JPH0676947U - 4眼カメラ用補助画面枠 - Google Patents

4眼カメラ用補助画面枠

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JPH0676947U
JPH0676947U JP1671593U JP1671593U JPH0676947U JP H0676947 U JPH0676947 U JP H0676947U JP 1671593 U JP1671593 U JP 1671593U JP 1671593 U JP1671593 U JP 1671593U JP H0676947 U JPH0676947 U JP H0676947U
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JP
Japan
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screen
frame
lens
camera body
camera
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1671593U
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English (en)
Inventor
恭三 横山
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Mamiya OP Co Ltd
Original Assignee
Mamiya OP Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mamiya OP Co Ltd filed Critical Mamiya OP Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の4眼カメラを用いて従来サイズより大
きなサイズの画面と従来サイズの画面とを2枚ずつ撮影
可能にする。 【構成】 ピールアパートタイプのインスタントフィル
ムパックを収納するフィルムホルダ8の画面枠8aに補
助画面枠10を止ねじ13により固設し、この補助画面
枠10に内フレーム12を設け、その交点12′に関し
て対称の位置にある2区画S1,S1を仕切る内フレー
ム12の外側の面12a′,12b′をカメラ本体側の
十字状の隔壁の一方の面の延長面とし、内側の面12
a″,12b″をその区画の隔壁の内縁を通る撮影レン
ズの主光線を遮ぎらないようにして特定の2画面の大き
さを可能な限り拡大する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、それぞれシャッタを備えた4個の撮影レンズを有し、同一のフィ ルム上に4枚の写真を撮影し得る4眼カメラ用補助画面枠に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種の免許証や証明書等に必要な肖像写真を同時に4枚,2枚あるいは1枚ず つ計4枚撮影し得るカメラとして、従来、図5及び図6に示すような4眼カメラ が存在する。
【0003】 これを簡単に説明すると、カメラ本体1は内部を十字状の隔壁1a,1b(図 6参照)によって上下左右に4等分され、この隔壁1a,1bで仕切られる各室 に対応して前部にそれぞれ撮影レンズ2及びシャッタ(図示しない)が設けられ ている。
【0004】 カメラ本体1の前面上部には1枚撮り,2枚撮り,4枚撮りを切り換える切換 つまみ3が設けてあり、この切換つまみ3を操作することにより、各シャッタに 近接して設けた遮光セクタが撮影不要のレンズを遮光して所要画面のみを1枚ず つ,2枚ずつあるいは4枚同時に撮影することができる。
【0005】 カメラ本体の向って左側にはレリーズボタン4を備えたブライトフレーム付の ファインダ5が、右側にはグリップ6が、下部にはシャッタの電動チャージ装置 7がそれぞれ一体に設けてあり、後部には所定枚数のピールアパートタイプのイ ンスタントフィルムパックを収納するフィルムホルダ8が着脱可能に装着されて いる。
【0006】 このような構成で、切換つまみ3を所要の位置にセットしてレリーズボタン4 を押圧すると、4組のシャッタが同時に開閉し、遮光セクタが開放した撮影レン ズ2により図7の(a),(b),(c)に示すように、インスタントフィルム F上に1枚,2枚,4枚の画面が露出される。すなわち、1枚撮りの場合には4 等分された画面の1画面が、2枚撮りの場合は画面中心に関して対称位置にある 2画面が、4枚撮りの場合は全画面がそれぞれ同時に露出される。
【0007】 1回目の撮影が終ると、1枚撮りの場合には遮光セクタが最初に開放された撮 影レンズに隣り合う撮影レンズのみを開放し、2枚撮りの場合には最初に遮光さ れていた対角線方向の撮影レンズのみを開放して次の撮影準備を行い、4枚撮り の場合は撮影ずみのフィルムを引き出して次のフィルムを撮影可能状態とする。
