JPH0678547A - インバータ装置 - Google Patents
インバータ装置Info
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- JPH0678547A JPH0678547A JP4226608A JP22660892A JPH0678547A JP H0678547 A JPH0678547 A JP H0678547A JP 4226608 A JP4226608 A JP 4226608A JP 22660892 A JP22660892 A JP 22660892A JP H0678547 A JPH0678547 A JP H0678547A
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Abstract
型化、銅損低減を図り、更にはスイッチング素子、コン
デンサに加わる電流ストレスの低減を図ること。 【構成】 出力電圧極性反転動作直前にインバータ動作
を停止するデッドタイム期間設ける。デッドタイム期間
の間に、コンデンサCに充電された電荷を負荷2によっ
て放電させ、コンデンサ電圧が低下した後、出力電圧極
性反転モードに移行させる。また、コンデンサCの電荷
をデッドタイム期間中に放電させるとき、負荷インピー
ダンスが高い時や、放電速度を上げたい時などの場合
は、コンデンサCと並列にインピーダンス素子Zを接続
する。これにより、コンデンサCの電荷の放電速度を上
げることができる。
Description
のために用いられる昇圧動作型のインバータ装置に関す
るものである。
ンバータ装置の回路図を示し、脈流電源を含む直流電源
1に直列に接続されたリアクトルLで構成された入力部
と、入力部から電源供給されスイッチング動作を行うブ
リッジ構成のスイッチング素子S1 〜S4 とで構成され
た昇圧チョッパ兼用インバータ回路である。
ッチング素子S1 〜S4 を図30に示すようにスイッチ
ング動作させることにより、昇圧動作させると同時に、
直流から交流変換を行い、負荷2に電力を供給するもの
である。すなわち、スイッチング素子S1 及びS2 をオ
ン、或いはスイッチング素子S 3 及びS4 をオンさせる
ことによってアームを短絡させ、リアクトルLにエネル
ギーを蓄積させる。
に、アーム短絡させた2個のスイッチング素子S1 ,S
2 (或いはS3 ,S4 )のうち1個のスイッチング素子
S2 (図30(b)参照)をオフし(或いはS4 )、同
時に負荷2に対して対角線上にあるスイッチング素子S
1 ,S4 (或いはS2 ,S3 )をオンさせることによっ
て、リアクトルLに蓄えたエネルギーを負荷2へ送り、
負荷2の両端の電圧を上昇させるものである。
周期のうち、スイッチング素子S1,S2 のオン時が短
絡モードを示し、スイッチング素子S2 のオフ時で、ス
イッチング素子S1 と対角線上のスイッチング素子S4
のオン時が昇圧モードを示している。尚、上記スイッチ
ング素子S1 〜S4 をオンオフのスイッチング動作をさ
せる制御部は図示していない。
にコンデンサCを接続することにより、負荷2の両端の
電圧を平滑することができ、リップルの減少を図ること
ができる。また、負荷2として、例えば放電灯Laを用
いる場合には図32に示すようになる。
圧チョッパ兼用インバータ回路において、インバータの
出力電圧の極性を反転させるとき、スイッチング素子S
1 〜S4 の状態が図33のようになる。図33では、ス
イッチング素子S3 ,S2 がオン、スイッチング素子S
1 ,S4 がオフの場合を示している。
圧の極性が、電源電圧Vsに対し加極性となっているた
め、電源電圧VsにコンデンサCの充電電圧Vcが加わ
った電圧がリアクトルLに印加され、過大電流が流れる
ことになる。この過大電流は、昇圧比が高いほど、コン
デンサCの容量が大きい程大きくなる。この過大電流の
ため、スイッチング素子S1 〜S4 の電流容量や、リア
クトルLのコア断面積を増大しなければならず、コスト
アップや大型化するという問題があった。また、スイッ
チング素子S1 〜S4 、コンデンサCのストレスが増大
するという問題もある。
あって、スイッチング素子の電流容量をできる限り小さ
くし、またリアクトルをできる限り小さく、巻数を少な
くすることで小型化、銅損低減を図り、更にはスイッチ
ング素子、コンデンサに加わる電流ストレスの低減を図
ることを目的としたインバータ装置を提供するものであ
る。
クトルとオンオフ動作するスイッチング素子からなるイ
ンバータ回路の直列回路を並列に接続し、上記インバー
タ回路の出力側に接続した負荷と並列にコンデンサを接
続したインバータ装置において、インバータ回路の出力
