JPH0657251B2 - 採血装置 - Google Patents
採血装置Info
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- JPH0657251B2 JPH0657251B2 JP63118247A JP11824788A JPH0657251B2 JP H0657251 B2 JPH0657251 B2 JP H0657251B2 JP 63118247 A JP63118247 A JP 63118247A JP 11824788 A JP11824788 A JP 11824788A JP H0657251 B2 JPH0657251 B2 JP H0657251B2
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- JP
- Japan
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- blood
- blood collection
- housing
- tube
- bag
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- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、血液容器に採血するための採血装置に関す
る。
る。
[従来の技術] 従来、特公昭51-3153 号公報に記載される如くの採血装
置が提案されている。採血装置は、血液容器を収容する
採血室をハウジングの内部に設け、血液容器に連通する
とともに採血針を備える採血チューブをハウジングの内
外に取回して採血するようになっている。
置が提案されている。採血装置は、血液容器を収容する
採血室をハウジングの内部に設け、血液容器に連通する
とともに採血針を備える採血チューブをハウジングの内
外に取回して採血するようになっている。
また、採血装置はハウジングの正面に表示パネルを備
え、操作者は表示パネルに設けられる各種スイッチや表
示ランプ等を操作、監視しながら、採血作業を進める。
この時、採血者は採血装置のハウジングの背面もしくは
側方に位置せしめられる。
え、操作者は表示パネルに設けられる各種スイッチや表
示ランプ等を操作、監視しながら、採血作業を進める。
この時、採血者は採血装置のハウジングの背面もしくは
側方に位置せしめられる。
このため、採血室内の血液容器に連なりハウジング外に
引き出される採血チューブは、ハウジングの正面から側
方を経て上記供血者の側に取回されることになる。
引き出される採血チューブは、ハウジングの正面から側
方を経て上記供血者の側に取回されることになる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の採血装置にあっては、ハウジング
外に引き出された採血チューブがハウジングの正面にて
無秩序にたれ下がって、操作者による表示パネルの監視
を妨げたり、操作者が引っかかって採血針を採血者から
引抜いてしまう等のおそれがある。
外に引き出された採血チューブがハウジングの正面にて
無秩序にたれ下がって、操作者による表示パネルの監視
を妨げたり、操作者が引っかかって採血針を採血者から
引抜いてしまう等のおそれがある。
また、採血チューブがハウジングの正面から側方に取回
される際に折れる状態となり、血液の流れが遅くなった
り停止し、スムースな採血を阻害しひいては採血不能に
至る等のおそれもある。
される際に折れる状態となり、血液の流れが遅くなった
り停止し、スムースな採血を阻害しひいては採血不能に
至る等のおそれもある。
本発明は、採血装置のハウジングから引出される採血チ
ューブを安定的に取回し、採血作業の作業性を向上する
ことを目的とする。
ューブを安定的に取回し、採血作業の作業性を向上する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項1に記載の本発明は、血液容器を収容する採血室
をハウジングの内部に設け、血液容器に連通するととも
に採血針を備える採血チューブをハウジングの内外に取
回して採血する採血装置において、ハウジングの正面に
表示パネルを設けるとともに、ハウジングの正面と側面
とのコーナー部に採血チューブを保持するチューブホル
ダを設けるようにしたものである。
をハウジングの内部に設け、血液容器に連通するととも
に採血針を備える採血チューブをハウジングの内外に取
回して採血する採血装置において、ハウジングの正面に
表示パネルを設けるとともに、ハウジングの正面と側面
とのコーナー部に採血チューブを保持するチューブホル
ダを設けるようにしたものである。
[作用] 本発明の採血装置を用いた採血作業は第5図に示す如く
にて行なわれる。すなわち、採血装置の採血室に血液容
