JPH0677910A - 音声コーデック処理方式 - Google Patents
音声コーデック処理方式Info
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- JPH0677910A JPH0677910A JP4247273A JP24727392A JPH0677910A JP H0677910 A JPH0677910 A JP H0677910A JP 4247273 A JP4247273 A JP 4247273A JP 24727392 A JP24727392 A JP 24727392A JP H0677910 A JPH0677910 A JP H0677910A
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B14/00—Transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B14/02—Transmission systems not characterised by the medium used for transmission characterised by the use of pulse modulation
- H04B14/04—Transmission systems not characterised by the medium used for transmission characterised by the use of pulse modulation using pulse code modulation
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディジタル移動通信機において、音声コーデ
ックの処理をDSP1チップで行うことを目的とする。 【構成】 フレーム、及び、そのフレームを分割したサ
ブフレームという単位で、符号化フレーム処理,複数の
符号化サブフレーム処理,復号化フレーム処理,複数の
復号化サブフレーム処理を独立させ、それぞれを組み合
わせて処理を行う。 【効果】 音声コーデック処理を1チップのDSPで行
え、DSP内蔵の使用メモリ容量をPCMデータ入出力
用バッファに関して従来よりも25%削減できる。よっ
て、ディジタル移動通信機の小型軽量化を実現すること
ができる。
ックの処理をDSP1チップで行うことを目的とする。 【構成】 フレーム、及び、そのフレームを分割したサ
ブフレームという単位で、符号化フレーム処理,複数の
符号化サブフレーム処理,復号化フレーム処理,複数の
復号化サブフレーム処理を独立させ、それぞれを組み合
わせて処理を行う。 【効果】 音声コーデック処理を1チップのDSPで行
え、DSP内蔵の使用メモリ容量をPCMデータ入出力
用バッファに関して従来よりも25%削減できる。よっ
て、ディジタル移動通信機の小型軽量化を実現すること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル移動通信機
に関し、特に音声コーデックの処理方式に関する。
に関し、特に音声コーデックの処理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】音声コーデックの処理は、DSP(ディ
ジタル・シグナル・プロセッサ)で実現されている。従
来は、DSPの性能面から、音声コーデックの符号化と
復号化の2つの処理を1チップのDSPで実現すること
は困難であったため、複数個のDSPで実現していた。
ジタル・シグナル・プロセッサ)で実現されている。従
来は、DSPの性能面から、音声コーデックの符号化と
復号化の2つの処理を1チップのDSPで実現すること
は困難であったため、複数個のDSPで実現していた。
【0003】この従来の音声コーデックの処理方式につ
いて図を用いて説明する。なお、以下の説明は、1フレ
ームは4サブフレームで構成され、1フレームは160
サンプルのデータからなるという仮定のもとに行う。
いて図を用いて説明する。なお、以下の説明は、1フレ
ームは4サブフレームで構成され、1フレームは160
サンプルのデータからなるという仮定のもとに行う。
【0004】図5は、従来の2チップのDSPを使用し
た音声コーデックの処理ブロック図である。また、図6
は、従来の2チップのDSPを使用した音声コーデック
の処理フローである。図5,図6をもとに信号の流れを
