JPH0680428U - 注射器廃棄処理装置 - Google Patents

注射器廃棄処理装置

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JPH0680428U
JPH0680428U JP2328393U JP2328393U JPH0680428U JP H0680428 U JPH0680428 U JP H0680428U JP 2328393 U JP2328393 U JP 2328393U JP 2328393 U JP2328393 U JP 2328393U JP H0680428 U JPH0680428 U JP H0680428U
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crushing
syringe
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crushed
injection needle
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JP2328393U
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進明 張
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再春環境工程有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 注射針と注射筒を個別に圧壊粉砕、殺菌処理
し、かつ、引き抜かれた注射針や注射筒の屑を別々に回
収し、注射筒の破砕屑をリサイクル原料として再利用可
能とすること。 【構成】 主動ローラ(22)と従動ローラ(23)の
周面に形成した歯を噛合して対向回転させる抜取手段
(20)を備える。粉砕刃(41)と回転刃(42)か
らなり、回転刃(42)の刃並み(422)が粉砕刃
(41)の刃間(411)を通過できるようにした粉砕
手段(40)を備える。使用済み注射針(e)を抜取手
段(20)によって抜き取り、次に注射筒(W)を該粉
砕手段(40)によって粉砕することにより、注射器の
廃品の針抜及び粉砕を行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は注射器の廃棄処理装置に関し、特に使用済み注射器廃品の注射筒や注 射針を粉砕及び殺菌処理する注射器廃棄処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
使用後の注射器を廃棄処理する場合、往々にして処理人員が不注意から注射針 に刺されて傷付き、間接的に病菌を伝染されるおそれがあり、最悪の場合、例え ば、AIDSを伝染される危険もある。したがって、近年、これら使用済みの注 射器を安全に廃棄処理する目的から、数多くの注射器廃棄処理装置が開発されて いるが、これらは下記のような欠点がある。
【0003】 従来の注射器廃棄処理装置は、注射針先端を圧壊鈍化する機能及び加熱殺菌 処理をする機能をしかないため、処理装置によって処理された後も注射針と注射 筒を分離できない。よって、有効に金属とプラスチックに分けて完全処理するこ とができず、現今の環境保護の要求に沿わず実用性に乏しい。
【0004】 注射筒は回収してリサイクル原料として再利用することができるが、注射針 と注射筒を一緒に圧潰粉砕してしまうと、粉砕物のなかに注射針が混入してしま う。よって、注射筒の粉砕物をリサイクル原料として回収したい場合は、先ず注 射筒粉砕物の中に混入している金属針を除去しなければならず、回収業者の処理 を困難にしコストが高くなり経済収益に合わない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の注射器廃棄処理装置の問題点に鑑み、本考案は、圧壊、粉砕及び殺 菌などの特殊な機能に加え、注射針と注射筒を選別して注射針や注射筒粉砕屑を 別々に溜め、注射筒の破砕屑を回収再生してリサイクル原料とすることができ、 環境保護の要求や経済的利益に適合する注射器廃棄処理装置を提供することを目 的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、複数の支枠と仕切板を組み合わせてなる 枠体と、上記枠体の上段部の処理空間に配置され、それぞれ外周面に歯を形成し た主動ローラと従動ローラを回転可能に平行に配置し、上記主動ローラの軸の一 端にチェーンによって回転駆動される中スプロケットを軸装する一方、上記従動 