JPH0679570A - ワーク位置決め用基台 - Google Patents

ワーク位置決め用基台

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JPH0679570A
JPH0679570A JP4231026A JP23102692A JPH0679570A JP H0679570 A JPH0679570 A JP H0679570A JP 4231026 A JP4231026 A JP 4231026A JP 23102692 A JP23102692 A JP 23102692A JP H0679570 A JPH0679570 A JP H0679570A
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JP
Japan
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work
positioning
base
base board
shape
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JP4231026A
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JP3025380B2 (ja
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Shoichi Ikuta
正一 生田
Hideyo Takeuchi
英世 竹内
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークの位置決め用基台をワークの形状に沿
って鋳物によって形成することにより,製作期間を短く
且つ修正等のないワーク位置決め用基台を提供する。 【構成】 ワークを所定の作業位置に位置決め支持する
ワーク位置決め用基台組品1の基台2がワーク形状に沿
って形成された鋳物により構成される。基台2をワーク
形状に沿って形成することにより,ワーク形状との一致
が正確で,ネスト等の支持柱も必要なく,スポット溶接
ガン等との干渉のチェックも容易に行うことができるの
で,製作期間を短くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,ワークに対してパーツ
の組付け等の作業を行うときにワークを所定位置に位置
決め固定させるためのワーク位置決め用基台に関する。
【0002】
【従来の技術】ワークを所定位置に固定して,このワー
クに対してパーツの組付け等を行うために,スポット溶
接あるいはリベット締結等が実施される。このようなワ
ークを所定位置に位置決めするために作業用治具として
位置決め用基台が用いられる。図3に示す例は,位置決
め用基台の従来例構成を示す平面図(a)と側面図
(b)である。定盤30上にワーク31の位置決めピン
32,クランプ33等がワーク31の形状に合致させて
配置されており,ワーク31は位置決めピン32で位置
決めされて基台30上に載置され,クランプ33によっ
て固定される。前記位置決めピン32,クランプ33等
は図3(b)に示すように,定盤30に立設されたネス
ト32a,33aによって支持されている。上記のよう
に定盤30上にネスト32a,33a等によって浮かせ
て支持されたワーク31に対して,所定位置に配置され
るパーツを,図示するように,ロボット36によって移
動してくるスポット溶接ガン35によってスポット溶
接,あるいはリベット締結等の手段によって固定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来例の位置
決め用基台の構成は,ワークに対応させるためのネスト
やクランプ等の設置位置の設定や,スポット溶接ガン等
との干渉チェックに設計の段階から多くの時間を要し,
尚且つ,綿密な検討を行った後でも作業現場での状況か
ら変更を余儀なくされることが少なくなく,設備計画か
ら生産までに多くの時間と労力を必要とする問題点を有
していた。本発明は上記問題点に鑑みて創案されたもの
で,ワークの位置決め用基台をワークの形状に沿って形
成された鋳物によって構成することにより,製作期間を
短く且つ修正等のないワーク位置決め用基台を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明が採用する手段は,ワークを所定の作業位置に
位置決め支持するワーク位置決め用基台において,前記
基台がワーク形状に沿って形成された鋳物により構成さ
れてなることを特徴とするワーク位置決め用基台として
構成される。
【0005】
【作用】本発明によれば,基台がワーク形状に沿って形
成される鋳物によって構成されるので,ワーク形状と完
全に一致し,ネスト等の支持柱等も設計する必要なく,
スポット溶接ガン等との干渉のチェックも容易に行うこ
とができるので,製作期間を短くすることができる。
【0006】
【実施例】以下,添付図面を参照して本発明を具体化し
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以
下の実施例は本発明を具体化した一例であって,本発明
の技術的範囲を限定するものではない。ここに,図1は
本発明の実施例に係るワーク位置決め用基台の平面図
(a)と側面図(b),図2は実施例に係る基台の製作
工程を示す説明図である。図1において,ワーク位置決
め用基台組品1は,適用するワークの形状に沿って形成
された基台2と,この基台2上に載置されるワークを位
置決めする位置決めピン3及び基台2上に位置決めして
載置されるワークを固定するクランプ4等を基台2に取
り付けて構成されている。ワークの形状に沿って製作さ
れる上記基台2の製作工程の例を図2によって説明す
る。図2(a)に示すように,熱可塑性樹脂6上にワー
ク5を載せ,ワーク5を加熱すると,熱可塑性樹脂6は
ワーク5の形状に沿って溶解して,図2(b)に示すよ
うにワーク5の内側の形状を写し取った形状に変形す
る。そこで,ワーク5を取り去って図2(c)に示すよ
うに,熱可塑性樹脂6のワーク5の内面と同じ形状に変
形した側から,所定の等分長さのピン7を密に打ち込
む。これによって,変形した側から等分の深さにピン7
が打ち込まれた状態ができるので,図2(d)に示すよ
うに,変形した側と反対の側を焼きコテ等によって,ピ
ン7の先端が見えるまで熱可塑性樹脂6を溶かして所定
厚さのワーク5のポジ型を作成する。次いで,上記ピン
は,所定の厚さを得るために使ったので,打ち込まれた
ピン7を取り去り,図2(e)に示すように,ワーク5
に対するスポット溶接点9を転記して,図2(f)に示
すように,スポット溶接点9に対してスポット溶接ガン
が溶接作業を実施する上で,干渉することのない開口部
10を開設する。上記のようにして完成されたポジ型1
1を基に砂型等のネガ型を作成し,鋳物によってポジ型
と同一形状の基台2が製作される。製作された基台2を
支持柱13によって台上に支持し,前述のように位置決
めピン3,クランプ4等を取り付けてワーク位置決め用
基台組品1が完成される。上記のように構成されるワー
ク位置決め用基台組品1の基台2は,ワーク5と同一形
状に形成されているので,パーツの取り付け位置,ある
いは作業位置等が明確で,パーツ取り付け等の作業を行
うためのスポット溶接ガンの移動経路,パーツをワーク
5上に振り込む移動経路等から干渉を避けるための設計
等を容易に行うことができる。従って,ワーク位置決め
用基台組品1を製作するための期間の短縮や設置現場に
おける修正等の問題点も解消される。
【0007】
【発明の効果】以上の説明の通り本発明によれば,基台
がワーク形状に沿って形成される鋳物によって構成され
るので,ワーク形状との一致が正確で,ネスト等の支持
柱も必要なく,スポット溶接ガン等との干渉のチェック
も容易に行うことができるので,製作期間を短くするこ
とができ,設置現場での修正等もないワーク位置決め用
基台を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係るワーク位置決め用基台
の構成を示す平面図(a)と側面図(b)。
【図2】 実施例に係る基台の製作工程を順に示す説明
図。
【図3】 従来例に係るワーク位置決め用基台の構成を
示す平面図(a)と側面図(b)。
【符号の説明】
1──ワーク位置決め用基台組品 2──基台 3──位置決めピン 5──ワーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを所定の作業位置に位置決め支持
    するワーク位置決め用基台において,前記基台がワーク
    形状に沿って形成された鋳物により構成されてなること
    を特徴とするワーク位置決め用基台。
JP4231026A 1992-08-31 1992-08-31 ワーク位置決め用基台の製作方法 Expired - Lifetime JP3025380B2 (ja)

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JPH0679570A true JPH0679570A (ja) 1994-03-22
JP3025380B2 JP3025380B2 (ja) 2000-03-27

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