JPH0680440U - 液体噴射器 - Google Patents

液体噴射器

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JPH0680440U
JPH0680440U JP2234993U JP2234993U JPH0680440U JP H0680440 U JPH0680440 U JP H0680440U JP 2234993 U JP2234993 U JP 2234993U JP 2234993 U JP2234993 U JP 2234993U JP H0680440 U JPH0680440 U JP H0680440U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、消毒液貯溜タンクに貯溜した消毒液
を噴射ノズルから手指に噴射して消毒する手指消毒器等
の液体噴射器に関する。 【構成】開閉蓋を具備する液体貯溜タンクから圧送ポン
プを介して噴射ノズルに液体を圧送して噴射可能な構成
とした液体噴射器において、開閉蓋ロック装置と、液体
貯溜タンク内の液位を検出する液位検出センサとを具備
し、液体検出センサが要液体交換液位に達したことを検
出した際、開閉蓋ロック装置を解除可能としている。従
って、いたずら等による頻繁な開閉蓋によって生じるい
ろいろな弊害、例えば、雑菌等のタンク内への混入事故
や、消毒液カートリッジの引き抜きによる消毒液の消毒
液貯溜タンク外へのオーバーフロー事故等を確実に防止
することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、消毒液貯溜タンクに貯溜した消毒液を噴射ノズルから手指に噴射し て消毒する手指消毒器等の液体噴射器に関する。
【0002】 なお、ここで、消毒液とは、アルコールの他、界面活性剤等からなるせっけん 水等を含む概念である。
【0003】
【従来の技術】
従来、病院等の医療施設や食品加工の現場等において、作業前に手指を消毒す る手段として、手指を装置内に入れるだけで自動的に消毒液が手指に噴射される 手指消毒器が多用されている。また、近年、特に、病院における院内感染を効果 的に防止する手段として、手指消毒器が着目されている。
【0004】 そして、かかる手指消毒器の一形態として、特開平3-15472号公報に記載され ているものがある。
【0005】 この手指消毒器は、消毒液を収容した消毒液収容タンクと、噴射ノズルと、こ の噴射ノズルと消毒液収容タンクとを接続するとともに中途に圧送ポンプを取付 けた噴出路とを備え、噴射ノズルから噴出された消毒液によって手指等を消毒す るものである。
【0006】 また、かかる手指消毒器は、通常、噴射ノズルの近傍に手感知センサを具備し ており、消毒のため差し出された手を手感知センサが検出し、その検出出力に基 づいて、制御部を介して噴射ノズルを駆動し、手指を自動的に洗浄可能としてい る。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】 しかし、上記した手指消毒器を含めて従来の液体噴射器は、未だ、以下の解決 すべき課題を有していた。
【0008】 即ち、かかる手指消毒器における消毒液収容タンクにおいては、同タンク内の 液体の蒸発を可及的に防止するため、その上部開口に開閉蓋を載置している。
【0009】 しかし、開閉蓋は単に載置されているのみであるため、液体交換時期に達して いないにもかかわらず、いたずら等によって、頻繁に開閉蓋が開けられると、雑 菌等がタンク内に混入するおそれがある。また、消毒液収容タンクの引き抜きに よって消毒液があふれるタンク外に溢れるおそれがある。
【0010】 本考案は、上記した課題を解決することができる液体噴射器を提供することを 目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案は、開閉蓋を具備する液体貯溜タンクから圧送ポンプを介して噴射ノズ ルに液体を圧送して噴射可能な構成とした液体噴射器において、開閉蓋ロック装 置と、液体貯溜タンク内の液位を検出する液位検出センサとを具備し、液体検出 センサが要液体交換液位に達したことを検出した際、開閉蓋ロック装置を解除可 能としたことを特徴とする液体噴射器に係るものである。
【0012】
【実施例】
以下、添付図に示す実施例を参照して、本考案を、具体的に説明する。
