JPH0681967A - 弁 - Google Patents

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JPH0681967A
JPH0681967A JP12905493A JP12905493A JPH0681967A JP H0681967 A JPH0681967 A JP H0681967A JP 12905493 A JP12905493 A JP 12905493A JP 12905493 A JP12905493 A JP 12905493A JP H0681967 A JPH0681967 A JP H0681967A
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plug
cage
sealing device
shaped ring
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K39/00Devices for relieving the pressure on the sealing faces
    • F16K39/04Devices for relieving the pressure on the sealing faces for sliding valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 閉じた時の漏洩量が著しく少なく、弁に作用
する不平衡力が少なく、高温でも作動し得る弁を提供す
る。 【構成】 弁本体41と、この弁本体に貫通する弁ステ
ム56と、この弁に流れる流体の流れを制御するトリム
装置45とを具える。弁ステムによって動かされ通路6
6を設けた弁プラグ47と、弁ケージ48と、下部弁座
46とをトリム装置は有する。弁ケージ48の第1ケー
ジ周囲部58と第2ケージ周囲部59との段差によりケ
ージ棚部60を形成し、弁プラグ47の第1プラグ周囲
部61と第2プラグ周囲部62との段差により上部弁座
65を形成する。弁を閉じた時、弁プラグ47を下部弁
座46に着座させ、同時にケージ棚部60と上部弁座6
5との間に配置したC字状環のシール装置63を圧縮す
るが、弁プラグ47と弁ケージ48との間に漏洩した流
体の一部はC字状環内に入りそのシール作用を増強す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は導入口ポートと送出口ポ
ートとの間の流体の流れを制御する弁、また特に、弁が
約232℃(450°F)以上の高温を受けても米国国
家規格による漏洩等級V 以上に漏洩を遮断防止し得るト
リム装置を有する弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】弁を閉じた時、流体の流れを遮断する弁
の能力に従って、制御弁の漏洩等級を定めた規格があ
る。これ等の規格は、閉じた状態の弁を通じて流体が流
れる量を特定している。通常、この流れの量は、評価さ
れる弁の導入口ポート及び送出口ポートの両側に特定の
差圧を加えた時、その弁の遮断能力をパーセントで測定
している。例えばANSI(American National Standard In
stitute 米国国家規格協会) 規格によれば、漏洩等級II
とは、遮断した状態での評価される弁からの最大漏洩が
0.5%を越えないことを意味する。同様に、漏洩等級
III 及びIVとは、遮断した状態での評価される弁からの
最大漏洩がそれぞれ0.1%及び0.01%を越えない
ことを意味する。
【0003】特定の弁が漏洩等級II、III 及びIVの要件
を満たしているか否かを決定するためには、弁を閉塞し
た状態で、この弁について空気、又は水の漏洩テストを
行っている。通常は、閉塞した弁の導入口ポートに空
気、又は水の供給管を連結し、弁を通じて漏洩する量を
測定することによって、この空気、又は水の漏洩テスト
を実施している。一方、漏洩等級V については、水の供
給管を弁の導入口ポートに連結し、閉塞位置にある弁を
通って流れる水の量を測定する水漏洩テストを使用し
て、漏洩等級V の要件を満たす弁を試験している。漏洩
等級V によれば、弁を通ずる最大漏洩量は、導入口ポー
トと送出口ポートとの両側の単位差圧(ポンド/平方イ
ンチ)当たり、ポートの単位直径(インチ)当たり、毎
分水の量0.0005ミリリットルに過ぎない。一例として、
弁のポートの直径が50.8mm(2インチ) であり、導入口ポ
ートに連結した水の供給源が送出口ポートにおける圧力
に対し相対圧力が7.0kg/cm2(100 ポンド/ 平方インチ)
である場合、弁の閉塞状態で、弁を通る水の流れが毎分
0.1ミリリットルまで許容される。この量を超過すれ
ば、この弁はANSIの漏洩等級V の要件を満たさない。
【0004】希望するANSI漏洩等級の要件を満たすこと
の他に、圧力が平衡した弁プラグを弁が有することが有
利である。圧力が平衡した弁プラグとは、その弁の内圧
が作用する弁プラグの両側の面積が等しく、従ってその
内圧によって弁プラグに作用する正味の力が最小になる
ような弁プラグである。この正味の力を最小にすること
によって、これ等の正味の力に打ち勝って弁プラグを移
動させるのに必要なアクチュエータの寸法も小さくな
る。
【0005】図1に示すような従来の2ポート弁は、弁
プラグに作用する正味の力を平衡させ、弁プラグを位置
決めするのに必要なアクチュエータを最小にするため使
用されることが多い。図1に示す2ポート弁は2個のラ
ンド12、13を支持する弁プラグ11を有する。上部
のポートにおいてランド12は弁座環14に協働し、下
部のポートにおいてランド13は弁座環15に協働し、
導入口16から送出口17への流体の流れを制御してい
る。ランド12、13の表面積は正確に等しい面積にす
ることができない。これは、弁の組立中、弁プラグ11
を弁の頂部から挿入する時、弁座環14を通過できるよ
う十分にランド13を小さくしなければならないからで
あり、一方、ランド12は、弁座環14を通過しないで
その上に着座するようランド13より大きくしなければ
ならないからである。
【0006】このようにランド12の面積はランド13
