって、前記実施例の 整理容器1,1A,1B,1Cとは一部が異なる形状のものである。この実施例の整理 容器1Dは、端部受け止め片19D が図11で一部を展開して示されるように、突き 出し部19Daが表紙部片11のほぼ1/2乃至それよりもやや広幅で、内表紙部片13 D 相当部の基部13D"と前記同様にして係止切込みと係止片との係合によって組み 立てられる。しかしながら、内表紙部片13D 相当部は、基部13D"との内折線m よ り自由端までの間を内折線n と外折線o とによって連接されて三つ折りされ、本 体部10の開口部3が広く取れる構造にされている。
【0027】 そして、前記三つ折りされた内表紙部片13D 相当部は、その中間部片13d'は開 口部3側を長手方向にその両端部を一部残して広く切り開いた長寸物品受け入れ 部28を形成して、長寸物品保持部が構成されるように形成されている。なお、こ の折曲げ部における開口部3がわに仕切片17形成部が突き出して設けられる。
【0028】 このような形状の整理容器1Dは、本体部10での開口部3が広く形成されるので 、前記のように内表紙部片13D 相当部が可動でなくても内部への紙片等の出し入 れについては支障がない。また、長寸物品の保持部は長い袋状になっているので 、収容についての不都合もない。したがって、このような構成の整理容器1Dにお いても便利に整理収容できる。
【0029】 図13に示されるのは、さらに前記の実施例とは異なる構成部を有する整理容 器である。この整理容器1Eは外形形状において前記の実施例とほぼ同じであるが 、 両端部受け止め片19E ,19E と内表紙部片13E とが先に述べた実施例のものと相 違している。その構成は図14に要部の展開図を示すように、端部受け止め片19 E はその幅の蓋片18側から約1/3の位置に側片12' に対して直角方向に切り線 p が設けてあり、この切り線p から内表紙部片13E 側に比較的幅広の部分19e を 形成してある。また、内表紙部片13E は両端部に前記端部受け止め片19E の係止 切欠き26と係合する係止片27を備える突部29' が設けられ、かつJ字状の円弧切 り線29が長手方向に対称位置で設けてある。
【0030】 このような展開部分を組み立てると、図13で示されるような形状になる。す なわち、端部受け止め片19E と内表紙部片13E とを両端部で係止切欠き26に係止 片27を係合させることによって、内表紙部片13E の端部が端部受け止め片19E と 組み合わされるのであり、この際内表紙部片13E に設けられる円弧切り線29に端 部受け止め片切り線p 部から幅広の部分19e を裏側から差し込むことによって、 図示のように内表紙部片13E の外側面に掛け止め部30が形成されるように構成さ れている。
【0031】 このように構成された整理容器1Eは、内表紙部片13E による本体部10の開口部 3については手前側から指先が差し込める広さを備えているが、前記実施例のよ うに内表紙部片の一部が可動状態でない構造で、その外側面に両端部で掛け止め 部30,30を形成され、この部分に例えばネガフィルムの収納されたサックを差し 込んで保持させれば、本体内部に収容される写真等の紙片とともに収納整理でき て、しかも構造が至って簡単なもので便利に取り扱える。なお、蓋片18は前記の ものと同様に係止して閉じられる。
【0032】
【考案の効果】
本考案の整理容器は、上記のように透明の部分を備える合成樹脂シートで形成 されて内部の収容物が外部から視認容易で、その出し入れも簡単にして嵩低く、 長寸物品の受け入れ保持部を内表紙部片に付属させて便利に収納整理ができるの であり、写真とネガフィルムなどを同封収納して外部からの確認が容易にできる 便利さを有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の写真等の整理容器の一具体例を蓋片側
からみた全体斜視図である。
【図2】図1の整理容器の蓋片を開いた状態での全体斜
視図である。
【図3】図1の整理容器を展開した図である。
【図4】使用の一態様を示す斜視図である。
【図5】本考案の整理容器の第2の実施例において蓋片
を開いて表す全体斜視図である。
【図6】図5の整理容器の中央断面図である。
【図7】本考案の第3実施例の蓋片を開いて表す全体斜
視図である。
【図8】図7の整理容器の中央断面図である。
【図9】本考案の第4の実施例の蓋片を開いて表す全体
斜視図である。
【図10】本考案の第5の実施例の蓋片を開いて表す全
体斜視図である。
【図11】図10の整理容器の一部を展開して示す図で
ある。
【図12】図10の整理容器の中央断面図である。
【図13】本考案の第6の実施例の蓋片を開いて表す全
体斜視図である。
【図14】図13で表される整理容器の要部を展開して
示す図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C,1D,1E 整理容器 2 シート 3 開口部 5 写真 7 長寸の物品(ネガフィルム) 10 本体部 11 表紙部片 12,12’,12”,19 側片 13,13A,13B,13C,13D,13E
内表紙部片 13’,13A’,13B’,13C’ 可動部 13”,13C”,13D” 基部 13B” 可動部押え部片 14,14’ 掛け止め片 14” 係止孔 15,15’,23a 係止切込み 16,26 係止切欠き 16’,14C,27 係止片 17 仕切片 19,19C,19D,19E 端部受け止め片 18,18A 蓋片 20,28 長寸物品受け入れ部 22 受け片 24 保持片 25 透かし孔 28 突部 29 円弧切り線 30 掛け止め部

