JPH0679754A - 射出装置の材料供給装置 - Google Patents
射出装置の材料供給装置Info
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- JPH0679754A JPH0679754A JP25565292A JP25565292A JPH0679754A JP H0679754 A JPH0679754 A JP H0679754A JP 25565292 A JP25565292 A JP 25565292A JP 25565292 A JP25565292 A JP 25565292A JP H0679754 A JPH0679754 A JP H0679754A
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- Japan
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- screw
- feed
- injection
- feed screw
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/18—Feeding the material into the injection moulding apparatus, i.e. feeding the non-plastified material into the injection unit
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C31/00—Handling, e.g. feeding of the material to be shaped, storage of plastics material before moulding; Automation, i.e. automated handling lines in plastics processing plants, e.g. using manipulators or robots
- B29C31/02—Dispensing from vessels, e.g. hoppers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Robotics (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フィードスクリュに粒状の材料のリターン部
分を設けることにより、材料の滞在を可能となし、材料
の予熱を十分に行えるようにする。 【構成】 外周囲に加熱手段12を有するフィードシリ
ンダ13の内部のフィードスクリュ16のスクリュフラ
イト21に切欠部22を所定間隔ごとに形成する。切欠
部22にスクリュフライト21に対し縦方向に存する邪
魔板23を設ける。フィードスクリュ16が射出加熱筒
4内の射出スクリュ6に対し前部を高く傾斜位置するよ
うにフィードシリンダ13を送出シリンダ11を介して
射出加熱筒4の材料供給部7に斜設する。
分を設けることにより、材料の滞在を可能となし、材料
の予熱を十分に行えるようにする。 【構成】 外周囲に加熱手段12を有するフィードシリ
ンダ13の内部のフィードスクリュ16のスクリュフラ
イト21に切欠部22を所定間隔ごとに形成する。切欠
部22にスクリュフライト21に対し縦方向に存する邪
魔板23を設ける。フィードスクリュ16が射出加熱筒
4内の射出スクリュ6に対し前部を高く傾斜位置するよ
うにフィードシリンダ13を送出シリンダ11を介して
射出加熱筒4の材料供給部7に斜設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ホッパーからの合成
樹脂の材料を予熱して射出加熱筒内に供給する射出装置
の材料供給装置に関するものである。
樹脂の材料を予熱して射出加熱筒内に供給する射出装置
の材料供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の材料供給装置は、特開平
1−171621号公報に記載されているように、外周
囲に加熱手段を有するフィードシリンダの内部にフィー
ドスクリュを備え、そのフィードスクリュが射出加熱筒
内の射出スクリュに対し平行に位置するように、フィー
ドシリンダを前部下側の送出シリンダを介して射出加熱
筒の材料供給部に取付けている。
1−171621号公報に記載されているように、外周