器を収容し、血液容器に連なる採血チューブはハウジン
グ外に引出されてハウジングの正面から側方に取回さ
れ、採血チューブに設けられる採血針がハウジングの背
面もしくは側方に位置する供血者に到達せしめられる。
なお、操作者はハウジングの正面に位置し、ハウジング
の正面に設けられる表示パネルに相対して採血作業を実
行する。
にて行なわれる。すなわち、採血装置の採血室に血液容
器を収容し、血液容器に連なる採血チューブはハウジン
グ外に引出されてハウジングの正面から側方に取回さ
れ、採血チューブに設けられる採血針がハウジングの背
面もしくは側方に位置する供血者に到達せしめられる。
なお、操作者はハウジングの正面に位置し、ハウジング
の正面に設けられる表示パネルに相対して採血作業を実
行する。
しかして、請求項1に記載の本発明によれば、ハウジン
グ外に引出される採血チューブがハウジングの正面と側
面とのコーナー部に設けたチューブホルダにて保持され
る。したがって、ハウジングの正面における採血チュ
ーブの取回し経路が規制され、採血チューブが操作者に
よる表示パネルの監視を妨げることがなく、また操作者
が採血チューブに引っかかる等がない。また、採血チ
ューブがハウジングの正面から後方に取回される際に、
チューブホルダにて保持されながら案内されて折れるこ
とがなく、スムースな採血状態が確保される。したがっ
て、採血装置のハウジングから引出される採血チューブ
を安定的に取回し、採血作業の作業性を向上することが
できる。
グ外に引出される採血チューブがハウジングの正面と側
面とのコーナー部に設けたチューブホルダにて保持され
る。したがって、ハウジングの正面における採血チュ
ーブの取回し経路が規制され、採血チューブが操作者に
よる表示パネルの監視を妨げることがなく、また操作者
が採血チューブに引っかかる等がない。また、採血チ
ューブがハウジングの正面から後方に取回される際に、
チューブホルダにて保持されながら案内されて折れるこ
とがなく、スムースな採血状態が確保される。したがっ
て、採血装置のハウジングから引出される採血チューブ
を安定的に取回し、採血作業の作業性を向上することが
できる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例に係る採血装置を示す正面
図、第2図は第1図の要部を破断して示す側面図、第3
図は第1図の平面図、第4図は第1図の要部を破断して
示す平面図、第5図は本発明の採血装置を用いた採血作
業状態を示す模式図である。
図、第2図は第1図の要部を破断して示す側面図、第3
図は第1図の平面図、第4図は第1図の要部を破断して
示す平面図、第5図は本発明の採血装置を用いた採血作
業状態を示す模式図である。
採血装置10は、第1図〜第4図に示す如く、ハウジン
グ11の正面に表示パネル12を備え、ハウジング11
の内部に真空採血室13を形成している。14は採血室
13の開閉蓋、15は蓋14のヒンジ、16は採血室1
3を密封するための封止ゴムである。14Aは蓋14の
把手である。また、採血装置10はハウジング11の下
部に真空ポンプ17、および制御装置18を内蔵してい
る。
グ11の正面に表示パネル12を備え、ハウジング11
の内部に真空採血室13を形成している。14は採血室
13の開閉蓋、15は蓋14のヒンジ、16は採血室1
3を密封するための封止ゴムである。14Aは蓋14の
把手である。また、採血装置10はハウジング11の下
部に真空ポンプ17、および制御装置18を内蔵してい
る。
採血装置10の真空採血室13は、真空ポンプ17の吸
気口17Aに連通されて減圧可能とされるとともに、ポ
リ塩化ビニル等からなる血液バッグ(血液容器)1を支
持するバッグ受皿19を備えている。採血装置10は、
真空採血室13を減圧する状態下で、バッグ受皿19に
支持される血液バッグ1に所定の陰圧力を及ぼし採血す
る。この時、採血装置10は、バッグ受皿19を揺動し
て血液バッグ1に予め装填してあるヘパリン等の抗凝固
剤と血液とを撹拌するとともに、血液バッグ1の重量を
測定することにより採血量を測定する。
気口17Aに連通されて減圧可能とされるとともに、ポ
リ塩化ビニル等からなる血液バッグ(血液容器)1を支
持するバッグ受皿19を備えている。採血装置10は、
真空採血室13を減圧する状態下で、バッグ受皿19に
支持される血液バッグ1に所定の陰圧力を及ぼし採血す
る。この時、採血装置10は、バッグ受皿19を揺動し
て血液バッグ1に予め装填してあるヘパリン等の抗凝固
剤と血液とを撹拌するとともに、血液バッグ1の重量を
測定することにより採血量を測定する。
採血装置10における上述のバッグ受皿19を揺動する
構造、および血液バッグ1の重量を測定する構造は以下
のとおりである。
構造、および血液バッグ1の重量を測定する構造は以下
のとおりである。
まず、真空採血室13の底部には架台20が設置され、
