JPH0680791A - レトルト後に高ガス・バリヤー性を保持するポリ塩化ビニリデン・メチルアクリレート・コポリマー組成物,フィルム,及び構造 - Google Patents

レトルト後に高ガス・バリヤー性を保持するポリ塩化ビニリデン・メチルアクリレート・コポリマー組成物,フィルム,及び構造

Info

Publication number
JPH0680791A
JPH0680791A JP3160031A JP16003191A JPH0680791A JP H0680791 A JPH0680791 A JP H0680791A JP 3160031 A JP3160031 A JP 3160031A JP 16003191 A JP16003191 A JP 16003191A JP H0680791 A JPH0680791 A JP H0680791A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
film
polypropylene
vinyl acetate
ethylene vinyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3160031A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3213913B2 (ja
Inventor
John Brenberg Robert
ロバート・ジョン・ブレンベルグ
Paul Eckstain John
ジョン・ポール・エックスタイン
Edward Nordness Mark
マーク・エドワード・ノードネス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NATL CAN CORP
Rexam Beverage Can Co
Original Assignee
NATL CAN CORP
American National Can Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NATL CAN CORP, American National Can Co filed Critical NATL CAN CORP
Priority to JP16003191A priority Critical patent/JP3213913B2/ja
Publication of JPH0680791A publication Critical patent/JPH0680791A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3213913B2 publication Critical patent/JP3213913B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Package Specialized In Special Use (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高いガス(特に酸素)バリヤー性を有し、か
つ、レトルト処理にかけられてもその高いバリヤー性を
保持するポリマー組成物と、このポリマー組成物から作
られたフィルム及びパウチの如きフィルム・パッケージ
で食品等を包装する方法を提供する。 【構成】 エチレンビニルアセテートを実質的に含有し
ないポリ塩化ビニリデン−メチルアクリレートを含むポ
リマー組成物と、これより作ったフィルムである。この
フィルムを用いてフィルム・パッケージを作り、食品を
包装すると、レトルト後もガス(特に酸素)を透過せ
ず、食品を安全に保管できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高いガス・バリヤー
性,殊に酸素バリヤー性を有し、かつ、レトルト処理に
かけられても所望の性質を保持するバリヤー性ポリマー
材料に関する。特に本発明は、ポリ塩化ビニリデン・コ
ポリマー組成物,殊に、本質的にレトルト後でも高いガ
ス・バリヤー性、特に酸素バリヤー性を保持するポリ塩
化ビニリデン−メチルアクリレート・コポリマーから成
る組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】レトルト処理は販売前にパッケージ中で
食品を調理し、食品又は医用品の如きその他の物質を殺
菌するのに広く用いられている方法である。例えば、パ
ッケージ中で食品を調理し、物質中のバクテリアの如き
微生物を殺すための処理である。レトルト処理はパッケ
ージされた内容物を加熱水又は沸とう水、典型的には約
212°−275°F(100−135℃)の昇温され
たスチームで加熱することを含む、加熱プロセスであ
る。約212°F(100℃)より高温の加熱水は、適
当な圧力と供にレトルト処理するのに使用できる。
【0003】レトルト処理のためのパッケージのための
パウチは、例えば米国特許第4190477号,第43
11742号,第4360550号,及び、44242
56号に開示されている。かかる従来技術のパウチに共
通なる特徴は、金属フォイルの層であることである。こ
のフォイルは厳しいレトルト処理の後でも、かかる性質
を保持するガス・バリヤーである。
【0004】あらかじめパッケージされた食品を調理
し、又は、再加熱するために消費者はマイクロウェイブ
・オーブンを使用する。産業界においても、パッケージ
された材料を調理し、かつ、殺菌するのにマイクロウェ
イブ・プロセスを採用したい。良く知られているよう
に、金属物はマイクロウェイブ・オーブンによる食品調
理,加熱又は殺菌の如きマイクロウェイブ・プロセスに
使用されるべきではない。それ故、金属フォイルを有す
るパッケージは今日の多くのニーズによく合致しない。
【0005】例えば、消費者によりパッケージ中で調理
/再加熱されるべく、調理され、パッケージされ、か
つ、販売された食品は、もし、パッケージが金属フォイ
ル層を有するために食品を調理/再加熱するためにマイ
クロウェイブ・オーブンを使用できないとしたら、かか
る食品は消費者のニーズに合致することは不可能であ
る。更に、かかるパッケージされた食品がマイクロウェ
イブでの調理/再加熱にふされることが不可能であると
したら、それは、マイクロウェイブ・オーブンを所有す
る消費者には望ましいものではありえないし、また、食
品の調理/再加熱にマイクロウェイブを使用することが
有する利点、例えば、調理の速さ、放射熱が少ないこ
と、その他の利点を享受したい消費者に望ましいもので
ありえない。同様に、もし、パッケージされた品物がマ
イクロウェイブでの殺菌ができないのであれば、業務と
しての購入者はかかる品物をパッケージすることに反対
することになる。
【0006】それ故、金属フォイル層を有さないパッケ
ージの大きな需要がある。しかしながら、レトルト処理
及びマイクロウェイブ・プロセスはパッケージを厳しい