電圧の極性反転時、コンデンサの電荷を放電させる手段
を設けたものである。
のスイッチング素子をオフさせるデッドタイム期間を設
けている。更に、請求項3においては、インピーダンス
素子をコンデンサと並列に接続している。また、請求項
4では、デッドタイム期間の前後でオンさせるスイッチ
素子をインピーダンス素子と直列に設けている。
放電経路を、インバータ回路のいずれかのスイッチング
素子を用いて形成している。また、請求項6において
は、電源に、リアクトルとオンオフ動作するブリッジ構
成のスイッチング素子からなるインバータ回路の直列回
路を並列に接続し、上記インバータ回路の出力側に接続
する負荷をインピーダンス値が変化する可変負荷とイン
ダクタンスとの直列回路で構成し、この負荷にコンデン
サを並列に接続した昇圧型のインバータ装置において、
上記可変負荷が低インピーダンスの時には、少なく共電
圧交番させない手段を設けたものである。
ダクタンスのエネルギーを電圧交番時に回生させるよう
にしている。請求項8においては、可変負荷を高圧放電
灯とし、始動直後の電源電圧がランプ電圧より大きい場
合において、高圧放電灯と直列に限流要素を挿入したも
のである。
放電させることで、過大電流の発生を抑制できる。従っ
て、スイッチング素子の電流容量をできる限り小さく
し、またリアクトルをできる限り小さく、巻数を少なく
することで小型化、銅損低減を図り、更にはスイッチン
グ素子、コンデンサに加わる電流ストレスの低減を図る
ことができる。
のスイッチング素子をオフさせるデッドタイム期間を設
けていることで、このデッドタイム期間中にコンデンサ
に充電された電荷を負荷によって放電させて、過大電流
の発生を抑制することができる。更に、請求項3におい
ては、インピーダンス素子をコンデンサと並列に接続し
ていることにより、コンデンサの電荷をデッドタイム期
間中に放電させる時、負荷インピーダンスが高い時や、
放電速度を上げたい時などに対し、上記インピーダンス
素子により放電速度を上げることができる。
前後でオンさせるスイッチ素子をインピーダンス素子と
直列に設けていることで、定常時、インピーダンス素子
は負荷と切り離されているために、インピーダンス素子
を小さな値に設定でき、より高速の放電が可能となり、
出力の立ち上がり,立ち下がりを急峻にすることができ
る。
放電経路を、インバータ回路のいずれかのスイッチング
素子を用いて形成していることで、該スイッチング素子
を放電用のスイッチ素子と共用化でき、別途、放電用の
スイッチ素子が不要であり、安価に構成することができ
る。また、請求項6においては、電源に、リアクトルと
オンオフ動作するブリッジ構成のスイッチング素子から
なるインバータ回路の直列回路を並列に接続し、上記イ
ンバータ回路の出力側に接続する負荷をインピーダンス
値が変化する可変負荷とインダクタンスとの直列回路で
構成し、この負荷にコンデンサを並列に接続した昇圧型
のインバータ装置において、上記可変負荷が低インピー
ダンスの時には、少なく共電圧交番させない手段を設け
たものであるから、極性交番をやめて直流とすること
で、負荷に並列に接続したコンデンサの容量または耐圧
が小さくてすみ、小型で、安価な昇圧型のインバータ装
置を提供することができる。
ダクタンスのエネルギーを電圧交番時に回生させるよう
にしていることで、コンデンサの容量または耐圧が小さ
くてすみ、小型で、安価な昇圧型のインバータ装置を提
供することができる。請求項8においては、可変負荷を
高圧放電灯とし、始動直後の電源電圧がランプ電圧より
大きい場合において、高圧放電灯と直列に限流要素を挿
入したものであるから、限流要素により極性反転時の過
電流を制限することができる。
する。従来の図31に示すような昇圧チョッパ兼用イン
バータ回路において、出力電圧の極性反転時に流れる過
大電流を抑制するためには、極性反転時、コンデンサC
の充電電圧Vcが低いほど良い。
バータ動作を停止するデッドタイム期間Tdを図2に示
すように設けている。このデッドタイム期間Tdの作成
は、スイッチング素子S1 〜S4 をオンオフ動作させる
制御部(図示せず)で行っている。上記デッドタイム期
間Tdの間に、コンデンサCに充電された電荷を負荷2
によって放電させ、コンデンサ電圧が低下した後、出力
電圧極性反転モードに移行させるようにしている。すな
わち、従来のスイッチング素子S1 〜S4 の動作前、つ
まり、図2において、スイッチング素子S1 〜S4 が全
て同時にオフさせる期間、デッドタイム期間Tdを設け
ているものである。
接続してあるコンデンサCの電荷を上記デッドタイム期
間Td中に放電させるとき、負荷インピーダンスが高い