説明する。
た音声コーデックの処理ブロック図である。また、図6
は、従来の2チップのDSPを使用した音声コーデック
の処理フローである。図5,図6をもとに信号の流れを
説明する。
【0005】DSP1の符号化処理部501では符号化
処理を専用に行うDSP1へはあるサンプリング間隔で
PCMデータ502が常に入力され、PCMデータ入力
用バッファ503へ蓄積されている。符号化処理開始に
より、PCMデータ入力バッファ503から1フレーム
分のPCMデータを得て、これに対して符号化フレーム
処理部504にて符号化フレーム処理を行う。
処理を専用に行うDSP1へはあるサンプリング間隔で
PCMデータ502が常に入力され、PCMデータ入力
用バッファ503へ蓄積されている。符号化処理開始に
より、PCMデータ入力バッファ503から1フレーム
分のPCMデータを得て、これに対して符号化フレーム
処理部504にて符号化フレーム処理を行う。
【0006】次に、符号化サブフレーム処理部505に
て符号化サブフレーム処理1を行い符号化データ列を符
号化データ列送信用バッファ509に出力する。同じ処
理2,3,4を符号化サブフレーム処理部506〜50
8にて行う。サブフレーム処理が全て終了したら符号化
データ列510を送信する。
て符号化サブフレーム処理1を行い符号化データ列を符
号化データ列送信用バッファ509に出力する。同じ処
理2,3,4を符号化サブフレーム処理部506〜50
8にて行う。サブフレーム処理が全て終了したら符号化
データ列510を送信する。
【0007】DSP2の復号化処理部511では復号化
処理を専用に行う。復号化処理開始により、符号化デー
タ列512を受信し、符号化データ列受信用バッファ5
13に入力する。受信した符号化データ列512を復号
化フレーム処理部514にて復号化フレーム処理を行
う。次に復号化サブフレーム処理部515にて復号化サ
ブフレーム処理1を行い復号化PCMデータ520を復
号化PCMデータ出力用バッファ519に出力する。同
じ処理2,3,4を復号化サブフレーム処理部516〜
519にて行う。この間、DSP2からあるサンプリン
グ間隔で復号化PCMデータ出力用バッファ519から
復号化PCMデータ520が常に出力されている。
処理を専用に行う。復号化処理開始により、符号化デー
タ列512を受信し、符号化データ列受信用バッファ5
13に入力する。受信した符号化データ列512を復号
化フレーム処理部514にて復号化フレーム処理を行
う。次に復号化サブフレーム処理部515にて復号化サ
ブフレーム処理1を行い復号化PCMデータ520を復
号化PCMデータ出力用バッファ519に出力する。同
じ処理2,3,4を復号化サブフレーム処理部516〜
519にて行う。この間、DSP2からあるサンプリン
グ間隔で復号化PCMデータ出力用バッファ519から
復号化PCMデータ520が常に出力されている。
【0008】図7は、従来の2チップのDSPを使用し
た音声コーデックの処理タイミングである。なお、以下
の説明において、1サブフレーム分のPCMデータが格
納できるバッファの容量=1領域とする。従来の音声コ
ーデック処理においては、PCMデータの入出力処理に
使用するバッファは、理想的な条件下で、DSP1の4
領域,DSP2の4領域、合わせて最低8領域のバッフ
ァが必要である。理想的な条件下について、以下に示
す。符号化処理では、1フレーム分のPCMデータを入
力用バッファに蓄積終了と同時に、符号化処理を開始
し、復号化処理では、1フレーム分の復号化PCMデー
タの出力終了と同時に、最初の復号化サブフレーム処理
の結果である復号化PCMデータを出力用バッファに出
力するようなタイミングを実現できるように符号化/復
号化処理が動作することを示す。
た音声コーデックの処理タイミングである。なお、以下
の説明において、1サブフレーム分のPCMデータが格
納できるバッファの容量=1領域とする。従来の音声コ
ーデック処理においては、PCMデータの入出力処理に
使用するバッファは、理想的な条件下で、DSP1の4
領域,DSP2の4領域、合わせて最低8領域のバッフ
ァが必要である。理想的な条件下について、以下に示
す。符号化処理では、1フレーム分のPCMデータを入
力用バッファに蓄積終了と同時に、符号化処理を開始
し、復号化処理では、1フレーム分の復号化PCMデー
タの出力終了と同時に、最初の復号化サブフレーム処理
の結果である復号化PCMデータを出力用バッファに出
