JPH03241399A - 音声送受信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、低い伝送レートで音声信号を送受信可能な音
声送受信装置に関するものである。

［従来の技術］ 従来、音声送受信装置は、一般的に、第３図に示すよう
に、音声送信部１０と音声受信部２０とから構成されて
いる。

この音声送信部１０は、音声をアナログ信号に変換し該
復号化手段で復号化した音声入力装置１１と、その音声
入力装置１１からのアナログ信号をデジタル信号に符号
化する音声符号化器１２と、音声符号化器１２の出力信
号を相手側へ送信する音声送信処理部１３とから成る。

また、音声受信部２０は、送られてきたデータを受信す
る音声受信処理部２３と、その音声受信処理部２３から
の信号を復号化し、デジタル信号をアナログ信号に変換
する音声復号化器２２と、音声復号化器２２の出力信号
を音声信号に変換し該復号化手段で復号化した音声出力
装置２１とから成る。

以上の構成から成る従来の音声送受信装置は、送信時に
、入力した音声を符号化し、その符号化されたデータを
送信する。また、受信時に、相手から送られてきた符号
化されたデータを受信し、復号化し該復号化手段で復号
化したことにより、音声の送受信を行うものである。

［発明が解決しようとしている課題］ しかしながら、上記従来例では、音声信号をそのまま符
号化するため、伝送レートを低くすればするほど音質が
悪化し、雑音が増加するため、超低レートでの音声伝送
は不可能であった。

本発明は、上記課題を解決するために成されたもので、
低い伝送レートでも、音質を悪化させることなく、しか
も雑音が少ないため、超低レートでの音声伝送を可能と
する音声送受信装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、本発明の音声送受信装置は
以下の構成から成る。すなわち、低い伝送レートで音声
信号を送受信可能な音声送受信装置であって、 入力した音声に基づいて音声データを認識する音声認識
手段と、該音声認識手段で認識された音声データを符号
化する音声符号化手段と、該音声符号化手段で符号化さ
れた音声データを送信する音声送信手段と、符号化され
た音声データを受信する音声受信手段と、該音声受信手
段からの音声データを復号化する音声復号化手段と、該
復号化手段で復号化した音声データを合成し該復号化手
段で復号化した音声データを備える。

［作用］ 以上の構成において、入力した音声に基づいて音声デー
タを認識し、その認識した音声データを符号化して送信
する。そして、符号化された音声データを受信すると、
音声データを復号化し、復号化した音声データを合成し
該復号化手段で復号化したように動作する。

［実施例］ 以下、添付図面を参照して本発明に係る好適な一実施例
を詳細に説明する。

〈構成の説明　（第１図）〉 第１図は、本実施例における音声送受信装置の構成を示
す概略ブロック図である。

図示するように、音声送受信装置は、音声送信部１０と
音声受信部２０とから構成される。この音声送信部１０
は、音声入力装置１１．音声認識部１２Ａ、音声符号化
部１２Ｂ、音声送信処理部１３の装置及び各部から成る
。そして音声認識部１２Ａには、音声変換部１２ａ、音
節抽出部１２ｂ、声紋抽出部１２Ｃ１送信側音節辞書１
２ｄ。

送信側声紋メモリ１２ｇを含む。また同様に、音声符号
化部１２Ｂには、音節符号化部１２ｅ。

声紋符号化部１２ｆを含む。

また、音声受信部２０は、音声出力装置２１゜音声合成
部２２Ａ、音声復号化部２２Ｂ、音声受信受信処理部２
３の装置及び各部から成る。そして音声合成部２２Ａに
は、音声逆変換部２２ａ。

音節再現部２２ｂ、声紋再現部２２Ｃ１受信側音節辞書
２２ｄ、受信側声紋メモリ２２ｇを含む。

また同様に、音声復号化部２２Ｂには、音節復号化部２
２ｅ、声紋復号化部２２ｆを含む。

なお、本実施例では、上述した各処理部の制御は不図示
の制御部によって行われ、その制御部は処理手順（プロ
グラム）に従って処理を実行するＣＰＵ、そのＣＰＵの
プログラムや制御テーブル等を格納しているＲＯＭ、Ｃ
ＰＵが処理を実行時に使用するワークエリア及び送受信
バッファ等をから成るＲＡＭなどにより構成されている
。