時や、放電速度を上げたい時などの場合は、図1に示す
ように、負荷2(コンデンサC)と並列にインピーダン
ス素子Zを接続してやることで、コンデンサCの電荷の
放電速度を上げることができる。
インピーダンス素子Zとして抵抗Rsを、コンデンサC
に並列に接続したものである。 (実施例3)図4は、放電用のインピーダンス素子Zと
してリアクトルLsを、コンデンサCに並列に接続した
実施例を示している。
インピーダンス素子Zと直列にスイッチS5 を挿入接続
したものである。このスイッチS5 によって、放電用の
インピーダンス素子Zを負荷2の両端に投入,開放を可
能にし、図6、特に(e)に示すように、デッドタイム
期間Tdの前後でスイッチS5 をオンし、コンデンサC
の電荷を負荷2とインピーダンス素子Zで放電させるよ
うにしたものである。
ており、インピーダンス素子Zは負荷2とは切り離され
ているために、小さな値にすることができ、より高速の
放電が可能となり、出力の立ち上がり,立ち下がりを急
峻にすることができるものである。 (実施例5)図7は、図5に示したインピーダンス素子
Zとして、抵抗Rsを用いた場合の実施例を示してい
る。
ーダンス素子Zとして、リアクトルLsを用いた実施例
を示している。本実施例において、コンデンサCの電荷
の放電を行うためのスイッチS5 は、オンしてからリア
クトルLsを流れる電流がゼロになった時点で、オフす
るようにしている。
で用いたスイッチS5 の代わりに、インバータを構成す
るスイッチング素子S1 〜S4 のいずれかを共用して使
用するようにしたものである。すなわち、図9に示すよ
うに、インピーダンス素子Z1 とダイオードD1 の直列
回路をスイッチング素子S1 に並列に接続して閉回路を
形成し、また、インピーダンス素子Z2 とダイオードD
2 の直列回路をスイッチング素子S3 に並列に接続して
閉回路を形成したものである。
の左側の部分において、デッドタイム期間Td中に、ス
イッチング素子S1 をオンし(図10(a)参照)、コ
ンデンサCの電荷をインピーダンス素子Z1 とダイオー
ドD1 を介して放電させている。また、次の半周期で
は、デッドタイム期間Td中にスイッチング素子S3 を
オンし(図10(c)参照)、コンデンサCの電荷をイ
ンピーダンス素子Z2 とダイオードD2 を介して放電さ
せている。
ちらをオンさせるかは、出力電圧の極性によって変わ
る。 (実施例8)図11は、図9に示すインピーダンス素子
Z1 ,Z2 として、抵抗Rs1 ,Rs2 を用いた場合を
示している。
ーダンス素子Z1 ,Z2 として、リアクトルLs 1 ,L
s2 を用いた場合の実施例を示している。この場合、コ
ンデンサCを放電する場合にオンするスイッチング素子
S1 ,S3 は、放電電流が流れなくなった後に、オフす
るように制御している。
し、図11に示す回路において、ダイオードD1 ,D2
と抵抗Rs1 ,Rs2 とで構成された放電回路が、コン
デンサCの両端からインバータの入力の片側(プラス側
か、マイナス側の一方)に接続されているのに対し、本
実施例の図13では、放電回路はコンデンサCの片側か
ら、インバータ入力の両側に接続したものである。
ッチング動作と比べて異なるのは、コンデンサCの電荷
を放電する異なり、図13の場合は、スイッチング素子
S1とS2 である。 (実施例11)図14は実施例11を示し、図13の場
合に用いていた抵抗Rs1 ,Rs2 の代わりに、リアク
トルLs1 ,Ls2 を、コンデンサCの電荷の放電用素
子として用いたものである。
スイッチング素子S1 ,S2 は、オンした後、放電電流
がゼロになった後にオフするように制御している。 (実施例12)実施例12を図15に示す。本実施例
は、図11の回路方式において、2個使用していた放電
用の抵抗Rs1 ,Rs2 を共用化し、1個の抵抗Rsを
用いたものである。動作は図11の場合と同様である。
し、本実施例は、図12の回路方式において、2個使用
していた放電用リアクトルLs1 ,Ls2 を共用化し、
1個のリアクトルLsを用いたものである。放電時にお
けるスイッチング素子S1 〜S4 のスイッチング制御は
図12の場合と同じである。
ている。本実施例は、図13の回路方式において、2個
用いていた放電用の抵抗Rs1 ,Rs2 を共用化し、1
個の抵抗Rsを用いたものである。動作は図13の場合
と同様である。 (実施例15)図18は実施例15を示し、本実施例
は、図14の回路方式において、2個使用していた放電
用リアクトルLs1 ,Ls2 を共用化し、1個のリアク
トルLsを用いたものである。放電時におけるスイッチ
ング素子S1 〜S4 のスイッチング制御は図12の場合
と同じである。