力するようなタイミングを実現できるように符号化/復
号化処理が動作することを示す。
【0009】実際は、符号化/復号化処理のタイミング
のずれを考慮して、符号化処理の入力用バッファには
(4+α)領域を確保し、復号化処理の出力用バッファ
にも(4+α)領域を確保する。
のずれを考慮して、符号化処理の入力用バッファには
(4+α)領域を確保し、復号化処理の出力用バッファ
にも(4+α)領域を確保する。
【0010】なお、移動通信網においては、符号化部に
おける符号化データ列の送信開始から、復号化部におけ
る符号化データ列の受信開始までを、数ミリ秒以内(欧
州統一ディジタル自動車電話GSMでは5.75m秒以
内)で行うという規定があるが、従来の2チップのDS
Pを使用した音声コーデックの処理においては、2つの
DSPを全く独立で動作させることができるため、この
規定は満足できる。
おける符号化データ列の送信開始から、復号化部におけ
る符号化データ列の受信開始までを、数ミリ秒以内(欧
州統一ディジタル自動車電話GSMでは5.75m秒以
内)で行うという規定があるが、従来の2チップのDS
Pを使用した音声コーデックの処理においては、2つの
DSPを全く独立で動作させることができるため、この
規定は満足できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】DSPの性能向上によ
り、DSP1チップで音声コーデックの符号化/復号化
処理が可能になった。しかし従来の符号化と復号化を完
全に独立して動作させる処理方式では、符号化部におけ
る符号化データ列の送信開始から、復号化部における符
号化データ列の受信開始までを、数ミリ秒以内で行うと
いう規定を満たそうとすると、復号化処理が終了しない
内に符号化処理を開始する必要がある。
り、DSP1チップで音声コーデックの符号化/復号化
処理が可能になった。しかし従来の符号化と復号化を完
全に独立して動作させる処理方式では、符号化部におけ
る符号化データ列の送信開始から、復号化部における符
号化データ列の受信開始までを、数ミリ秒以内で行うと
いう規定を満たそうとすると、復号化処理が終了しない
内に符号化処理を開始する必要がある。
【0012】符号化処理をインタラプトなどで割込処理
させようとすると、割込処理となる符号化処理が終了し
ないと復号化処理に戻ることができなくなり、このため
復号処理で得られる復号化PCMデータの出力が遅れて
しまい、音声が正常に出力されないという不具合が生じ
る。
させようとすると、割込処理となる符号化処理が終了し
ないと復号化処理に戻ることができなくなり、このため
復号処理で得られる復号化PCMデータの出力が遅れて
しまい、音声が正常に出力されないという不具合が生じ
る。
【0013】本発明の目的は、音声コーデックの処理を
DSP1チップで行うようにした音声コーデック処理方
式を提供することにある。
DSP1チップで行うようにした音声コーデック処理方
式を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る音声コーデック処理方式は、符号化フ
レーム処理と、複数の符号化サブフレーム処理と、復号
化フレーム処理と、複数の復号化サブフレーム処理とを
実行し、音声信号の符号化と復号化を行う音声コーデッ
ク処理方式であって、符号化フレーム処理は、1フレー
ム分のデータを得て、フレーム単位で音声信号の符号化
を行う処理であり、複数の符号化サブフレーム処理は、
符号化処理されたデータを、フレーム分割したサブフレ
ーム単位で符号化する処理であり、復号化フレーム処理
は、1フレーム分の符号化データ列を得て、フレーム単
位で音声信号の復号化を行う処理であり、複数の復号化
サブフレーム処理は、復号化処理されたデータを、フレ
ームを分割したサブフレーム単位で復号化する処理であ
り、符号化フレーム処理,複数の符号化サブフレーム処
理,復号化フレーム処理,複数の復号化サブフレーム処
理を独立させ、それぞれを組み合せて処理を実行するも
のである。
め、本発明に係る音声コーデック処理方式は、符号化フ
レーム処理と、複数の符号化サブフレーム処理と、復号
化フレーム処理と、複数の復号化サブフレーム処理とを
実行し、音声信号の符号化と復号化を行う音声コーデッ
ク処理方式であって、符号化フレーム処理は、1フレー
ム分のデータを得て、フレーム単位で音声信号の符号化
を行う処理であり、複数の符号化サブフレーム処理は、
