JPH067801B2 - 卓上収納装置 - Google Patents

卓上収納装置

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JPH067801B2
JPH067801B2 JP63117100A JP11710088A JPH067801B2 JP H067801 B2 JPH067801 B2 JP H067801B2 JP 63117100 A JP63117100 A JP 63117100A JP 11710088 A JP11710088 A JP 11710088A JP H067801 B2 JPH067801 B2 JP H067801B2
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JP
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storage device
substrate
pedestal
storage
tabletop
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JP63117100A
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史郎 田中
佳子 中川
演志 長井
誠一 小池
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Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、フリーアドレス、セミフリーアドレス式テー
ブレに有用な卓上収納装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、事務用机は、個別に各人が専用し、引出しに各人
が必要とする文具、書類を保管していた。しかしなが
ら、例えば活動的な営業部門においては、机の前に座っ
て仕事をする時間が短かく、専用の机が必ずしも必要で
ない。特に、電話が固定位置に設置されない携帯可能な
ものが開発されて来ると、営業部門において重要な位置
を占める電話が自由に移動できるようになるにともな
い、益々机の必要度が低くなってきた。従って、専用の
机は必要でなく一つの机を複数の人が使用して執務する
ことが多くなってきた。
このように、複数人が共通の机を用いて事務を行なう方
式をフリーアドレス方式、各人が専用の机を用いて事務
を行なう方式を固定アドレス方式、フリーアドレス方式
と固定アドレス方式との中間の方式をセミフリーアドレ
ス方式という。
また、従来の机において、引出しに収納していた文具や
書類等を机の天板上に置くと、天板上の利用面積が狭ま
くなり事務上支障があるという欠点があった。
一方、共通の机を並列して事務を行なうと、コミニケー
ションは保持できるが、各人が独立して仕事をする際の
プライバシーは無視されるという問題点もあった。
[発明が解決しようとする課題] 上記のようにフリーアドレス又はセミフリーアドレス方
式の事務室においては、事務スペースの共有化によっ
て、机の上で使用する文具、書類等が従来のように個有
化されてしまうと、机の引出しが必要となり、事務スペ
ースの合理化と相反することになる。
このように、オフィススペースを効率的に使用しようと
すると、従来の机上や引出しの中に収納していた文具や
書類を作業効率を考慮しながら事務スペースを効率化
し、商品開発などクリエイトな作業が主体な場合におけ
る文具が執務者に与える心理的影響を考慮しながら文
具、書類を整理し、また電話に関係する文具、書類と使
用頻度の高い文具、書類をセットしながら使用頻度の低
い文具、書類は共有使用してセットすることが問題点と
なってきた。
上記問題点を解決するために、本発明は、統一された寸
法と形状の収納具に使用目的により分類された文具、書
類をセットして収納する装置を卓上に設けるものであ
る。
また、机上の利用と執務を効率化し、コミニケーション
とプライバシーを必要に応じて適宜選択可能に配設し、
机上を機能的に利用することができる装置を提供するも
のである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成し課題を解決するために、卓
上面の長手側辺部に沿って立設する受台に基板を枢着し
該受台と同軸に前記基板の一側面に対向させて収納具を
枢着するとともに、前記基板と収納具とを前記卓上面の
一側辺部に並列して設ける構成、卓上面の長手側辺部に
沿って回転軸体を立設し、該回転軸体の上端に受台を配
設し、該受台に基板を枢着し、前記受台と同軸に前記基
