JPH0679849B2 - 動圧発生みぞ成形用印刷装置 - Google Patents
動圧発生みぞ成形用印刷装置Info
- Publication number
- JPH0679849B2 JPH0679849B2 JP9830086A JP9830086A JPH0679849B2 JP H0679849 B2 JPH0679849 B2 JP H0679849B2 JP 9830086 A JP9830086 A JP 9830086A JP 9830086 A JP9830086 A JP 9830086A JP H0679849 B2 JPH0679849 B2 JP H0679849B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- dynamic pressure
- roll
- outer peripheral
- printing medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Printing Methods (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は円筒状の被印刷体の外周面に図形、文字など
を印刷する印刷装置に関し、特に動圧形流体軸受の軸部
の外面に動圧発生みぞの図形を非画線部として印刷し、
後工程でエッチング加工を行うための動圧発生みぞ成形
用印刷装置に係る。
を印刷する印刷装置に関し、特に動圧形流体軸受の軸部
の外面に動圧発生みぞの図形を非画線部として印刷し、
後工程でエッチング加工を行うための動圧発生みぞ成形
用印刷装置に係る。
動圧形流体軸受の軸部外面に動圧発生みぞの図形を印刷
する従来の技術として、例えば特開昭61−24492号公報
に開示された印刷装置がある。
する従来の技術として、例えば特開昭61−24492号公報
に開示された印刷装置がある。
第4図は従来の動圧発生みぞ成形用印刷装置を示したも
ので、印刷原版ロール1の外周面に凹版の印刷原版2が
設けられ、印刷原版ロール1に外接して回転可能なゴム
状弾性体で形成されたオフセットロール3およびピック
アップロール4が設置されている。ピックアップロール
4が回転することによって、インキ槽5内の耐食性イン
キ6がピックアップロール4の外周面に付着し、印刷原
版ロールの印刷原版2に運ばれて塗付される。印刷原版
2に塗付された耐食性インキ6は版面7ではドクターブ
レード8で剥ぎ取られ、凹面9では保持されてオフセッ
トロール3面に転写される。円筒状の被印刷体10はオフ
セットロール3に外接し、被印刷体支持部である1組の
支持ローラ11で回転可能に支持されており、オフセット
ロール3面に転写された耐食性インキ6で被印刷体10の
外面に印刷がなされるようになっている。
ので、印刷原版ロール1の外周面に凹版の印刷原版2が
設けられ、印刷原版ロール1に外接して回転可能なゴム
状弾性体で形成されたオフセットロール3およびピック
アップロール4が設置されている。ピックアップロール
4が回転することによって、インキ槽5内の耐食性イン
キ6がピックアップロール4の外周面に付着し、印刷原
版ロールの印刷原版2に運ばれて塗付される。印刷原版
2に塗付された耐食性インキ6は版面7ではドクターブ
レード8で剥ぎ取られ、凹面9では保持されてオフセッ
トロール3面に転写される。円筒状の被印刷体10はオフ
セットロール3に外接し、被印刷体支持部である1組の
支持ローラ11で回転可能に支持されており、オフセット
ロール3面に転写された耐食性インキ6で被印刷体10の
外面に印刷がなされるようになっている。
第5図は動圧形流体軸受の軸部を被印刷体10とし、印刷
後の例を示したもので、印刷部12に耐食性インキ6が印
刷され、ヘリングボーン状の非画線部13は後工程でエッ
チング加工によって動圧発生みぞが形成されるものであ
る。
後の例を示したもので、印刷部12に耐食性インキ6が印
刷され、ヘリングボーン状の非画線部13は後工程でエッ
チング加工によって動圧発生みぞが形成されるものであ
る。
上記のような動圧形流体軸受の軸部を被印刷体10とし
て、被印刷体10の全外周面にわたって印刷部12を有する
ように印刷する必要のある場合には、被印刷体10の両端
部の外周面を支持ローラ11で支持する方式は支持ローラ
11と接触する部分で耐食性インキ6が剥げることがあ
り、所望の印刷面を得ることが出来ない欠点があった。
