JPH0678305A - 複合情報伝送装置 - Google Patents

複合情報伝送装置

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JPH0678305A
JPH0678305A JP4213784A JP21378492A JPH0678305A JP H0678305 A JPH0678305 A JP H0678305A JP 4213784 A JP4213784 A JP 4213784A JP 21378492 A JP21378492 A JP 21378492A JP H0678305 A JPH0678305 A JP H0678305A
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JP4213784A
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Kenji Tsuchida
謙次 土田
Yoshihiro Kawakita
能博 河喜多
Suminori Ikoma
純典 生駒
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BISCO KK
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BISCO KK
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、通常の電話回線であるビデオテック
ス通信網を利用した低価格な構成で、カラー写真等の静
止画やメッセージを信頼性よく伝送し得る複合情報伝送
装置を提供するものである。 【構成】本発明は、通常の電話回線であるビデオテック
ス通信網を利用して情報センタと端末装置15との間で
メッセージ情報及び静止画情報を伝送する複合情報伝送
装置1であり、情報センタに、高密度の静止画情報を離
散コサイン処理により圧縮処理する圧縮手段21、量子
化手段22、符号化手段25、伝送処理手段27を備
え、端末装置15に、伝送される符号化済みの静止画情
報及びメッセージ情報を分離する情報処理手段31、静
止画情報を復元する画像復元手段32、メッセージ情報
を変換する画像変換手段33、静止画情報、メッセージ
情報の合成を行う合成手段34、表示手段35を備えた
ものである。この結果、ビデオテックス通信網を利用し
てカラー写真等の静止画やメッセージを伝送し合成して
表示でき実用価値を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、複合情報伝送装置に関
し、詳しくは、いわゆるキャプテンシステムにおける通
常の電話回線であるビデオテックス通信網を利用して高
密度の静止画情報及びメッセージ情報を伝送し表示する
複合情報伝送装置に関する。
【従来の技術】近年、高密度のカラー写真等の静止画の
情報を或る地点から他の離隔した地点へ伝送する伝送装
置が研究され、実用化されようとしている。しかしなが
ら、カラー写真等の静止画は、極めて情報量が大きく、
このために、伝送装置としても極めて高価格のハードウ
ェアと、極めて大量の情報伝送能力を持った伝送路が必
要であり、通常の電話回線を用いてカラー写真等の静止
画やメッセージを伝送し得る伝送装置は存在しないのが
実情である。
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来の
事情に鑑み開発されたものであり、その目的とするとこ
ろは、通常の電話回線であるビデオテックス通信網を利
用した低価格な構成でありながら、カラー写真等の静止
画やメッセージを信頼性よく伝送し得る複合情報伝送装
置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】本発明は、通常の電話回
線であるビデオテックス通信網を利用して情報センタと
端末装置との間でメッセージ情報及び静止画情報を伝送
する複合情報伝送装置であって、前記情報センタに、高
密度の静止画情報を離散コサイン処理により圧縮処理す
る圧縮手段と、この圧縮手段により圧縮されて静止画情
報を量子化する量子化手段と、この量子化手段により量
子化された静止画情報と所望のメッセージ情報とを各々
前記ビデオテックス通信網にて伝送可能な符号情報に変
換する符号化手段と、この符号化手段にて各々符号化さ
れた静止画情報及びメッセージ情報を合成してビデオテ
ックス通信網に送る伝送処理手段とを備え、前記端末装
置に、ビデオテックス通信網にて伝送されてくる符号化
された静止画情報及びメッセージ情報を分離する情報処
理手段と、この情報処理手段にて分離された静止画情報
の復元処理を行う画像復元手段と、情報処理手段にて分