条件、つまり高温,加圧され、及び/又は、加熱された
水又はスチームその他の条件にふされる。マイクロウェ
イブ・プロセスに関しては、パッケージされた物質の中
の水はスチームに転化され、それにより、パッケージを
レトルト処理条件に類似の条件に服させる。それ故、金
属フォイル層を有さないのに、レトルト処理の厳しい条
件に耐えうるパッケージに大きな需要がある。
【0007】ポリ塩化ビニリデン・コポリマーはレジン
として供給される。例えば、DowChemicalは
Saranの商標でレジンを販売する。かかるSara
nレンジは、VC Saran及びMA Saranと
して知られる。DowはHB Saranの商標で単層
VC Saranのフィルムを製造する。MA Sar
anはメチルアクリレート−ポリ塩化ビニリデン・コポ
リマーである。この点については、WO 89/034
11(国際出願PCT/US88/03515;優先権
出願米国出願第107141,1987年10月9日出
願)及びWO89/3412(国際出願PCT/US8
8/03516;優先権出願米国出願第107137
号,1987年10月9日出願)に説明され、かかる記
載は本明細書中に援用される。かかる国際出願はポリ塩
化ビニリデン・コポリマー及び組成物に関するのみなら
ず、かかるコポリマー及び組成物に関する現在の理解を
表わすものである。
【0008】かかる国際出願では、フィルム、又は、そ
の他の物品はポリ塩化ビニリデン・コポリマーから形成
でき、かかる物品は、例えば、酸素,二酸化炭素,水蒸
気,臭い,香り,炭化水素又は農薬に対する低ガス透過
性を有するということが認識されている。
【0009】しかしながら、かかる物品を得るために
は、ポリ塩化ビニリデン・コポリマーのレジンは押出さ
れる必要があり、ここに問題がある。レジンと共に変性
剤が使用されない場合、レジンの溶融粘度は高く、押出
スクリューへの負荷は大きくなり、コポリマーは熱分解
される。分解されたコポリマーは押出物中に望ましくな
い量の炭素と塩酸を生成する。
【0010】更に、上記の国際出願中で認識されたよう
に、熱分解及び変色なくしてポリ塩化ビニリデン・コポ
リマーのレジンを工業的に押出すために、比較的大量の
安定剤と可塑剤がレジン中に混入される必要がある。
【0011】業界において、エチレンビニルアセテート
(EVA)が、ポリ塩化ビニリデン・コポリマーのレジ
ンに添加されて、バリヤー性を顕著に低下させずに押出
性を向上することが教示された。事実、EVA含有のポ
リ塩化ビニリデン・コポリマー組成物のための押出助剤
が業界において好まれてきた。更に、業界において、E
VA可塑剤及び滑剤特性に関して、エポキシ化オイルの
如き添加剤とEVAを反応させた。
【0012】しかしながら、上記の国際出願のみなら
ず、ポリ塩化ビニリデン・コポリマー押出物の使用に関
する他の文献、例えば、米国特許第4714638号は
レトルト処理はポリ塩化ビニリデン押出物のバリヤー性
に悪影響を与えることを認識していなかった。
【0013】今や、多くのパッケージング材、ことにポ
リマー・フィルムがレトルト処理に付された時に、例え
ばバリヤー性の如き望ましい特性がダメージを受けるこ
とが発見された。レトルト処理の後で、パッケージング
材は、酸素及び空気の如きガスに対してより透過性とな
り、パッケージ内の内容物の保存期間を短くすることに
なる。
【0014】エチレンビニルアルコール(EVOH)
は、パッケージング材を調整する際に酸素バリヤーとし
て採用される。しかし、EVOHは湿気に敏感である。
EVOHはレトルト処理及び類似のプロセスの間に水を
吸収し、それにより、酸素バリヤー性を低下させる。時
間の経過と湿気が無くなることにより、いくらかのバリ
ヤー性の回復がある、しかしながら、パッケージされた
物質は酸素劣化をすでに受けてしまっている。
【0015】Saranレジンから形成したフィルム
は、レトルト処理により影響を受けない良バリヤー性の
ものであることが周知である。若しくは、当業者は、レ
トルト処理によりフィルム、ことに下記に議論するよう
に、Saranレジンからのフィルムが悪影響を受ける
ことを認識していなかった。しかしながら、レトルト処
理の結果として、HB Saranフィルムは、酸素透
過率が少なくとも約30−70%増加することになる。
この透過率の増加はHB SaranがEVAを含有し
ていない場合でも観察される。
【0016】同様に、押出助剤としてEVA含有のMA
Saranからのフィルム、及び、EVAとブレンド
されたポリ塩化ビニリデン−メチルアクリレート・コポ
リマーで作られたフィルムは、レトルト処理の結果少な
くとも約30−100%の透過率の増加をもたらすこと
になる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主目的は、そ
れ故、ガス・バリヤー性フィルムにして、レトルト処理
のように厳しい条件下でもガス・バリヤー性を保持する
フィルムを形成するのに適した新規なポリ塩化ビニリデ
ン−メチルアクリレート・コポリマー組成物を提供する
ことである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、メチルア
クリレート(MA)とポリ塩化ビニリデン(PVdC)
を含み、EVAを含まないブレンドが、レトルト処理又
は同様なる処理を受けた時、及び、受けた後でも酸素バ
リヤー性の顕著なる低下を受けないことを意外にも見い
出した。本発明のポリ塩化ビニリデン−メチルアクリレ
ート・コポリマーを含み、EVAを含まないブレンド
は、様々なる物質、例えば食品や医薬品やその他の物を
充填後にレトルト処理するような場合のガス不透過フィ
ルムとして使用するのに適切である。本発明のブレンド
は、ガス・バリヤー性を低下させたり増強させたりしな
い可塑剤又は安定剤を含有することができる。
【0019】本発明は、EVAを含まないポリ塩化ビニ
リデン−メチルアクリレート・コポリマーを含有する新
規な組成物及びパッケージング・フィルムを提供する。
本発明は、かかるフィルムを使用して物をパッケージす
る方法と、かかる物とパッケージを、例えば、レトルト
処理により熱処理する方法を提供する。かかる物質は、
例えば、食品その他は、マイクロウェイブその他の熱源
により安全に加熱され、又は、消費、又は、その他の用
途のために調理される。
【0020】改良されたレトルト後ガス・バリヤー性を
有する本発明のブレンドは、ポリ塩化ビニリデン−メチ
ルアクリレート・コポリマーを含み、本質的にEVAを
含有しない。EVAを少量でも含有するポリ塩化ビニリ
デン−メチルアクリレート・コポリマー組成物は、レト
ルト処理により悪影響を受け、EVAを含有しないポリ
塩化ビニリデン−メチルアクリレート・コポリマー組成
物のガス・バリヤー性は、レトルト処理によっても、ほ
んの少ししか悪影響を受けないことが、驚くべきことに
発見された。
【0021】Saranレジンで作ったフィルムはレト
ルト処理により悪影響を受けないと思われていたこと、
