JPH0676611B2 - 錬鉄または鋼前段階物質の生産プラントの始動法とその装置 - Google Patents

錬鉄または鋼前段階物質の生産プラントの始動法とその装置

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JPH0676611B2
JPH0676611B2 JP4031868A JP3186892A JPH0676611B2 JP H0676611 B2 JPH0676611 B2 JP H0676611B2 JP 4031868 A JP4031868 A JP 4031868A JP 3186892 A JP3186892 A JP 3186892A JP H0676611 B2 JPH0676611 B2 JP H0676611B2
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duct
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melt
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ロルフ・ハオク
ヴレティク・ボグダン
フェーリクス・ヴァルナー
ヴァルター・ライナー・カストナー
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    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21BMANUFACTURE OF IRON OR STEEL
    • C21B13/00Making spongy iron or liquid steel, by direct processes
    • C21B13/0006Making spongy iron or liquid steel, by direct processes obtaining iron or steel in a molten state
    • C21B13/0013Making spongy iron or liquid steel, by direct processes obtaining iron or steel in a molten state introduction of iron oxide into a bath of molten iron containing a carbon reductant
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直接還元高炉内で還元
ガスを用いて微粒子装入物質を還元してスポンジ鉄を生
産し、炭素含有物と酸素含有ガスの供給の下で熔融ガス
化装置の中でスポンジ鉄を溶解するとともに、同時に、
還元ガスを生成し、生成した還元ガスを直接還元高炉に
注入する錬鉄または鋼前段階物質(Stahlvormaterial)
の生産プラントの始動法、および、その方法のための装
置に関する。すなわち、本発明に係る錬鉄または鋼前段
階物質の生産プラントは、直接還元高炉と、熔融ガス化
装置とからなり、直接還元高炉で、還元ガスを用いて微
粒子装入物質を還元してスポンジ鉄を生産するものであ
り、熔融ガス化装置では、炭素含有物と酸素含有ガスの
供給の下で熔融ガス化装置の中で上記のスポンジ鉄を溶
解するとともに、同時に還元ガスを生成し、生成した還
元ガスを直接還元高炉に注入する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ特許DE−C−3,727,14
6号において、酸素含有ガス化材を用いて炭素を含む燃
料をガス化するガス化装置の始動法が開示されている。
この方法では、燃焼性ガス混合物が、ガス化装置の下側
部分と連通する燃焼室において過圧下で発火され、燃焼
される。しかし、この種の方法では、ガス化温度(約8
00〜1000℃)にほぼ対応する温度までガス化装置
を加熱できるだけである。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】しかし、直接還元高炉
内で還元ガスを用いて微粒子装入物質を還元してスポン
ジ鉄を生産し、炭素含有物と酸素含有ガスの供給の下で
熔融ガス化装置の中でスポンジ鉄を溶解するとともに、
同時に、還元ガスを生成し、生成した還元ガスを直接還
元高炉に注入する錬鉄または鋼前段階物質の生産プラン
トにおいては、熔融ガス化装置内の処理温度はずっと高
いので、始動には、実質的にさらに高い温度が必要であ
る。すなわち、ガス化温度は、約2000℃に達し、熔
融ガス化装置の液ため領域(Sumpbereich)
