JPH068018A - ボーリングアタッチメント - Google Patents

ボーリングアタッチメント

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JPH068018A
JPH068018A JP19346792A JP19346792A JPH068018A JP H068018 A JPH068018 A JP H068018A JP 19346792 A JP19346792 A JP 19346792A JP 19346792 A JP19346792 A JP 19346792A JP H068018 A JPH068018 A JP H068018A
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boring
spline
boring head
head
attachment
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JP19346792A
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Miyoshi Kikura
美好 黄倉
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Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マシニングセンタのラム1の先端に、着脱可
能に装着されるボーリングアタッチメントの、ボーリッ
グヘッド5の回転とアーバ16の刃先の径方向移動を、
主軸側の一本の主軸ドライブ軸7により行うようにす
る。 【構成】 アタッチメント枠体4に回転可能に支持され
るボーリングヘッド5の頭部5Aに、送りねじ17によ
り移動可能にアーバ16を設け、枠体内の流体圧シリン
ダ14により、セレーションリング12を移動して第1
おすスプライン6aと第1めすスプライン12bの係脱
と、第2おすスプライン12cと第2めすスプラインの
係脱を行い、第2スプライン係合時のボーリングヘッド
5の回転が規制された状態で、工具引上軸8を押し下げ
て、第3おすスプライン21aと第2めすスプライン1
8aを係合させ、NCによる主軸ドライブ軸の回転制御
でアーバ16の切込方向移動を行い、刃具Tの刃先位置
を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマシニングセンタ等工作
機械の主軸ラム又は主軸頭の先端に着脱可能に装着され
るボーリングアタッチメントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、マシニングセンタ等工作機械に使
用する市販のボーリングヘッドは、バーニア付ノブによ
って切込方向に刃具を移動させる手動式のものが殆どで
あったが、最近、NC制御により刃具の切込方向移動可
能かつ着脱可能な特公平4−4083号の中ぐり面削り
ヘッドが開発された。このものは図3に示すように枠体
101に、側方張出部101aと垂直張出部101bと
を備え、この張出部101a及び101bの中に配置さ
れた回転軸102,103とねじ付軸104を、それぞ
れギヤにより回転の伝達ができるようにし、テーパシャ
ンク付軸105を本機主軸106に挿入するとともに、
主軸と離れた位置の本機側の回転スリーブ107に回転
軸102の先端を係合させて、回転スリーブ107のN
C駆動で刃具108の切込方向移動位置決めをさせるよ
うにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた特
公平4−4083号の技術は、本機側に主軸と回転スリ
ーブの二本のドライブ軸が必要で、両方ドライブ軸の回
転制御をする機構が必要となり、本機主軸ヘッド内の構
造が複雑になるとともに、アタッチメント自体が大型か
つ複雑な形状となり自動着脱が困難になるという問題点
を有している。本発明は従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、一本のドライブ軸で工具の回転と切込方向の移動
位置決めが可能な小型のボーリングアタッチメントを提
供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】従来の技術の有するこの
ような問題点を解決するために、本発明におけるボーリ
ングアタッチメントは、刃具が送りねじで半径方向に移
動されるボーリングヘッドがアタッチメントの枠体に回
転可能に支持され前記枠体がラム先端に着脱可能に装着
されるとともに主軸ドライブ軸により前記ボーリングヘ
ッドが回転されるボーリングアタッチメントにおいて、
