JPH0678529A - 過電圧保護回路 - Google Patents

過電圧保護回路

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JPH0678529A
JPH0678529A JP22422092A JP22422092A JPH0678529A JP H0678529 A JPH0678529 A JP H0678529A JP 22422092 A JP22422092 A JP 22422092A JP 22422092 A JP22422092 A JP 22422092A JP H0678529 A JPH0678529 A JP H0678529A
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JP
Japan
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circuit
overvoltage
output
detection signal
overvoltage protection
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JP22422092A
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English (en)
Inventor
Takao Yoshihara
孝男 吉原
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小形で安価で確実に負荷を保護する過電圧保
護回路を提供する。 【構成】 PWM制御コンパレ−タ14から出力された
パルス幅信号と過電圧検出回路7のOVPコンパレ−タ
7aで作られた基準クロックとを過電圧検出回路7のロ
ジック回路7bで比較する。定常性の過電圧が発生した
場合は過電圧検出回路7のロジック回路7bの出力がH
を保持し、その出力をラッチ回路8に入力し、さらにラ
ッチ回路8の出力を制御回路6のPWM制御コンパレ−
タ14に入力する。PWM制御コンパレ−タ14の出力
はLを保持し、スイッチング・レギュレ−タの出力は停
止する。 【効果】 過電圧検出回路の半導体素子をPWM方式ス
イッチング・レギュレ−タ用集積回路に内蔵でき、かつ
少ない部品点数で構成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電源回路における過電圧
保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術に係る、負荷が安価で過電圧保
護を保証しない場合の、最も簡単な過電圧保護回路はス
イッチング・レギュレ−タ設計ノウハウ(1985年)
136頁(CQ出版(株) 長谷川 彰)で記載され
ているようにスイッチング・レギュレ−タ出力にツェナ
−ダイオ−ドを追加し、過電圧時出力をツェナ−電圧に
クランプする方法である。
【0003】別の過電圧保護回路としては、負荷が高価
で過電圧保護を保証する場合の過電圧保護回路があり、
これも上記公知例に説明されているが、出力側に過電圧
検出回路を追加し、過電圧が発生した場合パルス幅を下
げると同時に、入力側のパルスをOFFし、過電圧を防
ぐ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最も簡単な過電圧保護
回路である、出力をツェナ−ダイオ−ドでクランプし負
荷を保護する方式は過電圧時ツェナ−ダイオ−ドに定格
を超える電流が流れツェナ−ダイオ−ドをオ−プンモ−
ドで破壊後、負荷を破壊し負荷の保護が確実でない。ま
た市販品に小形で安価な大容量のツェナ−ダイオ−ドは
見当らない。
【0005】別の過電圧保護を保証する場合の過電圧保
護回路は過電圧検出回路、ラッチ回路、絶縁形スイッチ
ング・レギュレ−タではフォトカプラ又はリレ−と部品
数が多く、しかも過電圧保護回路が1次側と2次側にわ
かれているために、一体化ができなく、小形化、経済化
の点で不利である。
【0006】本発明の目的は、小形で安価で確実に負荷
を保護する過電圧保護回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、2次側の出力電圧を検出して、1次側に
検出信号を出力する検出回路と、上記検出信号により、
1次側の回路を制御する出力信号を出力することによ
り、2次側の出力電圧を制御する制御回路とを有する電
源の過電圧保護回路において、上記制御回路の出力信号
により過電圧を検出し、過電圧検出信号を出力する過電
圧検出回路を有し、上記制御回路は、上記過電圧検出信
号を受けて、1次側の回路を制御することとしたもので
ある。
【0008】
【作用】2次側の出力電圧を検出して、1次側に検出信
号を出力する検出回路と、上記検出信号により、1次側
の回路を制御する出力信号を出力することにより、2次
側の出力電圧を制御する制御回路とを有する電源の過電
圧保護回路において、過電圧検出回路は、上記制御回路
の出力信号により過電圧を検出し、過電圧検出信号を出
