JPS5919793Y2 - エンジンのアイドリング回転数制御装置 - Google Patents

エンジンのアイドリング回転数制御装置

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JPS5919793Y2
JPS5919793Y2 JP12459479U JP12459479U JPS5919793Y2 JP S5919793 Y2 JPS5919793 Y2 JP S5919793Y2 JP 12459479 U JP12459479 U JP 12459479U JP 12459479 U JP12459479 U JP 12459479U JP S5919793 Y2 JPS5919793 Y2 JP S5919793Y2
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diaphragm
stopper
idling
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intake manifold
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力 林
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はエンジンのアイドリング回転数制御装置に係り
、車室内冷房装置のコンプレッサやパワーステアリング
装置の油圧ポンプの如くエンジンによって駆動される補
機装置の作動状態に応じて気化器のスロットルバルブの
開度を制御しアイドリング回転数を適正値に維持する制
御装置に係る。
自動車等に於ける車室内冷房装置のコンプレッサやパワ
ーステアリング装置の油圧ポンプ等の如き各種の補機装
置は、エンジンによって駆動されるようになっており、
これらはエンジンがアイドリング状態にある時にも駆動
される必要がある時がある。
このためエンジンのアイドリング回転数を安定した状態
に維持するためには気化器のスロットルバルブのアイド
リング位置は、上述の如き補機装置の負荷を考慮して設
定される必要がある。
ところで、エンジンのアイドリング回転数は燃費を良く
し、また騒音を小さくするために必要最小限の値に制御
されることが好ましく、従って、クーラコンプレッサの
如くアイドリング運転時を問わずオン−オフ制御された
り、またパワーステアリング装置の油圧ポンプの如くそ
の作動状態に応じて負荷が変動する如き補機装置が設け
られている場合、スロットルバルブのアイドリング位置
はそれらの補機装置の作動状態に応じて可変に制御され
ることが好ましい。
スロットルバルブのアイドリング位置を補機装置の作動
状態に応じて制御する装置として、補機装置の作動状態
に応じてスロットルバルブのアイドリング位置を通常の
アイドリング位置より弁開き側の位置、謂ゆるアイドル
アップ位置に選択的に変更する、いわゆるアイドルアッ
プ装置が従来から知られている。
ところで、補機装置の負荷は、その種類や補機装置の作
動状態によって異なり、例えば、パワーステアリング装
置の油圧ポンプの負荷はステアリング切れ角が小さく、
それに応じて要求油圧が小さい時には比較的小さく、実
際にはアイドルアップを必要とするほど大きくなく、ス
テアリング切れ角が大きくなって要求油圧が比較的大き
くなった時にはそれに応じて大きくなり、この時にはア
イドルアップを必要とする値になる。
またクーラコンプレッサの負荷はそれが作動している時
には実質的に常に一定の値であるが、その値は上述の如
きパワーステアリング装置の油圧ポンプの最大負荷時の
それよりもはるかに大きい。
このため、上述の如き複数個の補機装置がある場合、そ
の補機装置のいずれか一つでも作動した時には、或はそ
の一つの補機装置の負荷が所定値以上になった時には、
アイドルアップ装置によってスロットルバルブのアイド
リング位置が通常のアイドリング位置より弁開き側のア
イドルアップ位置に設定されるとし、その設定位置が一
つであるならば、そのアイドルアップ位置は補機装置の
うち最大負荷の補機装置が作動している時に安定したア
イドリング運転を維持する上で必要な比較的弁開度が大
きい位置に設定されなければならない。
このため一つのアイドルアップ位置にしかアイドルアッ
プすることができないアイドルアップ装置に於いては、
負荷の異なった複数個の補機装置が設けられている場合
、アイドリング回転数を適切に制御することができず、
補機装置の作動状態によってはアイドリング回転数が高
騰することがある。
アイドリング回転数の高騰は、燃費を悪化し、又騒音を
大きくするばかりでなく、特に自動変速装置を備えた自
動車に於いてはアイドリング状態にて車輌の暴走を招来