板の一側面に対向させて収納具を着脱自在に枢着すると
もに、前記基板と収納具とを前記卓上面の一側辺部に並
列して設ける構成、卓上面の長辺部に沿って支持部材を
設け、該支持部材に軸体を嵌挿して、前記軸体の上端に
受台支持体を配設するとともに、該受台支持体上に電話
機又は電話関連文具を収納する収納具を設ける構成、軸
体は回転軸体又は固定軸体とする構成及び底板と該底板
の三方の側辺に立設するコ字状側板とからなる引出し体
と、コ字状側板からなるユニット体とを重積して開口を
有するボックス本体を構成し、該ボックス本体に卓上収
納具を着脱自在に収納する構成にしたものである。
[作 用] 受台上に枢着された仕切板を収納具とともに傾倒させ、
水平位置に回動したり、仕切板を回動して立設する。
また、収納具だけを回動して収納具の中に収容されてい
る文具等を取り出したり、収納したりするとともに収納
具を軸受に対して着脱する。
机上面の長手側辺部に沿って回転軸体を立設した型式の
収納装置においては、回転軸体を回転させる。
また、電話機又は電話関連文具を収納した収納具は、軸
体を介して支持部材によって支承され、軸体に固定した
り軸体に対して回転自在に回転するものである。
そして、収納具用ボックス本体から引出された収納具を
軸受に嵌着し、また軸受から抜き出して収納具用ボック
ス本体に収容する。ボックス本体は分解、組立自在であ
る。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図に本発明の第一実施例の卓上収納装置が示されて
いる。
第1図において、左右両側部に脚(1)を備えた天板(2)か
らなるテーブル(3)が床上に載置され、第3図にも示す
ように、天板(2)の椅子設置側と反対側の側面に長手方
向に接して左右両側部に支持脚(31)を備えた細幅の甲板
(32)からなる補助基台(33)が、床上に載置されており、
前記天板(2)と甲板(32)は同一平面を形成するように並
設されている。甲板(32)には後記する受台を固着するた
めのネジ孔(33)が適宜間隔をへだてて設けられている。
なお第1図に示すようにテーブル(3)を向い合わせて衝
設する場合は、補助基台(33)の甲板(32)を天板(2)に嵌
合して支持脚(31)を設けなくてもよい。
第4図(a),第4図(b)に示すように、甲板(32)上に固着
される受台(41)は横溝(42)を設けたスタンド部(411)を
スタンド部(411)の左右端部から上方に延設した腕(43)
を備えた 型状の支持部(12)とからなる。スタンド部(4
11)の底面には、甲板(32)に受台(41)を固着するための
ネジ孔(44)が適宜位置に設けられ、ネジ(45)によって甲
板(32)と受台(41)が螺着される。また、支持部(412)の
腕(43)間の上面には、開口径をしぼった凹部(46)が穿設
され、凹部(46)の中に金属鋼球(47)を弾性スプリング(4
8)を介して挿入し、しぼり口部から鋼球(16)の一部を出
没自在に露出させている。
そして、支持部(412)の腕(43)には後記するボルトを螺
合できるネジ孔(49)が貫通している。
なお横溝(42)は装飾のためのものであり、これに限らず
任意の形状のものであってもよい。またスタンド部(41
1)の高さは任意に設定できるので第4図(a)に示す受台
(41)より低い受台を甲板(32)に立設してもよい。更に受
台(41)は合成樹脂製で形成されるが、これに限定される
ものではない。
第5図(a)に示すように基板(51)は、受台の支持部(412)
に立設した腕(43),(43)間に介挿され、両腕(43),(43)の
内面間の距離に相当する長さを有する円筒軸受部(52)
と、円筒受軸部(52)に固着し、上下両側部が巾狭の板状
体(53)と、板状体(53)の上縁に沿って板状体(53)に固着
した軸部(54)とからなる。そして基板(51)は円筒軸受部
(52)を介して前記受台(41)に枢着されるようになってい
る。
円筒軸受部(52)には、受台(41)の支持部(412)の上面に
設けた凹部(46)に介挿した鋼球(47)に当接する溝(55)を
周設し、円筒の適宜位置に鋼球(47)が係合する凹部(56)
を設け、受台(41)に対して基板(51)が所定角度に傾動で
きるようなスナップリングの作用をしている。なお、円
筒軸受部(52)に半球状突子を適宜角度の間隔をもって円
周に設け、受台(41)の支持部(412)の上面に半球状突子
に係合する凹部を設けてもよい。その他、円筒軸受部(5
2)と受台(41)とを適宜角度に支持できるスナップリング
であれば公知のものが使用できることは勿論のことであ
る。そして第5図(c)に示すように円筒軸受部(52)には