前記ボーリングヘッドを回転させるための係脱自在な第
1係合部材と、前記ボーリングヘッドの回転を規制する
ための係脱自在な第2係合部材と、前記第1係合部材及
び第2係合部材のかけ外しをする部材と、前記第2係合
部材が係合されたとき前記ボーリングヘッド内の軸移動
可能なスプライン軸の下降で前記送りねじに回転を伝達
する部材とを含んでなり、ボーリングヘッドの回転と刃
具の送りを一本の主軸ドライブ軸により行うものであ
る。
【0005】
【作用】第1スプラインが係合した状態で、主軸ドライ
ブ軸によるボーリングヘッドの回転が可能となり、流体
圧シリンダへ供給される圧力流体の切換えで第2スプラ
インが係合した状態で、ボーリングヘッドの回転が規制
され、この状態で工具ゆるめ信号により工具引上軸が押
し出されると、スプライン軸が軸方向移動して第3スプ
ラインが係合して、主軸ドライブ軸の回転が可能とな
り、主軸ドライブ軸の回転制御でアーバが径方向に移動
して刃先位置が変わる。
【0006】
【実施例】実施例について図1,図2を参照して説明す
る。たて形マシニングセンタの図示しない主軸頭にZ軸
方向移動位置決め可能に設けられたラム1の先端に、各
種アタッチメントを自動着脱可能に装着されるための流
体圧駆動のカップリング機構2が設けられている。この
ラム1先端に自動着脱される各種のアタッチメントの一
つにボーリングアタッチメントがある。このボーリング
アタッチメント10は、カップリング機構2に係合する
クランプ爪3を有する枠体4と、この枠体4に回転可能
に支持されるボーリングヘッド5とに大別することがで
き、ボーリングヘッド5は頭部5Aと円筒部5Bにより
構成されている。
【0007】ボーリングヘッド5の頭部5A及び円筒部
5Bの中心穴には、スプライン軸6が回転及び軸方向移
動可能に嵌挿されており、スプライン軸6の後端部は円
筒部5Bの後端面より突出している。そしてこの突出部
分に刻設されているスプライン6bが、ラム1に回転可
能に支持されている主軸ドライブ軸7先端のスプライン
穴7aに摺動可能に係合されており、スプライン軸6の
後端にプルスタッド6cが一体に形成されている。そし
てこのプルスタッド6bは、主軸ドライブ軸7の中心穴
に軸方向移動可能に嵌挿されている工具引上軸8先端の
コレット9に、開閉可能に把持されている。円筒部5B
の上端部には円周上等間隔に複数個のキー11が取りつ
けられており、このキー11が摺動可能に係合される軸
方向の溝12aを内周に有するセレーションリング12
が、円筒部5Bの上端部に軸方向移動のみ可能に嵌合さ
れている。
【0008】セレーションリング12は、スプライン軸
6の中央部に刻設されている第1おすスプライン6aに
係脱自在に係合される第1めすスプライン12bと、枠
体4に刻設されている第2めすスプライン4aに係脱自
在に係合される第2おすスプライン12cを有し、外周
に円周溝12dが刻設されており、ばね15により常時
おすスプライン6a側に付勢されている。そしてこの円
周溝12dに係合する爪部13aを有する円筒形状のピ
ストン13は、枠体4に設けられている流体圧シリンダ
14に軸方向移動可能に嵌挿されており、ピストン13
の移動によりセレーションリング12が移動して、第1
おす,めすスプライン6a,12b及び第2おす,めす
スプライン4a,12cの係脱が行われるようになって
いる。
【0009】ボーリングヘッド5の頭部5Aには図2に
示すように軸心に対し直角の案内溝5aが該設されてお
り、この案内溝5aに先端に刃具Tを有するアーバ16
の後端部が移動可能に係合されている。更に頭部5Aに
は案内溝5aと平行に送りねじ17が回転可能に支持さ
れており、この送りねじ17にアーバ16後端部に刻設
されているめねじ16aが螺合されている。頭部5Aに
はベベルギヤ18が回転可能かつ同心に支持されてお
り、ベベルギヤ18と噛合するベベルギヤ19は送りね
じ17に嵌着されている。ベベルギヤ18は中心穴に第
3めすスプライン18aを有し、第3めすスプライン1
8aはスプライン軸6先端に固着のセレーションプレー
ト21外周の第3おすスプライン21aと係脱自在に係
合するようになっている。
【0010】続いて本実施例の作用について説明する。
今、流体圧シリンダ14の後室にポートBより圧力流体
が供給されて、ピストン13の上昇に伴いセレーション
リング12が上昇し、第1おす,めすスプライン6a,
12bが係合された状態とされ、主軸ドライブ軸7の回
転でボーリングヘッド5の回転が可能となっている。
次に主軸ドライブ軸7の回転制御で、第2おすスプライ
ン12cが第2めすスプライン4aと係合可能なように
位相合わせが行われたのち、ポートAより圧力流体が供
給されてピストン13が下降すると、第1おす,めすス