離されたメッセージ情報を画像情報に変換する画像変換
手段と、前記画像復元手段により復元された静止画情報
と画像変換手段により変換されたメッセージ情報との合
成処理を行う合成手段と、この合成手段の処理結果を表
示する表示手段とを備えたものである。
【作用】以下に上述した構成に係る複合情報伝送装置の
作用を説明する。前記情報センタにおける圧縮手段は、
高密度の静止画情報を離散コサイン処理により圧縮処理
し量子化手段に送る。量子化手段は、圧縮処理された静
止画情報を量子化し符号化手段に送る。符号化手段は、
量子化された静止画情報を前記通常の電話回線であるビ
デオテックス通信網をもって伝送可能な符号情報に変換
する。また、前記符号化手段は、伝送すべきメッセージ
情報も前記ビデオテックス通信網にて伝送可能な符号情
報に変換する。これらの符号化された静止画情報、メッ
セージ情報は、伝送処理手段により合成されて前記ビデ
オテックス通信網により端末装置に送られる。端末装置
側では、ビデオテックス通信網により送られてきた符号
化された静止画情報及びメッセージ情報を情報処理手段
により分離する。分離された静止画情報は、画像復元手
段により復元処理され画像情報に変換される。上記分離
されたメッセージ情報は、画像変換手段により画像情報
に変換される。合成手段は、前記画像復元手段により復
元された静止画情報と画像変換手段により変換されたメ
ッセージ情報との合成処理を行い表示手段に送る。この
結果、表示手段の画面には、静止画情報及びメッセージ
情報が合せて表示される。
【実施例】以下に本発明の実施例を詳細に説明する。先
ず、図1を参照して本実施例の複合情報伝送装置1を構
成するシステムの概要を説明する。図1に示す複合情報
伝送装置1は、いわゆるキャプテンシステムを利用した
ものであり、キャプテン情報センタ2に配置されたキャ
プテン情報処理装置(CAPF)3及びキャプテン画面
編集装置(CAPE)4と、キャプテン情報処理装置3
に接続された間接型情報センタ(IF)5、情報入力セ
ンタ(INC)6及び情報入力機器(IT)7と、ビデ
オテックス通信網の中核をなす伝送手段としてのビデオ
テックス通信処理装置(VCP)8と、このビデオテッ
クス通信処理装置8に接続した直接型情報センタ(D
F)10と、ビデオテックス通信網を構成する伝送ケー
ブル11と、中継交換機(TS)12と、加入者線交換
機(LS)13と、利用者側の電話機14と、端末装置
15とを有している。前記直接型情報センタ10は、図
2に示すように、高密度の静止画情報を離散コサイン処
理(JEPG変換)により例えば1/19等整数分の1
に圧縮処理する圧縮手段21と、この圧縮手段21によ
り圧縮された静止画情報を量子化する量子化手段22
と、この量子化手段22により量子化された静止画情報
をジグザグスキャンし前記ビデオテックス通信網にて伝
送可能な符号情報に変換する第1の符号化部23及びメ
ッセージメモリ26に格納した所望のメッセージ情報を
前記ビデオテックス通信網にて伝送可能な符号情報に変
換する第2の符号化部24からなる符号化手段25と、
この符号化手段25にて各々符号化された静止画情報及
びメッセージ情報を合成してビデオテックス通信網の前
記ビデオテックス通信処理装置8に送る伝送処理手段2
7とを具備している。尚、図2中、28は静止画を静止
画情報として取り込む画像スキャナ、29は静止画情報
を記憶する画像メモリである。一方、前記端末装置15
は、図3に示すように、ビデオテックス通信網にて伝送
されてくる符号化された静止画情報及びメッセージ情報
を分離する情報処理手段31と、この情報処理手段31
にて分離された静止画情報を離散コサイン逆変換により
復元処理を行う画像復元手段32と、情報処理手段31
にて分離されたメッセージ情報を画像情報に変換する画
像変換手段33と、前記画像復元手段32により復元さ
れた静止画情報と画像変換手段33により変換されたメ
ッセージ情報との合成処理を行う合成手段34と、この
合成手段34の処理結果を表示する表示手段35と、各
種操作情報を入力するキーボード36と、合成手段34
の処理結果を記憶する記憶手段37とを具備している。
次に、上述した構成の複合情報伝送装置1の作用を、各
図を参照して説明する。尚、この複合情報伝送装置1に
より伝送する元静止画情報の情報量は、横1280ドッ
ト、縦1024ドット×24ビット、即ち、3.75M
バイト有るものとして以下の説明を行う。前記圧縮手段
21は、3.75Mバイトと高密度の静止画情報を離散
コサイン処理により横8画素、縦8画素の単位で例えば
1/19、即ち、約0.2Mバイトに圧縮処理し、量子
化手段22に送る。量子化手段22は、圧縮処理された
静止画情報を横8画素、縦8画素の単位で所定の定数で
除算し量子化して第1の符号化部23に送る。第1の符
