JPH0678296U - 半生練り製品の包装体 - Google Patents

半生練り製品の包装体

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Publication number
JPH0678296U
JPH0678296U JP1993193U JP1993193U JPH0678296U JP H0678296 U JPH0678296 U JP H0678296U JP 1993193 U JP1993193 U JP 1993193U JP 1993193 U JP1993193 U JP 1993193U JP H0678296 U JPH0678296 U JP H0678296U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semi
container
side wall
substrate
coffee
Prior art date
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Pending
Application number
JP1993193U
Other languages
English (en)
Inventor
敏夫 坂本
Original Assignee
シンワフーズ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by シンワフーズ株式会社 filed Critical シンワフーズ株式会社
Priority to JP1993193U priority Critical patent/JPH0678296U/ja
Publication of JPH0678296U publication Critical patent/JPH0678296U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】賽の目状に切断された数個のコーヒーゼリー極
めて簡単な作業で客に提供できる状態にすることがで
き、かつ、客に提供する前はコーヒーゼリーの品質が変
質しないようにする。 【構成】容器10に半生練り製品としてのコーヒーーゼリ
ー20が収容され、容器10の表面に剥離自在なカバー30が
ホットシールにより接着されている。容器10は、長方形
の平板状に形成された基板11と、この基板11に設けられ
たコーヒーゼリー20を収容する箱状の収容部12とで構成
されている。収容部12は、各一人前部14に2×8個づつ
形成されている。収容部12は、台形状の側壁17と正方形
状の底部18とからなり、側壁17が下に行くにしたがって
内側へ傾いて形成されている。すなわち、底部18は正方
形状の開口部19より一辺が小さい正方形状に形成されて
いる。また、底部18は、側壁17より薄く形成され、側壁
17より極めて柔軟な状態となっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ゼリー等の半生練り製品を搬送及び保管するために包装した半生練 り製品の包装体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ファミリーレストラン、ファーストフード店等で提供されるコーヒー ゼリーは、各店により製造されたものではなく、コーヒーゼリーの製造業者が製 造したものが使用されている。すなわち、ファミリーレストラン等は、業務用の コーヒーゼリーを購入し、そのコーヒーゼリーを顧客に提供しているものである 。
【0003】 従来、このような業務用のコーヒーゼリーは、1リットルの容積を持つ紙パッ クに収納されて搬送され、また、この状態でファミリーレストラン等において保 管されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、コーヒーゼリを提供するには、通常、2cm前後の賽の目状に切断し たものを、十数個カップに入れて提供している。
【0005】 したがって、従来、ファミリーレストランにおいては、購入した1リットル程 度のコーヒーゼリーから一人前分を切取り、さらに、賽の目に細かくしなければ ならなかった。さらに、残りのコーヒーゼリーの風味を失わずに保管するために 、プラスチックフィルムでその都度ラップをしなければならなかった。
【0006】 以上のように、従来のコーヒーゼリーの包装体では、ファミリーレストラン等 における作業が極めて面倒なものであった。
【0007】 本考案は、以上の問題点を解決し、ファミリーレストラン等における作業が極 めて簡単な半生練り製品の包装体を提供すること目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案者は、上記目的を達成するために鋭意検討し、予め賽の目にした状態で 包装すれば、賽の目に切断する作業を省略できることに着目し、さらに、その包 装体について検討した結果、半生練り製品のように付着力があり、かつ、崩れや すい製品であっても、簡単に取り出すことができる容器を見出し、本考案を完成 させたものである。
【0009】 すなわち、本考案の半生練り製品の包装体は、基板とこの基板に多数設けられ た半生製品を収容する収容部とを有する容器と、容器の収容部に収容された半生 練り製品と、容器の基板に剥離自在に接着され半生練り製品を密封するカバーと を有し、収納部の少なくとも底部が側壁より柔軟に形成されていることを特徴と して構成されている。
【0010】 容器の収納部は、少なくとも底部が側壁より柔軟に形成されており、柔軟にす るためには、例えば、少なくとも底部を側壁より薄肉に形成する。また、底部の ほか側壁の下部も柔軟に形成すると、底部の変形を大きくできるので収容した半 生練り製品をより取り出しやすくなる。さらに、側壁は内方向へ傾斜しているこ とが好ましく、側壁を内方向へ傾斜して形成することにより、収容した半生練り 製品の排出がより容易になる。
【0011】 収容部の形状は特に限定されず、例えば、直方体状、円柱状、三角錐状に形成 することができる。三角錐状の場合は、底部と側壁の区別はとくに無いが、最下 端の近傍を底と考える。
【0012】 カバーには、一人前分の収納部の対応する箇所毎に切取り線を形成することが でき、切取り線ことにより数人分の半生練り製品を収納した包装体であっても、 一人前分のみ容易かつ確実に取り出すことができる。