【0008】 2回目の撮影が終ると2枚撮りの場合は撮影ずみのフィルムを引き出すことに より、1枚撮りの場合は3回目,4回目を順次撮影した後撮影ずみフィルムを引 き出すことにより、それぞれ図7の(c)に示すような4枚の写真を得ることが できる。
【0009】 このようにして撮影された各画面間には、図7の(c)に示す十字状の白線部 FW1,FW2が形成される。これは、図8の(a),(b)に示すように、各 撮影レンズ2からカメラ本体1内の隔壁1a,1bで遮光されない光線による二 重露出によってフィルムF面に露出オーバ部が生ずるためである。そして、この 4眼カメラに用いられるインスタントフィルムFの画面サイズは73×95mm、 白線部FW1,FW2の幅はそれぞれ1.6mm 及び2mmとなっているので、4等 分された画面サイズは35.7×46.5mmであり、寸法上は平成4年11月から 変更された我が国のパスポート用の写真サイズ35×45mmに辛うじて合格する ことになる。
【0010】 これにより、従来のパスポート用写真サイズ50×50mmでは、同一フィルム を用いた2枚撮りの2眼カメラでしか撮影できなかった撮影が4枚撮りの4眼カ メラでも撮影し得るようになり、運転免許証用の写真とパスポート用の写真を経 済的な4眼カメラで同時に撮影することが可能になった。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の4眼カメラでは、ファインダのブライトフレ ーム位置のばらつきや撮影者のファインダ内での被写体の位置合せ誤差に加えて 、ピールアパートフィルムに特有の画面ずれが上下左右とも最大1.0mm 程度発 生するので、撮影された人物を画面の中央に位置させて所定のパスポート用写真 の35×45mmにトリミングした時に、各画面の外枠を形成する白線部が画面内 に入らないようにすることは困難であった。
【0012】 この考案は上記の点に鑑みてなされたものであり、パスポート用写真と従来サ イズの証明書用写真をそれぞれ2枚ずつ確実に撮影し得る4眼カメラ用補助画面 枠を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記の目的を達成するため、十字状の隔壁により上下左右に4等分 された各室にそれぞれシャッタを備えた4個の撮影レンズを有するカメラ本体と 、このカメラ本体に着脱可能であり同一フィルム面上に4枚の写真を撮影し得る フィルムホルダとからなる4眼カメラの上記フィルムホルダ側に装着される4眼 カメラ用補助画面枠であって、上記フィルムホルダの上記カメラ本体側隔壁を延 長する位置に十字状の内フレームを有し、この内フレームで仕切られた4室のう ち、その交点に関して対称の位置にある特定の2室を仕切る上記内フレームの内 側の面を上記カメラ本体側隔壁の内縁を通る上記特定の2室の各撮影レンズの主 光線を遮ぎらないようにした4眼カメラ用補助画面枠を提供するものである。
【0014】
【作用】
この考案による4眼カメラ用補助画面枠は上記のように構成することにより、 特定の2室に隣接する2室の撮影レンズからの光線は内フレームの垂直面に遮ぎ られて特定の2室には進入せず、特定の2室の撮影レンズからの光線は遮ぎられ ることなく斜めに進んでフィルム面に到達するので、従来の画面間に形成されて いた白線部の大部分が特定の2画面内に取り入れられ、その分だけ大きな画面を 得ることができる。 同時に、上記特定の2室に隣接する2室の画面は仕切りの白線部分がほぼなく なるだけで従来と同寸の画面を得ることが可能になる。
【0015】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。 図1は、この考案の一実施例の補助画面枠をフィルムホルダと共に示す分解斜 視図、図2は、その補助画面枠のみの平面図、図3は、この考案の撮影光路を示 す光路図である。
【0016】 まず、図3を参照してこの考案の原理を説明する。 図3の(a)は画面横方向の撮影光路、(b)は画面縦方向の撮影光路をそれ ぞれ示す光路図であり、カメラ本体1の十字状隔壁1a,1bを延長する位置に 設けたフィルムホルダの補助画面枠の内フレームF1,F2が示されている。
【0017】 そして、撮影レンズ2aに対応する特定画面Faを仕切るカメラ本体側隔壁1 a,1bの外側の面1a′,1b′の延長面上に内フレームF1,F2の外側の 面F1′,F2′を形成し、隔壁1a,1bの内縁1a″,1b″を通る撮影レ ンズ2の主光線PRを含む面上に内側の面F1″,F2″を形成する。
【0018】 このように、フィルムホルダ8側に内フレームF1,F2を有する補助画面枠 を設けることにより、撮影レンズ2からの主光線PRは内フレームF1,F2に よって遮ぎられることなく特定の画面Faに達し、隣接する画面Fbの撮影レン ズ2からの光線は内フレームF1,F2によって遮ぎられて画面Fa内に入射す ることはない。