後記するボルトを螺合するネジ孔(57)が両側から設けら
れている。また、第6図に示すように軸部(54)には、略
中空円筒体(61)を接合して円周長手方向に沿って切欠溝
(62)が出来る程度の略円筒体(63)を軸部(54)に被嵌して
係合するために、半円筒体(61)の軸孔(64)に弾圧する弾
性挟着片(65)を係合し、弾性挟着片(65)を軸部(54)に嵌
挿する。そして、半円筒体(61),(61)を軸部(54)のまわ
りに回動させることによりスリット(66)を形成させ、メ
モ等を弾性挟持するメモクリップの作用をさせる。
なお、基板(51)の幅は文具、書類等の収納具の形状に応
じて狭幅のものから広幅のものまで任意に変更できる
が、例えば第1図に示す手前側の基板(51)と収納具(10
1)との外径寸法がA5の大きさで奥側の基板(51′)と収
納具(101′)との外径寸法がA4の大きさである場合
は、第7図に示すように、基板(71)の形状は円筒軸受部
(72)を間隔をへだてて2個並設することが好適である。
また、第8図(a),(b)に示すように、板状体(81)の上縁
に波形板(82)を固定又は嵌着してクリップを挟み、メモ
等を挟持させてもよく、板状体(82)の上縁に設ける部材
は必要に応じて任意の形状のものであってもよく、板状
体(82)自体の上縁を任意形状に一体に形成してもよい。
なお(83)は円筒軸受部である。勿論、板状体(91)が広幅
のものを使用する場合は、第9図に示すように、波形板
(92)もこれに応じて広幅のものを板状体(91)の上縁に沿
って固定又は嵌着するものである。なお、(93)は円筒軸
受部である。
このようにして仕切板は直立させた場合、衝立としての
作用をしてメモ等を取り付けたりするピンアップボード
と目かくしにもなり、着座して執務をする人のプライバ
シーを保持することができる。
次に、仕切板の一側面に対向させて設けた収納具(101)
は第10図に示すように、浅皿状のトレー(102)とトレー
の周縁に一体に固着したフランジ(103)とからなり、後
記する軸受に収納具(101)を着脱自在に挿抜するための
孔(104)がフランジ(103)の周辺の適宜個所に設けられて
いる。収納具(101)は合成樹脂等の材料から形成されて
いる。第11図に示すようにトレー(102)の内側には文具
等のセットを収納するパッド(111)が嵌入されている。
パッド(111)は例えば発泡ポリエチレン、発泡ポリウレ
タン、発泡ポリスチレン等の材料からなり、文具の外径
に打ち抜いてパッドの外形と同一寸法のクッション性シ
ート(112)をトレーとの間に敷設してパッド(111)とシー
ト(112)とを一体に接着する。これにより文具を打抜き
部に挿入しても文具が偏倚したり、だたつかないととも
にパッド(111)のクッション性により、文具を指で摘み
出すのに便利であり、収納具(101)を机上に直立しても
文具はその位置を保持して動揺しないものである。
文具としては、第11図に示すようにハサミ、印鑑、消ゴ
ム、タックメモ、カッター、ボールペン、シャープペン
シル、第12図に示すようにパンチ、クリップ、修正液入
れ、プリット、ステップラー、テープカッター、第13図
に示すようにワーポロリボン、ファスナー、カッターナ
イフ替刃、タックメモ、シャープペンシル替芯、ビニー
ルパッチ、ステップル、タックインデックス等があり、
これに限定されるものではない。なお、第10図ないし第
13図に示すように収納具(101)を基板(51)、(71)、(8
1)、(91)とともに直立させて基板に定着させるために、
フランジ(103)の上縁左右端に吸着用磁性鉄片又はラッ
チ(105)を設け、第5図(a)、第7図ないし第9図に示す
ように対向する基板(51)、(71)、(81)、(91)の板状体(5
3)の左右隅部に磁性鉄片又は係着具(58)を設けて収納具
(101)が基板(51)、(71)、(81)、(91)に係合離脱される
ようになている。第14図(a),(b)は収納具(101)が基板(5
1)に係合して直立した状態を示す。収納具(101)は上記
した文具セット収納具に限られるものでなく、第1図に
示す奥側の収納具(101)のように書類やファイルを収納
するトレーの形状のものであってもよく、この場合、文
具セット収納具(101)の縦寸法を横寸法としたものであ
ってもよい。トレーの形状は浅皿状をしていることが好
適であり、例えば、第10図に示すパッドを挿入しない状
態に使用するものであってもよい。
第15図(a)、第15図(b)に示すように軸受(151)に収納具
(101)を着脱自在に設ける。軸受(151)には第17図に示す
ようなボルト(171)を挿通するネジ孔(152)を有するボス