号化部23は、量子化された静止画情報を横8画素、縦
8画素の単位でジグザグスキャンし前記ビデオテックス
通信網にて伝送可能な符号情報に変換する。また、第2
の符号化部24は、伝送すべきメッセージ情報も前記ビ
デオテックス通信網にて伝送可能な符号情報に変換す
る。これらの符号化された静止画情報、メッセージ情報
は、伝送処理手段27により合成されて図4に示すよう
なシリアルな情報形態となりビデオテックス通信処理装
置8、伝送ケーブル11を経て端末装置15に送られ
る。一方、端末装置15側では、伝送ケーブル11によ
り送られてきた符号化された静止画情報及びメッセージ
情報を取り込み、前記情報処理手段31により分離す
る。分離された静止画情報は、画像復元手段32により
復元処理され画像情報に変換される。また、分離された
メッセージ情報は、画像変換手段33により画像情報に
変換される。合成手段34は、前記画像復元手段32に
より復元された静止画情報と画像変換手段33により変
換されたメッセージ情報との合成処理を行い表示手段3
5に送る。この結果、表示手段35の画面には、図5に
示すように、静止画情報及びメッセージ情報が合せて表
示される。また、静止画情報及びメッセージ情報の合成
情報は記憶手段37に格納されてその後の利用に供され
る。本発明は、上述した実施例に限定されるものではな
く、その要旨の範囲内で種々の変形が可能である。例え
ば、上述した実施例では、直接型情報センタ10側から
端末装置15側に静止画情報及びメッセージ情報を伝送
する場合について説明したが、逆に端末装置15側から
直接型情報センタ10やキャプテン情報処理装置3側に
静止画情報及びメッセージ情報を送って表示したり、記
憶したりすることも、既述した構成を相互に設けること
で可能となる。
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、上述した
構成としたので、通常の電話回線であるビデオテックス
通信網を利用した低価格な構成でありながら、カラー写
真等の静止画やメッセージを信頼性よく伝送することが
でき、例えば、絵画や不動産の売買情報或いは人物紹介
情報をはじめとする極めて広範な各種情報を、臨場感あ
ふれる生の情報種態として伝送するのに好適な複合情報
伝送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例装置のブロック図
【図2】本発明の実施例装置における直接型情報センタ
の構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施例装置における端末装置の構成を
示すブロック図
【図4】本発明の実施例装置における伝送情報の説明図
【図5】本発明の実施例装置における伝送情報の表示例
を示す説明図
【符号の説明】
1 複合情報伝送装置 2 キャプテン情報センタ 3 キャプテン情報処理装置 4 キャプテン画面編集装置 5 間接型情報センタ 6 情報入力センタ 7 情報入力機器 8 ビデオテックス通信処理装置 10 直接型情報センタ 11 伝送ケーブル 12 中継交換機 13 加入者線交換機 14 利用者側の電話機 15 端末装置 21 圧縮手段 22 量子化手段 23 第1の符号化部 24 第2の符号化部 25 符号化手段 26 メッセージメモリ 27 伝送処理手段 28 画像スキャナ 29 画像メモリ 31 情報処理手段 32 画像復元手段 33 画像変換手段 34 合成手段 35 表示手段 36 キーボード 37 記憶手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 複合情報伝送装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、複合情報伝送装置に関
し、詳しくは、いわゆるキャプテンシステムにおける通
常の電話回線であるビデオテックス通信網を利用して高
密度の静止画情報及びメッセージ情報を伝送し表示する
複合情報伝送装置に関する。
【従来の技術】近年、高密度のカラー写真等の静止画の
情報を或る地点から他の離隔した地点へ伝送する伝送装
置が研究され、実用化されようとしている。しかしなが
ら、カラー写真等の静止画は、極めて情報量が大きく、
このために、伝送装置としても極めて高価格のハードウ
ェアと、極めて大量の情報伝送能力を持った伝送路が必
要であり、通常の電話回線を用いてカラー写真等の静止
画やメッセージを伝送し得る伝送装置は存在しないのが
実情である。
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来の
事情に鑑み開発されたものであり、その目的とするとこ
ろは、通常の電話回線であるビデオテックス通信網を利
用した低価格な構成でありながら、カラー写真等の静止