囲に加熱手段を有するフィードシリンダの内部にフィー
ドスクリュを備え、そのフィードスクリュが射出加熱筒
内の射出スクリュに対し平行に位置するように、フィー
ドシリンダを前部下側の送出シリンダを介して射出加熱
筒の材料供給部に取付けている。
【0003】このような材料供給装置では、フィードシ
リンダの後部上に設けたホッパーからの材料を、フィー
ドスクリュの回転により所定量ずつフイードシリンダ外
周囲の加熱手段により予熱しながら射出シリンダに給送
することができる。またその給送量はフィードスクリュ
の回転速度をコントロールすることにより加減すること
ができる。
リンダの後部上に設けたホッパーからの材料を、フィー
ドスクリュの回転により所定量ずつフイードシリンダ外
周囲の加熱手段により予熱しながら射出シリンダに給送
することができる。またその給送量はフィードスクリュ
の回転速度をコントロールすることにより加減すること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フィードスクリュはホッパーからフィードシリンダ内に
自然落下した粒状の材料を、回転により順次送り出して
行くため、スクリュフライト間に材料が密に存すること
はなく、フイードシリンダ内の殆どは空間で占められて
いる。このためフィードシリンダの外周囲にバンドヒー
タ等による加熱手段が設けられていても、材料に対する
熱効率がきわめて悪い。
フィードスクリュはホッパーからフィードシリンダ内に
自然落下した粒状の材料を、回転により順次送り出して
行くため、スクリュフライト間に材料が密に存すること
はなく、フイードシリンダ内の殆どは空間で占められて
いる。このためフィードシリンダの外周囲にバンドヒー
タ等による加熱手段が設けられていても、材料に対する
熱効率がきわめて悪い。
【0005】この予熱のための熱効率を高めるには、フ
ィードスクリュの回転速度を遅くするか、あるいはフィ
ードシリンダをスクリュと共に長く形成することによっ
て、材料の滞在時間を長くすればよいのであるが、低速
回転は送出量の減少となり、また供給装置としてのフィ
ードシリンダの長さには制限があることなどから、その
ような手段による熱効率の改善は実施し難いものであっ
た。
ィードスクリュの回転速度を遅くするか、あるいはフィ
ードシリンダをスクリュと共に長く形成することによっ
て、材料の滞在時間を長くすればよいのであるが、低速
回転は送出量の減少となり、また供給装置としてのフィ
ードシリンダの長さには制限があることなどから、その
ような手段による熱効率の改善は実施し難いものであっ
た。
【0006】この発明は上記従来の課題を解決するため
に考えられたものであって、その目的は、フィードスク
リュに粒状材料のリターン部分を設けることにより、フ
ィードスクリュの低速回転をもつて材料の滞在を可能と
なし、これにより材料の予熱を任意に行い得る新たな射
出装置の材料供給装置を提供することにある。
に考えられたものであって、その目的は、フィードスク
リュに粒状材料のリターン部分を設けることにより、フ
ィードスクリュの低速回転をもつて材料の滞在を可能と
なし、これにより材料の予熱を任意に行い得る新たな射
出装置の材料供給装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的によるこの発明
の特徴は、外周囲に加熱手段を有するフィードシリンダ
の内部にフィードスクリュを備え、そのフィードスクリ
ュを回転駆動するモータをフイードシリンダ端部に装着
するとともに、フイードシリンダ後部上にホッパーを、
フイードシリンダ前部下側に送出シリンダを取付けた材
料供給装置において、上記フィードスクリュのスクリュ
フライトに切欠部を所定間隔ごとに形成し、その切欠部
にスクリュフライトに対し縦方向に存する邪魔板を設
け、そのフィードスクリュが射出加熱筒内の射出スクリ
ュに対し前部を高く傾斜位置するように、上記フィード
シリンダを送出シリンダを介して射出加熱筒の材料供給
部に斜設してなることにある。
の特徴は、外周囲に加熱手段を有するフィードシリンダ
の内部にフィードスクリュを備え、そのフィードスクリ
ュを回転駆動するモータをフイードシリンダ端部に装着
するとともに、フイードシリンダ後部上にホッパーを、
フイードシリンダ前部下側に送出シリンダを取付けた材
料供給装置において、上記フィードスクリュのスクリュ
フライトに切欠部を所定間隔ごとに形成し、その切欠部
にスクリュフライトに対し縦方向に存する邪魔板を設