Claims (11)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも表紙面部が透明であるシート
    で、複数枚の写真等の紙片が横長に収納できる長手一方
    向に開口部を備える本体部と、その本体部側に連接され
    て開口部を覆うように折曲げられて前記開口部と反対方
    向の一側面に設けられる係止部に掛け止められる蓋片と
    で構成され、前記本体部の前記開口部に連接して前記蓋
    片により覆われる面は、その長手方向の両端部に収納す
    る写真等の端部受け止め片を配して中間部が短辺方向の
    少なくとも半分を手前側に開かれる可動部にされ、その
    可動部外側にネガフィルムなど長寸の物品の保持部を備
    える偏平な箱形であることを特徴とする写真等の整理容
    器。
  2. 【請求項2】 前記長寸の物品の保持部は、前記可動部
    の外側に二つ折りして自由端を本体部側面付設の係止切
    込みに係止することで前記長寸の物品を包み込んで保持
    できる保持片を備えている構造である請求項1に記載の
    写真等の整理容器。
  3. 【請求項3】 前記長寸の物品の保持部は、前記可動部
    の外側面に、ネガフィルム等の長寸の物品を長手方向に
    係止保持できる係止片が複数切り起こし自在に付設され
    ている請求項1に記載の写真等の整理容器。
  4. 【請求項4】 前記長寸の物品の保持部は、前記可動部
    の外側に二つ折りして自由端側に設けた係止片をその可
    動部の本体側に設けられた係止切込みに係止するととも
    に、長手両端部に付設の折り込み片で両端部を押さえる
    ことで前記長寸の物品を包み込んで保持できる保持片を
    備えている構造である請求項1に記載の写真等の整理容
    器。
  5. 【請求項5】 前記長寸の物品の保持部は、前記可動部
    の外側面に、ネガフィルムなど長寸の物品を長手方向に
    係止保持できる透かし孔の係止部が左右対称に設けてあ
    る請求項1に記載の写真等の整理容器。
  6. 【請求項6】 前記長寸の物品の保持部は、前記可動部
    の長さ方向両端が前記端部受け止め片にそれぞれ一部重
    なるようにされ、その可動部の基部に開口部側へ下がる
    段部が設けられ、前記透かし孔の係止部は基部から開口
    側に両側へ開く状態に孔が形成されている請求項5に記
    載の写真等の整理容器。
  7. 【請求項7】 少なくとも表紙面部が透明であるシート
    で、複数枚の写真等の紙片が横長に収納できる長手一方
    向に開口部を備える本体部と、その本体部側に連接され
    て開口部を覆うように折曲げられて前記開口部と反対方
    向の一側面に設けられる係止部に掛け止められる蓋片と
    で構成され、前記本体部の前記開口部に連接して前記蓋
    片により覆われる面は、その長手方向の両端部に収納す
    る写真等の端部受け止め片を配して中間部が短辺方向に
    前記写真等の紙片が摘める寸法切り下げられて、この蓋
    片により覆われる面の外側にネガフィルムなど長寸の物
    品の保持部を備える偏平な箱形であることを特徴とする
    写真等の整理容器。
  8. 【請求項8】 前記長寸の物品の保持部は、長手方向の
    両端部に前記端部受け止め片の一部を本体部に設けられ
    た切り線を通して外側に露出させてなる受け片が対向し
    て設けてある請求項7に記載の写真等の整理容器。
  9. 【請求項9】 前記長寸の物品の保持部は、前記本体部
    の開口部に連接して前記蓋片により覆われる面の短辺方
    向の少なくとも半分が、長さ方向の両端を前記端部受け
    止め片にそれぞれ重なるようにされてフリーの状態であ
    り、そのフリー状態の覆い部の基部に開口部側へ下がる
    段部が設けられ、前記端部受け止め片と前記覆い部の基
    部中間部に連接して切り起こされた受け片及び前記覆い
    部の開口端に前記受け片に対向して設けられた切り起こ
    し掛け止め片とで長寸の物品賀保持できるようにされて
    いる請求項7に記載の写真等の整理容器。
  10. 【請求項10】 前記長寸の物品の保持部は、前記本体
    部の開口部に連接して前記蓋片により覆われる面の短辺
    方向の少なくとも半分が、長さ方向の両端を前記端部受
    け止め片にそれぞれ重なるようにされてフリーの状態で
    あり、そのフリー状態の覆い部が外側に3つ折りされ
    て、その最外部の開口部方向に折曲げられた部分が前記
    長寸の物品の保持部にされている請求項7に記載の写真
    等の整理容器。
  11. 【請求項11】 前記可動部もしくは保持部を形成する
    部片に、収容される前記紙片の横方向の移動を止める係
    止部片が設けられている請求項1乃至10のいずれか記
    載の写真等の整理容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114423686A (zh) * 2020-01-10 2022-04-29 株式会社Ky7 盖体
KR20230001958U (ko) * 2022-04-01 2023-10-12 (주)갑우문화사 접이식 커버가 구비된 택배용 종이상자

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CN114423686B (zh) * 2020-01-10 2022-08-26 株式会社Ky7 盖体
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