JP2594521Y2 - 気のう体用口栓 - Google Patents

気のう体用口栓

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JP2594521Y2 JP1993029211U JP2921193U JP2594521Y2 JP 2594521 Y2 JP2594521 Y2 JP 2594521Y2 JP 1993029211 U JP1993029211 U JP 1993029211U JP 2921193 U JP2921193 U JP 2921193U JP 2594521 Y2 JP2594521 Y2 JP 2594521Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、気のう体に用いられる
口栓に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエアーボートやエアーテント等の
気のう体用口栓として例えば図4に示す口栓の構造が公
知である。図4に示す口栓40は、ゴムベース41に密
着固定された口栓ベース42が設けられ、逆流防止弁4
3を備えた中キャップ44が上記口栓ベース42に着脱
自在に取付けられ、該中キャップ44の入口側端部には
外キャップ45が該中キャップ44から着脱自在に設け
られている。
【0003】上記の口栓40はゴムベース41の上部周
面と気のう体本体50の裏面側とを接着剤で接着して気
のう体本体50に固定し、更に気のう体本体50とゴム
ベース41との接着面が端部から剥離して浮いてこない
ようにパッキン46を介してワッシャー47で固定され
ている。
【0004】上記の口栓40を用いて気のう体内部に空
気を注入する場合は、外キャップ45のみを外して行
う。また空気を排出する場合は逆流防止弁43の付いた
中キャップ44を外す。外キャップ45のみを外した場
合には気のう体本体内部のエアーは逆流防止弁43によ
り保持され、エアー抜けがなく内部に空気の注入のみを
行うことが可能であり、又、中キャップ44を外すと逆
流防止弁が作動しないため空気の排出はすみやかに行わ
れる。
【0005】外キャップや中キャップは空気の注入、排
出を行う際、取り外されるため、上記口栓40にはキャ
ップの紛失を防止する目的で、外キャップ45と中キャ
ップ44をプラスチックのバンド48で留め、更に該バ
ンド48を止め紐49を用いてワッシャー47に接続し
て固定していた(図5参照)。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の気のう体用口栓40は、外キャップ45と中キャップ
44とを固定しているバンド48が止め紐49によって
ワッシャー47に固定されているため、止め紐49をワ
ッシャー47やバンド48に結ぶのに手間がかかり非常
に使いにくいという欠点があった。また、バンド48が
止め紐49によって固定されているため、外キャップ4
5や中キャップ44を着脱する際にキャップの回動を行
うとバンド48とワッシャ47の間の紐がキャップに絡
み易く、キャップの着脱に際して邪魔になるという問題
があった。
【0007】本考案は上記従来技術の欠点を解決しよう
とするものであり、外キャップ、中キャップの回動が容
易に行え、空気の注入、排出の際に手間のかからない気
のう体用口栓を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案の気のう体用口栓
は、逆流防止弁を備えた中キャップと該中キャップの先
端を塞ぎ着脱自在に形成された外キャップとを備え、上
記中キャップが口栓ベースに着脱自在に形成され、上記
口栓ベースが気のう体本体に接着固定するためのゴムベ
ースに一体化されてなり、ゴムベースと気のう体本体と
の間をパッキンを介してワッシャーで保持する気のう体
用口栓において、外キャップと中キャップとを保持する
キャップ固定部材をパッキンと一体に形成したことを特
徴とする。
【0009】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基き詳細に説明
する。図面は本考案の一実施例を示し、図1は本考案の
気のう体用口栓の1例を示す外観図であり、図2は図1
のII−II線縦断面図である。
【0010】本考案の気のう体用口栓は図1及び図2に
示すように、逆流防止弁14を備えた中キャップ2と、
該中キャップの先端を塞ぎ着脱自在に形成された外キャ
ップ3とが、口栓ベース4に着脱自在に形成され、該口
栓ベース4がゴムベース5に接着一体化されてなる口栓
1において、外キャップ3と中キャップ2とを保持し、
更にワッシャー6とゴムベース5との間に介装されるパ
ッキン7と一体に形成されてなるキャップ固定部材8を
備える。
【0011】図3は本考案において用いられるキャップ
固定部材の1例を示す外観斜視図である。図3に示すよ
うに本考案のキャップ固定部材8は、外キャップ3を保
持するための外キャップ保持部9と、中キャップ2を保