の面積より広いから、遮断状態、又はそれに近い状態に
ある弁の導入口16からの流体圧力はランド13側より
も一層大きな力をランド12に作用させる。その結果生
ずる正味の力は、弁を閉じるのに抵抗する方向に作用す
る。従って、弁を閉じるためには、アクチュエータによ
ってこの力に打ち勝つ必要がある。しかし、ランド12
の表面積と、ランド13の表面積とはほぼ等しいから、
弁プラグ11に作用する正味の力は僅かである。しかし
ながら、弁を遮断した時に漏洩を防止し、熱膨張による
相異を最小に維持するのに必要な程度に厳密な公差にラ
ンドと弁座環とを機械加工することは非常に困難である
から、特に高温作動温度で最高漏洩防止のための漏洩等
級V の要件を満たすようにこの2ポート弁を製作するこ
とは非常に困難である。
【0007】弁のアクチュエータの寸法を最小にし、漏
洩等級V の要件を満たす設計に成る従来の二重弁座付き
弁を図2に示す。図2に示す弁は、通常のボンネット2
3と弁パッキング24とに貫通する弁ステム22によっ
て位置決めした弁プラグ21を有する。この弁プラグ2
1は2個の部分から成る構造であり、パイロットプラグ
25と1次プラグ26とを有する。1次プラグ26はケ
ージ28の通路27と、弁座環31の形の下部弁座とに
協働して、弁ポート29、30の間の流体の流れを制御
する。パイロットプラグ25の端部にナット33によっ
て取り付けた座金32により、1次プラグ26が弁座環
31から離れて動くことができるが、また、図面には2
個のみを示した複数個のばね37、38によって1次プ
ラグ26は弁座環31に向け動かされる。パイロットプ
ラグ25には通路35、36があるから、パイロットプ
ラグ25の上方の流体圧力と、下方の流体圧力とが等し
くなる。従って、弁を開く必要がある時、パイロットプ
ラグ25の両側の流体圧力によってこのパイロットプラ
グ25に作用する力は比較的平衡している。1次プラグ
26に形成した上部弁座34から離してパイロットプラ
グ25を弁ステム22によって持ち上げ、1次プラグ2
6の通路39を通じて、この1次プラグ26の両側の圧
力を等しくする。
【0008】弁を閉じる必要がある時、弁ステム22に
よって、弁座環31に着座する方向に1次プラグ26を
駆動する。ばね37、38によってパイロットプラグ2
5と1次プラグ26との間に力を作用させ、パイロット
プラグ25と上部弁座34との間のポートを開いた状態
に保持し、このようにして1次プラグ26が下部弁座3
1に着座してしまうまで、1次プラグ26の両側の圧力
を平衡させて維持する。1次プラグ26が下部弁座31
に着座した時、弁ステム22によってパイロットプラグ
25を上部弁座34に着座させ、弁の閉塞を完了する。
このようにして、1次プラグ26を弁座環31に対し接
近、及び離間するよう動かすのに必要な力を最小にし、
図2に示す弁を開閉するのに必要なアクチュエータの寸
法を最小にすることができる。この二重弁座の構成によ
って、遮断時の漏洩等級V を達成することができる。し
かし、図2に示す弁の構造は複雑であり、複数個のばね
が必要であり、緊密な機械加工公差を必要とする多数の
部片を包含する欠点がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、遮断
時の最大漏洩がANSIの漏洩等級V 以上を達成できる程、
漏洩を防止し、弁に作用する不平衡力を減らすことがで
きるトリム装置を設けた弁を得るにある。本発明の他の
目的は、約232℃(450°F)及びそれ以上の高温
に耐えるトリム装置を具え、遮断時の漏洩等級V が必要
な高温用途に使用し得る弁を得るにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の一態様
の弁は、導入口ポートと送出口ポートとを有する弁本体
と、この弁本体に貫通する弁ステムと、導入口ポートと
送出口ポートとの間の流体の流れを制御するため弁の内
部に設けたトリム装置とを具える。このトリム装置は、
弁ステムに取り付けた弁プラグと、弁座とを有する。弁
ステムによって弁プラグを弁座に位置させた時、この弁
プラグによって導入口ポートと送出口ポートとの間の流
体の流れを防止する。一方、弁ステムによって弁プラグ
を弁座から離間するよう位置させた時、導入口ポートと
送出口ポートとの間に流体を流す。弁プラグを弁座に位
置させた時、弁プラグの両側の圧力を等しくするよう、
弁プラグに通路を貫通する。このトリム装置には、弁プ
ラグの周りのシール装置を更に設ける。このシール装置
を設けることによって、この弁からの流体の漏洩をANSI
の漏洩等級V より少ない値まで防止する。
【0011】このシール装置をC字状環、V字状環、又
はS字状環にすることができる。この弁内に弁ケージを
設けることができ、この弁ケージの第1ケージ周囲部と
第2ケージ周囲部とによってケージ棚部を形成する。リ
テーナによってこのシール装置をケージ棚部に保持す
る。代案として、弁プラグに第1プラグ周囲部と第2プ
ラグ周囲部とを設けてプラグ棚部を形成してもよく、リ
テーナによってシール装置をこのプラグ棚部に保持す
る。更に、代案として、弁プラグに第1プラグ周囲部
と、第2プラグ周囲部と、第3プラグ周囲部とを設けて
凹所を形成し、この凹所内にシール装置を設置する。更
に、代案として、間にシール装置をクランプする2個の
プラグ部で弁プラグを構成してもよい。
【0012】本発明の他の態様の弁は、導入口ポートと
送出口ポートとを有する弁本体と、この弁本体に貫通す
る弁ステムと、導入口ポートと送出口ポートとの間の流
体の流れを制御するトリム装置とを具える。このトリム
装置は、通路を有する弁ケージと、下部弁座と、弁ステ
ムに取り付けた弁プラグとを有する。弁ステムによって
弁プラグを弁座に位置させた時、この弁プラグによって
導入口ポートと送出口ポートとの間の流体の流れを防止
し、一方、弁ステムによって弁プラグを弁座から離間す
るよう位置させた時、導入口ポートと送出口ポートとの
間に流体を流す。弁プラグを弁座に位置させた時、弁プ
ラグの両側の圧力を等しくするよう、弁プラグに通路を
貫通する。また、このトリム装置には、弁プラグ、又は
弁ケージによって形成した上部弁座と、弁プラグの周り
