JPH0681891U - 気のう体用口栓 - Google Patents
気のう体用口栓Info
- Publication number
- JPH0681891U JPH0681891U JP2921193U JP2921193U JPH0681891U JP H0681891 U JPH0681891 U JP H0681891U JP 2921193 U JP2921193 U JP 2921193U JP 2921193 U JP2921193 U JP 2921193U JP H0681891 U JPH0681891 U JP H0681891U
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- JP
- Japan
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- cap
- base
- packing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外キャップ、中キャップの回動が容易に行
え、空気の注入、排出の際に手間のかからない気のう体
用口栓を提供する。 【構成】 逆流防止弁14を備えた中キャップ2と、
該中キャップの先端を塞ぎ着脱自在に形成された外キャ
ップ3とが、口栓ベース4に着脱自在に形成され、該口
栓ベース4がゴムベース5に接着一体化されてなり、キ
ャップ固定部材8を外キャップ3と中キャップ2とを保
持するバンドと、ワッシャー6とゴムベース5との間に
介装されるパッキン7とを一体に形成して気のう体用口
栓1を構成した。
え、空気の注入、排出の際に手間のかからない気のう体
用口栓を提供する。 【構成】 逆流防止弁14を備えた中キャップ2と、
該中キャップの先端を塞ぎ着脱自在に形成された外キャ
ップ3とが、口栓ベース4に着脱自在に形成され、該口
栓ベース4がゴムベース5に接着一体化されてなり、キ
ャップ固定部材8を外キャップ3と中キャップ2とを保
持するバンドと、ワッシャー6とゴムベース5との間に
介装されるパッキン7とを一体に形成して気のう体用口
栓1を構成した。
Description
【0001】
本考案は、気のう体に用いられる口栓に関する。
【0002】
従来のエアーボートやエアーテント等の気のう体用口栓として例えば図4に示 す口栓の構造が公知である。図4に示す口栓40は、ゴムベース41に密着固定 された口栓ベース42が設けられ、逆流防止弁43を備えた中キャップ44が上 記口栓ベース42に着脱自在に取付けられ、該中キャップ44の入口側端部には 外キャップ45が該中キャップ44から着脱自在に設けられている。
【0003】 上記の口栓40はゴムベース41の上部周面と気のう体本体50の裏面側とを 接着剤で接着して気のう体本体50に固定し、更に気のう体本体50とゴムベー ス41との接着面が端部から剥離して浮いてこないようにパッキン46を介して ワッシャー47で固定されている。
【0004】 上記の口栓40を用いて気のう体内部に空気を注入する場合は、外キャップ4 5のみを外して行う。また空気を排出する場合は逆流防止弁43の付いた中キャ ップ44を外す。外キャップ45のみを外した場合には気のう体本体内部のエア ーは逆流防止弁43により保持され、エアー抜けがなく内部に空気の注入のみを 行うことが可能であり、又、中キャップ44を外すと逆流防止弁が作動しないた め空気の排出はすみやかに行われる。
【0005】 外キャップや中キャップは空気の注入、排出を行う際、取り外されるため、上 記口栓40にはキャップの紛失を防止する目的で、外キャップ45と中キャップ 44をプラスチックのバンド48で留め、更に該バンド48を止め紐49を用い てワッシャー47に接続して固定していた(図5参照)。
【0006】
しかしながら上記従来の気のう体用口栓40は、外キャップ45と中キャップ 44とを固定しているバンド48が止め紐49によってワッシャー47に固定さ れているため、止め紐49をワッシャー47やバンド48に結ぶのに手間がかか り非常に使いにくいという欠点があった。また、バンド48が止め紐49によっ て固定されているため、外キャップ45や中キャップ44を着脱する際にキャッ プの回動を行うとバンド48とワッシャ47の間の紐がキャップに絡み易く、キ ャップの着脱に際して邪魔になるという問題があった。
【0007】 本考案は上記従来技術の欠点を解決しようとするものであり、外キャップ、中 キャップの回動が容易に行え、空気の注入、排出の際に手間のかからない気のう 体用口栓を提供することを目的とする。
【0008】
本考案の気のう体用口栓は、逆流防止弁を備えた中キャップと該中キャップの 先端を塞ぎ着脱自在に形成された外キャップとを備え、上記中キャップが口栓ベ ースに着脱自在に形成され、上記口栓ベースが気のう体本体に接着固定するため のゴムベースに一体化されてなり、ゴムベースと気のう体本体との間をパッキン を介してワッシャーで保持する気のう体用口栓において、外キャップと中キャッ プとを保持するキャップ固定部材をパッキンと一体に形成したことを特徴とする 。
【0009】
以下本考案の実施例を図面に基き詳細に説明する。図面は本考案の一実施例を 示し、図1は本考案の気のう体用口栓の1例を示す外観図であり、図2は図1の II−II線縦断面図である。
【0010】 本考案の気のう体用口栓は図1及び図2に示すように、逆流防止弁14を備え た中キャップ2と、該中キャップの先端を塞ぎ着脱自在に形成された外キャップ 3とが、口栓ベース4に着脱自在に形成され、該口栓ベース4がゴムベース5に 接着一体化されてなる口栓1において、外キャップ3と中キャップ2とを保持し 、更にワッシャー6とゴムベース5との間に介装されるパッキン7と一体に形成 されてなるキャップ固定部材8を備える。
【0011】 図3は本考案において用いられるキャップ固定部材の1例を示す外観斜視図で ある。図3に示すように本考案のキャップ固定部材8は、外キャップ3を保持す るための外キャップ保持部9と、中キャップ2を保持するための中キャップ保持 部10と、固定部材8自体をボート本体に保持しかつパッキンの役割もはたすパ ッキン7と、各保持部9、10、とパッキン7を接続する接続部12とからなる 。
