JPH0676452A - ディスクチェンジャ - Google Patents

ディスクチェンジャ

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Publication number
JPH0676452A
JPH0676452A JP23080192A JP23080192A JPH0676452A JP H0676452 A JPH0676452 A JP H0676452A JP 23080192 A JP23080192 A JP 23080192A JP 23080192 A JP23080192 A JP 23080192A JP H0676452 A JPH0676452 A JP H0676452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
disc
turntable
chucking
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP23080192A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Saito
真 齋藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH0676452A publication Critical patent/JPH0676452A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数枚のディスクを収容するディスクチェン
ジャにおいて、装置の薄型化を図る。 【構成】 トレイホルダ2からトレイを引出して、その
上にディスクを載置し、トレイホルダ2内に戻して、ト
レイローディング機構8により、上記トレイホルダ2の
側方に配置されているターンテーブル9上にトレイと共
にディスクを移動させて、該ディスクをキャッチング機
構10によりターンテーブル9上にチャッキングするよ
うにしたディスクチェンジャにおいて、上記トレイホル
ダ2内に複数のトレイ3〜7を取付け、これらトレイ3
〜7のうちの所望のトレイを上記トレイローディング機
構8によりターンテーブルに向けてローディングするよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトレイホルダに引出可能
に多数のトレイを取付け、これらトレイにそれぞれディ
スクを収容しておき、所望のディスクをトレイと共に、
トレイホルダの側方に配置されているディスクドライブ
に向けてローディングさせるようにしたディスクチェン
ジャに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディスクチェンジャとして、トレイ式の
ものと、カートリッジ式のものが知られている。
【0003】トレイ式のディスクチェンジャはトレイホ
ルダからトレイを引出して、その上に所望のディスクを
載せると、上記トレイはトレイホルダ内に引込まれると
共に、トレイローディング機構で上記トレイホルダの側
方に配置されているターンテーブル上に移動されて、該
ターンテーブル上にディスクがチャツキングされて記録
再生が行われるようになっている。
【0004】また、カートリッジ式のディスクチェンジ
ャは文字通り、カートリッジを使用し、該カートリッジ
に複数のディスクを収容して、上記カートリッジをディ
スクチェンジャのカートリッジ装着部に装着するように
なっていて、上記カートリッジから所望のディスクをタ
ーンテーブルに向けてローディングするようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
トレイ式のディスクチェンジャは、構造が比較的簡単で
小型薄形化できるという利点がある反面ディスクを変え
るためには、いちいちトレイホルダからトレイを引出し
て、ディスクを載せ変えなければならないという問題点
がある。
【0006】また、カートリッジ式のディスクチェンジ
ャはカートリッジ内に収容されているディスクについて
は、任意に選択して記録再生を行うことができるという
利点がある反面、カートリッジに収容されていないディ
スクについては、カートリッジに収容してからでないと