【0013】 (構成) まず、図1〜図6を参照して、本考案に係る液体噴射器の構成を具体的に説
明 する。なお、本実施例は、液体噴射器が手指消毒器Aである場合である。
【0014】 図1に、手指消毒器Aを、病室10の壁面11上であって、洗面器12の上方をなす 位置に取付けた状態を示す。
【0015】 図2〜図6図に手指消毒器Aの構成を詳細に示すが、まず、同手指消毒器Aの 基本構成を説明する。
【0016】 図3に示すように、手指消毒器Aの外殻をなす縦長方形形状のケーシング13が 壁面11上に、後述する取付手段20によって、着脱自在に取付けられている。
【0017】 ケーシング13は、図2〜図4に示すように、それぞれ矩形板状をなす前後壁 13a,13b と、左右側壁13c,13d と、底壁13e と、上部に開閉自在に設けた開閉蓋 13f とから形成されている。
【0018】 ケーシング13の上部空間には、図3及び図4から明らかなように、上端開口の 矩形箱状の消毒液貯溜タンク14が配設されており、同タンク14内には、同様に矩 形箱状の消毒液カートリッジ15が交換自在に収納されている。
【0019】 また、消毒液貯溜タンク14の下部の一隅には、図2及び図3に示すように、同 タンク14内の消毒液の現在残存量を検出するための液位検出部16が取付けられて いる。
【0020】 一方、図2〜図4に示すように、ケーシング13の下部空間には、消毒液貯溜タ ンク14から圧送されてきた消毒液を洗面器12のボウル内に差し出された手指に向 けて噴出可能な消毒液噴射部17と、同消毒液噴射部17に消毒液貯溜タンク15から 消毒液を消毒液給送配管19を通して圧送するための圧送ポンプ18とが配設されて いる。
【0021】 また、圧送ポンプ18は消毒液噴射部17の上方に位置している。
【0022】 上記した構成によって、圧送ポンプ18の作動によって、消毒液貯溜タンク14内 の消毒液を、消毒液給送配管19を通して消毒液噴射部17に圧送でき、その後、同 消毒液噴射部17より手指に噴出して消毒を効果的に行うことができる。
【0023】 さらに、本実施例では、ケーシング13内において、上部から下部に向けて、順 に、消毒液貯溜タンク14、圧送ポンプ18、消毒液噴射部17と配設したので、消毒 液給送配管19を殆ど不要となすことができ、流路抵抗を低減したり、ケーシング 13、即ち、手指消毒器Aのコンパクト化を図ることができる。
【0024】 また、消毒液貯溜タンク14の消毒液の残存量が減ってきても、ケーシング13の 下方が重い状態なので、設置状態の安定性が向上する。
【0025】 次に、上記した基本構成を有する手指消毒器Aの各構成について詳細に説明す る。
【0026】 (消毒液貯溜タンク14及び消毒液カートリッジ15) 図3に示すように、消毒液貯溜タンク14は、その底板14a の中央部に、平面視 で十字形状のカートリッジ支持体21を設けており、同カートリッジ支持体21上に は、開閉弁22を内蔵する逆様状態の消毒液カートリッジ15のキャップ23が載置さ れている。
【0027】 そして、この載置状態で、キャップ23内の開閉弁22は、カートリッジ支持体21 の中央部に設けた突起24によって開口している。従って、同開閉弁22を通して、 消毒液貯溜タンク14内に消毒液カートリッジ15から消毒液が流入することになる 。なお、消毒液貯溜タンク14内に流入後の消毒液の液位は、大気圧によって、通 常液位NLに保持されることになる。
【0028】 そして、この通常液位NLは、消毒液カートリッジ14内の消毒液が無くなってか ら下がり始めることになる。
【0029】 また、消毒液貯溜タンク14の底板14の周縁部には消毒液流出孔25が設けられて おり、同流出孔25は、後述する圧送ポンプ18のインペラ室26と連通連結されてい る。
【0030】 (液位検出部16) 液位検出部16は、図2〜図4に示すように、消毒液貯溜タンク14の下部の一隅 を内側に凹設して形成した空間に配設されている。
【0031】 即ち、図4から最も理解できるように、消毒液貯溜タンク14の下部側壁14b に は、上下方向に間隔を開けて上下液連通孔27,28 が設けられており、両連通孔27 ,28 には、側面視でU字形状の透明連通管29の両端が連通連結されている。
【0032】 また、図4及び図6に示すように、平面視でU字形状をなす液位検出センサ30 が消毒液貯溜タンク14の下部側壁14b に取付ブラケット31を介して取付けられて おり、同液位検出センサ30の両端に埋設した発光素子32と受光素子33とは、透明 連通管29を挟んだ状態で対峙している。
