JPH0678812B2 - 密封梁 - Google Patents
密封梁Info
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- JPH0678812B2 JPH0678812B2 JP18049491A JP18049491A JPH0678812B2 JP H0678812 B2 JPH0678812 B2 JP H0678812B2 JP 18049491 A JP18049491 A JP 18049491A JP 18049491 A JP18049491 A JP 18049491A JP H0678812 B2 JPH0678812 B2 JP H0678812B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱膨張を補償し、交互
に固定部材と往復運動する可動部材とが縦方向に連続す
る2つの隣りあった火格子層の間の間隙を密封するため
に設計された密封梁に係わり、火格子支持枠に固定され
た枠体と、この枠体によって保持された両側面の摺接部
材とを有する延長部材を縦方向に連続して形成され、バ
ネによってそれぞれ火格子層の端部に対して当接されて
いる密封梁に関する。
に固定部材と往復運動する可動部材とが縦方向に連続す
る2つの隣りあった火格子層の間の間隙を密封するため
に設計された密封梁に係わり、火格子支持枠に固定され
た枠体と、この枠体によって保持された両側面の摺接部
材とを有する延長部材を縦方向に連続して形成され、バ
ネによってそれぞれ火格子層の端部に対して当接されて
いる密封梁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術では、可燃性固形状物、特に
都市廃棄物を焼却するための炉床格子は、通常、縦方向
に連続する棒材によって構成されており、この棒材は、
その縦方向の連続の中で前に位置する棒材の裏面の前方
を表面に載せた隣り合った部材によって形成されてい
る。この棒材は、固定部分と縦方向に往復運動をする可
動部分とが交互になっており、可燃物を押し出し、粉砕
するようになっている。これらの構造は、格子の真下か
ら可燃物に加圧された燃焼用空気を送る通路を有してい
るので火格子といわれている。ある形式の火格子では、
これらの穴は二つのとなりあった部材の間に形成されて
いたり、また別の形式の火格子ではそれらの部材の裏面
に形成されている。
都市廃棄物を焼却するための炉床格子は、通常、縦方向
に連続する棒材によって構成されており、この棒材は、
その縦方向の連続の中で前に位置する棒材の裏面の前方
を表面に載せた隣り合った部材によって形成されてい
る。この棒材は、固定部分と縦方向に往復運動をする可
動部分とが交互になっており、可燃物を押し出し、粉砕
するようになっている。これらの構造は、格子の真下か
ら可燃物に加圧された燃焼用空気を送る通路を有してい
るので火格子といわれている。ある形式の火格子では、
これらの穴は二つのとなりあった部材の間に形成されて
いたり、また別の形式の火格子ではそれらの部材の裏面
に形成されている。
【0003】この穴は、燃焼用空気を火格子層全体に均
一に送り込むように設計され、灰や未燃物質によって詰
まることを防ぎ、ある場合には、飛散する灰の排出を低
減させるため燃焼層への燃焼用空気の入射角度を合わせ
るように設計されている。これらの燃焼用空気の穴は非
常に多様な形式で実用に供されている。
一に送り込むように設計され、灰や未燃物質によって詰
まることを防ぎ、ある場合には、飛散する灰の排出を低
減させるため燃焼層への燃焼用空気の入射角度を合わせ
るように設計されている。これらの燃焼用空気の穴は非
常に多様な形式で実用に供されている。
【0004】しかしながら、これらのすべての形式の穴
は、棒材間にかなりの空気の漏出が生じるという共通の
欠点を有し、これによって設計上の空気の通路から外れ
た分流ができてしまい、燃焼用空気が均一に供給されず
不規則な燃焼が生じてくる。火格子が曝される温度によ
って、火格子は膨脹したり収縮したりする。ゆえに、高
温時に炉床の壁に過度な負荷がかかることや作動接合部
における部品に劣化が生じることを防ぐために低温時に
充分な隙間を形成する必要がある。
は、棒材間にかなりの空気の漏出が生じるという共通の
欠点を有し、これによって設計上の空気の通路から外れ
た分流ができてしまい、燃焼用空気が均一に供給されず
不規則な燃焼が生じてくる。火格子が曝される温度によ
って、火格子は膨脹したり収縮したりする。ゆえに、高
温時に炉床の壁に過度な負荷がかかることや作動接合部
における部品に劣化が生じることを防ぐために低温時に
充分な隙間を形成する必要がある。
【0005】しかしこの場合、すべての隙間を密封する
のではなく、設計上の空気通路の正常な流量に比べて低
い流量の偶発的な漏出を制限することだけが必要であ
る。したがって、この火格子の通気率、すなわち火格子
の全表面積に対する空気流路断面積の比率は、火格子の
異なった部分について見てもあまり大きく変動すること
はない。
のではなく、設計上の空気通路の正常な流量に比べて低