当業者はSaranレジンからのフィルムはレトルト処
理により悪影響を受けないことを認識していなかったこ
と、EVAを含有しないポリ塩化ビニリデン−塩化ビニ
ル・コポリマーはレトルト処理後にバリヤー性が低下す
るとされていたことを前提とすると、EVA含有のMA
Saran(又はポリ塩化ビニリデン−メチルアクリ
レート・コポリマー)から作ったフィルムのバリヤー性
がレトルト処理により悪影響を受けることのみならず、
バリヤー性の低下が可塑剤に決定的に依存していること
を発見されたことは、極めて驚くべきである。
【0022】特に、ポリ塩化ビニリデン・コポリマー・
レジンから作ったフィルムはレトルト処理により影響さ
れないと思われていたこと、又は、当業者はレトルト処
理後にバリヤー性が低下する問題を認識していなかった
ので、かかるレジンから作ったフィルムのバリヤー性の
低下を発見したことは全く予想外である。更に、ポリ塩
化ビニリデン−メチルアクリレート・コポリマーから作
ったフィルムに関して、バリヤー性の低下が可塑剤EV
Aの存在に決定的に依存していることを発見したこと
が、より予想外のことであった。というのも、両PVd
cコポリマーの可塑剤が等価物と考えられていたし、E
VA又はEVA含有可塑剤が好ましい押出助剤であった
こと、及び、レトルト後のバリヤー性の低下がEVAが
存するか否かに関係なくPVdc−塩化ビニルで作った
フィルムに見られるからである。
【0023】本発明で採用されたポリ塩化ビニリデン−
メチルアクリレート・コポリマーにおいて、メチルアク
リレートは全重量に対して好ましくは3−8wt%、よ
り好ましくは6−8wt%存在すべきである。しかしな
がら、メチルアクリレートの含量の上限が約12%、及
び、更にはあるケースで約15%であるようになるポリ
塩化ビニリデン−メチルアクリレート・コポリマーを使
用することが考えられる。
【0024】当業界で認識されている可塑剤,安定剤,
又は滑剤が押出し、又は、処理において採用される。本
発明のブレンドにおいて、かかる添加剤は全重量に対し
て約0.5から3wt%、好ましくは約1から1.5w
t%の量だけ存在しうる。かかる安定剤には、エポキシ
化亜麻仁油(ELO),水酸化マグネシウム,酸化マグ
ネシウム,テトラ・ソディウム・パイロフォスフェー
ト,エポキシ化大豆油,ビフェノールA/エピクロルヒ
ドリン(Shell EPON 828),又はその混
合物等がある。
【0025】現在、エポキシ化亜麻仁油、及び、水酸化
マグネシウムは好ましい安定剤である。エポキシ化亜麻
仁油はVikoflex 7190(Viking C
hemical Company)として入手される。
幾つかの変形が可能であるが、安定剤の濃度が約3%よ
り大きいと、ガス・バリヤー性を顕著に低下させる。
【0026】本発明のブレンドはフィルムに押出でき、
次いで、常法により、レトルト処理に付せられるパウ
チ,リッドストック,バリヤー・シート,又はその他の
物品の如きパッケージに形成される。かかるフィルム及
びパッケージはここで使用する「フィルム・パッケー
ジ」の語に包含される。本発明のブレンドは単層フィル
ムとして使用できるが、好ましい態様では少なくとも1
個の外側フィルム層を使用した多層押出品及び多層ラミ
ネートとして使用される。本発明のブレンドはシート,
チューブ,及び、容器を作るのにも使用できる。
【0027】本発明のフィルムは、単層、又は、共押出
品、若しくはラミネートとして、押出,共押出,押出コ
ーティング,押出ラミネーション,キャスト・共押出,
ブロー共押出,接着ラミネーション,及び類似物,並び
にこれらの組合せの如き常法の何れかで作りうる。所望
ならば、例えば、特定のエンドユースのために、フィル
ム又はラミネートはブロー・チューブ配向,ストレッチ
配向,又は分子配向の如き常法により配向できる。これ
らはシュリンクするし、さもなければヒットセットす
る。
【0028】本発明のフィルムは照射,熱,又は、架橋
剤の添加の如き常法により、架橋される。これらの処理
は、レトルト後のガス・バリヤー性に悪影響を与えるの
を避け、及び/又は、PVdC分解を避けるため、注意
して実行されるべきである。これらを作るためのフィル
ム及び装置についての背景については、米国特許第34
77099号,第4755402号,第3558330
号,第4714638号,第4842791号,第43
79117号,及び、第4804510号のみならず、
本発明者らに共有されている現に出願中の米国出願(A
ttorneyDocket No.14784号),
並びに、米国出願第458487号,第458488
号,第458485号,第458490号,第4584
86号,第458484号を参照されるべきであり、こ
れらは引用によりここに本明細書中に導入される。
【0029】本発明の新規な押出物及びラミネート中で
有用なる他のフィルム層は、当業界で常用される全んど
いかなる物で良く、例えば、ポリエチレン(PE),中
密度PE(MDPE),高密度PE(HDPE),低密
度PE(LDPE),直鎖低密度PE(LLDPE),
極低密度PE(VLDPE),ポリプロピレン(P
P),直鎖極低密度PE(ULDPE),プロピレン・
エチレン・コポリマー(PPE),ナイロン,高衝撃性
ポリスチレン(HIPS),エチレン・ブテン・コポリ
マー(EB),ポリエチレン・テレフタレート(PE
T),PETのコポリマー又はCoPET,更にはEV
A(好ましくは高VA含量のEVA,つまり28−35
wt%のVA含有のEVA),又は、これらの混合物で
ある。
【0030】しかしながら、EVA及びLLDPE並び
にこれらのコポリマーを含む組成物はレトルト条件の如
き高温で変形する。それ故、PPが外側層に好ましい。
現在において好ましい実施例は、複数の重ね合せ層を含
むフィルムにして、第2層と第3層間に配置されたコア
を形成する第1層を含む層にして;第1層が本発明のE
VAを含有しないポリ塩化ビニリデン−メチルアクリレ
ート・コポリマーブレンドを含み;第2層と第3層がP
Pを含むものである。更に、かかる追加的フィルム層が
食品のフィルム・パッケージ又は他の規制物品、例え
ば、食品のレトルト・パウチであるときは、かかるフィ
ルム層は適切なる政府の承認、例えばFDA承認を得る
べきである。
【0031】本発明の組成物のフィルムを有する多層フ
ィルムにおいて、多層フィルムの層間に結合層又は接着
剤層を存在させてよい。かかる結合層又は接着剤層に適
切なる材は当業者に知られており、これらには、無水変
性ポリオレフィン,エチレンアクリル酸コポリマー,エ
チレンメチルアクリレート・コポリマー,PPとEVA
のブレンド又はコポリマー,又は、他の合成レジン等が
含まれる。選択された接着剤は本発明のフィルムが作ら
れ使用される条件下で安定であるべきである。接着剤に
ついての追加的情報について、本発明者らにより共有さ
れ現に出願中の米国特許出願第458489号に記載さ
れ、かかる記載は本引用により本明細書中に導入され
