JPH068156Y2 - マリーナフォークリフト - Google Patents
マリーナフォークリフトInfo
- Publication number
- JPH068156Y2 JPH068156Y2 JP13094988U JP13094988U JPH068156Y2 JP H068156 Y2 JPH068156 Y2 JP H068156Y2 JP 13094988 U JP13094988 U JP 13094988U JP 13094988 U JP13094988 U JP 13094988U JP H068156 Y2 JPH068156 Y2 JP H068156Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mast
- guide roller
- fork
- supporting
- marina
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、岸壁における荷役作業のため地上より下方
にフォークを下降させることができるマリーナフォーク
リフトに関するものである。
にフォークを下降させることができるマリーナフォーク
リフトに関するものである。
[従来の技術] 岸壁における荷役作業のため地上より下方にフォークを
下降させることができるフォークリフトは、通称マリー
ナフォークあるいはダウンフォークと呼ばれ、第5図,
第6図に例示するようなものが知られている。
下降させることができるフォークリフトは、通称マリー
ナフォークあるいはダウンフォークと呼ばれ、第5図,
第6図に例示するようなものが知られている。
この従来公知のマリーナフォークにおいては、地上より
下方に移動するフォークを支持する支柱部1は、マスト
2に対して平行に上下するようになっていた。
下方に移動するフォークを支持する支柱部1は、マスト
2に対して平行に上下するようになっていた。
[この考案が解決しようとする課題] 一方、岸壁は必ずしも垂直ではなく、下部が海や河川側
に張り出しているのが通例であり、このような下部が張
り出した岸壁で荷役作業を行う場合、フォークと岸壁の
壁面との干渉を避けるためには、マスト全体を車体の前
方に配置しなければならず、前後安定感が悪くなるの
で、いきおい、大型のフォークを必要とするという問題
点があった。
に張り出しているのが通例であり、このような下部が張
り出した岸壁で荷役作業を行う場合、フォークと岸壁の
壁面との干渉を避けるためには、マスト全体を車体の前
方に配置しなければならず、前後安定感が悪くなるの
で、いきおい、大型のフォークを必要とするという問題
点があった。
これを解決するため、マスト2自体に後傾角を持たせそ
の傾斜角度を増すことも考えられるが、そのようにする
と、地上作業で昇降マストを上昇させたときの左右安定
度が悪くなる。
の傾斜角度を増すことも考えられるが、そのようにする
と、地上作業で昇降マストを上昇させたときの左右安定
度が悪くなる。
この考案は、上記問題点を解決することを課題とするも
のである。
のである。
[課題を解決するための手段] この考案は、マスト自体を傾斜させることなくフォーク
を支持する支柱部のみをマストに対して傾斜させること
によって上記課題を解決したものであって、側面にガイ
ド溝1aを有し下端にフォーク1bを支持する支柱部1
の上端を、マスト2内を昇降する昇降部3にピン1cに
よって揺動自在に枢着する共もに、マスト2の下端にガ
イドローラ支持部4を突設し、該支持部4に支持された
ガイドローラ4aと前記支柱部1のガイド溝1aとを係
合させたことを特徴とするマリーナフォークリフトを考
案要旨とするものである。
を支持する支柱部のみをマストに対して傾斜させること
によって上記課題を解決したものであって、側面にガイ
ド溝1aを有し下端にフォーク1bを支持する支柱部1
の上端を、マスト2内を昇降する昇降部3にピン1cに
よって揺動自在に枢着する共もに、マスト2の下端にガ
イドローラ支持部4を突設し、該支持部4に支持された
ガイドローラ4aと前記支柱部1のガイド溝1aとを係
合させたことを特徴とするマリーナフォークリフトを考
案要旨とするものである。
[実施例] 図において、1は側面にガイド溝1aを有し下端にフォ
ーク1bを支持する昇降自在の支柱部であって、その上
端は、マスト2内を昇降する昇降部3にピン1cによっ
て揺動自在に枢着されている。
ーク1bを支持する昇降自在の支柱部であって、その上
端は、マスト2内を昇降する昇降部3にピン1cによっ
て揺動自在に枢着されている。
4はマスト2の下端に突設されたガイドローラ支持部、
4aは該支持部4に支持されたガイドローラである。
4aは該支持部4に支持されたガイドローラである。
このガイドローラ4aは、前記支柱部1の側面に設けら
れたガイド溝1aと係合し、支柱部1の昇降をガイドす
るものである。
れたガイド溝1aと係合し、支柱部1の昇降をガイドす
るものである。
ガイドローラ4aの位置すなわち支柱部1の傾きを調整
する手段としては、第3図に示すように、ガイドローラ
4aの取付部位を水平方向にe1,垂直方向にe2偏心さ
せた偏心取付板4bを介してボルト等により取り付ける
ことによって初期傾斜量を選択可能とし、あるいは、第
4図に示すように油圧シリンダ4c等を利用してガイド
ローラ4aの位置を調整する等任意の手段を採択するこ
とができる。
する手段としては、第3図に示すように、ガイドローラ
4aの取付部位を水平方向にe1,垂直方向にe2偏心さ
せた偏心取付板4bを介してボルト等により取り付ける
ことによって初期傾斜量を選択可能とし、あるいは、第