け、そのフィードスクリュが射出加熱筒内の射出スクリ
ュに対し前部を高く傾斜位置するように、上記フィード
シリンダを送出シリンダを介して射出加熱筒の材料供給
部に斜設してなることにある。
【0008】
【作 用】上記構成では、フィードスクリュを高速回転
すると、ホッパーからフィードシリンダの下部内に自然
落下した粒状の材料は、スクリュフライト間を高速で移
動する。このためスクリュフライトにリターン用の切欠
部及び逆スクリュがあっても、それを飛び越えて材料は
上方へ移動し、送出シリンダから射出加熱筒の供給部へ
と送り出される。
すると、ホッパーからフィードシリンダの下部内に自然
落下した粒状の材料は、スクリュフライト間を高速で移
動する。このためスクリュフライトにリターン用の切欠
部及び逆スクリュがあっても、それを飛び越えて材料は
上方へ移動し、送出シリンダから射出加熱筒の供給部へ
と送り出される。
【0009】また低速回転では、スクリュフライト間の
材料の移動速度も遅いので、材料は邪魔板に遮られて下
段のスクリュフライト間にリターンする。このためリタ
ーンした材料によりホッパーに近いスクリュフライト間
ほど材料が密に存するようになる。そして余剰の材料は
さらに上方へと順次送られて同様にリターンを繰返す結
果、材料の滞在が長くなるとともに材料密度も増すの
で、これまでのような加熱にとって無駄な空間が減少
し、熱効率が向上する。
材料の移動速度も遅いので、材料は邪魔板に遮られて下
段のスクリュフライト間にリターンする。このためリタ
ーンした材料によりホッパーに近いスクリュフライト間
ほど材料が密に存するようになる。そして余剰の材料は
さらに上方へと順次送られて同様にリターンを繰返す結
果、材料の滞在が長くなるとともに材料密度も増すの
で、これまでのような加熱にとって無駄な空間が減少
し、熱効率が向上する。
【0010】
【実施例】図中1は射出装置で、油圧モータ2を後端部
に備えた射出シリンダ3の前部の射出加熱筒4と、射出
シリンダ内の射出ラム5に後端を連結して射出加熱筒内
に回転かつ進退自在に設けた射出スクリュ6とから構成
され、上記射出加熱筒4の後部上に開設した供給口7に
材料供給装置10が送出シリンダ11を介して取付けて
ある。
に備えた射出シリンダ3の前部の射出加熱筒4と、射出
シリンダ内の射出ラム5に後端を連結して射出加熱筒内
に回転かつ進退自在に設けた射出スクリュ6とから構成
され、上記射出加熱筒4の後部上に開設した供給口7に
材料供給装置10が送出シリンダ11を介して取付けて
ある。
【0011】上記材料供給装置10は、ヒートバンド1
2などによる加熱手段を外周囲に有する所要長さのフィ
ードシリンダ13と、フイードシリンダ前端と後端との
軸受部材14,15に回転自在に軸承してフィードシリ
ンダ13内に設けたフィードスクリュ16と、上記軸受
部材14に取付けてフィードスクリュ16の回転駆動軸
17に接続したスクリュ駆動用のモータ18と、フィー
ドシリンダ13の後部上と前部下側とに、それぞれ該フ
イードシリンダに対し所要角度、たとえば45°の角度
にて一体成形した上記送出シリンダ11及び材料導入シ
リンダ19と、その材料導入シリンダ19に取付けたホ
ッパー20とから構成されている。
2などによる加熱手段を外周囲に有する所要長さのフィ
ードシリンダ13と、フイードシリンダ前端と後端との
軸受部材14,15に回転自在に軸承してフィードシリ
ンダ13内に設けたフィードスクリュ16と、上記軸受
部材14に取付けてフィードスクリュ16の回転駆動軸
17に接続したスクリュ駆動用のモータ18と、フィー
ドシリンダ13の後部上と前部下側とに、それぞれ該フ
イードシリンダに対し所要角度、たとえば45°の角度
にて一体成形した上記送出シリンダ11及び材料導入シ
リンダ19と、その材料導入シリンダ19に取付けたホ
ッパー20とから構成されている。
【0012】上記フィードスクリュ16のスクリュフラ
イト21は、スクリュシャフトに対し45°の角度にて
設けてあり、そのスクリュフライト21には最下段を除
いて1ピッチごとに所要幅の切欠部22が設けてある。
この各切欠部22の内部先方には、邪魔板23がスクリ
ュシャフトに取付けて、スクリュフライト21に対し縦
方向に、そして上端をフライト面から若干突出させて設
けてあり、その邪魔板23により粒状の材料の一部が、
フィードスクリュ16の回転速度によっては、切欠部2
2から下段のスクリュフライトの上に落下してリターン
するようにしてある。