使用できないという面倒があり、またカートリッジを使
用するために、そのぶん装置が大型になり、またコスト
も高くなるという問題点があった。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決し、トレ
イ式とカートリッジ式のディスクチェンジャの利点を併
せ持ち、かつ装置全体を薄型に構成することのできるデ
ィスクチェンジャを提供することを目的として為された
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、トレイホルダ
からトレイを引出して、その上にディスクを載置し、ト
レイホルダ内に戻して、トレイローディング機構により
上記トレイホルダの側方に配置されているターンテーブ
ル上に上記トレイ上のディスクを移動させて、該ディス
クをチャッキング機構によりターンテーブルにチャッキ
ングするようにしたディスクチェンジャにおいて、上記
トレイホルダに重ね合わせた状態で複数のトレイを取付
けると共に、これら複数のトレイのうちの所望のトレイ
を上記トレイローディング機構によりターンテーブルに
移動させるようにした。
【0009】
【作用】トレイホルダから複数のトレイを引出して、こ
れらトレイにそれぞれディスクを載置し、トレイホルダ
内に戻せば、上記複数のトレイにそれぞれ載置されてい
るディスクのうちの任意のものの記録再生を行うことが
できる。
【0010】上記複数のトレイに載置されているディス
ク以外のディスクの記録再生を行う場合には、上記トレ
イのうちの一のトレイを引出して、その上に所望のディ
スクを載せて、トレイホルダ内に戻すことにより、上記
所望のディスクの記録再生を行うことができる。
【0011】
【実施例】次に本発明を図を参照して説明する。
【0012】図1において、1は本発明のディスクチェ
ンジャであり、該ディスクチェンジャ1はトレイホルダ
2内に重ね合わせた状態で第1〜第5のトレイ3〜7を
取付け、これらトレイ3〜7を上記トレイホルダ2から
引出して、その上にディスクDを載置して、トレイホル
ダ2内に戻すようになっていると共に、トレイホルダ2
内に戻されたトレイのうちのいずれかを、トレイローデ
ィング機構8により、上記トレイホルダ2の側方に配置
されているターンテーブル9に向けて上記トレイ上のデ
ィスクDを移動させて、該ディスクDをチャッキング機
構10によりターンテーブル9にチャッキングするよう
になっている。
【0013】上記トレイホルダ2は図2に示したよう
に、上面板11と側面板12とを備えていて、上記側面
板12の外側面には後記するトレイストッパーを兼ねた
トレイ係合部材201の一端部(固定部)をねじ13で
止着するためのトレイ係合部材螺着部14が設けられて
いると共に、該螺着部14の側方には、これと平行に上
記トレイ係合部材の一部を挿入するための切欠窓15が
設けられている。
【0014】そして、上記切欠窓15に臨ませた状態
で、上記側面板12の内側面には、第1〜第4の仕切突
起16〜19が設けられていて、第1の仕切突起16の
上方には第1のトレイ3が、第2の仕切突起17の上方
には第2のトレイ4が、第3の仕切突起18の上方には
第3のトレイ5が、第4の仕切突起19の上方には第4
のトレイ6が、また上記第4の仕切突起19の下方には
第5のトレイ7が、それぞれ挿入されるようになってい
る。
【0015】また、上記側面板12の下端両側部にはス
ライドガイド片21,22が設けられていて、これらス
ライドガイド片21,22の内側面に設けた凹部23,
24内にホルダ支持プレート(ベースプレート)25の
一側部のガイドレール部26,27を挿入することによ
り、トレイホルダ2はホルダ支持プレート25上にスラ
イド可能に取付けられている。
【0016】上記ホルダ支持プレート25は図3に示し
たように対角線状に一対のねじ穴28,29が設けられ
ていて、これらねじ穴28,29にはリードスクリュー
31,32が螺合されている。
【0017】上記リードスクリュー31,32の下端に
はギヤ33,34が設けられていて、これらギヤ33,
34はリードスクリュー駆動用のカムギヤ35の対向部
に噛合している。
【0018】そして、図示を省略したホルダ昇降用のモ