る。
【0032】本発明の多層製品中での層について商業的
に入手できる製品には、ナイロン6;11;12;6,
12;及び6,66;ULTRAMIDKR 4600
(BASF),NOVAMID 2030(三菱化
成),DURATHANE(Farberfabrik
en Bayer A.G.),1030(ユニチ
カ),ZYTEL SUPERTUFF 811(Du
Pont),4018(Huels,独),及びELY
1256(Elmser,スイス),Mylar,Da
lar,Exxon 5610A−2(EVA含有のP
Pブレンド),Admer(三井石油化学No.AT4
69C),Bynel(DuPont,E361又は3
036),及び、Plexar 3342等がある。A
dmer,Bynel及びPlexar 3342は無
水マレイン酸変性ポリオレフィンと考えられている。
【0033】本発明のフィルム(単層又は多層)は従来
のフィルムと同じ厚さでよい。つまり約2.0ミル
(0.051mm)で通常の範囲は約1.5−約3.0
(0.038−0.076mm)である。従来は、約
1.5ミル(0.038mm)より薄いフィルムは要求
された機能を果たすには余りにも弱いと考えられていた
が、本発明の単層は約3/4ミル又はそれより厚くてよ
い。約20ミル(0.51mm)までのフィルムは機能
を果たすが、約3.0ミル(0.076mm)より厚い
フィルムは経済的に不効率である。20−200ミルの
本発明のシート構造は剛直なるプラスチック・パッケー
ジに用いるに経済的である。このシートはトレイ又は他
の剛直なる容器に使用できる。
【0034】本発明の単層又は多層のフィルム又はシー
トはパウチに形成されるべき形状の周辺部を熱シール,
接着剤シールするが如き常法により、最終容器、又は、
フィルム・パッケージ、例えば、パウチに形成される。
例えば、もし正方形のパウチ、例えばレトルト・パウチ
が所望ならば、所望の長さのパウチの2倍の長さの長方
形フィルムが折りたたまれ、その周辺の2つの平行側部
(折りたたみ線に垂直である)が熱シール又は接着剤シ
ールされ、パックされる食品その他の物が充填され、次
いで周辺部の開口端が熱シール又は接着剤シールされ
る。レトルト・パウチを作るもう1つの方法は、対面し
たフィルムの3端部をシールし、かく形成された開口パ
ウチにパックされるべき食品その他の物を充填し、それ
から第4端(開口端)をシールすることである。
【0035】パウチとその製造についての背景技術につ
いては米国特許第4190477号,第4311742
号,第4360550号,及び、第4424256号を
参照すべきであり、かかる特許中の記載は本明細書中に
導入される。
【0036】レトルト・パウチは通常、食品,医用品,
血,その他の物を充填する(充填物の内容は本発明を限
定しない)。本発明のパッケージは、しかしながら、レ
トルト・パウチにことに有用である。シールされたレト
ルト・パウチ、及び、食品を含有しマイクロウェーブに
かけられるトレイの如きパウチは通常、Title2
1,C.F.R.,Part113(定義,Sec11
3,3)で定義された商業的殺菌を達成するに充分なる
温度及び時間で加熱され、レトルトされる。この条文
は、次の如く規定されている。 「熱的に処理された食品の商業的殺菌度は、次の処理に
よって達成される条件を意味する。 (i)加熱により食品が次のものを含有せず(a)保管
及び販売の通常の非冷蔵条件下で食品中で繁殖できる微
生物;及び(b)生育できる微生物(胞子も含む)又は
公衆衛生に重要な物;又は (ii)水の活性度のコントロールと加熱により、食品
が、通常の、保管又は販売の非冷蔵条件下で、食品中で
繁殖できる微生物を含有しないようにする。」
【0037】一般的に、食品又は他の物中のバクテリア
の如き微生物を殺すために、加熱の温度と時間は、食品
又は他の物が少なくとも140°F(60℃)の温度に
到達するに充分なだけでなければならない。食品の調理
及び食品及び他の物中の微生物の殺菌は、食品又はその
他の物を含有するパウチ、又は、トレイを、充分な時
間、212°F(100℃)から275°F(135
℃)、例えば、265°F(129.4℃)で加熱し、
又は、レトルトすることによって実現できる。典型的な
レトルト時間は、半時間から1時間である(通常は1時
間未満である)。レトルトの時間と温度は、パウチ又は
トレイ中の内容物と量に依存する。この加熱は、加熱さ
れ、又は、ボイルされた水、スチーム、又は、加熱又は
加圧されたスチームにより為され;加熱された水は、圧
力を調整することなくして100℃以上の温度に加熱す
ることができる。加熱は、また、マイクロウェーブ殺菌
でも実現される。パウチ又はパッケージ中の内容物及び
その量は、加熱の時間と温度のファクターである。
【0038】パッケージはマイクロウェイブ条件を含む
レトルト条件下で所望の性質の悪化をもたらすことない
優れたガス・バリヤーであることが発見された。事実、
本発明の多くの利点のうち、本発明の共押出フィルム
(例えば、コア層がEVAを本質的に含まないポリ塩化
ビニリデン−メチルアクリレート・コポリマー・ブレン
ドから作られている)の場合、腐り易い物をパックする
ためのPVdC−塩化ビニル・コポリマー・ブレンドの
フィルムにして同じ厚さのフィルムと比較して、より長
い保管期間を確保できる。更に、本発明の利点として発
見されたものに、もしより長い保管期間が不必要な場
合、本発明の共押出フィルムは、PVdC−塩化ビニル
・コポリマー・ブレンドのフィルムより薄くすることが
でき、その結果、コストを低下させることができる。そ
れ故、本発明のパッケージは腐り易い充填物に対し、よ
り長い保存期間を提供できるし、また、長い保管期間が
不必要な時に特に経済的利点がある。
【0039】パッケージングに関して、パウチに形成さ
れるフィルム又はシートの好ましい構造は、PETを含
む第2層とシーラント,好ましくはPP,又はポリエチ
レン,又は、これらのシーラント・ブレンドの如きブロ
ー・シーラントを含む第3層の間に配置された本発明の
共押出物から成る第1層を含む複数の重ね合せ層を含む
ものである。シーラントとしてブレンドするのに適切な
る、商業的に入手できる製品はTafmer,例えば弾
性体的性質を有するα−オレフィンであるTafmer
A(三井石油化学)である。このフィルム又はシート
はPET/第1層/シーラントとして表現できる。好ま
しくは、このフィルム又はシートは約1.5−3ミルの
厚みであり、より好ましくは約2.0ミルの厚みであ
る。
【0040】第1層押出物は、一対の第1中間層間に配
置されたコア層と、コア層と各第2中間層間に配置され
た各第1中間層と、各第1中間層と各外側層の間に配置
された1対の各第2中間層と、第1外側層と第2外側層
とを含む外側層を含む複数の層を含む。
【0041】コア層は、実質的にEVAを含まないポリ
塩化ビニリデン−メチルアクリレート・コポリマー,好
