JPH0677869U - 高圧洗浄機 - Google Patents

高圧洗浄機

Info

Publication number
JPH0677869U
JPH0677869U JP1826693U JP1826693U JPH0677869U JP H0677869 U JPH0677869 U JP H0677869U JP 1826693 U JP1826693 U JP 1826693U JP 1826693 U JP1826693 U JP 1826693U JP H0677869 U JPH0677869 U JP H0677869U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
engine
valve
spindle
pressure pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1826693U
Other languages
English (en)
Inventor
元信 浦
Original Assignee
元信 浦
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 元信 浦 filed Critical 元信 浦
Priority to JP1826693U priority Critical patent/JPH0677869U/ja
Publication of JPH0677869U publication Critical patent/JPH0677869U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】噴射を一時的に停止させた際に、エンジンを自
動的にスローダウンさせて、燃料経済性の向上や作業
性、安全性の改善を図る。 【構成】この高圧洗浄機は、エンジン1によって駆動さ
れる高圧ポンプ2と、高圧主系路8の上流端に介在させ
た手元コック9付きのノズル10と、手元コック9を閉
じたときに高圧ポンプ2で加圧された流体をバイパス系
路7に逃がす無負荷弁5の弁体5dの動きに連動するス
ピンドル5eと、このスピンドル5eとエンジン1のガ
バナレバー30をつなぐワイヤケーブル6とを具備して
なる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、一般産業機械として簡易型高圧洗浄機や防音型高圧洗浄機に、また 農業機械として、防除作業や、落葉果樹の粗皮剥離作業に用いるエンジンセット 型動力噴霧機に利用される。
【0002】
【従来の技術】
無負荷弁を調圧弁として用いたエンジンを原動機とする高圧洗浄機、セット型 動力噴霧機において、作業一時停止時に、エンジンの回転数をスローダウンして 低騒音化や燃料の節約を実現しようとする技術は未だ少ない。
【0003】 しかし、無負荷弁の動きでマイクロスイッチをオンオフし、ソレノイドでエン ジンのスロットルレバーを引いて、回転数を下げる電気的な方法、また、手元コ ック閉時、無負荷弁のバイパス系路に生じる流れの圧力を利用して、水圧シリン ダーでワイヤーを引っ張り、エンジンのスロットルバルブの開度を減少させて回 転数を下げる技術等がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、噴射を一時停止させることの多い作業では、高圧ポンプ無負荷 時にエンジンを高速回転で回し続けることになり、無駄に燃料を消費する外、騒 音公害となることもある。しかし、ソレノイドでエンジンのスローダウンを行う 方法では、バッテリーや点灯コイル付のエンジンが必要となり、一般普及型の簡 易型高圧洗浄機、セット型動力噴霧機には不向きである。また、水圧シリンダー でスロットルレバーを引く方法では、キャビネット型高圧洗浄機では取り付けら れるが、簡易型高圧洗浄機やセット型動力噴霧機には取り付けが難しく、また製 品のコストアップにもつながる。
【0005】 本考案は、以上のような問題点を解決することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、このような目的を達成するために、次のような構成を採用したもの である。すなわち、本考案による高圧洗浄機は、エンジンによって駆動される高 圧ポンプと、高圧主系路の上流端に介在させ、高圧流れを開閉する、手元コック 付ノズルと、高圧主系路の一部をなし、高圧ポンプの吐出圧力を設定し、かつ、 手元コックを閉じたときに、高圧ポンプで加圧された流体をバイパス系路に逃が し、高圧ポンプの圧力を無負荷にする無負荷弁と、この無負荷弁の弁体の動きに 連動するスピンドルと、このスピンドルとエンジンのスロットルレバーをつなぐ 連結手段を具備している。
【0007】
【作用】
洗浄作業中は、無負荷弁の弁体はバイパス系路を殆ど閉じた状態に位置し、バ イパス系路からの流量も少ない。手元コックを閉じ、高圧主系路の流体の流れを 瞬時に停止させる事によって、高圧主系路内に水撃作用が生じ急激に弁体を押し 下げ、高圧ポンプが無負荷となる。高圧ポンプの弁体の動きに連動するスピンド ルと、エンジンのスロットルレバーをつなぐ連結手段によってエンジンの回転数 を下げる。
【0008】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図1と図2と図3と図4を参照にして説明する。
【0009】 図1において、1はエンジンであり 高圧ポンプ2を駆動するものである。エ ンジン1の構成部品の一部である1aはガソリンタンク、1bはスロットルバル ブ、1cはキャブレータである。3は吸込系路であり、タンク4内の液体を吸い 上げる。
【0010】 5は無負荷弁であり、5aは出口側に内蔵されたチェック弁、5bはチョーク で、高圧主系路8に流れのある状態では、流体がチョーク5bを通り、高圧主系 路8内の圧力と同圧で、無負荷弁5の弁体5dを押し下げる方向に作用する。5 cは高圧主系路8の圧力を調整するためのスプリングである。5eは弁体5dに 取付けられたスピンドルで、シール機構を通って、その先端部が弁外部に取出さ れている。ワイヤケーブル6はこのスピンドルの動きをスロットルバルブ1bに 伝えるための連結手段である。7は無負荷弁5のバイパス系路、9は手元コック 、10はノズル、11は圧力計である。
【0011】 高圧主系路8の流れを手元コック9の操作によって急に閉じることにより、高 圧主系路8内に水撃作用が生じ、5aが閉じ、高圧主系路8内の圧力が一時的に 急上昇する。チョーク5b内の圧力も同様に急上昇し、弁体5dを一気に押下げ 全流量をバイパス系路7に流すために高圧ポンプ2は無負荷運転となる。
