JPH0679970B2 - 天面に凹凸模様を持つガラス共栓の製造法 - Google Patents
天面に凹凸模様を持つガラス共栓の製造法Info
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- JPH0679970B2 JPH0679970B2 JP4159487A JP15948792A JPH0679970B2 JP H0679970 B2 JPH0679970 B2 JP H0679970B2 JP 4159487 A JP4159487 A JP 4159487A JP 15948792 A JP15948792 A JP 15948792A JP H0679970 B2 JPH0679970 B2 JP H0679970B2
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- Japan
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- glass stopper
- top surface
- uneven pattern
- press
- plunger
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B35/00—Transporting of glass products during their manufacture, e.g. hot glass lenses, prisms
- C03B35/005—Transporting hot solid glass products other than sheets or rods, e.g. lenses, prisms, by suction or floatation
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B11/00—Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
- C03B11/06—Construction of plunger or mould
- C03B11/08—Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
- C03B11/082—Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses having profiled, patterned or microstructured surfaces
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B11/00—Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
- C03B11/12—Cooling, heating, or insulating the plunger, the mould, or the glass-pressing machine; cooling or heating of the glass in the mould
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B2215/00—Press-moulding glass
- C03B2215/40—Product characteristics
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B2215/00—Press-moulding glass
- C03B2215/40—Product characteristics
- C03B2215/41—Profiled surfaces
- C03B2215/412—Profiled surfaces fine structured, e.g. fresnel lenses, prismatic reflectors, other sharp-edged surface profiles
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、洋酒用ガラス壜の共栓
として使用される天面に凹凸模様を持つガラス共栓の製
造法に関するものである。
として使用される天面に凹凸模様を持つガラス共栓の製
造法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】上記のようなガラス共栓は、肉厚の本体
部分の下方にコルク栓取付け用の細い脚部を設けたもの
であり、通常は図４に示すように胴型１、芯棒２、プラ
ンジャー３、目金型４からなるプレス金型によりプレス
成形されている。また一般のプレス成形品は芯棒２によ
り胴型１から突き上げられて取り出されるが、ガラス共
栓は本体部分Ａに比較して脚部Ｂが細いため、芯棒２に
よる突き上げが困難であり、バキュームヘッドによりプ
レス金型から取り出されている。
部分の下方にコルク栓取付け用の細い脚部を設けたもの
であり、通常は図４に示すように胴型１、芯棒２、プラ
ンジャー３、目金型４からなるプレス金型によりプレス
成形されている。また一般のプレス成形品は芯棒２によ
り胴型１から突き上げられて取り出されるが、ガラス共
栓は本体部分Ａに比較して脚部Ｂが細いため、芯棒２に
よる突き上げが困難であり、バキュームヘッドによりプ
レス金型から取り出されている。
【０００３】ところで最近、ユーザーからガラス共栓の
天面に凹凸模様を形成することが求められたため、出願
人会社においてもプランジャー３に凹凸を形成すること
によりこの要請に応えようとした。しかし図４に示すよ
うな従来の成形方法によっては、鮮明な凹凸模様を天面
に持つガラス共栓は製造できないことが判明した。その
理由は次の３つである。
天面に凹凸模様を形成することが求められたため、出願
人会社においてもプランジャー３に凹凸を形成すること