ましくはEVAを本質的に含有しない約98.8wt%
のポリ塩化ビニリデン−メチルアクリレート・コポリマ
ー(例えばDow119)と約1.2wt%のELOと
を含み;第1中間層はEVA,好ましくは高VA含有E
VA(例えばExxon LD−761,VA約28w
t%)を含み;第2中間層は好ましくはPP系接着剤又
は結合レジンと、特に有用なるPP系接着剤又は結合レ
ジンとして知られているExxon5610A−2とを
含み;第1外側層は好ましくはPPのブレンド(例えば
Fina3622),白色PPコンセントレイト(例え
ば、Chroma P20192A)及びEVA(本質
的に高VA含有のEVA,例えばExxon LD−7
61),より好ましくは約80wt%のPP,約10w
t%の白色PPコンセントレイト,及び、約10wt%
のEVAを含み;第2外側層は好ましくはPP(例えば
Fina3622)及びEVA(特に高VA含量のEV
A),より好ましくは90wt%のPPと10wt%の
EVAを含む。
【0042】第1層は、好ましくは、80%PP,10
%白色PPコンセントレイト,10%EVA/PP系接
着剤/EVA/98.8%ポリ塩化ビニリデン−メチル
アクリレート・コポリマー,1.2%ELO/EVA/
PP系接着剤/90%PP,10%EVAとして表わさ
れる。第1層の好ましい例は、約40wt%のコア層,
約3wt%第1中間層(特に各第1中間層が約1.5w
t%づつ),約7wt%の第2中間層(特に各第2中間
層が約3.5wt%づつ),及び、約50wt%の外側
層(特に約30wt%の第1外側層と約20wt%の第
2外側層)である。
【0043】フィルム又はシートの好ましい構造は、複
数の重ね合せ層を含むリッドストックに形成できる。こ
のリッドストックに含まれる重ね合せ層は、第2層と第
3層間に配置された本発明の共押出物の第1層と;好ま
しくはPETを含む第2層と第3層と、外側層としての
第4層であり第2層と第3層の1つが第1層と第4層間
に配置されるようになり;第4層が好ましくは、PP,
PPコポリマー,又は、PP/Tafmerの如きブレ
ンドを含有する共押出フィルムを含む。このフィルム又
はシートはPET/第1層/PET/シーラントとして
表わされる。好ましくは、このフィルム又はシートは約
1.5−3.0ミルの厚さ、特に約2−3ミルの厚みで
あり、より好ましくは約2.75ミルの厚さである。
【0044】第1の実施例において、この第1層共押出
物は第1外側層と第2外側層間に配置されたコア層を含
有する複数の重ね合せ層を含む。コア層はEVAを本質
的に含まないポリ塩化ビニリデン−メチルアクリレート
・コポリマーとELOを含み、より好ましくは98.8
wt%のEVAを本質的に含まないポリ塩化ビニリデン
−メチルアクリレート・コポリマー(例えばDow11
9)と、1.2wt%のELOを含む。第1及び第2外
側層は、パウチに形成できるフィルム又はシートの第1
層の第1及び第2外側層に説明されたものである。この
例において、第1層共押出物は好ましくは30−40w
t%の第1外側層,40−50wt%のコア層,及び、
20−30wt%の第2外側層を含む。
【0045】第2の実施例において、第1層共押出物は
1対の第1中間層間に配置されたコア層(各第1中間層
はコアと第2中間層間に配置されている)と、第2中間
層(各第2中間層は第1中間層と外側層間に配置されて
いる)と、第1及び第2外側層を含む外側層を含む複数
の層を含む。ここで第1及び第2中間層と外側層はパウ
チを形成するのに適切なるフィルム又はシートの第1層
に関して述べたものと同じであり、コア層はEVAを実
質的に含まないポリ塩化ビニリデン−メチルアクリレー
ト・コポリマー,好ましくは本質的にEVAを含まない
ポリ塩化ビニリデン−メチルアクリレート・コポリマー
とELOを含み、より好ましくは98.8wt%のEV
Aを本質的に含まないポリ塩化ビニリデン−メチルアク
リレート・コポリマーと1.2wt%のELOを含む。
この例において、第1層は好ましくは、パウチを形成す
るのに適切なフィルム又はシートの第1層について述べ
たのと同じwt%のコア,第1中間,第2中間,第1外
側及び第2外側層を含む。
【0046】もう1つ別の実施例では、第1層はコア
層,第1及び第2中間層,及びリッドストックを形成す
るのに適切なるフィルム又はシートの第1層の第2実施
例について上述したように配置された第1及び第2外側
層を含む複数の重ね合せ層を含む。この実施例では、コ
ア層と、コア層,第1中間,第2中間,第1及び第2外
側層の各wt%はリッドストックを形成するのに適した
フィルム又はシートの第1層の第2実施例について述べ
たのと同じである。しかしながら、この実施例では、第
1中間層はEVA(特に高VA含有EVA,例えばEx
xon LD−761,28VA%)とPP系接着剤
(例:Exxon5610A−2),好ましくは、30
wt%のEVAと70wt%のPP系接着剤を含み;第
2中間層はPP(例:Fina3622),EVA(特
に高VA含有EVA),及びPP系接着剤,好ましくは
80wt%のPP系接着剤,10wt%のPP及び10
wt%のEVAを含み;第1外側層はPP,PP系接着
剤,及び白色PPコンセントレイト(ChromaP2
0192A−又はAmpacet),好ましくは75w
t%PP,10wt%のPP系接着剤,及び15wt%
の白色PPコンセントレイトを含み;第2外側層がPP
及びPP系接着剤,好ましくは80wt%のPP及び2
0wt%のPP系接着剤を含む。
【0047】
【実 施 例】次の実施例は説明のためにのみ記載した
ものであり、本発明の限定となると解されてはならない
し、本発明の精神と範囲を逸脱することなく多くの明白
なる変形が可能である。
【0048】図1は、本発明のフィルムのレトルト後の
バリヤー性を図示するものである。5つのフィルムが以
下に示す組成で作られ、レトルト前からレトルト後8日
後までの酸素透過率を測定した。測定結果は図1に示
す。図1でフィルムのPVdC成分は1ミルの厚みに標
準化されている。
【0049】図1で、各点に沿ってプロットされ中黒の
四角形で示された線は、従来技術の塩化ビニル−ポリ塩
化ビニリデン・コポリマー(HB Saran)から作
ったフィルムについてのデータを示す。各点に沿ってプ
ロットされ、中ぬきのダイヤモンドで示された線はもう
1つの従来技術であるMg(OH)2 及びEVA含有の
ポリ塩化ビニリデン−メチルアクリレート・コポリマー
(7.5−8wt%MA;1.5wt%Mg(OH)
2 ,3wt%EVA)から作ったフィルムについてのデ
ータを示す。各点に沿ってプロットされ、中黒の正方形
で示された線は、EVAを実質的に含まず7.5−8w
t%のMAと、安定剤として1.5wt%のMg(O
H)2 を含有するポリ塩化ビニリデン−メチルアクリレ
ート・コポリマーを含む、本発明のフィルムについての
データを示す。各点に沿ってプロットされ中黒のダイヤ
モンドで示された線は、EVAを実質的に含まず、7.
