JPH0681096U - 警報盤における信号線のチェック回路 - Google Patents
警報盤における信号線のチェック回路Info
- Publication number
- JPH0681096U JPH0681096U JP2685593U JP2685593U JPH0681096U JP H0681096 U JPH0681096 U JP H0681096U JP 2685593 U JP2685593 U JP 2685593U JP 2685593 U JP2685593 U JP 2685593U JP H0681096 U JPH0681096 U JP H0681096U
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- signal line
- alarm
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な回路で信号線の電圧降下を確実に検出
すると共に、これによって警報入力部が作動しなくなる
ことを確実に防止するための信号線のチェック回路を提
供する。 【構成】 警報盤は信号検出装置1と信号監視装置2と
を信号線3で接続して構成される。信号検出装置1には
無電圧接点Sが設けられ、信号線3を介して警報入力部
2aの入力端子T1,T2に接続されている。入力端子
T1は判路回路、微分回路、R−S回路、発振回路を経
て表示回路に接続されている。
すると共に、これによって警報入力部が作動しなくなる
ことを確実に防止するための信号線のチェック回路を提
供する。 【構成】 警報盤は信号検出装置1と信号監視装置2と
を信号線3で接続して構成される。信号検出装置1には
無電圧接点Sが設けられ、信号線3を介して警報入力部
2aの入力端子T1,T2に接続されている。入力端子
T1は判路回路、微分回路、R−S回路、発振回路を経
て表示回路に接続されている。
Description
【0001】
本考案は、信号検出装置と信号監視装置とを信号線で接続して構成される警報 盤において、信号線の長さによって電圧降下が起こり、これによって警報入力部 が作動しなくなることを防止するためのチェック回路に関する。
【0002】
従来の警報盤は、図2に示すように信号検出装置11と、信号監視装置12と を信号線13で接続して構成される。信号検出装置には無電圧接点Sが設けられ 、信号線13を介して警報入力部12aの入力端子T1,T2に接続されている 。警報入力部12aは、PNP型のトランジスタTr11が設けられ、制御電圧 VDDがトランジスタTr11のエミッタに印加されている。また、エミッタ−コ レクタ間には抵抗R13が接続されており、コレクタとGND間には抵抗R14 が接続され、更に抵抗R11と入力端子T1の間には通電方向規制用のダイオー ドD11が接続されている。信号検出装置11の無電圧接点Sが閉じると、警報 入力部12aのトランジスタTr11のベース電流が抵抗R12、ダイオードD 11、端子T1、信号線13、無電圧接点S、信号線13、端子T2、GNDの 通電経路で流れ、トランジスタTr11がオンする。その結果トランジスタTr 11のエミッタ−コレクタ間が導通し、制御電圧VDDが抵抗R14に印加される 。また、トランジスタTr11は微分回路、R−S回路、発振回路を経て表示回 路に接続されている。
【0003】
従来の警報盤において無電圧接点Sが閉じた時、トランジスタTr11がオン するためには、エミッタ−ベース間電圧VEBがベース−GND間電圧VB より高 くなければならないが、信号線13が長く、その抵抗値が大きい場合には電圧降 下が大きいので、トランジスタTr11のベース電圧VB が下がり切らず、トラ ンジスタTr11がオンしない。そのためシステムの変更やシステムの拡張等に より信号線13の長さを長くする必要が生じた場合、信号線13の電線サイズを 上げることが必要になり、電気工事に手間がかかると共に、工事費が高くなると いう欠点があった。
【0004】
上記従来の警報盤の問題点に鑑み、本考案の目的は、簡単な回路で信号線の電 圧降下を確実に検出すると共に、これによって警報入力部が作動しなくなること を確実に防止するための信号線のチェック回路を提供することであり、その構成 は、信号検出装置に設けられた信号検出部と、信号監視装置に設けられた信号入 力部とが信号線によって接続され、前記信号検出装置が所定の状態になった時に 前記信号検出部が検出し、無電圧接点を閉じることによって前記信号監視装置の 信号入力部に直流信号電流が入力され、該直流信号電流の入力に伴い警報入力部 が作動し、該警報入力部から警報信号が出力されることによって警報が表示され る警報盤において、前記信号線の抵抗値を測定すると共に、該抵抗値に応じて一 定の電流を流す定電流回路を具備したことである。
【0005】
警報入力部は、オペアンプの基準電圧を確保するため、基準電圧発生回路を利 用し、電源電圧と基準電圧との電位差が信号線に流す電流値を決める。可変抵抗 器の調整によって決められた定電流はトランジスタを経てLEDを点灯させ信号 線抵抗に流れる。この時信号線抵抗に発生する電圧は決まるため、このシステム の変更やシステムの拡張等により信号線の長さを長くしても可変抵抗器を調整す ることで定電流を変化させ、電圧は常時一定の電圧降下に収めることができる。