【0033】 さらに、透明連通管29の両素子32,33 で挟まれた部分は、図7に示すように菱 形の断面を有している。
【0034】 従って、通常の使用状態において、消毒液貯溜タンク14内の液面が通常液位NL にあるときは、透明連通管29内にも同一液面高さで消毒液が充填されることにな る。
【0035】 この場合、発光素子32のから光は、水の屈折率によって、点線aで示すように 透明連通管29内を通過して外部に放出されることになるため、受光素子33は光を 受光することがなく、オフ出力しか出ていない。
【0036】 その後、液位が低下し初め、警告液位である基準液位RLに達すると、透明連通 孔29内の液位が、発光素子32と受光素子33とを結ぶ線より下方に位置することに なるので、発光素子32からの光は、空気の屈折率によって、点線bで示すように 透明連通管29内を通過して受光素子33によって受信されることになり、オン出力 が発生する。
【0037】 なお、本実施例では、透明連通管29の断面は正菱形としたが円形断面、長菱形 等とすることもできる。
【0038】 (圧送ポンプ18) 圧送ポンプ18は、図3に示すように、実質的に、内部にインペラ室26を設け
た インペラケーシング34と、同インペラケーシング34内に回転自在に配設したイン ペラ35と、同インペラケーシング34と一体に形成され、その出力軸37の先端にイ ンペラ35を固着した回動モータ36とからなる。
【0039】 また、圧送ポンプ18は、そのインペラ室26の中央開口部を上述した消毒液流出 孔25を通して消毒液貯溜タンク14内と連絡している。
【0040】 一方、図3及び図4に示すように、インペラ室26の外周縁に設けた消毒液流出 孔38は消毒液給送管19の基端側と連通連結されている。
【0041】 かかる構成によって、回動モータ36の駆動によってインペラ35が回転し、同回 転によって、消毒液貯溜タンク14内の消毒液を、圧送ポンプ18及び消毒液給送管 19を通して、後述する消毒液噴射部17に圧送することができる。
【0042】 (消毒液噴射部17) 図2〜図4及び図8に示すように、壁面11から前方に向けて漸次上向勾配を有 するケーシング13の底壁13a の前部中央には、同じ勾配を持つ矩形形状の噴射部 取付用開口40が設けられており、同開口40内に、実質的に矩形箱形形状をなす噴 射部ケーシング41が配設されている。なお、噴射部ケーシング41の軸線は、実質 的に、その下方に位置する洗面器12のボウルの中央部に向けて指向している。
【0043】 また、開口40の前部及び後部には、ケーシング13の底壁13a と一体をなす軸受 ブラケット42,43 が立設されており、両ブラケット42,43 の上部には軸受44,45 が形成されている。
【0044】 そして、この軸受44,45 には、噴射部ケーシング41の前後壁の上部に設けた枢 軸46,47 が回動自在に枢支されている。
【0045】 かかる構成によって、噴射部ケーシング41は、図2に示すように、枢軸46,47 を回動中心として左右方向に一定の角度 (例えば、15゜) で首振ないし揺動する ことができる。
【0046】 次に筒状本体41a と底板41b とからなる噴射部ケーシング41内の内部構造につ いて説明する。
【0047】 図3から明らかなように、噴射部ケーシング41内には、噴射ノズル48と人体感 知センサとしての手指感知センサ49とが、噴射部ケーシング41の軸線と同一方向 に並設状態に収納されている。そして、噴射ノズル48の先端は、底板41b に設け た透孔50を通して下方に突出しており、一方、手指感知センサ49と対峙する底板 41b の部分には透明プラスチック等からなる透明窓51が形成されている。
【0048】 即ち、本実施例では、噴射ノズル48と人体検知センサとしての手指感知センサ 49とは一体的に噴射部ケーシング41内に設置されており、噴射ノズル48の噴射方 向と手指感知センサ49の発光方向は一致するようになっており、さらに、噴射部 ケーシング41の揺動動作によって、噴射ノズル48の噴射方向と手指感知センサ49 の発光方向とを同時に変更することができる。
【0049】 従って、洗面器12等の受け側の形状、素材等の相違からくる誤動作を、手指感 知センサ49の発光方向の変更という簡便な方法で解消することができる。
【0050】 しかも、手指感知センサ49の発光方向と噴射ノズル48の噴射方向とは常時一定 しているので、使用時の違和感がなく、使用勝手を著しく向上できる。