【0012】 上記キャップ固定部材8は図2に示すように、外キャップ保持部9には外キャ ップ3の上部に設けた突起15に嵌合するスリットを有する貫通穴16が設けら れ、また、中キャップ保持部10とパッキン7とはそれぞれ中キャップ2と口栓 ベース4に対応する大きさの平板のリング状に形成されている。保持部9、10 はキャップが保持され且つ、キャップとは別に回動可能な大きさ厚みに形成する のが好ましい。
【0013】 キャップ固定部材8のパッキン7はワッシャー6とゴムベース5との間に挟持 され、ワッシャー6に応じた大きさ、厚みに形成される。接続部12は上記の各 保持部9、10、及びパッキン7の同じ方向を接続し帯状に形成されている。尚 、本考案に使用されるキャップ固定部材8の形態は図3に示すものに限らず、図 6〜図8に示すようなものも使用できる。図8に示す形態であると接合部12が 2箇所に突出するため、キャップの着脱作業の邪魔になるばかりか外観上も劣る ため図3や図6、図7に示すように接続部12が同一方向となるように形成され ているものを使用するのが好ましい。
【0014】 キャップ固定部材8の材質は柔軟性を有する合成樹脂が用いられ、例えばポリ エチレン、ポリプロピレン、ナイロン等が挙げられる。キャップ固定部材8は、 上記樹脂の成形により一体に形成する。通常、キャップ固定部材の厚みは1〜2 mmが好ましい。
【0015】 また、図2に示すように、中キャップ2には逆流防止弁14が設けられ、中キ ャップ2と口栓ベース4との間にはOリング17が介装され、外キャップ3には 内面にパッキン18が接着されている。
【0016】
以上説明したように本考案の気のう体用口栓は、キャップ固定部材とパッキン を一体化して形成したことにより、バンドを止め紐でワッシャーに固定してなる 従来の気のう体用口栓と比較して、止め紐等の二次的な固定具なしに気のう体 本体に固定できる。キャップ固定部材は止め紐を使用しておらず、且つパッキ ンと一体に成形してなるので、キャップの回動作業時にキャップ固定部材が一緒 に回動してしまうようなこともなく、又、止め紐が絡むようなこともないので口 栓のキャップの回動が容易になり、空気の注入、排出の作業や、ワッシャーの取 付け作業(口栓の気のう体本体への取付け時)等をスムーズに行うことができる 。キャップ固定部材とパッキンが一体に形成されているために気のう体本体と 口栓との間に設けられるパッキンの紛失を防止できると共に、別体のパッキンが 不要となりコストダウンが図れる。止め紐がないため外観品位が向上する。等 の効果を有する。
【図1】本考案のゴムボート用口栓の1例を示す外観斜
視図である。
視図である。
【図2】図1におけるII−II線縦断面図である。
【図3】固定部材の1例を示す外観斜視図である。
【図4】従来のゴムボート用口栓を示す一部断面図であ
る。
る。
【図5】従来のキャップ固定部を説明するための外観図
である。
である。
【図6】固定部材の他の例を示す外観斜視図である。
【図7】固定部材の他の例を示す外観斜視図である。
【図8】固定部材の他の例を示す外観斜視図である。
1 気のう体用口栓 2 中キャップ 3 外キャップ 4 口栓ベース 5 ゴムベース 6 ワッシャー 7 パッキン 8 キャップ固定部材 9 外キャップ固定部材 10 中キャップ固定部材 12 接続部 13 気のう体本体
Claims (1)
- 【請求項1】 逆流防止弁を備えた中キャップと該中キ
ャップの先端を塞ぎ着脱自在に形成された外キャップと
を備え、上記中キャップが口栓ベースに着脱自在に形成
され、上記口栓ベースがゴムボート本体に接着固定する
ためのゴムベースに一体化されてなり、ゴムベースと気
のう体本体との間をパッキンを介してワッシャーで保持
する気のう体用口栓において、外キャップと中キャップ
とを保持するキャップ固定部材をパッキンと一体に形成
したことを特徴とする気のう体用口栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993029211U JP2594521Y2 (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 気のう体用口栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993029211U JP2594521Y2 (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 気のう体用口栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0681891U true JPH0681891U (ja) | 1994-11-22 |
JP2594521Y2 JP2594521Y2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=12269861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993029211U Expired - Fee Related JP2594521Y2 (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 気のう体用口栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594521Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001523322A (ja) * | 1996-07-19 | 2001-11-20 | ロバート・ビー・チャフィー | 膨張可能な物体用のバルブ |
-
1993
- 1993-05-07 JP JP1993029211U patent/JP2594521Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001523322A (ja) * | 1996-07-19 | 2001-11-20 | ロバート・ビー・チャフィー | 膨張可能な物体用のバルブ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2594521Y2 (ja) | 1999-04-26 |
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Legal Events
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