のシール装置とを設ける。このシール装置を上部弁座に
協働させることによって、弁を閉じた時、最大漏洩をAN
SIの漏洩等級V より少ない値まで防止する。
【0013】約232℃(450°F)、又はそれ以上
の温度に抵抗できる金属のような材料で、このシール装
置を含むトリム装置を造ることができる。高温に耐える
シール装置をC字状環、V字状環、又はS字状環にする
ことができる。これ等の形式のシール装置の機械的ばね
力によって、機械加工の公差と、温度変化による寸法変
化とを補正する。
【0014】本発明の更に他の態様の弁は、導入口ポー
トと送出口ポートとを有する弁本体と、この本体に貫通
する弁ステムと、導入口ポートと送出口ポートとの間の
流体の流れを制御するトリム装置とを具える。このトリ
ム装置は、通路と内面区域とを有する弁ケージを有す
る。上部弁座を形成する傾斜部をこの内面区域に設け
る。更に、このトリム装置には、下部弁座と、弁ステム
に取り付けた弁プラグとを設ける。弁ステムによって弁
プラグを下部弁座に位置させた時、弁ケージの通路を通
ずる導入口ポートと送出口ポートとの間の流体の流れを
弁ステムによって防止し、一方、弁ステムによって弁プ
ラグを下部弁座から離間するよう位置させた時、弁ケー
ジの通路を通じて導入口ポートと送出口ポートとの間に
流体を流す。弁プラグを弁座に位置させた時、弁プラグ
の両側の圧力を等しくするよう、弁プラグに通路を貫通
する。更に、トリム装置には、弁プラグを包囲するシー
ル装置を設け、弁を閉塞している時、このシール装置を
上部弁座に協働させることによって、この弁からの流体
の漏洩を防止する。このシール装置を環状にすることが
でき、この環状のシール装置の開口を弁ステムと弁プラ
グとの移動方向に向ける。リテーナを設けて、このシー
ル装置を弁プラグに保持することができる。
【0015】
【実施例】図3Aに示すように、弁40はポート42、
43を有する弁本体41を具えるが、この弁に流れる流
体の方向に応じて、このポートの一方が導入口であれば
他方が送出口である。図3Aに矢印44で示す方向に流
体が流れている場合には、ポート42が導入口であり、
ポート43が送出口である。トリム装置45によって、
ポート42、43間の流体の流れを制御する。このトリ
ム装置45は、弁プラグ47と、弁ケージ48と、弁座
環46の形状の下部弁座とを有する。弁座環46は開口
49を有し、弁ケージ48は複数個の通路50を有し、
この弁が開放位置にある時、この通路50を通じて流体
を流すことができる。
【0016】ボルト52、ナット53のような適当な手
段によって、ボンネット51を弁本体41に固着する。
ガスケット54を弁本体41と弁座環46との間に設置
し、ガスケット55をボンネット51と弁ケージ48及
び弁本体41との間に設置する。ボンネット51を弁本
体41に固着した時、ボンネット51によってガスケッ
ト55をボンネット51と弁本体及び弁ケージ48との
間に圧縮し、同時にガスケット54を弁座環46と弁本
体41との間に圧縮し、弁本体41内の流体を保持す
る。また、ボンネット51は弁ケージ48を弁座環46
に押し付けて弁座環46を弁本体41内に保持する。
【0017】弁ステム56をボンネット51に貫通して
弁本体41内に入れる。通常の弁パッキングシール(図
示せず)を弁ステム56の周りに設けることができる。
適当なねじによって、弁ステム56に弁プラグ47を固
着し、この弁40に通る流体の流れを制御するため、こ
の弁プラグ47を弁座環46に協働させる。ポート42
からポート43までの流体の流れを遮断するため、図3
Aに示すように、弁プラグ47を閉じた時、弁プラグ4
7は弁座環46、即ち下部弁座に着座し、弁ケージ48
に形成した通路50を覆って閉じ、同時に弁プラグ47
はC字状環63(次に説明する)上でも閉じる。弁プラ
グ47を開いた時、弁ステム56によって弁プラグ47
は弁座環46から後退し、流体はポート42から弁ケー
ジ48の通路50と、弁座環46の開口49とを通じて
ポート43まで流れる。弁プラグ47によって弁40に
通る流れを抑止する時、即ち弁40を閉じている時、弁
ケージ48と弁プラグ47との間の漏洩を最少にするた
め、弁プラグ47に通常のピストンリング57を設け
る。
【0018】弁ケージ48には、ケージ棚部60を形成
する第1ケージ周囲部58と、第2ケージ周囲部59と
を設ける。弁プラグ47には、第1ケージ周囲部58に
ほぼ対応する第1プラグ周囲部61と、第2ケージ周囲
部59にほぼ対応する第2プラグ周囲部62とを設け
る。第1プラグ周囲部61と第2プラグ周囲部62との
間の段差によりプラグ棚部、又は上部弁座65を形成す
る。従って、弁40を閉じるためには、弁プラグ47の
下部を弁座環46の形の下部弁座に着座させ、更にシー
ル装置であるC字状環63を上部弁座65とケージ棚部
60とに押し付け、弁40に通る流体の流れを遮断す
る。リテーナ64によってC字状環63をケージ棚部6
0に保持する。リテーナ64をワイヤスナップリングで
形成することができる。弁プラグ47を弁ステム56に
よって動かす際、このリテーナ64によってC字状環6
3をケージ棚部60に対し固定保持する。従って、弁プ
ラグ47が移動しても、C字状環63は、実質上静止し
ている。C字状環63は弁プラグ47がその閉止位置に
ある時だけ、圧縮された状態にあることに注意すべきで
ある。その結果、このC字状環63と上部弁座65とに
生ずる摩耗は最小に済むか、完全に防止される。
【0019】図3Aに示すC字状環63の配置方向はポ
ート42からポート43に向け弁40を通る流体の流れ
に適合するものである。弁プラグ47が弁座環46に位
置している時には、C字状環63によって弁プラグ47
と弁ケージ48との間をほぼ流体密にシールしている。
即ち、弁40が閉じていて弁プラグ47が弁座環46に
位置している時、C字状環63は、弁40内で弁プラグ
47と弁ケージ48との間に生じる漏洩をシールする。
弁プラグ47と弁ケージ48との間で弁40内に漏洩し
ようとする流体の一部はC字状環63の開口内に入り、
このC字状環を上部弁座65とケージ棚部60とに一層
緊密に押し付けて弁プラグ47と弁ケージ48との間の