い流量の偶発的な漏出を制限することだけが必要であ
る。したがって、この火格子の通気率、すなわち火格子
の全表面積に対する空気流路断面積の比率は、火格子の
異なった部分について見てもあまり大きく変動すること
はない。
【0006】同じ横列に並ぶ部材要素間は互いに動かな
いので、その間を密封することは容易である。ゆえに、
これらの部材要素はしばしば火格子を組み立てる際に、
可燃物や可燃物とともに混入した異物によって持ち上げ
られないように確実に固定される。
いので、その間を密封することは容易である。ゆえに、
これらの部材要素はしばしば火格子を組み立てる際に、
可燃物や可燃物とともに混入した異物によって持ち上げ
られないように確実に固定される。
【0007】したがって、好ましくない漏出が生じる可
能性は、火格子層の端部で最も深刻になってくる。隣り
合った部材間の隙間を少なくすると、かえって端面での
熱膨脹による変位が増加する結果となる。そこで、膨脹
補償のための密封を端部で行なうことが必要になってく
る。
能性は、火格子層の端部で最も深刻になってくる。隣り
合った部材間の隙間を少なくすると、かえって端面での
熱膨脹による変位が増加する結果となる。そこで、膨脹
補償のための密封を端部で行なうことが必要になってく
る。
【0008】層が極端に広幅でなければ、層の一方の端
部に補償密封手段を設ければ充分であり、この場合、他
端部の補償密封手段は単純な接合面で置換えられる。
部に補償密封手段を設ければ充分であり、この場合、他
端部の補償密封手段は単純な接合面で置換えられる。
【0009】耐火レンガでできた炉床の壁の横方向の熱
膨張のための隙間を吸収することができる補償密封手段
を装着すると、固定や密封の問題が生じてくる。すなわ
ち、補償密封手段を構成する鋼鉄や鋳鉄はレンガと異な
った熱膨脹係数を有しているからである。
膨張のための隙間を吸収することができる補償密封手段
を装着すると、固定や密封の問題が生じてくる。すなわ
ち、補償密封手段を構成する鋼鉄や鋳鉄はレンガと異な
った熱膨脹係数を有しているからである。
【0010】特に大きな炉床では、火格子を隣り合った
層の間にある補償密封手段で幅方向に分割する必要があ
る。この縦方向に連続的に延びた部材によって形成され
た密封手段は、梁のようになっている。
層の間にある補償密封手段で幅方向に分割する必要があ
る。この縦方向に連続的に延びた部材によって形成され
た密封手段は、梁のようになっている。
【0011】フランス国特許公報FR−A−15322
80号には、この種の梁や弾性を有し圧縮可能な分離仕
切りが火格子層の端部に当接される摺接部材を形成する
バネまたは平衡錘によって個別に付勢されるシェル部材
からなっていることが記載されている。特に単純な実施
例では、シェルはU字形の外形で、互いに内部で入れ子
状に重ね合わされ、火格子層の支持構造に連結された構
造の上を摺動するようになっている。
80号には、この種の梁や弾性を有し圧縮可能な分離仕
切りが火格子層の端部に当接される摺接部材を形成する
バネまたは平衡錘によって個別に付勢されるシェル部材
からなっていることが記載されている。特に単純な実施
例では、シェルはU字形の外形で、互いに内部で入れ子
状に重ね合わされ、火格子層の支持構造に連結された構
造の上を摺動するようになっている。
【0012】より複雑な実施例では、補償梁は、支持構
造に固定された枠体部分とその上部を覆う2つのシェル
とからなり、バネや平衡錘によって下方に付勢される同
一軸を有する2つの交差したレバーによっておのおの個
別に付勢される。この交差によって、軸に作用する下方
向への荷重に対応して、鋏のようにレバーを開いてシェ
ルを層の端部と平行に押し出すようになっている。
造に固定された枠体部分とその上部を覆う2つのシェル
とからなり、バネや平衡錘によって下方に付勢される同
一軸を有する2つの交差したレバーによっておのおの個
別に付勢される。この交差によって、軸に作用する下方
向への荷重に対応して、鋏のようにレバーを開いてシェ
ルを層の端部と平行に押し出すようになっている。
【0013】フランス国特許公報FR−A−23522
50号には、ほぼ同様の実施例について記載されてい
る。しかしながら、枠体上を摺動する代わりに、2つの
半分のシェルが、ほぼ垂直の内側のリンク端部から吊り
下げられている。この後者の実施例は、2つの半分のシ
ェルの独立した動きを可能にし、枠体に拘束された2つ
のシェルの危険を低減している。また、延長された枠体
は、数組の半分のシェルを支え、限られた重量の部分だ
けを操作することによって損傷したシェルを交換するこ
とができる。
50号には、ほぼ同様の実施例について記載されてい
る。しかしながら、枠体上を摺動する代わりに、2つの
半分のシェルが、ほぼ垂直の内側のリンク端部から吊り
下げられている。この後者の実施例は、2つの半分のシ
ェルの独立した動きを可能にし、枠体に拘束された2つ
のシェルの危険を低減している。また、延長された枠体
は、数組の半分のシェルを支え、限られた重量の部分だ
けを操作することによって損傷したシェルを交換するこ
とができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の補償密封手段や補償梁では、比較的複雑な形状の