【0013】 半生練り製品としては、例えば、各種ゼリー、水羊羹、寒天、トコロテンがあ る。
【0014】
【作用】
本考案の半生練り製品の包装体では、収納部が半生練り製品を収納し、カバー が収納部を密封して収納した半生練り製品の品質を保持している。収納部の底部 は柔軟に形成されているので、底部を押すことにより半生練り製品を取り出すこ とができる。
【0015】
【実施例】
本考案による半生練り製品の包装体の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0016】 図1は半生練り製品の包装体の平面図、図2は包装体の正面図、図3は包装体 の一部の拡大断面図、図4は収容したコーヒーゼリーを取り出す状態を示す側面 図である。
【0017】 図1、2及び3において、符号10は容器で、この容器10に半生練り製品として のコーヒーーゼリー20が収容され、さらに、容器10の表面に剥離自在なカバー30 がホットシールにより接着されている。
【0018】 容器10は、長方形の平板状に形成された基板11と、この基板11に設けられたコ ーヒーゼリー20を収容する箱状の収容部12とで構成されている。基板11は、2本 の区分溝13で略均等な大きさの一人前部14に区分され、両側の一人前部14の一つ の角はカバー30を剥離する際の端緒となるように大きな半径の円弧部15が形成さ れており、また、中央の一人前部14にもカバー30を剥離する際の端緒となるよう に凹部16が形成されている。
【0019】 収容部12は、各一人前部14に2×8個づつ形成されており、この収容部12は、 台形状の側壁17と正方形状の底部18とからなり、側壁17が下に行くにしたがって 内側へ傾いて形成されている。すなわち、底部18は正方形状の開口部19より一辺 が小さい正方形状に形成されている。また、底部18は、側壁17より薄く形成され 、側壁17より極めて柔軟な状態となっている。
【0020】 このような容器10は、射出成形によりポリエチレン樹脂で形成されており、収 容部12の開口部19の一辺の長さa=20mm、底部18の一辺の長さb=17mm、側壁17 の深さc=16mmとなっている。
【0021】 カバー30は、容器10と略同大きさの長方形状に形成されており、区分溝13に沿 って切取り用の切取り線31が形成され、各一人前部14毎に開封できるようになっ ている。また、角部は直角状に形成されて、基板11の円弧部15から突出した剥離 開始部32となっている。
【0022】 以上のようなコーヒーゼリーの包装体は、まず、容器10でコーヒーゼリー20を 直接作り、カバー30をヒートシールにより容器10の基板11に接着し、包装体が完 成する。そして、この状態でファミリーレストランへ搬送され、ファミリーレス トランではこの状態で保管し、顧客に提供する際は、まず、図1に示すように、 カバー30を切取り線31に沿って切断して一人前部14だけのカバー30を剥ぎとる。 そして、図4に示すように、底部18を押しこんで底部18及び側壁17の一部を内側 へ変形させ、コーヒーゼリー20を収容部12から排出する。
【0023】 図5は、本考案の半生練り製品の包装体の他の実施例の収容部の拡大断面図で ある。
【0024】 この図に示す半生練り製品の包装体は、収容部12の側壁17の下部が薄肉に形成 され、そして、底部18が側壁17の薄肉部分と連続して薄肉に形成されている。し たがって、この実施例の半生練り製品の包装体は、図1〜4に示す実施例より収 容部12が大きく変形するので、コーヒーゼリー20の取り出しがより容易になって いる。
【0025】
【考案の効果】
本考案は、極めて簡単な作業で半生練り製品を客に提供できる状態にすること ができ、かつ、客に提供する前は半生練り製品の品質を損なうことがないように できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の半生練り製品の包装体の一実施例の
平面図。
【図2】 本考案の半生練り製品の包装体の一実施例の
側面図。
【図3】 本考案の半生練り製品の包装体の一実施例の
一部拡大した断面図。
【図4】 本考案の半生練り製品の包装体の一実施例か
ら半生練り製品を取り出す状態を示す側面図。
【図5】 本考案の半生練り製品の包装体の他の実施例
の一部拡大した断面図。
【符号の説明】
10…容器 11…基板 12…収容部 17…側壁 18…底部 20…コーヒーゼリー(半生練り製品) 30…カバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板とこの基板に多数設けられた半生製
    品を収容する収容部とを有する容器と、容器の収容部に
    収容された半生練り製品と、容器の基板に剥離自在に接
    着され半生練り製品を密封するカバーとを有し、収納部
    の少なくとも底部が側壁より柔軟に形成されていること
    を特徴とする半生練り製品の包装体
JP1993193U 1993-04-19 1993-04-19 半生練り製品の包装体 Pending JPH0678296U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993193U JPH0678296U (ja) 1993-04-19 1993-04-19 半生練り製品の包装体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993193U JPH0678296U (ja) 1993-04-19 1993-04-19 半生練り製品の包装体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0678296U true JPH0678296U (ja) 1994-11-04

Family

ID=12012969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993193U Pending JPH0678296U (ja) 1993-04-19 1993-04-19 半生練り製品の包装体

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JP (1) JPH0678296U (ja)

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