JPH067716Y2 - 真空採血装置 - Google Patents

真空採血装置

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JPH067716Y2
JPH067716Y2 JP1988091416U JP9141688U JPH067716Y2 JP H067716 Y2 JPH067716 Y2 JP H067716Y2 JP 1988091416 U JP1988091416 U JP 1988091416U JP 9141688 U JP9141688 U JP 9141688U JP H067716 Y2 JPH067716 Y2 JP H067716Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は血液容器内に採血するための真空採血装置に関
する。
[従来の技術] 従来、特公昭51-3153号公報に記載される如く真空採血
装置が提案されている。真空採血装置は真空ポンプによ
り減圧されるとともに、血液容器がセットされる真空採
血室を備え、真空採血室に生成される陰圧力により血液
容器への採血を行なう。
ここで、真空採血室に生成されて血液容器に及ぶ陰圧力
は、血液容器に連なる採血針を介して供血者の血管に採
血吸引力として作用する。
このため、上記陰圧力は、採血の作業性と供血者への負
担とを考慮して適正な所定レベルに設定する必要があ
る。
従来の真空採血装置は、真空採血室の圧力を所定レベル
に調整するため、真空採血室のハウジングに圧力調整弁
を設けている。この圧力調整弁は、真空採血室の圧力が
目標レベルに到達した時に、そのばね作動のリーク機構
を作動させ、結果として真空採血室の圧力を所定レベル
に保持するものである。
他方、血液容器への採血終了時には、真空採血室に生成
されていた陰圧力を可及的速やかに大気開放し、これに
よって血液容器を真空採血室から可及的速やかに取出し
可能とし、採血作業の能率を向上する必要もある。
従来の真空採血装置は、採血終了時に真空採血室の圧力
を大気開放するため、前述した圧力調整弁とは別に、真
空ポンプと真空採血室とを連結する圧力配管に大気開放
弁を設けている。この大気開放弁は、採血終了時にソレ
ノイドの作動により空気侵入口を開き、結果として真空
採血室を大気開放するものである。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の真空採血装置には以下の問題
点がある。
ばね作動の圧力調整弁と、ソレノイド作動の大気開放
弁とを用いるものであり、基本構成の異なるサブ組立品
を多用することとなって装置構成が複雑になる。
圧力調整弁における設定圧力の変更は、作動ばねのば
ね力調整によるものであるため、容易でなく細やかな圧
力制御が困難である。
本考案は、簡素な装置構成により、真空採血室の陰圧力
状態を容易に調整し、かつこの陰圧力状態を採血終了時
に速やかに大気開放可能とすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項1に記載の本考案は、真空ポンプにより減圧され
るとともに、軟質材料から形成された血液容器がセット
される真空採血室を備え、該真空採血室に生成される陰
圧力により血液容器への採血を行なう真空採血装置にお
いて、該真空ポンプの吸気口から該真空採血室の位置
に、2以上の空気侵入口を設けるとともに、該各空気侵
入口に開閉弁を設け、該各開閉弁の開閉駆動部を制御で
きる制御手段を有してなるようにしたものである。
請求項2に記載の本考案は、前記2以上の空気侵入口と
して、開口面積の大なる空気侵入口と、開口面積の小な
る空気侵入口とを設けるようにしたものである。
[作用] 請求項1に記載の本考案によれば、制御手段により各開
閉弁の開閉駆動部を制御することにより、各開閉弁を適
宜開閉できることとなる。これにより、採血中には、
採血の作業性と供血者への負担とを考慮して定めた適正