【0051】 また、図3に示すように、噴射部ケーシング41内において、噴射ノズル本体48 の上端には、逆止弁52が連設されている。一方、逆止弁52は、同逆止弁52と一体 成形された管継手53及びエルボ54を介して、屈曲自在な消毒液給送配管19の先端 と連通連結されている。
【0052】 (ケーシング13の壁面11への取付構造) 本実施例では、図3及び図6から明らかなように、ボルト60によって矩形形状 の取付板61を取付け、同取付板61の前面に設けたケーシング13の後壁13b を嵌合 することによって、手指消毒器Aを壁面11に容易に取付可能としている。
【0053】 (開閉蓋13f の開閉構造) さらに、本実施例では、図3に示すように、ケーシング13の上部に設けた開
閉 蓋13f は、その後部基端側をスプリングピン等の枢軸70によって上下方向に回動 自在に枢支するとともに、その全部基端側を、上記した液位検出センサ30のオン ・オフ出力によって作動する開閉蓋ロック装置Dを具備する。
【0054】 かかる開閉蓋ロック装置Dの構成について説明すると、図9及び図10から最も 理解できるように、開閉蓋13f の前壁の中央部に嵌合凹部90を形成し、同凹部に ケーシング13の前壁13a の上縁中央部に一体的に連設した嵌合突条91を嵌合して いる。
【0055】 嵌合突条91の一側端部には、電磁コイル92a とプランジャ92b とからなる蓋ロ ック用ソレノイド92を埋設するとともに、同端部と対向する開閉蓋13f の前壁中 央部には、同ソレノイド92のプランジャ92b を着脱自在に嵌入する嵌入孔93を設 けている。
【0056】 かかる構成によって、蓋ロック用ソレノイド92のプランジャ92b は、通電線94 からの通電がなされていない非通電状態では、プランジャ92b の後部に連設した 引張スプリング95によって後退した位置にあり、嵌入孔93から離脱した状態にあ る。
【0057】 一方、通電線94によって通電した場合は、プランジャ92b が嵌入孔93内に進出 し、開閉蓋13f をロックすることができる。
【0058】 また、かかる蓋ロック用ソレノイド92の作動は、液位検出センサ30の出力信号 と連動しており、具体的には、液位検出センサ30は基準液位RLを検出するまでは 、蓋ロック用ソレノイド92へはオン出力が送られ続けるので、プランジャ92b は 嵌入孔93と係合しつづけ、開閉蓋13f はロックされた状態に維持される。
【0059】 一方、液位検出センサ30が基準液位RLを検出すると、オフ出力がなされて、蓋 ロック用ソレノイド92のプランジャ92b は嵌入孔93から離脱し、開閉蓋13f のロ ックは解除されることになる。
【0060】 このように、本実施例では、液位検出センサ30が基準液位RLを検出するまで、 即ち、消毒液の交換時期がくるまで、開閉蓋13b の開蓋動作を確実に防止するこ とができるので、いたずら等による頻繁な開閉蓋13f によって生じるいろいろな 弊害、例えば、雑菌等のタンク内への混入事故や、消毒液カートリッジ15の引き 抜きによる消毒液の消毒液貯溜タンク14外へのオーバーフロー等を確実に防止す ることができる。
【0061】 (ケーシング13の表示構造) 図1及び図2に示すように、ケーシング13の前壁13a の表面には、状態表示部 75が設けられており、同状態表示部75は、電源表示ランプ76と補給表示ランプ77 とを具備している。
【0062】 そして、補給表示ランプ77は、後述するように、消毒液貯溜タンク14内の液位 が基準液位RLに達すると点滅して、消毒液カートリッジ15の交換時期が迫ってい ることを使用者に知らせる。
【0063】 また、圧送ポンプ18の回動モータ36の駆動時間を流量に置き換え、基準液位RL から圧送ポンプ18の空転を生じない程度までの容量を予め設定しておき、この容 量が累積流出量となれば、補給表示ランプ77は点灯状態になる。
【0064】 (制御部) 本考案に係る手指消毒器Aのケーシング13の内部には制御部Cが設けられてお り、その構成をブロック図によって図11に示す。
【0065】 図示するように、制御部Cは、マイクロコンピュータ80からなり、同マイクロ コンピュータ80の入力側インターフェース81には、液位検出センサ30や手指感知 センサ49が接続されており、出力側インターフェース82には、圧送ポンプ18のモ ータ駆動回路83や電源表示ランプ76や補給表示ランプ77や蓋ロック用ソレノイド 92等が接続されている。