持するための中キャップ保持部10と、固定部材8自体
をボート本体に保持しかつパッキンの役割もはたすパッ
キン7と、各保持部9、10、とパッキン7を接続する
接続部12とからなる。
【0012】上記キャップ固定部材8は図2に示すよう
に、外キャップ保持部9には外キャップ3の上部に設け
た突起15に嵌合するスリットを有する貫通穴16が設
けられ、また、中キャップ保持部10とパッキン7とは
それぞれ中キャップ2と口栓ベース4に対応する大きさ
の平板のリング状に形成されている。保持部9、10は
キャップが保持され且つ、キャップとは別に回動可能な
大きさ厚みに形成するのが好ましい。
【0013】キャップ固定部材8のパッキン7はワッシ
ャー6とゴムベース5との間に挟持され、ワッシャー6
に応じた大きさ、厚みに形成される。接続部12は上記
の各保持部9、10、及びパッキン7の同じ方向を接続
し帯状に形成されている。尚、本考案に使用されるキャ
ップ固定部材8の形態は図3に示すものに限らず、図6
〜図8に示すようなものも使用できる。図8に示す形態
であると接合部12が2箇所に突出するため、キャップ
の着脱作業の邪魔になるばかりか外観上も劣るため図3
や図6、図7に示すように接続部12が同一方向となる
ように形成されているものを使用するのが好ましい。
【0014】キャップ固定部材8の材質は柔軟性を有す
る合成樹脂が用いられ、例えばポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ナイロン等が挙げられる。キャップ固定部材8
は、上記樹脂の成形により一体に形成する。通常、キャ
ップ固定部材の厚みは1〜2mmが好ましい。
【0015】また、図2に示すように、中キャップ2に
は逆流防止弁14が設けられ、中キャップ2と口栓ベー
ス4との間にはOリング17が介装され、外キャップ3
には内面にパッキン18が接着されている。
【0016】
【考案の効果】以上説明したように本考案の気のう体用
口栓は、キャップ固定部材とパッキンを一体化して形成
したことにより、バンドを止め紐でワッシャーに固定し
てなる従来の気のう体用口栓と比較して、止め紐等の
二次的な固定具なしに気のう体本体に固定できる。キ
ャップ固定部材は止め紐を使用しておらず、且つパッキ
ンと一体に成形してなるので、キャップの回動作業時に
キャップ固定部材が一緒に回動してしまうようなことも
なく、又、止め紐が絡むようなこともないので口栓のキ
ャップの回動が容易になり、空気の注入、排出の作業
や、ワッシャーの取付け作業(口栓の気のう体本体への
取付け時)等をスムーズに行うことができる。キャッ
プ固定部材とパッキンが一体に形成されているために気
のう体本体と口栓との間に設けられるパッキンの紛失を
防止できると共に、別体のパッキンが不要となりコスト
ダウンが図れる。止め紐がないため外観品位が向上す
る。等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のゴムボート用口栓の1例を示す外観斜
視図である。
【図2】図1におけるII−II線縦断面図である。
【図3】固定部材の1例を示す外観斜視図である。
【図4】従来のゴムボート用口栓を示す一部断面図であ
る。
【図5】従来のキャップ固定部を説明するための外観図
である。
【図6】固定部材の他の例を示す外観斜視図である。
【図7】固定部材の他の例を示す外観斜視図である。
【図8】固定部材の他の例を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
1 気のう体用口栓 2 中キャップ 3 外キャップ 4 口栓ベース 5 ゴムベース 6 ワッシャー 7 パッキン 8 キャップ固定部材 9 外キャップ固定部材 10 中キャップ固定部材 12 接続部 13 気のう体本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B63B 7/08 B63C 9/04 B63C 9/08

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 逆流防止弁を備えた中キャップと該中キ
    ャップの先端を塞ぎ着脱自在に形成された外キャップと
    を備え、上記中キャップが口栓ベースに着脱自在に形成
    され、上記口栓ベースが気のう体本体に接着固定するた
    めのゴムベースに一体化されてなり、ゴムベースと気の
    う体本体との間をパッキンを介してワッシャーで保持す
    る気のう体用口栓において、外キャップと中キャップと
    を保持するキャップ固定部材をパッキンと一体に形成し
    たことを特徴とする気のう体用口栓。
JP1993029211U 1993-05-07 1993-05-07 気のう体用口栓 Expired - Fee Related JP2594521Y2 (ja)

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