鋳物が使用されるという問題点がある。また、比較的複
雑な機構を有しているので、組立てにくい、そして、こ
のようなことは都市廃棄物の焼却の際にしばしば起こる
のだが、強度が充分でないので、炉床の中に可燃物とと
もに異物が混入した場合、かなり損傷を受けるといった
問題点がある。
従来の補償密封手段や補償梁では、比較的複雑な形状の
鋳物が使用されるという問題点がある。また、比較的複
雑な機構を有しているので、組立てにくい、そして、こ
のようなことは都市廃棄物の焼却の際にしばしば起こる
のだが、強度が充分でないので、炉床の中に可燃物とと
もに異物が混入した場合、かなり損傷を受けるといった
問題点がある。
【0015】また、上述の利点は1つの普通の基本設計
に一連の改良を加えたという点では互いに関連すると見
られるものである。
に一連の改良を加えたという点では互いに関連すると見
られるものである。
【0016】本発明はかかる従来の技術に鑑みてなされ
たもので、その目的は簡単な設計で簡単に組み立てるこ
とができ、最小限の可動部分や接合部分を有し、可燃物
に混入した異物から受ける衝撃による損傷を防ぐことが
できる、前記に定義したような補償密封梁を提供するこ
とにある。
たもので、その目的は簡単な設計で簡単に組み立てるこ
とができ、最小限の可動部分や接合部分を有し、可燃物
に混入した異物から受ける衝撃による損傷を防ぐことが
できる、前記に定義したような補償密封梁を提供するこ
とにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、固定部材と往復運動する可動部材とが縦
方向に交互に重なって形成された2列に並設された火格
子の層の間の隙間の熱膨張を補償し、これを密封する密
封梁であって、該梁は、火格子の枠に固定された枠体
と、該枠体によって支持されバネによって各火格子層の
端部に当接すべく付勢されている2つの側面に配設され
た摺接部材とを有する、縦方向に連続する矩形部材から
なり、前記枠体はI形の形状で、固定基板を形成する下
フランジと覆いを形成する上フランジとの間に垂直なウ
ェブが配設され、前記2つの摺接部材は断面U字形の形
状で、前記枠体の両フランジとほぼ平行に延在するとと
もに、狭い隙間をもって前記枠体の両フランジの内部に
入れ子状に配設されて、該ウェブに向かって延在する2
つの分岐部の間に垂直基板が配設され、該基板は各火格
子層の端部に当接されるための平坦な外部表面と前記分
岐部の間の内部表面を有し、前記ウェブの穴には前記摺
接部材の前記垂直基板の両内部表面の間に圧縮係止され
たコイルバネが垂直に貫通していることを特徴とする。
めに本発明は、固定部材と往復運動する可動部材とが縦
方向に交互に重なって形成された2列に並設された火格
子の層の間の隙間の熱膨張を補償し、これを密封する密
封梁であって、該梁は、火格子の枠に固定された枠体
と、該枠体によって支持されバネによって各火格子層の
端部に当接すべく付勢されている2つの側面に配設され
た摺接部材とを有する、縦方向に連続する矩形部材から
なり、前記枠体はI形の形状で、固定基板を形成する下
フランジと覆いを形成する上フランジとの間に垂直なウ
ェブが配設され、前記2つの摺接部材は断面U字形の形
状で、前記枠体の両フランジとほぼ平行に延在するとと
もに、狭い隙間をもって前記枠体の両フランジの内部に
入れ子状に配設されて、該ウェブに向かって延在する2
つの分岐部の間に垂直基板が配設され、該基板は各火格
子層の端部に当接されるための平坦な外部表面と前記分
岐部の間の内部表面を有し、前記ウェブの穴には前記摺
接部材の前記垂直基板の両内部表面の間に圧縮係止され
たコイルバネが垂直に貫通していることを特徴とする。
【0018】また、前記バネが貫通する穴は円形であ
り、該バネとほぼ同軸上にある管状部と一列に並設され
ていることを特徴とする。
り、該バネとほぼ同軸上にある管状部と一列に並設され
ていることを特徴とする。
【0019】さらに、前記ウェブに形成された穴が前記
フランジのほぼ中間に配設されていることを特徴とす
る。
フランジのほぼ中間に配設されていることを特徴とす
る。
【0020】加えて、前記梁を構成する1つの要素部材
が2つのバネを有していることを特徴とする。
が2つのバネを有していることを特徴とする。
【0021】さらにまた、前記摺接部材の垂直基板の内
部表面に前記コイルバネを中央に位置させる円形の突出
部が形成されていることを特徴とする。
部表面に前記コイルバネを中央に位置させる円形の突出
部が形成されていることを特徴とする。
【0022】さらにまた、ピンが前記両フランジに対し
て垂直に前記枠体を貫通し、かつ前記バネの軸と平行し
て前記摺接部材に設けられた長円形の穴を貫通すること
を特徴とする。
て垂直に前記枠体を貫通し、かつ前記バネの軸と平行し
て前記摺接部材に設けられた長円形の穴を貫通すること
を特徴とする。
【0023】さらにまた、前記枠体と前記摺接部材には
それぞれを横断する方向のエンドプレートが設けられ、
該エンドプレートは前記枠体の一方のフランジから他方
