JPH0680105A - 無菌充填機 - Google Patents
無菌充填機Info
- Publication number
- JPH0680105A JPH0680105A JP25587392A JP25587392A JPH0680105A JP H0680105 A JPH0680105 A JP H0680105A JP 25587392 A JP25587392 A JP 25587392A JP 25587392 A JP25587392 A JP 25587392A JP H0680105 A JPH0680105 A JP H0680105A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- piston
- magnets
- magnet
- driven body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Basic Packing Technique (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シリンダー内が無菌状態に維持される充填機
をうることを目的とするものである。 【構成】 シリンダー外側の駆動体に設けられた磁石を
往復動させることにより磁石が外周に設けられたピスト
ンが磁力により往復動する充填機である。
をうることを目的とするものである。 【構成】 シリンダー外側の駆動体に設けられた磁石を
往復動させることにより磁石が外周に設けられたピスト
ンが磁力により往復動する充填機である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は無菌充填機に関するもの
である。
である。
【０００２】
【従来の技術】従来の充填機はシリンダーに内装したピ
ストンをクランク機構を介してピストンロッドで往復動
させて内容物を送り出すようになっている。
ストンをクランク機構を介してピストンロッドで往復動
させて内容物を送り出すようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のピストンはピス
トンロッドで往復動しており、このピストンロッドは外
界とシリンダー内を往復動している。そしてピストンロ
ッドのシリンダーと接触するところはシール装置によっ
て密封している。しかしながらピストンロッドは常時往
復動しているものであるから密封が完全に行われず、し
かもピストンロッドは外界とシリンダー内を往復動する
ためシリンダー内が無菌状態に維持されない。したがっ
て、本発明はシリンダー内が無菌状態に維持される充填
機をうることを目的とするものである。
トンロッドで往復動しており、このピストンロッドは外
界とシリンダー内を往復動している。そしてピストンロ
ッドのシリンダーと接触するところはシール装置によっ
て密封している。しかしながらピストンロッドは常時往
復動しているものであるから密封が完全に行われず、し
かもピストンロッドは外界とシリンダー内を往復動する
ためシリンダー内が無菌状態に維持されない。したがっ
て、本発明はシリンダー内が無菌状態に維持される充填
機をうることを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は以上のような目
的を達成するため次のような充填機を提供するものであ
る。すなわち、シリンダーに内装したピストンを往復移
動させて内容物を送り出すものであって、前記ピストン
の周囲に磁石を設けると共にシリンダーの外側に磁石を
有する駆動体を設け、該駆動体の往復移動により磁力で
シリンダー内のピストンを往復動させる構成とした無菌
充填機である。
的を達成するため次のような充填機を提供するものであ
る。すなわち、シリンダーに内装したピストンを往復移
動させて内容物を送り出すものであって、前記ピストン
の周囲に磁石を設けると共にシリンダーの外側に磁石を
有する駆動体を設け、該駆動体の往復移動により磁力で
シリンダー内のピストンを往復動させる構成とした無菌
充填機である。
【０００５】
【作用】シリンダー外側の駆動体に設けられた磁石を往
復動させることにより磁石を有するピストンが磁力によ
り往復動する。
復動させることにより磁石を有するピストンが磁力によ
り往復動する。
【０００６】
【実施例】以下図面に示す実施例について説明する。１
はシリンダーであって、内孔が小径部１ａと大径部１ｂ
とからなっている。シリンダー１の小径部１ａにはピス
トン２が内装され、大径部１ｂにはピストンと一体の被
駆動体３がスライド自在に内装されている。被駆動体３
の外周には磁石５が取り付けられており、この磁石５に
対応して磁石６を有する駆動体４がシリンダー１の外側
に外装され、駆動体４がシリンダー１上を摺動すること
により磁力により被駆動体３を往復動せしめることがで
きる。磁石５は具体的に図５に示すように前部磁石５ａ
と中間部磁石５ｂ、後部磁石５ｃとからなりＮ、Ｓ極は
図５に示すように交互に配置されたもので構成されてい
る。駆動体４の磁石６も以上のような磁石５と互いに吸
引し合うＮ、Ｓ極で配置された前部磁石６ａ、中間部磁
石６ｂ、後部磁石６ｃとで構成されている。
はシリンダーであって、内孔が小径部１ａと大径部１ｂ
とからなっている。シリンダー１の小径部１ａにはピス
トン２が内装され、大径部１ｂにはピストンと一体の被
駆動体３がスライド自在に内装されている。被駆動体３
の外周には磁石５が取り付けられており、この磁石５に