符号化処理されたデータを、フレーム分割したサブフレ
ーム単位で符号化する処理であり、復号化フレーム処理
は、1フレーム分の符号化データ列を得て、フレーム単
位で音声信号の復号化を行う処理であり、複数の復号化
サブフレーム処理は、復号化処理されたデータを、フレ
ームを分割したサブフレーム単位で復号化する処理であ
り、符号化フレーム処理,複数の符号化サブフレーム処
理,復号化フレーム処理,複数の復号化サブフレーム処
理を独立させ、それぞれを組み合せて処理を実行するも
のである。
【0015】また、符号化データ列受信用バッファか
ら受信した1フレーム分の符号化データ列を復号化フレ
ーム処理する第1のステップと、復号化されたデータ
を得て、復号化サブフレーム処理を2回連続して行う第
2のステップと、データ入出力用バッファから受信し
た1フレーム分のデータを符号化フレーム処理する第3
のステップと、符号化されたデータを得て、符号化サ
ブフレーム処理を2回連続して行う第4のステップと、
前記第2のステップの復号化サブフレーム処理を引き
継いで1回の復号化サブフレーム処理を行う第5のステ
ップと、前記第4のステップの符号化サブフレーム処
理を引き継いで1回の符号化サブフレーム処理を行う第
6のステップと、前記第5のステップの復号化サブフ
レーム処理を引き継いで1フレーム分の復号化サブフレ
ーム処理を完了させる第7のステップと、前記第6の
ステップの符号化サブフレーム処理を引き継いで1フレ
ーム分の符号化サブフレーム処理を完了させる第8のス
テップとを有し、前記第1のステップから第8のステッ
プまでを〜の順序に従う処理タイミングで実行して
音声コーデックの処理を行うものである。
ら受信した1フレーム分の符号化データ列を復号化フレ
ーム処理する第1のステップと、復号化されたデータ
を得て、復号化サブフレーム処理を2回連続して行う第
2のステップと、データ入出力用バッファから受信し
た1フレーム分のデータを符号化フレーム処理する第3
のステップと、符号化されたデータを得て、符号化サ
ブフレーム処理を2回連続して行う第4のステップと、
前記第2のステップの復号化サブフレーム処理を引き
継いで1回の復号化サブフレーム処理を行う第5のステ
ップと、前記第4のステップの符号化サブフレーム処
理を引き継いで1回の符号化サブフレーム処理を行う第
6のステップと、前記第5のステップの復号化サブフ
レーム処理を引き継いで1フレーム分の復号化サブフレ
ーム処理を完了させる第7のステップと、前記第6の
ステップの符号化サブフレーム処理を引き継いで1フレ
ーム分の符号化サブフレーム処理を完了させる第8のス
テップとを有し、前記第1のステップから第8のステッ
プまでを〜の順序に従う処理タイミングで実行して
音声コーデックの処理を行うものである。
【0016】
【作用】DSP1チップで符号化/復号化処理を行うた
めに、符号化フレーム処理,複数の符号化サブフレーム
処理,復号化フレーム処理,複数の復号化サブフレーム
処理を独立させ、それぞれを組み合わせて処理させる方
式をとっている。
めに、符号化フレーム処理,複数の符号化サブフレーム
処理,復号化フレーム処理,複数の復号化サブフレーム
処理を独立させ、それぞれを組み合わせて処理させる方
式をとっている。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例について図を参照して
説明する。図1は、本発明のDSP1チップによる音声
コーデック処理方式を示す処理ブロック図である。ま
た、図2は、本発明のDSP1チップによる音声コーデ
ックの処理におけるDSPメモリマップを示した図であ
り、図3は、本発明のDSP1チップによる音声コーデ
ックの処理フローである。
説明する。図1は、本発明のDSP1チップによる音声
コーデック処理方式を示す処理ブロック図である。ま
た、図2は、本発明のDSP1チップによる音声コーデ
ックの処理におけるDSPメモリマップを示した図であ
り、図3は、本発明のDSP1チップによる音声コーデ
ックの処理フローである。
【0018】本発明は、1つの符号化/復号化処理部1
01により符号化処理と復号化処理を行うものである。
図1と図3をもとに信号の流れを説明する。
01により符号化処理と復号化処理を行うものである。
図1と図3をもとに信号の流れを説明する。
【0019】復号化開始により、符号化データ列111
を受信し、これが符号化データ列受信用バッファ112
に入力する。受信した符号化データ列111を復号化フ