ローラの軸の両端を枢支した軸受をそれぞればねにより付勢される滑動ブロック に取付けて従動ローラを常時主動ローラ側へ押圧し、上記歯が噛合って上記主動 ローラと従動ローラが相対する方向に回転して注射器から注射針を抜き取って圧 壊する抜取手段と、上記抜取手段の下方に配置され、上記抜取手段が抜き取り、 圧壊した注射針を収容すると共に電熱による高温で殺菌処理する殺菌皿と、上記 抜取手段に隣接して配置され、櫛形粉砕刃と該櫛形粉砕刃の各刃間と対応する位 置に並列配置した刃並みを放射状に設けた回転刃とを備え、上記櫛形粉砕刃を斜 向きに上記枠体の支枠に固定し、かつ、上記回転刃は櫛形粉砕刃の真下に配置さ れると共に、一端に上記中スプロケットと同一方向にチェーンによって駆動回転 される大スプロケットを軸装し、回転刃の刃並みが上記刃間を縫って回転するこ とにより注射筒を破断粉砕する粉砕手段と、上記枠体の中段部に配置され、その 回転軸の一端に小歯車を軸装して上記チェーンと噛合させ、上記回転軸の回転に より上記中スプロケットと大スプロケットを介して上記抜取手段と粉砕手段を同 時に回転駆動させる駆動モータと、上記枠体の下段部に設けられ、上記粉砕手段 が粉砕した注射筒の屑を収容する収集箱とを備える注射器廃棄処理装置を提供す るものである。
【0007】 上記滑動ブロックを付勢するばね手段は、該滑動ブロックの一端面に凸柱を設 け、該凸柱に周設した圧縮ばねの端部を調整ナットで当接支持してなり、上記滑 動ブロックに対する付勢力を上記調整ナットの位置により調節可能とすることが 好ましい。
【0008】 また、本考案では、上記抜取手段の上方に細長状の導入口を設け、注射筒先端 の注射針を該導入口内に挿入して抜取手段により抜取る構成とすることが好まし い。
【0009】 上記回転刃は、軸ロッドの外周に等しい角度間隔で径方向に放射状に突出する 三列の刃並みを設けることが好ましい。
【0010】 本考案では、上記粉砕手段の上方に、二つの仕切板を上下方向に互い違いに配 置して案内シュートを形成し、該案内シュートに横臥状の姿勢で挿入した上記注 射筒が上記粉砕手段に滑り落ちるようにしてしてもよい。
【0011】 さらに、本考案では、上記粉砕手段の下方に上下両端の開口の通路を設け、該 通路を介して上記粉砕手段が粉砕した注射筒の屑を上記収集箱内に集中収容する ような構成としても良い。
【0012】
【作用】
上記のように構成された本考案は、使用済みの注射器廃品を処理する場合、ま ず、注射針を抜取手段上方から挿入して、該注射針先端を単に主動ローラと従動 ローラの噛合部間に挿し込めば、主動ローラと従動ローラの相対する方向の回転 により注射筒より注射針を引き抜いて殺菌皿内に落下させて集中回収することが でき、次に、注射筒を粉砕手段上方から横臥状に粉砕手段の櫛状粉砕刃沿いに落 下させると、粉砕手段の回転刃の軸ロッドに凸設した刃並みが、回転刃の回転に より櫛状粉砕刃に形成された刃間から通過するので、櫛状粉砕刃下端に滑り落ち た注射筒を圧砕破断して、その破砕屑を落下させて集中収容することができ、注 射器の廃品を圧壊、粉砕、殺菌することができる。
【0013】 また、本考案において、滑動ブロックに対する付勢力を調整ナットにより調整 可能とし、抜取手段上方に注射針を導入する細長状の導入口を設け、回転刃の軸 ロッドに等しい角度間隔で径方向に放射状に突出する三列の刃並みを設け、上記 粉砕手段の上方に案内シュートを形成し、かつ、粉砕手段の下方に粉砕された注 射筒の屑を案内する通路を設けた場合には、注射針の抜取や注射筒の粉砕操作を より容易、確実に行うことができ、注射針の太さに応じて主動ローラと従動ロー ラの噛合部の間隔を適度に調整できると共に、注射筒の破砕屑を集中収容が一層 容易になる。
【0014】 この考案の上記またはその他の目的、特徴および利点は、図面を参照した以下 の実施例の詳細な説明から一層あきらかとなろう。
【0015】
【実施例】
次に、図面に示す実施例に基づいて、本考案について詳細に説明する。 図1、図2及び図3に示すように、本考案の注射器廃棄処理装置1は、枠体1 0、抜取手段20、殺菌皿30、粉砕手段40、駆動モータ50および収集箱6 0を備えている。
【0016】 枠体10は直立状の箱体を呈して、複数の支枠11および複数の仕切板12を 組合せて形成され、この枠体10に抜取手段20、殺菌皿30、粉砕手段40、 駆動手段50および収集箱60等の関連機構を架設している。
【0017】 上記抜取手段20は、図1中、上記枠体10の右側上端部に設けた注射針抜取 圧壊用の処理空間21内に配置され、主動ローラ22と従動ローラ23を備えて いる。