での温度は約1500℃であり、スラグと錬鉄のための
タップ開口の領域での温度は、少なくとも1350℃で
ある。
【0004】本発明の目的は、上述の種類のプラントの
始動において、熔融ガス化装置の中での高温と直接還元
高炉の十分な加熱とが達成できる始動法および装置を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明に係る始動法においては、直接還元高炉内で
還元ガスを用いて微粒子装入物質を還元してスポンジ鉄
を生産し、炭素含有物と酸素含有ガスの供給の下で熔融
ガス化装置の中で上記のスポンジ鉄を溶解するととも
に、同時に、還元ガスを生成し、生成した還元ガスを上
記の直接還元高炉に注入する錬鉄または鋼前段階物質の
生産プラントにおいて、まず、空になっている熔融ガス
化装置が燃焼ガスによって加熱され、生成されたスモー
クガスが空になっている直接還元高炉の中に導入され、
コークスまたは脱ガスされた石炭が直接還元高炉の中に
装入され、直接還元高炉内に導入された上記のスモーク
ガスがこのコークスまたは石炭を通って顕熱を放出し、
これにより上記のコークスまたは石炭が発火温度に加熱
され、上記の熔融ガス化装置の中に熱い状態で装入さ
れ、酸素含有ガスまたは酸素の注入により着火され、ガ
ス化のために役立つ第2のコークスまたは石炭のベッド
が、上記のコークスまたは石炭の焼かれたベッドの上に
装入され、上記の微粒子装入物質が直接還元高炉の中に
装入される
【0006】この方法を実現するために、好ましくは、
プラントの始動の前に熔融ガス化装置の底に配置される
管ダクトを通って、酸素含有ガスまたは酸素が供給され
る。この管ダクトは、プラントの操業の間に熔融して、
失われる。これにより、高価な余分な手段を用いずに、
始動に必要なガスだけが特に簡単な方法で供給できる。
【0007】本発明に係るこの始動法を実行するための
装置は、塊状の石炭鉱石のための少なくとも1本の装入
物質供給ダクトと、少なくとも1本の還元ガス供給ダク
トと、直接還元高炉の中で生成される還元生産物のため
の少なくとも1本の還元生産物ダクトと、直接還元高炉
の中で生成されたトップガスのためのトップガス排出ダ
クトとを備えた直接還元高炉と、直接還元高炉から還元
生産物を供給するために上記の還元生産物ダクトが接続
される熔融ガス化装置であって、酸素含有ガスと炭素含
有物をそれぞれ供給するための複数の供給ダクト手段
と、直接還元高炉内に接続され、上記の熔融ガス化装置
で生成された還元ガスを供給するために備えられる上記
の還元ガス供給ダクトと、錬鉄とスラグをそれぞれタッ
プするタップ手段とを備えた熔融ガス化装置とからな
り、1つのバルブが上記の還元ガス供給ダクトに設けら
れ、少なくとも1台の加熱バーナーが上記の熔融ガス化
装置に設けられる。
【0008】好ましい実施例によれば、さらに、錬鉄の
融点でほぼ熔融する材料(このましくは鋼)からなるガ
ス管ダクトが、はじめ空である熔融ガス化装置の底に設
けられ、上記のガス管ダクトは、上記の熔融ガス化装置
から側壁に設けた開口を通って外側に突き出る接続部品
を有する。
【0009】好ましくは、上記の加熱バーナーが、上記
の熔融ガス化装置の下から最初の1/3の高さにて、上
記の熔融ガス化装置に取り付け可能であり、かつ、取り
外し可能である。
【0010】
【作用】本発明に係る錬鉄または鋼前段階物質の生産プ
ラントは、直接還元高炉と熔融ガス化装置とからなる。
この生産プラントの始動において、空の熔融ガス化装置
内で、燃焼ガスの燃焼によりスモークガスが生成され、
このスモークガスにより、熔融ガス化装置が暖められ
る。さらに、このスモークガスは、還元ガス供給ダクト
を介して直接還元高炉に供給されて、直接還元高炉を十
分に加熱する。次に、塊状の石炭鉱石は、装入物質供給
ダクトから直接還元高炉に装入され、熔融ガス化装置に
おいて生成された還元ガスが還元生産物供給ダクトを経
て導入されることにより着火点にまで加熱され、その
後、還元生産物供給ダクトを通って熔融ガス化装置に供
給されて、燃やされる。したがって、熔融ガス化装置
は、高温にできる。これにより、生産プラントは始動さ
れ、微粒子装入物質が直接還元高炉に装入されて、通常
の操業が始まる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明による実施例に
ついて説明する。図1は、錬鉄の生産のためのプラント
の操業時の図式的な図である。ここで、1は、直接還元
高炉を示す。直接還元高炉1の直接還元ゾーン2の中
に、塊状の酸化鉄を含む装入物質4が、供給ダクト3を
通って頂部から装入され、もし希望ならば、未燃焼のフ