し、本実施例は、3個のスイッチング素子S1 〜S
3と、4個のダイオードD1 〜D4 と、昇圧用の単巻ト
ランスTで構成した昇圧形のインバータ装置である。こ
の回路では、スイッチング素子S2 或いはS3 のどちら
か一方がオンし、負荷2の極性を決定する。そして、ス
イッチング素子S1 をスイッチング動作させることによ
って電圧を昇圧させる。
互に低周波でスイッチングさせ、スイッチング素子S1
を高周波でスイッチングさせることにより、電源電圧V
sより高い波高値の矩形波出力を得ている。このインバ
ータ回路の場合も、出力電圧反転時に過大電流が発生す
る。図20はこのインバータ回路にコンデンサCの電荷
の放電回路として、放電用リアクトルLsと、スイッチ
S4 を用いた場合を例として示したものである。
ング素子S1 〜S3 を全てオフし、スイッチS4 をオン
してコンデンサCの電荷をリアクトルLsによって放電
させるようにしている。尚、上記各実施例で、放電用素
子として、リアクトルを用いた実施例では、ロスを低減
でき、また、図5及び図9のインピーダンス素子Zに、
低インダクタンスのリアクトルを用いれば、電圧を素早
く低下させるだけでなく、コンデンサ電圧の極性を反転
させることができるので、出力電圧波形の立ち上がり,
立ち下がりを、より高速にすることができる。
として、抵抗RとインダクタンスL1 で構成し、この負
荷2にコンデンサCが並列に接続してある。そして、図
22は、出力電圧極性反転時に、コンデンサCの電荷を
放電すべくデッドタイム期間Tdを上記実施例と同様に
設けた場合を示している。
3に示すように、インピーダンスが状態によって変化す
る負荷として高圧放電灯Laを用いた場合、始動直後か
ら数秒〜数分の期間、等価抵抗が低インピーダンスから
徐々に高圧放電灯Laの管内圧力が上昇するにつれ、等
価抵抗も大きくなり安定してくる。そこで、高圧放電灯
Laの始動直後のような低インピーダンスの場合、高圧
放電灯Laには、定格以上の電流が流れる。この時、図
22に示すようなスイッチングのタイミングにおけるデ
ッドタイム期間Tdがある場合などにおいて、図23の
破線で示した負荷部分のみになってしまうと、インダク
タンス(例えば、数mH〜数十mH)L1 に蓄えられた
エネルギーは、コンデンサCに転流し、コンデンサCの
電圧を上昇させる。
ど大きい。上記エネルギーEgは下記の式で表される。 Eg=(1/2)Ila2 ・L1 ところで、最近、高圧放電灯を車載用前照灯やオーバヘ
ッドプロジェクタの光源として使用することが考えられ
ているが、これらの用途の場合、始動時の光速立ち上が
りを速くするため、始動直後のランプ電流を定格の数倍
以上流すようにしている。
圧放電灯の低インピーダンス時(始動直後)、電流の極
性を交番させた時、コンデンサ電圧が上昇するため、コ
ンデンサに耐圧の高いものを使用する必要があり、形状
及びコストが大きくなるという問題がある。そこで、本
実施例では、高圧放電灯のような一時的に低インピーダ
ンスになる負荷においても、コンデンサCの大きさが小
さく、トータルとして小型で安価なインバータ装置を提
供するようにしたものである。
に、高圧放電灯Laの無負荷時において、上記と同様に
スイッチング素子S1 〜S4 がスイッチング動作させる
が、高圧放電灯Laの始動直後のような負荷が低インピ
ーダンスの場合、スイッチング素子S1 がオン(図24
(a)参照)、スイッチング素子S2 がオンオフ動作し
(図24(b)参照)、スイッチング素子S4 をオンさ
せて(図24(d)参照)、高圧放電灯Laのランプ電
流Ilaをスイッチング素子S4 を介して流すようにし
ている。従って、図24(e)に示すように始動直後、
ランプ電流Ilaを低減させることができる。
領域では、負荷(高圧放電灯La)に一定方向に電流が
流れるように制御するものである。この場合、電力制御
はスイッチング素子S2 のデューティ幅で行っている。
また、負荷インピーダンスが大きくなり、電流が十分小
さくなれば、電圧を交番させても良い。以上は、電源電
圧Vs<ランプ電圧Vlaの場合であるが、起動直後
の、電源電圧Vs>ランプ電圧Vlaの場合は以下のよ
うにしている。
高圧放電灯Laと直列に限流要素であるインピーダンス
素子Zを挿入し、直流点灯とする。点灯中(Vs>Vl
aの場合)、そのインピーダンス素子ZをスイッチS5
で短絡し、図24(e)に示すようなスイッチング動作
を行わせている。 (実施例18)図26に実施例18を示す。本実施例で
は、始動直後に、電流を直流ではなく、交番させたい場
合、図26に示すようにスイッチング素子S1 ,S2 に
ダイオードD1 ,D2 をそれぞれ並列に接続し、図27