この架台20には支軸21を介して回動自在となる揺動
フレーム22が支持されている。また、架台20には揺
動モータ23が固定され、かつ揺動モータ23により駆
動される原動軸24が支持されている。25、26は歯
付プーリー、27は歯付ベルトである。原動軸24の一
端にはクランク車28が固定され、このクランク車28
の回転半径上にはリンク29の一端が連結され、リンク
29の他端は上記揺動フレーム22と一体の連結片30
に連結されている。
この架台20には支軸21を介して回動自在となる揺動
フレーム22が支持されている。また、架台20には揺
動モータ23が固定され、かつ揺動モータ23により駆
動される原動軸24が支持されている。25、26は歯
付プーリー、27は歯付ベルトである。原動軸24の一
端にはクランク車28が固定され、このクランク車28
の回転半径上にはリンク29の一端が連結され、リンク
29の他端は上記揺動フレーム22と一体の連結片30
に連結されている。
他方、揺動フレーム22の上面には一対の秤取付ブロッ
ク31が固定され、両取付ブロック31の端部に架け渡
される支持プレート32には秤(採血量測定手段)33
が片持支持される。秤33は上面の2位置および下面の
2位置のそれぞれに貼付けられてホイールストンブリッ
ジ回路を形成する重量センサとしての歪ゲージ34を備
え、秤33の先端部には計量台35、受板36を介して
前述のバッグ受皿19が固定されている。37は秤33
の左右の振れを防止するストッパ、38は重量センサ増
幅ユニットである。
ク31が固定され、両取付ブロック31の端部に架け渡
される支持プレート32には秤(採血量測定手段)33
が片持支持される。秤33は上面の2位置および下面の
2位置のそれぞれに貼付けられてホイールストンブリッ
ジ回路を形成する重量センサとしての歪ゲージ34を備
え、秤33の先端部には計量台35、受板36を介して
前述のバッグ受皿19が固定されている。37は秤33
の左右の振れを防止するストッパ、38は重量センサ増
幅ユニットである。
すなわち、採血装置10は、揺動モータ23の作動によ
り原動軸24、クランク車28を回転し、これによって
揺動フレーム22を揺動し、揺動フレーム22に秤33
を介して支持されているバッグ受皿19を揺動すること
となる。また、採血装置10は、揺動フレーム22に取
付ブロック31、支持プレート32を介して片持支持さ
れている秤33にバッグ受皿19を支持しており、この
秤33のたわみ変形により血液バッグ1の重量を測定
し、ひいては採血量を測定する。
り原動軸24、クランク車28を回転し、これによって
揺動フレーム22を揺動し、揺動フレーム22に秤33
を介して支持されているバッグ受皿19を揺動すること
となる。また、採血装置10は、揺動フレーム22に取
付ブロック31、支持プレート32を介して片持支持さ
れている秤33にバッグ受皿19を支持しており、この
秤33のたわみ変形により血液バッグ1の重量を測定
し、ひいては採血量を測定する。
なお、採血装置10は、原動軸24の他端に設けられる
検出カム39の回転位置を光センサ40により検出し、
これによって揺動モータ23を駆動制御し、上記バッグ
受皿19を最下降点(下死点)にて一時停止させてこれ
を一定の姿勢条件下に保持する状態下で、上述の如く血
液バッグ1の重量を測定することとしている。
検出カム39の回転位置を光センサ40により検出し、
これによって揺動モータ23を駆動制御し、上記バッグ
受皿19を最下降点(下死点)にて一時停止させてこれ
を一定の姿勢条件下に保持する状態下で、上述の如く血
液バッグ1の重量を測定することとしている。
採血装置10は、第5図に示す如く、真空ポンプ17の
吸気口17Aと真空採血室13とを真空配管41にて連
結し、真空配管41の中間部に、排気ソレノイド42の
オンにより閉じられ、排気ソレノイド42のオフにより
重力で開く排気バルブ43を備えている。採血装置10
は、真空ポンプ17のオン/オフ制御により真空採血室
13に一定の陰圧力(真空度)を形成し、採血終了時に
は排気バルブ43を開くことにより真空採血室13を大
気解放させる。
吸気口17Aと真空採血室13とを真空配管41にて連
結し、真空配管41の中間部に、排気ソレノイド42の
オンにより閉じられ、排気ソレノイド42のオフにより
重力で開く排気バルブ43を備えている。採血装置10
は、真空ポンプ17のオン/オフ制御により真空採血室
13に一定の陰圧力(真空度)を形成し、採血終了時に
は排気バルブ43を開くことにより真空採血室13を大
気解放させる。
採血装置10は、ハウジング11の正面側の上部におい
て、真空採血室13に隣接する部分に溝状のチューブホ
ルダ44を備え、真空採血室13に収容した血液バッグ
1に連なる採血チューブ2を引出し可能としている。チ
ューブホルダ44は、チューブクランプソレノイド45
により駆動されるチューブクランプ(採血停止手段)4