のフランジにかけて該下フランジの全幅にわたって延在
し、かつ前記摺接部材の一方の分岐部から他方の分岐部
にかけて該分岐部の全長にわたって延在することを特徴
とする。
それぞれを横断する方向のエンドプレートが設けられ、
該エンドプレートは前記枠体の一方のフランジから他方
のフランジにかけて該下フランジの全幅にわたって延在
し、かつ前記摺接部材の一方の分岐部から他方の分岐部
にかけて該分岐部の全長にわたって延在することを特徴
とする。
【0024】さらにまた、前記摺接部材の縦方向の端部
には、前記基板の外部表面と平行して延在し、前記連続
する要素部材の摺接部材を結合するためのキーが挿入さ
れるほぞ穴が形成され、該キーの半分ずつが対向する一
対のほぞ穴に挿入可能とされていることを特徴とする。
には、前記基板の外部表面と平行して延在し、前記連続
する要素部材の摺接部材を結合するためのキーが挿入さ
れるほぞ穴が形成され、該キーの半分ずつが対向する一
対のほぞ穴に挿入可能とされていることを特徴とする。
【0025】さらにまた、接合カバープレートが前記縦
方向に連続している2つの相隣り合う要素部材の間の横
方向の隙間の上に配設されて前記各枠体の上フランジを
覆っているとともに、前記枠体の一方のみに固設されて
いることを特徴とする。
方向に連続している2つの相隣り合う要素部材の間の横
方向の隙間の上に配設されて前記各枠体の上フランジを
覆っているとともに、前記枠体の一方のみに固設されて
いることを特徴とする。
【0026】さらにまた、前記枠体の下フランジに前記
ウェブの面の位置に穴が形成され、該穴は該ウェブに形
成された切欠に連通していることを特徴とする。
ウェブの面の位置に穴が形成され、該穴は該ウェブに形
成された切欠に連通していることを特徴とする。
【0027】
【作用】前記構成を有する本発明によれば、バネは火格
子層の端部に摺接部材を当接させるよう直接作用してい
る。そして、摺接部材は互いに独立に付勢されている。
固定されている枠体の上フランジは、可燃物層からの力
や衝撃から摺接部材を防護している。また、部品形状が
単純なので、これらの部品を鋳物で製作した場合に比べ
表面状態が優れた溶接による製作が可能であり、特に相
対運動をする部品にとって好都合である。この製作方法
は、また各部の材料を機械的にあるいは熱的に耐えるべ
き応力に合わせて選ぶことができるという意味を持つ。
子層の端部に摺接部材を当接させるよう直接作用してい
る。そして、摺接部材は互いに独立に付勢されている。
固定されている枠体の上フランジは、可燃物層からの力
や衝撃から摺接部材を防護している。また、部品形状が
単純なので、これらの部品を鋳物で製作した場合に比べ
表面状態が優れた溶接による製作が可能であり、特に相
対運動をする部品にとって好都合である。この製作方法
は、また各部の材料を機械的にあるいは熱的に耐えるべ
き応力に合わせて選ぶことができるという意味を持つ。
【0028】また、好ましくは、枠体と摺接部材にはそ
れぞれを横断する方向にエンドプレートが設けられ、そ
のエンドプレートは枠体の一方のフランジから他方のフ
ランジにかけて下フランジの全幅にわたって延在され、
かつ摺接部材の一方の分岐部から他方の分岐部にかけて
これら分岐部の全長にわたって延在される。
れぞれを横断する方向にエンドプレートが設けられ、そ
のエンドプレートは枠体の一方のフランジから他方のフ
ランジにかけて下フランジの全幅にわたって延在され、
かつ摺接部材の一方の分岐部から他方の分岐部にかけて
これら分岐部の全長にわたって延在される。
【0029】これらのプレートは枠体と摺接部材とから
なる内部空間を囲んでおり、各要素部材は自律的に密封
されている。したがって、摺接部材間あるいは連続要素
からなる枠体間に密封手段を設ける必要はない。
なる内部空間を囲んでおり、各要素部材は自律的に密封
されている。したがって、摺接部材間あるいは連続要素
からなる枠体間に密封手段を設ける必要はない。
【0030】さらに好ましくは、枠体の下フランジには
ウェブの面の位置にウェブに設けられた開口に連通する
穴を形成する。
ウェブの面の位置にウェブに設けられた開口に連通する
穴を形成する。
【0031】火格子の下に圧送された燃焼用空気は、こ
れらの穴を通って梁要素部材の内部に入り、枠体と摺接
部材との間の隙間から排出される傾向にあり、燃焼層か
ら微粒子が梁要素部材の内部へ浸入するのを軽減する。
れらの穴を通って梁要素部材の内部に入り、枠体と摺接
部材との間の隙間から排出される傾向にあり、燃焼層か
ら微粒子が梁要素部材の内部へ浸入するのを軽減する。
【0032】本発明の派生的な特徴と利点は添付図面に
記載された実施例の以下の説明から明らかとなるであろ
う。
記載された実施例の以下の説明から明らかとなるであろ
う。
【0033】
【実施例】以下、本発明の実施例につき添付図面を参照
して詳細に説明する。
して詳細に説明する。
【0034】図1に関して、密封梁1は、2つの隣り合
った火格子層2,3の間に配設されている。この火格子
層2および3は、それぞれ棒材2a,2b,2
a,...,3a,3b,3a,...,が縦方向に連
続して重なることによって形成されている。そして、各