対応して磁石６を有する駆動体４がシリンダー１の外側
に外装され、駆動体４がシリンダー１上を摺動すること
により磁力により被駆動体３を往復動せしめることがで
きる。磁石５は具体的に図５に示すように前部磁石５ａ
と中間部磁石５ｂ、後部磁石５ｃとからなりＮ、Ｓ極は
図５に示すように交互に配置されたもので構成されてい
る。駆動体４の磁石６も以上のような磁石５と互いに吸
引し合うＮ、Ｓ極で配置された前部磁石６ａ、中間部磁
石６ｂ、後部磁石６ｃとで構成されている。
【０００７】シリンダー１の前部はパイプ７を介して切
替弁８につながり、切替弁８は内容物入り口９と内容物
吐き出し口１０につながっている。この切替弁８と内容
物入り口９及び内容物吐き出し口１０のある匡体１１に
対してシリンダー１は左右対称的に図１の如く配置さ
れ、図上で右方のシリンダーが内容物の吸入を行ってい
るとき、左方のシリンダーは内容物の吐き出しを行うよ
うに左右のシリンダー１、１の駆動体４、４は作動する
ようになっており、切替弁８は図４に示す駆動シリンダ
ー１１のピストンロッド１２からレバー１３を介して左
右のシリンダー１、１の作動に対応して切り替えられる
ようになっている。
替弁８につながり、切替弁８は内容物入り口９と内容物
吐き出し口１０につながっている。この切替弁８と内容
物入り口９及び内容物吐き出し口１０のある匡体１１に
対してシリンダー１は左右対称的に図１の如く配置さ
れ、図上で右方のシリンダーが内容物の吸入を行ってい
るとき、左方のシリンダーは内容物の吐き出しを行うよ
うに左右のシリンダー１、１の駆動体４、４は作動する
ようになっており、切替弁８は図４に示す駆動シリンダ
ー１１のピストンロッド１２からレバー１３を介して左
右のシリンダー１、１の作動に対応して切り替えられる
ようになっている。
【０００８】図２に示すサーボモータ１４で駆動される
ネジ棒１５にはボールナット１６が螺装され、ボールナ
ット１６にはホルダー１７が取り付けられていて、サー
ボモータ１４の駆動によりネジ棒１５でボールナット１
６は上下動する。これによってホルダー１７も支柱１
８、１９に沿って上下動する。支柱１８、１９は支枠２
０に設けられていて、この支枠２０に前述したサーボモ
ータ１４が取り付けられている。そして、ホルダー１７
には駆動体４が取り付けられているのでホルダー１７の
上下動により駆動体４も上下動する。シリンダー１の上
方にはマニホールド２１が取り付けられ、マニホールド
２１はＣＩＰ洗浄の切替弁２２につながっている。
ネジ棒１５にはボールナット１６が螺装され、ボールナ
ット１６にはホルダー１７が取り付けられていて、サー
ボモータ１４の駆動によりネジ棒１５でボールナット１
６は上下動する。これによってホルダー１７も支柱１
８、１９に沿って上下動する。支柱１８、１９は支枠２
０に設けられていて、この支枠２０に前述したサーボモ
ータ１４が取り付けられている。そして、ホルダー１７
には駆動体４が取り付けられているのでホルダー１７の
上下動により駆動体４も上下動する。シリンダー１の上
方にはマニホールド２１が取り付けられ、マニホールド
２１はＣＩＰ洗浄の切替弁２２につながっている。
【０００９】さて、サーボモータ１４が作動すると、ネ
ジ棒１５を介してボールナット１６が上下動し、ボール
ナット１６を取り付けているホルダー１７も上下動する
ので駆動体４が上下動し、この磁石６の磁力で吸引され
る磁石５で被駆動体３は上下動し、切替弁８がシリンダ
ー１１で切り替えられることにより被駆動体３と一体の
ピストン２の上昇で内容物が入り口９から吸入され、ピ
ストン２の下降で吐き出し口１０から内容物が吐き出さ
れる。しかして、ＣＩＰ洗浄以外は閉じられている切替
弁２２によりマニホールド２１は外気と遮断されてお
り、シリンダー１も外気と遮断されている。この外気と
遮断されているシリンダー１内をピストン２と被駆動体
３は上下動するだけであるので無菌状態で稼動される。
ジ棒１５を介してボールナット１６が上下動し、ボール
ナット１６を取り付けているホルダー１７も上下動する
ので駆動体４が上下動し、この磁石６の磁力で吸引され
る磁石５で被駆動体３は上下動し、切替弁８がシリンダ
ー１１で切り替えられることにより被駆動体３と一体の
ピストン２の上昇で内容物が入り口９から吸入され、ピ
ストン２の下降で吐き出し口１０から内容物が吐き出さ
れる。しかして、ＣＩＰ洗浄以外は閉じられている切替
弁２２によりマニホールド２１は外気と遮断されてお
り、シリンダー１も外気と遮断されている。この外気と
遮断されているシリンダー１内をピストン２と被駆動体
３は上下動するだけであるので無菌状態で稼動される。
【００１０】ＣＩＰ洗浄の際は切替弁２２を開いて洗浄
液をシリンダー１内に流し込む。その際、シリンダー１
の小径部１ａと大径部１ｂとの接続段部１ｃの洗浄が充
分に行われるように図５の如く駆動体４によって被駆動
体３を上昇させ、ピストン２を小径部１ａより外して接
続段部１ｃをピストン２から解放し、ピストン２に邪魔
されることなく接続段部１ｃ部分の洗浄が行われるよう
にする。又図６に示すように被駆動体３に螺旋溝２３を
設けることにより洗浄液がシリンダー１の内壁全面に行
き亘るようにする。駆動体４の駆動は図示のような機構
の他任意の手段を取り得るものであるが、被駆動体３は
外気と接触することなく密閉したシリンダー内を往復動
するものであるからシリンダー内は無菌状態に維持さ
れ、無菌充填機として使用しうるものである。
