JPH0682016A - ガス切断火口 - Google Patents

ガス切断火口

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JPH0682016A
JPH0682016A JP25718292A JP25718292A JPH0682016A JP H0682016 A JPH0682016 A JP H0682016A JP 25718292 A JP25718292 A JP 25718292A JP 25718292 A JP25718292 A JP 25718292A JP H0682016 A JPH0682016 A JP H0682016A
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JP
Japan
Prior art keywords
cutting
oxygen
work
square
shape
Prior art date
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Pending
Application number
JP25718292A
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English (en)
Inventor
Naosuke Oge
直助 大毛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶接ビートのハツリ作業における溶接材料の
切欠部を最少限に抑えることを目的とする。 【構成】 切断火口の切断酸素孔3の形状を角形に構成
し、高圧酸素4が角をもって吹き出されるようにした。 【効果】 溶接材料の切欠部が極力少なくでき、再組
立、再溶接時の品質、能率の向上が図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガス溶断に用いられ
る切断用バーナーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来から使用されている切断用バ
ーナーを示すもので、図において、1は外管、2は内
管、3は切断酸素孔であり、このものは、図に示すよう
に、内管2の切断酸素孔3の形状が丸形である(以下丸
形火口と呼ぶ)。
【0003】次に作用について説明する。図5は上記の
ような従来の丸形火口に着火し、その切断酸素孔3より
高圧酸素を吹き出した状態を示したもので、図におい
て、4は高圧酸素(切断酸素)、5は酸素カーテンであ
り、切断酸素孔3より吹き出された高圧酸素4の形状は
丸形となっている。次に図6は従来の丸形火口によるス
ミ肉溶接のハツリ作業における、溶接ビード6と溶接材
料7,8に作用する高圧酸素4の状態を示したものであ
る。図6のaにおいて、溶接材料に傷をつけないように
すると10の部分が残る。そしてこの10の部分を切断
するためには、同図bの位置まで高圧酸素4を移動しな
ければならないが、この場合、ハツリ作業完了後の溶接
材料の形状は同図Cのようになり、切欠部9ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の丸形の切断火口
を用いた場合、以上のように、ハツリ作業後の溶接材料
が図6dの状態となるため、再組立、再溶接時、次のよ
うな問題が発生する。 (1)、組立時の寸法調整が難しい。 (2)、開先形状が複雑なため溶接欠陥が生じる。 (3)、溶接肉盛り回数が増える。 (4)、溶接歪みが大きい。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、溶接材料の切欠部を最少限度に
おさえることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る切断用バ
ーナーは、切断酸素孔を角形にしたものである。
【0007】
【作用】この発明においては、高圧酸素が角形の孔から
吹き出されることにより、溶接ビートに角で作用するた
め、切欠部が最少限におさえられる。
【0008】
【実施例】
実施例1.以下この発明の一実施例を図について説明す
る。図1において、上記従来例と異なるところは、図の
ように、切断酸素孔3を角形に形成したものである。な
おその他の構成は従来例と同様につき説明を省略する。
【0009】次にその作用について説明する。図2は図
1の角形火口に着火し、角形酸素孔より高圧酸素を吹き
出した状態を示すもので、図のように、高圧酸素4は角
をもって吹き出される。図3のaはスミ肉溶接のハツリ
作業において、溶接ビードに作用する、高圧酸素の状態
を示したものであり、図3のcはハツリ作業後の溶接材
料の状態を示し、切欠部9は殆ど生じないように作業が
できるものとなる。
【0010】実施例2.なお、上記実施例においては、
切断酸素孔の形状を4角形状としたが、一角に鋭角部を
もつ角形(三角形状)としてもよい。
【0011】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、角形火
口とすることで、ハツリ作業による溶接材料の切欠部が
最少限に抑えられ、これにより、再組立、再溶接時の品
質、能率の向上に大いに寄与する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による切断用バーナーを示
す側面図aとその角形酸素孔火口を示す端面図bであ
る。
【図2】図1における角形酸素孔火口に着火時の高圧酸
素の形状を示した側面図aとそのB−B断面bとC−C
断面cである。
【図3】a〜cは図1の角形酸素孔火口によるハツリ作
業の作用説明図である。
【図4】従来の切断用バーナーを示す側面図aとその端
面図bである。
【図5】図4の丸形酸素孔に着火時の高圧酸素の形状を
示す側面図aとそのA−A断面図bである。
【図6】a〜dは図4の丸形酸素孔によるハツリ作業の
作用説明図である。
【符号の説明】
1 外管 2 内管 3 切断酸素孔 4 高圧酸素(切断酸素) 6 溶接ビート 7,8 溶接材料
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ガス切断火口
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガス溶断に用いられ
る切断火口に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来から使用されている切断火口
を示すもので、図において、1は外管、2は内管、3は
切断酸素孔であり、このものは、図に示すように、内管
2の切断酸素孔3の形状が丸形である(以下丸形火口と
呼ぶ)。
【0003】次に作用について説明する。図5は上記の
ような従来の丸形火口に着火し、その切断酸素孔3より
高圧酸素を吹き出した状態を示したもので、図におい
て、4は高圧酸素(切断酸素)、5は予熱炎であり、切
断酸素孔3より吹き出された高圧酸素4の形状は丸形と
なっている。次に図6は従来の丸形火口によるスミ肉溶
接のハツリ作業における、溶接ビード6と溶接材料7,
8に作用する高圧酸素4の状態を示したものである。図
6のaにおいて、溶接材料に傷をつけないようにすると
10の部分が残る。そしてこの10の部分を切断するた
めには、同図bの位置まで高圧酸素4を移動しなければ
ならないが、この場合、ハツリ作業完了後の溶接材料の
形状は同図Cのようになり、切欠部9ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の丸形の切断火口
を用いた場合、以上のように、ハツリ作業後の溶接材料
が図6dの状態となるため、再組立、再溶接時、次のよ
うな問題が発生する。 (1)、組立時の寸法調整が難しい。 (2)、開先形状が複雑なため溶接欠陥が生じる。 (3)、溶接肉盛り回数が増える。 (4)、溶接歪みが大きい。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、溶接材料の切欠部を最少限度に
おさえることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る切断火口
は、切断酸素孔を角形にしたものである。
【0007】
【作用】この発明においては、高圧酸素が角形の孔から
吹き出されることにより、溶接ビートに角で作用するた
め、切欠部が最少限におさえられる。
【0008】
【実施例】 実施例1.以下この発明の一実施例を図について説明す
る。図1において、上記従来例と異なるところは、図の
ように、切断酸素孔3を角形に形成したものである。な
おその他の構成は従来例と同様につき説明を省略する。
【0009】次にその作用について説明する。図2は図
1の角形火口に着火し、角形酸素孔より高圧酸素を吹き
出した状態を示すもので、図のように、高圧酸素4は角
をもって吹き出される。図3のaはスミ肉溶接のハツリ
作業において、溶接ビードに作用する、高圧酸素の状態
を示したものであり、図3のcはハツリ作業後の溶接材
料の状態を示し、切欠部9は殆ど生じないように作業が
できるものとなる。
【0010】実施例2.なお、上記実施例においては、
切断酸素孔の形状を4角形状としたが、一角に鋭角部を
もつ角形(三角形状)としてもよい。
【0011】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、角形火
口とすることで、ハツリ作業による溶接材料の切欠部が
最少限に抑えられ、これにより、再組立、再溶接時の品
質、能率の向上に大いに寄与する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による切断火口を示す側面
図aとその角形酸素孔火口を示す端面図bである。
【図2】図1における角形酸素孔火口に着火時の高圧酸
素の形状を示した側面図aとそのB−B断面bとC−C
断面cである。
【図3】a〜cは図1の角形酸素孔火口によるハツリ作
業の作用説明図である。
【図4】従来の切断火口を示す側面図aとその端面図b
である。
【図5】図4の丸形酸素孔に着火時の高圧酸素の形状を
示す側面図aとそのA−A断面図bである。
【図6】a〜dは図4の丸形酸素孔によるハツリ作業の
作用説明図である。
【符号の説明】 1 外管 2 内管 3 切断酸素孔 4 高圧酸素(切断酸素)5 予熱炎 6 溶接ビート 7,8 溶接材料