ータで上記リードスクリュー駆動用のカムギヤ35を一
方向に回転させると、上記リードスクリュー31,32
は一方向に回転して、上記ホルダ支持プレート25及び
トレイホルダ2を上昇させ、上記モータを他方向に回転
させると、上記リードスクリュー31,32は他方向に
回転して、上記ホルダ支持プレート25及びトレイホル
ダ2を下降させるようになっている。
【0019】上記ホルダ支持プレート25及びトレイホ
ルダ2が最下降位置まで下降すると図4に示した最下降
位置検出スイッチ40が押圧されて、上記ホルダ支持プ
レート25及びトレイホルダ2が最下降位置にきたこと
を検出するようになっている。
【0020】また、上記リードスクリュー31,32の
下端に設けたギヤ33,34と上記リードスクリュー駆
動用のカムギヤ35のギヤ比は所定の値に設定されてい
て、リードスクリュー駆動用のカムギヤ35を一回転さ
せると上記リードスクリュー31,32によって上記ホ
ルダ支持プレート25及びトレイホルダ2はトレイ3〜
7の一枚分の厚みだけ上下動するようになっている。
【0021】そして、上記ホルダ支持プレート25及び
トレイホルダ2が最下降位置にある状態において、上記
リードスクリュー駆動用のカムギヤ35を一方向に一回
転させると、上記ホルダ支持プレート25及びトレイホ
ルダ2はトレイ3〜7の一枚分の厚みだけ上昇し、トレ
イホルダ2内に収容されている最下段のトレイ7がター
ンテーブル9側への送出口に位置するようになってい
る。
【0022】また、上記リードスクリュー駆動用のカム
ギヤ35の上面には、一部に小径部41を設けた円形状
のカム溝42が設けられていて、該カム溝42には回転
検出レバー43の中央部に設けたピン44が挿入されて
いる。
【0023】そして、上記リードスクリュー駆動用のカ
ムギヤ35が一回転して、上記カム溝42の小径部41
が上記ピン44の位置にくるたびに、上記小径部41に
より回転検出レバー43は押圧されて一端部の軸45を
中心にして回動し、他端部のスイッチ押圧部46で回転
数検出スイッチ47を押圧し、リードスクリュー駆動用
のカムギヤ35の回転数を検出し、これにより何段目の
トレイが上記ターンテーブル側へ送出されるようになっ
ているかを検出するようになっている。
【0024】次に、第1〜第5のトレイ3〜7について
説明する。
【0025】これらトレイ3〜7には図2に示したよう
にディスク、例えば12cmのCDを嵌合載置するため
の円形状の凹部51が形成されていると共に、該円形状
の凹部51の底面の中央部から一側部にかけて矩形状の
切欠52が設けられている。そして、上記切欠52を介
してターンテーブル9を導入して、該ターンテーブル9
上にディスクを載置すると共に、該ディスクの下面に信
号読取用のピックアップのレーザ光を照射するようにな
っている。
【0026】また、上記トレイ3〜7の前端側の上面に
は鉤形の凸部53が設けられていると共に、下面には下
方に位置するトレイの上記凸部53と係合する凹部54
が設けられている。
【0027】そして、図1に示したようにトレイホルダ
2を最も上昇させた状態において、上記トレイホルダ2
から一のトレイ、例えば第1のトレイ3を引出すと、図
5〜図6に示したように、第1のトレイ3の下面に設け
られている上記凹部54の一端面が、その下方の第2の
トレイ4の凸部53の内端面に係合し、同様にして、第
2のトレイ4は第3のトレイ5に、第3のトレイ5は第
4のトレイ6に、第4のトレイ6は第5のトレイ7に係
合して、第1から第5までの全てのトレイ3〜7がトレ
イホルダ2から引出されるようになっている。また、一
のトレイ、例えば第5のトレイ7をトレイホルダ2内に
挿入すると、該第5のトレイ7の凸部53の内端面が第
4のトレイ6の凹部54の一端面に係合し、同様にし
て、第4のトレイ6は第3のトレイ5に、第3のトレイ
5は第2のトレイ4に、第2のトレイ4は第1のトレイ
3に係合して、図7に示したように、第5から第1まで
の全てのトレイ7〜3がトレイホルダ2内に収容される
ようになっている。
【0028】次に、上記トレイホルダ2内に収容されて
いる第1〜第5のトレイ3〜7のうちの所望のトレイを
トレイホルダ2の側方に配置されているターンテーブル
9に向けて移動、つまりローディングさせるトレイロー