する危険がある。
本考案は従来のアイドルアップ装置に於ける上述の如き
不具合に鑑み、アイドリング回転数を各種の補機装置の
作動状態に応じて常に適切に維持することができ、しか
もそれを調節することができる改良されたエンジンのア
イドリング回転数制御装置を提供することを目的として
いる。
かかる目的は、本考案によれば、互いに隔置して重ねら
れた第−及び第二のダイヤフラムと、前記第一のダイヤ
フラムと前記第二のダイヤフラムの間に第一のダイヤフ
ラム室を郭定しまた前記第二のダイヤフラムの前記第一
のダイヤフラム室に面する側とは反対の側に第二のダイ
ヤフラム室を郭定するダイヤフラムケーシング組立体と
、前記第−及び第二のダイヤフラムの間の最短近接距離
を制限する手段と、前記第二のダイヤフラムの偏位方向
に於ける前記第二のダイヤフラム室の最小深さを調節可
能に制限する手段と、前記第一のダイヤフラムに接続さ
れた作動ロッドとを有するダイヤフラム装置と、前記ダ
イヤフラム装置の前記作動ロッドにより偏位駆動されエ
ンジンの気化器に於けるスロットルバルブのアイドリン
グ開度を設定する調節可能なストッパと、前記エンジン
の吸気マニホールドと前記第−及び第二のダイヤフラム
室とを接続する導管系と、前記導管系の途中に設けられ
前記エンジンによって駆動される第−及び第二の補機装
置の作動非作動に応じて切換えられて前記第−及び第二
のダイヤフラム室の各々に吸気マニホールド負圧を導入
するか大気圧を導入するかの制御を行う弁装置とを含み
、前記第−及び第二の補機装置のいずれもが非作動状態
にあるとき前記第−及び第二のダイヤフラム室への吸気
マニホールド負圧と大気圧の導入の選択は前記ストッパ
を前記スロットルバルブのアイドリング開度を最小とす
る位置に設定するものとされ、前記第一の補機装置が作
動状態にあり前記第二の補機装置が非作動状態にあると
き前記第−及び第二のダイヤフラム室への吸気マニホー
ルド負圧と大気圧の導入の選択は前記ストッパを前記ス
ロットルバルブのアイドリング開度を中間の開度とする
位置に設定するものとされ、前記第二の補機装置が作動
状態にあるとき前記第−及び第二のダイヤフラム室への
吸気マニホールド負圧と大気圧の導入の選択は前記スト
ッパを前記スロットルバルブのアイドリング開度を最大
とする位置に設定するものとされるようになっているこ
とを特徴とするエンジンのアイドリング回転数制御装置
によって達成される。
以下に添付の図を用いて本考案を実施例について詳細に
説明する。
第1図は本考案によるアイドリング回転数制御装置を備
えたエンジンの一つの実施例をその要部について示す概
略構成図、第2図乃至第4図は各善本考案装置の要部を
三つの互に異なった作動状態について示す断面図である
第1図に於いて、1はエンジンを示しており、エンジン
1はエアクノーナ2、気化器3、吸気マニホールド4を
経て空気と燃料との混合気を吸入するようになっている
前記気化器3はその吸気通路5内にベンチュIJ 6、
燃料ノズル7、スロットルバルブ8を有している。
スロットルバルブ8は軸9に担持され、該軸9の周りに
回動して前記吸気通路5を通って流れる吸入空気の流量
を制御するようになっている。
また前記軸9には前記スロットルバルブ8のアイドリン
グ位置を設定するレバー10の一端が取付けられている
また、11は前記エンジン1によって断続的に駆動され
る車室内冷房用のコンプレッサを示しており、12は前
記エンジン1によって駆動されるパワーステアリング装
置の油圧ポンプを示している。
13は軸14に枢支されたアイドリング位置設定レバー
を示しており、このレバー13はその一端にねじ式のス
トッパ15を担持している。
このストッパ15は前記アイドル位置設定レバー13に
選択的に係合し、前記レバー10の図にて反時計廻り方
向の回動を制限し、前記スロットルバルブ8のアイドリ
ング位置を設定するようになっている。
また前記ストッパ15にはこれを任意の螺合状態位置に
固定するためのロックナツト16が取付けられている。
また前記レバー13はその他端にてダイヤフラム装置1
7に接続され、このダイヤフラム装置17によって駆動
されるようになっている。
ダイヤフラム装置17は第2図乃至第4図によく示され
ている如く、そのケーシング組立体18内に互に隔置し
て張設された第−及び第二のダイヤフラム19.20を
含んでおり、前記第一のダイヤフラム19の図にて上側
に大気開放室21を、前記第−及び第二のダイヤフラム
19,20間に第一のダイヤフラム室22を、前記第二
のダイヤフラム20の図にて下側に第二のダイヤフラム
室23を各々郭定している。
前記第一のダイヤフラム19にはテ゛イスク24.25
を介して作動ロッド26の一端部が取付けられており、