レーム処理部113にて復号化フレーム処理を行う。
を受信し、これが符号化データ列受信用バッファ112
に入力する。受信した符号化データ列111を復号化フ
レーム処理部113にて復号化フレーム処理を行う。
【0020】次に復号化サブフレーム処理部114にて
復号化サブフレーム処理1を行い復号化PCMデータ1
02をPCMデータ入出力用バッファ103に出力す
る。同じ処理を復号化サブフレーム処理部115にて行
う。
復号化サブフレーム処理1を行い復号化PCMデータ1
02をPCMデータ入出力用バッファ103に出力す
る。同じ処理を復号化サブフレーム処理部115にて行
う。
【0021】次に符号化処理開始により、あるサンプリ
ング間隔で入力されてPCMデータ入出力用バッファ1
03に蓄積されたPCMデータ102を、1フレーム分
得て、符号化フレーム処理部104にて符号化フレーム
処理を行う。
ング間隔で入力されてPCMデータ入出力用バッファ1
03に蓄積されたPCMデータ102を、1フレーム分
得て、符号化フレーム処理部104にて符号化フレーム
処理を行う。
【0022】次に符号化サブフレーム処理部105にて
符号化サブフレーム処理1を行い符号化データ列を符号
化データ列送信用バッファ109に出力する。同じ処理
を符号化サブフレーム処理部106にて行う。
符号化サブフレーム処理1を行い符号化データ列を符号
化データ列送信用バッファ109に出力する。同じ処理
を符号化サブフレーム処理部106にて行う。
【0023】再び、復号化サブフレーム処理部116に
て復号化サブフレーム処理3を行い復号化PCMデータ
102をPCMデータ入出力用バッファ103に出力す
る。
て復号化サブフレーム処理3を行い復号化PCMデータ
102をPCMデータ入出力用バッファ103に出力す
る。
【0024】さらに、符号化サブフレーム処理部107
にて符号化サブフレーム処理3を行い、符号化データ列
を符号化データ列送信用バッファ109に出力する。同
じ処理を符号化サブフレーム処理部108にて行い、符
号化データ列を送信して符号化処理を終了する。
にて符号化サブフレーム処理3を行い、符号化データ列
を符号化データ列送信用バッファ109に出力する。同
じ処理を符号化サブフレーム処理部108にて行い、符
号化データ列を送信して符号化処理を終了する。
【0025】最後に、残っている復号化サブフレーム処
理部117の復号化サブフレーム処理4を行い、復号化
PCMデータ102をPCMデータ入出力バッファ10
3に出力して復号化処理を終了する。
理部117の復号化サブフレーム処理4を行い、復号化
PCMデータ102をPCMデータ入出力バッファ10
3に出力して復号化処理を終了する。
【0026】図2に示すように本発明のDSPメモリ
は、PCMデータ入出力バッファ(240ワード)20
1内にサブフレーム単位のPCMデータ入出力バッファ
(各40ワード)204〜209があてがわれており、
さらに符号化データ列送信部用バッファ202と符号化
データ列受信用バッファ203とにあてがわれた部分を
有している。
は、PCMデータ入出力バッファ(240ワード)20
1内にサブフレーム単位のPCMデータ入出力バッファ
(各40ワード)204〜209があてがわれており、
さらに符号化データ列送信部用バッファ202と符号化
データ列受信用バッファ203とにあてがわれた部分を
有している。
【0027】図4は、本発明のDSP1チップによる音
声コーデックの処理タイミングである。本発明の処理方
式では、下記に示すタイミングで処理を行うので、PC
Mデータ入出力用バッファは、6領域の確保だけでよ
い。
声コーデックの処理タイミングである。本発明の処理方
式では、下記に示すタイミングで処理を行うので、PC
Mデータ入出力用バッファは、6領域の確保だけでよ
い。
【0028】本発明のDSP1チップによる音声コーデ
ックの処理タイミングは、次に示すとおりである。な
お、PCM入力ポインタの位置を示すA,Bは、1個の
音声コーデック処理におけるPCM入出力バッファのは
じめの位置Aと終わりの位置Bであり、ある処理時間を
例にとって示したものである。
ックの処理タイミングは、次に示すとおりである。な
お、PCM入力ポインタの位置を示すA,Bは、1個の
音声コーデック処理におけるPCM入出力バッファのは
じめの位置Aと終わりの位置Bであり、ある処理時間を
例にとって示したものである。
【0029】(1)符号化データ列受信用バッファから