ディング機構10について述べる。
【0029】トレイローディング機構10は図8に示す
ようにトレイローディング用のモータ61と、該モータ
61により回転伝達ギヤ群62aを介して回転されるカ
ムギヤ62と、該カムギヤ62を介して回転されるピニ
オン63と、該ピニオン63に噛合しているラック64
を有するローディングプレート65と備えている。
【0030】上記ローディングプレート65の両側部の
上記ターンテーブル側への送出口の高さに相当する位置
には図2に示したように、トレイ係合突起66,67が
設けられていて、これらトレイ係合突起66,67は上
記第1〜第5のトレイ3〜7の両側部に設けた突起嵌合
溝68,69内に挿入されている。
【0031】そして、上記ホルダ昇降用のモータ(図示
省略)でトレイホルダ2を上,下動させて、所望のトレ
イの突起嵌合溝68,69の位置を上記トレイ係合突起
66,67の位置に合わせたのち、上記トレイローディ
ング用のモータ61でカムギヤ62を回転させれば図9
に示したように、上記カムギヤ62の下面に設けたロー
ディングプレート操作用の第1カム溝71と、上記ロー
ディングプレート65の一端部に設けられていて、上記
カム溝71に係合する第1のカム溝係合ピン72aによ
り、ローディングプレート65はピニオン63側に牽引
されて、該ピニオン63とラック64が噛合し、ローデ
ィングプレート65は図9の矢印A方向にスライドし、
該ローディングプレート65に設けたトレイ係合突起6
6,67でトレイをターンテーブル9側に向けて水平方
向に移動させる。そしてトレイ上のディスクがターンテ
ーブル9の近傍に来たときに、ピニオン63とラック6
4の噛合が外れ、図10に示したように、カムギヤ62
の下面に設けたローディングプレート操作用の第2カム
溝73が第2のカム溝係合ピン72bに係合して、ロー
ディングプレート65を更に僅かにスライドさせて、ト
レイ上のディスクをターンテーブル9の真上に位置させ
る。
【0032】そして、上述のようにディスクをターンテ
ーブル9の真上に位置させたのちも、上記カムギヤ62
は継続的に回転し、図11に示したように、上記カムギ
ヤ62の上面に設けた昇降操作用のカム溝74で昇降操
作用のレバー75を回動させ、該レバー75で左右一対
の昇降操作用のスライドプレート76,77を互いに逆
方向にスライドさせることにより、上記ターンテーブル
9とチャッキング機構10をディスク7に向けて垂直方
向に移動させて、ディスクをターンテーブル9上に載置
すると共に、チャッキング機構10でチャッキングする
構成になっている。
【0033】上記昇降操作用のカム溝74は第1溝部7
8と、該第1溝部78の一端側に連設された第2溝部7
9とからなっている。
【0034】上記第1溝部78はカムギヤ62の回転軸
80を中心にして円弧状に作られていて、上記カムギヤ
62でローディングプレート65を操作し、トレイをタ
ーンテーブル9に向けて移動させている間は上記昇降操
作用のレバー75を回動させることのないようになって
いる。
【0035】また、上記第2溝部79は第1溝部78側
の端部から先端部に向かって徐々に縮径するように形成
されていて、ディスクがターンテーブル9の真上に移動
されたのちに、上記昇降操作用のレバー75を回動させ
るようになっている。
【0036】上記昇降操作用のレバー75は中央部が軸
81により回動可能にシャーシ82に取付けられている
と共に、左右両端部には上記左右のスライドプレート7
6,77との係合ピン83,84が設けられていて、一
方の係合ピン83と上記回転軸81との間には、上記昇
降操作用のカム溝74に挿入されているカム溝挿入ピン
85が設けられている。
【0037】そして、上記カムギヤ62の回転により、
ディスクをターンテーブル9の上方に移動させたのち、
上記昇降操作用のカム溝74の第2溝部79でカム溝挿
入ピン85が押されて昇降操作用のレバー75は軸81
を中心に図11の反時計方向に回動して、上記左右のス
ライドプレート76,77を互いに逆方向にスライドさ
せるようになっている。
【0038】上記左右のスライドプレート76,77は
図11に示したように、上記昇降操作用のレバー75と
の接続用の孔部91と、一対のスライドガイド孔92,
93と、一対の昇降操作ピン94,95を備えていると