画やメッセージを信頼性よく伝送し得る複合情報伝送装
置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】本発明は、通常の電話回
線であるビデオテックス通信網を利用して情報センタと
端末装置との間でメッセージ情報及び静止画情報を伝送
する複合情報伝送装置であって、前記情報センタに、高
密度の静止画情報を離散コサイン処理により圧縮処理す
る圧縮手段と、この圧縮手段により圧縮されて静止画情
報を量子化する量子化手段と、この量子化手段により量
子化された静止画情報と所望のメッセージ情報とを各々
前記ビデオテックス通信網にて伝送可能な符号情報に変
換する符号化手段と、この符号化手段にて各々符号化さ
れた静止画情報及びメッセージ情報を合成してビデオテ
ックス通信網に送る伝送処理手段とを備え、前記端末装
置に、ビデオテックス通信網にて伝送されてくる符号化
された静止画情報及びメッセージ情報を分離する情報処
理手段と、この情報処理手段にて分離された静止画情報
の復元処理を行う画像復元手段と、情報処理手段にて分
離されたメッセージ情報を画像情報に変換する画像変換
手段と、前記画像復元手段により復元された静止画情報
と画像変換手段により変換されたメッセージ情報との合
成処理を行う合成手段と、この合成手段の処理結果を表
示する表示手段とを備えたものである。また、本発明
は、通常の電話回線であるビデオテックス通信網を利用
して情報センタと端末装置との間でメッセージ情報及び
静止画情報を伝送する複合情報伝送装置であって、前記
情報センタに、高密度の静止画情報を離散コサイン処理
により圧縮処理する圧縮手段と、この圧縮手段により圧
縮されて静止画情報を量子化する量子化手段と、この量
子化手段により量子化された静止画情報と所望のメッセ
ージ情報とを各々前記ビデオテックス通信網にて伝送可
能な符号情報に変換する符号化手段と、この符号化手段
にて各々符号化された静止画情報及びメッセージ情報を
合成してビデオテックス通信網に送る伝送処理手段とを
備え、前記端末装置に、ビデオテックス通信網にて伝送
されてくる符号化された静止画情報及びメッセージ情報
を分離する情報処理手段と、この情報処理手段にて分離
された静止画情報の復元処理を行う画像復元手段と、前
記情報処理手段にて分離されたメッセージ情報を画像情
報に変換する画像変換手段と、前記画像復元手段により
復元された静止画情報と画像変換手段により変換された
メッセージ情報との合成処理を行う合成手段と、この合
成手段の処理結果をテレビジョン画像信号に変換する信
号変換手段とを備えたものである前記端末装置は、テ
レビジョン受信機に組み込まれて、又はテレビジョン受
信機と別体に構成することができる
【作用】以下に上述した構成に係る複合情報伝送装置の
作用を説明する。請求項1記載の発明の情報センタにお
ける圧縮手段は、高密度の静止画情報を離散コサイン処
理により圧縮処理し量子化手段に送る。量子化手段は、
圧縮処理された静止画情報を量子化し符号化手段に送
る。符号化手段は、量子化された静止画情報を前記通常
の電話回線であるビデオテックス通信網をもって伝送可
能な符号情報に変換する。また、前記符号化手段は、伝
送すべきメッセージ情報も前記ビデオテックス通信網に
て伝送可能な符号情報に変換する。これらの符号化され
た静止画情報、メッセージ情報は、伝送処理手段により
合成されて前記ビデオテックス通信網により端末装置に
送られる。端末装置側では、ビデオテックス通信網によ
り送られてきた符号化された静止画情報及びメッセージ
情報を情報処理手段により分離する。分離された静止画
情報は、画像復元手段により復元処理され画像情報に変
換される。上記分離されたメッセージ情報は、画像変換
手段により画像情報に変換される。合成手段は、前記画
像復元手段により復元された静止画情報と画像変換手段
により変換されたメッセージ情報との合成処理を行い表
示手段に送る。この結果、表示手段の画面には、静止画
情報及びメッセージ情報が合せて表示される。請求項2
記載の発明のように端末装置を構成することにより、ビ
デオテックス通信網により送られてきた符号化された静
止画情報及びメッセージ情報は情報処理手段により分離
され、分離された静止画情報は画像復元手段により復元
処理され画像情報に変換されるまた、分離されたメッ
セージ情報は画像変換手段により画像情報に変換され
る。合成手段は、前記画像復元手段により復元された静
止画情報と画像変換手段により変換されたメッセージ情
報との合成処理を行い、その処理結果を信号変換手段に
送る。信号変換手段は合成手段からの処理結果をテレビ
ジョン画像信号に変換するこのような動作で、この端
末装置によりテレビジョン画像信号を得ることができ、
テレビジョン受信機を複合情報伝送装置の一部として活
