JPH0678437A - 相分離母線の製造方法 - Google Patents

相分離母線の製造方法

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JPH0678437A
JPH0678437A JP22269692A JP22269692A JPH0678437A JP H0678437 A JPH0678437 A JP H0678437A JP 22269692 A JP22269692 A JP 22269692A JP 22269692 A JP22269692 A JP 22269692A JP H0678437 A JPH0678437 A JP H0678437A
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JP
Japan
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supporting
support
conductor
phase
support leg
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JP22269692A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Yamaguchi
辰夫 山口
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 導体を支持碍子を介して支持する支持脚を有
した相分離母線において、平面切削加工を不要とし、製
作工程を縮減し、鋳巣の生じない支持脚を有する相分離
母線の製造方法を得る。 【構成】 アルミニウム材の押出し成形によって断面が
蛙股形状の長尺の支持脚材を得、上記支持脚材を軸方向
の所定幅に切断し、かつボルト用の穴明け加工をして支
持脚13を得、上記支持脚13を外被1の一部に穴明け
した部位に溶接し、導体2を支持した支持碍子4の一端
を、上記支持脚13のボルト穴にボルトを挿入し締付け
固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、発電所等において主
として発電機と変圧器とを接続する導電装置として用い
られる相分離母線の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9および図10は、例えば実公昭58
−7786号公報に示された従来の相分離母線の一例を
示す縦断面図および一部破断側面図である。図におい
て、1はアルミニウムからなる外被、2はこの外被1の
内部に同軸状に設置され、例えば銅またはアルミニウム
からなる円筒形の導体、3は外被1に溶接されたアルミ
鋳物からなる支持脚、4は外被1の軸方向に所定の間隔
をもって支持脚3にボルト5で取付けられた絶縁物から
なる支持碍子、6は導体2に溶接された取付座であり、
支持碍子4の上端面が取付座6の底面を支える状態で、
支持碍子4が導体2を絶縁支持している。7はH形鋼な
どの支持架台であり、ボルト8とナット9によって支持
脚3を支持架台7に固定する。このようにして、外被1
から取付座6までの各部品によって構成される相分離母
線10が支持架台7に配設される。
【0003】また、図11は上記支持脚3の正面図であ
り、図12はこの平面図である。図において、3aは上
記支持碍子4の底面を支える座面、3bは上記ボルト5
を貫通させるボルト穴、3cは上記ボルト5を支持碍子
4に螺着する際、ボルト5を締付ける締付面、3dは上
記支持架台7に上記相分離母線10を取付けるための取
付面、3eは上記ボルト8を貫通させるとともに、上記
相分離母線10の据付誤差を吸収するため大径に形成さ
れたバカ穴、3fは上記ナット9を締付ける締付面であ
る。取付面3dから座面3aまでの高さhは発変電所な
どにおける相分離母線の据付時に、導体2の軸方向にお
ける真直性に影響を及ぼすので、一般的に約±1mm以
内の精度で製作されており、この精度を達成するため
に、座面3aは鋳造後切削機械加工をしている。また締
付面3c及び3fはボルト等の螺着時の締付力のバラツ
キを抑制するために同様に鋳造後切削機械加工をして凹
凸が少ない均一な表面としている。鋳造時には、図11
に示した▽や〜×の機械加工の削り代を考慮した厚みや
形状としているため、最終的にはエッジ部3a1とか3
f1、及び盛り上げ部3c1が残る形状となる。図13
は、上記相分離母線10の斜視図であり、11は上記各
外被1の両端を短絡するために設けられた接続板であ
る。
【0004】すなわち、従来の相分離母線は上記のよう
に構成され、一般に発電所において、発電機出力として
数万アンペアに及ぶ電流が導体2に流れ、この導体に流
れる電流によって磁束が発生され、この磁束により導体
2を支持する金属性の構造物などに誘導電流が流れて、
構造物の温度上昇を招くことになる。このため発電機と
変圧器間を接続するのに導体2をアルミニウム製の外被
1で覆い、さらに三相の各外被1の両端を接続板11で
短絡している。このような相分離母線については、外被
1には導体2の電流の大きさと同等で送向きの誘導電流
が流れる。したがって導体2の電流と外被1の電流によ