シールを増強する。C字状環63は機械的なばね力があ
るから、機械的な公差と、温度変化による寸法変化とが
あっても、ばね力によってそれを補正する。弁プラグ4
7に通路66を設け、弁プラグの両側の圧力をバランス
させる。従って、この通路66があるから、弁プラグ4
7の上方の空間67内の圧力と、弁プラグ47の下方の
空間68内の圧力とは等しく、その結果、弁プラグ47
の不平衡区域を除いて、大きさが等しく方向が反対の内
部流体力が弁プラグ47に加わる。この不平衡区域を図
3Bに明示する。
【0020】図3Bはトリム装置45の一部の拡大断面
図で、この部分にはC字状環63、上部弁座65、及び
弁座環46によって設けた下部弁座を含む。簡明のた
め、図3Bの寸法は誇張して示している。この図面に示
すように、弁40を閉じた時、弁プラグ47の下部は弁
座環46に着座し、C字状環63は上部弁座65に押圧
される。しかし、弁プラグ47には通路66があるか
ら、弁プラグ47の上側と下側との両側に送出側の圧力
が加わる。これ等上側と下側との面積は弁ステムの部分
を除きほぼ等しい。この弁ステムの部分は最小にできる
が必ず存在するものである。空間67内の圧力と、空間
68内の圧力とは等しくて、ほぼ等しい面積に作用して
いるから、これ等の圧力はほぼ等しい大きさであり、方
向が反対に弁プラグ47に作用する。従って方向反対で
大きさが等しいこれ等の力は互いに打ち消し合う。異な
る圧力に露出している弁プラグ47の区域が存在してお
り、そのため打ち消し合わない力が弁プラグ47に加わ
る。この区域は不平衡区域69であり、図3Cに明示す
るように環状である。
【0021】この不平衡区域69の外径はC字状環63
が上部弁座65に接触する点によって画成され、内径は
弁プラグ47の下端が弁座環46に接触する点によって
画成される。(ピストンリング57と第1ケージ周囲部
58との接触点と、環状の不平衡区域69との間の弁プ
ラグ47の環状区域111は不平衡区域とはならない。
それは弁プラグ47の上方の圧力は区域111に下向き
の力を作用させているが、この圧力はピストンリング5
7を経てC字状環の外側の棚部60、65間の区域に達
し、弁プラグ47の環状区域111に上向きの力を及ぼ
し、下向きの力に対抗するからである。)この不平衡区
域69の下側は導入側の圧力に露出するが、これは弁プ
ラグ47と弁ケージ48との間に漏洩流体があるからで
ある。この漏洩流体はC字状環63を充填する。弁プラ
グ47の頂部のこの不平衡区域の上側は空間67内の送
出口圧力に露出している(通路66が形成されているこ
とに起因する)。これ等の圧力、即ち不平衡区域の上側
と下側との圧力が異なると(このようになることは多い
のであるが)、発生する正味の力が弁プラグ47に加わ
るから、弁を閉じなければならない時には、弁アクチュ
エータはこの力に打ち勝つ必要がある。この正味の力
は、これ等の圧力間の差に不平衡区域の面積を掛けた値
に比例する。図3A及び図3Bから明らかなように、こ
の不平衡区域の寸法は小さいから、この不平衡区域のた
め弁プラグ47に作用する正味の力も小さく、従って従
来の弁に比較し、弁座環46に弁プラグ47を閉じるの
に必要なアクチュエータを一層小さくすることができ
る。弁プラグ47を弁座環46に位置させた時、このト
リム装置により漏洩等級V の遮断を達成することができ
る。更に、インコネルX750、又は718のような適
当な金属材料によりC字状環63を造り、付近の温度が
約232℃(450°F)及びそれ以上のような高温に
弁40が対抗できるようにすることができる。(弁40
の他の部分の材料も適切に選択する必要があることも、
もちろんである。)
【0022】図4のトリム装置は、C字状環の配置方向
と保持とが図3Aのトリム装置と相違するもので図3A
と同一部分を同一符号にて示す。図4のC字状環70の
配置方向は弁40の矢印の方向に対し反対方向の矢印の
方向の流体の流れに適合するものである。図4に示すよ
うに、このC字状環70の開口は、図3AのC字状環6
3の開口の方向に対し反対方向に指向している。図4の
場合には、弁が閉じている時には、弁40から漏洩しよ
うとするいかなる流体も空間67からポート42まで弁
プラグ47と弁ケージ48との間を流れようとする(こ
の流れの方向の場合には、ケージ棚部60は上部弁座と
なる)。この流体はC字状環70の外側に向く開口を通
じてこのC字状環70に充填し、ケージ48のケージ棚
部60とプラグ棚部65とにC字状環70を一層緊密に
押圧し、弁プラグ47と弁ケージ48との間を一層良く
シールする。図4のトリム装置の場合には、C字状環7
0が上部弁座(即ち図4に示す流れの方向ではケージ棚
部60)に接触する点と、弁プラグ47の下部が弁座環
46に接触する点との間の弁プラグ47の区域として不
平衡区域が定義される。このトリム装置も、この弁につ
いて高温で漏洩等級Vの遮断を達成する。更に、図3A
では、リテーナ64によってC字状環63をケージ棚部
60に保持し、C字状環63を弁プラグ47に対し動か
ないようにしたが、図4のリテーナ71はC字状環70
を弁プラグ47に保持する。従って、C字状環70は弁
プラグ47と共に動く。
【0023】図5のトリム装置は、図4のC字状環70
の代わりに、シール装置としてV字状環72を設けたも
ので、図4と同一部分を同一符号にて示す。リテーナ7
3によってV字状環72を弁プラグ47に保持する。図
5に示す装置は、ポート43からポート42へ(矢印の
方向に)弁40に流れる流体の流れに適合するが、図5
に示すV字状環の配置方向を反対にし、V字状環72の
開口を外側でなく内側に向くようにすることにより、ポ
ート42からポート43への流れに適合するようにする
ことができる。更に、図3A、及び図4に示すC字状環
の場合のように、V字状環72を適当な金属で造り、漏
洩等級V の遮断を達成するよう高温環境内でこの弁40
を作動させることができる。
【0024】図6に示すトリム装置は図3Aのトリム装
置に類似しており、同一部分を同一符号にて示す。しか
し、図6に示すように、図3のC字状環63の代わり
に、シール装置としてS字状環74を使用する。図6の
弁プラグ75は2個の部分から成る構造である。従っ