【0012】 この弁体5dの動きに連動してスピンドル5eが押し下げられる。図2と図3 に示すように、スピンドル5eの変位を増幅装置12によって大きくし、また方 向を押す方向から引く方向に変えて、ワイヤケーブル6を引っ張りエンジン1の ガバナレバー30を回転させ、ガバナロッド33を閉の方向に押して、スロット ルレバー34を回転させ、スロットルバルブ1bを閉じて、エンジン1の回転数 を低下させる。しかして、この実施例では、前記増幅装置12と前記ワイヤケー ブル6と前記ガバナレバー30と前記ガバナロッド33とによって連結手段を構 成している。
【0013】 12aから12eは増幅装置12の構成部品である。外部に取り出されたスピ ンドル5eの軸端にスプリング12aを固定し、回転軸12bの一端をオネジ1 2cでスプリング12aのコイル内にネジ止めする。12dは無負荷弁5の底面 5fに固定された支持軸であり、回転軸12bを回転可能とするための支点軸1 2eが固定されている。スピンドル5eが下に下がると回転軸12bが支点軸1 2e回りに回転してスピンドル5eの動きの約3倍の変位を得られるようにした 。
【0014】 回転軸12bの他端にはワイヤケーブル6のインナー6bの端を固定するオネ ジ25が取り付けられる。26はワイヤケーブルのアウター金具6cを固定する 止め金具で、支持軸12dに固定されている。もう一方のアウター金具6cを固 定する止め金具26はエンジン1に取り付けられる。ワイヤケーブル6のインナ ー6bの他端はエンジン1のガバナレバー30の取付部31に取り付けられる。
【0015】 インナー6bの取付部31の詳細は、図4に示すように、取付金具31aの軸 をガバナレバー30の取付穴31bに入れ、ピン31cで止め、回転可能な状態 となっている。取付金具31aの穴にインナー6bを通し、インナー6bのフラ ットエンド6dによって、インナー6bの抜け落ちを防止している。このような 構造とすることによって、コントロールレバー35による回転数の設定と、ガバ ナウェイト32の動きによる回転数制御を拘束しないようにした。
【0016】 インナー6bの無負荷弁5側への固定は、次のように行った。すなわち、エン ジン1を始動し、高速セットスクリュー38に当たるまでコントロールレバー3 5を左に回転させ、エンジン1の規定最高回転数とする。そして、ノズル10よ り噴射を行い、エンジン1に負荷をかけながら、インナー6bのフラットエンド 6dと取付金具31aの間に遊びが無いように、またインナー6bにたゆみが生 じないようにオネジ25でインナー6bを回転軸12bに固定した。
【0017】 手元コック9で噴射を停止すると、図3に示すように、スピンドル5eが押し 下げられ、ワイヤケーブル6のインナー6bが無負荷弁5側に約6 mm引かれ、 ガバナロッド33が左に移動し、スロットルレバー34は閉の方向に動いてエン ジン1の回転数を下げる。この場合コントロールレバー35の位置はセットスク リュー37によって程良く固定されており、ガバナスプリング36はバネ定数の 小さいスプリングであるため、スプリングがのびて、コントロールレバー35の 位置に変化は無い。このため、手元コック9を開いて噴射を再開したときには、 エンジン1のガバナレバー30がワイヤケーブル6のインナー6bをエンジン側 に引っ張る方向に作用するのでスプリング12aには無理な引っ張り力が作用す ることが無い。そして、コントロールレバー35で設定した回転数でエンジン1 が負荷運転を行う。
【0018】 なお、ガバナレバー33に取り付けたインナー6bは、同じ様な方法で直接ス ロットルレバー34に取り付けても同様の働きが得られる。
【0019】
【考案の効果】
噴射を一時的に停止させることの多い作業では、高圧ポンプ無負荷運転時にエ ンジンをスローダウンすることにより燃料消費を節減でき、経済的である。また 、作業中断時に、周囲が静かになれば、作業に精神的なゆとりを生じ、作業性、 安全性の向上にもつながる。
【0020】 スローダウンを行うのに電気を使用していないため、一般普及型のエンジンを 使用した高圧洗浄機、セット型動力噴霧機にすぐに装着でき、利用範囲は広い。
【0021】 なお、前記実施例では、無負荷弁のスピンドルの変位増幅装置を無負荷弁と一 体型の構造としたため、取扱が簡単で、スローダウン機構が安価に構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す高圧洗浄機の構成を示
した説明図。
【図2】本発明の一実施例を示す高圧洗浄機作業時の無
負荷弁とエンジンのガバナロッドの関係を示す説明図。
【図3】本発明の一実施例を示す高圧洗浄機作業停止時
の無負荷弁とエンジンのガバナロッドの関係を示す説明
図。
【図4】本発明の一実施例を示す高圧洗浄機のワイヤケ
ーブルのインナー取付部の詳細を示した説明図。
【符号の説明】
1…エンジン 1a…ガソリンタンク 1b…スロットルバルブ 1c…キャブレータ 2…高圧ポンプ 3…吸込系路 4…タンク 5…無負荷弁 5a…チェック弁 5b…チョーク 5c…スプリング 5d…弁体 5e…スピンドル 5f…底面 6…ワイヤケーブル 6a…アウター 6b…インナー 6c…アウター金具 6d…フラットエンド 7…バイパス系路 8…高圧主系路 9…手元コック 10…ノズル 11…圧力計 12…増幅装置 12a…スプリング 12b…回転軸 12c…オネジ 12d…支持軸 12e…支点軸 25…オネジ 26…止め金具 30…ガバナレバー 31…取付部 31a…取付金具 31b…取付穴 31c…ピン 32…ガバナウェイト 33…ガバナロッド 34…スロットルレバー 35…コントロールレバー 36…ガバナスプリング 37…セットスクリュー 38…高速セットスクリュー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンによって駆動される高圧ポンプ
    と、高圧主系路の上流端に介在させ、高圧流れを開閉す
    る、手元コック付ノズルと、高圧主系路の一部をなし、
    高圧ポンプの吐出圧力を設定し、かつ、手元コックを閉
    じたときに、高圧ポンプで加圧された流体をバイパス系
    路に逃がし、高圧ポンプの圧力を無負荷にする無負荷弁
    と、この無負荷弁の弁体の動きに連動するスピンドル
    と、このスピンドルとエンジンのスロットルレバーをつ
    なぐ連結手段を具備してなる高圧洗浄機。
JP1826693U 1993-04-12 1993-04-12 高圧洗浄機 Pending JPH0677869U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1826693U JPH0677869U (ja) 1993-04-12 1993-04-12 高圧洗浄機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1826693U JPH0677869U (ja) 1993-04-12 1993-04-12 高圧洗浄機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0677869U true JPH0677869U (ja) 1994-11-01