6を備え、チューブクランプ46は、採血チューブ2を
挟圧閉止して血液バッグ1への採血動作を停止させる。
47はチューブクランプ46のクランプ解除ボタン、4
8は緊急時にチューブクランプ46を作動させるクラン
プボタンである。
て、真空採血室13に隣接する部分に溝状のチューブホ
ルダ44を備え、真空採血室13に収容した血液バッグ
1に連なる採血チューブ2を引出し可能としている。チ
ューブホルダ44は、チューブクランプソレノイド45
により駆動されるチューブクランプ(採血停止手段)4
6を備え、チューブクランプ46は、採血チューブ2を
挟圧閉止して血液バッグ1への採血動作を停止させる。
47はチューブクランプ46のクランプ解除ボタン、4
8は緊急時にチューブクランプ46を作動させるクラン
プボタンである。
採血装置10の表示パネル12は、採血量/真空度切換
表示ランプ49、採血量/真空度切換スイッチ50、40
0ml /200ml 切換表示ランプ51、400ml /200ml 切換
スイッチ52、停止スイッチ53、開始スイッチ54、
使用バッグ表示ランプ55、使用バッグ切換スイッチ5
6、採血量/真空度表示器57を備える。なお、採血装
置10は、ハウジング11の正面下部に電源スイッチ5
8、ヒューズホルダ59を備え、ハウジング11の背面
下部に電源コネクタ60を備える。
表示ランプ49、採血量/真空度切換スイッチ50、40
0ml /200ml 切換表示ランプ51、400ml /200ml 切換
スイッチ52、停止スイッチ53、開始スイッチ54、
使用バッグ表示ランプ55、使用バッグ切換スイッチ5
6、採血量/真空度表示器57を備える。なお、採血装
置10は、ハウジング11の正面下部に電源スイッチ5
8、ヒューズホルダ59を備え、ハウジング11の背面
下部に電源コネクタ60を備える。
なお、この採血装置10にあっては、ハウジング11の
正面と左右の側面との各コーナー部に、採血チューブ2
を保持するチューブホルダ100を設けている。チュー
ブホルダ100は溝状をなし、なめらかな丸味をもって
採血チューブ2をハウジング11の正面側から側方側に
案内する。
正面と左右の側面との各コーナー部に、採血チューブ2
を保持するチューブホルダ100を設けている。チュー
ブホルダ100は溝状をなし、なめらかな丸味をもって
採血チューブ2をハウジング11の正面側から側方側に
案内する。
また、この採血装置10にあっては、ハウジング11の
正面に設けた前記表示パネル12のパネル面を上向き勾
配に設定している。
正面に設けた前記表示パネル12のパネル面を上向き勾
配に設定している。
次に、上記採血装置10による採血作業手順について説
明する。
明する。
電源スイッチ58をオンする。
400ml /200ml 切換スイッチ52により採血量を選定
する。この選定結果は切換表示ランプ51に表示され
る。
する。この選定結果は切換表示ランプ51に表示され
る。
使用バッグ切換スイッチ56により使用バッグを選定
する。この選定結果は表示ランプ55に表示される。な
お、使用バッグの種類としては、親バッグのみのシング
ル(S)、1以上の小バッグをも備えるダブル(D)、
トリプル(T)、クオドラップル(Q)がある。
する。この選定結果は表示ランプ55に表示される。な
お、使用バッグの種類としては、親バッグのみのシング
ル(S)、1以上の小バッグをも備えるダブル(D)、
トリプル(T)、クオドラップル(Q)がある。
採血チューブ2の端部に設けられている採血針を供血
者に穿刺し、ある程度採血する。
者に穿刺し、ある程度採血する。
血液バッグ1を真空採血室13に入れてバッグ受皿1
9に載置し、採血チューブ2をチューブホルダ44にセ
ットする。
9に載置し、採血チューブ2をチューブホルダ44にセ
ットする。
開始スイッチ54をオンする。制御装置18が真空ポ
ンプ17、揺動モータ23を駆動制御し、真空採血室1
3の減圧による採血と、バック受皿19の揺動を行な
う。また、制御装置18は、バッグ受皿19が最下降点
で一時停止するタイミングで、重量センサ増幅ユニット
38の出力を得て、血液バッグ1の測定採血量を検出す
るとともに、メモリ66に書込まれている設定採血量、
血液比重、および血液バッグ1の予登録重量を用いて、
下記(1) 式により残採血量(容量)を演算する。
ンプ17、揺動モータ23を駆動制御し、真空採血室1
3の減圧による採血と、バック受皿19の揺動を行な
う。また、制御装置18は、バッグ受皿19が最下降点
で一時停止するタイミングで、重量センサ増幅ユニット
38の出力を得て、血液バッグ1の測定採血量を検出す
るとともに、メモリ66に書込まれている設定採血量、
血液比重、および血液バッグ1の予登録重量を用いて、
下記(1) 式により残採血量(容量)を演算する。