て、第1プラグ部76と第2プラグ部77とを(ねじの
ような手段で)適切に弁ステム56に取り付ける。弁プ
ラグ75の第1プラグ部76の第1プラグ周囲部78は
ケージ48の第1ケージ周囲部58に見合うものであ
る。同様に、弁プラグ75の第2プラグ部77の第2プ
ラグ周囲部79は第2ケージ周囲部59に見合うもので
ある。弁プラグ75の第1プラグ部76と第2プラグ部
77との間にS字状環74をクランプし、弁プラグ75
が弁ステム56によって動かされる時、S字状環74は
弁プラグ75と共に移動する。
【0025】図6に示すトリム装置は、図3Aに示す弁
40のポート43からポート42への流れ(矢印の方
向)に適合する。弁プラグ75と弁ケージ48との間に
漏洩しようとするいずれの流体もS字状環74を一層緊
密にケージ棚部60に強制的に押し付け、この漏洩に対
するシールを増強する。従って、図6に示す設計も漏洩
等級V の遮断を達成することができる。更に、図3A、
図4に示すC字状環、及び図5に示すV字状環の場合の
ように、S字状環74を適当な金属で造り、弁40を高
温環境で作動できるようにする。弁プラグ75の第1プ
ラグ部76に通常のピストンリング80を設け、弁プラ
グ75によってこの弁に通る流れを絞っている時、弁ケ
ージ48と弁プラグ75との間の漏洩を最少にする。
【0026】図7に示すトリム装置は、図3Aのトリム
装置45と類似しており、その代わりに使用することが
できるもので図3Aと同一部分を同一符号にて示す。し
かし、図7に示すように、弁プラグ81は2個の部分か
ら成るプラグ構造であり、C字状環82を内部に保持す
るための凹所を形成する。従って、弁プラグ81の第1
プラグ部83の第1プラグ周囲部84は弁ケージ48の
第1ケージ周囲部58に見合うものであり、弁プラグ8
1の第2プラグ部85の第2プラグ周囲部86は第2ケ
ージ周囲部59に見合うものである。弁プラグ81の第
1プラグ部83は第3プラグ周囲部87を有する。この
第3プラグ周囲部87を第1プラグ周囲部84、又は第
2プラグ周囲部86より小さくし、凹所を形成し、その
中にC字状環82を保持する。従って、C字状環82を
保持するためのワイヤスナップリング、又はその他適当
なリテーナを必要としない。
【0027】図7に示すトリム装置は、図4のトリム装
置と同様、弁40のポート43からポート42へ(矢印
の方向の)流れに適合する。C字状環82の配置方向を
反転することによってポート42からポート43への反
対方向の流れに適合させることができる。図7に示すよ
うに、弁プラグ81と弁ケージ48との間で漏洩するい
ずれの流体もC字状環82をケージ棚部60とプラグ棚
部65とに一層緊密に押圧し、漏洩に対するシールを強
化する。従って、図7に示す設計のものも漏洩等級V の
遮断を達成することができる。更に、図3A及び図4に
示すC字状環、図5に示すV字状環、及び図6のS字状
環の場合のように、C字状環82を適切な金属で造り、
弁40を高温環境で作動できるようにすることができ
る。弁プラグ81の第1プラグ部83に通常のピストン
リング88を設け、弁プラグ81によってこの弁に通る
流れを絞る時、弁ケージ48と弁プラグ81との間の漏
洩を最少にする。図5、図6、及び図7に示す弁プラグ
の不平衡区域は、図3A、図3B、及び図3Cに示した
弁プラグ47の不平衡区域を定義したのと同様に定義す
ることができる。
【0028】図8Aに示すトリム装置は図3Aに示すト
リム装置の代わりに弁40内に使用することができる。
しかし、図8Aのトリム装置は、弁プラグの不平衡区域
を一層減少させている。図8Aのトリム装置は、弁ケー
ジ90と、弁プラグ92と、C字状環101と、シール
リテーナ102と、弁座環の形状の下部弁座93とを有
する。図8Aの弁ケージ90に通路91を設け、弁プラ
グ92を下部弁座93から後退させた時、弁40の導入
側のポートと送出側のポートとの間に流体が流れるよう
にする。この弁に通る流体の流れを制御するため、弁ス
テム94により下部弁座93に対し弁プラグ92を位置
させる。ねじのような適切な手段により弁プラグ92を
弁ステム94に取り付ける。弁プラグ92の第1プラグ
周囲部95は第1ケージ周囲部96にほぼ見合うもので
ある。第2プラグ周囲部97を第1プラグ周囲部95よ
り小さくすることによって弁プラグ92と弁ケージ90
との間に溝98を形成する。
【0029】弁ケージ90に第2ケージ周囲部99を設
ける。弁ケージ90の内面に傾斜部100を設け、第1
ケージ周囲部96と、それより若干大きい第2ケージ周
囲部99との間が滑らかに繋がるようにする。またこの
傾斜部100によってこの弁のための上部弁座を形成す
る。シール装置としてC字状環101を溝98内に設置
し、弁40に流れる流れの方向に応じてC字状環101
の開口を図8Aに示すように下方に指向させるか、上方
(図示せず)に指向させる。従って、C字状環101の
開口の方向は、弁ステム94の移動の軸線方向にほぼ平
行である。流体の流れがポート42からポート43の方
向であれば、漏洩がないよう流体を緊密にシールするた
めには、図8Aに示すように、C字状環の開口を下方に
指向させる。シールリテーナ102をねじのような適当
な手段により弁ステム94に取り付けて、弁プラグ92
の溝98内のC字状環101を保持する。シールリテー
ナ102のリテーナ周囲部103は第2ケージ周囲部9
9にほぼ見合うものであり、このシールリテーナ102
に通常のピストンリング104を設ける。流れを遮断す
る状態に、弁プラグ92を下部弁座93に位置させた
時、弁プラグ92と弁ケージ90との間で弁40から漏
洩する流体の一部はC字状環101に充填する。この流
体により、弁ケージ90の傾斜部100によって形成し
た上部弁座と、第2プラグ周囲部97との両方に、この
C字状環101を一層緊密に押圧し、弁プラグ92と弁
ケージ90との間のシールを増強する。また、上述した
ように、弁プラグ92がその閉塞位置にある時だけ、C
字状環101は圧縮状態にある。その結果、C字状環1
01と上部弁座100との摩耗が最少になるか、又は完
全に防止される。また、このC字状環の機械的なばね力
によって、機械加工の公差と、温度変化に起因する寸法
変化とが補正される。