この作動ロッド26は前記第一のダイヤフラム19の図
にて上方に延び、その先端部にてピン27により前記レ
バー13の他端に接続されている。
前記第二のダイヤフラム20はディスク28、29を介
してロッド30の一端が取付けられており、このロッド
30は前記第二のダイヤフラム20の図にて上方に延び
、その先端部にてカップ状の第一のストッパ31を担持
している。
この第一のストッパ31はその周縁部にて前記ディスク
25に選択的に係合し、前記第一のダイヤフラム19の
図にて下方への移動を制限するようになっている。
また前記ケーシング組立体18は、その一部に、固定ス
トッパ32を有しており、この固定ストッパ32は前記
テ゛イスク28に選択的に係合し、前記第二のダイヤフ
ラム20の図にて上方への移動を制限するようになって
いる。
また前記ケーシング組立体18はカップ状の第二のスト
ッパ33を有しており、この第二のストッパ33はその
周縁部にて前記ディスク29に選択的に係合し、前記第
二のダイヤフラム20の図にて下方への移動を制限する
ようになっている。
前記第二のストッパ33は前記ケーシング組立体18に
螺合したねじ34によって担持され、ねじ34によりそ
の位置を調整され得るようになっている。
また前記ねじ34にはロックナツト35が螺合しており
、前記ねじ34を任意の螺合状態位置に固定するように
なっている。
前記第一のダイヤフラム19と前記固定ストッパ32と
の間には第一の圧縮コイルばね36が、また前記第二の
ダイヤフラム20と前記ケーシング組立体18との間に
は第二の圧縮コイルばね37が各々所定の予荷重を与え
られた状態にて組込まれている。
また前記ケーシング組立体18は、前記第一のダイヤフ
ラム室22内に流体圧を導入するための第一のポー1へ
38と、前記第二のダイヤフラム室23内に流体圧を導
入するための第二のポート39とを有している。
前記ダイヤフラム装置17は、第2図に示されている如
く、その第−及び第二のダイヤフラム室22、23のい
ずれにも流体圧を供給されず、前記両ダイヤフラム室内
に大気圧が導入されている時には、作動ロッド26を最
も上昇させた位置に保持し、ストッパ15を第一の位置
に設定し、スロットルバルブ8が通常のアイドリング位
置にまで戻ることを許している。
前記第一のダイヤフラム室22内にのみ所定値以上の負
圧が導入された時には、第3図によく示されている如く
、前記第一のダイヤフラム19は第一の圧縮コイルは゛
ね36のは゛ね力に抗して第一のストッパ31に当接す
る位置まで降下し、前記レバー13を第3図で見て反時
計廻り方向に第一の所定角度だけ回動させて前記ストッ
パ15を第二の位置に設定し、前記スロワI・ルバルブ
8が通常のアイドリング位置より少し弁開き側の第一の
アイドルアップ位置まで閉弁することを許すようになっ
ている。
また前記第−及び第二のダイヤフラム室22.23内の
いずれにも所定値以上の負圧が導入された時には、第4
図によく示されている如く、第二のダイヤフラム20が
第二の圧縮コイルばね37の作用に抗して第二のストッ
パ33に当接するまで降下し、また前記第一のダイヤフ
ラム19が上述の如く降下した位置にある第二のダイヤ
フラム20の第一のストッパ31に当接するまで降下す
ることにより前記レバー13を前記第一の所定角度より
大きい第二の所定角度だけ図にて反時計廻り方向に回動
させ、前記ストッパ15を第三の位置に設定し、前記ス
ロットルバルブ8が前記第一のアイドルアップ位置より
更に弁開き側の第二のアイドルアップ位置まで戻すこと
を許すようになっている。
第1図によく示されている如く、前記ポート38は導管
40、開閉弁41.導管42を経て切換弁43に接続さ
れ、これより更に前記切換弁43の切換作動により導管
44.45を経て前記吸気マニホールド4に設けられた
吸気管負圧取出しポート46、或は導管47を経て大気
取入れポート48のいずれかに選択的に接続されるよう
になっている。
前記切換弁43は前記油圧ポンプ12が発生する油圧が
所定値以上になったとき前記導管42と44とを接続し
、これに対し前記油圧が所定値以下の時には前記導管4
2と47とを接続するようになっている。
また前記開閉弁41は前記コンプレッサ11が作動して
いる時には閉じ、クーラコンプレッサ11が作動してい
ない時には開くようになっている。
また前記ポート39は導管49.50を経て切換弁51
に接続され、これより更に前記切換弁51の切換作動に
応じて導管52.45を経て前記吸気管負圧取出しポー
ト46、或は導管53を経て大気取入れポート54のい
ずれかに選択的に接続されるようになっている。
前記切換弁51は前記コンプレッサ11が作動している
時には前記導管50と52とを接続し、これに対し前記