〈動作の説明　（第１図、第２図）〉 次に、本実施例における音声送受信装置の動作を第１図
、第２図を参照して以下に説明する。

まず、音声信号を送信する場合、音声入力装置１１によ
って入力された音声は、音声信号に変換され、音声変換
部１２ｂへ出力される。この音声変換部１２ａでは、そ
の音声信号を周波数領域に変換し、音節抽出部１２ａと
声紋抽出部１２ｃへそれぞれ出力する。この音節抽出部
１２ｂでは、入力した信号に最も適合する文字記号又は
文字記号列を送信側音節辞書１２ｄによって取り出し、
第２図（ａ）に示すように、文字記号（列）２０に続け
て音節の強弱２１．高低２２．長さ２３゜減衰２４など
の付加的記号を付加した音節データを音節符号化部１２
ｅへ出力する。そして、音節符号化部１２ｅによって高
能率符号化され、音声送信処理部１３へ出力される。

また、声紋抽出部１２ｃでは、音声信号に対応する声紋
信号を抽出し、送信側声紋メモリ１２ｇに記憶された声
紋信号と大きく違った場合のみ、その信号を送信側声紋
メモリ１２ｇへ記憶する。

そして、声紋符号化部１２ｆによって高能率符号化され
、音声送信処理部１３へ出力されろ。この音声送信処理
部１３では、第２図（ｂ）に示すように、声紋符号化部
１２ｆで符号化された声紋符号２５と音節符号化部１２
ｅで符号化された各音節符号２０〜２４とを多重化して
送出する。

次に、受信した音声信号を出力する場合、音声受信処理
部２３では、第２図（ｂ）に示す多重化された符号デー
タを受信し、各音節符号２０〜２４と声紋符号２５とを
分離する。そして、音節復号化部２２ｅと声紋復号化部
２２ｆにそれぞれ出力する。この音節復号化部２２ｅで
は、各音節符号２０〜２４の復号化を行い、続く音節再
現部２２ｂへ出力する。次に、この音節再現部２２ｂで
は、受信側音節辞書２２ｄを参照し、入力した文字記号
（列）２０と強弱・２１．高低２２．長さ２３、減衰２
４の付加的記号とに基づいて音節を再現する。ここで、
再現された音節信号は音声逆変換部２２ａへ出力される
。

また、声紋符号２５が存在する場合、声紋復号化部２２
ｆによって復号化された声紋データは声紋再現部２２ｃ
へ出力される。この声紋再現部２２ｃでは、受信側声紋
メモリ２２ｇに基づいて声紋信号を再現する。ここで、
再現された声紋信号は音声逆変換部２２ａへ出力される
。そして、音声逆変換部２２ａでは、再現された音節信
号と声紋信号とに基づいて音声を合成し、周波数領域か
ら逆変換を行う。この逆変換された音声信号は音声出力
装置２１へ出力され、音声出力装置２１から音声として
出力される。

以上説明したように、本実施例によれば、音声に含まれ
る文字数に対して、データ量が線形であるため、超低ビ
ットレートの音声伝送を行うことが可能である。

また、符号化された文字記号を、そのまま画像表示装置
に表示したり、文書としてそのまま記録したりすること
ができる。

前述した実施例では、音節及び声紋を抽出し、それらを
符号化して送受信しているが、本発明はこれだけに限る
ものではなく、種々の変形が可能である。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、低い伝送レート
でも、音質を悪化させることなく、しかも雑音が少ない
ため、超低レートでの音声伝送を可能とする。

【図面の簡単な説明】

第１図は本実施例における音声送受信装置の構成を示す
概略ブロック図、 第２図（ａ）は本実施例での音節データの構成を示す図
、 第２図（ｂ）は本実施例で送受信される符号の構成を示
す図、 第３図は従来での音声送受信装置の構成を示す概略ブロ
ック図である。 図中、１０・・・音声送信部、２０・・・音声受信部、
１１・・・音声入力装置、１２Ａ・・・音声認識部、１
２Ｂ・・・音声符号化部、１３・・・音声送信処理部、
２１・・・音声出力装置、２２Ａ・・・音声合成部、２
２Ｂ・・・音声復号化部、２３音声受信処理部である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 低い伝送レートで音声信号を送受信可能な音声送受信装
   置であつて、 入力した音声に基づいて音声データを認識する音声認識
   手段と、 該音声認識手段で認識された音声データを符号化する音
   声符号化手段と、 該音声符号化手段で符号化された音声データを送信する
   音声送信手段と、 符号化された音声データを受信する音声受信手段と、 該音声受信手段からの音声データを復号化する音声復号
   化手段と、 該復号化手段で復号化した音声データを合成して出力す
   る音声合成手段とを備えることを特徴とする音声送受信
   装置。