イト21は、スクリュシャフトに対し45°の角度にて
設けてあり、そのスクリュフライト21には最下段を除
いて1ピッチごとに所要幅の切欠部22が設けてある。
この各切欠部22の内部先方には、邪魔板23がスクリ
ュシャフトに取付けて、スクリュフライト21に対し縦
方向に、そして上端をフライト面から若干突出させて設
けてあり、その邪魔板23により粒状の材料の一部が、
フィードスクリュ16の回転速度によっては、切欠部2
2から下段のスクリュフライトの上に落下してリターン
するようにしてある。
【0013】このような材料供給装置10を、上記射出
加熱筒4の供給口7に上記送出シリンダ11を接続して
射出装置1に取付けると、フィードシリンダ13は図1
に示すように、射出加熱筒4に対し45°の角度で斜め
に設けられ、またフィードスクリュ16も射出スクリュ
6に対し前部を高く傾斜位置する。このためフィードシ
リンダ13内の材料はフィードスクリュ16の回転によ
り下部から上方へと順次送り出されるようになり、その
過程でバンドヒータ12によりフイードシリンダを介し
て加熱される。
加熱筒4の供給口7に上記送出シリンダ11を接続して
射出装置1に取付けると、フィードシリンダ13は図1
に示すように、射出加熱筒4に対し45°の角度で斜め
に設けられ、またフィードスクリュ16も射出スクリュ
6に対し前部を高く傾斜位置する。このためフィードシ
リンダ13内の材料はフィードスクリュ16の回転によ
り下部から上方へと順次送り出されるようになり、その
過程でバンドヒータ12によりフイードシリンダを介し
て加熱される。
【0014】この材料の送出は、フィードスクリュ16
を高速回転した時に行われ、低速回転ではスクリュフラ
イト21の上記切欠部22と邪魔板23とによって上方
への送出が行われず、材料は上下のフライト間を循環移
動する。
を高速回転した時に行われ、低速回転ではスクリュフラ
イト21の上記切欠部22と邪魔板23とによって上方
への送出が行われず、材料は上下のフライト間を循環移
動する。
【0015】高速回転では回転力により材料が付勢され
て、切欠部22と邪魔板23とを勢い良く飛び越えて行
くために、ごく一部に切欠部22から落下するものがあ
っても、図2に示すように、その殆どが上方へと送られ
て送出シリンダ11から落下する。
て、切欠部22と邪魔板23とを勢い良く飛び越えて行
くために、ごく一部に切欠部22から落下するものがあ
っても、図2に示すように、その殆どが上方へと送られ
て送出シリンダ11から落下する。
【0016】また低速回転では回転力による付勢が弱
く、材料は切欠部22と邪魔板23とを飛び越えて行く
勢いがないため、邪魔板23の障害により切欠部22か
ら落下する。落下した材料の殆どは再び上段へと送られ
るが、上段のフィードスクリュ16の切欠部22により
再び落下する。
く、材料は切欠部22と邪魔板23とを飛び越えて行く
勢いがないため、邪魔板23の障害により切欠部22か
ら落下する。落下した材料の殆どは再び上段へと送られ
るが、上段のフィードスクリュ16の切欠部22により
再び落下する。
【0017】このようなリターンを繰り返す一方、ホッ
パー20からの材料の量も増すことから、図3に示すよ
うに、下部のスクリュフライト間では材料密度が増し、
また材料同士の重なり合いなどによって、低速のスクリ
ュ回転力でも切欠部22を越える材料が徐々に多くな
る。そしてそれらの材料は上段において下段と同様なリ
ターンを繰返し、材料密度を増して行く。
パー20からの材料の量も増すことから、図3に示すよ
うに、下部のスクリュフライト間では材料密度が増し、
また材料同士の重なり合いなどによって、低速のスクリ
ュ回転力でも切欠部22を越える材料が徐々に多くな
る。そしてそれらの材料は上段において下段と同様なリ
ターンを繰返し、材料密度を増して行く。
【0018】したがって、低速回転では材料は送出され
ずに滞在して、フィードシリンダ13に蓄積された状態
となり、その間に加熱を受けて予熱される。この材料の
蓄積と予熱は、回転速度と時間とにより任意にコントロ
ールでき、蓄積された材料の殆どは、必要時にフィード
スクリュ16を高速回転することによりきわめて短時間
で、送出シリンダ11に送り出すことができる。
ずに滞在して、フィードシリンダ13に蓄積された状態
となり、その間に加熱を受けて予熱される。この材料の
蓄積と予熱は、回転速度と時間とにより任意にコントロ
ールでき、蓄積された材料の殆どは、必要時にフィード
スクリュ16を高速回転することによりきわめて短時間