ラックスが供給ダクト5を介して導入される。高炉1
は、熔融ガス化装置6と連通する。熔融ガス化装置6に
おいて、還元ガスは、炭素含有物と酸素含有ガスとから
生産され、この還元ガスは、供給ダクト7を介して高炉
1に供給される。供給ダクト7に、ガス洗浄・冷却手段
8が備えられる。
【0012】熔融ガス化装置6は、固体の塊状の炭素含
有物のための供給ダクト9と、希望ならば、酸素含有ガ
スのための複数本の供給ダクト10、11、室温で気体
または液体である炭素含有物(たとえば炭化水素)およ
び焼かれたフラックスのための供給ダクト12、13を
取り付ける。溶解錬鉄16および溶解スラグ17は、そ
れぞれ、熔融ガス化装置6において熔融ガス化ゾーン1
5の下に別々に設けられるタップ18、19を介して抜
き出される。
【0013】蝶形バルブとして設計される1個のバルブ
22が、各供給ダクト7に設けられる。熔融ガス化装置
6の下部領域にて、円筒部23から拡大部24へ移る部
分の高さ付近で、外部の加熱バーナー25が備えられ、
このバーナー25は、コークスガスまたは天然ガスで操
作できる(図2〜図4参照)。これらの加熱バーナー2
5は、暖める間だけ作動し、プラントが操業状態になっ
た後で、熔融ガス化装置6から取り外しできる。
【0014】プラントの始動は、次のようになされる。
まず、ガスダクト26が、まだ冷えた空の熔融ガス化装
置6の中に導入される(図2参照)。このガスダクト2
6は、熔融ガス化装置の底27の上に配置され、ガスダ
クト26の結合部品28は、外方向に、1点で熔融ガス
化装置6の側壁開口を通って配置される。ガス管ダクト
26は、鋼管からなり、複数のガス出口29が、ガス管
ダクト26の上側に設けられ、ほぼ全底面にわたって複
数の同心円としてまたはファン状に一様に存在する。こ
のガス管ダクト26の機能は、後で図3によりさらに詳
細に説明される。
【0015】ガス管ダクト26を設けた後で、加熱バー
ナー25は、スイッチが入れられる。生成するスモーク
ガス30は、繰り返す暖化条件により空の熔融ガス化装
置6の耐熱レンガを熱するために役立ち、蝶形バルブ2
2が開放状態になっている供給ダクト7を通って流れ、
ダクト20を通って、まだ空である直接還元高炉1の中
に流れ、乾燥し、また、直接還元高炉1を熱する。この
状況は、図2に示される。
【0016】この後、図3に示されるように、コークス
31または脱ガスされた石炭生産物(たとえば壊れた電
極やオイルコークス)が、直接還元高炉1の中に装入さ
れる。コークス31の量は、熔融ガス化装置6の下部円
筒部23の容積にほぼ対応する。加熱バーナー25を用
いた連続加熱中に生成するスモークガス30が装入され
たコークスの間を確実に流れ、一方、供給ダクト7を通
って最小抵抗の道を採らないようにするために、蝶形バ
ルブ22が閉じられる。こうして、スモークガス30
は、ダクト20のみを通って流れ、コークス31を発火
点(約650℃)まで熱する。
【0017】発火点に達した後で、コークス31は、ダ
クト20を通って熔融ガス化装置6の中に導入される。
同時に、空気32または酸素がガス管ダクト26を通っ
て導かれ、したがって、コークス31は、着火し、燃え
る。このとき、約1200℃から1500℃の温度が作
られる。この状況は、図4に示される。
【0018】この温度に達した後で、加熱バーナー25
のスイッチは切られ、取り除かれる(図5)。上昇され
た温度は、後に続く熔融操業において、スラグ17と錬
鉄16の溶解状態を保護する。
【0019】熔融ガス化装置6の中に既に存在するコー
クスベッド31の上への微細なコークスまたは微細な石
炭33の引き続く装入の後で(これらは冷えた状態で装
入される)、微細なコークスまたは微細な石炭33は、
ガス管ダクト26を通って別の底の空気の中に吹き込む
ことによって、発火点に達せられる。酸素含有ガスのた
めの供給ダクト10、11と、希望ならば、炭素含有物
などのための供給ダクト12、13が作動された後で、
ガス化が、熔融ガス化装置6の中で通常のように開始す
る。そのとき、HOスラグ、希望ならばスポンジ鉄、添
加物(生石灰、ドロマイト)、希望ならばフラックス
(CaF2)および鉱石を含む始動用微粒子装填物の直
接還元高炉1への装入が開始される。熔融ガス化装置6
の中でガス化の間に生成する還元ガスは、蝶形バルブ2
2が開いた後で、直接還元高炉1の中に、鉱石の還元の
ために、ダクト7を通って公知の方法で導入される。
【0020】ガス化が熔融ガス化装置6の中で開始した
後で、ガス管ダクト26が閉じられ、側壁開口を通って
外向きに突き出るこのダクトの端が、熔融ガス化装置6
の内部の中へ押され、側壁開口は閉じられる。プラント
のこれ以後の操業において、ガス管ダクト26は、溶解