な陰圧力を真空採血室に形成するように上記開閉弁を開
閉制御でき、採血終了時には真空採血室の陰圧力を可
及的速やかに大気開放するように上記開閉弁を同時に開
放する等、適宜開閉制御できる。
したがって、請求項1に記載の本考案によれば、制御
手段により開閉制御せしめられるという同一基本構成の
開閉弁の採用により、真空採血室の圧力調整と大気開放
の両機能を満たすことができる。また、開閉弁の開閉
タイミングを制御することにより、細やかな圧力制御を
容易に実現できる。すなわち、簡素な装置構成により、
真空採血室の陰圧力状態を容易に調整し、かつこの陰圧
力状態を採血終了時には、2つ以上の開閉弁を開放する
ことにより速やかに大気開放できる。
また、請求項2に記載の本考案によれば、開口面積の小
なる空気侵入口を真空採血室内の圧力(陰圧)を一定に
保つことに使用し、開口面積の大なる空気侵入口を真空
採血室内の圧力を大きく下げる状況(例えば、採血者の
採血状態より、自然採血するまたはそれに近い状態に徐
々に近づける場合)に応じて、使用する。採血終了時に
は前記と同様に操作する。また一旦下がった圧力(陰
圧の場合、上がった)を、小なる空気侵入口を開き、大
なる空気侵入口を閉じることにより、ゆるやかに上げる
ことも可能となる。したがって、真空採血室の圧力を一
定に保つ機能と、適宜大巾に圧力を下げる機能と、ゆる
やかに圧力を上下させる機能を満たすことができる。
[実施例] 第1図は本考案の一実施例に係る採血装置を示す正面
図、第2図は第1図の要部を破断して示す側面図、第3
図は第1図の平面図、第4図は第1図の要部を破断して
示す平面図、第5図は真空回路図、第6図は制御ブロッ
ク図、第7図は開閉弁の開閉制御状態と真空採血室の圧
力状態とを示す線図である。
採血装置10は、第1図〜第4図に示す如く、ハウジン
グ11の正面に表示パネル12を備え、ハウジング11
の内部に真空採血室13を形成している。14は採血室
13の開閉蓋、15は蓋14のヒンジ、16は採血室1
3を密封するための封止ゴムである。14Aは蓋14の
把手である。また、採血装置10はハウジング11の下
部に真空ポンプ17、および制御装置18を内蔵してい
る。
採血装置10の真空採血室13は、真空ポンプ17の吸
気口17Aに連通されて減圧可能とされるとともに、軟
質ポリ塩化ビニル等からなる血液バッグ(血液容器)1
を支持するバッグ受皿19を備えている。採血装置10
は、真空採血室13を減圧する状態下で、バッグ受皿1
9に支持される血液バッグ1に所定の陰圧力を及ぼし採
血する。この時、採血装置10は、バッグ受皿19を揺
動して血液バッグ1に予め装填してあるヘパリン等の抗
凝固剤と血液とを撹拌するとともに、血液バッグ1の重
量を測定することにより採血量を測定する。
採血装置10における上述のバッグ受皿19を揺動する
構造、および血液バッグ1の重量を測定する構造は以下
のとおりである。
まず、真空採血室13の底部には架台20が設置され、
この架台20には支軸21を介して回動自在となる揺動
フレーム22が支持されている。また、架台20には揺
動モータ23が固定され、かつ揺動モータ23により駆
動される原動軸24が支持されている。25,26は歯
付プーリー、27は歯付ベルトである。原動軸24の一
端にはクランク車28が固定され、このクランク車28
の回転半径上にはリンク29の一端が連結され、リンク
29の他端は上記揺動フレーム22と一体の連結片30
に連結されている。
他方、揺動フレーム22の上面には一対の秤取付ブロッ
ク31が固定され、両取付ブロック31の端部に架け渡
される支持プレート32には秤(採血量測定手段)33
が片持支持される。秤33は上面の2位置および下面の
2位置のそれぞれに貼付けられてホイートストンブリッ
ジ回路を形成する重量センサとしての歪ゲージ34を備
え、秤33の先端部に計量台35、受板36を介して前
述のバッグ受皿19が固定されている。37は秤33の
