JPH0678111A - イメージセンサおよびそれを用いた原稿読取装置 - Google Patents

イメージセンサおよびそれを用いた原稿読取装置

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JPH0678111A
JPH0678111A JP4248767A JP24876792A JPH0678111A JP H0678111 A JPH0678111 A JP H0678111A JP 4248767 A JP4248767 A JP 4248767A JP 24876792 A JP24876792 A JP 24876792A JP H0678111 A JPH0678111 A JP H0678111A
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JP
Japan
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JP4248767A
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English (en)
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Yasuo Takayama
康夫 高山
Seiji Miyauchi
聖二 宮内
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受光素子の駆動部等の回路をそれほど増大さ
せることのない、長尺のイメージセンサを提供し、ま
た、このイメージセンサを用い、相対的な位置ずれや傾
きを検出する原稿読取装置を提供する。 【構成】 中央部の受光素子1は、原稿上の画像を読み
取るために、一定密度では位置されている。また、端部
付近の受光素子2は、中央部センサの密度よりも粗い密
度で配置されている。このイメージセンサを用いた原稿
読取装置では、中央部の受光素子1を用いて画像を読み
取り、端部付近の受光素子2を用いて位置ずれ、傾きを
検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ、OCR
等の原稿読取装置で用いるイメージセンサに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、ファクシミリやOCR等の原
稿読取装置においては、複数個の受光素子を直線状に並
べたイメージセンサが用いられている。原稿読取装置で
は、このイメージセンサと原稿とを、イメージセンサの
受光素子の配列方向と直交する方向に相対的に移動さ
せ、2次元の読み取りを行なっている。このとき、イメ
ージセンサと原稿との相対位置がずれてしまったり、傾
いてしまう場合がある。従来の原稿読取装置では、位置
ずれ、傾きなどを補正する処理を行なっているが、これ
らの位置ずれ、傾きを検知する機構が必要となる。
【0003】一方、従来のイメージセンサでは、例え
ば、特開昭58−82564号公報にも開示されている
ように、受光素子の配列されている密度が均一で、有効
幅も例えば、CCITTの規定の幅に基づいて決められ
ている。図5は、従来のイメージセンサの受光素子の配
列を示す説明図である。図中、11は受光素子、12は
配線部である。複数の受光素子11は、等間隔、例え
ば、8ドット/mm,16ドット/mm、あるいは、2
00ドット/インチ,400ドット/インチ等の密度で
配置されている。また、各受光素子から配線部12が導
出されており、図示しない駆動回路等に接続され、画像
の読出しを行なう。
【0004】このようなイメージセンサを原稿読取装置
に使用する場合は、イメージセンサと原稿との相対的な
位置ずれ、傾き等の検出のために、別のイメージセンサ
を用いて検出していた。また、同一のイメージセンサ
で、位置ずれ、傾き等の検出を行なう場合には、イメー
ジセンサの有効長を長くする必要がある。このとき、イ
メージセンサの有効長を長くした部分では画像を読み取
るような密度の光電受光素子は必要ない。しかし、従来
は、画像を読み取る部分と同じ密度で端部まで光電受光
素子を配置している。光電受光素子の個数が増大する
と、その受光素子を駆動するための駆動回路等が増大
し、大型化してしまうという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、受光素子の駆動部等の回路
をそれほど増大させることのない、長尺のイメージセン
サを提供し、また、このイメージセンサを用い、相対的
な位置ずれや傾きを検出する原稿読取装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、複数個の受
光素子を有するイメージセンサにおいて、各受光素子の
ピッチを端部付近と中央部で変えたことを特徴とするも
のである。また、原稿読取装置において、受光部に該イ
メージセンサを用い、イメージセンサの中央部で原稿上
の画像を読み取り、端部で原稿の位置ずれ、傾き等を検
出することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、イメージセンサを長尺として
も、端部付近では中央部よりも配列密度を疎とすること
ができ、長尺化によって増大する受光素子の個数を少な
くし、受光素子を駆動する回路などの増大を抑制するこ
とができる。また、このイメージセンサを原稿読取装置
に用いることにより、イメージセンサと原稿との相対的
な位置ずれや傾きを、別の受光素子を用いることなく、
