JPH0679751A - 回転テーブルの支持装置 - Google Patents

回転テーブルの支持装置

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JPH0679751A
JPH0679751A JP18844092A JP18844092A JPH0679751A JP H0679751 A JPH0679751 A JP H0679751A JP 18844092 A JP18844092 A JP 18844092A JP 18844092 A JP18844092 A JP 18844092A JP H0679751 A JPH0679751 A JP H0679751A
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JP
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rotary table
rotation
support roller
axis
support
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JP18844092A
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JPH0751295B2 (ja
Inventor
Masaaki Ibaraki
正明 茨木
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Niigata Engineering Co Ltd
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Niigata Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転テーブルの回転を円滑にする。 【構成】 支持部材11のブラケット13にホルダ18
を水平軸19で上下に回動自在に取り付ける。ホルダ1
8に取付軸20をその中心線Oaを水平軸19の中心軸
線Obに直交させて取り付ける。回転テーブル2の被案
内面Fの延長面と回転テーブル2の回転軸線Ocとの交
点に回転中心線Oaを一致させた状態で被案内面Fに外
周面を線接触させる構成とされたテーパ状の支持ローラ
22を、取付軸20に周方向に回転自在に取り付ける。
支持ローラ22の回転周速度は、回転テーブル2と同様
にセンター軸3側が外側よりも遅いため、回転テーブル
2と支持ローラ22との間に速度差が生じることはな
い。回転テーブル2が荷重等によって撓んだような場
合、ホルダ18はこれに従って水平軸19を中心に回動
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多面式縦型射出成形装
置の回転テーブルを支持するのに適した支持装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】多面式の縦型射出成形装置においては、
図4に示すように、縦型射出成形機1の横に配設された
回転テーブル2をセンター軸3を中心に回転させて金型
4を射出成形機1の射出位置Xにつけるとともに、射出
成形機1でキャビティに樹脂を充填された他の金型4を
他の回転位置(金型開閉位置)Yに移してここで金型4
を開き、成形品を取り出している。
【0003】上記の回転テーブル2は、従来、両端面の
径が同一の通常の支持ローラ5を所定の位置に固定され
た軸6に取り付けて複数個環状に設け、それらとセンタ
ー軸3、及びスライドプレート7(図3)によって回転
自在に支持している。なお、スライドプレート7は、型
締シリンダ8による金型4の型締め時に回転テーブル2
を支えるものであり、型締め時以外は、回転テーブル2
との間に0.1〜0.2mm程度の隙間が形成されるように
なっている。符号9は射出ノズルである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通常の支持ローラ5を
主体とする上記従来の支持装置においては、各支持ロー
ラ5のセンター軸3側、つまり内側の端部と外側の端部
の周速度が同一のため、センター軸3に近い程回転周速
度が遅くなる回転テーブル2との間に速度差が生じ、こ
れに起因するすべり(摩擦)によって、回転テーブル2
の円滑な回転が損なわれるという問題点がある。
【0005】また、回転テーブル2は、金型重量、自
重、型締力、組立精度、据付精度等の多数の要因によっ
て、上下変動や傾きを生じやすい。このように回転テー
ブル2が上下変動したり、傾いたりした場合、所定の位
置に固定された軸6に取り付けた支持ローラ5の設備構
造では、回転テーブル2の変位や傾きに追従して姿勢を
変えることができず、回転テーブル2と支持ローラ5の
接触が点接触となるなどの不都合が生じる。
【0006】本発明は、回転テーブルと支持ローラとの
間に速度差を生じることがなく、また回転テーブルが上
下変動したり傾いたりするようなことがあっても、これ
に追従して姿勢を変え、回転テーブルを常に正しく支持
