JPH067792B2 - 昆虫細胞培養用無血清培地 - Google Patents

昆虫細胞培養用無血清培地

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JPH067792B2
JPH067792B2 JP61294942A JP29494286A JPH067792B2 JP H067792 B2 JPH067792 B2 JP H067792B2 JP 61294942 A JP61294942 A JP 61294942A JP 29494286 A JP29494286 A JP 29494286A JP H067792 B2 JPH067792 B2 JP H067792B2
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勝 小池
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、昆虫細胞培養用の無血清培地、特にヨトウガ
由来細胞を培養するに適する無血清培地に関する。
〔従来の技術〕
昆虫細胞を用いて、昆虫ウイルスの生産や、ヒト・イン
ターフェロンの生産等の動物細胞で生産する有用物質
を、免疫的に無関係の、昆虫細胞をもちいて生産するこ
とが研究されている。
一般に、昆虫細胞の培養に当っては、子牛あるいは牛胎
児等より得られる血清を培地成分として使用している。
ところが、この血清は高価であるのみならず、品質の不
均一性、不安定性及び大量入手の困難さから、これら血
清を含有しない培地の研究がなされている。その結果、
いくつかの無血清培地が開発された。
例えば、ショウジョウバエ細胞用の培地〔ジー.エカリ
ア;イー.カースタック.ケー.マラモロシュ編「イン
バーテブッレイト・テイッシュウカルチャー・アプリケ
イション・イン・メディシン・バイオロジー・アンド・
アグリカルチャー」(Invertabrate Tissue Culture,App
lications in Medicine,Biology and Agriculture)131-
150頁、1976年アカデミック プレス社 ニューヨー
ク〕;ケイ.ディ.デイビル,エー.シャーン:「サイ
エンス」(Science)196巻438-440頁、1977年〕、カ細胞
用の培地〔エス.キタムラ等「ジャーナル・オブ・メデ
ィカル・エントモロジー」(J.Med.Entomol.)10巻488-48
9頁、1973年〕;りんし目、双し目昆虫細胞の培地とし
てミツハシ.マラモロシュ(Mitsuhashi and Maramorosc
h)培地〔「コントリビューション・オブ.ボイス.トン
プソン.インスティチュート」(Contrib.Boyce Thompso
n Inst.)22巻435-460頁、1964年〕より血清を除去した
組成の培地等が使用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
昆虫細胞の培養に使用している子牛あるいは牛胎児等よ
り得られる血清は高価であるのみならず、品質の不均一
性、不安定性により、常に再現性の高い安定した培養を
行なうことは非常に困難である。このことから、現在で
も、細胞の分裂、増殖に関する生理代謝等、の生化学的
知見が少ない。さらに、均一な血清の大量入手の困難さ
から、昆虫細胞の大量培養はほとんど行われていない。
したがって、各種有用物質の工業的生産に必要とされる
各種の基礎データ、および培養技術は十分に得られてい
ない。このような事情から、血清を使用せずかつ高度の
無菌操作を必要とせず、簡単な操作で調製できる安価な
培地を開発することが要望されている。本発明は、この
ような要望に合致した所の昆虫細胞培養用の無血清培地
を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、このような事情にもとづき、かかる問題
点を解決すべく研究を行った。その研究の結果、従来知
られた昆虫細胞培養用培地で、通常用いられた血清は、
酵母粉末とアルブミン加水分解物(水解物)を配合した