力する。上記制御回路は、上記過電圧検出信号を受け
て、1次側の回路を制御する。
【0009】
【実施例】本実施例は、過電圧検出回路を制御回路に設
け、さらに集積回路化できるように過電圧検出回路を半
導体素子で構成したものである。
【0010】過電圧検出回路を制御回路に設けることに
よりホトカプラ又はリレ−が削除できる。さらに半導体
で構成された過電圧検出回路をPWM方式スイッチング
レギュレ−タ用集積回路に内蔵することにより小形で安
価にできる。
【0011】以下、実施例を詳細に説明する。図1に本
発明をスイッチング・レギュレ−タに適用した場合の一
実施例を示す。本スイッチング・レギュレ−タは、入力
フィルタ−1と,起動抵抗15と、制御回路6と、制御
回路6に接続された主スイッチ2と、主スイッチ2と直
列に接続されたトランス3と、整流平滑回路4と、検出
回路である誤差増幅回路5とを有する。
【0012】本発明の過電圧保護回路は、ロジック回路
7bとOVP(過電圧検出)コンパレ−タ7aから成る過
電圧検出回路7、マスク時間用コンデンサ12、ラッチ
回路8とを有する。さらに、ツェナーダイオード9も過
電圧保護のために有する。
【0013】図2は実施例の正常時の動作である。入力
に電圧VINを印加すると入力フィルタ−1,起動抵抗1
5を通して制御回路6に電力が供給され、制御回路6と
これに接続された主スイッチ2がスイッチングを開始す
る。このスイッチングにより主スイッチ2と直列に接続
されたトランス3は2次側に1次側電力を伝達する。2
次側に伝達された電力は交流であるから整流、平滑回路
4により直流にして、負荷に電力を供給する。
【0014】入力電圧、負荷の変動で出力電圧VOが図
2のように変動すると誤差増幅回路5はその変動分を増
幅し、ホトカプラ10の電流21を出力電圧が高くなる
と多く、出力電圧が低くなると少なくし1次側の制御回
路6に帰還する。制御回路6は帰還された信号22をP
WM制御コンパレ−タ14で発振器13の電圧23、デ
ッドタイムコントロ−ル11の電圧24と比較し、PW
M制御コンパレ−タ14の出力25は出力電圧VOが高
くなるとパルス幅を狭く、出力電圧が低くなるとパルス
幅を広くし出力電圧VOが一定になるように動作する。
【0015】本発明の過電圧保護回路においては、OV
Pコンパレ−タ7aは発振器13の電圧23とデッドタ
イムコントロ−ル11の電圧24とを比較し、基準とな
る最大パルス幅クロック26を作る。ロジック回路7b
はPWM制御コンパレ−タ14の出力25と前記基準ク
ロック26の排他的論理和を取る。従ってロジック回路
7bの出力27はOVPコンパレ−タ7aとPWM制御
コンパレ−タ14の出力25が一致したときだけHとな
るが、マスク時間用コンデンサ12によりラッチ回路8
をオンする電圧までにいたらないうちにロジック回路7
bの出力27がLとなるためラッチ回路8は正常時オフ
を保持する。
【0016】図3は実施例の過電圧時の動作である。例
えばこの帰還ル−プを構成しているホトカプラ10のダ
イオ−ドがオ−プン故障し、ル−プ断のモ−ドとなると
ホトカプラ10の電流21はゼロとなる。制御回路6の
PWM制御コンパレ−タ14の入力は図3となり、PW
M制御コンパレ−タ14の出力25は発振器6aの電圧
23とデッドタイムコントロ−ル11の電圧24とを比
較した最大パルス幅となる。このパルス幅は過電圧検出
回路7のOVPコンパレ−タ7aの出力26と一致す
る。一致した信号がロジック回路7bに入力されロジッ
ク回路7bの出力27はHを保持し、マスク時間用コン
デンサ12を充電する。ラッチ回路8がオンする電圧に
達するまでの時間、スイッチング・レギュレ−タの出力
電圧VOは過電圧になろうとするがツェナ−ダイオ−ド
9によりツェナ−電圧にクランプされる。ツェナ−ダイ
オ−ド9とマスク時間の関係は正常時ラッチ回路が誤動
作する時間<マスク時間<ツェナ−ダイオ−ド9がオ−
プン破壊する時間を満足するように決定する。
【0017】この時間は、また、回路の負荷により決定
されることもある。例えば、負荷がTTLである場合
は、通常は5Vを供給しているが、TTLの耐圧が7V
であることを考慮して、7Vにならないように時間が決
定される。時間は回路により異なり、数msecのこと
もあり、数100msecのこともある。
【0018】所定時間が経過して、マスク時間用コンデ
ンサ12が充電され、ラッチ回路8がオンし、ラッチ回
路8の出力がHになると、制御回路6のPWM制御コン
パレ−タ14の出力25はスイッチングを停止し、スイ
ッチング・レギュレ−タも負荷に電力を供給することを
停止する。
【0019】上記の実施例は、制御回路の出力信号から
過電圧を検出するものであるが、本発明は、これに限ら
れるものではなく、2次側の出力電圧の検出信号を直接
用いても過電圧を検出することができる。すなわち、2
次側の出力電圧を検出して、1次側に検出信号を出力す
る検出回路と、上記検出信号により、1次側の回路を制
御する出力信号を出力することにより、2次側の出力電
圧を制御する制御回路とを有する電源の過電圧保護回路
