JPH06773Y2 - 回転数指示計 - Google Patents

回転数指示計

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JPH06773Y2
JPH06773Y2 JP858288U JP858288U JPH06773Y2 JP H06773 Y2 JPH06773 Y2 JP H06773Y2 JP 858288 U JP858288 U JP 858288U JP 858288 U JP858288 U JP 858288U JP H06773 Y2 JPH06773 Y2 JP H06773Y2
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JP
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JP858288U
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JPH01117766U (ja
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有一 浅見
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Miki Pulley Co Ltd
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Miki Pulley Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は回転数指示計に関する。
〔従来の技術〕
此種の回転数指示計は、ケース内に金属製分銅を回転自
在に支承し、該分銅に目盛板を固定するとともに、ケー
スの回転に伴つて前記分銅に対して回転するように指針
を設けたものが知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のように、金属製の分銅を用いると、コスト高にな
り、また、分銅に、歯車を取り付けるためのねじ穴を形
成する必要があり、そのための分銅に対する機械加工作
業が煩わしかった。
本考案は上記欠陥を除去することを目的とするものであ
る。
〔問題点を解決する手段〕
上記目的を達成するため、本考案は、分銅を、ポリプロ
ピレンの亜鉛を混入せしめた比重の大きい樹脂によって
構成したものである。
〔作用」 分銅12を樹脂により構成したことでコストの低下を図
ることができ、しかも、比重の大きな樹脂を用いたの
で、重りとしての機能を充分に果すことができる。更
に、樹脂製分銅に予じめ穴をあけておけば、その穴にね
じをねじ込むことで穴にねじ溝を形成することができ、
機械加工によってねじ穴を形成する必要がない。
〔実施例〕
以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例を参照して
説明する。
2はケースであり、筒状部材により構成されている。ケ
ース2の一方部分にはカバー3が回転自在に嵌合し、該
カバー3には、その穴を塞ぐガラス板4が嵌挿配置さ
れ、リングによって位置決めされている。カバー3はね
じによってケース2の外周面に脱着可能に固定されてい
る。前記ガラス板4には指標(図示省略)が描かれてい
る。6はナット8によりケース2の内部垂直底壁に固定
された軸体であり、これの大径部の外周面にボールベア
リング10を介して分銅12の偏心部が回転自在に嵌合
している。前記分銅12の突起12a,12bには目盛
板14がねじによって固定されている。前記分銅12に
は、軸体16が螺合固定され、該軸体16にスペーサー
18を介して大径歯車20と小径歯車22が形成された
二段歯車が回転自在に嵌合配置されている。前記大径歯
車20は前記軸体6の小径部に固着された小歯車24に
噛み合っている。前記小径歯車22は、前記軸体6の小
径部にパイプ26を介して回転自在に嵌挿配置された大
径歯車28に噛み合っている。前記パイプ26は前記大
径歯車28の内径部に嵌着固定され、該パイプ26の先
端に指針30が取り付けられている。前記指針30は前
記目盛板14の目盛に対向している。前記歯車24,2
0,22,28は回転比1/9の減速機構を構成してい
る。前記分銅12は、比重4.05の、ポリプロピレン
に亜鉛を混入せしめた樹脂により構成されている。上記
した構成において、ケース2の凹入部を回転部材(図示
省略)に挿入し、固定ねじ32をねじ込んで、ケース2
を回転部材に固定する。ケース2を回転すると、小歯車
24がケース2と連動して回転する一方、分銅12は重
心方向を指向して静止する。小歯車24の回転によって
大径歯車20が回転し、該回転は、小歯車22、大径歯
車28、及びパイプ26を経て指針30に伝達され、指
針30は、目盛板14との相互作用によってケース2の
回転数を表示する。また、ガラス板4の指標は目盛板1
4との相互作用によってケース2の回転量を表示する。
尚、軸体16のねじ部を分銅12の穴に回転しつつ押し
込むことによって穴にねじ溝を形成することができ、こ
れによって軸体16は分銅12に固定されている。ま
た、第3図において、12c,12dは、分銅12に形
成された手操作で折り取り自在な突片であり、これに大
型の目盛板用の突起12e,12fが突設されている。
大型の目盛板を用いない場合は、前記突片12c,12
dは、本装置の組み立て前に、分銅12の本体部分から
折って取り去っておく。
〔効果〕
本考案は上述の如く、分銅を樹脂によって構成したの
で、コストの低下を図ることができ、また、分銅に穴を
穿設しておけば、分銅に特別にねじ加工を行なわなくと
も穴にねじをねじ込んでねじ溝を形成することができ
る。また、折り取り自在な突片に大型の目盛板固定用の
突起を設けておくことができるので、分銅を、寸法の異
なる回転数指示計に対応させることができる等の効果が
存する。
【図面の簡単な説明】
第1図は断面図、第2図は正面図、第3図は分銅の平面
図である。 2‥‥ケース,3‥‥カバー,4‥‥ガラス板,6‥‥
軸体,8‥‥ナット,10‥‥ボールベアリング,12
‥‥分銅,12a,12b‥‥突起,12c,12d‥
‥突片,12e,12f‥‥突起,14‥‥目盛板,1
6‥‥軸体,18‥‥スペーサー,20‥‥大径歯車,
22‥‥小径歯車,24‥‥小歯車,26‥‥パイプ,
28‥‥大径歯車,30‥‥指針

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース2の底壁に突設された軸体6と、該
    軸体6に回転自在に支承された分銅12と、該分銅12
    に突設された突起12a,12bに固定された目盛板1
    4と、前記軸体6に回転自在に支承された歯車28に連
    結されるとともに前記目盛板14に対面する指針30
    と、前記歯車28に、所定の減速比で前記軸体6の前記
    分銅12に対する回転運動を伝達する歯車機構とから成
    る装置において、前記分銅12をポリプロピレンに亜鉛
    を混入せしめた比重の大きな樹脂によって構成したこと
    を特徴とする回転数指示計。
  2. 【請求項2】前記分銅12に折り取り自在な突片12
    c,12dを一体的に形成し、該突片12c,12dに
    大型の目盛板を固定するための突起12e,12fを突
    設したことを特徴とする第1項記載の回転数指示計。
JP858288U 1988-01-26 1988-01-26 回転数指示計 Expired - Lifetime JPH06773Y2 (ja)

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JP858288U JPH06773Y2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26 回転数指示計

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01117766U JPH01117766U (ja) 1989-08-09
JPH06773Y2 true JPH06773Y2 (ja) 1994-01-05

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JP858288U Expired - Lifetime JPH06773Y2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26 回転数指示計

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JPH01117766U (ja) 1989-08-09

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