培地では必須ではなく、しかも従来常用された各種の無
機塩成分のうち、最小で塩化ナトリウム、塩化カリウ
ム、塩化マグネシウム及び塩化カルシウムだけ培地中に
存在すれば十分に昆虫細胞が増殖できることを知見し
た。更に、硝酸カリウム又は硫酸マグネシウム又はこれ
らの両者の追加、配合できることも発見した。こうし
て、本発明者らは、血清を含まず且つ、安価に安定して
入手し得る物質より成り且つ、従来の無血清培地の配合
成分より種類の少ない成分よりなる簡単な組成の培地で
昆虫細胞を培養、増殖できることを見いだし、本発明に
いたった。
従って、第1の本発明によると、酵母粉末およびアルブ
ミン水解物を含有するが実質的に血清を含まないことを
特徴とする、無菌状態とした昆虫細胞用の無菌の無血清
培地が提供される。
また、第2の本発明によると、血清を実質的に含まない
が、酵母粉末、アルブミン水解物および糖類を含み、し
かも昆虫細胞増殖培地に常用される無機塩成分のうち、
塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム及び
塩化カルシウムのみを含有することを特徴とする、無菌
状態とした昆虫細胞用の無菌の無血清培地が提供され
る。この第2の本発明の培地は、硝酸カリウム又は硫酸
マグネシウム又はこれらの両者が所望ならば、追加され
ることもできる。
第1の本発明に係る培地においては、培地成分として、
血清を配合しないが、酵母粉末、塩化ナトリウム、
アルブミン水解物、塩化カリウムもしくは硝酸カリ
ウム、塩化マグネシウムもしくは硫酸マグネシウム、
塩化カルシウム及び糖類を用い、これまでの培地と同
様にpH値を、水酸化カリウム、塩酸等を用いて、pH5.6
〜7.0の範囲に調整するか、さらには細胞の種類によっ
ては、上記培地成分に、リン酸二水素ナトリウム、炭酸
水素ナトリウム、リン酸二水素カリウムをそれぞれ単
独、又は混合して加えることによって調整できる。さら
に、本発明の目的を達成する範囲内で、これらの追加成
分以外の成分を適宜追加することができる。
本培地の無菌操作は、従来の方法、すなわち、濾過滅菌
のみならず湿熱滅菌(オートクレーブ滅菌、間欠加熱
法)が可能である。また本発明で使用できる酵母粉末と
しては、パン酵母、ビール酵母等が使用できるが、パン
酵母が好ましい。またアルブミン水解物としては、血清
アルブミン、ラクトアルブミン、卵白アルブミン等が使
用できるが、ラクトアルブミンが好ましい。また、塩化
マグネシウムとしては塩化マグネシウム無水物、塩化マ
グネシウム六水和物等が使用できるが、塩化マグネシウ
ム六水和物が好ましい。また塩化カルシウムとしては、
塩化カルシウム無水物、塩化カルシウム二水和物、塩化
カルシウム六水和物等が使用できるが塩化カルシウム二
水和物が好ましい。また、糖類としてはグルコース、フ
ラクトース等が使用できるが、グルコースが好ましい。
また、湿熱滅菌法としては加圧するオートクレーブ滅菌
法、常圧間欠滅菌法が可能であるが、オートクレーブ滅
菌が好ましい。さらには、滅菌操作の前、もしくは後の
上記培地に血清もしくは細胞増殖促進物質等を加えるこ
ともできる。
本発明における培地は、昆虫細胞、特にヨトウガ由来の
各種細胞を培養するための無血清培地として有効に使用
される。本培地は従来の昆虫細胞培養用無血清培地より
も成分の種類数が少なく、いずれの成分も市販品をその
まま使用すればよく、調製が容易である。高度な濾過滅
菌操作によらないで、湿熱滅菌法、例えば簡単なオート
クレーブ滅菌することも可能であり、特に大量の培地調
製において省力かつ低コスト化が顕著である。
本発明の無血清培地の好適な組成例を調製するには、次
の成分、すなわち、酵母粉末(1.0〜8.0g/、培地1
当りの好適な添加量;以下同じ)、アルブミン水解物
(3.0〜15.0g/)、塩化ナトリウム(6.0〜8.0g/
)、塩化カリウム(0.1〜0.3g/)、塩化マグネシ
ウム六水和物(0.05〜0.2g/)、塩化カルシウム二
水和物(0.1〜0.3g/)、糖類(2.0〜8.0g/)と
を配合し培地を調製した後、pHを水酸化カリウム、塩酸
等を用いて5.6〜7.0の範囲に調整すればよい。