によりこの要請に応えようとした。しかし図４に示すよ
うな従来の成形方法によっては、鮮明な凹凸模様を天面
に持つガラス共栓は製造できないことが判明した。その
理由は次の３つである。
【０００４】第１に、図４に示すプレス金型では成形体
（ガラス共栓）の天面がフラットであるために溶融ガラ
スの押し上げ代がなく、プレス圧を十分に上げることが
できない。この結果、ガラス共栓の天面の熱を十分にプ
ランジャー３により奪うことができないうえ、肉厚の本
体部分Ａの熱容量が大きいため、プランジャー３が上昇
した後のリヒート（成形体内部から表面部への熱移動）
が大きく、凹凸模様が崩れ易くなる。
（ガラス共栓）の天面がフラットであるために溶融ガラ
スの押し上げ代がなく、プレス圧を十分に上げることが
できない。この結果、ガラス共栓の天面の熱を十分にプ
ランジャー３により奪うことができないうえ、肉厚の本
体部分Ａの熱容量が大きいため、プランジャー３が上昇
した後のリヒート（成形体内部から表面部への熱移動）
が大きく、凹凸模様が崩れ易くなる。
【０００５】第２に、プレス金型からバキュームヘッド
により取り出す際にガラス共栓の天面にバキュームヘッ
ドの跡が付き、これを後工程でファイアポリッシュする
際のバーナーの熱により凹凸模様が崩れ易くなる。第３
に、バキュームヘッドで吸引する際にガラス共栓の天面
がバキュームヘッドに押し付けられ、凹凸模様を押し潰
してしまい易い。以上のような理由により、従来の成形
法によっては鮮明な凹凸模様を天面に持つガラス共栓は
製造できなかった。
により取り出す際にガラス共栓の天面にバキュームヘッ
ドの跡が付き、これを後工程でファイアポリッシュする
際のバーナーの熱により凹凸模様が崩れ易くなる。第３
に、バキュームヘッドで吸引する際にガラス共栓の天面
がバキュームヘッドに押し付けられ、凹凸模様を押し潰
してしまい易い。以上のような理由により、従来の成形
法によっては鮮明な凹凸模様を天面に持つガラス共栓は
製造できなかった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決して、鮮明な凹凸模様を天面に持つガラ
ス共栓を確実に製造することができる新規な方法を提供
するためになされたものである。
の問題点を解決して、鮮明な凹凸模様を天面に持つガラ
ス共栓を確実に製造することができる新規な方法を提供
するためになされたものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、天面に浅い凹部とこの凹部内に
位置する凹凸模様とを持つガラス共栓を、これらの凹部
と凹凸模様に対応する凸部を持つプランジャーによりプ
レス成形したうえ、天面の周縁部に吸引孔を持つバキュ
ームヘッドにより、凹部内を冷却しつつ吸着してプレス
金型から取り出すことを特徴とするものである。
めになされた本発明は、天面に浅い凹部とこの凹部内に
位置する凹凸模様とを持つガラス共栓を、これらの凹部
と凹凸模様に対応する凸部を持つプランジャーによりプ
レス成形したうえ、天面の周縁部に吸引孔を持つバキュ
ームヘッドにより、凹部内を冷却しつつ吸着してプレス
金型から取り出すことを特徴とするものである。
【０００８】
【実施例】以下に本発明を図面を参照しつつ更に詳細に
説明する。図１は本発明のプレス成形工程を示すもの
で、胴型１、芯棒２、プランジャー３、目金型４からな
るプレス金型によりガラス共栓をプレス成形することは
従来と同様であるが、プランジャー３の下面に凸部５と
凸部６とが形成されている点で相違している。凸部５は
ガラス共栓の天面に浅い凹部を形成するためのものであ
り、凸部６はこの浅い凹部内に凹凸模様を形成するため
のものである。なお、プランジャー３の下面の周縁部は
フラットな平面とされている。
説明する。図１は本発明のプレス成形工程を示すもの
で、胴型１、芯棒２、プランジャー３、目金型４からな
るプレス金型によりガラス共栓をプレス成形することは
従来と同様であるが、プランジャー３の下面に凸部５と
凸部６とが形成されている点で相違している。凸部５は
ガラス共栓の天面に浅い凹部を形成するためのものであ
り、凸部６はこの浅い凹部内に凹凸模様を形成するため
のものである。なお、プランジャー３の下面の周縁部は
フラットな平面とされている。
【０００９】上記のように本発明では、ガラス共栓の天
面に浅い凹部を形成しつつその内部に凹凸模様を形成す
る。この結果、凸部５の高さ分だけプレス成形時におけ
る溶融ガラスの押し上げ代が増加することとなり、プレ
ス圧力を例えば従来の0.1 トンから、0.6 〜0.8 トンま
で増加させることができる。従ってガラス共栓の天面と
プランジャー３とを従来よりも強く密着させることがで
き、ガラス共栓の天面からプランジャー３への熱移動量
を増加させることができる。その結果、プランジャー３
が上昇した後も凹凸模様が崩れにくくなる。
面に浅い凹部を形成しつつその内部に凹凸模様を形成す
る。この結果、凸部５の高さ分だけプレス成形時におけ
る溶融ガラスの押し上げ代が増加することとなり、プレ
ス圧力を例えば従来の0.1 トンから、0.6 〜0.8 トンま
で増加させることができる。従ってガラス共栓の天面と
プランジャー３とを従来よりも強く密着させることがで
き、ガラス共栓の天面からプランジャー３への熱移動量
を増加させることができる。その結果、プランジャー３
が上昇した後も凹凸模様が崩れにくくなる。
【００１０】次に図２に示すように、ガラス共栓はプレ
ス金型からバキュームヘッド７により取り出されるので
あるが、本発明で使用されるバキュームヘッド７は、ガ
ラス共栓の天面の周縁部のみに吸引孔８を持つものであ
る。そしてバキュームヘッド７のガラス共栓の天面の中
央部の凹部に相当する部分には空洞９を設け、その一端
を通気孔10により外部に連通させるとともに、吸引孔11
により弱く吸引している。
ス金型からバキュームヘッド７により取り出されるので
あるが、本発明で使用されるバキュームヘッド７は、ガ