【0066】 (作用) 次に、上記した構成を有する手指消毒器Aの使用手順について図1〜図11を
参 照して説明する。
【0067】 いま、図1に示す手指消毒器Aの下方であって、かつ、洗面器12の上方に手を 差し出すと手指感知センサ49がオンし、このセンサ出力に基づいて、制御部Cを 介して圧送ポンプ18が駆動され、噴射ノズル48から消毒液が手指に向けて噴射さ れ、手指の消毒を行うことができる。
【0068】 しかして、消毒液貯溜タンク14内の消毒液は、噴射ノズル48の駆動毎に減り、 消毒液の液位も漸次低下することになるが、本考案では、上述したように、液位 検出センサ30が基準液位RLを検出するまで、即ち、消毒液の交換時期がくるまで 、開閉蓋13b の開蓋動作を確実に防止することができる。
【0069】 従って、いたずら等による頻繁な開閉蓋13f によって生じるいろいろな弊害、 例えば、雑菌等のタンク内への混入事故や、消毒液カートリッジ15の引き抜きに よる消毒液の消毒液貯溜タンク14外へのオーバーフロー等を確実に防止すること ができる。
【0070】
【考案の効果】
本考案では、開閉蓋を具備する液体貯溜タンクから圧送ポンプを介して噴射ノ ズルに液体を圧送して噴射可能な構成とした液体噴射器において、開閉蓋ロック 装置と、液体貯溜タンク内の液位を検出する液位検出センサとを具備し、液体検 出センサが要液体交換液位に達したことを検出した際、開閉蓋ロック装置を解除 可能としている。
【0071】 従って、いたずら等による頻繁な開閉蓋によって生じるいろいろな弊害、例え ば、雑菌等のタンク内への混入事故や、消毒液カートリッジの引き抜きによる消 毒液の消毒液貯溜タンク外へのオーバーフロー事故等を確実に防止することがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る液体噴射器の一例をなす手指消毒
器を取付けた病室の斜視図である。
【図2】同手指消毒器の一部切欠正面図である。
【図3】同手指消毒器の右断面側面図である。
【図4】同手指消毒器の左一部切欠側面図である。
【図5】同手指消毒器の背面図である。
【図6】同手指消毒器の断面平面図である。
【図7】図手指消毒器の手指感知センサの要部詳細図で
ある。
【図8】同手指消毒器の底面図である。
【図9】図手指消毒器の開閉蓋の要部斜視図である。
【図10】同手指消毒器の開閉蓋ロック装置の断面正面
図である。
【図11】同手指消毒器の制御部の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
A 手指消毒器 C 制御部 D 開閉蓋ロック装置 18 圧送ポンプ 30 液位検出センサ 48 噴射ノズル 49 手指感知センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 安部田 章 福岡県田川郡方城町大字伊方4680番地 九 州日立マクセル株式会社内 (72)考案者 桑畑 広幸 福岡県田川郡方城町大字伊方4680番地 九 州日立マクセル株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉蓋を具備する液体貯溜タンクから圧
    送ポンプを介して噴射ノズルに液体を圧送して噴射可能
    な構成とした液体噴射器において、開閉蓋ロック装置
    と、液体貯溜タンク内の液位を検出する液位検出センサ
    とを具備し、液体検出センサが要液体交換液位に達した
    ことを検出した際、開閉蓋ロック装置を解除可能とした
    ことを特徴とする液体噴射器。
JP1993022349U 1993-04-27 1993-04-27 液体噴射器 Expired - Lifetime JP2601588Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102364263B1 (ko) * 2021-08-20 2022-02-16 김재월 벽걸이 겸용 건타입 기능액 자동분사장치

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KR102364263B1 (ko) * 2021-08-20 2022-02-16 김재월 벽걸이 겸용 건타입 기능액 자동분사장치

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