部(153)と、ボス部(153)から直立した舌片(154)を設
け、更にピン(155)を円周方向に設けてもよい。そして
舌片(154)を収納具(101)のフランジ(103)に設けた孔(10
4)に挿抜自在に嵌通させ軸受(151)と収納具(101)を一体
に形成させることができる。勿論第14図(a)に示すよう
に軸受(151)は収納具(101)の下縁左右端部に設けた孔(1
04)に左右対称に対設するのが好適であり、基板(51)を
挟んで収納具(101)を設ける場合は、第16図(a),(b)に示
すように、軸受(161)にはピン(155)に対応する位置に長
溝(162)を穿設し、ピン(155)を長溝(162)に係合して軸
受(161)を並設し、舌片(163)は第14図(b)に示すように
基板(51)を挟んで立設するようにしてもよい。即ち、長
溝(162)の円周方向長さによって、収納具(101)を45°な
いし90°開くように設定できるが、収納具(101)の回動
角度を制限しない場合は軸受(151)、(161)にピン(15
5)、長溝(162)を設けないで、それぞれ軸受(151)、(16
1)がボルト(171)のまわりに回動できるようにしてもよ
い。
そして、第17図に示すような六角の孔つきボルト(171)
を第15図(b),第16図(b)に示す軸受(151)、(161)に挿通
し、雄ネジ(172)を第5図(c)に示すように基板(51)のネ
ジ孔(57)の先端部の雌ネジ(58)に螺合することにより第
14図(a)に示す受台(41)に対して基板(51)と収納具(101)
とがボルト(171)により同軸上に枢着されることにな
る。なおボルトの形状は第17図に示すものに限定される
ものではなく公知の各種のボルトを使用できるものであ
る。
なお、第7図に示すような幅広の基板(71)を使用する場
合は、2つの間隔をへだてた円筒軸部(72)、(72)の間に
第18図に示すスリーブ(181)を介設し、スリーブ(181)に
ネジ孔(182)を設けてボルト(171)を軸受(151)、(161)に
挿通し、更に受台(41)の腕(43)のネジ孔を通り、円筒軸
受部(72)に挿通してスリーブ(181)の雌ネジ(183)に螺合
することにより、外観上統一した軸受部が形成される。
軸受部にボルトが挿通され螺着されるとボルト頭部に第
19図に示すようなエンドキャップ(191)を嵌着して第7
図、第14図(a)に示す外観を呈するようになる。
本発明の第二実施例の卓上収納装置の概略は第2図(a),
(b),(c)に示されている。
第2図(a)において、左右両側部に脚(1)を備えた天板
(2)からなるテーブル(3)が床上に載置されている点は第
一実施例と同様である。第(20)図に示すように天板(2)
の椅子設置側と反対側の側面に長手方向に接して左右両
側部に支持脚(201)を備えた細幅の甲板(202)からなる補
助基台(203)において、甲板(202)上にガイドレール(20
4)が平行に配設されている。ガイドレール(204)は甲板
(202)と面一に埋設されていてもよい。第21図に示すよ
うに、ボス(211)を有する回転軸体(212)のボス(211)を
ガイドレール(204)に嵌合する。
一方、第22図に示すように、受台(41)の底面に受台支持
体(221)を設け、受台支持体(221)の底部に設けたネジ孔
(222)に螺合するネジによって受台(41)と受台支持体(22
1)とを一体に固着している。また、受台支持体(221)の
底面中央に孔(223)を設け、上記回転軸体(212)を挿入し
て補助基台(203)のガイドレール(204)上に収納具(101)
を移動自在かつ回転軸体(212)のまわりに回転自在に支
持している。なお第23図に示すように、広幅の収納具(1
01′)の場合は、受台(41)の幅に応じて広幅の受台支持
体(231)が固定され、受台(41)と受台支持体(231)とを一
体に固着するために多数のネジ孔(232)を受台支持体(23
1)に設けるほかは、第22図に示す収納具(101)と同一で
ある。なお(233)は回転軸体(212)を挿入する孔である。
また、第20図に示す補助基台に代えてテーブル(3)の長
手方向に沿って第24図(a)に示すような断面長円形パイ
プ(241)を延設して長円形パイプ(241)の両端部を脚(1)
に固定し、ダイキャストからなる取付具(242)を長円形
パイプ(241)に被嵌し、取付具(242)の上辺突起部(243)
に短パイプ(244)を嵌着して一体とする。なお取付具(24
2)は図示のように下半部を別体にして半割形にしてもよ
い。一方、収納具(101)に受台支持体(221)を固定し、斜