【0018】 上記主動ローラ22の心軸221の一端222は、上記枠体10の仕切板12 に貫挿して中スプロケットAを軸装している。該中スプロケットAには、チェー ンaが噛合しており、中スプロケットAは、このチェーンaにより回転駆動され る。主動ローラ22の心軸221の他端は対向側の仕切板12に固装された軸受 24に枢支される。一方、上記従動ローラ23は上記主動ローラ22と平行に配 置され、主動ローラ22及び従動ローラ23の外周面に形成された歯b,cが噛 合して主動ローラ22と従動ローラ23を互いに向かい合う方向に回転する。本 実施例では、図2(A)に示すように、主動ローラ22の歯bを従動ローラ23 の歯cよりも大きく設定している。
【0019】 従動ローラ23の心軸231の両端は、それぞれ対向する仕切板12,12に 取り付けた軸受25内に枢支され、該軸受25それぞれ仕切板12,12に相対 して開設した滑り溝263内に枢着する滑動ブロック26内に取り付けており、 該滑動ブロック26は外力を受けると、滑り溝263内を滑動できるようにして いる。図2(A)に示すように、滑動ブロック26は、その一端に上記滑り溝2 63の向きに突出する凸柱261を備え、該凸柱261に圧縮ばね27を周設し ている。該圧縮ばね27の前端は、調整ナット28でに当接して支持され、調整 ナット28は上記凸柱261と対向するように滑り溝263の一方側壁に突設し た固定ボルト29に螺合している。よって、上記調整ナット28を回転させて調 節ナット28の位置を調節することにより、圧縮ばね27を介して滑動ブロック 26を滑動させることができる。
【0020】 また、図4及び図5に示すように、抜取手段20はその上方に仕切板12によ り形成された細長状の導入口201を備え、注射筒Wの前端の注射針eを該導入 口201内に挿入して、上記主動ローラ22及び従動ローラ22,23を回転駆 動することにより注射針eを注射器Wから抜き取って圧壊する。
【0021】 上記殺菌皿30は、上記抜取手段20の下方に取り付けられて、抜取手段20 により抜き取り、圧壊された注射針eを収容する。殺菌皿30の底面は、電熱盤 31としており、殺菌皿30に収容された注射針eは、この電熱盤31の電熱に よる高温で殺菌処理される。
【0022】 上記粉砕手段40は上記抜取手段20に隣接して設けられ、図6に示すように 、櫛形粉砕刃41および回転刃42を備えている。
【0023】 上記粉砕刃41の上半部は横向きの長板状41aを呈して、斜向きに上記枠体 10の支枠11に固定している。また、粉砕刃41の下端は櫛歯状に複数の切り 歯41bを並設して、各切り歯41bと切り歯41bの間に適当な間隔を保たせ て、互いに対応する刃間411を形成している。一方、回転刃42は上記粉砕刃 41の真下に設けられ、軸ロッド421の外周に等しい角度間隔で径方向に放射 状に伸出する三列の刃並み422を凸設している。また、回転刃42は、その一 端を上記仕切板12の壁面に固装された軸受43内に枢支して、他端を上記主動 ロッド22の中スプロケットAを軸装した心軸221の一端を貫挿させた仕切板 12に貫挿して大スプロケットBを軸装している。該大スプロケットBは、上記 チェーンaと噛合しており、上記中スプロケットAと同一方向に回転できるよう にされ、この回転により回転刃42を回転駆動し、図7に示すように、回転刃4 2のそれぞれ刃並み422の各刃が粉砕刃41の刃間411から通過するように している。よって、図8(A)(B)に示すように、注射筒Wを該粉砕刃41の 下端に横臥状に載置すれば、回転刃42の回転により注射筒Wを圧砕破断する。 また、図1及び図5に示すように、粉砕手段40はその真上に両仕切板12,1 2を屈折させて形成した案内シュート44を設けており、注射筒Wを横臥状に案 内して粉砕手段41に円滑に滑り落ちるようにしている。
【0024】 駆動モータ50は、上記枠体10の中段部に設けられ、そのモータの回転軸5 1の一端に小歯車Cを軸装固定している。この小歯車Cには上記チェーンaと噛 合しており、該小歯車Cの回転により上記中スプロケットAおよび大スプロケッ トBを駆動して上記抜取手段20と粉砕手段40が同時に駆動される。
【0025】 収集箱60は、上記枠体10の下端部に設けられ、上記粉砕された注射筒Wの 屑を受け取るものであって、上記粉砕手段40の下方に形成された上下端開口の 通路45を通じて、図5に示すように、粉砕された注射筒W屑を収集箱60内に 集中的に収容する。
【0026】 本考案の注射器廃棄処理装置は、上記の構成としているため、注射器の注射針 eを上記抜取手段20によって抜取した後、続いて注射筒Wを上記粉砕手段40 により粉砕すれば、注射器の注射針eと注射筒Wの圧壊、粉砕処理を完成でき、 注射器廃品の回収処理を容易に行なうことができる。