において、上記検出信号により過電圧を検出し、過電圧
検出信号を出力する過電圧検出回路を有し、上記制御回
路は、上記過電圧検出信号を受けて、1次側の回路を制
御することとしてもよい。
【0020】また上記の過電圧保護回路において、上記
過電圧検出回路は、上記検出信号により、2次側の出力
電圧があらかじめ定められた電圧値以上である時間があ
らかじめ定められた時間を越えた時に、上記過電圧検出
信号を出力することとしてもよい。
【0021】本発明によれば、スイッチング・レギュレ
−タの過電圧検出回路を少ない部品点数で構成でき、確
実に過電圧から負荷を保護できる。
【0022】さらに過電圧検出回路が2次側になく、1
次側に過電圧保護回路がまとめてあるために、過電圧保
護回路と制御回路とをまとめてPWM方式スイッチング
・レギュレ−タ用集積回路とすることができ、スイッチ
ング・レギュレ−タを小形化、経済化することができ
る。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、小形で安価で確実に負
荷を保護する過電圧保護回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスイッチング・レギュレ−タの一
実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の正常時の動作を示すタイミングチャ−
ト図である。
【図3】過電圧時の動作を示すタイミングチャ−ト図で
ある。
【図4】従来技術に係るスイッチング・レギュレ−タの
一実施例を示す回路図である。
【符号の説明】
6・・・制御回路、7・・・過電圧検出回路、7a・・
・OVPコンパレ−タ、7b・・・ロジック回路、8・
・・ラッチ回路、9・・・ツェナ−ダイオ−ド、12・
・・マスク時間用コンデンサ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2次側の出力電圧を検出して、1次側に検
    出信号を出力する検出回路と、 上記検出信号により、1次側の回路を制御する出力信号
    を出力することにより、2次側の出力電圧を制御する制
    御回路とを有する電源の過電圧保護回路であって、 上記制御回路の出力信号により過電圧を検出し、過電圧
    検出信号を出力する過電圧検出回路を有し、 上記制御回路は、上記過電圧検出信号を受けて、1次側
    の回路を制御することを特徴とする過電圧保護回路。
  2. 【請求項2】請求項1記載の過電圧保護回路において、 上記過電圧検出回路は、 上記制御回路が、1次側の回路に対して、あらかじめ定
    められた電圧値以上に制御する出力信号の出力時間があ
    らかじめ定められた時間を越えた時に、上記過電圧検出
    信号を出力することを特徴とする過電圧保護回路。
  3. 【請求項3】請求項2記載の過電圧保護回路において、 上記制御回路は、パルス幅制御を行い、 上記過電圧検出回路は、 上記制御回路の出力信号が最大パルス幅である時間があ
    らかじめ定められた時間を越えた時に、上記過電圧検出
    信号を出力することを特徴とする過電圧保護回路。
  4. 【請求項4】2次側の出力電圧を検出して、1次側に検
    出信号を出力する検出回路と、 上記検出信号により、1次側の回路を制御する出力信号
    を出力することにより、2次側の出力電圧を制御する制
    御回路とを有する電源の過電圧保護回路であって、 上記検出信号により過電圧を検出し、過電圧検出信号を
    出力する過電圧検出回路を有し、 上記制御回路は、上記過電圧検出信号を受けて、1次側
    の回路を制御することを特徴とする過電圧保護回路。
  5. 【請求項5】請求項4記載の過電圧保護回路において、 上記過電圧検出回路は、 上記検出信号により、2次側の出力電圧があらかじめ定
    められた電圧値以上である時間があらかじめ定められた
    時間を越えた時に、上記過電圧検出信号を出力すること
    を特徴とする過電圧保護回路。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4または5記載の過電
    圧保護回路と、制御回路とを有することを特徴とするP
    WM方式スイッチング・レギュレ−タ用集積回路。
  7. 【請求項7】請求項1、2、3、4または5記載の過電
    圧保護回路を有することを特徴とするスイッチング・レ
    ギュレ−タ。
JP22422092A 1992-08-24 1992-08-24 過電圧保護回路 Pending JPH0678529A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020012663A (ko) * 2000-08-08 2002-02-20 이형도 어댑터 보호회로의 구현방법
JP2015226416A (ja) * 2014-05-29 2015-12-14 ミツミ電機株式会社 絶縁型直流電源装置

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