で、送出シリンダ11に送り出すことができる。
【0019】この材料の予熱蓄積と送出の切換えは、射
出装置1における射出工程と計量工程に合わせて、モー
タ18の駆動制御を行うことにより簡単に行うことがで
き、射出装置1における材料計量の完了から射出完了ま
での間が待機時間で、材料の予熱蓄積となる。そして射
出スクリュ6の回転による計量開始と同時に、モータ9
を高速回転に切換えるだけで、予熱された材料の所定量
を供給口7に送り込むことができる。
出装置1における射出工程と計量工程に合わせて、モー
タ18の駆動制御を行うことにより簡単に行うことがで
き、射出装置1における材料計量の完了から射出完了ま
での間が待機時間で、材料の予熱蓄積となる。そして射
出スクリュ6の回転による計量開始と同時に、モータ9
を高速回転に切換えるだけで、予熱された材料の所定量
を供給口7に送り込むことができる。
【0020】図4に示す例は、フィードスクリュ16を
逆回転して材料のリターンを行う場合で、このときには
最下段のスクリュフライト21にも切欠部22と邪魔板
23とを設ける。フィードスクリュ16の逆回転により
材料は下方へと送られて密度を増して行くが、邪魔板2
3によって一部の材料が上側のフライト上に押出されま
た下側に送り込まれる結果、上記実施例とは方向が逆で
あるがリターンを繰返す。また材料の送出はフィードス
クリュ16を高速で正回転すればよい。
逆回転して材料のリターンを行う場合で、このときには
最下段のスクリュフライト21にも切欠部22と邪魔板
23とを設ける。フィードスクリュ16の逆回転により
材料は下方へと送られて密度を増して行くが、邪魔板2
3によって一部の材料が上側のフライト上に押出されま
た下側に送り込まれる結果、上記実施例とは方向が逆で
あるがリターンを繰返す。また材料の送出はフィードス
クリュ16を高速で正回転すればよい。
【0021】
【発明の効果】この発明は上述のように、フィードシリ
ンダ内のフィードスクリュのスクリュフライトに、切欠
部を所定間隔ごとに形成し、その切欠部にスクリュフラ
イトに対し縦方向に存する邪魔板を設け、そのフィード
スクリュが射出加熱筒内の射出スクリュに対し前部を高
く傾斜位置するように、上記フィードシリンダを送出シ
リンダを介して射出加熱筒の材料供給部に斜設して、フ
ィードシリンダ内の材料をフィードスクリュの回転速度
または回転方向により送出または予熱蓄積できるように
したことから、下記効果を奏する。
ンダ内のフィードスクリュのスクリュフライトに、切欠
部を所定間隔ごとに形成し、その切欠部にスクリュフラ
イトに対し縦方向に存する邪魔板を設け、そのフィード
スクリュが射出加熱筒内の射出スクリュに対し前部を高
く傾斜位置するように、上記フィードシリンダを送出シ
リンダを介して射出加熱筒の材料供給部に斜設して、フ
ィードシリンダ内の材料をフィードスクリュの回転速度
または回転方向により送出または予熱蓄積できるように
したことから、下記効果を奏する。
【0022】・ 回転速度または回転方向の制御により
フィードスクリュを材料送出と滞在の両方に利用できる
ので、フィードシリンダ内での材料予熱が待機時間内で
十分にでき、また予熱材料を短時間で射出加熱筒内に供
給できるため、予熱不十分な材料の供給による弊害が解
決され、射出装置のスクリュ圧縮部に生じがちなスクリ
ュせん断力による異常加熱が防止されて、可塑化能率向
上する。
フィードスクリュを材料送出と滞在の両方に利用できる
ので、フィードシリンダ内での材料予熱が待機時間内で
十分にでき、また予熱材料を短時間で射出加熱筒内に供
給できるため、予熱不十分な材料の供給による弊害が解
決され、射出装置のスクリュ圧縮部に生じがちなスクリ
ュせん断力による異常加熱が防止されて、可塑化能率向
上する。
【0023】・ 材料の滞在によりフィードシリンダ内
の材料密度が増し、空間部が減少するので材料の加熱効
率がよくなり、またリターンにより材料が均一に加熱さ
れるようになるので、加熱むらもなくなり材料ごとの温
度差も生じ難い。
の材料密度が増し、空間部が減少するので材料の加熱効
率がよくなり、またリターンにより材料が均一に加熱さ
れるようになるので、加熱むらもなくなり材料ごとの温
度差も生じ難い。
【0024】・ フィードスクリュに切欠部と邪魔板と
を設け、フィードシリンダを射出装置に対し先高に斜設
するだけでよいので、従来装置に比べて特に構造が複雑
となるようなこともなく、材料送出と予熱蓄積もモータ
の駆動制御だけでよいから、射出装置の動作に同調し易
