JPH0680018A - 車両用空気浄化装置 - Google Patents

車両用空気浄化装置

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Publication number
JPH0680018A
JPH0680018A JP25899092A JP25899092A JPH0680018A JP H0680018 A JPH0680018 A JP H0680018A JP 25899092 A JP25899092 A JP 25899092A JP 25899092 A JP25899092 A JP 25899092A JP H0680018 A JPH0680018 A JP H0680018A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
air filter
wind speed
vehicle
control circuit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP25899092A
Other languages
English (en)
Inventor
Fujio Matsumoto
富士夫 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
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Publication of JPH0680018A publication Critical patent/JPH0680018A/ja
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の空調装置におけるエアフィルタが目詰
まりを起こしたとき、これを確実に検知して車両の乗員
に報知する。 【構成】 車両用空調装置1において、送風ファン3の
下流側空気通路7にエアフィルタ8及び熱電対14を設
置し、エアフィルタ8の目詰まりによる風速の低下を熱
電対14が検知したとき、制御回路15がインジケータ
16を作動させて、車両の乗員にエアフィルタ8の目詰
まりを報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用空調装置におけ
る空気浄化装置、とくにその点検保守装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用空調装置においては、送風
ファンから熱交換器への途中に設置されたエアフィルタ
がほこり等により目詰まりを起こしているかどうかを、
エアフィルタを随時目視することにより、あるいは、エ
アフィルタが一定期間使用されたときに点検し、そのと
きエアフィルタが目詰まりを起こしていれば、エアフィ
ルタを清掃または交換していたが、エアフィルタの目視
点検は実際上面倒であるため、往々にして十分な点検が
行われにくく、また、エアフィルタが目詰まりを起こす
期間はその使用状況によって大きく異なるので、エアフ
ィルタの期間管理では的確な点検が困難であって、エア
フィルタが目詰まりを起こしたまま空調装置の運転が継
続されかねない不具合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、車両の空調
装置におけるエアフィルタが目詰まりを起こしたとき、
あるいは、目詰まりを起こしそうになったときには、こ
れを確実に検出することにより、エアフィルタの清掃ま
たは交換の必要性を乗員に知らせて、空調装置の正常な
運転を確保しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、本発明にかか
る車両用空気浄化装置は、車両用空調装置において、送
風ファンの下流側空気通路に設置された風速検出部、同
風速検出部から風速信号を受ける制御回路及び同制御回
路からの制御信号により作動するインジケータを有し、
上記制御回路は上記風速信号が初期値から所定量以上変
化したときまたは設定値に達したとき上記制御信号を出
すように構成されている。
【0005】
【作用】すなわち、車両用空調装置におけるエアフィル
タがほこり等により汚れた場合には、その汚れの程度に
応じて送風ファンによる送風量、すなわち、空気通路の
風速が低下するので、風速検出部からの風速信号を受け
る制御回路は、風速信号が初期値から所定量以上変化し
たとき、または、予め設定された値に達したときインジ
ケータに制御信号を出し、この制御信号によりインジケ
ータが作動することによって、エアフィルタが目詰まり
を起こし、あるいは、目詰まりを起こしそうになってい
ることを乗員に確実に知らせることができる。
【0006】
【実施例】以下、図面に示す本発明の実施例について具
体的に説明する。図1に示す車両用空調装置1におい
て、モータ2に直結されたシロッコファン3の作動によ
り、ダンパ4の切り換え位置に応じて外気取り入れ口5
または内気取り入れ口6から取り入れられた外気または
内気が空気通路7へ送給され、この空気は順次空気通路
7内のエアフィルタ8及びクーリングユニット9を通っ
てから、ミックスダンパ10により一部がヒータコア1
1を経ることにより適宜調温され、その後、各ダンパ1
2により切り換えられる各吹き出し口13から車内の適