棒材の前方表面の下端は先行する部材の裏面と係合し、
最初の棒材は、炉床のライニングプレートに支持され、
各部材は火格子枠と縦方向に往復運動する可動台座とに
交互に連結されている。棒材2a,3aは固定され、棒
材2b,3bは縦方向に往復運動する。送風穴は、棒材
要素を貫通し、加圧ダクトは火格子層の下部に配置され
て、送風穴を通して燃焼用空気を炉床に供給している。
この種の火格子の詳細な説明は、フランス国特許公報F
R−A−2574160号と欧州特許公報EP−A−0
191254号とに記載されている。
った火格子層2,3の間に配設されている。この火格子
層2および3は、それぞれ棒材2a,2b,2
a,...,3a,3b,3a,...,が縦方向に連
続して重なることによって形成されている。そして、各
棒材の前方表面の下端は先行する部材の裏面と係合し、
最初の棒材は、炉床のライニングプレートに支持され、
各部材は火格子枠と縦方向に往復運動する可動台座とに
交互に連結されている。棒材2a,3aは固定され、棒
材2b,3bは縦方向に往復運動する。送風穴は、棒材
要素を貫通し、加圧ダクトは火格子層の下部に配置され
て、送風穴を通して燃焼用空気を炉床に供給している。
この種の火格子の詳細な説明は、フランス国特許公報F
R−A−2574160号と欧州特許公報EP−A−0
191254号とに記載されている。
【0035】密封梁1は、それぞれが枠体と側面の摺接
部材20および30とからなる、縦方向に連続する矩形
要素部材10よりなり、この摺接部材はそれぞれ平坦な
外部表面に当接される火格子層2および3の端部に対し
て付勢されている。
部材20および30とからなる、縦方向に連続する矩形
要素部材10よりなり、この摺接部材はそれぞれ平坦な
外部表面に当接される火格子層2および3の端部に対し
て付勢されている。
【0036】図2,図3および図4により詳細に示され
ているように、密封梁要素部材は、I形の枠体を有し、
この枠体には、要素部材10の覆いを形成する上フラン
ジ11と火格子枠に固定するための基板を形成する下フ
ランジ12との間に垂直なウェブ13が配設されてい
る。また、この要素部材10は、2つの摺接部材20お
よび30を有し、この摺接部材は垂直基板21,31
と、枠体のウェブ13に向かって延在し、枠体のフラン
ジ11と12との間に狭い隙間を有してほぼ平行に延在
するそれぞれ一対の分岐部22,24と32,34とに
よって断面U字状をなしている。
ているように、密封梁要素部材は、I形の枠体を有し、
この枠体には、要素部材10の覆いを形成する上フラン
ジ11と火格子枠に固定するための基板を形成する下フ
ランジ12との間に垂直なウェブ13が配設されてい
る。また、この要素部材10は、2つの摺接部材20お
よび30を有し、この摺接部材は垂直基板21,31
と、枠体のウェブ13に向かって延在し、枠体のフラン
ジ11と12との間に狭い隙間を有してほぼ平行に延在
するそれぞれ一対の分岐部22,24と32,34とに
よって断面U字状をなしている。
【0037】摺接部材20,30を離間させるべく横方
向に伸びるコイルバネ45,46が、管状部16,17
が設けられ、フランジ11,12のほぼ中間に形成され
たウェブ13の円形の穴を貫通している。このバネ4
5,46は、基板21,31の内面に取り付けられた円
形の突出部21a,21bと31a,31bとに嵌合さ
れることによって管状部16,17の中央に配置されて
いる。このようにバネが配列されているので、各摺接部
材が火格子層の端部に対して確実に当接されることがで
きるようになっている。
向に伸びるコイルバネ45,46が、管状部16,17
が設けられ、フランジ11,12のほぼ中間に形成され
たウェブ13の円形の穴を貫通している。このバネ4
5,46は、基板21,31の内面に取り付けられた円
形の突出部21a,21bと31a,31bとに嵌合さ
れることによって管状部16,17の中央に配置されて
いる。このようにバネが配列されているので、各摺接部
材が火格子層の端部に対して確実に当接されることがで
きるようになっている。
【0038】摺接部材20,30は、フランジ11,1
2に形成された穴に挿入され、分岐部22,24,3
2,34に形成された断面長円形の穴に挿通された垂直
方向のピン41,42,43,44によって枠体から限
定された量だけ突き出すように枠体に固設されている。
2に形成された穴に挿入され、分岐部22,24,3
2,34に形成された断面長円形の穴に挿通された垂直
方向のピン41,42,43,44によって枠体から限
定された量だけ突き出すように枠体に固設されている。
【0039】枠体は、その縦方向の端部にフランジ11
からフランジ12に延び、フランジ12の幅とほぼ等し
い幅を有する2枚のエンドプレート14,15を有して
いる。摺接部材は、その縦方向の端部に一方の分岐部か
ら他方の分岐部に延在する4枚のエンドプレート23,
33,25,35を有している。
からフランジ12に延び、フランジ12の幅とほぼ等し
い幅を有する2枚のエンドプレート14,15を有して
いる。摺接部材は、その縦方向の端部に一方の分岐部か
ら他方の分岐部に延在する4枚のエンドプレート23,