【0030】弁プラグ92内に通路105を設け、弁プ
ラグ92の上方の空間106内の圧力と、弁プラグ92
の下方の空間107内の圧力とを等しくする。従って、
この通路105があるため、弁プラグ92の上方の空間
106内の圧力と、弁プラグ92の下方の空間107内
の圧力とが等しくなり、弁プラグ92を横切る不平衡区
域がないとすれば、これ等の圧力は大きさが等しく、方
向が反対に弁プラグ92に加わる。この不平衡区域を図
8Bに明示する。
【0031】図8Bは、図8Aに示すトリム装置の一部
の拡大断面図で、この装置はC字状環101と、傾斜部
100によって形成した上部弁座と、下部弁座93とを
有する。簡明のため、リテーナ102を図8Bから除去
した。また、簡明のため、トリム装置の寸法を誇張して
示した。図8Bに示すように、弁40が閉じている時、
弁プラグ92の下部を点110において下部弁座93に
着座させ、傾斜部100によって形成した上部弁座に点
109においてC字状環101を押圧する。弁プラグ9
2に通る通路105があるから、送出口側の圧力は弁プ
ラグ92とリテーナ102との結合体の上側と下側との
両方に加わる。従って空間106内の圧力と、空間10
7内の圧力は大きさが等しく、方向反対に弁プラグ92
に作用する。従ってこれ等の圧力は互いに打ち消し合
う。しかし、弁プラグ92には環状の不平衡区域108
があって差圧に露出しているので、打ち消し合わない力
が弁プラグ92に加わる。
【0032】弁プラグ92のこの不平衡区域108は環
状であり、その外径は傾斜部100によって形成した上
部弁座にC字状環101が接触する点109によって画
成され、内径は弁プラグ92の下部が下部弁座93に接
触する点110によって画成される。この不平衡区域1
08の下側は導入口側の圧力に露出するが、これは弁プ
ラグ92と弁ケージ90との間の漏洩流体があって、こ
れがC字状環101を充たしているためである。この不
平衡区域の上側(即ちリテーナ102の頂部)は空間1
06内の送出口側の圧力に露出する。これ等の圧力が異
なると(このようになることが多いのであるが)、発生
する正味の力が弁プラグ92に加わるから、弁を閉じな
ければならない時には、弁アクチュエータはこの力に打
ち勝つ必要がある。傾斜部100の傾斜を僅かにするこ
とができるから、この不平衡区域108は、図3Aに示
したトリム装置の不平衡区域より小さい。従って、図8
Aの弁プラグ92に加わる正味の力は、図3Aの弁プラ
グ47に加わる力より小さく、弁を閉じるのに必要とす
るアクチュエータは一層小さいものでよい。更に、図8
Aに示すトリム装置には、図3Aのトリム装置の場合と
相違する流れの方向でも、同一のC字状環を使用するこ
とができる。(即ち、図8Aに示す流れの方向が反転し
ても、C字状環101をその開口が上を向くように単に
反転して配置すればよい。)
【0033】弁プラグ92を下部弁座93に位置させた
時、図8Aのこの構成は漏洩等級Vの遮断を達成するこ
とができる。更に、C字状リング101をインコネルX
750、又は718のような適切な金属で造ることによ
って、付近の温度が約235℃(45°F)及びそれ以
上の高温に弁40が抵抗できるようにすることができ
る。また、上述したように、弁プラグ92がその閉塞位
置にある時だけC字状環101が圧縮されることは明ら
かである。その結果、C字状環101と、傾斜部100
によって形成した上部弁座との摩耗は最少になる。ま
た、このC字状環の機械的なばね力によって、機械加工
の公差と、温度変化に起因する寸法変化とが補正され
る。本発明の多数の実施例、及びその変形を図示し説明
したが、本発明はこれ以外にも多くの変更を加えること
ができる。従って、本発明は、ここに特定して記載した
例に限定されず、実施が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の2ポート弁の断面図である。
【図2】従来の他の2ポート弁の断面図である。
【図3】Aは、本発明の一態様のC字状環を有するトリ
ム装置と弁との断面図である。Bは、図3Aのトリム装
置の一部の拡大断面図である。Cは、弁の不平衡区域が
環状であることを示す図3A、図3Bの弁プラグの平面
図である。
【図4】弁に流れる流体の方向が反対なため図3と配置
方向が異なるトリム装置を示す断面図である。
【図5】C字状環の代わりにV字状環を使用した本発明
のトリム装置を示す断面図である。
【図6】C字状環の代わりにS字状環を使用した本発明
のトリム装置を示す断面図である。
【図7】C字状環を使用する本発明のトリム装置の変形
を示す断面図である。
【図8】Aは、C字状環を使用する本発明のトリム装置
の他の変形を示す断面図である。Bは、図8Aのトリム
装置の一部の拡大断面図である。
【符号の説明】
11 弁プラグ 12、13 ランド 14、15 弁座環 16 導入口 17 送出口 21 弁プラグ 22 弁ステム 23 ボンネット 24 弁パッキング 25 パイロットプラグ 26 1次プラグ 27、35、36、39 通路 28 ケージ 29、30 弁ポート 31 弁座環 37、38 ばね 40 弁 41 弁本体 42、43 ポート 45 トリム装置 46 弁座環、下部弁座 47、75、81、92 弁プラグ 48、90 弁ケージ 49、開口 50、66、91、105 通路 51 ボンネット 54、55 ガスケット 56、94 弁ステム 57、80、88 ピストンリング 58、96 第1ケージ周囲部 59、99 第2ケージ周囲部 60 ケージ棚部 61、78、84、95 第1プラグ周囲部 62、79、86、97 第2プラグ周囲部 63、70、82、101 シール装置、C字状環 64、71、73 リテーナ 65 プラグ棚部、上部弁座 67、68、106、107 空間 69、108 不平衡区域 72 シール装置、V字状環 74 シール装置、S字状環 76、83 第1プラグ部 77、85 第2プラグ部 87 第3プラグ周囲部 93 下部弁座 98 溝 100 傾斜部 102 シールリテーナ 111 環状区域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ランディ ジェロルド ホール アメリカ合衆国 アイオワ州 50158 マ ーシャルタウン ガルウィン ロード 2728