5−8wt%のMAと1wt%のエポキシ化亜麻仁油を
安定剤として含有するMA−PVdCコポリマーを含
む、本発明のフィルムについてのデータを示す。中ぬき
の正方形で真中が黒点で示された線は、実質的にEVA
を含まず、7.5−8wt%のMAと、1.5wt%の
ELOを含有する、本発明の別のフィルムについてのデ
ータを示す。
【0050】図1は、EVAを含有するポリ塩化ビニリ
デン−メチルアクリレート・コポリマー・フィルムとポ
リ塩化ビニリデン−塩化ビニル・フィルムについて、レ
トルト後、ガス、特に酸素バリヤー性に顕著な低下があ
ることを示す。これに対し、本発明のフィルムはレトル
ト条件に付されても高いガス・バリヤー性を保持する。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高いガス(特に酸素)バリヤー性を有し、かつ、レトル
ト処理にかけられても、バリヤー性を保持するポリマー
材が提供される。
【0052】
【図面の簡単な説明】
【図1】色々なフィルムについて酸素透過率を時間の関
数として示したグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 27/06 LFT 9166−4J (72)発明者 ジョン・ポール・エックスタイン アメリカ合衆国ウィスコンシン州54956、 ニーナ、グレンアイル・ドライブ1206 (72)発明者 マーク・エドワード・ノードネス アメリカ合衆国ウィスコンシン州54956、 ニーナグロブ・ストリート951

Claims (76)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレンビニルアセテートを実質的に含
    まないポリ塩化ビニリデン・メチルアクリレート・コポ
    リマーを含み、レトルト処理後も実質的に高いガス・バ
    リヤー性を保持するフィルム。
  2. 【請求項2】 更に安定剤を含有する請求項1記載のフ
    ィルム。
  3. 【請求項3】 安定剤がエポキシ化亜麻仁油である請求
    項2記載のフィルム。
  4. 【請求項4】 安定剤が水酸化マグネシウムである請求
    項2記載のフィルム。
  5. 【請求項5】 メチルアクリレートが3−8wt%の量
    存在する請求項1記載のフィルム。
  6. 【請求項6】 メチルアクリレートが6−8wt%の量
    存在する請求項5記載のフィルム。
  7. 【請求項7】 エポキシ化亜麻仁油が0.5−3wt%
    の量存在する請求項3記載のフィルム。
  8. 【請求項8】 水酸化マグネシウムが0.5−3wt%
    の量存在する請求項4記載のフィルム。
  9. 【請求項9】 エポキシ化亜麻仁油が1−1.5wt%
    の量存在する請求項7記載のフィルム。
  10. 【請求項10】 水酸化マグネシウムが1−1.5wt
    %の量存在する請求項8記載のフィルム。
  11. 【請求項11】 リッドストックの形状の請求項9又は
    10記載のフィルム。
  12. 【請求項12】 シートの形状の請求項9又は10記載
    のフィルム。
  13. 【請求項13】 パウチの形状の請求項9又は10記載
    のフィルム。
  14. 【請求項14】 容器の形状の請求項9又は10記載の
    フィルム。
  15. 【請求項15】 エチレンビニルアセテートを実質的に
    含まず、高いガス・バリヤー性をレトルト処理後も実質
    的に保持するポリ塩化ビニリデン・メチルアクリレート
    ・コポリマーを含むフィルム・パッケージ中に食品をパ
    ッケージすることを含む、食品のパッケージング方法。
  16. 【請求項16】 フィルム・パッケージが更にエポキシ
    化亜麻仁油又は水酸化マグネシウムを含む安定剤を更に
    含む請求項15記載の方法。
  17. 【請求項17】 安定剤が1−1.5wt%の量存在す
    る請求項16記載の方法。
  18. 【請求項18】 フィルム・パッケージがパウチである
    請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 フィルム・パッケージがリッドストッ
    クである請求項17記載の方法。
  20. 【請求項20】 更にフィルム・パッケージされた食品
    をレトルト処理するステップを含む請求項18記載の方
    法。
  21. 【請求項21】 更にフィルム・パッケージされた食品
    をレトルト処理するステップを含む請求項19記載の方
    法。
  22. 【請求項22】 複数の重ね合せ層を含み;該重ね合せ
    層が第2層と第3層間に配置されたコア層を構成する第
    1層を含み;第1層がエチレンビニルアセテートを実質
    的に含有しないポリ塩化ビニリデン・メチルアクリレー
    ト・コポリマーを含み;及び、第2及び第3層がポリプ
    ロピレンを含む、フィルム。
  23. 【請求項23】 第1層が更に安定剤を含む請求項22
    記載のフィルム。
  24. 【請求項24】 安定剤がエポキシ化亜麻仁油又は水酸
    化マグネシウムを含む請求項23記載のフィルム。
  25. 【請求項25】 安定剤が1−1.5wt%の量存在す
    る請求項24記載のフィルム。
  26. 【請求項26】 パウチの形状の請求項25記載のフィ
    ルム。
  27. 【請求項27】 リッドストックの形状の請求項25記
    載のフィルム。
  28. 【請求項28】 複数の重ね合せ層を含み;該重ね合せ
    層が第2層と第3層間に配置されたコア層を構成する第
    1層を含み;第1層がエチレンビニルアセテートを実質
    的に含有しないポリ塩化ビニリデン・メチルアクリレー
    ト・コポリマーを含み;第2層がポリプロピレン,白色
    ポリプロピレンコンセントレイト,及びエチレンビニル
    アセテートを含み;及び第3層がポリプロピレン及びエ
    チレンビニルアセテートを含む、フィルム。
  29. 【請求項29】 第1層が更に安定剤を含有する請求項
    28記載のフィルム。
  30. 【請求項30】 安定剤がエポキシ化亜麻仁油又は水酸
    化マグネシウムを含む請求項29記載のフィルム。
  31. 【請求項31】 安定剤が1−1.5wt%の量存在す
    る請求項30記載のフィルム。
  32. 【請求項32】 安定剤が1.2wt%のエポキシ化亜
    麻仁油を含み;第2層が80wt%のポリプロピレン;
    10wt%の白色ポリプロピレンコンセントレイト,及
    び10wt%のエチレンビニルアセテートを含み;及
    び、第3層が90wt%のポリプロピレン,及び10w
    t%のエチレンビニルアセテートを含む、請求項31記
    載のフィルム。
  33. 【請求項33】 リッドストックの形状の請求項28か
    ら32の何れか1項に記載のフィルム。
  34. 【請求項34】 パウチの形状の請求項28から32の
    何れか1項に記載のフィルム。
  35. 【請求項35】 シートの形状の請求項28から32の
    何れか1項に記載のフィルム。
  36. 【請求項36】 容器の形状の請求項28から32の何
    れか1項に記載のフィルム。
  37. 【請求項37】 複数の重ね合せ層を含み;該重ね合せ
    層が1対の第1中間層間に配置されたコア層を含み,各
    第1中間層はコア層と第2中間層間に配置され,第2中
    間層は各々第1中間層と外側層との間に配置され,外側
    層は第1外側層と第2外側層を含むフィルムにして;コ
    ア層がエチレンビニルアセテートを実質的に含まないポ
    リ塩化ビニリデン・メチルアクリレート・コポリマーを
    含み;第1中間層がエチレンビニルアセテートを含み;
    第2中間層がポリプロピレン系接着剤を含み;第1外側
    層がポリプロピレン,白色ポリプロピレンコンセントレ
    イト及びエチレンビニルアセテートを含み;及び第2外
    側層がポリプロピレンとエチレンビニルアセテートとを
    含む;フィルム。
  38. 【請求項38】 コア層が更に安定剤を含有する請求項
    37記載のフィルム。
  39. 【請求項39】 安定剤が1−1.5wt%の量存在す
    る請求項38記載のフィルム。
  40. 【請求項40】 安定剤が1.2wt%のエポキシ化亜
    麻仁油を含み;第1外側層が80wt%のポリプロピレ
    ン,10wt%の白色ポリプロピレンコンセントレイ
    ト,及び10wt%のエチレンビニルアセテートを含
    み;第2外側層が90wt%のポリプロピレンと10w
    t%のエチレンビニルアセテートを含む,請求項39記