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に高圧ガスを吹き出す切断ガス孔を
    有し、溶接構造物の溶接ビードのハツリ作業や溶接作業
    に用いられるガス切断用バーナーにおいて、上記切断ガ
    ス孔の形状を角形としたことを特徴とするガス切断用バ
    ーナー。
  2. 【請求項2】 先端に高圧ガスを吹き出す切断ガス孔を
    有し、溶接構造物の溶接ビードのハツリ作業や溶接作業
    に用いられるガス切断用バーナーにおいて、上記切断ガ
    ス孔の一角を鋭角としたことを特徴とするガス切断用バ
    ーナー。
JP25718292A 1992-08-31 1992-08-31 ガス切断火口 Pending JPH0682016A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25718292A JPH0682016A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 ガス切断火口

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JP25718292A JPH0682016A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 ガス切断火口

Publications (1)

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JPH0682016A true JPH0682016A (ja) 1994-03-22

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ID=17302821

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004150794A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Illinois Tool Works Inc <Itw> 一体型乾式安全器を有するトーチ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004150794A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Illinois Tool Works Inc <Itw> 一体型乾式安全器を有するトーチ
JP4503981B2 (ja) * 2002-10-31 2010-07-14 イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド 一体型乾式安全器を有するトーチ
US8371845B2 (en) 2002-10-31 2013-02-12 Illinois Tool Works Inc. Torch with integrated flashback arrestor

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