く、常に十分に予熱された材料を過不足なくし野手津装
置に供給することができる。
を設け、フィードシリンダを射出装置に対し先高に斜設
するだけでよいので、従来装置に比べて特に構造が複雑
となるようなこともなく、材料送出と予熱蓄積もモータ
の駆動制御だけでよいから、射出装置の動作に同調し易
く、常に十分に予熱された材料を過不足なくし野手津装
置に供給することができる。
【図1】 この発明に係る材料供給装置を備えた射出装
置の縦断側面図である。
置の縦断側面図である。
【図2】 材料送出時の材料供給装置の縦断側面図であ
る。
る。
【図3】 材料予熱蓄積時の材料供給装置の縦断側面図
である。
である。
【図4】 この発明の他の実施例の材料予熱蓄積時の材
料供給装置の縦断側面図である。
料供給装置の縦断側面図である。
1 射出装置 4 射出加熱筒 6 射出スクリュ 7 材料供給口 10 材料供給装置 11 送出シリンダ 12 バンドヒータ 13 フィードシリンダ 16 フィードスクリュ 18 モータ 19 材料導入シリンダ 20 ホッパー 21 スクリュフライト 22 切欠部 23 邪魔板
Claims (1)
- 【請求項1】 外周囲に加熱手段を有するフィードシリ
ンダの内部にフィードスクリュを備え、そのフィードス
クリュを回転駆動するモータをフイードシリンダ端部に
装着するとともに、フイードシリンダ後部上にホッパー
を、フイードシリンダ前部下側に送出シリンダを取付け
た材料供給装置において、 上記フィードスクリュのスクリュフライトに切欠部を所
定間隔ごとに形成し、その切欠部にスクリュフライトに
対し縦方向に存する邪魔板を設け、そのフィードスクリ
ュが射出加熱筒内の射出スクリュに対し前部を高く傾斜
位置するように、上記フィードシリンダを送出シリンダ
を介して射出加熱筒の材料供給部に斜設してなることを
特徴とする射出装置の材料供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25565292A JPH0822561B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 射出装置の材料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25565292A JPH0822561B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 射出装置の材料供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0679754A true JPH0679754A (ja) | 1994-03-22 |
JPH0822561B2 JPH0822561B2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=17281733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25565292A Expired - Fee Related JPH0822561B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 射出装置の材料供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0822561B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5577839A (en) * | 1994-06-16 | 1996-11-26 | Krauss Maffei Aktiengesellschaft | Device for charging injection molding and extruding machines and having a funnel provided with pins passing through clearances in a feed worm |
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1992
- 1992-08-31 JP JP25565292A patent/JPH0822561B2/ja not_active Expired - Fee Related
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