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導入口ポートと送出口ポートとを有する
    弁本体と、 この弁本体に貫通する弁ステムと、 前記導入口ポートと前記送出口ポートとの間の流体の流
    れを制御するトリム装置とを具え、 前記トリム装置は、(a) 弁座と、(b) 前記弁ステムに取
    り付けた弁プラグ手段とを具え、前記弁ステムによって
    前記弁プラグ手段が前記弁座に位置している時前記導入
    口ポートと前記送出口ポートとの間の流体の流れを防止
    すると共に、前記弁ステムによって前記弁プラグ手段が
    前記弁座から離れて位置している時前記導入口ポートと
    前記送出口ポートとの間に流体を流すよう構成され、前
    記弁プラグ手段が前記弁座に位置している時この弁プラ
    グ手段の両側の圧力を等しくするための通路手段をこの
    弁プラグ手段を貫通して設け、前記トリム装置は更に、
    (c) この弁を通ずる流体の漏洩を防止するよう前記弁プ
    ラグ手段の周りに設けたシール装置を具え、前記弁プラ
    グ手段が前記弁座の付近に、又は前記弁座に位置する時
    のみ機械的ばね力を発生するよう前記シール装置を配置
    したことを特徴とする弁。
  2. 【請求項2】 前記シール装置が前記弁プラグ手段を包
    囲するC字状環から成り、この弁からの漏洩を防止する
    このシール装置のシール作用を増強するため前記弁プラ
    グ手段の周りに漏洩する流体が前記C字状環に進入する
    開口をこのC字状環が有する請求項1に記載の弁。
  3. 【請求項3】 前記シール装置が前記弁プラグ手段を包
    囲するV字状環から成り、この弁からの漏洩を防止する
    このシール装置のシール作用を増強するため前記弁プラ
    グ手段の周りに漏洩する流体が前記V字状環に進入する
    開口をこのV字状環が有する請求項1に記載の弁。
  4. 【請求項4】 前記シール装置が前記弁プラグ手段を包
    囲するS字状環から成り、この弁からの漏洩を防止する
    このシール装置のシール作用を前記弁プラグ手段の周り
    に漏洩する流体によって増強するよう前記S字状環を配
    置した請求項1に記載の弁。
  5. 【請求項5】 上部弁座として作用するプラグ棚部を形
    成する第1プラグ周囲部と第2プラグ周囲部とを前記弁
    プラグ手段に設け、前記トリム装置は更に、(i) 前記第
    1プラグ周囲部にほぼ見合う第1ケージ周囲部と前記第
    2プラグ周囲部にほぼ見合う第2ケージ周囲部とを有し
    これ等第1ケージ周囲部と第2ケージ周囲部とによって
    ケージ棚部を形成する弁ケージと、(ii)前記弁が閉じて
    いる時前記シール装置が前記上部弁座に着座しているよ
    うこのシール装置をほぼ前記ケージ棚部に保持するリテ
    ーナ手段とを具える請求項1に記載の弁。
  6. 【請求項6】 前記シール装置が前記弁プラグ手段を包
    囲するC字状環から成り、この弁からの漏洩を防止する
    このシール装置のシール作用を増強するため前記弁プラ
    グ手段の周りに漏洩する流体が前記C字状環に進入する
    開口であって半径方向内方に指向する開口をこのC字状
    環が有する請求項5に記載の弁。
  7. 【請求項7】 前記シール装置が前記弁プラグ手段を包
    囲するV字状環から成り、この弁からの漏洩を防止する
    このシール装置のシール作用を増強するため前記弁プラ
    グ手段の周りに漏洩する流体が前記V字状環に進入する
    開口であって半径方向内方に指向する開口をこのV字状
    環が有する請求項5に記載の弁。
  8. 【請求項8】 プラグ棚部を形成する第1プラグ周囲部
    と第2プラグ周囲部とを前記弁プラグ手段に設け、前記
    トリム装置は更に、(i) 前記第1プラグ周囲部にほぼ見
    合う第1ケージ周囲部と前記第2プラグ周囲部にほぼ見
    合う第2ケージ周囲部とを有しこれ等第1ケージ周囲部
    と第2ケージ周囲部とによって上部弁座として作用する
    ケージ棚部を形成する弁ケージと、(ii)前記弁が閉じて
    いる時前記シール装置が前記上部弁座に着座しているよ
    うこのシール装置をほぼ前記プラグ棚部に保持するリテ
    ーナ手段とを具える請求項1に記載の弁。
  9. 【請求項9】 前記シール装置が前記弁プラグ手段を包
    囲するC字状環から成り、この弁からの漏洩を防止する
    このシール装置のシール作用を増強するため前記弁プラ
    グ手段の周りに漏洩する流体が前記C字状環に進入する
    開口であって半径方向外方に指向する開口をこのC字状
    環が有する請求項8に記載の弁。
  10. 【請求項10】 前記シール装置が前記弁プラグ手段を
    包囲するV字状環から成り、この弁からの漏洩を防止す
    るこのシール装置のシール作用を増強するため前記弁プ
    ラグ手段の周りに漏洩する流体が前記V字状環に進入す
    る開口であって半径方向外方に指向する開口をこのV字
    状環が有する請求項8に記載の弁。
  11. 【請求項11】 前記シール装置を内部に保持する凹所
    を形成する第1プラグ周囲部と、第2プラグ周囲部と、
    第3プラグ周囲部とを前記弁プラグ手段に設けた請求項
    1に記載の弁。
  12. 【請求項12】 前記シール装置が前記弁プラグ手段を
    包囲するC字状環から成り、この弁からの漏洩を防止す
    るこのシール装置のシール作用を増強するため前記弁プ
    ラグ手段の周りに漏洩する流体が前記C字状環に進入す
    る開口をこのC字状環が有する請求項11に記載の弁。
  13. 【請求項13】 前記シール装置が前記弁プラグ手段を
    包囲するV字状環から成り、この弁からの漏洩を防止す
    るこのシール装置のシール作用を増強するため前記弁プ
    ラグ手段の周りに漏洩する流体が前記V字状環に進入す