33,25,35を有している。
【0040】枠体(ウェブ13,フランジ11,12と
エンドプレート14,15)と摺接部材20,30(基
板21,22,分岐部22,24,32,34とエンド
プレート23,25,33,35)とは、溶接によって
組立てられ、滑らかで平行な表面と、鋳造によるよりも
寸法の許容誤差の少ない耐熱鋼板材料を使用できるよう
になっている。したがって、摺接部材と枠体との間の隙
間は適切に調整されることが可能である。また、摺接部
材はその4面が枠体の内部に入れ子状に嵌め合わされ、
要素部材10はこのような状況で理解される「密封」と
いう意味において、自律的に密封される。言い換えれ
ば、燃焼用空気の送風状態に影響を与えない程度の漏出
しか許容しないということである。
エンドプレート14,15)と摺接部材20,30(基
板21,22,分岐部22,24,32,34とエンド
プレート23,25,33,35)とは、溶接によって
組立てられ、滑らかで平行な表面と、鋳造によるよりも
寸法の許容誤差の少ない耐熱鋼板材料を使用できるよう
になっている。したがって、摺接部材と枠体との間の隙
間は適切に調整されることが可能である。また、摺接部
材はその4面が枠体の内部に入れ子状に嵌め合わされ、
要素部材10はこのような状況で理解される「密封」と
いう意味において、自律的に密封される。言い換えれ
ば、燃焼用空気の送風状態に影響を与えない程度の漏出
しか許容しないということである。
【0041】要素部材10の内部空間は、飛散する灰や
煙が要素部材に侵入するのを防ぐため、炉床に対応して
より高い圧力となるように、送風ダクトに連通している
必要がある。この目的のために、基板フランジ12に
は、横方向に延びる棒材12a,12b,12c,12
dが配設され、基板フランジと火格子枠の支持梁との間
に空間を形成している。また、基板フランジ12のこれ
らの棒材の間には、ウェブ13の面の位置に穴19a,
19b,19c,19dが形成され、ウェブ13にはア
ーチ状の切欠18a,18b,18cが形成されてい
る。
煙が要素部材に侵入するのを防ぐため、炉床に対応して
より高い圧力となるように、送風ダクトに連通している
必要がある。この目的のために、基板フランジ12に
は、横方向に延びる棒材12a,12b,12c,12
dが配設され、基板フランジと火格子枠の支持梁との間
に空間を形成している。また、基板フランジ12のこれ
らの棒材の間には、ウェブ13の面の位置に穴19a,
19b,19c,19dが形成され、ウェブ13にはア
ーチ状の切欠18a,18b,18cが形成されてい
る。
【0042】図3に示されるように、要素部材10´
(後端部のみ図示)は、要素部材10に連続して配設さ
れ、枠体の後方エンドプレート15´は、要素部材10
の枠体前方エンドプレート14に当接されている。ま
た、要素部材10の基板21と31とはほぞ穴が開けら
れた棒材26a,26b,36a,36bによって延長
されている。また、要素部材10´の基板21´および
31´は、同様にほぞ穴が開けられた棒材26´b,3
6´bを有し、棒材26a,36aと対向するようにな
っている。そして、この向かい合った一対のほぞ穴によ
って形成された溝には、平キー27a,37aが挿入さ
れ、摺接部材を互いに結合している。
(後端部のみ図示)は、要素部材10に連続して配設さ
れ、枠体の後方エンドプレート15´は、要素部材10
の枠体前方エンドプレート14に当接されている。ま
た、要素部材10の基板21と31とはほぞ穴が開けら
れた棒材26a,26b,36a,36bによって延長
されている。また、要素部材10´の基板21´および
31´は、同様にほぞ穴が開けられた棒材26´b,3
6´bを有し、棒材26a,36aと対向するようにな
っている。そして、この向かい合った一対のほぞ穴によ
って形成された溝には、平キー27a,37aが挿入さ
れ、摺接部材を互いに結合している。
【0043】図5および図6に示されるように、平板か
ら枠体の上フランジ11に形成された接合カバープレー
ト50は、2つの連続する部材の枠体の上フランジ11
と11´との間の隙間を覆っている。この接合カバープ
レートは、上フランジ11と11´との内の一方に溶接
されている。
ら枠体の上フランジ11に形成された接合カバープレー
ト50は、2つの連続する部材の枠体の上フランジ11
と11´との間の隙間を覆っている。この接合カバープ
レートは、上フランジ11と11´との内の一方に溶接
されている。
【0044】勿論、本発明は前記の実施例に限定される
ものではなく、特許請求の範囲内で種々のあらゆる実施
例を包括している。
ものではなく、特許請求の範囲内で種々のあらゆる実施
例を包括している。
【0045】特に、前記の実施例では溶接によって部品
を製作するものとしているが、梁の構成部品の全部また
は一部は鋳造によって製作してもよいことはいうまでも
ない。
を製作するものとしているが、梁の構成部品の全部また
は一部は鋳造によって製作してもよいことはいうまでも
ない。
【0046】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、固定部材と往復運動する可動部材とが縦方向に交