用可能となる請求項3記載のように前記端末装置を、
テレビジョン受信機に組み込んで、又は、テレビジョン
受信機と別体として構成することにより、テレビジョン
受信機を複合情報伝送装置の一部としてを用い、又は、
複合情報伝送装置の端末装置にテレビジョン受信機を接
続してこのテレビジョン受信機の表示手段により静止画
情報やメッセージ情報を視認できる
【実施例】以下に本発明の実施例を詳細に説明する。先
ず、図1を参照して本実施例の複合情報伝送装置1を構
成するシステムの概要を説明する。図1に示す複合情報
伝送装置1は、いわゆるキャプテンシステムを利用した
ものであり、キャプテン情報センタ2に配置されたキャ
プテン情報処理装置(CAPF)3及びキャプテン画面
編集装置(CAPE)4と、キャプテン情報処理装置3
に接続された間接型情報センタ(IF)5、情報入力セ
ンタ(INC)6及び情報入力機器(IT)7と、ビデ
オテックス通信網の中核をなす伝送手段としてのビデオ
テックス通信処理装置(VCP)8と、このビデオテッ
クス通信処理装置8に接続した直接型情報センタ(D
F)10と、ビデオテックス通信網を構成する伝送ケー
ブル11と、中継交換機(TS)12と、加入者線交換
機(LS)13と、利用者側の電話機14と、端末装置
15とを有している。前記直接型情報センタ10は、図
2に示すように、高密度の静止画情報を離散コサイン処
理(JEPG変換)により例えば1/19等整数分の1
に圧縮処理する圧縮手段21と、この圧縮手段21によ
り圧縮された静止画情報を量子化する量子化手段22
と、この量子化手段22により量子化された静止画情報
をジグザグスキャンし前記ビデオテックス通信網にて伝
送可能な符号情報に変換する第1の符号化部23及びメ
ッセージメモリ26に格納した所望のメッセージ情報を
前記ビデオテックス通信網にて伝送可能な符号情報に変
換する第2の符号化部24からなる符号化手段25と、
この符号化手段25にて各々符号化された静止画情報及
びメッセージ情報を合成してビデオテックス通信網の前
記ビデオテックス通信処理装置8に送る伝送処理手段2
7とを具備している。尚、図2中、28は静止画を静止
画情報として取り込む画像スキャナ、29は静止画情報
を記憶する画像メモリである。一方、前記端末装置15
は、図3に示すように、ビデオテックス通信網にて伝送
されてくる符号化された静止画情報及びメッセージ情報
を分離する情報処理手段31と、この情報処理手段31
にて分離された静止画情報を離散コサイン逆変換により
復元処理を行う画像復元手段32と、情報処理手段31
にて分離されたメッセージ情報を画像情報に変換する画
像変換手段33と、前記画像復元手段32により復元さ
れた静止画情報と画像変換手段33により変換されたメ
ッセージ情報との合成処理を行う合成手段34と、この
合成手段34の処理結果を表示する表示手段35と、各
種操作情報を入力するキーボード36と、合成手段34
の処理結果を記憶する記憶手段37とを具備している。
次に、上述した構成の複合情報伝送装置1の作用を、各
図を参照して説明する。尚、この複合情報伝送装置1に
より伝送する元静止画情報の情報量は、横1280ドッ
ト、縦1024ドット×24ビット、即ち、3.75M
バイト有るものとして以下の説明を行う。前記圧縮手段
21は、3.75Mバイトと高密度の静止画情報を離散
コサイン処理により横8画素、縦8画素の単位で例えば
1/19、即ち、約0.2Mバイトに圧縮処理し、量子
化手段22に送る。量子化手段22は、圧縮処理された
静止画情報を横8画素、縦8画素の単位で所定の定数で
除算し量子化して第1の符号化部23に送る。第1の符
号化部23は、量子化された静止画情報を横8画素、縦
8画素の単位でジグザグスキャンし前記ビデオテックス
通信網にて伝送可能な符号情報に変換する。また、第2
の符号化部24は、伝送すべきメッセージ情報も前記ビ
デオテックス通信網にて伝送可能な符号情報に変換す
る。これらの符号化された静止画情報、メッセージ情報
は、伝送処理手段27により合成されて図4に示すよう
なシリアルな情報形態となりビデオテックス通信処理装
置8、伝送ケーブル11を経て端末装置15に送られ
る。一方、端末装置15側では、伝送ケーブル11によ
り送られてきた符号化された静止画情報及びメッセージ
情報を取り込み、前記情報処理手段31により分離す
る。分離された静止画情報は、画像復元手段32により
復元処理され画像情報に変換される。また、分離された
メッセージ情報は、画像変換手段33により画像情報に
変換される。合成手段34は、前記画像復元手段32に
より復元された静止画情報と画像変換手段33により変
換されたメッセージ情報との合成処理を行い表示手段3
5に送る。この結果、表示手段35の画面には、図5に