液をシリンダー１内に流し込む。その際、シリンダー１
の小径部１ａと大径部１ｂとの接続段部１ｃの洗浄が充
分に行われるように図５の如く駆動体４によって被駆動
体３を上昇させ、ピストン２を小径部１ａより外して接
続段部１ｃをピストン２から解放し、ピストン２に邪魔
されることなく接続段部１ｃ部分の洗浄が行われるよう
にする。又図６に示すように被駆動体３に螺旋溝２３を
設けることにより洗浄液がシリンダー１の内壁全面に行
き亘るようにする。駆動体４の駆動は図示のような機構
の他任意の手段を取り得るものであるが、被駆動体３は
外気と接触することなく密閉したシリンダー内を往復動
するものであるからシリンダー内は無菌状態に維持さ
れ、無菌充填機として使用しうるものである。
【００１１】
【発明の効果】本発明のものによれば、ピストンの周囲
に磁石を設けると共にシリンダーの外側に磁石を有する
駆動体を設け、駆動体の往復動により磁力でピストンを
往復動せしめるように構成したものであるからピストン
は外気と接触することなく往復動でき、密閉されたシリ
ンダー内を往復動するものであるから無菌充填機として
使用しうるものであり、外気を遮断するシール装置を必
要としないから消耗しやすいシール装置の交換という煩
わしい操作を必要としない。
に磁石を設けると共にシリンダーの外側に磁石を有する
駆動体を設け、駆動体の往復動により磁力でピストンを
往復動せしめるように構成したものであるからピストン
は外気と接触することなく往復動でき、密閉されたシリ
ンダー内を往復動するものであるから無菌充填機として
使用しうるものであり、外気を遮断するシール装置を必
要としないから消耗しやすいシール装置の交換という煩
わしい操作を必要としない。
【図１】本発明の切断して示す要部の部分図である。
【図２】本発明装置の全体正面図である。
【図３】同上の平面図である。
【図４】同上の部分側面図である。
【図５】ピストン部分の説明図である。
【図６】他の説明図である。
１ シリンダー ２ ピストン ３ 被駆動体 ４ 駆動体 ５ 磁石 ６ 磁石 ７ パイプ ８ 切替弁 ９ 内容物入り口 １０ 吐き出し口 １１ 駆動シリンダー １４ サーボモータ １５ ネジ棒 １６ ボールナット １７ ホルダー ２１ マニホールド ２２ 切替弁
Claims (1)
- 【請求項１】 シリンダーに内装したピストンを往復移
動させて内容物を送り出すものであって、前記ピストン
の周囲に磁石を設けると共にシリンダーの外側に磁石を
有する駆動体を設け、該駆動体の往復移動により磁力で
シリンダー内のピストンを往復動させる構成とした無菌
充填機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25587392A JPH0680105A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 無菌充填機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25587392A JPH0680105A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 無菌充填機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0680105A true JPH0680105A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=17284761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25587392A Pending JPH0680105A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 無菌充填機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0680105A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010208693A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-24 | Krones Ag | 非接触式トルク発生を伴う容器の閉蓋装置 |
| WO2017159200A1 (ja) * | 2016-03-18 | 2017-09-21 | 日立造船株式会社 | 電子線滅菌設備 |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP25587392A patent/JPH0680105A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010208693A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-24 | Krones Ag | 非接触式トルク発生を伴う容器の閉蓋装置 |
| WO2017159200A1 (ja) * | 2016-03-18 | 2017-09-21 | 日立造船株式会社 | 電子線滅菌設備 |
| JP2017165474A (ja) * | 2016-03-18 | 2017-09-21 | 日立造船株式会社 | 電子線滅菌設備 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040518 |