左右の振れを防止するストッパ、38は重量センサ増幅
ユニットである。
すなわち、採血装置10は、揺動モータ23の作動によ
り原動軸24、クランク車28を回転し、これによって
揺動フレーム22を揺動し、揺動フレーム22に秤33
を介して支持されているバッグ受皿19を揺動すること
となる。また、採血装置10は、揺動フレーム22に取
付ブロック31、支持プレート32を介して片持支持さ
れている秤33にバッグ受皿19を支持しており、この
秤33のたわみ変形により血液バッグ1の重量を測定
し、ひいては採血量を測定する。
なお、採血装置10は、原動軸24の他端に設けられる
検出カム39の回転位置を光センサ40により検出し、
これによって揺動モータ23を駆動制御し、上記バッグ
受皿19を最下降点(下死点)にて一時停止させてこれ
を一定の姿勢条件下に保持する状態下で、上述の如く血
液バッグ1の重量を測定することとしている。
採血装置10は、第5図に示す如く真空ポンプ17の吸
気口17Aから真空採血室13に渡る真空経路、この実
施例では真空配管41に、大小2つの空気侵入口41
A,41Bを設けている。各空気侵入口41A,41B
には、開閉ソレノイド42A,42Bのオンにより空気
侵入口41A,41Bを閉じ、開閉ソレノイド42A,
42Bのオフにより重力で空気侵入口41A,41Bを
開く開閉弁43A,43Bを備えている。なお、開閉弁
43A,43Bは開弁力を付与する弾発体を真空配管4
1の内壁面との間に備えるものであってもよい。採血装
置10は、小開口の空気侵入口41Bに設けられる開閉
弁43Bの開閉制御により真空採血室13に一定の陰圧
力(真空度)を形成し、採血終了時には両空気侵入口4
1A,41Bの開閉弁43A,43Bを開くことにより
真空採血室13を大気開放させる(第7図参照)。
採血装置10は、ハウジング11の正面側の上部におい
て、真空採血室13に隣接する部分にチューブホルダ4
4を備え、真空採血室13に収容した血液バッグ1に連
なる採血チューブ2を引出し可能としている。チューブ
ホルダ44は、チューブクランプソレノイド45により
駆動されるチューブクランプ(採血停止手段)46を備
え、チューブクランプ46は、採血チューブ2を挟圧閉
止して血液バッグ1への採血動作を停止させる。47は
チューブクランプ46のクランプ解除ボタン、48は緊
急時にチューブクランプ46を作動させるクランプボタ
ンである。
採血装置10の表示パネル12は、採血量/真空度切換
表示ランプ49、採血量/真空度切換スイッチ50、40
0ml/200ml切換表示ランプ51、400ml/200ml切換スイッ
チ52、停止スイッチ53、開始スイッチ54、使用バ
ッグ表示ランプ55、使用バッグ切換スイッチ56、採
血量/真空度表示部57を備える。なお、採血装置10
は、ハウジング11の正面下部に電源スイッチ58、ヒ
ューズホルダ59を備え、ハウジング11の背面下部に
電源コネクタ60を備える。
次に、採血装置10の制御装置18について説明する。
制御装置18は、第6図に示す如く、主として主制御回
路61、駆動回路62、表示回路63から構成されてい
る。なお、64は電源ユニットである。
主制御回路61は、CPU(中央処理装置)[装置10
の一連の動作のための制御プログラムが書込まれるメモ
リを含むもの]65、メモリ(記憶手段)66、入出力
制御部67、LED(発光ダイオード)ドライブ回路6
8、ブザー69、フェイルセーフ回路70を有する。な
お、入出力制御部67には、バッグ受皿19の揺動位置
を検出する前述の光センサ40、血液バッグ1からの漏
血を検出する洩血センサ71の各検出信号が転送される
ようになっている。
上記メモリ66はEA−ROM、EEP−ROMらの不
揮発性メモリからなり、記憶データを書換え読出しで
き、かつ電源電圧の印加がなくても記憶データを保持で
きる。このメモリ66の記憶データとしては、真空採
血室13に生成する陰圧力、血液バッグ1への設定採