当な個所に吹き出される。一方、エアフィルタ8の下流
側における空気通路7内に熱電対14が設置されてお
り、熱電対14は制御回路15に接続されると共に、図
示しないインスツルメントパネルに配置されたランプ及
びまたはブザーのインジケータ16が制御回路15に接
続されている。
【0007】図2はファン3及びエアフィルタ8の特性
曲線図であって、横軸はファン3の吐出風量すなわちエ
アフィルタ8の通過風量、縦軸はファン3の吐出圧すな
わちほぼエアフィルタ8の背圧を示し、Aはファン3の
特性曲線、Bは清浄なエアフィルタ8の特性曲線、Cは
ほこり等により目詰まりを起こしたときのエアフィルタ
8の特性曲線をそれぞれ表している。
【0008】すなわち、エアフィルタ8が清浄なときに
空気通路7を流れる風量Q1は、曲線A、Bの交点Xに
よって表されるが、空調装置1の使用によりエアフィル
タ8にほこりが付着して汚れるに従いエアフィルタ8の
通風抵抗が変化し、エアフィルタ8が目詰まりを起こし
たときには、曲線A、Cの交点Yによって表される風量
Q2の空気が空気通路7を流れることになるので、それ
ぞれ空気通路7を流れる風速も上記風量Q1、Q2にほ
ぼ比例して変化し、これらの風速は熱電対14が受ける
空冷効果によって検出され、制御回路15へ風速信号と
して入力される。
【0009】制御回路15は、エアフィルタ8が清浄な
ときの空気通路7における初期風速信号を熱電対14か
ら受けて記憶しており、空調装置1の運転に応じて熱電
対14から受ける風速信号が、上記初期風速信号、また
は、それに相応するとして規定された初期値から、エア
フィルタ8が目詰まりを起こしたときの空気通路7にお
ける風速信号までの差以上に変化し、あるいは、エアフ
ィルタ8が目詰まりを起こしたときの風速信号値に熱電
対14からの入力が達すれば、制御信号を出してインジ
ケータ16を作動させ、エアフィルタ8が目詰まりを起
こしていることを車両の乗員に報知する。従って、適切
な時期にエアフィルタ8が確実に清掃または交換される
ことにより、空調装置1の正常な運転を常に、かつ、容
易に確保することができる。
【0010】なお、空調装置の空気通路における風速検
出部としては、上記熱電対に代えて適当な風速計等を用
いることができ、また、これら風速検出部は上記実施例
の場合よりも下流側、あるいは、エアフィルタより上流
側の空気通路に設置しても、所期の目的を果たすことが
できるのはいうまでもなく、さらに、空調装置の正常な
運転を一層確実にするために、制御回路が風速検出部か
ら受ける空気通路の風速信号が、エアフィルタが目詰ま
りを起こすより少し前の汚れた状態に達したときの設定
値と初期値との差以上に初期値から変化したとき、また
は、上記設定値に達したときに、制御回路がインジケー
タ16に制御信号を出すように構成して、エアフィルタ
が目詰まりを起こしそうになっていることを車両の乗員
に報知することもできるものである。
【0011】
【発明の効果】本発明にかかる車両用空気浄化装置にお
いては、車両用空調装置のエアフィルタが目詰まりを起
こしたとき、あるいは、目詰まりを起こしそうになった
ときに、風速検出部から風速信号を受ける制御回路によ
ってインジケータが作動し、エアフィルタの目詰まり、
あるいは、その状態に近づいていることを乗員に確実に
知らせることができるので、エアフィルタが直ちに清掃
または交換されることにより、空調装置の正常な運転を
常に、かつ、容易に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における概略配置図。
【図2】上記実施例の特性曲線図。
【符号の説明】
1 車両用空調装置 3 ファン 7 空気通路 8 エアフィルタ 14 熱電対 15 制御回路 16 インジケータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用空調装置において、送風ファンの
    下流側空気通路に設置された風速検出部、同風速検出部
    から風速信号を受ける制御回路及び同制御回路からの制
    御信号により作動するインジケータを有し、上記制御回
    路は上記風速信号が初期値から所定量以上変化したとき
    または設定値に達したとき上記制御信号を出すように構
    成された車両用空気浄化装置。
JP25899092A 1992-09-02 1992-09-02 車両用空気浄化装置 Withdrawn JPH0680018A (ja)

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JPH0680018A true JPH0680018A (ja) 1994-03-22

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FR2770788A1 (fr) * 1997-11-12 1999-05-14 Valeo Climatisation Dispositif de mesure du degre de colmatage d'un filtre d'une installation de ventilation, chauffage et/ou climatisation
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Effective date: 19991102