これらの培地成分は、いずれも市販品をそのまま使用す
ればよい。
また、オートクレーブ滅菌する場合は通常の方法、すな
わち1.0〜1.5気圧のスチーム中で、15-30分間、115〜13
0℃で加熱する。このようにすれば、本発明に係わる無
菌の無血清培地を調製することができる。
以下に実施例を挙げて、本発明を詳述するが、これらは
単なる例示であって、本発明を制限するものではない。
実施例1 後記の表1に示された組成で各成分を含む無血清培地を
調製し、メンブレン・フィルター(ポアサイズ0.22μ
m:ミリポア製)を用いて濾過滅菌した無菌培地の5m
を、コーニング社製プラスチック・フラスコ(25c
m2)に分注した。あらかじめ、上記方法で滅菌した表1
の培地で4日間培養して得たヨトウガ脂肪体由来細胞の
4種SES-MaBr-1;SES-MaBr-2;SES-MaBr-3;SES-MaBr-4
と、血球由来細胞の2種NIAS-MaBr-92;NIAS-MaBr-93と
を、それぞれ、初発細胞濃度が2.0×10個/mに
なるように接種した。
これらのフラスコを25℃に保温された細胞培養器の中
に静置して培養したところ、9日間後の細胞数は、それ
ぞれ20.3×10個/m;19.2×10個/m;1
9.7×10個/m;15.8×10個/m;13.4×
10個/m;15.5×10個/mまでに増加し
た。
実施例2 表1の組成で各成分を含む無血清培地を調製し、オート
クレーブ滅菌した無菌培地の5mを、コーニング社製
プラスチック・フラスコ(25cm2)に分注した。あらか
じめ、オートクレーブ滅菌した表1の培地で4日間培養
して得たヨトウガ脂肪体由来細胞の4種SES-MaBr-1;SE
S-MaBr-2;SES-MaBr-3;SES-MaBr-4と、血球由来細胞の
2種NIAS-MaBr-92;NIAS-MaBr-93を、それぞれ、初発細
胞濃度が2.0×10個/mになるように接種した。
これらのフラスコを25℃に保温された細胞培養器の中
に静置して培養したところ、9日間の後の細胞数は、そ
れぞれ18.9×10個/m;19.5×10個/m;
20.2×10個/m;14.4×10個/m;11.0×
10個/m;15.8×10個/mまでに増加し
た。
実施例3 表1に示した組成の無血清培地を調製し、実施例2で用
いた滅菌法により滅菌した後、牛胎児血清(ディフコDi
fco製)を血清濃度3%になるように無菌的に添加して
血清含有培地を調製した。
この血清含有培地の5mを、コーニング社製プラスチ
ック・フラスコ(25cm2)に分注した。他方、あらかじ
め、上記血清含有培地で4日間培養して得たヨトウガ血
球由来細胞NIAS-MaBr-93を、初発細胞濃度が、2.0×1
個/mになるように接種した。
このフラスコを25℃に保温された細胞培養器の中に静
置して培養したところ、9日間の後の細胞数は17.8×1
個/mまでに増加した。
実施例4 表1に示した組成で各成分を含む無血清培地を調製し、
実施例2で用いた滅菌法により滅菌し、内容量250m
のガラス製スピンナーかくはん培養器に、100m
づつ分注した。あらかじめ、オートクレーブ滅菌した表
1の組成の培地で4日間培養して得たヨトウガ由来細胞
NIAS-MaBr-93を、初発細胞濃度が1.0×10個/m
になるように接種した。25℃に保温された細胞培養器
の中でかくはん数、毎分60回でかくはんし、10日間
培養した。培養後の細胞数は、6.08×10個/mま
で増加し、1本のスピンナー培養器から6.08×10
の細胞が無血清培養により取得された。
実施例5 後記の表2に示した組成の無血清培地を調製し、実施例
2で用いた滅菌法により滅菌し、内容量250mのガ
ラス製スピンナーかくはん培養器に、100mづつ分
注した。あらかじめ、オートクレーブ滅菌した表2の培
地で4日間培養して得たヨトウガ由来細胞NIAS-MaBr-93
を、初発細胞濃度が2.0×10個/mになるように
接種した。25℃に保温された細胞培養器の中でかくは
ん数、毎分60回でかくはんし、10日間培養した。培
養後の細胞数は、9.88×10個/mまで増加し、1