示すように、静止画情報及びメッセージ情報が合せて表
示される。また、静止画情報及びメッセージ情報の合成
情報は記憶手段37に格納されてその後の利用に供され
る。図6を参照して、前記端末装置15の変形例を説明
する同図に示す端末装置15Aは、ビデオテックス通
信網にて伝送されてくる符号化された静止画情報及びメ
ッセージ情報を分離する情報処理手段31と、この情報
処理手段31にて分離された静止画情報を離散コサイン
逆変換により復元処理を行う画像復元手段32と、情報
処理手段31にて分離されたメッセージ情報を画像情報
に変換する画像変換手段33と、前記画像復元手段32
により復元された静止画情報と画像変換手段33により
変換されたメッセージ情報との合成処理を行う合成手段
34と、この合成手段34の処理結果をテレビジョン画
像信号に変換する信号変換手段38と、各種操作情報を
入力するキーボード36と、合成手段34の処理結果を
記憶する記憶手段37とを備え、前記信号変換手段38
の出力をテレビジョン受信機40の画像入力端子41に
入力するようにしたものであるこの場合、上述した構
成の端末装置15Aをテレビジョン受信機40と別体と
して構成する他、テレビジョン受信機40自体にに組み
込むようにすることもできるこのように端末装置15
Aを構成することにより、前述した場合と同様に、ビデ
オテックス通信網により送られてきた符号化された静止
画情報及びメッセージ情報は情報処理手段31により分
離され、分離された静止画情報は画像復元手段32によ
り復元処理され画像情報に変換されるまた、分離され
たメッセージ情報は画像変換手段33により画像情報に
変換される合成手段34は、前記画像復元手段32に
より復元された静止画情報と画像変換手段33により変
換されたメッセージ情報との合成処理を行い、その処理
結果を信号変換手段38に送る。信号変換手段38は合
成手段34からの処理結果をテレビジョン画像信号に変
換するこのような動作で、端末装置15Aによりテレ
ビジョン画像信号を得ることができ、テレビジョン受信
機40を複合情報伝送装置1の一部として活用可能とな
前記端末装置15Aを、テレビジョン受信機40に
組み込んで、又は、テレビジョン受信機40と別体とし
て構成することにより、テレビジョン受信機40を複合
情報伝送装置1の一部としてを用い、又は、複合情報伝
送装置1の端末装置15Aにテレビジョン受信機40を
接続してこのテレビジョン受信機40の表示手段42に
より静止画情報やメッセージ情報を視認できる。本発明
は、上述した実施例に限定されるものではなく、その要
旨の範囲内で種々の変形が可能である。例えば、上述し
た実施例では、直接型情報センタ10側から端末装置1
5側に静止画情報及びメッセージ情報を伝送する場合に
ついて説明したが、逆に端末装置15側から直接型情報
センタ10やキャプテン情報処理装置3側に静止画情報
及びメッセージ情報を送って表示したり、記憶したりす
ることも、既述した構成を相互に設けることで可能とな
る。
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、上述した
構成としたので、請求項1記載の発明によれば、通常の
電話回線であるビデオテックス通信網を利用した低価格
な構成でありながら、カラー写真等の静止画やメッセー
ジを信頼性よく伝送することができ、例えば、絵画や不
動産の売買情報或いは人物紹介情報をはじめとする極め
て広範な各種情報を、臨場感あふれる生の情報種態とし
て伝送するのに好適な複合情報伝送装置を提供すること
ができる。また、請求項2記載の発明によれば、テレビ
ジョン受信機を端末装置の一部として活用しつつ請求項
1記載の複合情報伝送装置と同様な動作を発揮させるこ
とができる複合情報伝送装置を提供することができる
更に、請求項3記載の発明によれば、テレビジョン受信
機を複合情報伝送装置の一部としてを用い、又は、複合
情報伝送装置の端末装置にテレビジョン受信機を接続し
てこのテレビジョン受信機の表示手段により静止画情報
やメッセージ情報を視認できる複合情報伝送装置を提供
することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例装置のブロック図
【図2】本発明の実施例装置における直接型情報センタ
の構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施例装置における端末装置の構成を
示すブロック図
【図4】本発明の実施例装置における伝送情報の説明図
【図5】本発明の実施例装置における伝送情報の表示例
を示す説明図
【図6】本発明の実施例装置における端末装置の他例を
示すブロック図