ラス共栓の天面の周縁部のみに吸引孔８を持つものであ
る。そしてバキュームヘッド７のガラス共栓の天面の中
央部の凹部に相当する部分には空洞９を設け、その一端
を通気孔10により外部に連通させるとともに、吸引孔11
により弱く吸引している。
【００１１】このように、本発明ではバキュームヘッド
７がガラス共栓の天面の周縁部のみを吸引するので、凹
凸模様が形成された凹部にバキュームヘッド７が接触す
ることがない。また通気孔10を通じて空洞９に外気を吸
引することにより、ガラス共栓の天面の凹部を冷却する
ことができる。このためにリヒートによる凹凸模様の崩
れはより確実に防止され、図３に示すような天面に凹凸
模様を持つガラス共栓を得ることができる。
７がガラス共栓の天面の周縁部のみを吸引するので、凹
凸模様が形成された凹部にバキュームヘッド７が接触す
ることがない。また通気孔10を通じて空洞９に外気を吸
引することにより、ガラス共栓の天面の凹部を冷却する
ことができる。このためにリヒートによる凹凸模様の崩
れはより確実に防止され、図３に示すような天面に凹凸
模様を持つガラス共栓を得ることができる。
【００１２】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれば
プレス成形時における溶融ガラスの押し上げ代を増加さ
せてプレス圧力を高めることができ、ガラス共栓の天面
をプランジャーにより十分に冷却できるうえ、取り出し
時にもバキュームヘッドによってガラス共栓の天面を強
制冷却することができるから、リヒートによる凹凸模様
の崩れを防止することができる。また本発明によれば、
バキュームヘッドの跡が凹凸模様の部分に付いたり、バ
キュームヘッドにより凹凸模様が潰されることもない。
従って本発明によれば、鮮明な凹凸模様を天面に持つガ
ラス共栓を確実に製造することができる。
プレス成形時における溶融ガラスの押し上げ代を増加さ
せてプレス圧力を高めることができ、ガラス共栓の天面
をプランジャーにより十分に冷却できるうえ、取り出し
時にもバキュームヘッドによってガラス共栓の天面を強
制冷却することができるから、リヒートによる凹凸模様
の崩れを防止することができる。また本発明によれば、
バキュームヘッドの跡が凹凸模様の部分に付いたり、バ
キュームヘッドにより凹凸模様が潰されることもない。
従って本発明によれば、鮮明な凹凸模様を天面に持つガ
ラス共栓を確実に製造することができる。
【図１】本発明の成形工程を示す断面図である。
【図２】本発明の取り出し工程を示す断面図である。
【図３】本発明の方法により得られたガラス共栓の斜視
図である。
図である。
【図４】従来の成形工程を示す断面図である。
３ プランジャー ５ 天面の浅い凹部を成形する凸部 ６ 凹凸模様を成形する凸部 ７ バキュームヘッド ８ 吸引孔
Claims (1)
- 【請求項１】 天面に浅い凹部とこの凹部内に位置する
凹凸模様とを持つガラス共栓を、これらの凹部と凹凸模
様に対応する凸部を持つプランジャーによりプレス成形
したうえ、天面の周縁部に吸引孔を持つバキュームヘッ
ドにより、凹部内を冷却しつつ吸着してプレス金型から
取り出すことを特徴とする天面に凹凸模様を持つガラス
共栓の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4159487A JPH0679970B2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 天面に凹凸模様を持つガラス共栓の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4159487A JPH0679970B2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 天面に凹凸模様を持つガラス共栓の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH061619A JPH061619A (ja) | 1994-01-11 |
| JPH0679970B2 true JPH0679970B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=15694847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4159487A Expired - Fee Related JPH0679970B2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 天面に凹凸模様を持つガラス共栓の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0679970B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10320345A1 (de) | 2002-11-12 | 2004-05-27 | Boropal Technology Trading Gmbh | Anlage zur Herstellung von Glasstopfen zum Verschluss von Flaschen |
| KR101238724B1 (ko) * | 2011-06-20 | 2013-03-04 | 서동길 | 의약용 고무마개 제조방법 및 그 장치 |
-
1992
- 1992-06-18 JP JP4159487A patent/JPH0679970B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH061619A (ja) | 1994-01-11 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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