【0006】
図1は本考案に係る警報盤における信号線のチェック回路の実施例である。以 下この図面に基づき本考案を説明する。
【0007】 警報盤は信号検出装置1と信号監視装置2とを信号線3で接続して構成される 。信号検出装置1には無電圧接点Sが設けられ、信号線3を介して警報入力部2 aの入力端子T1,T2に接続されている。入力端子T1は判路回路、微分回路 、R−S回路、発振回路を経て表示回路に接続されている。
【0008】 警報入力部2aは、オペアンプOP1の基準電圧Va を確保するため、抵抗R 1,R2,R3、トランジスタTr2,Tr3、ツェナーダイオードZAによっ て構成された基準電圧発生回路を利用し、電源電圧VDDと基準電圧Va との電位 差Vs が信号線3に流す電流値を決める。可変抵抗器RVs の調整によって決め られた定電流Is はトランジスタTr1を経てLEDを点灯させ信号線抵抗RX に流れる。この時信号線抵抗RXに発生する電圧Vx は決まるため、このシステ ムの変更やシステムの拡張等により信号線3の長さを長くしても可変抵抗器RV s を調整することで定電流Is を変化させ、電圧VX は常時一定の電圧降下に収 めることができる。
【0009】
以上のように本考案の分電盤における信号線のチェック回路は、信号検出装置 に設けられた信号検出部と、信号監視装置に設けられた信号入力部とが信号線に よって接続され、前記信号検出装置が所定の状態になった時に前記信号検出部が 検出し、無電圧接点を閉じることによって前記信号監視装置の信号入力部に直流 信号電流が入力され、該直流信号電流の入力に伴い警報入力部が作動し、該警報 入力部から警報信号が出力されることによって警報が表示される警報盤において 、前記信号線の抵抗値を測定すると共に、該抵抗値に応じて一定の電流を流す定 電流回路を具備したことによって、システムの変更やシステムの拡張等により信 号線の長さを長くしても常時一定の電圧降下に収めることができるので、電線サ イズを上げる必要がない。また、各警報毎に信号線の電線長や電線サイズが異な っていても確実に対応できるという効果がある。
【図1】本考案に係る警報盤の一実施例の回路図であ
る。
る。
【図2】従来の警報盤の回路図である。
1・・・信号検出装置、2・・・信号監視装置、3・・
・信号線。
・信号線。
Claims (1)
- 【請求項1】 信号検出装置に設けられた信号検出部
と、信号監視装置に設けられた信号入力部とが信号線に
よって接続され、前記信号検出装置が所定の状態になっ
た時に前記信号検出部が検出し、無電圧接点を閉じるこ
とによって前記信号監視装置の信号入力部に直流信号電
流が入力され、該直流信号電流の入力に伴い警報入力部
が作動し、該警報入力部から警報信号が出力されること
によって警報が表示される警報盤において、前記信号線
の抵抗値を測定すると共に、該抵抗値に応じて一定の電
流を流す定電流回路を具備したことを特徴とする警報盤
における信号線のチェック回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2685593U JPH0681096U (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 警報盤における信号線のチェック回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2685593U JPH0681096U (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 警報盤における信号線のチェック回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0681096U true JPH0681096U (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=12204898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2685593U Pending JPH0681096U (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 警報盤における信号線のチェック回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0681096U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017010112A (ja) * | 2015-06-17 | 2017-01-12 | ホーチキ株式会社 | 火災受信機 |
-
1993
- 1993-04-22 JP JP2685593U patent/JPH0681096U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017010112A (ja) * | 2015-06-17 | 2017-01-12 | ホーチキ株式会社 | 火災受信機 |
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