JPH067850U - 破砕機 - Google Patents

破砕機

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Publication number
JPH067850U
JPH067850U JP4591292U JP4591292U JPH067850U JP H067850 U JPH067850 U JP H067850U JP 4591292 U JP4591292 U JP 4591292U JP 4591292 U JP4591292 U JP 4591292U JP H067850 U JPH067850 U JP H067850U
Authority
JP
Japan
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crushed
screw
crushing
blade
crusher
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Pending
Application number
JP4591292U
Other languages
English (en)
Inventor
新平 犬飼
克博 江頭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shinmaywa Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shinmaywa Industries Ltd filed Critical Shinmaywa Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】被破砕物を細かく破砕することができ、破砕後
の大きさを細かい状態で略均一にすることができる破砕
機を提供する。 【構成】上部に投入口21が底部22に排出口23が形
成されたハウジング2内に2本のスクリュー3が平行に
隣接して軸支され、排出口23の上方に傾斜板25が配
設された破砕機1において、傾斜板25の下部には、ス
クリュー3の刃とで被破砕物を破砕する少なくとも2枚
の第1破砕カッタ100が配設されるとともに、排出口
23のハウジング2の内方側となる周縁部にスクリュー
3の刃とで被破砕物を破砕する第2破砕カッタ110が
配設されてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、破砕機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上部に投入口が形成されるとともに底部に排出口が形成されたハウジン グ内に、2本のスクリューを同一水平面上に平行に隣接して軸支し、これらスク リューを上記投入口から投入した被破砕物を内側へ巻き込む方向に且つ送り方向 が同方向となるように駆動させることで、これらスクリューで被破砕物を破砕し て排出口から排出する破砕機が提供されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の破砕機では、被破砕物を破砕するものの、その破砕 された被破砕物の大きさにバラツキがあり、十分に破砕されずに大きな状態のま まで排出されることが多々あり、被破砕物を均一に細かく破砕できないという問 題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の破砕機は、上部に投入口が形成されるとともに底部に排出口が形成さ れたハウジング内に、螺旋状の刃を有する2本のスクリューが平行に隣接して軸 支され、これらスクリューが上記投入口から投入した被破砕物を内側へ巻き込む 方向に且つ送り方向が相互に逆方向に駆動されるように構成されるとともに、前 記排出口の上方となるスクリューの上部には該排出口を上方から見て覆うように 且つ上面を内側に向かって低くなるよう傾斜させた傾斜板が配設された破砕機に おいて、前記傾斜板の下部には、前記スクリューの刃とで被破砕物を破砕する少 なくとも2枚の第1破砕カッタが該スクリューの送り方向に適宜間隔を隔てて略 平行に配設されるとともに、前記排出口の前記ハウジングの内方側となる周縁部 に前記スクリューの刃とで被破砕物を破砕する第2破砕カッタが配設されたもの である。
【0005】
【作用】
被破砕物の破砕時において、傾斜板の下部に、スクリューの刃とで被破砕物を 破砕する少なくとも2枚の第1破砕カッタを該スクリューの送り方向に適宜間隔 を隔てて略平行に配設することにより、この第1破砕カッタと前記スクリューの 刃とで傾斜板の下部に送られた被破砕物を破砕するとともに、排出口のハウジン グの内方側となる周縁部に、スクリューの刃とで被破砕物を破砕する第2破砕カ ッタを配設することで、排出口に送られてくる被破砕物を該第2破砕カッタで堰 き止めながら纏まった状態でこの第2破砕カッタと前記スクリューの刃との間を 通して破砕する。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
【0007】 図1は、本考案に係る破砕機の全体構成を示している。