従って、被印刷体10の全外周面に印刷部12を有するよう
な印刷を行う必要のある場合には、被印刷体10の両端面
にセンサ支持用のセンサ穴を穿設するので、被印刷体の
装填を自動化するとき構造が複雑になったり、製造コス
トが高くなるなどの欠点があった。
て、被印刷体10の全外周面にわたって印刷部12を有する
ように印刷する必要のある場合には、被印刷体10の両端
部の外周面を支持ローラ11で支持する方式は支持ローラ
11と接触する部分で耐食性インキ6が剥げることがあ
り、所望の印刷面を得ることが出来ない欠点があった。
従って、被印刷体10の全外周面に印刷部12を有するよう
な印刷を行う必要のある場合には、被印刷体10の両端面
にセンサ支持用のセンサ穴を穿設するので、被印刷体の
装填を自動化するとき構造が複雑になったり、製造コス
トが高くなるなどの欠点があった。
この発明は上記の問題点を解決するためのものであり、
円筒状の被印刷体の全外周面に図形、文字などの印刷が
容易にでき、装置の自動化が簡単にでき、製造コストの
低減に役立つ動圧発生みぞ成形用印刷装置を得ることを
目的とする。
円筒状の被印刷体の全外周面に図形、文字などの印刷が
容易にでき、装置の自動化が簡単にでき、製造コストの
低減に役立つ動圧発生みぞ成形用印刷装置を得ることを
目的とする。
第1図および第2図で示すように、この発明の動圧発生
みぞ成形用印刷装置20は印刷原版ロール21の外周面に凹
版の印刷原版22を有し、印刷原版ロール21にはゴム状弾
性体で形成されたオフセットロール23とピックアップロ
ール24とがそれぞれ外接して回転可能に設置されてい
る。ピックアップロール24の下方にはインキ槽25があっ
て、インキ槽25内に耐食性インキ26が入っている。印刷
原版22は版面27と凹面28とを有し、符号29は版面に塗付
された耐食性インキ26を剥ぎとるためのドクターブレー
ドである。オフセットロール23の下方にはオフセットロ
ール23の外周面に接触して回転自在に円筒状の被印刷体
30が設置されている。被印刷体30の外周明の下半部分は
被印刷体支持部である多孔質材料31で形成された静圧形
気体軸受32によって非接触で支承されている。静圧形気
体軸受32は外部から流体通路33に圧縮空気などの気体が
供給されて、多孔質材料31を通過し被印刷体30の外周面
に噴出するようになっており、可動機構34の昇降可能な
可動台35に固設されている。被印刷体30の一方の端面は
可動台35に固設されたストッパ36に当接して被印刷体30
の軸方向の位置決めがなされている。
みぞ成形用印刷装置20は印刷原版ロール21の外周面に凹
版の印刷原版22を有し、印刷原版ロール21にはゴム状弾
性体で形成されたオフセットロール23とピックアップロ
ール24とがそれぞれ外接して回転可能に設置されてい
る。ピックアップロール24の下方にはインキ槽25があっ
て、インキ槽25内に耐食性インキ26が入っている。印刷
原版22は版面27と凹面28とを有し、符号29は版面に塗付
された耐食性インキ26を剥ぎとるためのドクターブレー
ドである。オフセットロール23の下方にはオフセットロ
ール23の外周面に接触して回転自在に円筒状の被印刷体
30が設置されている。被印刷体30の外周明の下半部分は
被印刷体支持部である多孔質材料31で形成された静圧形
気体軸受32によって非接触で支承されている。静圧形気
体軸受32は外部から流体通路33に圧縮空気などの気体が
供給されて、多孔質材料31を通過し被印刷体30の外周面
に噴出するようになっており、可動機構34の昇降可能な
可動台35に固設されている。被印刷体30の一方の端面は
可動台35に固設されたストッパ36に当接して被印刷体30
の軸方向の位置決めがなされている。
被印刷体30の一端面をストッパ36に当接させて、被印刷
体30を静圧気体軸受32に載置した後、被印刷体30とオフ
セットロール23とが外接して、被印刷体30が回転できる
ように可動台35を上昇させる。また、ピックアップロー
ル24に付着した耐食性インキ26は印刷原版22に塗付さ
れ、版面27に付着した耐食性インキ26はドクターブレー
ド29で剥ぎ取られ、凹面28の耐食性インキ26はオフセッ
トロール23の外周面に転写される。オフセットロール23
に転写された耐食性インキ26によって被印刷体30の外面
に印刷がなされ、被印刷体30の外面は静圧気体軸受32で
非接触に支承されているので、印刷後の耐食性インキが