方向に伸びるアーム(245)の上端部と受台支持体(221)を
ボルト(246)により固着するとともに、アーム(245)の下
端部と短パイプ(244)とをボルト(247)とインサート(24
8)とにより固着し、収納具(101)をテーブル(2)から斜上
方に立設させてもよい。
更に、第24図(b)に示すように、断面長円形パイプ(241)
を延設して取付具(242)を被嵌し、取付具(242)の上辺突
起部(243)に短パイプ(244)を嵌着して一体とし、短パイ
プ(244)の上部開口にパイプトップ(249)を嵌着する。一
方、収納具(101)に受台支持体(221)を固定して受台支持
体(221)のピン孔(223)にピン(240)を嵌挿するととも
に、ピン(240)の雄ねじをパイプトップ(249)の雌ねじに
螺合して収納具(101)を長円形パイプ(241)に対して回転
自在に支承するようにしてもよい。
第2図(a)に示すように、補助基台(203)上に立設するも
のは、第1図に示す第一実施例のように文具セットを収
納する収納具(101)、書類、ファイル、消耗品を収納す
るトレー状収納具(101′)のほか、基板(51)に雑誌立て
(21)、ポケット(22)を設けたもの、照明(23)等であって
もよい。その他、パーソナルコンピュータの構成部品で
あるキーボード、コンピュータ本体、CRT表示装置、プ
リンター、プログラム出入力装置等が回転軸体上に載置
台を設けて、その上に設置してもよい。そして第2図
(b)に示すようにガイドレール(204)に沿って収納具(10
1)を移動するとともに、回転軸体(212)のまわりに収納
具(101)を回動させて必要な収納具(101)を執務者の傍に
接近させ、文具、ファイル等を取り出したり収納したり
するものである。
また、第24図(a)、(b)に示されたものと同様に、断面長
円形パイプ(241)をテーブル(3)の長手方向に沿って延設
し、パイプ(241)の両端部を脚(1)に固定し、ダイキャス
トからなる取付具(242)を被嵌してテーブル(3)の短辺に
沿って固定して、第24図(a)、(b)に示す態様で受台支持
体(221)に第2図(a)に示すような浅皿状収納具(24)を固
定し、その中にコードレス電話機、電話関連文具、使用
頻度の高い文具(25)等を収納する。この際、収納具(24)
は直立しているので、第2図(c)に示すように、コード
レス電話機(25)の表面の勾配(α)と逆勾配(β)を設
けたスペーサ(26)のフランジ(27)にコードレス電話機(2
5)の裏面を取付けてスペーサ(26)を収納具(24)の直立し
たトレーに順次一点鎖線と矢印に示すように取付けるこ
とによりコードレス電話機(25)を使用しやすくすること
が好適である。
また、第25図(a)、第25図(b)に示すように、電話帳(25
1)を、第2図(a)、第25図(c)に示す収納具(241)に収納
するようにしてもよい。電話帳(251)は、トレイ(252)と
蓋(253)からなり、軸(254)に蓋(253)を枢着し、トレイ
(252)の中にカード(255)を多数枚重積し、各カード(25
5)に見出し(256)をトレイ(252)の外縁と蓋(253)の外縁
との間から外側に露出させておく。そして磁石片(257)
をトレイ(252)の一側に設け、各カード(255)の一側縁で
トレイ(252)の一側に対応する側に磁石片(258)を設け、
トレイ(252)の中でカード(255)がずれなく、カード(25
5)を取り出しても、他のカードが同時に引き出されない
ようにしておく。なお、磁石片(257),(258)の代わり
に、各カード(255)間にシートを挿入し、シートをトレ
イの一側に固着して、同様の効果を生じさせてもよい。
そして、軸(254)の一端を外方に突出させ、収納具(24)
の凹部に嵌合させて電話帳(251)を収納具(24)に着脱自
在にさせてもよい。
そして第2図(c)に示すようにガイドレール(204)に沿っ
て収納具(101)を移動させ、ボス(241)のまわりに収納具
(101)を回動させるとともに軸部(242)のまわりにも収納
具(101)を回動させ、収納具(101)に収納してある電話機
等を使用者の傍に接近させて使用することができる。
第26図には、収納具(101)を着脱自在に収納する収納具
用ボックス本体(261)を示す。収納具用ボックス本体(26
1)は、第27図に示すように底板(277)と底板(271)の側辺
に立設するコ字状側板(271)とからなる引出し体(273)
と、第28図に示すように、コ字状側板(281)からなるユ
ニット体(282)とから構成される。引出し体(273)とユニ
ット体(282)には対向する側板の上縁部に嵌合凸部(27