し、熔融操業が損なわれない。なお、トップガス排出ダ
クト21は、直接還元高炉1の中で生成されたトップガス
の排出のために設けられる。
【0021】この後、このプラントの操業においては、
直接還元高炉1内で、熔融ガス化装置6の中で生成され
た還元ガスを用いて微粒子装入物質33を還元してスポ
ンジ鉄を生産し、熔融ガス化装置6に供給する。このス
ポンジ鉄を炭素含有物と酸素含有ガスの供給の下で熔融
ガス化装置6の中で溶解するとともに、同時に、還元ガ
スを生成し、生成した還元ガスを直接還元高炉1に注入
する。
【0022】
【発明の効果】直接還元高炉内で還元ガスを用いて微粒
子装入物質を還元してスポンジ鉄を生産し、炭素含有物
と酸素含有ガスの供給の下で熔融ガス化装置の中でこの
スポンジ鉄を溶解するとともに、同時に、還元ガスを生
成し、生成した還元ガスを直接還元高炉に注入する錬鉄
または鋼前段階物質の生産プラントにおいて、始動の際
に、熔融ガス化装置の中での高温と直接還元高炉の十分
な加熱とが達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】錬鉄の生産のためのプラントの図式的な図であ
る。
【図2】操業の始動の前の1工程を示すプラントの図で
ある。
【図3】コークスまたは脱ガスされた石炭生産物の直接
還元高炉の中への装入の工程を示す図である。
【図4】コークスのダクトを通っての熔融ガス化装置の
中への導入と、空気または酸素のガスダクトを通っての
導入と、コークスの着火と燃焼の工程を示す図である。
【図5】加熱バーナーのスイッチの切断と除去の工程を
示す図である。
【符号の説明】
1…直接還元高炉、 3…装入物質供給ダクト、 4…
塊状石炭鉱石、6…熔融ガス化装置、 7…還元ガス供
給ダクト、9…固体炭素含有物供給ダクト、10,11
…酸素含有ガス供給ダクト、 12…炭素含有物供給ダ
クト、13…フラックス供給ダクト、 16…錬鉄、1
7…スラグ、 18…錬鉄タップ手段、 19…スラグ
タップ手段、20…還元生産物ダクト、 21…トップ
ガス排出ダクト、22…バルブ、 25…加熱バーナ
ー、26…ガス管ダクト、 18…結合部品、31…第
1のコークスベッド、 33…第2のコークスベッド、
34…微粒子装入物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロルフ・ハオク ドイツ連邦共和国デー−4000デュッセルド ルフ、フリードリヒシュトラーセ45番 (72)発明者 ヴレティク・ボグダン ドイツ連邦共和国デー−4000デュッセルド ルフ、ビルケルシュトラーセ19番 (72)発明者 フェーリクス・ヴァルナー オーストリア、アー−4020リンツ、ローゼ ゲルシュトラーセ75番 (72)発明者 ヴァルター・ライナー・カストナー オーストリア、アー−4040リンツ、シュミ ーデガッセ16番

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直接還元高炉内で還元ガスを用いて微粒
    子装入物質を還元してスポンジ鉄を生産し、炭素含有物
    と酸素含有ガスの供給の下で熔融ガス化装置の中で上記
    のスポンジ鉄を溶解するとともに、同時に還元ガスを生
    成し、生成した還元ガスを上記の直接還元高炉に注入す
    る錬鉄または鋼前段階物質の生産プラントにおいて、熔
    融ガス化装置が空にされ、直接還元高炉が空にされ、熔
    融ガス化装置が燃焼ガスによって生成されるスモークガ
    スにより熱せられ、このスモークガスが空の直接還元高
    炉の中に導入され、コークスまたは脱ガスされた石炭が
    直接還元高炉の中に装入され、直接還元高炉内に導入さ
    れた上記のスモークガスがこのコークスまたは石炭を通
    って顕熱を放出し、これにより発火温度に加熱された上
    記のコークスまたは石炭が、熔融ガス化装置の中に熱い
    状態で装入され、酸素含有ガスまたは酸素が熔融ガス化
    装置の中に注入されて、上記のコークスまたは石炭に、
    コークスまたは石炭の焼かれたベッドを形成させ、ガス
    化のために役立つ第2のコークスまたは石炭のベッド
    が、上記のコークスまたは石炭の焼かれたベッドの上に
    装入され、上記の微粒子装入物質が直接還元高炉の中に
    装入されることを特徴とする錬鉄または鋼前段階物質の
    生産プラントの始動法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された方法において、さ
    らに、錬鉄または鋼前段階物質の生産の始動の前に、上