【符号の説明】 1 複合情報伝送装置 2 キャプテン情報センタ 3 キャプテン情報処理装置 4 キャプテン画面編集装置 5 間接型情報センタ 6 情報入力センタ 7 情報入力機器 8 ビデオテックス通信処理装置 10 直接型情報センタ 11 伝送ケーブル 12 中継交換機 13 加入者線交換機 14 利用者側の電話機 15、15A 端末装置 21 圧縮手段 22 量子化手段 23 第1の符号化部 24 第2の符号化部 25 符号化手段 26 メッセージメモリ 27 伝送処理手段 28 画像スキャナ 29 画像メモリ 31 情報処理手段 32 画像復元手段 33 画像変換手段 34 合成手段 35 表示手段 36 キーボード 37 記憶手段38 信号変換手段 40 テレビジョン受信機 41 画像入力端子 42 テレビジョン受信機の表示手段
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】追加
【補正内容】
【図6】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通常の電話回線であるビデオテックス通信
    網を利用して情報センタと端末装置との間でメッセージ
    情報及び静止画情報を伝送する複合情報伝送装置であっ
    て、前記情報センタに、高密度の静止画情報を離散コサ
    イン処理により圧縮処理する圧縮手段と、この圧縮手段
    により圧縮されて静止画情報を量子化する量子化手段
    と、この量子化手段により量子化された静止画情報と所
    望のメッセージ情報とを各々前記ビデオテックス通信網
    にて伝送可能な符号情報に変換する符号化手段と、この
    符号化手段にて各々符号化された静止画情報及びメッセ
    ージ情報を合成してビデオテックス通信網に送る伝送処
    理手段とを備え、前記端末装置に、ビデオテックス通信
    網にて伝送されてくる符号化された静止画情報及びメッ
    セージ情報を分離する情報処理手段と、この情報処理手
    段にて分離された静止画情報の復元処理を行う画像復元
    手段と、情報処理手段にて分離されたメッセージ情報を
    画像情報に変換する画像変換手段と、前記画像復元手段
    により復元された静止画情報と画像変換手段により変換
    されたメッセージ情報との合成処理を行う合成手段と、
    この合成手段の処理結果を表示する表示手段とを備えた
    ことを特徴とする複合情報伝送装置。
JP4213784A 1992-07-17 1992-07-17 複合情報伝送装置 Pending JPH0678305A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2719137A1 (fr) * 1994-04-25 1995-10-27 Fontaine Picourex Valere Procédé et dispositif pour la transmission de fichiers comportant au moins un premier type d'informations de faible volume et un deuxième type d'informations de volume important.
US6429316B1 (en) * 1998-11-24 2002-08-06 Mitsubishi Chemical Corporation Process for preparing pyrrolidone derivative
KR100727504B1 (ko) * 1999-10-27 2007-06-12 바스프 악티엔게젤샤프트 감마 부티로락톤 및 혼합 메틸아민을 출발 물질로 사용한n-메틸 피롤리돈의 제조 방법

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FR2719137A1 (fr) * 1994-04-25 1995-10-27 Fontaine Picourex Valere Procédé et dispositif pour la transmission de fichiers comportant au moins un premier type d'informations de faible volume et un deuxième type d'informations de volume important.
US6429316B1 (en) * 1998-11-24 2002-08-06 Mitsubishi Chemical Corporation Process for preparing pyrrolidone derivative
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