受信した符号化データ列を1フレーム分得て、復号化フ
レーム処理部の処理を実行する。 (2)復号化サブフレーム処理の処理を実行し、復号化
PCMデータをPCM入力ポインタAの示すPCM入出
力用バッファに1サブフレーム分出力する。 (3)引き続いて復号化サブフレーム処理部の処理を実
行し、復号化PCMデータをPCM入出力用バッファに
1サブフレーム分出力する。 (4)4個のPCMデータ入出力用バッファからPCM
データを1フレーム分得て、符号化フレーム処理部の処
理を実行する。 (5)符号化サブフレーム処理部の処理を実行し、送信
する符号化データ列を符号化データ列送信用バッファに
1サブフレーム分出力する。 (6)引き続いて符号化サブフレーム処理部の処理を実
行し、送信する符号化データ列を符号化データ列送信用
バッファに1サブフレーム分出力する。 (7)さらに引き続いて復号化サブフレーム処理部の処
理を実行し、復号化PCMデータをPCM入出力用バッ
ファに1サブフレーム分出力する。 (8)符号化サブフレーム処理部の処理を実行し、送信
する符号化データ列を符号化データ列送信用バッファに
1サブフレーム分出力する。 (9)引き続いて符号化サブフレーム処理部の処理を実
行し、送信する符号化データ列を符号化データ列送信用
バッファに1サブフレーム分出力する。 (10)復号化サブフレーム処理部の処理を実行し、復
号化PCMデータをPCM入出力用バッファに1サブフ
レーム分出力する。 (11)再び、(1)から(10)の同じ処理を繰り返
す。このとき、PCM入力ポインタの位置はAからBに
移行している。 この処理方式により、DSP1チップによるPCMバッ
ファと音声コーデックの処理が実現する。
受信した符号化データ列を1フレーム分得て、復号化フ
レーム処理部の処理を実行する。 (2)復号化サブフレーム処理の処理を実行し、復号化
PCMデータをPCM入力ポインタAの示すPCM入出
力用バッファに1サブフレーム分出力する。 (3)引き続いて復号化サブフレーム処理部の処理を実
行し、復号化PCMデータをPCM入出力用バッファに
1サブフレーム分出力する。 (4)4個のPCMデータ入出力用バッファからPCM
データを1フレーム分得て、符号化フレーム処理部の処
理を実行する。 (5)符号化サブフレーム処理部の処理を実行し、送信
する符号化データ列を符号化データ列送信用バッファに
1サブフレーム分出力する。 (6)引き続いて符号化サブフレーム処理部の処理を実
行し、送信する符号化データ列を符号化データ列送信用
バッファに1サブフレーム分出力する。 (7)さらに引き続いて復号化サブフレーム処理部の処
理を実行し、復号化PCMデータをPCM入出力用バッ
ファに1サブフレーム分出力する。 (8)符号化サブフレーム処理部の処理を実行し、送信
する符号化データ列を符号化データ列送信用バッファに
1サブフレーム分出力する。 (9)引き続いて符号化サブフレーム処理部の処理を実
行し、送信する符号化データ列を符号化データ列送信用
バッファに1サブフレーム分出力する。 (10)復号化サブフレーム処理部の処理を実行し、復
号化PCMデータをPCM入出力用バッファに1サブフ
レーム分出力する。 (11)再び、(1)から(10)の同じ処理を繰り返
す。このとき、PCM入力ポインタの位置はAからBに
移行している。 この処理方式により、DSP1チップによるPCMバッ
ファと音声コーデックの処理が実現する。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明の音声コーデ
ック処理方式によれば、音声コーデック処理を別個のチ
ップで行っていたものを、1チップのDSPで行うこと
が可能となり、これより、ディジタル移動通信機の小型
軽量化が実現できる。さらに、DSP内蔵メモリの使用
量をPCMデータ入出力用バッファに関して、本発明の
処理方式(入出力用6個のバッファ)は、従来の2チッ
プのDSPを使用した音声コーデックの処理方式(入力
用と出力用を合わせて8個のバッファ)よりも25%削
減される。
ック処理方式によれば、音声コーデック処理を別個のチ
ップで行っていたものを、1チップのDSPで行うこと
が可能となり、これより、ディジタル移動通信機の小型
軽量化が実現できる。さらに、DSP内蔵メモリの使用
量をPCMデータ入出力用バッファに関して、本発明の
処理方式(入出力用6個のバッファ)は、従来の2チッ
プのDSPを使用した音声コーデックの処理方式(入力