検出することができる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明のイメージセンサの第1の実
施例の受光素子の配列を示す説明図である。図中、1は
中央部の受光素子、2は端部付近の受光素子、3は配線
部、4は中央部領域、5は端部領域である。
【0009】中央部の受光素子1は、原稿上の画像を読
み取るために、従来のものと同様に、一定密度、例え
ば、8ドット/mm,16ドット/mm、あるいは、2
00ドット/インチ,400ドット/インチ等の密度で
配置される。また、端部付近の受光素子2は、中央部セ
ンサの密度よりも粗い密度、例えば、半分程度の密度で
配置され、中央部の受光素子1の配列密度が8ドット/
mmの場合、4〜6ドット/mmの密度で配置すること
ができる。端部付近の受光素子2は、イメージセンサと
原稿との相対的な位置ずれ、傾きを検出するために用い
る。配線部3は、各受光素子1,2より導出され、図示
しない駆動回路等に接続されている。
【0010】イメージセンサは、中央部領域4と、その
領域を挟む端部領域5からなり、中央部領域4には受光
素子1が、端部領域5には受光素子2が配置される。中
央部領域は、用いられる原稿読取装置の最大原稿幅に応
じて設定される。例えば、B4の幅にほぼ等しく設定す
ることができる。端部領域5は、中央部領域4の両端に
設けられており、位置ずれや傾きが検出できる程度の長
さを有している。例えば、B4の原稿で、角度が1度程
度までの傾きを検出する場合、 364mm×sin1゜=約6.4mm の長さがあれば検出可能である。通常の位置ずれや傾き
の検出では、端部が左右それぞれ3mm以上あればよ
い。
【0011】具体例として、原稿の大きさがB4、読取
密度が8ドット/mmの場合を考える。通常用いられて
いるイメージセンサの場合、2048ビットで256m
mの有効幅を有しているが、これをB4の紙幅と同じ2
57mmとし、その両側に位置ずれ、傾きを検出するた
めの領域を片側6mmずつ設ける。すると、イメージセ
ンサの全長は、 257mm+12mm=269mm となる。従来のように、この全長にわたり、一定密度で
受光素子を配置すると、受光素子のビット数は、 269mm×8=2152ビット が必要となる。また、各受光素子を駆動するための駆動
回路は、通常、64ビットあるいは128ビットの受光
素子ごとに駆動できるようにIC化されており、このよ
うな駆動用ICを用いた場合、2152ビットのセンサ
を動作させるためには、64ビット用の駆動用ICが3
4個必要となる。原稿の読み取りのみで、2048ビッ
トのイメージセンサの場合には、32個の駆動用ICで
よいから、位置ずれ、傾きを検出するように、長尺にし
た場合には、駆動用ICを2個多く使用する必要があ
る。本発明のように、片側6mmの位置ずれ、傾きの検
出部分の密度を粗くして、4ドット/mm程度にする
と、 257mm×8+12mm×4=2104ビット でよく、この場合には、駆動用ICが33個で済むか
ら、駆動用ICの使用数を減らすことができる。
【0012】図2は、原稿読取装置における本発明の第
1の実施例のイメージセンサと原稿との関係の一例の説
明図である。図中、図1と同様の部分には同じ符号を付
して説明を省略する。8はイメージセンサ、9は搬送
路、10は原稿である。この例では、イメージセンサ8
が固定され、搬送路9に沿って、原稿10が図中、下か
ら上へ搬送されるものとする。イメージセンサ8は、上
述の本発明の第1の実施例で述べたものである。原稿8
は、位置ずれおよびスキューを伴って、搬送されてい
る。正規の原稿の位置は、破線で示している。搬送路9
の表面は、原稿10の端部が検出できるように、例え
ば、黒色になっている。原稿10の搬送とともに、イメ
ージセンサ8によって1ラインずつ順次読み取りを行な
う。その際に、イメージセンサ1の中央部領域4で受光
された信号により、原稿10上の画像が読み取られ、ま
た、端部領域5で受光された信号に基づき、搬送路9と
原稿10の反射率の違いから、原稿10の端部の検出が
行なわれる。その際、図中左側では、端部領域5内に原
稿10の端部があるので、端部領域5により端部の検出
が行なわれるが、図中右側では、原稿10の端部は、中
央部領域4内にある。このような場合には、中央部領域
4内の受光素子1を用いて、原稿10の右端の検出を行
なうように構成することができる。原稿10の端部の検
出は、各ラインごと、または、数ラインごとに行なわ
れ、スキュー量の測定や、原稿10の外形の検出が行な
われる。この場合、原稿10の端部が、端部付近の受光
素子2にかかる部分では、原稿の読取データの密度が、
中央領域より粗くなるが、原稿の端部は、一般的に印字
されていないことが多いから、さほど問題となることは
ない。端部付近の受光素子2に原稿10がかかった場合
は、端部付近の受光素子2の中間データを補完するよう
にしてもよい。傾斜が大きい場合は、警報を発するよう
にしてもよい。
【0013】なお、読み取るべき原稿サイズが複数種類
ある場合には、イメージセンサ8は、読み取るべき原稿
サイズのうちの最大の大きさに合わせて構成される。最
大サイズの原稿以外の、小さい原稿の場合、中央部の受
光素子2が、画像読取および位置ずれ、傾きの検出用に
用いられる。
【0014】図3は、本発明のイメージセンサの第2の
実施例の受光素子の配列を示す説明図である。図中、図
1と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。
6は端部付近の受光素子である。この実施例では、端部
