JPH0681638B2 - 理髪用鋏 - Google Patents

理髪用鋏

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JPH0681638B2
JPH0681638B2 JP63277272A JP27727288A JPH0681638B2 JP H0681638 B2 JPH0681638 B2 JP H0681638B2 JP 63277272 A JP63277272 A JP 63277272A JP 27727288 A JP27727288 A JP 27727288A JP H0681638 B2 JPH0681638 B2 JP H0681638B2
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JP
Japan
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scissors
recess
coil spring
spindle
scissor
Prior art date
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JP63277272A
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JPH02124197A (ja
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利隆 大房
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、理髪用鋏の改良に関する。
(従来の技術) 従来の理髪用鋏は、鋏身を支軸で弾性的に締め付けるた
めに、両者の間にスプリングワッシャを介在させたもの
が存在していた。
しかし、スプリングワッシャはその弾性が効いていると
きは、スプリングワッシャの切れ目に段差があって全面
的に鋏身や支軸頭部の裏面に接しないから力のかかり具
合にかたよりが生じ、使用時における鋏身の開閉に円滑
さを欠く原因となっていた。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の理髪用鋏は前述の如き欠点があり、また支軸を強
く締めるとすぐにスプリングワッシャが平坦となって弾
性力を得られなくなるという欠点があった。このような
不都合を防止するために従来品の中には鋏身又はナット
の軸穴の周囲にコイルバネを収容するための凹部を設け
たものが提案されている。しかし、理髪用鋏ではその性
質上鋏身やナットの厚みを大きくすることができないか
ら、凹部の深さを浅くせざるを得ず、コイルバネを何巻
きにもしたものを使用できず、あるいは何巻にもしたコ
イルバネを使用するときはコイルの線を極端に細くせざ
るを得ないから、コイルバネが柔らか過ぎて鋏の締め付
けが十分に行えないという欠点があった。
本発明は、以上の如き従来品の欠点を除去することを目
的として考え出されたものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、二つの鋏身1,2を支軸で回動可能に軸着した
鋏において、支軸はボルト3とナット4から成り、一方
の鋏身の軸孔5の周囲にその鋏身の表面がわからコイル
バネ6の下部分を収容するための鋏身凹部7が設けら
れ、支軸には、前記鋏身凹部7が設けられている鋏身の
表面と接する面に前記コイルバネ6の上部分を収容する
ための支軸凹部8がねじ孔9の周囲に設けられ、それら
鋏身凹部7と支軸凹部8が向い合って一個のコイルバネ
6の収容部を形成しており、二巻き以上の巻き数のコイ
ルバネ6が前記鋏身凹部7と支軸凹部8内に装着されて
いることを特徴とするものである。
次に本発明の構成を実施例として示す図面に従って説明
する。
一方の鋏身1には四角形の軸孔5が穿設され、鋏身1の
表面を研削して軸孔5の周囲には円形の鋏身凹部7が設
けられている。他方の鋏身は軸孔として丸孔10が穿設さ
れている。ボルト3は下から頭部11,丸胴部12,角胴部1
3,ねじ部14の順で形成されており、鋏身2の表面から丸
孔10及び軸孔5に挿入したときに、丸胴部12は丸孔10に
遊嵌し、角胴部13は四角形の軸孔5に嵌入し、ねじ部14
は一方の鋏身1の表面から突き出る。従って、鋏身2は
支軸に対し相対的に回動可能となるが、鋏身1は支軸に
対し相対的に固定される。
ナット4はその裏面でねじ孔9の周囲に溝状の支軸凹部
8が設けられている。ナット4をボルト3にねじ着する
ときに、支軸凹部8内にコイルバネ6の上部分を挿入し
ておけば、コイルバネ6の下部分は前記鋏身凹部7内に
収容される。コイルバネ6は四巻き程度が好ましく、ま
た、コイルバネの最上部と最下部の一巻きについては、
螺旋の傾斜度をほとんど零とすればコイルバネが支軸部
分に与える弾性力が平均化されて更に好ましい。
なお、符号15はナットの逆転防止ねじで、ボルト端部に
穿設した雌ねじ部16とねじ着させ、ナット4を圧接する
ことによりナット4が逆転して緩むことを防止できる。
(作用・効果) 本発明は以上の如き構成であって、コイルバネ6を収容
するための凹部7,8が鋏身と支軸の双方に設けられて、
これらが向い合わせになってコイルバネ6を収容するた
めの空間を形成している。このため、二巻き以上、例え
ば四巻きの長めのコイルバネ6であって、その線の太さ
も十分に太いものを収容することができるから十分な弾
性を得ることができる。
また、従来はコイルバネの一巻きに相当するスプリング
ワッシャが使用されていたが、当該ワッシャの切れ目部
分に段差を生じ、このためスプリングワッシャが支軸に
与える弾性力が偏るため鋏身の開閉が円滑にできない原
因となっていた。特に指先で微妙な調子をとりながらカ
ットする理髪鋏では、そのような欠点が顕著であった。
これに対し、本発明は、コイルバネ6が二巻き以上のも
のを装着するので、コイルバネ6の螺旋の傾斜が小さ
く、弾性力をそれと接する支軸面に平均して与えること
ができるので、従来品の欠点を除去して円滑な作業を提
供することができる。特にコイルバネを四巻き程度にし
て、コイルバネの最上部と最下部の一巻きについては螺
旋の傾斜度をほとんど零とすれば、支軸に対するコイル
バネの弾性力を完全に平均化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の斜視図、第2図は支軸が装着された部
分の断面図、第3図は一方の鋏身の軸孔付近の斜視図、
第4図は他方の鋏身の丸孔付近の斜視図、第5図はボル
トの斜視図である。 1……鋏身,2……鋏身,3……ボルト,4……ナット,5……
軸孔,6……コイルバネ,7……鋏身凹部,8……支軸凹部,9
……ねじ孔,10……丸孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二つの鋏身1,2を支軸で回動可能に軸着し
    た鋏において、支軸はボルト3とナット4から成り、一
    方の鋏身の軸孔5の周囲にその鋏身の表面がわからコイ
    ルバネ6の下部分を収容するための鋏身凹部7が設けら
    れ、支軸には、前記鋏身凹部7が設けられている鋏身の
    表面と接する面に前記コイルバネ6の上部分を収容する
    ための支軸凹部8がねじ孔9の周囲に設けられ、それら
    鋏身凹部7と支軸凹部8が向い合って一個のコイルバネ
    6の収容部を形成しており、二巻き以上の巻き数のコイ
    ルバネ6が前記鋏身凹部7と支軸凹部8内に装着されて
    いることを特徴とする理髪用鋏
JP63277272A 1988-11-04 1988-11-04 理髪用鋏 Expired - Lifetime JPH0681638B2 (ja)

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JP63277272A JPH0681638B2 (ja) 1988-11-04 1988-11-04 理髪用鋏

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JP63277272A JPH0681638B2 (ja) 1988-11-04 1988-11-04 理髪用鋏

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02124197A JPH02124197A (ja) 1990-05-11
JPH0681638B2 true JPH0681638B2 (ja) 1994-10-19

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ID=17581214

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JP63277272A Expired - Lifetime JPH0681638B2 (ja) 1988-11-04 1988-11-04 理髪用鋏

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JPS6311191A (ja) * 1986-07-02 1988-01-18 大房 利隆

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JPH02124197A (ja) 1990-05-11

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