る磁束が互いに打消し合う結果、他の構造物に及ぼす影
響はなくなる。外被1にアルミニウム材を用いているの
は通電発熱抑制のためである。
【0005】また、支持脚3は、図9、図10に示すよ
うに、導体2を支える支持碍子4を固定保持する台座部
分としての機能と、相分離母線10を支持架台7に固定
保持させる保持部分としての機能とを合わせ持つ部品と
して構成されており、このため図11に示すような、蛙
が股を広げたような蛙股形状(出典、文部省学術用語集
建築学編)の断面形状にしている。なお、相分離母線で
は、特開昭62−250329号公報に記載のように、
三相短絡事故発生時、強大な短時間電流によって、導体
2には相間方向に大きな電磁力が働くので、上記2つの
機能をもつ支持脚3は、導体2に働く電磁力を外被1を
介さず、支持碍子4及び支持脚3を通じて支持架台7に
直接負担させ、全体として電磁力に対して剛性の高い構
成を実現している。このように、支持脚3は前述のよう
に複雑な形状に加工する必要があること、及びアルミニ
ウム材からなる外被1に溶接できる材料である必要性な
どから、従来ほとんどアルミニウム鋳物が適用されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の相分離母線は以
上のように構成されているので、支持脚3の製作にあた
り、鋳造後、ボルト穴3bやバカ穴3eの穴明け加工以
外に、機械加工面3a、3c、3d、3fの平面切削加
工を必要とするため、製作工程が増え、更に鋳巣の発生
による不良が確立的に伴ない、歩留まりが悪くなるなど
の問題点があった。また、副次的に発生する問題点とし
ては、適用する支持碍子の種類に応じて、支持脚の大き
さが異なるため、鋳造用木型の種類が増え、この保管管
理を必要としていた。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、製作工程を縮減すると共に、鋳
巣が発生しない支持脚を有する相分離母線の製造方法を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る相分離母
線の製造方法は、アルミニウム材の押出し成形によって
断面が蛙股形状の長尺の支持脚材を得る工程、上記支持
脚材を軸方向の所定幅に切断し、かつボルト用の穴明け
加工をして支持脚を得る工程、上記支持脚を上記外被の
一部に穴明けした部位に溶接する工程、上記導体を支持
した支持碍子の一端を、上記支持脚のボルト穴にボルト
を挿入し、締付固定する工程を備えている。
【0009】
【作用】この発明の製造方法では、アルミニウム材の押
出し成形による長尺の支持脚材を切断して、表面が良好
な寸法精度と、鋳巣がない支持脚を得、これを外被の穴
明け部位に溶接して外被の一部を形成することにより相
分離母線を製作する。
【0010】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1は相分離母線の一部破断側面図、
図2は支持脚材の平面図、図3はこの支持脚材の正面
図、図4は支持脚の平面図、図5は支持脚を外被に溶接
固定した状態を示す断面図である。この発明の一実施例
による相分離母線は、まずアルミニウム合金のビレット
を押出し成形により、図2、図3に示すように、長手方
向Lにわたって、断面が蛙股形状をもつ支持脚材12を
製造する。この支持脚材12は座面12a、締付面12
c、取付面12d、締付面12fをそれぞれ有し、表面
が良好な寸法精度と均一な表面状態となっているととも
に鋳巣がない。この支持脚材12は図4に示すように支
持碍子4の大きさに適する所定幅Wに、金切りのこ盤な
どで切断した後、ドリル加工によりボルト穴13bとバ
カ穴13eの穴明けをして支持脚13を得る。次に、図
5に示すように円筒状の外被1の軸方向に所定の間隔で
穴明けした部位1aに上記で得た支持脚13を嵌合し、
穴明け部位1aの全周にわたって溶接する。14は溶接
部を示す。一方、図1に示すように、円筒状の導体2の
軸方向に、所定の間隔で取付座6を溶接し、導体2に溶
接された取付座6に支持碍子4の一端をボルトなどで取
付けておく。次に支持脚13を溶接した外被1の内部
に、上記の導体2に溶接された取付座6に支持碍子4を
取付けたものを挿入して、所定の位置に配置した後、図
5に示すように支持碍子4と支持脚13をボルト5によ
って取付けることにより、相分離母線10を製作する。
そして、この相分離母線10を支持架台7に、ボルト
8、ナット9にて固定する。
【0011】ここで、外被1は電磁誘導電流を通電しや
すくするために、導電率約60%と良好で、且つ上記電
流による発熱の抑性をするために、熱伝導率が約0.5
3と高いJIS記号A1050やA1200などの純ア
ルミニウム材が用いられる。一方、支持脚13は、外被
1の穴明けされた部位に溶接されて外被の1部を形成す
るので、外被1とほぼ同じ導電率と熱伝導率が要求さ
れ、更に相分離母線を固定保持するために、機械的強度
の高い、しかも押出し成形性のすぐれたアルミニウム合
金材を使用することが必要である。このため支持脚材と
しては、例えば、導電率35%、熱伝導率0.33の特
性をもつJIS記号A5052を使用するよりも、外被
1の導電率、熱伝導率に近い、導電率55%、熱伝導率
0.50の特性をもつJIS記号A6063を使用する