【0027】 即ち、本考案の注射器廃棄処理装置により注射筒廃品を回収処理する時は、次 のようなステップに従って行なわれる(図4及び図8参照)。
【0028】 第1ステップ;まず注射針eを抜取手段20上方の導入口201から挿入し、 この際該注射針e先端が主動ローラ22、従動ローラ23の噛合部に挿着して、 該主動ローラ22、従動ローラ23の相対する向きの回転により注射筒Wより引 き抜かれて殺菌皿30内に落下する。この際、注射針eが引き抜かれる時は単に 針先が主動ローラ22、従動ローラ23の間に挿着されるだけで、注射筒Wは導 入口201の制限から引込まれずに圧壊されない。
【0029】 第2ステップ;次に該注射筒Wを粉砕手段40上方に設けられた案内シュート 44から横臥状態で装入し、そのままの体勢で粉砕手段40の粉砕刃41沿いに 落下させると、該粉砕手段40の回転刃42は軸ロッド421の回りに等しい角 度間隔で径方向に放射状に伸出する三列の刃並み422を凸設しているため、該 回転刃42が回転すると各刃並み422が粉砕刃41に形成された刃間411か ら通過する。よって、粉砕刃41の下端に滑り至った注射筒Wを該回転刃並み4 1の回転動により圧砕切断し、注射器廃品を圧壊、粉砕及び殺菌することができ る。
【0030】 尚、本考案の従動ローラ23の心軸231の両端はそれぞれ軸受25に枢支さ れ、該軸受25が滑動ブロック26に固装されて、力を受けると従動ローラ23 が滑り移動可能としているのは、もし引き抜く注射針eの外径がやや太い場合、 注射針eを主動ローラ22、従動ローラ23間に挿入すると、主動ローラ22と 従動ローラ23の間に注射針eを挟み込む力により、圧触ばね27が圧縮して、 該従動ローラ23がわずかに滑り移動して主動ローラ22との間隙が大きくなり 、比較的大径な注射針eでも抜取処理できるようにするためである。また、圧縮 ばね27はその一端を調整ナット28に当接支持されているので、該調整ナット 28をねじ回して螺定位置を調整すれば該圧縮ばね27の弾力を調整でき、主動 ローラ22と従動ローラ23が互いに噛合して注射針eを抜取する場合に、主動 ローラ22の歯bと従動ローラ23の歯cが過度に噛み合ったり、あるいは、噛 み合いが不足することにより、歯b,cが脱落することもない。
【0031】
【考案の効果】
上記のように構成された本考案では、抜取手段、粉砕手段および殺菌皿など部 品の特殊な配置設計から、一つの装置により、使用済みの注射器廃品を注射針、 注射筒別に圧壊、粉砕及び殺菌処理でき、かつ、抜取圧壊した注射針および切断 粉砕された注射筒屑をそれぞれ個別に集中収容できる(従来、注射針や注射筒を 圧壊粉砕処理する場合、往々にして二つの異なる処理装置を使用する)。
【0032】 また、本考案では、注射針および注射筒のそれぞれ廃物を回収してリサイクル 原料に再生することができ(従来の処理装置は注射針や注射筒の圧壊粉砕屑を一 緒に混雑収容しているので、回収利用する場合はもう一度圧壊した注射針と粉砕 した注射筒屑を分離し直さなければならない)、環境保護の要求に適合した、簡 単な構造により低いコストで製造して、大きな経済収益を得ることができる等の 種々の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の注射針廃品処理装置を示す斜視図で
ある。
【図2】 (A)は抜取手段を示す斜視図であり、
(B)は抜取手段の主動ローラと従動ローラの歯の噛み
合わせを示す斜視図である。
【図3】 図1の右側面図である。
【図4】 抜取手段による注射針の抜取を示す概略図で
ある。
【図5】 抜取手段及び粉砕手段を示す概略図である。
【図6】 粉砕手段の粉砕刃と回転刃を示す概略斜視図
である。
【図7】 粉砕刃と回転刃の作動状態を示す概略図であ
る。
【図8】 (A)は粉砕手段による注射筒の切断破砕を
示す概略側面図、(B)は粉砕手段による注射筒の切断
破砕を示す概略正面図であり、(C)は粉砕手段による
注射筒の切断破砕を示す概略側面図、(D)は粉砕手段
による注射筒の切断破砕を示す概略正面図である。
【符号の説明】
10 枠体 11 支枠 12 仕切板 20 抜取手段 201 導入口 22 主動ローラ 23 従動ローラ 26 滑動ブロック 261 凸柱 27 圧縮ばね 28 調整ナット 30 殺菌皿 40 粉砕手段 41 粉砕刃 41b 切り刃 42 回転刃 421 軸ロッド 422 刃並み 44 案内シュート 45 通路 50 駆動モータ 51 回転軸 60 収集箱 A 中スプロケット B 大スプロケット C 小歯車 a チェーン b,c 歯 e 注射針 W 注射筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B09B 3/00 303 G