剥げることがない。また、被印刷体30の一端面をストッ
パ36で当接させるように、他端面からプッシャ(図示し
てない)で押して被印刷体30の軸方向の位置決めを行っ
て支持するので、軸心線方向の印刷のずれが生じない。
体30を静圧気体軸受32に載置した後、被印刷体30とオフ
セットロール23とが外接して、被印刷体30が回転できる
ように可動台35を上昇させる。また、ピックアップロー
ル24に付着した耐食性インキ26は印刷原版22に塗付さ
れ、版面27に付着した耐食性インキ26はドクターブレー
ド29で剥ぎ取られ、凹面28の耐食性インキ26はオフセッ
トロール23の外周面に転写される。オフセットロール23
に転写された耐食性インキ26によって被印刷体30の外面
に印刷がなされ、被印刷体30の外面は静圧気体軸受32で
非接触に支承されているので、印刷後の耐食性インキが
剥げることがない。また、被印刷体30の一端面をストッ
パ36で当接させるように、他端面からプッシャ(図示し
てない)で押して被印刷体30の軸方向の位置決めを行っ
て支持するので、軸心線方向の印刷のずれが生じない。
第3図はこの発明の動圧発生みぞ成形用印刷装置の他の
実施例を示したもので、動圧発生みぞ成形用印刷装置40
は網目状のスクリーン41にヘリングボーン状の非画線部
42を設けた平版の印刷原版43を有し、この印刷原版43の
下面に接触して被印刷体44が静圧形気体軸受45によって
被印刷体44の外周面が非接触で回転自在に支承されてい
る。被印刷体支持部である静圧形気体軸受45は外部から
流体通路46に圧縮空気が供給されて、多数個のオリフィ
ス47から噴出するようになっており、可動台48に固設さ
れて昇降可能になっている。印刷原版43の上面には耐食
性インキ50が塗着され、被印刷体44の直上の印刷原版43
に接触するように設けられた刃状のスキージ49によっ
て、印刷原版43上の耐食性インキ50がスクリーン41を通
って、被印刷体44の外面に押し出され、印刷原版43の図
示された矢印方向の移動に伴って印刷がなされる。
実施例を示したもので、動圧発生みぞ成形用印刷装置40
は網目状のスクリーン41にヘリングボーン状の非画線部
42を設けた平版の印刷原版43を有し、この印刷原版43の
下面に接触して被印刷体44が静圧形気体軸受45によって
被印刷体44の外周面が非接触で回転自在に支承されてい
る。被印刷体支持部である静圧形気体軸受45は外部から
流体通路46に圧縮空気が供給されて、多数個のオリフィ
ス47から噴出するようになっており、可動台48に固設さ
れて昇降可能になっている。印刷原版43の上面には耐食
性インキ50が塗着され、被印刷体44の直上の印刷原版43
に接触するように設けられた刃状のスキージ49によっ
て、印刷原版43上の耐食性インキ50がスクリーン41を通
って、被印刷体44の外面に押し出され、印刷原版43の図
示された矢印方向の移動に伴って印刷がなされる。
前述したように、この発明の動圧発生みぞ成形用印刷装
置は動圧形流体軸受の軸部を被印刷体として、その外周
面に動圧発生みぞを成形加工するための図形を印刷する
装置であって、被印刷体支持部が被印刷体の外周面を静
圧形気体軸受により非接触で回転自在に支承し、被印刷
体の端面に当接して位置決めするストッパを設けること
によって、被印刷体の全外周面に印刷を容易に行うこと
が可能で、印刷後の耐食性インキが剥げることもない。
特に、静圧形気体軸受に室温より高い乾き空気を供給す
れば、印刷後の耐食性インキの乾燥時間も短縮し、ま
た、供給する空気圧の調整で、被印刷体とオフセットロ
ールとの接触圧を容易に調整できて鮮明な印刷が得られ
る。さらに、被印刷体を両端で支持するためにセンタ穴
を穿設する必要がないので、被印刷体の自動装填機構の
構造も簡単になり、印刷のコストを低減することができ
るなど多くの効果が得られた。
置は動圧形流体軸受の軸部を被印刷体として、その外周
面に動圧発生みぞを成形加工するための図形を印刷する
装置であって、被印刷体支持部が被印刷体の外周面を静
圧形気体軸受により非接触で回転自在に支承し、被印刷
体の端面に当接して位置決めするストッパを設けること
によって、被印刷体の全外周面に印刷を容易に行うこと
が可能で、印刷後の耐食性インキが剥げることもない。
特に、静圧形気体軸受に室温より高い乾き空気を供給す
れば、印刷後の耐食性インキの乾燥時間も短縮し、ま
た、供給する空気圧の調整で、被印刷体とオフセットロ