方が望ましい。
【0012】すなわち、支持脚材12として外被1とほ
ぼ同じ導電率、及び熱伝導率で、且つ互いに溶接しやす
い同じアルミニウム材を用いれば、外被1に誘導される
誘導電流を支持脚13と共に、導体2に流れる電流と逆
方向に均一に流すことができ、局部発熱を防げ、更に支
持脚13と外被1との溶接が強固に行なえる。また、支
持脚材12として外被1の材料例えばJIS記号A10
50やA1200などの純アルミニウム材と同じ材料を
用いない理由は、支持脚には、導体2を支える支持碍子
4を固定保持し、且つ相分離母線10を支持架台7に固
定保持するとともに、短絡事故発生時相間方向に大きな
電磁力が導体2に働くのでこれを保持するため機械的強
度の大きいアルミニウム合金材を使用する必要があるた
めである。
【0013】なお、支持脚13の厚みは約30mm程度
あるため、外被1との溶接前に、支持脚13の予熱を必
要とするが、機械的強度の大きいアルミニウム合金材を
用いることにより、支持脚13の厚みが外被1と同程度
に薄くできる場合は、上記の予熱を不要とすることがで
きる。
【0014】上記のように構成された相分離母線におい
ては、支持脚材12の座面12a、締付面12c、取付
面12d、締付面12fは、支持脚13が外被1に溶接
された後には、各々そのまま支持碍子4の底面を支える
座面、ボルト5の頭を支持碍子4に螺着する際の締付
面、支持架台7に相分離母線を取付ける取付面、ナット
9を締付ける締付面になる。つまり、上記の各々の面
は、アルミニウムの押出し成形の特長として、フライス
盤などの通常の平面切削加工と同等以上の面粗度とな
り、均一な表面状態であることから追加機械加工を必要
としないので、支持脚13の製作が短期間にできる。ま
た、座面12aと取付面12dとの間の寸法も±1mm
以内の精度の支持脚13が得られるので追加機械加工を
必要としない。
【0015】さらに、鋳物に付随する鋳巣の問題もな
く、不良率が基本的にゼロになるばかりか、押出し金型
への1回のビレットの装着、押出しで全長Lが5m程度
の支持脚材12を成形できるので、幅Wが12cm程度
なら40個程度の支持脚13として使用でき、ほとんど
の場合、発電所1プラント分の相分離母線の製造に供す
ることが可能となり、強度特性などのバラツキもなくな
る。なお、上記全長Lは、発電所1プラント分に見合う
支持脚数に対応した長さの支持脚材を製作することが出
来る。
【0016】実施例2.上記実施例では支持脚の幅が従
来例と同じものについて示したが、図6に示すように図
1のものより大きな幅W’にて支持脚材12を切断した
支持脚15としてもよく、この場合には、大口径の導体
に対応して適用される大形の支持碍子16を保持するこ
とができる。つまり、支持碍子の大きさに応じて支持脚
材の切断により、支持脚の幅を自由に変えることができ
るので、支持脚材成形用押出し金型の種類を断面対応で
1〜3種類に削減することができる。また、支持碍子等
の関係上、出来上りの支持脚材を使用できない場合に
は、図7に示すように、出来上りの寸法Alを切削機械
加工によって所望のA2にして支持脚17を得てもよ
い、(黒く塗りつぶした部分が機械加工により切削され
た部分を示す。)
【0017】実施例3.この発明の他の実施例を図8を
用いて説明する。図8は発変電所等において相分離母線
同士が立体的に交差する配置の例を示すが、発電所内の
狭い空間の中で立体交差を実現するため、上段の相分離
母線18専用の支持架台を設置することができず、下段
の相分離母線19の外被1に上段の重量を負担させて支
持するよう、外被1の上部所定位置に取付座20が溶接
されている。従い、外被1の支持脚21においては、支
持脚21を外被1に固定している全周の溶接線21a
に、外被1のみならず上段の相分離母線18の重量によ
るせん断応力が発生する。従来の相分離母線においては
このような場合、支持脚21の近傍に補強板を溶接した
り、特殊な溶接支持脚を外被1に取付けたりして、過大
なせん断応力の発生を抑制していたが、図8の実施例に
おいては、支持碍子4の大きさに応じて支持脚の幅を設
定せず、溶接線21aにおけるせん断応力が所定の許容
値以下となるよう、溶接線21aの全周長を求め、これ
に対応した幅W”にて支持脚21を支持脚材12から切
り出して形成している。従い、このように支持脚やその
近傍に過大な応力が発生する危険性のある場合にも、支
持脚の幅を自由に選定することにより、かかる危険性を
回避することができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば相分離
母線において、押し出し成形による支持脚材を、所定幅
に切断して支持脚を得、これを外被の所定位置に溶接す
る製造方法としたので、支持脚の平面切削加工を不要と
し、製作工程を縮減でき、鋳巣がなくなるので不良率を
ゼロにできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す相分離母線の一部被
断側面図である。
【図2】この発明で使用される支持脚材の平面図であ
る。
【図3】図2に示した支持脚材の正面図である。
【図4】この発明の実施例1で使用される支持脚の平面
図である。
【図5】この発明の実施例1を示す外被と支持脚との溶