互に重なって形成された2列に並設された火格子の層の
間の隙間の熱膨張を補償し、これを密封する密封梁にお
いて、バネが火格子層の端部に摺接部材を当接させるよ
う直接作用しており、摺接部材は互いに独立に付勢され
るので、摺接部材は火格子層の端部に対して確実に当接
される。また、摺接部材は枠体の上フランジによって可
燃物層からの力や衝撃から防護される。さらに、部品形
状が単純なので、これらの部品を鋳物で製作した場合に
比べ表面状態が優れた溶接による製作が可能であり、特
に相対運動をする部品にとって好都合であるとともに、
各部の材料を機械的にあるいは熱的に耐えるべき応力に
合わせて選ぶことができる。
れば、固定部材と往復運動する可動部材とが縦方向に交
互に重なって形成された2列に並設された火格子の層の
間の隙間の熱膨張を補償し、これを密封する密封梁にお
いて、バネが火格子層の端部に摺接部材を当接させるよ
う直接作用しており、摺接部材は互いに独立に付勢され
るので、摺接部材は火格子層の端部に対して確実に当接
される。また、摺接部材は枠体の上フランジによって可
燃物層からの力や衝撃から防護される。さらに、部品形
状が単純なので、これらの部品を鋳物で製作した場合に
比べ表面状態が優れた溶接による製作が可能であり、特
に相対運動をする部品にとって好都合であるとともに、
各部の材料を機械的にあるいは熱的に耐えるべき応力に
合わせて選ぶことができる。
【0047】また、枠体と摺接部材にはそれぞれを横断
する方向にエンドプレートが設けられ、そのエンドプレ
ートは枠体の一方のフランジから他方のフランジにかけ
て下フランジの全幅にわたって延在され、かつ摺接部材
の一方の分岐部から他方の分岐部にかけてこれら分岐部
の全長にわたって延在されているので、枠体と摺接部材
とからなる内部空間はこれらのプレートによって囲まれ
ており、各要素部材は自律的に密封される。したがっ
て、摺接部材間あるいは連続要素からなる枠体間に密封
手段を設ける必要がない。
する方向にエンドプレートが設けられ、そのエンドプレ
ートは枠体の一方のフランジから他方のフランジにかけ
て下フランジの全幅にわたって延在され、かつ摺接部材
の一方の分岐部から他方の分岐部にかけてこれら分岐部
の全長にわたって延在されているので、枠体と摺接部材
とからなる内部空間はこれらのプレートによって囲まれ
ており、各要素部材は自律的に密封される。したがっ
て、摺接部材間あるいは連続要素からなる枠体間に密封
手段を設ける必要がない。
【0048】さらにまた、枠体の下フランジにはウェブ
の面の位置にウェブに設けられた開口に連通する穴が形
成されているので、火格子の下に圧送された燃焼用空気
はこれらの穴を通って梁要素部材の内部に入り、枠体と
摺接部材との間の隙間から排出されることになり、燃焼
層から微粒子が梁要素部材の内部へ浸入するのを軽減す
るなど、種々の優れた効果を奏する。
の面の位置にウェブに設けられた開口に連通する穴が形
成されているので、火格子の下に圧送された燃焼用空気
はこれらの穴を通って梁要素部材の内部に入り、枠体と
摺接部材との間の隙間から排出されることになり、燃焼
層から微粒子が梁要素部材の内部へ浸入するのを軽減す
るなど、種々の優れた効果を奏する。
【図1】本発明に係る2列に並設された火格子の層の間
に配置された密封梁の部分斜視図である。
に配置された密封梁の部分斜視図である。
【図2】本発明に係る密封梁要素部材の一部破断側断面
図である。
図である。
【図3】本発明に係る密封梁要素部材の一部破断平面図
である。
である。
【図4】本発明に係る密封梁要素部材の一部破断横断面
図である。
図である。
【図5】本発明に係る2つの密封梁要素部材の接続部分
の平面図である。
の平面図である。
【図6】本発明に係る接続カバープレートの側面図であ
る。
る。
1 密封梁 2,3 火格子層 10 矩形部材 11 上フランジ 12 下フランジ 13 ウェブ 20,30 摺接部材 21,31 垂直基板 22,24,32,34 分岐部 45,46 コイルバネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 昭58−47607(JP,B2) 特公 昭59−43683(JP,B2) 特公 昭45−37514(JP,B1)
Claims (10)
- 【請求項1】 固定部材と往復運動する可動部材とが縦
方向に交互に重なって形成された2列に並設された火格
子の層の間の隙間の熱膨張を補償し、これを密封する密
封梁であって、該梁は、火格子の枠に固定された枠体
と、該枠体によって支持されバネによって各火格子層の
端部に当接すべく付勢されている2つの側面に配設され
た摺接部材とを有する、縦方向に連続する矩形部材から
なり、前記枠体はI形の形状で、固定基板を形成する下
フランジと覆いを形成する上フランジとの間に垂直なウ
ェブが配設され、前記2つの摺接部材は断面U字形の形
状で、前記枠体の両フランジとほぼ平行に延在するとと
もに、狭い隙間をもって前記枠体の両フランジの内部に
入れ子状に配設されて、該ウェブに向かって延在する2
つの分岐部の間に垂直基板が配設され、該基板は各火格