に示すようなスイッチング動作をさせている。
子S4 (図27(d)参照)をオンさせてダイオードD
2 を導通させ(図27(f)参照)、ランプ電流Ila
を一定方向に流すように制御している。また、極性交番
時に、スイッチング素子S2 (図27(b)参照)をオ
ンさせてダイオードD1 を導通させ(図27(e)参
照)、ランプ電流Ilaを一定方向に流すように制御し
ている。
はS4 のオン期間は、ランプ電流Ilaに応じて増減す
るようにしている。 (実施例19)実施例19を図28に示す。本実施例で
は、図26において極性交番時、インダクタンスL1 の
エネルギーの放出経路にインピーダンス素子Zを入れた
実施例である。このインピーダンス素子Zは、インダク
タンスL2 とコンデンサC2 の並列回路で構成してい
る。尚、スイッチング素子S1 〜S4 のタイミングは図
27の場合と同様である。
グ素子S1 〜S4 のスイッチングの制御を変えるだけ
で、無負荷時の極性反転時の過電流も制限することがで
きるものである。上記図24〜図28に示す実施例にお
いて、極性交番をやめて直流としたり、インダクタンス
L1 のエネルギーを一部回生させることで、コンデンサ
Cの容量または耐圧が小さくて済み、小型で安価な昇圧
型インバータ装置を提供することができるものである。
トルとオンオフ動作するスイッチング素子からなるイン
バータ回路の直列回路を並列に接続し、上記インバータ
回路の出力側に接続した負荷と並列にコンデンサを接続
したインバータ装置において、インバータ回路の出力電
圧の極性反転時、コンデンサの電荷を放電させる手段を
設けたものであるから、出力電圧反転時、コンデンサの
電荷を放電させることで、過大電流の発生を抑制でき
る。従って、スイッチング素子の電流容量をできる限り
小さくし、またリアクトルをできる限り小さく、巻数を
少なくすることで小型化、銅損低減を図り、更にはスイ
ッチング素子、コンデンサに加わる電流ストレスの低減
を図ることができる効果を奏するものである。
のスイッチング素子をオフさせるデッドタイム期間を設
けていることで、このデッドタイム期間中にコンデンサ
に充電された電荷を負荷によって放電させて、過大電流
の発生を抑制することができるものである。更に、請求
項3においては、インピーダンス素子をコンデンサと並
列に接続していることにより、コンデンサの電荷をデッ
ドタイム期間中に放電させる時、負荷インピーダンスが
高い時や、放電速度を上げたい時などに対し、上記イン
ピーダンス素子により放電速度を上げることができるも
のである。
前後でオンさせるスイッチ素子をインピーダンス素子と
直列に設けていることで、定常時、インピーダンス素子
は負荷と切り離されているために、インピーダンス素子
を小さな値に設定でき、より高速の放電が可能となり、
出力の立ち上がり,立ち下がりを急峻にすることができ
るものである。
放電経路を、インバータ回路のいずれかのスイッチング
素子を用いて形成していることで、該スイッチング素子
を放電用のスイッチ素子と共用化でき、別途、放電用の
スイッチ素子が不要であり、安価に構成することができ
るという効果がある。また、請求項6においては、電源
に、リアクトルとオンオフ動作するブリッジ構成のスイ
ッチング素子からなるインバータ回路の直列回路を並列
に接続し、上記インバータ回路の出力側に接続する負荷
をインピーダンス値が変化する可変負荷とインダクタン
スとの直列回路で構成し、この負荷にコンデンサを並列
に接続した昇圧型のインバータ装置において、上記可変
負荷が低インピーダンスの時には、少なく共電圧交番さ
せない手段を設けたものであるから、極性交番をやめて
直流とすることで、負荷に並列に接続したコンデンサの
容量または耐圧が小さくてすみ、小型で、安価な昇圧型
のインバータ装置を提供することができる。
ダクタンスのエネルギーを電圧交番時に回生させるよう
にしていることで、コンデンサの容量または耐圧が小さ
くてすみ、小型で、安価な昇圧型のインバータ装置を提
供することができる。請求項8においては、可変負荷を
高圧放電灯とし、始動直後の電源電圧がランプ電圧より
大きい場合において、高圧放電灯と直列に限流要素を挿
入したものであるから、限流要素により極性反転時の過
電流を制限することができる。
形図である。
して抵抗を用いた場合の回路図である。
してリアクトルを用いた場合の回路図である。
スイッチを設けた場合の回路図である。
抗を用いた場合の回路図である。
アクトルを用いた場合の回路図である。
イッチをスイッチング素子に共用させた場合の回路図で
ある。
抵抗を用いた場合の回路図である。
リアクトルを用いた場合の回路図である。
回路図である。
場合の回路図である。
回路図である。