接時の断面図である。
【図6】この発明の実施例2を一部破断側面で示した相
分離母線の側面図である。
【図7】この発明の実施例2で使用される支持脚の正面
図である。
【図8】この発明の実施例3を示す相分離母線の立体交
差を示す図である。
【図9】従来の相分離母線を示す縦断面図である。
【図10】図9に示した相分離母線を一部破断側面で示
した側面図である。
【図11】従来の支持脚を示す正面図である。
【図12】図11の支持脚を示す正面図である。
【図13】相分離母線を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 外被 2 導体 4 支持碍子 5 ボルト 12 支持脚材 13 支持脚 14 溶接部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】すなわち、従来の相分離母線は上記のよう
に構成され、一般に発電所において、発電機出力として
数万アンペアに及ぶ電流が導体2に流れ、この導体に流
れる電流によって磁束が発生され、この磁束により導体
2を支持する金属性の構造物などに誘導電流が流れて、
構造物の温度上昇を招くことになる。このため発電機と
変圧器間を接続するのに導体2をアルミニウム製の外被
1で覆い、さらに三相の各外被1の両端を接続板11で
短絡している。このような相分離母線については、外被
1には導体2の電流の大きさと同等で向きの誘導電流
が流れる。したがって導体2の電流と外被1の電流によ
る磁束が互いに打消し合う結果、他の構造物に及ぼす影
響はなくなる。外被1にアルミニウム材を用いているの
は通電発熱抑制のためである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の相分離母線は以
上のように構成されているので、支持脚3の制作にあた
り、鋳造後、ボルト穴3bやバカ穴3eの穴明け加工以
外に、機械加工面3a、3c、3d、3fの平面切削加
工を必要とするため、制作工程が増え、更に鋳巣の発生
による不良が確的に伴ない、歩留まりが悪くなるなど
の問題点があった。また、副次的に発生する問題点とし
ては、適用する支持碍子の種類に応じて、支持脚の大き
さが異なるため、鋳造用木型の種類が増え、この保管管
理を必要としていた。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】ここで、外被1は電磁誘導電流を通電しや
すくするために、導電率約60%と良好で、且つ上記電
流による発熱の抑をするために、熱伝導率が約0.5
3と高いJIS記号A1050やA1200などの純ア
ルミニウム材が用いられる。一方、支持脚13は、外被
1の穴明けされた部位に溶接されて外被の部を形成す
るので、外被1とほぼ同じ導電率と熱伝導率が要求さ
れ、更に相分離母線を固定保持するために、機械的強度
の高い、しかも押出し成形性のすぐれたアルミニウム合
金材を使用することが必要である。このため支持脚材と
しては、例えば、導電率35%、熱伝導率0.33の特
性をもつJIS記号A5052を使用するよりも、外被
1の導電率、熱伝導率に近い、導電率55%、熱伝導率
0.50の特性をもつJIS記号A6063を使用する
方が望ましい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】この発明の実施例1を示す相分離母線の一部
断側面図である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】図11の支持脚を示す面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外被の内部に同軸状に配置された導体
    を、支持碍子を介して支持脚に固定してなる相分離母線
    において、アルミニウム材の押出し成形によって断面が
    蛙股形状の長尺の支持脚材を得る工程、上記支持脚材を
    軸方向の所定幅に切断し、かつボルト用の穴明け加工し
    て支持脚を得る工程、上記支持脚を上記外被の一部に穴
    明けした部位に溶接する工程、上記導体を支持した支持
    碍子の一端を、上記支持脚のボルト穴にボルトを挿入
    し、締付固定する工程を備えたことを特徴とする相分離
    母線の製造方法。
JP22269692A 1992-08-21 1992-08-21 相分離母線の製造方法 Pending JPH0678437A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100804518B1 (ko) * 2007-07-18 2008-02-20 엠티엔시 (주) 누설 전류를 2단계로 감지하여 오동작을 방지하는 누전차단 방법 및 그 장치
JP2013092287A (ja) * 2011-10-25 2013-05-16 Terumasa Matsumoto 冷凍サイクルの熱交換器
CN105977889A (zh) * 2016-07-08 2016-09-28 中国葛洲坝集团机电建设有限公司 一种封闭母线的安装方法及辅助调整工装

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