することができる、回転テーブルの支持装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、支持部材にホルダを水平軸によって上
下に回動自在に取り付け、該ホルダに、回転テーブルの
被案内面の延長面と回転テーブルの回転軸線との交点に
回転中心線を一致させた状態で上記被案内面に外周面を
線接触させて上記回転テーブルを受けるテーパ状の支持
ローラを、上記回転中心線を上記水平軸の中心軸線に直
交させて周方向に回転自在に取り付けた構成とした。
【0008】
【作用】テーパ状の支持ローラは、回転テーブルの被案
内面の延長面と回転テーブルの回転軸線との交点に回転
中心線を一致させた状態で上記被案内面に外周面を線接
触させて回転テーブルを支持する。このため、回転テー
ブルと支持ローラの間に速度差を生じることがなく、回
転テーブルは円滑に回転する。また、回転テーブルが傾
くと、支持ローラはこれに応じてホルダと一緒に水平軸
を中心に回動して姿勢を変えるので、回転テーブルの支
持が悪化することはない。
【0009】
【実施例】図1ないし図3は本考案に係る回転テーブル
の支持装置の一実施例を示す。なお、図4と同一の部材
等には同一の符号を付して詳しい説明は省略する。
【0010】図1ないし図3において符号11は支持部
材である。支持部材11は床等に垂直に立てられてボル
ト12で固定される。支持部材11の上部には、ブラケ
ット13が勾配ライナ14を介してボルト15で固定さ
れている。勾配ライナ14はブラケット13の高さを微
調整するもので、ボルト15を長孔(図示せず)に挿通
させており、勾配ライナ14の固定板16に螺着されて
ブラケット13に当接された調整ボルト17aによって
図1で左右方向の移動位置が設定される構成とされてい
る。17は固定板16のボルト穴に挿通され、ブラケッ
ト13に螺着された固定ボルトで、これを締め付けるこ
とにより、勾配ライナ14の図1における左方への自由
移動を止めると共に、調整ボルト17aによって設定さ
れた勾配ライナ14の左右方向の移動位置を固定するよ
うになっている。
【0011】ブラケット13は、2つの側板13a,1
3aを持つ。ブラケット13の側板13a,13aの間
には、ホルダ18が水平軸19,19によって上下に回
動自在に取り付けられている。ホルダ18は枠状に形成
されており、これの内部には取付軸20がその中心線O
aを上記水平軸19,19の中心軸線Obに直交させて
架設されている。取付軸20にはボールベアリング21
を介して支持ローラ22が取り付けられている。支持ロ
ーラ22はテーパ状に形成され、取付軸20の中心線O
aを中心に周方向に回転自在である。
【0012】支持ローラ22は、回転テーブル2の下面
に張り付けられた案内板2aに接して回転テーブル2を
回転自在に支持するものであり、回転テーブル2(案内
板2a)の下面(被案内面F)の延長面と、回転テーブ
ル2のセンター軸3の中心線(回転テーブル2の回転軸
線)Ocとの交点Oに、取付軸20の中心線(支持ロー
ラ22の回転中心線)Oaを一致させた状態において、
支持ローラ22の外周面が上記の被案内面Fに線接触
し、回転テーブル2との間に速度差が生じないように、
その傾斜角が定められている。取付軸20はねじ23に
よってホルダ18に固定されている。符号24はグリー
スニップル、25はオイルシールである。なお、本支持
装置Aはスライドプレート7以外の部分に45度間隔で
従来同様に6個設備され、回転テーブル2を支持してい
るが、設備個数は任意である。
【0013】次に上記のように構成された回転テーブル
の支持装置の作用を説明する。取付軸20の中心線Oa
がセンター軸3の中心線Ocに正しく交差し、かつ支持
ローラ22の小径側が内側に位置するように向きを定め
て支持部材11を被案内面Fの真下に設置してから、ボ
ルト15を緩めて勾配ライナ14でブラケット13の高
さを微調整し、支持ローラ22を被案内面Fに触れさせ
てボルト15を締め付け回転テーブル2を支持する。支
持ローラ22の傾斜角等は前述のように設定されている
ため、上記の操作に際して、ホルダ18が水平軸19,
19を中心に回動し、取付軸20の中心線Oaが、被案
内面Fの延長面とセンター軸3の中心線Ocとの交点O
に一致するとともに、支持ローラ22の外周面が被案内
面Fに線接触する。
【0014】支持ローラ22は回転テーブル2を支持
し、回転テーブル2の回転に追従して回転するが、前記
のように支持ローラ22はテーパ状とされていて、回転
テーブル2と同様にセンター軸3側の周速度が外側より
も遅くなっているので、回転テーブル2との間に速度差
を生じることがない。このため、回転テーブル2と支持
ローラ22の間にすべりや摩擦が起こることがなく、回
転テーブル2は円滑に回転する。また、支持ローラ22
は、被案内面Fに線接触して回転テーブル2を支えてい
るため、支持ローラが回転テーブルに点接触する場合の
ように回転テーブルと支持ローラが局部的に大きな荷重
を受けて摩耗したり変形したりすることがなく、この点
でも回転テーブルは円滑に回転する。
【0015】回転テーブル2が金型重量や型締力によっ
て撓わんだような場合、ホルダ18は回転テーブル2の