残採血量(ml)= [設定採血量(g) +予登録重量(g) −測定採血量(g) ]/比重(g/ml)…(1) 制御装置18は、上記演算結果である残採血量が零に
達したことを条件に、チューブクランプ46により採血
チューブ2を閉止し血液バッグ1への採血動作を停止さ
せる。この時、制御装置18は真空ポンプ17を停止さ
せ、かつ排気バルブ43を開いて真空採血室13を大気
解放する。
達したことを条件に、チューブクランプ46により採血
チューブ2を閉止し血液バッグ1への採血動作を停止さ
せる。この時、制御装置18は真空ポンプ17を停止さ
せ、かつ排気バルブ43を開いて真空採血室13を大気
解放する。
制御装置18は、上記採血終了後、なお一定時間だけ
揺動モータ23を延長して駆動し、バッグ受皿19を揺
動する。その後、ブザーが採血終了を報知する。
揺動モータ23を延長して駆動し、バッグ受皿19を揺
動する。その後、ブザーが採血終了を報知する。
クランプ解除ボタン47をオンし、採血チューブ2を
チューブホルダ44から外し、血液バッグ1を真空採血
室13から取出す。
チューブホルダ44から外し、血液バッグ1を真空採血
室13から取出す。
次に、上記実施例の作用について説明する。
上記採血装置10を用いた採血作業は第5図に示す如く
にて行なわれる。すなわち、採血装置10の真空採血室
13に血液バッグ1を収容し、血液バッグ1に連なる採
血チューブ2はハウジング11の外に引出されてハウジ
ング11の正面から側方に取回され、採血チューブ2に
設けられる採血針3がハウジング11の背面もしくは側
方に位置する供血者に刺通せしめられる。なお、操作者
はハウジング11の正面に位置し、ハウジング11の正
面に設けられる表示パネル12に相対して採血作業を実
行する。
にて行なわれる。すなわち、採血装置10の真空採血室
13に血液バッグ1を収容し、血液バッグ1に連なる採
血チューブ2はハウジング11の外に引出されてハウジ
ング11の正面から側方に取回され、採血チューブ2に
設けられる採血針3がハウジング11の背面もしくは側
方に位置する供血者に刺通せしめられる。なお、操作者
はハウジング11の正面に位置し、ハウジング11の正
面に設けられる表示パネル12に相対して採血作業を実
行する。
しかして、上記実施例によれば、ハウジング11の外に
引出される採血チューブ2がハウジング11の正面と側
面とのコーナー部に設けたチューブホルダ100にて保
持される。したがって、ハウジング11の正面におけ
る採血チューブ2の取回し経路が規制され、採血チュー
ブ2が操作者による表示パネル12の監視を妨げること
がなく、また操作者が採血チューブ2に引っかかる等が
ない。また、採血チューブ2がハウジング11の正面
から側方に取回される際に、チューブホルダ100にて
保持されながら案内されて折れることがなく、スムース
な採血状態が確保される。したがって、採血装置10の
ハウジング11から引出される採血チューブ2を安定的
に取回し、採血作業の作業性を向上することができる。
引出される採血チューブ2がハウジング11の正面と側
面とのコーナー部に設けたチューブホルダ100にて保
持される。したがって、ハウジング11の正面におけ
る採血チューブ2の取回し経路が規制され、採血チュー
ブ2が操作者による表示パネル12の監視を妨げること
がなく、また操作者が採血チューブ2に引っかかる等が
ない。また、採血チューブ2がハウジング11の正面
から側方に取回される際に、チューブホルダ100にて
保持されながら案内されて折れることがなく、スムース
な採血状態が確保される。したがって、採血装置10の
ハウジング11から引出される採血チューブ2を安定的
に取回し、採血作業の作業性を向上することができる。
また、上記実施例によれば、表示パネル12のパネル面
が上向き勾配をなして設けられるから操作者が装置近く
にて直立姿勢にある場合等にあっても、表示パネル12
を良好に視認可能となる。
が上向き勾配をなして設けられるから操作者が装置近く
にて直立姿勢にある場合等にあっても、表示パネル12
を良好に視認可能となる。
[発明の効果] 以上のように請求項1に記載の本発明によれば、採血装
置のハウジングから引出される採血チューブを安定的に
取回し、採血作業の作業性を向上することができる。
置のハウジングから引出される採血チューブを安定的に
取回し、採血作業の作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例に係る採血装置を示す正面
図、第2図は第1図の要部を破断して示す側面図、第3
図は第1図の平面図、第4図は第1図の要部を破断して
示す平面図、第5図は本発明の採血装置を用いた採血作
業状態を示す模式図である。 1……血液バッグ(血液容器)、 2……採血チューブ、 3……採血針、 10……採血装置、 11……ハウジング、 12……表示パネル、 13……真空採血室、 100……チューブホルダ。