    載のフィルム。
  41. 【請求項41】 複数の重ね合せ層を含み;該重ね合せ
    層が1対の第1中間層間に配置されたコア層を含み,各
    第1中間層はコア層と第2中間層間に配置され,第2中
    間層は各々第1中間層と外側層との間に配置され,外側
    層は第1外側層と第2外側層を含むフィルムにして;コ
    ア層がエチレンビニルアセテートを実質的に含まないポ
    リ塩化ビニリデン・メチルアクリレート・コポリマーを
    含み;第1中間層がエチレンビニルアセテートとポリプ
    ロピレン系接着剤を含み;第2中間層がポリプロピレン
    系接着剤,ポリプロピレン,及びエチレンビニルアセテ
    ートを含み;第1外側層が、ポリプロピレン,ポリプロ
    ピレン系接着剤及び白色ポリプロピレンコンセントレイ
    トを含み;及び第2外側層が、ポリプロピレンとポリプ
    ロピレン系接着剤とを含む;フィルム。
  42. 【請求項42】 コア層が更に安定剤を含有する請求項
    41記載のフィルム。
  43. 【請求項43】 安定剤がエポキシ化亜麻仁油又は水酸
    化マグネシウムを含む請求項42記載のフィルム。
  44. 【請求項44】 安定剤が1−1.5wt%の量存在す
    る請求項43記載のフィルム。
  45. 【請求項45】 安定剤が1.2wt%のエポキシ化亜
    麻仁油を含み;第1中間層が30wt%のエチレンビニ
    ルアセテートと70wt%のポリプロピレン系接着剤を
    含み;第2中間層が80wt%のポリプロピレン系接着
    剤と10wt%のポリプロピレン,及び10wt%のエ
    チレンビニルアセテートとを含み;第1外側層が75w
    t%のポリプロピレン,10wt%のポリプロピレン系
    接着剤,及び15wt%の白色ポリプロピレンコンセン
    トレイト;及び、第2外側層が80wt%のポリプロピ
    レンと20wt%のポリプロピレン系接着剤を含む;請
    求項44記載のフィルム。
  46. 【請求項46】 複数の重ね合せ層を含み;該重ね合せ
    層がポリエチレンテレフタレートを含む第2層とポリプ
    ロピレンシーラントを含む第3層間に配置された第1層
    を含み;第1層が1対の第1中間層間に配置されたコア
    層を含み、第1中間層の各々がコア層と第2中間層間に
    配置され、第2中間層の各々が第1中間層と外側層間に
    配置され、外側層が第1外側層と第2外側層とを含むフ
    ィルムにして;第1コア層がエチレンビニルアセテート
    を実質的に含まないポリ塩化ビニリデン・メチルアクリ
    レート・コポリマーを含み;第1中間層がエチレンビニ
    ルアセテートを含み;第2中間層がポリプロピレン系接
    着剤を含み;第1外側層がポリプロピレン,白色ポリプ
    ロピレンコンセントレイト,及び、エチレンビニルアセ
    テートを含み;及び第2外側層がポリプロピレンとエチ
    レンビニルアセテートとを含む;フィルム。
  47. 【請求項47】 コア層が更に安定剤を含む、請求項4
    6記載のフィルム。
  48. 【請求項48】 安定剤がエポキシ化亜麻仁油又は水酸
    化マグネシウムを含む、請求項47記載のフィルム。
  49. 【請求項49】 安定剤が1−1.5wt%の量存在す
    る請求項48記載のフィルム。
  50. 【請求項50】 安定剤が1.2wt%のエポキシ化亜
    麻仁油を含み;第1外側層が80wt%のポリプロピレ
    ン,10wt%の白色ポリプロピレンコンセントレイ
    ト,及び10wt%のエチレンビニルアセテート;及び
    第2外側層が90wt%のポリプロピレン及び10wt
    %のエチレンビニルアセテートを含む;フィルム。
  51. 【請求項51】 複数の重ね合せ層を含み;該重ね合せ
    層が第2フィルム層と第3フィルム層間に配置された第
    1フィルム層を含み、第2及び第3フィルム層の各々が
    ポリエチレンテレフタレートを含み、外側層としての第
    4フィルム層が第2又は第3フィルム層の1つが第1フ
    ィルム層と第4フィルム層間に配置され、第4フィルム
    層がポリプロピレンシーラントを含み;第1フィルム層
    が第2層と第3層間に配置されたコア層を構成する第1
    フィルム層を含む複数の重ね合せ層を含み;第1層がエ
    チレンビニルアセテートを実質的に含まないポリ塩化ビ
    ニリデン・メチルアクリレート・コポリマーを含み;第
    2層がポリプロピレン,白色ポリプロピレンコンセント
    レイト,及びエチレンビニルアセテートを含み;第3層
    がポリプロピレン及びエチレンビニルアセテートを含
    む;フィルム。
  52. 【請求項52】 第1層が更に安定剤を含有する請求項
    51記載のフィルム。
  53. 【請求項53】 安定剤がエポキシ化亜麻仁油又は水酸
    化マグネシウムを含む請求項52記載のフィルム。
  54. 【請求項54】 安定剤が1−1.5wt%の量存在す
    る請求項53記載のフィルム。
  55. 【請求項55】 安定剤が1.2wt%のエポキシ化亜
    麻仁油を含有し;第2層が80wt%のポリプロピレ
    ン,10wt%の白色ポリプロピレンコンセントレイ
    ト,及び10wt%のエチレンビニルアセテート;及び
    第3層が90wt%のポリプロピレン及び10wt%エ
    チレンビニルアセテートを含む;請求項54記載のフィ
    ルム。
  56. 【請求項56】 複数の重ね合せ層を含み;重ね合せ層
    が第2層と第3層間に配置された第1層を含み、第2層
    と第3層の各々がポリエチレンテレフタレートを含み、
    外側層としての第4層が第2層と第3層の1つが第1層
    と第4層間に配置されるようにされ、第4層がポリプロ
    ピレンシーラントを含み;第1層が1対の第1中間層間
    に配置されたコア層と、コア層と第2中間層間に各々配
    置された第1中間層と、第1中間層と外側層間に各々配
    置された第2中間層と、第1外側層と第2外側層とを含
    むフィルムにして;コア層がエチレンビニルアセテート
    を実質的に含まないポリ塩化ビニリデン・メチルアクリ
    レート・コポリマーを含み;第1中間層がエチレンビニ
    ルアセテートを含み;第2中間層がポリプロピレン系接
    着剤を含み;第1外側層がポリプロピレン,白色ポリプ
    ロピレンコンセントレイト,及び、エチレンビニルアセ
    テートを含み;及び第2外側層がポリプロピレン及びエ
    チレンビニルアセテートを含む;フィルム。
  57. 【請求項57】 コア層が更に安定剤を含む請求項56
    記載のフィルム。
  58. 【請求項58】 安定剤がエポキシ化亜麻仁油又は水酸
    化マグネシウムを含む請求項57記載のフィルム。
  59. 【請求項59】 安定剤が1−1.5wt%の量存在す
    る請求項58記載のフィルム。
  60. 【請求項60】 安定剤が1.2wt%のエポキシ化亜
    麻仁油を含み;第1外側層が80wt%のポリプロピレ
    ン,10wt%の白色ポリプロピレンコンセントレイ
    ト,及び10wt%のエチレンビニルアセテート;及び
    第2外側層が90wt%のポリプロピレン及び10wt
    %のエチレンビニルアセテートを含む、請求項59記載
    のフィルム。
  61. 【請求項61】 複数の重ね合せ層を含み;重ね合せ層
    が第2層と第3層間に配置された第1層を含み、第2層
    と第3層の各々がポリエチレンテレフタレートを含み、
    外側層としての第4層が第2層と第3層の1つが第1及
    び第4層間に配置されるようにされ、第4層がポリプロ
    ピレンシーラントを含み;第1層が1対の第1中間層間
    に配置されたコア層を含む複数の重ね合せ層を含み;第
    1中間層の各々がコア層と第2中間層間に配置され、第
    1中間層と外側層間に配置された各第2中間層と、第1
    外側層と第2外側層を含む外側層を含むフィルムにし
    て;コア層がエチレンビニルアセテートを実質的に含ま
    ないポリ塩化ビニリデン・メチルアクリレート・コポリ
    マーを含み;第1中間層がエチレンビニルアセテート及
    びポリプロピレン系接着剤を含み;第2中間層がポリプ
    ロピレン系接着剤,ポリプロピレン,及びエチレンビニ
    ルアセテートを含み;第1外側層がポリプロピレン,ポ
    リプロピレン系接着剤,及び白色ポリプロピレンコンセ
    ントレイトを含み;第2外側層がポリプロピレンとポリ
    プロピレン系接着剤を含む;フィルム。