撓みに応じて水平軸19,19を中心に回動し、回転テ
ーブル2に対する支持ローラ22の線接触を維持する。
したがって、この場合においても回転テーブル2の円滑
な回転が損なわれることはない。なお、実施例では多面
式縦型射出成形装置の回転テーブルの支持装置について
説明したが、他の装置の回転テーブルの支持装置として
利用できることは言うまでもない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本考案に係る回転
テーブルの支持装置は、支持部材にホルダが水平軸によ
って上下に回動自在に取り付けられ、該ホルダに、回転
テーブルの被案内面の延長面と回転テーブルの回転軸線
との交点に回転中心線を一致させた状態で上記被案内面
に外周面を線接触させて上記回転テーブルを受けるテー
パ状の支持ローラが、上記回転中心線を上記水平軸の中
心軸線に直交させて周方向に回転自在に取り付けられた
構成とされているので、回転テーブルと支持ローラとの
間に速度差が生じることがない。また回転テーブルが上
下変動したり傾いたりするようなことがあっても、支持
ローラはこれに追従して姿勢を変え、回転テーブルを常
に正しく支持する。したがって回転テーブルを円滑に回
転させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】 本支持装置の一部分を破断した側面図であ
る。
【図3】 本支持装置を使用した多面式縦型射出成形装
置の要部の平面図である。
【図4】 従来の支持装置を用いた多面式縦型射出成形
装置の要部の平面図である。
【符号の説明】
2 回転テーブル 2a 案内板 3 センター軸 11 支持部材 18 ホルダ 19 水平軸 20 取付軸 22 支持ローラ F 被案内面 O 被案内面の延長面と回転テーブルの回転軸線との交
点 Oa 取付軸の中心線(支持ローラの回転中心線) Ob 水平軸の中心軸線 Oc センター軸の中心線(回転テーブルの回転軸線)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持部材にホルダが水平軸によって上下
    に回動自在に取り付けられ、該ホルダに、回転テーブル
    の被案内面の延長面と回転テーブルの回転軸線との交点
    に回転中心線を一致させた状態で上記被案内面に外周面
    を線接触させて上記回転テーブルを受けるテーパ状の支
    持ローラが、上記回転中心線を上記水平軸の中心軸線に
    直交させて周方向に回転自在に取り付けられたことを特
    徴とする回転テーブルの支持装置。
JP18844092A 1992-07-15 1992-07-15 回転テーブルの支持装置 Expired - Fee Related JPH0751295B2 (ja)

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JP18844092A JPH0751295B2 (ja) 1992-07-15 1992-07-15 回転テーブルの支持装置

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Publication Number Publication Date
JPH0679751A true JPH0679751A (ja) 1994-03-22
JPH0751295B2 JPH0751295B2 (ja) 1995-06-05

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4903114A (en) * 1985-10-01 1990-02-20 Fujitsu Limited Resin-molded semiconductor
JP2001162642A (ja) * 1999-12-08 2001-06-19 Meiki Co Ltd 金型回転機構を備えた型締装置
JP2004042236A (ja) * 2002-07-16 2004-02-12 Nachi Fujikoshi Corp ワークテーブル傾き調整装置
JP2008302365A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Chugoku Electric Power Co Inc:The ガス切断装置

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JP2004042236A (ja) * 2002-07-16 2004-02-12 Nachi Fujikoshi Corp ワークテーブル傾き調整装置
JP2008302365A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Chugoku Electric Power Co Inc:The ガス切断装置

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JPH0751295B2 (ja) 1995-06-05

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