【0008】 同図において2は、破砕機1のハウジングで、ハウジング2の上部は投入口2 1として開口されている。ハウジング2内には、図1において二点鎖線で示すよ うに2本のスクリュー3,3が同一水平面上に平行に隣接して配設されている。 これらスクリュー3,3の一端部には、それぞれモータ35が連結されており、 このモータ35により2本のスクリュー3,3が上記投入口21から投入した被 破砕物を内側へ巻き込む方向に且つ送り方向が相互に逆方向に回転駆動するよう に構成されている。そして、前記ハウジング2の底部22には前記スクリュー3 ,3により送られた被破砕物を排出するための排出口23,23が形成されてい る。
【0009】 前記2本のスクリュー3,3間の上方には、分配板4が設けられている。分配 板4は、投入された被破砕物を各スクリュー3、3側に分配するよう上端部が凸 状41に形成されたもので、その長手方向の両端がハウジング2の内壁に固着さ れている。
【0010】 分配板4の底部には、長手方向の両側縁に固定刃51,51を有する上側カッ タ5が設けられている。上側カッタ5の各固定刃51,51は、その長手方向が 凹凸状に形成されており、各スクリュー3の刃31に近接して配置され、この固 定刃51,51と各スクリュー3の刃31とでここを通過する被破砕物を破砕す る。
【0011】 ハウジング2の両側壁には、一側縁に固定刃61を有する側方カッタ6がスク リュー3,3の軸方向と同方向に配設されている。側方カッタ6の固定刃61は 、その長手方向が凹凸状に形成されており、各スクリュー3の刃31に近接して 配置され、この固定刃61,61と各スクリュー3の刃31とでここを通過する 被破砕物を破砕する。
【0012】 ハウジング2の底部22の中央には、図1及び図2に示すように、両側縁に固 定刃71,71を有する下側カッタ7が取付部材8を介してスクリュー3,3の 軸方向と同方向に配設されている。下側カッタ7の固定刃71,71は、その長 手方向が凹凸状に形成されており、上記取付部材8によりスクリュー3,3間の 下方に且つ各スクリュー3の刃31に近接して配置され、この固定刃71,71 と各スクリュー3の刃31とでここを通過する被破砕物を破砕する。
【0013】 取付部材8は、下側カッタ7を所定の位置に配置するとともに、被破砕物がこ の部分(底部22の中央)に残留するのを防止している。
【0014】 ハウジング2の底部22には、図2及び図3に示すように、複数の分割固定刃 9が各スクリュー3の刃31に近接するよう突設されている。本例では、分割固 定刃9は、スクリュー3の回転方向に3分割されるとともに、この3分割された ものがスクリュー3の送り方向に3列に配置されており、これら分割固定刃9と スクリュー3の刃31とでここを通過する被破砕物を破砕する。なお、分割固定 刃9の数及び配設位置は本例に限定されるものでない。
【0015】 さらに、排出口23の上方には、投入した被破砕物が破砕されずに直接排出口 23から落下してしまうことを防止する傾斜板25が設けられている。
【0016】 傾斜板25の内側縁部には、側板26が設けられている。側板26は、その下 端縁部がスクリュー3の外周と近接する円弧状に形成され、前記傾斜板25とで 排出口23の上部空間を他の空間と区画する。
【0017】 この傾斜板25の内部には、2枚の第1破砕カッタ100,100がスクリュ ー3による被破砕物の送り方向に適宜間隔を隔てて略平行に配設されている。第 1破砕カッタ100,100の下端縁部にはスクリュー3の刃31と近接する円 弧状の固定刃101がそれぞれ形成されており、これら固定刃101と前記スク リュー3の刃31とでここを通過する被破砕物を破砕する。
【0018】 また、前記排出口23は、矩形状に形成されており、この矩形状に形成された 排出口23の周縁部の前記ハウジング2の内側となる2辺には前記スクリュー3 の刃31とで被破砕物を破砕する第2破砕カッタ110,110が配設されてい る。第2破砕カッタ110,110の上端縁部には固定刃111がそれぞれ形成 されており、この固定刃111と前記スクリュー3の刃31とで排出口23から 排出される直前の被破砕物を破砕する。
【0019】 次に、このように構成された破砕機の動作について説明する。
【0020】 投入口21から投入された被破砕物は、分配板4により左右のスクリュー3, 3に分配される。そして、各スクリュー3が被破砕物を内側へ巻き込む方向に回 転していることにより、被破砕物が上側カッタ5の固定刃51,51とスクリュ ー3の刃31とでスクリュー3,3間に噛み込まない程度に粗く破砕されながら スクリュー3,3間に入り、これらスクリュー3,3間で細かく破砕される。ス クリュー3,3間で破砕された被破砕物は各スクリュー3の送り方向にそれぞれ 送られ、各排出口23,23から排出される。
【0021】 このような被破砕物の破砕時において、スクリュー3,3間を通過した被破砕 物は、被破砕物の重量と各スクリュー3による下向きの回転力により下側カッタ 7に送られ、下側カッタ7の固定刃71,71と各スクリュー3の刃31とでさ らに破砕される。
【0022】 また、上記下側カッタ7の固定刃71と各スクリュー3の刃31とを通過した 被破砕物の一部は、各スクリュー3により各排出口23へ送られる途中の分割固 定刃9を通過する時にも、この分割固定刃9と各スクリュー3の刃31とでも破 砕される。
【0023】 さらに、前記分割固定刃9,9の間を各スクリュー3の回転力により上方に掻 揚げられた被破砕物は、側方カッタ6の固定刃61と各スクリュー3の刃31と の間でも破砕される。
【0024】 そして、上述したように破砕されながら傾斜板25の下部に送られた被破砕物 は、第1破砕カッタ100,100の固定刃101と前記スクリュー3の刃31 とでさらに破砕され、排出口23,23に送られる。