【0019】 これにより、フィルムF面上には図4に示すように、画面中心Fcに関して対 称の位置、図では左上及び右下にやや大きいサイズ37.3×48.5mmの特定の 画面Fa,Faを2枚と右上及び左下にそれより小さい従来の画面サイズ35.7 ×46.5mm の画面Fb,Fbを2枚得ることができ、拡大された画面サイズは 従来の画面サイズより短辺側で1.6mm ,長辺側で2mm大きく、新パスポート写 真サイズに比較すると短辺側で2.3mm,長辺側で3.5mm大きくなり、前述した 各誤差の累積を考慮に入れても充分な余裕を生じる結果となる。
【0020】 上記の原理を実際の装置に実施するため、図1及び図2に示すように、補助画 面枠10を方形の外フレーム11と十字状の内フレーム12とから一体に形成し て全体を田の字状とし、止ねじ13によりフィルムホルダ8の画面枠8a内に固 定する。
【0021】 そして、このフィルムホルダ8を図5及び図6に示したカメラ本体1に装着し た状態で内フレーム12の交点12′に関して対称の位置にある特定の2区画S 1,S1を仕切る内フレーム12の外側の面12a′,12b′をカメラ本体隔 壁1a,1bの一方の面のほぼ延長面上にあるようにすると共に、成形完了後の 製品取出しの都合から、内側の面12a″,12b″を若干の抜勾配をつけて隔 壁1a,1bの他方の面より若干外側にずらせるようにし、隔壁1a,1bの内 縁1a″,1b″を通る撮影レンズ2の主光線が内フレーム12の面12a″, 12b″によって遮ぎられないようにする。
【0022】 なお、上記実施例では特定の2画面Fa,FaをフィルムFの左上及び右下に それぞれ形成したが、その位置はこれに限るものではなく、右上及び左下に形成 するようにしても差支えなく、特定の2画面の寸法も上記のものに限られるもの ではない。
【0023】
【考案の効果】
以上述べたように、この考案による4眼カメラ用補助画面枠は、従来の4眼カ メラのカメラ本体やフィルムホルダをそのまま用い、補助画面枠をフィルムホル ダの画面枠に装着するだけの簡単な構成で、従来より拡大された2枚の画面と、 従来と同一サイズの2枚の画面とを撮影することが可能になり、改正されたパス ポートサイズの写真を安価に供給することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例をフィルムホルダと共に示
す分解斜視図である。
【図2】同じくその補助図面枠のみを示す平面図であ
る。
【図3】この考案の原理を示す撮影光路図である。
【図4】この考案を実施した4眼カメラにより撮影した
画面を示す平面図である。
【図5】この考案に用いる4眼カメラの外観を示す斜視
図である。
【図6】同じくそのカメラ本体の要部背面図である。
【図7】従来の4眼カメラにより撮影した画面を示す平
面図である。
【図8】従来の4眼カメラの撮影光路図である。
【符号の説明】
1 カメラ本体 1a,1b 隔壁 2 撮影レンズ 3 切換つまみ 4 ファインダ 5 レリーズボタン 8 フィルムホルダ 10 補助画面枠 11 外フレーム 12 内フレーム F フィルム Fa 特定の画面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 十字状の隔壁により上下左右に4等分さ
    れた各室にそれぞれシャッタを備えた4個の撮影レンズ
    を有するカメラ本体と、該カメラ本体に着脱可能であり
    同一フィルム面上に4枚の写真を撮影し得るフィルムホ
    ルダとからなる4眼カメラの上記フィルムホルダ側に装
    着される4眼カメラ用補助画面枠であって、 上記フィルムホルダの上記カメラ本体側隔壁を延長する
    位置に十字状の内フレームを有し、該内フレームで仕切
    られた4室のうち、その交点に関して対称の位置にある
    特定の2室を仕切る上記内フレームの内側の面を上記カ
    メラ本体側隔壁の内縁を通る上記特定の2室の各撮影レ
    ンズの主光線を遮ぎらないようにしたことを特徴とする
    4眼カメラ用補助画面枠。
JP1671593U 1993-04-05 1993-04-05 4眼カメラ用補助画面枠 Withdrawn JPH0676947U (ja)

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JP1671593U JPH0676947U (ja) 1993-04-05 1993-04-05 4眼カメラ用補助画面枠

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JPH0676947U true JPH0676947U (ja) 1994-10-28

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JP1671593U Withdrawn JPH0676947U (ja) 1993-04-05 1993-04-05 4眼カメラ用補助画面枠

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