    る開口をこのV字状環が有する請求項11に記載の弁。
  14. 【請求項14】 前記トリム装置は、上部弁座として作
    用するケージ棚部を形成する第1ケージ周囲部と第2ケ
    ージ周囲部とを有する弁ケージを具え、前記弁が閉じて
    いる時前記シール装置が前記上部弁座に着座しているよ
    う前記シール装置を間にクランプする第1プラグ部と第
    2プラグ部とで前記弁プラグ手段を構成した請求項1に
    記載の弁。
  15. 【請求項15】 前記シール装置が前記弁プラグ手段を
    包囲するS字状環から成り、この弁からの漏洩を防止す
    るこのシール装置のシール作用を前記弁プラグ手段の周
    りに漏洩する流体によって増強するよう前記S字状環を
    配置した請求項14に記載の弁。
  16. 【請求項16】 前記シール装置が前記弁プラグ手段を
    包囲するシール環から成り、このシール環が前記弁ステ
    ムにほぼ平行な方向に指向する開口を有する請求項1に
    記載の弁。
  17. 【請求項17】 導入口ポートと送出口ポートとを有す
    る弁本体と、 この弁本体に貫通する弁ステムと、 前記導入口ポートと前記送出口ポートとの間の流体の流
    れを制御するトリム装置とを具え、 前記トリム装置は、(a) 通路を有する弁ケージと、(b)
    下部弁座と、(c) 前記弁ステムに取り付けた弁プラグと
    を具え、前記弁ステムによって前記弁プラグが前記下部
    弁座に位置している時前記弁ケージの通路を通ずる前記
    導入口ポートと前記送出口ポートとの間の流体の流れを
    防止すると共に、前記弁ステムによって前記弁プラグが
    前記下部弁座から離れて位置している時前記弁ケージの
    通路を通じて前記導入口ポートと前記送出口ポートとの
    間に流体を流すよう構成され、前記弁プラグが前記下部
    弁座に位置している時この弁プラグの両側の圧力を等し
    くするための通路をこの弁プラグに貫通して設け、前記
    トリム装置は更に、(d) 前記弁プラグと前記弁ケージと
    の一方によって形成した上部弁座と、(e) 前記弁プラグ
    と前記弁ケージとの間の漏洩を防止するシール装置とを
    具え、前記弁プラグが前記下部弁座の付近に、又は前記
    下部弁座に位置する時のみ機械的ばね力を発生するよう
    前記シール装置を配置したことを特徴とする弁。
  18. 【請求項18】 約232℃(450°F)、又はそれ
    以上の温度で前記弁が作動し得る材料で前記シール装置
    を構成した請求項17に記載の弁。
  19. 【請求項19】 前記材料が金属からなる請求項18に
    記載の弁。
  20. 【請求項20】 前記金属がC字状開口を有する金属の
    C字状環から成り、前記弁プラグと前記弁ケージとの間
    に漏洩する流体が前記C字状開口に進入することによっ
    てこの弁からの漏洩を防止する前記シール装置のシール
    作用を増強する請求項19に記載の弁。
  21. 【請求項21】 前記金属がV字状開口を有するV字状
    環から成り、前記弁プラグと前記弁ケージとの間に漏洩
    する流体が前記V字状開口に進入することによってこの
    弁からの漏洩を防止する前記シール装置のシール作用を
    増強する請求項19に記載の弁。
  22. 【請求項22】 前記金属がS字状環から成り、前記弁
    プラグと前記弁ケージとの間に漏洩する流体がこの弁か
    らの漏洩を防止する前記シール装置のシール作用を増強
    する請求項21に記載の弁。
  23. 【請求項23】 導入口ポートと送出口ポートとを有す
    る弁本体と、 この弁本体に貫通する弁ステムと、 前記導入口ポートと前記送出口ポートとの間の流体の流
    れを制御するトリム装置とを具え、 前記トリム装置は、(a) 上部弁座を形成する傾斜部を有
    する内面と外面とを有する弁ケージと、(b) 下部弁座
    と、(c) 前記弁ステムに取り付けた弁プラグ手段とを具
    え、前記弁ステムによって前記弁プラグ手段が前記下部
    弁座に位置している時前記導入口ポートと前記送出口ポ
    ートとの間の流体の流れを防止すると共に、前記弁ステ
    ムによって前記弁プラグ手段が前記下部弁座から離れて
    位置している時前記導入口ポートと前記送出口ポートと
    の間に流体を流すよう構成され、前記弁プラグ手段が前
    記下部弁座に位置している時この弁プラグ手段の両側の
    圧力を等しくするための通路をこの弁プラグ手段に貫通
    して設け、前記トリム装置は更に、(d) 前記弁プラグ手
    段と前記弁ケージとの間の漏洩を防止するシール装置を
    具え、前記弁プラグ手段が前記下部弁座に位置する時こ
    の弁からの漏洩を防止するよう前記シール装置を前記上
    部弁座に協働させ、前記弁プラグ手段が前記下部弁座の
    付近に、又は前記下部弁座に位置する時のみ機械的ばね
    力を発生するよう前記シール装置を配置したことを特徴
    とする弁。
  24. 【請求項24】 前記シール装置が環状開口を有する環
    から成り、前記弁プラグ手段が前記下部弁座に位置する
    時前記弁プラグ手段と前記弁ケージとの間に漏洩する流
    体が前記環状開口に進入して前記環を前記上部弁座に押
    圧しこの弁からの漏洩を防止するシール作用を増大する
    請求項23に記載の弁。
  25. 【請求項25】 前記弁プラグ手段を前記弁ステムによ
    ってその軸線にそって移動できるよう構成し、前記環の
    環状開口を前記軸線にほぼ平行な方向に指向させる請求
    項24に記載の弁。
  26. 【請求項26】 前記トリム装置は更に、前記環を前記
    弁プラグ手段に保持するリテーナ手段を具える請求項2
    5に記載の弁。
  27. 【請求項27】 前記トリム装置は更に、前記シール装
    置を前記弁プラグ手段に保持するリテーナ手段を具える
    請求項23に記載の弁。
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