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の支枠(11)と仕切板(12)を
    組み合わせてなる枠体(10)と、 上記枠体(10)の上段部の処理空間(21)に配置さ
    れ、それぞれ外周面に歯(b,c)を形成した主動ロー
    ラ(22)と従動ローラ(23)を回転可能に平行に配
    置し、上記主動ローラ(22)の軸の一端にチェーン
    (a)によって回転駆動される中スプロケット(A)を
    軸装する一方、上記従動ローラ(23)の軸の両端を枢
    支した軸受(25)をそれぞればねにより付勢される滑
    動ブロック(26)に取付けて従動ローラ(23)を常
    時主動ローラ(22)側へ押圧し、上記歯(b,c)が
    噛合って上記主動ローラ(22)と従動ローラ(23)
    が相対する方向に回転して注射器(W)から注射針
    (e)を抜き取って圧壊する抜取手段(20)と、 上記抜取手段(20)の下方に配置され、上記抜取手段
    (20)が抜き取り、圧壊した注射針(e)を収容する
    と共に電熱による高温で殺菌処理する殺菌皿(30)
    と、 上記抜取手段(20)に隣接して配置され、櫛形粉砕刃
    (41)と該櫛形粉砕刃(41)の各刃間(411)と
    対応する位置に並列配置した刃並み(422)を放射状
    に設けた回転刃(42)とを備え、上記櫛形粉砕刃(4
    1)を斜向きに上記枠体(10)の支枠(11)に固定
    し、かつ、上記回転刃(42)は櫛形粉砕刃(41)の
    真下に配置されると共に、一端に上記中スプロケット
    (A)と同一方向にチェーン(a)によって駆動回転さ
    れる大スプロケット(B)を軸装し、回転刃(42)の
    刃並み(422)が上記刃間(411)を縫って回転す
    ることにより注射筒(W)を破断粉砕する粉砕手段(4
    0)と、 上記枠体(10)の中段部に配置され、その回転軸(5
    1)の一端に小歯車(C)を軸装して上記チェーン
    (a)と噛合させ、上記回転軸(51)の回転により上
    記中スプロケット(A)と大スプロケット(B)を介し
    て上記抜取手段(20)と粉砕手段(40)を同時に回
    転駆動させる駆動モータ(50)と、 上記枠体(10)の下段部に設けられ、上記粉砕手段
    (40)が粉砕した注射筒(W)の屑を収容する収集箱
    (60)とを備える注射器廃棄処理装置。
  2. 【請求項2】 上記滑動ブロック(26)を付勢するば
    ね手段は、該滑動ブロック(26)の一端面に凸柱(2
    61)を設け、該凸柱(261)に周設した圧縮ばね
    (27)の端部を調整ナット(28)で当接支持してな
    り、上記滑動ブロック(26)に対する付勢力を上記調
    整ナット(28)の位置により調節可能としている請求
    項1に記載の注射器廃棄処理装置。
  3. 【請求項3】 上記抜取手段(20)の上方に細長状の
    導入口(201)を設け、注射筒(W)先端の注射針
    (e)を該導入口(201)内に挿入して抜取手段(2
    0)により抜き取る構成としている請求項1に記載の注
    射器廃棄処理装置。
  4. 【請求項4】 上記回転刃(42)は、軸ロッド(42
    1)の外周に等しい角度間隔で径方向に放射状に突出す
    る三列の刃並み(422)を設けてなる請求項1に記載
    の注射器廃棄処理装置。
  5. 【請求項5】 上記粉砕手段(40)の上方に、二つの
    仕切板(12,12)を上下方向に互い違いに配置して
    案内シュート(44)を形成し、該案内シュート(4
    4)に横臥状の姿勢で挿入した上記注射筒(W)が上記
    粉砕手段(41)に滑り落ちるようにしてなる請求項1
    に記載の注射器廃棄処理装置。
  6. 【請求項6】 上記粉砕手段(40)の下方に上下両端
    の開口の通路(45)を設け、該通路(45)を介して
    上記粉砕手段(40)が粉砕した注射筒(W)の屑を上
    記収集箱(60)内に集中収容するようにしてなる請求
    項1に記載の注射器廃棄処理装置。
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