図、第2図は第1図の要部を破断して示す側面図、第3
図は第1図の平面図、第4図は第1図の要部を破断して
示す平面図、第5図は本発明の採血装置を用いた採血作
業状態を示す模式図である。 1……血液バッグ(血液容器)、 2……採血チューブ、 3……採血針、 10……採血装置、 11……ハウジング、 12……表示パネル、 13……真空採血室、 100……チューブホルダ。
Claims (1)
- 【請求項1】血液容器を収容する採血室をハウジングの
内部に設け、血液容器に連通するとともに採血針を備え
る採血チューブをハウジングの内外に取回して採血する
採血装置において、ハウジングの正面に表示パネルを設
けるとともに、ハウジングの正面と側面とのコーナー部
に採血チューブを保持するチューブホルダを設けたこと
を特徴とする採血装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63118247A JPH0657251B2 (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 | 採血装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63118247A JPH0657251B2 (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 | 採血装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01288238A JPH01288238A (ja) | 1989-11-20 |
JPH0657251B2 true JPH0657251B2 (ja) | 1994-08-03 |
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ID=14731880
Family Applications (1)
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JP63118247A Expired - Fee Related JPH0657251B2 (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 | 採血装置 |
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JP (1) | JPH0657251B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Families Citing this family (1)
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JPH03170160A (ja) * | 1990-11-07 | 1991-07-23 | Chiyoda Seisakusho:Kk | 定量採血装置 |
Citations (1)
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JPS6311042B2 (ja) * | 1979-06-07 | 1988-03-11 | Buriteitsushu Pitorooriamu Co Plc Za |
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JPS6311042U (ja) * | 1986-07-04 | 1988-01-25 |
-
1988
- 1988-05-17 JP JP63118247A patent/JPH0657251B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
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---|---|---|---|---|
JPS6311042B2 (ja) * | 1979-06-07 | 1988-03-11 | Buriteitsushu Pitorooriamu Co Plc Za |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9004588B2 (en) | 2005-11-02 | 2015-04-14 | Johnson Safety, Inc | Headrest-mounted entertainment systems |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH01288238A (ja) | 1989-11-20 |
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