血量、採血完了後におけるバッグ受皿19の揺動延長
時間等がある。
上記ブザー69は採血完了、真空採血室13に形成
される陰圧力のエラー、揺動モータ23の回転エラ
ー、洩血センサ71の洩血検出等に応じ、それぞれ異
なる鳴動態様にて鳴動する。
上記フェイルセーフ回路70はCPU65の暴走発生を
監視し、暴走時に装置を安全側に停止させる。
駆動回路62は、主制御回路61に接続されており、A
/D変換回路72を備える。A/D変換回路72には前
述の重量センサ増幅ユニット38が接続されるととも
に、前述の真空配管41に設けられて真空採血室13の
陰圧力を検出する圧力センサ73が圧力センサ増幅回路
74を介して接続される。
また、駆動回路62は、チューブクランプソレノイド
45を制御するソレノイドドライブ回路75、開閉ソ
レノイド42A,42Bを制御するソレノイドドライブ
回路76、真空ポンプ17の給電スイッチ77をオン
/オフするポンプドライブ回路78、揺動モータ23
の給電スイッチ79をオン/オフするモータドライブ回
路80を備える。
なお、制御装置18のCPU65は、上記圧力センサ7
3の検出圧力とメモリ66の記憶データである真空採血
室13の設定圧力とを得て、上記検出圧力が上記設定圧
力に一致するように、開閉ベルト43Bの開閉ソレノイ
ド42Bを前述の通り第7図(B)に示す如くオン/オ
フ制御する。これにより真空採血室13に陰圧力は第7
図(C)に示す如く設定圧力の一定幅内を微小変化し、
結果として一定の圧力状態となる。
なお、真空採血室13の設定圧力はメモリ66の記憶デ
ータの書換えによって設定替えできる。
表示回路63は、主制御回路61に接続されており、前
述の如く表示パネル12に設けられた表示ランプ49等
の各種表示器、切換スイッチ50等の各種スイッチを有
して構成される。
次に、上記採血装置10による採血作業手順について説
明する。
電源スイッチ58をオンする。
400ml/200ml切換スイッチ52により採血量を選定す
る。この選定結果は切換表示ランプ51に表示される。
使用バッグ切換スイッチ56により使用バッグを選定
する。この選定結果は表示ランプ55に表示される。な
お、使用バッグの種類としては、親バッグのみのシング
ル(S)、1以上の小バッグをも備えるダブル(D)、
トリプル(T)、クオドラップル(Q)がある。
採血チューブ2の端部に設けられている採血針を供血
者に穿刺し、ある程度採血する。
血液バッグ1を真空採血室13に入れてバッグ受皿1
9に載置し、採血チューブ2をチューブホルダ44にセ
ットする。
開始スイッチ54をオンする。制御装置18が真空ポ
ンプ17、揺動モータ23を駆動制御し、真空採血室1
3の減圧による採血と、バッグ受皿19の揺動を行な
う。また、制御装置18は、バッグ受皿19が最下降点
で一時停止するタイミングで、重量センサ増幅ユニット
38の省略を得て、血液バッグ1の測定採血量を検出す
るとともに、メモリ66に書込まれている設定採血量、
血液比重、および血液バッグ1の予登録重量を用いて、
下記(1)式により残採血量(容量)を演算する。
残採血量(ml)= [設定採血量(g)+予登録重量(g) −測定採血量(g)]/比重(g/ml)…(1) 制御装置18は、上記演算結果である残採血量が零に
達したことを条件に、チューブクランプ46により採血
チューブ2を閉止し血液バッグ1への採血動作を停止さ
せる。この時、制御装置18は真空ポンプ17を停止さ
せ、かつ開閉弁43A,43Bを前述の如く開いて真空
採血室13を大気開放する。
制御装置18は、上記採血終了後、なお一定時間だけ
揺動モータ23を延長して駆動し、バッグ受皿19を揺
動する。その後、ブザーが採血終了を報知する。
クランプ解除ボタン47をオンし、採血チューブ2を
チューブホルダ44から外し、血液バッグ1を真空採血
室13から取出す。
次に、上記実施例の作用について説明する。
上記実施例によれば、制御装置18のCPU65により