  62. 【請求項62】 コア層が更に安定剤を含む請求項61
    記載のフィルム。
  63. 【請求項63】 安定剤がエポキシ化亜麻仁油又は水酸
    化マグネシウムを含む請求項62記載のフィルム。
  64. 【請求項64】 安定剤が1−1.5wt%の量存在す
    る請求項63記載のフィルム。
  65. 【請求項65】 安定剤が1.2wt%のエポキシ化亜
    麻仁油を含み;第1中間層が30wt%のエチレンビニ
    ルアセテートと70wt%のポリプロピレン系接着剤を
    含み;第2中間層が80wt%のポリプロピレン系接着
    剤,10wt%のポリプロピレン,及び10wt%のエ
    チレンビニルアセテートを含み;第1外側層が75wt
    %のポリプロピレン,10wt%のポリプロピレン系接
    着剤,及び15wt%の白色ポリプロピレンコンセント
    レイトを含み;及び第2外側層が80wt%のポリプロ
    ピレン及び20wt%のポリプロピレン系接着剤を含
    む;請求項64記載のフィルム。
  66. 【請求項66】 パウチの形状の請求項37から65の
    何れか1項に記載のフィルム。
  67. 【請求項67】 シートの形状の請求項37から65の
    何れか1項に記載のフィルム。
  68. 【請求項68】 容器の形状の請求項37から65の何
    れか1項に記載のフィルム。
  69. 【請求項69】 リッドストックの形状の請求項37か
    ら65の何れか1項に記載のフィルム。
  70. 【請求項70】 エチレンビニルアセテートを実質的に
    含まないポリ塩化ビニリデン・メチルアクリレート・コ
    ポリマーを含むフィルムからキャストしたレトルトパウ
    チに内容物を充填し、該内容物をレトルト処理にふする
    ことを含む、レトルトパウチ内に充填された内容物を調
    理、及び/又は、殺菌する方法。
  71. 【請求項71】 フィルムが更に安定剤を含有する請求
    項70記載の方法。
  72. 【請求項72】 安定剤が1−1.5wt%の量存在す
    る請求項71記載の方法。
  73. 【請求項73】 レトルト処理が、充填された内容物
    を、パッケージ内の内容物が少なくとも140°F(6
    0℃)の温度となるように充分な時間と充分な温度で加
    熱し;加熱が加熱水又は沸とう水,スチーム,又は加熱
    スチームを含む、請求項72記載の方法。
  74. 【請求項74】 充分な時間が約1/3時間から約1時
    間である請求項73記載の方法。
  75. 【請求項75】 レトルト処理が、パッケージ内に充填
    された内容物が商業的殺菌されるに充分の温度と充分な
    時間、加熱することを含む、請求項72記載の方法。
  76. 【請求項76】 内容物が食品又は医用品を含む請求項
    70から75の何れか1項に記載の方法。
JP16003191A 1991-06-03 1991-06-03 レトルト後に高ガス・バリヤー性を保持するポリ塩化ビニリデン・メチルアクリレート・コポリマー組成物,フィルム,及び構造 Expired - Lifetime JP3213913B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16003191A JP3213913B2 (ja) 1991-06-03 1991-06-03 レトルト後に高ガス・バリヤー性を保持するポリ塩化ビニリデン・メチルアクリレート・コポリマー組成物,フィルム,及び構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16003191A JP3213913B2 (ja) 1991-06-03 1991-06-03 レトルト後に高ガス・バリヤー性を保持するポリ塩化ビニリデン・メチルアクリレート・コポリマー組成物,フィルム,及び構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0680791A true JPH0680791A (ja) 1994-03-22
JP3213913B2 JP3213913B2 (ja) 2001-10-02

Family

ID=15706461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16003191A Expired - Lifetime JP3213913B2 (ja) 1991-06-03 1991-06-03 レトルト後に高ガス・バリヤー性を保持するポリ塩化ビニリデン・メチルアクリレート・コポリマー組成物,フィルム,及び構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3213913B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3213913B2 (ja) 2001-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2601474B2 (ja) 良好な接着性をもつ多層フイルム
DK171446B1 (da) Flerlaget, gasafspærrende emballagemateriale til kogesterilisering eller varmesterilisering
US6534137B1 (en) Two-component, heat-sealable films
US6406763B1 (en) Post pasteurization multilayered film
US4734327A (en) Cook-in shrink film
US9101157B2 (en) Packaging laminates based on cardboard and paper
EP2110240A1 (en) Printed sterilizable laminate for aseptic packaging
CN101081653A (zh) 用于包装液体的高阻隔多层膜及其制造方法
EP1487638A1 (en) Non-foil barrier laminates
JP4100484B2 (ja) 包装用積層体の製造方法
JP3066052B2 (ja) 多層包装体
JP2888515B2 (ja) ガスバリヤー性に優れた多層包装体
US5424347A (en) MA-PVDC formulations, films, and structures which maintain high barrier properties after retorting
US20030207054A1 (en) Packaging laminates based on cardboard and paper
JP3213913B2 (ja) レトルト後に高ガス・バリヤー性を保持するポリ塩化ビニリデン・メチルアクリレート・コポリマー組成物,フィルム,及び構造
JP2982972B2 (ja) 多層構造体および多層包装体
EP3774336A1 (en) Autoclavable barrier film
JP5055660B2 (ja) ガスバリア性フィルム
JPH01253442A (ja) ガスバリヤー性多層包装体
KR100404708B1 (ko) 무균 식품포장재
JP3826975B2 (ja) 脱酸素性多層体、これよりなる包装容器及び食品または医薬品の保存方法
AU2017232240B2 (en) Ovenable thermoformable film
JPH10226025A (ja) 多層包装体
JPH10248541A (ja) 惣菜類の保存方法
JPH04353421A (ja) 多層フィルム共押出構造とその製法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000613

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010629

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080727

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090727

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100727

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110727

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term