Family

ID=11966867

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1826693U Pending JPH0677869U (ja) 1993-04-12 1993-04-12 高圧洗浄機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0677869U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61111375A (ja) * 1985-10-30 1986-05-29 Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd ポリプロピレン系樹脂用下塗り剤組成物
JPH0427581U (ja) * 1990-06-29 1992-03-04

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61111375A (ja) * 1985-10-30 1986-05-29 Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd ポリプロピレン系樹脂用下塗り剤組成物
JPH0427581U (ja) * 1990-06-29 1992-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5674782B2 (ja) 自動アイドリングシステム及び方法
US20080014096A1 (en) Idle down control for a pressure washer
US2842150A (en) Valve device responsive to fluid flow
US2583406A (en) Carburetor
US2694979A (en) Overspeed control for air turbine driven pumps
CN107687378B (zh) 一种通用汽油机燃油供给系统
JPH0677869U (ja) 高圧洗浄機
KR870004237A (ko) 엔진 스로틀밸브의 자동제어장치
US6202988B1 (en) Diaphragm-type carburetor
JPH08170555A (ja) 洗浄機のエンジン用自動増減速装置
JPH0310016B2 (ja)
US2329495A (en) Pump primer
CN2811604Y (zh) 自调压齿轮轴承式高压泵
JPS5919793Y2 (ja) エンジンのアイドリング回転数制御装置
CN213684333U (zh) 一种大排量双拉线装置电喷节气阀体
JPH0730922Y2 (ja) ポンプ装置におけるエンジンの回転制御装置
JPS6143573Y2 (ja)
KR100366205B1 (ko) 세척 및 방제 장치
JPH0113835Y2 (ja)
CN2172229Y (zh) 内燃机车柴油机超速保护装置
CN2467804Y (zh) 柴油机怠速提升阀
JPS6021488Y2 (ja) 可変ベンチュリ−型気化器
EP0383441A1 (en) Starting system for diesel engine
JP3017059U (ja) 発電用水車の電動制圧機
JPH0427581Y2 (ja)