各開閉弁43A,43の開閉ソレノイド42A,42B
を制御することにより、各開閉弁43A,43Bを適宜
開閉できることとなる。これにより、採血中には、採
血の作業性と供血者への負担とを考慮して定めた適正な
陰圧力を真空採血室13に形成するように上記開閉弁4
3Bを開閉制御でき、採血終了時には真空採血室13
の陰圧力を可及的速やかに大気開放するように上記開閉
弁43A,43Bを開閉制御できる。
したがって、上記実施例によれば、CPU65により
開閉制御せしめられるという同一基本構成の開閉弁43
A,43Bの採用により、真空採血室13の圧力調整と
大気開放の両機能を満たすことができる。また、開閉
弁43A,43Bの開閉タイミングを制御することによ
り、細やかな圧力制御を容易に実現できる。すなわち、
簡素な装置構成により、真空採血室13の陰圧力状態を
容易に調整し、かつこの陰圧力状態を採血終了時に速や
かに大気開放できる。
また、上記実施例によれば、開口面積の小なる空気侵入
口41Bを真空採血室13内の圧力(陰圧)を一定に保
つことを使用し、開口面積の大なる空気侵入口41Aを
真空採血室13内の圧力を大きく下げる状況(例えば、
採血者の採血状態より、自然採血するまたはそれに近い
状態に徐々に近づける場合)に応じて、使用する。採血
終了時には前記と同様に操作する。また一旦下がった
圧力(陰圧の場合、上がった)を、小なる空気侵入口4
1Bを開き、大なる空気侵入口41Aを閉じることによ
り、ゆるやかに上げることも可能となる。したがって、
真空採血室13の圧力を一定に保つ機能と、適宜大巾に
圧力を下げる機能と、ゆるやかに圧力を上下させる機能
を満たすことができる。
なお、本考案の実施において、空気侵入口と開口弁は3
以上設けるものであってもよい。また、複数の開閉弁
は、相互にいか様に独立して開閉され、あるいはいか様
に連動して開閉されるものであってもよい。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば、簡素な装置構成により、
真空採血室の陰圧力状態を容易に調整し、かつこの陰圧
力状態を採血終了時に速やかに大気開放できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る採血装置を示す正面
図、第2図は第1図の要部を破断して示す側面図、第3
図は第1図の平面図、第4図は第1図の要部を破断して
示す平面図、第5図は真空回路図、第6図は制御ブロッ
ク図、第7図は開閉弁の開閉制御状態と真空採血室の圧
力状態とを示す線図である。 1……血液バッグ(血液容器)、 10……採血装置、 13……真空採血室、 17……真空ポンプ、 41A,41B……空気侵入口、 42A,42B……開閉ソレノイド(開閉駆動部)、 43A,43B……開閉弁、 65……CPU(制御手段)。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空ポンプにより減圧されるとともに、軟
    質材料から形成された血液容器がセットされる真空採血
    室を備え、該真空採血室に生成される陰圧力により血液
    容器への採血を行なう真空採血装置において、該真空ポ
    ンプの吸気口から該真空採血室の位置に、2以上の空気
    侵入口を設けるとともに、該各空気侵入口に開閉弁を設
    け、該各開閉弁の開閉駆動部を制御できる制御手段を有
    してなることを特徴とする真空採血装置。
  2. 【請求項2】前記2以上の空気侵入口として、開口面積
    の大なる空気侵入口と、開口面積の小なる空気侵入口と
    を設けた請求項1記載の真空採血装置。
JP1988091416U 1988-07-12 1988-07-12 真空採血装置 Expired - Lifetime JPH067716Y2 (ja)

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