場合の回路図である。
トル及びスイッチを設けた場合の回路図である。
る。
回路図である。
場合のインバータ装置の回路図である。
路図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 電源に、リアクトルとオンオフ動作する
スイッチング素子からなるインバータ回路の直列回路を
並列に接続し、上記インバータ回路の出力側に接続した
負荷と並列にコンデンサを接続したインバータ装置にお
いて、インバータ回路の出力電圧の極性反転時、コンデ
ンサの電荷を放電させる手段を設けたことを特徴とする
インバータ装置。 - 【請求項2】 極性反転時にすべてのスイッチング素子
をオフさせるデッドタイム期間を設けたことを特徴とす
る請求項1記載のインバータ装置。 - 【請求項3】 インピーダンス素子をコンデンサと並列
に接続したことを特徴とする請求項1記載のインバータ
装置。 - 【請求項4】 デッドタイム期間の前後でオンさせるス
イッチ素子をインピーダンス素子と直列に設けたことを
特徴とする請求項3記載のインバータ装置。 - 【請求項5】 コンデンサの電荷の放電経路を、インバ
ータ回路のいずれかのスイッチング素子を用いて形成し
たことを特徴とする請求項1記載のインバータ装置。 - 【請求項6】 電源に、リアクトルとオンオフ動作する
ブリッジ構成のスイッチング素子からなるインバータ回
路の直列回路を並列に接続し、上記インバータ回路の出
力側に接続する負荷をインピーダンス値が変化する可変
負荷とインダクタンスとの直列回路で構成し、この負荷
にコンデンサを並列に接続した昇圧型のインバータ装置
において、上記可変負荷が低インピーダンスの時には、
少なく共電圧交番させない手段を設けたことを特徴とす
るインバータ装置。 - 【請求項7】 負荷を構成するインダクタンスのエネル
ギーを電圧交番時に回生させるようにしたことを特徴と
する請求項6記載のインバータ装置。 - 【請求項8】 可変負荷を高圧放電灯とし、始動直後の
電源電圧がランプ電圧より大きい場合において、高圧放
電灯と直列に限流要素を挿入したことを特徴とする請求
項7記載のインバータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22660892A JP3291031B2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | インバータ装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22660892A JP3291031B2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | インバータ装置 |
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JPH0678547A true JPH0678547A (ja) | 1994-03-18 |
JP3291031B2 JP3291031B2 (ja) | 2002-06-10 |
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ID=16847869
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP22660892A Expired - Lifetime JP3291031B2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | インバータ装置 |
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KR101434435B1 (ko) * | 2013-01-11 | 2014-08-27 | 삼성중공업 주식회사 | 인버터 dc 링크 전압 제어 시스템 및 그 방법 |
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1992
- 1992-08-26 JP JP22660892A patent/JP3291031B2/ja not_active Expired - Lifetime
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KR101434435B1 (ko) * | 2013-01-11 | 2014-08-27 | 삼성중공업 주식회사 | 인버터 dc 링크 전압 제어 시스템 및 그 방법 |
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