プライン6a,12bが離れ、代わって第2おす,めす
スプライン12c,4aが係合する。この状態でボーリ
ングヘッド5は固定部に刻設されているめすスプライン
4aにより回転が規制される。
【0011】次に主軸ドライブ軸7の回転制御で第3お
す,めすスプライン21a,18aが係合可能なように
位相合わせが行われたのち、NCの工具ゆるめ指令で、
工具引上軸8が下降して、スプライン軸6が押し下げら
れ、第3おす,めすスプライン21a,18aが係合す
る。この状態では第1おす,めすスプライン6a,12
bの係合が外れているので、スプライン軸6は単独回転
が可能であり、主軸ドライブ軸7の回転でベベルギヤ1
8,19を介して送りねじ17が回転されて、アーバ1
6が案内溝5aに沿って移動し、刃具Tの径方向位置が
変わる。従って主軸ドライブ軸7の回転角をNC制御す
ることにより所望の切込補正量が得られる。
【0012】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。本機のラム先端に着脱
可能に装着されるボーリングアタッチメントの枠体に回
転可能に支持されるボーリングヘッドに、刃具を有する
アーバを切込方向移動可能に設け、流体圧駆動による第
1,第2スプラインのかけ外しと工具ゆるめ動作による
第3スプラインのかけ外しにより、一本の主軸ドライブ
軸の回転で、ボーリングヘッドの回転と刃具の径方向の
移動位置決めを行うようにしたので、本機側に複数本の
ドライブ軸を設ける必要がなくなり、本機側の構造が簡
素になるとともに、ボーリングアタッチメント自体の小
型化が達成でき、自動アタッチメント交換装置による自
動着脱が容易となる。更にタッチセンサ又はタッチプロ
ーブと組合せることによりボーリング工程の自動化が達
成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のボーリングアタッチメントの断面図
である。
【図2】ボーリングヘッド先端のアーバ案内溝部を表す
図である。
【図3】従来の技術の中ぐり面削りヘッドの断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ラム 4 枠体 4a 第2めすスプライン 5 ボーリン
グヘッド 5A 頭部 5B 円筒部 5a 案内溝 6 スプライ
ン軸 6a 第1おすスプライン 7 主軸ドラ
イブ軸 8 工具引上軸 10 ボーリ
ングアタッチメント 11 キー 12 セレー
ションリング 12b 第1めすスプライン 12c 第2
おすスプライン 14 流体圧シリンダ 15 ばね 16 アーバ 17 送りね
じ 18,19 ベベルギヤ 18a 第3
めすスプライン 21 セレーションプレート 21a 第3
おすスプライン T 刃具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刃具が送りねじで半径方向に移動される
    ボーリングヘッドがアタッチメントの枠体に回転可能に
    支持され前記枠体がラム先端に着脱可能に装着されると
    ともに主軸ドライブ軸により前記ボーリングヘッドが回
    転されるボーリングアタッチメントにおいて、前記ボー
    リングヘッドを回転させるための係脱自在な第1係合部
    材と、前記ボーリングヘッドの回転を規制するための係
    脱自在な第2係合部材と、前記第1係合部材及び第2係
    合部材のかけ外しをする部材と、前記第2係合部材が係
    合されたとき前記ボーリングヘッド内の軸移動可能なス
    プライン軸の下降で前記送りねじに回転を伝達する部材
    とを含んでなり、ボーリングヘッドの回転と刃具の送り
    を一本の主軸ドライブ軸により行うことを特徴とするボ
    ーリングアタッチメント。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100322855B1 (ko) * 1999-05-17 2002-02-08 박영규 장축의 홈가공용 장치
CN110919191A (zh) * 2019-12-17 2020-03-27 时启艳 一种pcb板加工用激光冲孔装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4835485U (ja) * 1971-08-28 1973-04-27

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CN110919191A (zh) * 2019-12-17 2020-03-27 时启艳 一种pcb板加工用激光冲孔装置

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