ールとの接触圧を容易に調整できて鮮明な印刷が得られ
る。さらに、被印刷体を両端で支持するためにセンタ穴
を穿設する必要がないので、被印刷体の自動装填機構の
構造も簡単になり、印刷のコストを低減することができ
るなど多くの効果が得られた。
第1図ないし第3図は本発明の動圧発生みぞ成形用印刷
装置を示し、第1図は第1実施例の側面図、第2図は第
1図のA−A線における矢印方向にみた平面図、第3図
は第2実施例側面図、第4図は従来の印刷装置の側面
図、第5図は印刷後の被印刷体を示したものである。 符号の説明 20、40……動圧発生みぞ成形用印刷装置、21……印刷原
版ロール、22、43……印刷原版、23……オフセットロー
ル、30、44……被印刷体、32、45……静圧形気体軸受、
34、48……可動機構、36……ストッパ。
装置を示し、第1図は第1実施例の側面図、第2図は第
1図のA−A線における矢印方向にみた平面図、第3図
は第2実施例側面図、第4図は従来の印刷装置の側面
図、第5図は印刷後の被印刷体を示したものである。 符号の説明 20、40……動圧発生みぞ成形用印刷装置、21……印刷原
版ロール、22、43……印刷原版、23……オフセットロー
ル、30、44……被印刷体、32、45……静圧形気体軸受、
34、48……可動機構、36……ストッパ。
Claims (2)
- 【請求項1】印刷原版と、この印刷原版に接して回転す
る弾性材料の外周面を有するオフセットロールと、この
オフセットロールに外接する円筒状の被印刷体を回転可
能に支持する被印刷体支持部とを備えた動圧発生みぞ成
形用印刷装置において、前記被印刷体支持部は前記被印
刷体の外周面を回転自在に支承する静圧形気体軸受と、
前記被印刷体の軸方向の位置決めを行うストッパとを設
け、前記被印刷体と前記オフセットロールとの相対軸心
線位置を移動可能にする可動機構を設けたことを特徴と
する動圧発生みぞ成形用印刷装置。 - 【請求項2】前記静圧形気体軸受が多孔質材料で形成さ
れたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の動圧
発生みぞ成形用印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9830086A JPH0679849B2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 | 動圧発生みぞ成形用印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9830086A JPH0679849B2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 | 動圧発生みぞ成形用印刷装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62255146A JPS62255146A (ja) | 1987-11-06 |
JPH0679849B2 true JPH0679849B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=14216067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9830086A Expired - Lifetime JPH0679849B2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 | 動圧発生みぞ成形用印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0679849B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100771199B1 (ko) | 2005-06-24 | 2007-10-29 | 주식회사 대영테크 | 원통형 작업물 표면 인쇄장치 |
-
1986
- 1986-04-30 JP JP9830086A patent/JPH0679849B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62255146A (ja) | 1987-11-06 |
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