用と出力用を合わせて8個のバッファ)よりも25%削
減される。
【図1】本発明のDSP1チップによる音声コーデック
の処理ブロック図である。
の処理ブロック図である。
【図2】本発明のDSP1チップによる音声コーデック
の処理におけるDSPメモリマップを示す図である。
の処理におけるDSPメモリマップを示す図である。
【図3】本発明のDSP1チップによる音声コーデック
の処理フローを示す図である。
の処理フローを示す図である。
【図4】本発明のDSP1チップによる音声コーデック
の処理タイミングを示す図である。
の処理タイミングを示す図である。
【図5】従来の2チップのDSPを使用した音声コーデ
ックの処理ブロック図である。
ックの処理ブロック図である。
【図6】従来の2チップのDSPを使用した音声コーデ
ックの処理フローを示す図である。
ックの処理フローを示す図である。
【図7】従来の2チップのDSPを使用した音声コーデ
ックの処理タイミングを示す図である。
ックの処理タイミングを示す図である。
101 符号化/復号化処理部 102 PCMデータ 103 PCMデータ入出力用バッファ 104 符号化フレーム処理部 105 符号化サブフレーム処理部 106 符号化サブフレーム処理部 107 符号化サブフレーム処理部 108 符号化サブフレーム処理部 109 符号化データ列送信用バッファ 110 符号化データ列 111 符号化データ列 112 符号化データ列受信用バッファ 113 復号化フレーム処理部 114 復号化サブフレーム処理部 115 復号化サブフレーム処理部 116 復号化サブフレーム処理部 117 復号化サブフレーム処理部
Claims (2)
- 【請求項1】 符号化フレーム処理と、複数の符号化サ
ブフレーム処理と、復号化フレーム処理と、複数の復号
化サブフレーム処理とを実行し、音声信号の符号化と復
号化を行う音声コーデック処理方式であって、 符号化フレーム処理は、1フレーム分のデータを得て、
フレーム単位で音声信号の符号化を行う処理であり、 複数の符号化サブフレーム処理は、符号化処理されたデ
ータを、フレーム分割したサブフレーム単位で符号化す
る処理であり、 復号化フレーム処理は、1フレーム分の符号化データ列
を得て、フレーム単位で音声信号の復号化を行う処理で
あり、 複数の復号化サブフレーム処理は、復号化処理されたデ
ータを、フレームを分割したサブフレーム単位で復号化
する処理であり、 符号化フレーム処理,複数の符号化サブフレーム処理,
復号化フレーム処理,複数の復号化サブフレーム処理を
独立させ、それぞれを組み合せて処理を実行することを
特徴とする音声コーデック処理方式。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載の音声コーデック処
理方式であって、 符号化データ列受信用バッファから受信した1フレー
ム分の符号化データ列を復号化フレーム処理する第1の
ステップと、 復号化されたデータを得て、復号化サブフレーム処理
を2回連続して行う第2のステップと、 データ入出力用バッファから受信した1フレーム分の
データを符号化フレーム処理する第3のステップと、 符号化されたデータを得て、符号化サブフレーム処理
を2回連続して行う第4のステップと、 前記第2のステップの復号化サブフレーム処理を引き
継いで1回の復号化サブフレーム処理を行う第5のステ
ップと、 前記第4のステップの符号化サブフレーム処理を引き
継いで1回の符号化サブフレーム処理を行う第6のステ
ップと、 前記第5のステップの復号化サブフレーム処理を引き
継いで1フレーム分の復号化サブフレーム処理を完了さ
せる第7のステップと、 前記第6のステップの符号化サブフレーム処理を引き
継いで1フレーム分の符号化サブフレーム処理を完了さ
せる第8のステップとを有し、 前記第1のステップから第8のステップまでを〜の
順序に従う処理タイミングで実行して音声コーデックの
処理を行うことを特徴とする音声コーデック処理方式。
Priority Applications (4)
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- 1993-08-23 DE DE69326980T patent/DE69326980T2/de not_active Expired - Fee Related
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