4図に示すように油圧シリンダ4c等を利用してガイド
ローラ4aの位置を調整する等任意の手段を採択するこ
とができる。
[作用] 本考案は上記の構成を有するので、昇降部3を昇降させ
ることによって支柱部1を上下させることができること
は従来公知のとおりであるが、支柱部1の上端はピン1
cを介して昇降部3に揺動自在に枢着され、かつ、ガイ
ド溝1aとガイドローラ4aが係合しているため、支柱
部1は下降するに従ってガイドローラ4aに案内されて
第2図に示すように次第に傾斜角度を増し、岸壁5の張
り出し部壁面5aとの干渉を回避することができる。
ることによって支柱部1を上下させることができること
は従来公知のとおりであるが、支柱部1の上端はピン1
cを介して昇降部3に揺動自在に枢着され、かつ、ガイ
ド溝1aとガイドローラ4aが係合しているため、支柱
部1は下降するに従ってガイドローラ4aに案内されて
第2図に示すように次第に傾斜角度を増し、岸壁5の張
り出し部壁面5aとの干渉を回避することができる。
また、上昇する際は次第に傾斜角度を減じ、第1図に示
す初期の状態に復帰する。
す初期の状態に復帰する。
[効果] この考案によれば、側面にガイド溝1aを有し下端にフ
ォーク1aを支持する支柱部1の上端を、マスト2内を
昇降する昇降部3にピン1bによって揺動自在に枢着す
ると共に、マスト2の下端にガイドローラ支持部4を突
設し、該支持部4に支持されたガイドローラ4aと前記
支柱部1のガイド溝1aとを係合させたことにより、マ
スト自体を傾斜させることなくフォークを支持する支柱
部のみをマストに対して傾斜させることができ、下部が
張り出した岸壁で荷役作業を行う場合、フォークと岸壁
の壁面との干渉を回避することができる効果がある。
ォーク1aを支持する支柱部1の上端を、マスト2内を
昇降する昇降部3にピン1bによって揺動自在に枢着す
ると共に、マスト2の下端にガイドローラ支持部4を突
設し、該支持部4に支持されたガイドローラ4aと前記
支柱部1のガイド溝1aとを係合させたことにより、マ
スト自体を傾斜させることなくフォークを支持する支柱
部のみをマストに対して傾斜させることができ、下部が
張り出した岸壁で荷役作業を行う場合、フォークと岸壁
の壁面との干渉を回避することができる効果がある。
第1図は本考案のマリーナフォークリフトの側面図、第
2図は支柱部を下降させた状態を示す側面図、第3図及
び第4図はガイドローラの位置調節手段の説明図、第5
図,第6図は従来例の側面図である。 1:支柱部 1a:ガイド溝、1b:フォーク、1c:ピン 2:マスト 3:昇降部 4:ガイドローラ支持部 4a:ガイドローラ、4b:偏心取付板 4c:油圧シリンダ 5:岸壁 5a:壁面
2図は支柱部を下降させた状態を示す側面図、第3図及
び第4図はガイドローラの位置調節手段の説明図、第5
図,第6図は従来例の側面図である。 1:支柱部 1a:ガイド溝、1b:フォーク、1c:ピン 2:マスト 3:昇降部 4:ガイドローラ支持部 4a:ガイドローラ、4b:偏心取付板 4c:油圧シリンダ 5:岸壁 5a:壁面
Claims (1)
- 【請求項1】側面にガイド溝(1a)を有し下端にフォーク
(1b)を支持する支柱部(1)の上端を、マスト(2)内を昇降
する昇降部(3)にピン(1c)によって揺動自在に枢着する
と共に、マスト(2)の下端にガイドローラ支持部(4)を突
設し、該支持部(4)に支持されたガイドローラ(4a)と前
記支柱部(1)のガイド溝(1a)とを係合させたことを特徴
とするマリーナフォークリフト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13094988U JPH068156Y2 (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | マリーナフォークリフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13094988U JPH068156Y2 (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | マリーナフォークリフト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0252900U JPH0252900U (ja) | 1990-04-17 |
JPH068156Y2 true JPH068156Y2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=31386569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13094988U Expired - Lifetime JPH068156Y2 (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | マリーナフォークリフト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH068156Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-07 JP JP13094988U patent/JPH068156Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0252900U (ja) | 1990-04-17 |
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