コンプレッサ11が作動していない時には導管50と5
3とを接続するようになっている。
また前記導管40と50とは導管55によって接続され
、この導管55の途中には前記導管40より前記導管5
0へ向かう空気の流れのみを許す逆止弁56が設けられ
ている。
コンプレッサ11が作動しておらず、また油圧ポンプ1
2が発生する油圧が所定値以下である時には切換弁43
は導管42と導管47とを接続し、またもう一つの切換
弁51は導管50と導管53とを接続しているから、ダ
イヤフラム装置17の第−及び第二のダイヤフラム室2
2.23にはそのいずれにも大気圧が与えられている。
従ってこの時には、第2図に示されている如く、ストッ
パ15は第一の位置にあり、スロットルバルブ8のアイ
ドリング位置は通常のアイドリング位置に設定される。
コンプレッサ11が作動していない状態に於いて、油圧
ポンプ12が発生する油圧が所定値以上になると、切換
弁43は導管42を導管47に代えて導管44に接続す
る。
またこの時には開閉弁41が開いており、もう一つの切
換弁51は導管50と53とを接続しているから、吸気
管負圧取出しポート46に現われる吸気管負圧は前記ダ
イヤフラム装置17の第一のダイヤフラム室22内にの
み導入されるようになる。
この時には第一のダイヤフラム19が第一のストッパ3
1に当接するまで降下し、ストッパ15が第二の位置に
移動することにより、スロットルバルブ8のアイドリン
グ位置は第一のアイドルアップ位置に設定される。
これにより油圧ポンプ12の負荷にかかわらずエンジン
のアイドリング回転数は安定したエンジン運転を維持す
るために必要な値に維持され、安定したアイドリング運
転が行なわれるようになる。
また、油圧ポンプ12が発生する油圧が所定値以上であ
っても所定値以下であっても、コンプレッサ11が作動
すると、開閉弁41が閉じ、切換弁51が導管50を導
管53に代えて導管52に接続するようになる。
従ってこの時には吸気管負圧取出しポート46に現われ
る吸気管負圧はダイヤフラム装置17の第−及び第二の
ダイヤフラム室22.23のいずれにも導入され、これ
により第二のダイヤフラム20が第二のストッパ33に
当接するまで降下し、また第一のダイヤフラム19が上
述の如く降下した第二のダイヤフラム20に担持されて
いる第一のストッパ31に当接するまで降下する。
これによりスl−ツバ15は第三の位置に移動し、スロ
ットルバルブ8のアイドリング位置は前記第一のアイド
ルアップ位置より開弁量が大きい第二のアイドルアップ
位置に設定されるようになる。
これにより油圧ポンプ12の負荷より大きい負荷を有す
るコンプレッサ11が作動してもエンジンのアイドリン
グ回転数は安定した運転数を維持するために必要な値に
維持され、安定したアイドリング運転が行なわれるよう
になる。
尚、クーラコンプレッサ11の作動に伴ってアイドリン
グ位置が第二のアイドルアップ位置に設定されていれば
、油圧ポンプ12の負荷が最大負荷になってもアイドリ
ング回転数はさほど低下せず、安定したエンジン運転を
維持できなくなる値にまで降下することはない。
従ってコンプレッサ11が作動し、それに応じてアイド
ルアップされていれば、更に油圧ポンプ12の負荷が最
大負荷になっても更にアイドルアップする必要はない。
スl〜ツバ15のねし込み位置が調整されると、ストッ
パ15の第一乃至第三の位置が変化し、スロットルバル
ブ8の第−及び第二のアイドルアップ位置が互に関連し
て変化する。
またねじ34によって第二のストッパ33の位置が調節
されると、前記ストッパ15の第三の位置か゛それの第
−及び第二の位置とは独立して変化し、スロットルバル
ブ8の第二のアイドルアップ位置が第一のアイドルアッ
プ位置とは独立して調節される。
尚、通常のアイドル位置は第一の位置にあるストッパ1
5によって設定されても良いが、一般には図には示され
ていないそれ自身周知のアイドルアジャストスクリュに
よって前記第−及び第二のアップ位置とは独立して調整
される。
上述の如く、スロットルバルブ8の通常のアイドリング
位置、第−及び第二のアイドルアップ位置が各々独立し
て調節され得ることにより、アイドリング回転数をエン
ジンの生産上のばらつきによるエンジン回転数のばらつ
きに対処することができ、また整備等の際にも通常のア
イドリング位置、第−及び第二のアイドルアップ位置を
適宜に調整することが可能になり、実用上得る効果は大
きい。
尚、導管40と42とは開閉弁41に代えて絞り要素に
よって接続されていても良い。
以上に於いては、本考案を特定の実施例について詳細に
説明したが、本考案はこれに限られるものではなく本考
案の範囲内にて種々の実施例が可能であることは当業者
にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるアイドリング回転数制御装置を備
えたエンジンの一つの実施例をその要部について示す概
略構成図、第2図乃至第4図は各善本考案装置の要部を
三つの互に異なった作動状態について示す断面図である
。 1〜エンジン、2〜エアクリーナ、3〜気化器、4〜吸
気マニホールド、5〜吸気通路、6〜ベンチユリ、7〜
燃料ノズル、8〜スロツトルバルブ、9〜軸、10〜レ
バー、11〜コンプレツサ、12〜油圧ポンプ、13〜
アイドリング位置設定レバー、14〜軸、15〜ストツ
パ、16〜ロツクナツト、17〜ダイヤフラム装置、1
8〜ケ一シング組立体、19〜第一のダイヤフラム、2
0〜第二のダイヤフラム、21〜大気開放室、22〜第
一のダイヤフラム室、23〜第二のダイヤフラム室、2
4.25〜デイスク、26〜作動ロッド、27〜ピン、
28.29〜テ゛イスク、30〜ロツド、31〜第一の
ストッパ、32〜固定ストツパ、33〜第二のストッパ
、34〜.l□Uに、35〜ロツクナツト、36〜第一
の圧縮コイルばJ−」、37〜第二の圧縮コイルばね、
38.39〜ポー1〜.40〜導管、41〜開閉弁、4
2〜導管、43〜切換弁、44.45〜導管、46〜吸
気管負圧取出しポート、47〜導管、48〜大気取入れ
ポート、49.50〜導管、51〜切換弁、52.53
〜導管、54〜大気取入れポート、55〜導管、56〜
逆止弁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 互いに隔置して重ねられた第−及び第二のダイヤフラム
    と、前記第一のダイヤフラムと前記第二のダイヤフラム
    の間に第一のダイヤフラム室を郭定しまた前記第二のダ
    イヤフラムの前記第一のダイヤフラム室に面する側とは
    反対の側に第二のダイヤフラム室を郭定するダイヤフラ
    ムケーシング組立体と、前記第−及び第二のダイヤフラ
    ムの間の最短近接距離を制限する手段と、前記第二のダ
    イヤフラムの偏位方向に於ける前記第二のダイヤフラム
    室の最小深さを調節可能に制限する手段と、前記第一の
    ダイヤフラムに接続された作動ロッドとを有するダイヤ
    フラム装置と、 前記ダイヤフラム装置の前記作動ロッドにより偏位駆動
    されエンジンの気化器に於けるスロットルバルブのアイ
    ドリング開度を設定する調節可能なストッパと、 前記エンジンの吸気マニホールドと前記第−及び第二の
    ダイヤフラム室とを接続する導管系と、前記導管系の途
    中に設けられ前記エンジンによって駆動される第−及び
    第二の補機装置の作動非作動に応じて切換えられて前記
    第−及び第二のダイヤフラム室の各々に吸気マニホール
    ド負圧を導入するか大気圧を導入するかの制御を行う弁
    装置とを含み、前記第−及び第二の補機装置のいずれも
    が非作動状態にあるとき前記第−及び第二のダイヤフラ
    ム室への吸気マニホールド負圧と大気圧の導入の選択は
    前記ストッパを前記スロットルバルブのアイドリング開
    度を最小とする位置に設定するものとされ、前記第一の
    補機装置が作動状態にあり前記第二の補機装置が非作動
    状態にあるとき前記第−及び第二のダイヤフラム室への
    吸気マニホールド負圧と大気圧の導入の選択は前記スト
    ッパを前記スロットルバルブのアイドリング開度を中間
    の開度とする位置に設定するものとされ、前記第二の補
    機装置が作動状態にあるとき前記第−及び第二のダイヤ
    フラム室への吸気マニホールド負圧と大気圧の導入の選
    択は前記ストッパを前記スロットルバルブのアイドリン
    グ開度を最大とする位置に設定するものとされるように
    なっていることを特徴とするエンジンのアイドリング回
    転数制御装置。
JP12459479U 1979-09-07 1979-09-07 エンジンのアイドリング回転数制御装置 Expired JPS5919793Y2 (ja)

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JPS58151328U (ja) * 1982-04-05 1983-10-11 三菱自動車工業株式会社 エンジンの排気制御装置
JPS6065348U (ja) * 1983-10-13 1985-05-09 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の車載電気装置負荷応答式負圧式フア−ストアイドル装置

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