    記の酸素含有ガスまたは酸素を上記の熔融ガス化装置の
    中に供給するために、上記の熔融ガス化装置の底にガス
    管ダクトを配置し、このガス管ダクトは、この装置の操
    業の間に熔融して失われることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載された始動法を実行する
    装置であって、塊状の石炭鉱石のための少なくとも1本
    の装入物質供給ダクトと、少なくとも1本の還元ガス供
    給ダクトおよび直接還元高炉の中で生成される還元生産
    物のための少なくとも1本の還元生産物ダクトと、直接
    還元高炉の中で生成されたトップガスのためのトップガ
    ス排出ダクトとを備えた直接還元高炉と、直接還元高炉
    から還元生産物を供給するために上記の還元生産物ダク
    トが接続される熔融ガス化装置であって、酸素含有ガス
    と炭素含有物をそれぞれ供給するための複数の供給ダク
    ト手段と、直接還元高炉内に接続され、上記の熔融ガス
    化装置で生成された還元ガスを供給するために備えられ
    る上記の還元ガス供給ダクトと、錬鉄とスラグをそれぞ
    れタップするタップ手段とを備えた熔融ガス化装置とか
    らなり、1つのバルブが上記の還元ガス供給ダクトに設
    けられ、少なくとも1台の加熱バーナーが上記の熔融ガ
    ス化装置に設けられることを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載された装置において、上
    記のバルブが蝶形バルブからなることを特徴とする装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載された装置において、さ
    らに、上記の熔融ガス化装置は、錬鉄の融点でほぼ熔融
    する材料からなるガス管ダクトを底部に備え、上記のは
    じめ空である熔融ガス化装置は、側壁に開口を備え、上
    記のガス管ダクトは、上記の熔融ガス化装置から上記の
    側壁開口を通って外側に突き出る接続部品を有すること
    を特徴とする装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載された装置において、上
    記のガス管ダクトが鋼からなることを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載された装置において、上
    記の加熱バーナーが、上記の熔融ガス化装置の下から1
    /3の高さに設けられ、上記の熔融ガス化装置に取り付
    け可能であり、かつ、取り外し可能であることを特徴と
    する装置。
JP4031868A 1991-02-19 1992-02-19 錬鉄または鋼前段階物質の生産プラントの始動法とその装置 Expired - Lifetime JPH0676611B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
AT0034891A AT395435B (de) 1991-02-19 1991-02-19 Verfahren zur inbetriebnahme einer anlage zur herstellung von roheisen oder stahlvormaterial, sowie anlage zur durchfuehrung des verfahrens
AT348/91 1991-02-19

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Publication Number Publication Date
JPH04318110A JPH04318110A (ja) 1992-11-09
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US (1) US5226951A (ja)
EP (1) EP0500517B1 (ja)
JP (1) JPH0676611B2 (ja)
KR (1) KR950006689B1 (ja)
CN (1) CN1025872C (ja)
AT (1) AT395435B (ja)
AU (1) AU634436B2 (ja)
BR (1) BR9200547A (ja)
CA (1) CA2061147C (ja)
DE (1) DE59206631D1 (ja)
ES (1) ES2091451T3 (ja)
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