付近の受光素子6の主走査方向の長さを長くした例であ
る。受光素子の間が広いと、その間の部分に原稿の端部
が来る可能性が大きくなる。そうすると、原稿の端部の
検出精度が低下することになる。この第2の実施例で
は、端部付近の受光素子6の主走査方向の長さを長く
し、受光素子間の間隔を狭めることにより、端部付近の
受光素子の間に原稿の端部が来る可能性を少なくしてい
る。端部付近の受光素子上に原稿の端部が存在する場
合、受光素子上の位置に応じて受光面積が変化する。そ
のため、受光量を検知することにより、細かな原稿の端
部の位置を検出することが可能になる。
【0015】第2の実施例におけるイメージセンサの具
体例としては、原稿の大きさがB4、読取密度が中央部
領域4で8ドット/mm、端部領域5で4ドット/mm
とした場合では、例えば、中央部の受光素子1の寸法を
100μm(主走査方向)×100μm(副走査方向)
とし、端部付近の受光素子6の寸法を200μm(主走
査方向)×100μm(副走査方向)とすることができ
る。
【0016】図4は、本発明のイメージセンサの第3の
実施例の受光素子の配列を示す説明図である。図中、図
1と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。
7は端部付近の受光素子である。図3に示したイメージ
センサでは、中央部の受光素子1と、端部付近の受光素
子6の受光面積が違うため、受光素子からの出力が違っ
てしまう。そのため、中央部の受光素子1と、端部付近
の受光素子6の信号処理系などを別々に制御しなければ
ならない。このような不具合をに対処するため、第3の
実施例では、端部付近の受光素子7の受光面積を中央部
の受光素子1の受光面積とほぼ同じにしている。このよ
うに構成することにより、中央部の受光素子1と、端部
付近の受光素子6の信号レベルを揃えることができ、信
号処理系を簡単にすることができる。
【0017】第3の実施例におけるイメージセンサの具
体例としては、原稿の大きさがB4、読取密度が中央部
領域4で8ドット/mm、端部領域5で4ドット/mm
とした場合、例えば、中央部の受光素子1の寸法を10
0μm(主走査方向)×100μm(副走査方向)と
し、端部付近の受光素子7の寸法を、200μm(主走
査方向)×50μm(副走査方向)とすることができ
る。
【0018】この第3の実施例の場合、光源に蛍光灯等
を用いると、シェーディングなどにより端部領域5で
は、受光量が特に低下する。そのため、シェーディング
の影響など、受光量の位置的な変化をも考慮して受光面
積を設定することもできる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、位置ずれ、傾きの検出のために別のセンサを
用いることなく、また、受光素子の駆動部等の回路をそ
れほど増大させることなく、画像読み取りと、位置ず
れ、傾きの検出に用いることができる長尺のイメージセ
ンサを提供することができる。また、このイメージセン
サを用い、相対的な位置ずれや傾きを検出する原稿読取
装置を提供することができる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のイメージセンサの第1の実施例を示
す概略構成図である。
【図2】 原稿読取装置における本発明の第1の実施例
のイメージセンサと原稿との関係の一例の説明図であ
る。
【図3】 本発明のイメージセンサの第2の実施例を示
す概略構成図である。
【図4】 本発明のイメージセンサの第3の実施例を示
す概略構成図である。
【図5】 従来のイメージセンサの概略構成図である。
【符号の説明】
1 中央部の受光素子、2、6、7 端部付近の受光素
子、3 配線部、4中央部領域、5 端部領域、8 イ
メージセンサ、9 搬送路、10 原稿。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の受光素子を有するイメージセン
    サにおいて、各光電変換素子のピッチを端部付近と中央
    部で変えたことを特徴とするイメージセンサ。
  2. 【請求項2】 原稿読取装置において、受光部に請求項
    1に記載のイメージセンサを用い、該イメージセンサの
    中央部で原稿上の画像を読み取り、端部で原稿の位置ず
    れ、傾き等を検出することを特徴とする原稿読取装置。
JP4248767A 1992-08-25 1992-08-25 イメージセンサおよびそれを用いた原稿読取装置 Pending JPH0678111A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008228348A (ja) * 2008-06-03 2008-09-25 Seiko Epson Corp ラインセンサチップ、ラインセンサ、画像情報読取装置、ファクシミリ、スキャナ及び複写機

Cited By (2)

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JP2008228348A (ja) * 2008-06-03 2008-09-25 Seiko Epson Corp ラインセンサチップ、ラインセンサ、画像情報読取装置、ファクシミリ、スキャナ及び複写機
JP4613980B2 (ja) * 2008-06-03 2011-01-19 セイコーエプソン株式会社 ラインセンサチップ、ラインセンサ、画像情報読取装置、ファクシミリ、スキャナ及び複写機

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