子層の端部に当接されるための平坦な外部表面と前記分
岐部の間の内部表面を有し、前記ウェブの穴には前記摺
接部材の前記垂直基板の両内部表面の間に圧縮係止され
たコイルバネが垂直に貫通していることを特徴とする密
封梁。 - 【請求項2】 前記バネが貫通する穴は円形であり、該
バネとほぼ同軸上にある管状部と一列に並設されている
ことを特徴とする請求項1に記載の密封梁。 - 【請求項3】 前記ウェブに形成された穴が前記フラン
ジのほぼ中間に配設されていることを特徴とする請求項
1に記載の密封梁。 - 【請求項4】 前記梁を構成する1つの要素部材が2つ
のバネを有していることを特徴とする請求項3に記載の
密封梁。 - 【請求項5】 前記摺接部材の垂直基板の内部表面に前
記コイルバネを中央に位置させる円形の突出部が形成さ
れていることを特徴とする請求項1に記載の密封梁。 - 【請求項6】 ピンが前記両フランジに対して垂直に前
記枠体を貫通し、かつ前記バネの軸と平行して前記摺接
部材に設けられた長円形の穴を貫通することを特徴とす
る請求項1に記載の密封梁。 - 【請求項7】 前記枠体と前記摺接部材にはそれぞれを
横断する方向のエンドプレートが設けられ、該エンドプ
レートは前記枠体の一方のフランジから他方のフランジ
にかけて該下フランジの全幅にわたって延在し、かつ前
記摺接部材の一方の分岐部から他方の分岐部にかけて該
分岐部の全長にわたって延在することを特徴とする請求
項1に記載の密封梁。 - 【請求項8】 前記摺接部材の縦方向の端部には、前記
基板の外部表面と平行して延在し、前記連続する要素部
材の摺接部材を結合するためのキーが挿入されるほぞ穴
が形成され、該キーの半分ずつが対向する一対のほぞ穴
に挿入可能とされていることを特徴とする請求項1に記
載の密封梁。 - 【請求項9】 接合カバープレートが前記縦方向に連続
している2つの相隣り合う要素部材の間の横方向の隙間
の上に配設されて前記各枠体の上フランジを覆っている
とともに、前記枠体の一方のみに固設されていることを
特徴とする請求項1に記載の密封梁。 - 【請求項10】 前記枠体の下フランジに前記ウェブの
面の位置に穴が形成され、該穴は該ウェブに形成された
切欠に連通していることを特徴とする請求項1に記載の
密封梁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18049491A JPH0678812B2 (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 密封梁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18049491A JPH0678812B2 (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 密封梁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0533917A JPH0533917A (ja) | 1993-02-09 |
JPH0678812B2 true JPH0678812B2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=16084223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18049491A Expired - Fee Related JPH0678812B2 (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 密封梁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0678812B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5087221B2 (ja) * | 2005-12-06 | 2012-12-05 | 株式会社荏原製作所 | ストーカ式燃焼装置 |
JP5314092B2 (ja) * | 2011-07-08 | 2013-10-16 | 株式会社荏原製作所 | ストーカ式燃焼装置 |
EP3583357B1 (de) * | 2017-02-17 | 2023-05-03 | Mitsubishi Power Europe GmbH | Vorschubrost mit rostbahntrennungselementen |
CN107131511A (zh) * | 2017-06-06 | 2017-09-05 | 绿色动力环保集团股份有限公司 | 机械炉排热膨胀补偿装置及装备该装置的生活垃圾焚烧炉 |
-
1991
- 1991-06-26 JP JP18049491A patent/JPH0678812B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0533917A (ja) | 1993-02-09 |
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