【0025】 排出口23,23では、第2破砕カッタ110,110によりここに送られて くる被破砕物を堰き止める形となり、このように堰き止められた被破砕物は、背 後から送られてくる被破砕物の押し込み作用により纏まった状態で第2破砕カッ タ110,110の固定刃111と前記スクリュー3の刃31との間を通って破 砕されながら排出口23から排出される。
【0026】 このように第1破砕カッタ100と第2破砕カッタ110により被破砕物を破 砕することで、被破砕物が細かく破砕され、破砕後の大きさを細かい状態で略均 一にすることができる。
【0027】 なお、本例では、スクリュー3,3間の上方に上側カッタ5を備えた分配板4 を設け、上側カッタ5とスクリュー3,3とにより被破砕物を粗く破砕した後に これらスクリュー3,3間でさらに細かく破砕するものについて説明したが、被 破砕物をスクリュー3,3間へ大量に供給したい場合には、分配板4を上側カッ タ5とともに取り除けばよい。つまり、上側カッタ5を備えた分配板4は、被破 砕物の性状等を考慮してその存否を決定すればよい。
【0028】 このように構成された破砕機1は、例えばシュートなどを介して投入されるご み貯留装置の投入部に設けられ、この破砕機によりごみを破砕した後にごみ貯留 装置に貯留するものなどに適用される。
【0029】 また、破砕後の大きさが略均一になるため、例えばごみ貯留室からごみ収集車 等への真空収集を行う場合に円滑に収集することができる。
【0030】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案の破砕機によれば、傾斜板の下部に、スクリューの 刃とで被破砕物を破砕する少なくとも2枚の第1破砕カッタを該スクリューの送 り方向に適宜間隔を隔てて略平行に配設し、この第2破砕カッタと前記スクリュ ーの刃とで傾斜板の下部に送られた被破砕物を破砕するとともに、排出口のハウ ジングの内方側となる周縁部に、スクリューの刃とで被破砕物を破砕する第2破 砕カッタを配設し、排出口に送られてくる被破砕物を該第2破砕カッタで堰き止 めながら纏まった状態でこの第2破砕カッタと前記スクリューの刃との間を通し て破砕するため、被破砕物を細かく破砕することができ、破砕後の大きさを細か い状態で略均一にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る破砕機の全体構成を示す斜視図で
ある。
【図2】破砕機の断面図である。
【図3】スクリューを省略した破砕機の平面図である。
【符号の説明】
1 破砕機 2 ハウジング 21 投入口 22 底部 23 排出口 25 傾斜板 3 スクリュー 31 刃 100 第1破砕カッタ 110 第2破砕カッタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に投入口が形成されるとともに底部
    に排出口が形成されたハウジング内に、螺旋状の刃を有
    する2本のスクリューが平行に隣接して軸支され、これ
    らスクリューが上記投入口から投入した被破砕物を内側
    へ巻き込む方向に且つ送り方向が相互に逆方向に駆動さ
    れるように構成されるとともに、前記排出口の上方とな
    るスクリューの上部には該排出口を上方から見て覆うよ
    うに且つ上面を内側に向かって低くなるよう傾斜させた
    傾斜板が配設された破砕機において、 前記傾斜板の下部には、前記スクリューの刃とで被破砕
    物を破砕する少なくとも2枚の第1破砕カッタが該スク
    リューの送り方向に適宜間隔を隔てて略平行に配設され
    るとともに、前記排出口の前記ハウジングの内方側とな
    る周縁部に前記スクリューの刃とで被破砕物を破砕する
    第2破砕カッタが配設されたことを特徴とする破砕機。
JP4591292U 1992-07-01 1992-07-01 破砕機 Pending JPH067850U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4591292U JPH067850U (ja) 1992-07-01 1992-07-01 破砕機

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JP4591292U JPH067850U (ja) 1992-07-01 1992-07-01 破砕機

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JPH067850U true JPH067850U (ja) 1994-02-01

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ID=12732463

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JP4591292U Pending JPH067850U (ja) 1992-07-01 1992-07-01 破砕機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5274224U (ja) * 1975-11-27 1977-06-03

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