4),(283)と嵌合凹部(275),(284)を設け、第29図に示す
ように、引出し体(273)とユニット体(282)とを重積した
場合に、嵌合凸部(274),(283)と嵌合凹部(275),(284)と
が互いに嵌合して整合しボックス本体(261)を形成する
ようになっている。また、引出し体(273)とユニット体
(282)との対抗する側辺内周壁にはそれぞれ収納具(101)
が係止できるレール(276),(285)が長手方向に延設され
ている。
上記構成により、引出し体(273)とユニット体(282)とを
重積して、最上段は底板(271)を天板として用いるよう
に反転させてユニット体(282)に引出し体(273)を嵌合重
積すればボックス本体(261)が形成され、且つ分解可能
である。そしてレール(276),(285)上に収納具を摺動自
在に且つ係脱可能に収納し、卓上収納装置の収納具を必
要に応じてボックス本体(261)に収納することができ
る。また必要な文具セットを収納した収納具をボックス
本体(261)から取り出し、卓上収納装置の軸受に嵌合出
来るようになっている。なお、嵌合凸部(275),(283)と
嵌合凹部(275),(284)の形状は第27図、第28図に示すも
のに限定されず、適宜変更しうるものである。
[発明の効果] 本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されているような効果を奏する。受台上に枢着
された仕切板を収納具とともに倒立自在に回動できるの
で、机の前に着座した執務者の前方が見通しがよくなっ
たり閉鎖されたりすることにより、執務者同士のコミニ
ケーションとプライバシーが確保できる。
また収納具の中に文具類、書類、ファイル、消耗品等を
収納し、受台に枢着しているので、机に引出しを設ける
必要がなくなり、机を複数人が共通して使用するフリー
アドレス式、引出しを移動自在にして机を複数人が使用
したり、専用したりするセミフリーアドレス方式の事務
形態のテーブルとして最適であり、文具、書類を整理で
き、共有して使用される文具、書類を収納することがで
きる。また、テーブルの上を機能的に利用することがで
き事務スペースの合理化が計れる。
仕切板の上辺に略半円筒体を衝接した挟着具を設けたの
で、メモ紙等を適宜挟着することができ、執務環境を立
体的に使用することができる。
受台を回転軸体によって回転自在にした収納具において
は、回転軸体を回転させて仕切板と収納具を執務者と対
抗させれば執務者のプライバシーが保持され、仕切板と
収納具を執務者に対して非対向位置に回動させれば執務
者の前方の見通しがよくなり、相互のコミニケーション
が計ることができ、単に回転軸体を回転させるという操
作だけで執務者のプライバシーとコミニケーションが任
意に選択することができる。同時に収納具を倒立するこ
とにより収納具に収容されている文具等を取り出したり
収納することができるので、引出しが不必要になり、フ
リーアドレス方式、セミフリーアドレス方式の事務形態
のテーブルとして最適である。
電話機、電話関連文具を収納する収納具をガイドレール
に沿って移動できるとともに回転軸体のまわりに回動で
きるので、電話機を卓上に固定する必要がなくなり、卓
上面を有効に利用することができるとともに、執務者が
電話機まで移動しなくても容易に電話機に接近して受話
することができる。
収納具用ボックス本体を設けたので、収納具を必要に応
じてボックス本体にまとめて収容することができるとと
もにボックス本体がユニット体を重積して形成している
ので、収納具を収容する必要がない場合、分解して保管
することができ、スペースをとらない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例による卓上収納装置を示す
斜視図、第2図(a)は本発明の第二実施例による卓上収
納装置を示す斜視図、第2図(b)はその収納具を示す拡
大斜視図、第2図(c)は電話機等を収納具に取付ける状
態を示す拡大斜視図、第3図は補助基台の斜視図、第4
図(a)は受台の斜視図、第4図(b)は第4図(a)の4b−
4b線に沿う断面図、第5図(a)は基板の斜視図、第5
図(b)は基板の側面図、第5図(c)は基板の円筒軸受部の
正面図、第6図は第5図(a)のVI−VI線に沿う断面図、
第7図は広幅基板を受台に枢着した態様を示す正面図、
第8図(a)は基板の他の実施例を示す正面図、第8図(b)
はその側面図、第9図は第8図に示した基板の他の実施
例を示す正面図、第10図は収納具の斜視図、第11図は収
納具に装着される文具類の一態様を示す正面図、第12図
