JPH0676895U - 発電時計 - Google Patents

発電時計

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JPH0676895U
JPH0676895U JP2154893U JP2154893U JPH0676895U JP H0676895 U JPH0676895 U JP H0676895U JP 2154893 U JP2154893 U JP 2154893U JP 2154893 U JP2154893 U JP 2154893U JP H0676895 U JPH0676895 U JP H0676895U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
coil
power
timepiece
antenna
Prior art date
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Pending
Application number
JP2154893U
Other languages
English (en)
Inventor
宗孝 田丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP2154893U priority Critical patent/JPH0676895U/ja
Publication of JPH0676895U publication Critical patent/JPH0676895U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型、薄型、低コストの発電時計の達成。 【構成】 電気機械変換機のコイル5と電磁波収集部材
の同調回路のコイルを兼用にし、コイルと同調回路の間
にスイッチ手段7を設け、電気機械変換機の駆動信号と
同期したスイッチ信号で切り替えて使用する。 【効果】 大容積の同調回路のコイルを省略することが
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は浮遊電磁波からの電力収集部材を持った時計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
浮遊電磁波からの電力収集部材として特開昭57−55735号公報に記載の ものがある。この公報に記載の電力収集部材は、本体と電気的に絶縁されたアン テナと、同調回路と、整流回路とを有している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記公報の記載の構成を腕時計に適用しようとすると、同調回路のコイルの体 積が時計を薄型小型にまとめるうえで大きな障害になる。さらに別の附加機構を 組み込む場合にはなおさらである。
【0004】 本考案の目的は、上記課題を解決して、小型化、薄型化が可能な発電時計を提 供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案の発電時計は、下記に記載の構成を採用して いる。
【0006】 本考案の発電時計は、時計機構の電気機械変換機のコイルを、電力収集部材の 同調回路のコイルとしても兼用する。
【0007】
【作用】
時計機構の電気機械変換機に対する駆動出力が出ていないとき、すなわち秒針 が停止した状態では、電磁波からの電力収集部材は、アンテナで捉えたエネルギ ーを同調回路と整流回路とを通じて電源に充電する。コイルはアンテナ回路とし て働く。
【0008】 駆動回路が電気機械変換機に対して駆動出力を出すときは、この駆動出力と同 期してスイッチ信号を出してスイッチ手段をオフにし、コイルを電力収集部材か ら切り放し電気機械変換機用に使用する。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1、図2、図3、図4、 図5は本考案の実施例を示し、図1は発電時計の全体構成を示す図面であり、図 2と図3とはパルス波形を示す波形図であり、図4はアンテナまわりを示す時計 を裏返しにした状態を示す平面図であり、図5は時計内部の具体的な構成例を示 す受け側から観た平面図である。
【0010】 まず、図1を主にし図2、図3も参照しながら説明する。水晶振動子1を含む 発振回路2で作られた高周波の波形は分周回路3で分周されたる。そして、駆動 回路4から図1に示すA点では、図2に示すような周波数1Hzの駆動出力を出 す。駆動出力はコイル5を通じて2極に着磁されたローター6を回す。
【0011】 駆動回路4は上述の駆動出力とは別に、駆動出力と同期した図1に示すB点で 図3に示すようなスイッチ信号を出し、スイッチ手段7をオフに切り替える。
【0012】 コイル5はスイッチ手段7を介しアンテナ8と接続しアンテナ回路の要素にも なっている。さらにコイル5は、コンデンサー9とともに同調回路を構成し、複 数のダイオード10からなる整流回路を通じて充電蓄電可能な電源11につなが っている。
【0013】 次に以上の構成における発電時計の動作を述べる。駆動回路4から駆動出力が 出ているときは、同時にスイッチ信号が出てスイッチ手段7をオフにするから、 コイル5はアンテナ回路、同調回路、整流回路からなる電力収集部材から切り放 されて電気機械変換機の要素として働く。
【0014】 駆動回路4から駆動出力が終えたときはスイッチ信号もなくなり、コイル5は 電力収集部材側と導通しアンテナ回路の要素として働く。また、ローター6の回 転による起電力も吸収し集電する作用があるから、ローター6が回転を終えて停 止する際には振動が少ないし、すぐに停止する効果もある。
【0015】 次に図4を用いてアンテナの構成を説明する。時計ケース12から引き出され た被覆線のアンテナ8は、外から見えぬようバンド13の中を引き回して配線さ れ、アンテナ8の末端はバンド13の裏側に腕に接触するように露出して固定さ れた金属電極14に接続している。腕に着けたとき、金属電極14が腕に接触す るので、腕を通じ人体の一部もアンテナとして活用される。
【0016】 次に図5を用いて発電時計の具体的な構成を説明する。ここでは電力収集部材 のほかに、錘15の揺動回転を利用した発電機構も併用している。錘15の揺動 回転は歯車16を介して増速され、カム車17を回す。回転するカム車17はハ ンマーレバー18を揺動させ、圧電部材19、20を叩いて発電する。電流は発 電回路ブロック21で整流、昇圧、降圧などの処理をした後に、電源11に充電 される。
【0017】 時計中心部には4番車22、5番車23などの輪列、電気機械変換機のロータ ー6、ステーター7、コイル5、コイル5と接続するアンテナ8が配置されてい る。水晶振動子1の発振、分周、駆動回路は、時計回路ブロック24に収められ ている。
【0018】 上記実施例においては、電気機械変換機への駆動出力とスイッチ信号の出力時 間を一致させたが、スイッチ信号のパルス幅を駆動出力信号のものよりやや広め にとってもよい。
【0019】 またスイッチ手段7をコイル5とアンテナ8の間ではなく、アンテナ8とコン デンサー9の間に設けてることもできる。要するに同調回路が切れればよい。
【0020】
【考案の効果】
上記の説明のように、本考案では占有スペースの大きいコイルを時計機構用と 電力収集用の両方に切り替えて使用するようにして兼用にした。このため、時計 の小型、薄型、低コスト化を達成することができる。
【0021】 さらに、電力収集部材と錘の回転を利用した発電機構と組み合わせれば、携帯 時には錘による発電と電力収集部材で、腕から外した場合でも電力収集部材で常 に充電するので、充電能力が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例における発電時計の全体構成を
示す図面である。
【図2】本考案の実施例における発電時計のパルス波形
を示す波形図である。
【図3】本考案の実施例における発電時計のパルス波形
を示す波形図である。
【図4】本考案の実施例における発電時計を裏返しにし
た状態を示す平面図である。
【図5】本考案の実施例における発電時計を受け側から
観た時計内部構成を示す平面図である。
【符号の説明】
4 駆動回路 5 コイル 7 スイッチ手段 8 アンテナ 9 コンデンサー 11 電源

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充電可能な電源、発振回路、分周回路、
    駆動回路、コイルを用いる電気機械変換機とを有する時
    計機構と、アンテナ回路、コイルを用いる同調回路、整
    流回路を有する電力収集部材とからなり、時計機構のコ
    イルと電力収集部材のコイルを兼用にし、かつ時計機構
    の駆動回路が電気機械変換機に対して駆動出力を出して
    いる間、電力収集部材の同調回路をオフとするスイッチ
    手段を備えることを特徴とする発電時計。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する発電時計は、回転も
    しくは揺動する錘、増速輪列、カム車、ハンマーレバー
    と圧電材料からなる発電機構を有することを特徴とする
    発電時計。
JP2154893U 1993-04-02 1993-04-02 発電時計 Pending JPH0676895U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003107099A1 (ja) * 2002-06-12 2003-12-24 セイコーエプソン株式会社 時計システムおよび時計システムの制御方法

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