本のスピンナー培養器から9.88×10個の細胞が無血
清培養により取得された。
実施例6 後記の表3に示した組成の無血清培地を調製し、実施例
2で用いた滅菌法により滅菌し、内容量250mのガ
ラス製スピンナーかくはん培養器に、100mづつ分
注した。あらかじめ、オートクレーブ滅菌した後記の表
4の培地で4日間培養して得たヨトウガ由来細胞NIAS-M
aBr-93を、初発細胞濃度が2.0×10個/mになる
ように接種した。25℃に保温された細胞培養器の中で
かくはん数、毎分60回でかくはんし、10日間培養し
た。培養後の細胞数は、5.08×10個/mまで増加
し、1本のスピンナー培養器から5.08×10個の細胞
が無血清培養により取得された。
実施例7 表1に示した組成の無血清培地を調製し、実施例2で用
いた滅菌法により滅菌し、内容量1.3のガラス製スピ
ンナーかくはん培養器に、500mづつ分注した。あ
らかじめ、オートクレーブ滅菌した表1の培地で4日間
培養して得たヨトウガ由来細胞NIAS-MaBr-93を、初発細
胞濃度が1.0×10個/mになるように接種した。
25℃に保温された細胞培養器の中でかくはん数、毎分
40回でかくはんし、12日間培養した。培養後の細胞
数は、7.31×10個/mまで増加し、1本のスピン
ナー培養器から3.66×10個の細胞が無血清培養によ
り取得された。
実施例8 表1に示した組成の無血清培地を調製し、実施例2で用
いた滅菌法により滅菌し、内容量5のガラス製ミニジ
ャー培養器に、3づつ分注した。あらかじめ、オート
クレーブ滅菌した表1の培地で4日間培養して得たヨト
ウガ由来細胞NIAS-MaBr-93を、初発細胞濃度が1.0×1
個/mになるように接種した。25℃に保温し
て、かくはん数、毎分150回でかくはんし、16日間
培養した。培養後の細胞数は、3.16×10個/mま
で増加し、1基のミニジャー培養器から9.48×10
の細胞が無血清培養により取得された。
〔発明の効果〕
本発明の実施によれば、次のような作用効果がもたらさ
れる。
まず第1に、今まで使用されてきた昆虫細胞培養用無血
清培地の成分の種類より少ない数の成分を含む簡単な組
成で済み、培地の調製が容易である。さらに培地の無菌
処理方法として、これまでの濾過滅菌だけでなく湿熱滅
菌法、例えばオートクレーブ滅菌が可能となった。した
がって、高度な無菌操作を必要とせず、大量培養におい
ても専用の濾過装置を必要としない。
その結果、本発明では無菌操作技術修得者に限らず誰で
も簡単な操作でかつ安価に無血清培地を調製することが
できる。
第2に、本発明の培地の緒成分は高価な血清を用いる従
来の培地と比べると、すべて市販品であり、入手が容易
で安価な原料を用いればよく、調製が極めて容易であ
る。
第3に、本発明の無血清培地によれば、昆虫細胞の増殖
を、昆虫細胞の種類によって多少の違いがあるが、当初
の接種濃度の約2.4〜11倍にも進めることができる。
このことは実施例1〜実施例8に示したとおりである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】酵母粉末およびアルブミン水解物を含有す
    るが実質的に血清を含まないことを特徴とする、無菌状
    態とした昆虫細胞用の無菌、無血清培地。
  2. 【請求項2】血清を実質的に含まないが、酵母粉末、ア
    ルブミン水解物および糖類を含み、しかも昆虫細胞増殖
    培地に常用される無機塩成分のうち、塩化ナトリウム、
    塩化カリウム、塩化マグネシウム及び塩化カルシウムの
    みを含有することを特徴とする、無菌状態とした昆虫細
    胞用の滅菌無血清培地。
  3. 【請求項3】硝酸カリウムもしくは硫酸マグネシウム又
    はこれら両者が追加されてある特許請求の範囲第2項記
    載の無血清培地。
JP61294942A 1986-12-12 1986-12-12 昆虫細胞培養用無血清培地 Expired - Lifetime JPH067792B2 (ja)

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