は、第11図の他の態様を示す正面図、第13図は第11図の
更に他の態様を示す正面図、第14図(a)は収納具が基板
に係合して直立した状態を示す正面図、第14図(b)はそ
の側面図、第15図(a)は軸受の斜視図、第15図(b)はその
側面図、第16図(a)は第15図(a)の軸受に隣接する軸受の
斜視図、第16図(b)はその側面図、第17図は軸受に挿通
されるボルトの斜視図、第18図はスリーブの正面図、第
19図はエンドキャップの正面図、第20図は本発明の第二
実施例に用いる補助基台の斜視図、第21図は回転軸体の
斜視図、第22図は受台に受台支持体を固着した態様を示
す収納具の部分正面図、第23図は第22図における広幅収
納具の部分正面図、第24図(a),(b)は本発明の第二実施
例の変形例を示す一部断面正面図、第25図(a)は電話帳
の正面図、第25図(b)はその側面図、第26図は収納具用
ボックス本体の斜視図、第27図は引出し体の斜視図、第
28図はユニット体の斜視図、第29図は引出し体とユニッ
ト体との嵌合凸部と嵌合凹部とが嵌合した状態を示す第
26図の29−29線に沿う部分断面図である。 (3)…テーブル、(24)…収納具、 (33)…補助基台、(41)…受台、 (51)…基板、(52)…円筒軸受部、 (53)…板状体、(54)…軸部、 (61)…中空半円筒体 (65)…弾性挟着片、(66)…スリット、 (101)…収納具、(102)…トレー、 (111)…パッド、(151)、(161)…軸受 (171)…ボルト、(203)…補助基台、 (204)…ガイドレール、 (212)…回転軸体、(221)…受台支持体、 (243)…回転軸体、(251)…電話帳、 (261)…収納具用ボックス本体、 (271)…底板、(272)…側板、 (273)…引出し体、(281)…側板、(282)…ユニット体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−141837(JP,U) 実公 平2−43224(JP,Y2)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】卓上面の長手側辺部に沿って立設する受台
    に基板を枢着し、該受台と同軸に前記基板の一側面に対
    向させて収納具を着脱自在に枢着するとともに、前記基
    板と収納具とを前記卓上面の一側辺部に並列して設けた
    ことを特徴とする卓上収納装置。
  2. 【請求項2】収納具は文具類、書類、ファイル、消耗品
    を収納するものからなることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の卓上収納装置。
  3. 【請求項3】基板の両側面に収納具を対向させて枢着さ
    せたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の卓上
    収納装置。
  4. 【請求項4】基板の上辺に略半円筒体を衝接した挟着具
    を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2
    項又は第3項記載の卓上収納装置。
  5. 【請求項5】卓上面の長手側辺部に沿って回転軸体を立
    設し、該回転軸体の上端に受台支持体を介して受台を配
    設し、該受台に基板を枢着し、前記受台と同軸に前記基
    板の一側面に対向させて収納具を着脱自在に枢着すると
    ともに、前記基板と収納具とを前記卓上面の一側辺部に
    並列して設けたことを特徴とする卓上収納装置。
  6. 【請求項6】卓上面の長手側辺部に沿って支持部材を設
    け、該支持部材に軸体を嵌挿して、前記軸体の上端に受
    台支持体を配設するとともに、該受台支持体上に電話機
    又は電話関連文具を収納する収納具を設けたことを特徴
    とする卓上収納装置。
  7. 【請求項7】軸体は回転軸体又は固定軸体からなること
    を特徴とする特許請求の範囲第6項記載の卓上収納装
    置。
  8. 【請求項8】底板と該底板の三方の側辺に立設するコ字
    状側板とからなる引出し体と、コ字状側板からなるユニ
    ット体とを重積して開口を有するボックス本体を構成
    し、該ボックス本体に卓上収納具を着脱自在に収納した
    ことを特徴とする収納具用ボックス本体。
JP63117100A 1988-05-16 1988-05-16 卓上収納装置 Expired - Lifetime JPH067801B2 (ja)

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