共に、一方のスライドプレート77の上端には後記する
チャッキングプレートリフト部材123を操作して、該
チャッキングプレートリフト部材123でチャッキング
プレートを持上げるためのチャッキングプレートリフト
部材操作部96が設けられている。
【0039】上記左右のスライドプレート76,77は
上記スライドガイド孔92,93に上記シャーシ82の
左右の側壁97,98に設けたスライドガイド突起9
9,100を挿入することにより、これら左右の側壁9
7,98にスライド可能に取付けられている。
【0040】そして、上記左右のスライドプレート7
6,77のレバー接続用の孔部91,91に上記昇降操
作用のレバー75の両端部に設けた係合ピン83,84
を嵌合することにより、昇降操作用のレバー75と左右
のスライドプレート76,77は連結されていて、上記
昇降操作用のレバー75を図11の反時計方向に回動さ
せると左右のスライドプレート76,77は逆方向にス
ライドして、上記昇降操作ピン94,95でターンテー
ブル9をディスクに向けて上昇させ、チャッキング機構
10をディスクに向けて下降させるようになっている。
【0041】上記ターンテーブル9は図11に示したよ
うに、ピックアップ101を設けた光学ブロックベース
102に取付けられている。
【0042】上記光学ブロックベース102の両側には
左右の側壁103,104が設けられていると共に、こ
れら左右の側壁103,104には垂直方向の昇降ガイ
ド溝105,106が形成されている。
【0043】また、上記光学ブロックベース102の一
方の側壁103には所定の傾斜角度を有する一対の長孔
107,108が形成されていると共に、他方の側壁1
04には上記長孔107,108と逆方向に傾斜する一
対の長孔109,110が形成されている。
【0044】そして、上記光学ブロックベース102の
左右の側壁103,104に設けた昇降ガイド溝10
5,106に上記シャーシ82の左右の側壁97,98
に設けた昇降ガイド突起111,112を挿入すること
により、上記光学ブロックベース102はシャーシ82
に昇降可能に取付けられていると共に、上記左右の側壁
103,104に形成した長孔107,108、10
9,110には、それぞれ上記左右のスライドプレート
76,77に設けた昇降操作ピン94,95が挿入され
ている。
【0045】そして、上述したように昇降操作用のレバ
ー75を図11の反時計方向に回動させ、スライドプレ
ート76,77を逆方向にスライドさせることにより、
上記昇降操作ピン94,95で光学ブロックベース10
2及びこれに取付けられているターンテーブル9やピッ
クアップ101をディスクに向けて上昇させると共に、
次に述べるチャッキング機構10をディスクに向けて下
降させるようになっている。
【0046】次に、チャッキング機構10について説明
する。チャッキング機構10は図12に示したように、
上記光学ブロックベース102の上方に配置されるチャ
ッキングプレート支持部材121と、該チャッキングプ
レート支持部材121に上下動可能に取付けられたチャ
ッキングプレート122と、上記トレイホルダ2内から
トレイをターンテーブル9の上方に移動させて来る際に
は、上記チャッキングプレート122のフランジ部14
2の下面とチャッキングプレート支持部材121の上面
との間に介在されて、上記チャッキングプレート122
をターンテーブル9から離れるように持ち上げた状態に
支持し、チャッキング時には上記チャッキングプレート
122のフランジ部142とチャッキングプレート支持
部材121との間から抜け出て、両者の間に間隙(クリ
アランス)を形成するチャッキングプレートリフト部材
123と、上記チャッキングプレート122のフランジ
部142を抑えることにより、チャッキングプレート1
22が傾くのを防止するチャッキングプレート傾斜防止
部材124とを備えている。
【0047】上記チャッキングプレート支持部材121
の両側には左右一対の側壁125,126が設けられて
いると共に、これら左右の側壁125,126には垂直
方向の昇降ガイドスリット127,128が形成されて
いる。
【0048】そして、上記昇降ガイドスリット127,
128に上記シャーシ82の左右の側壁97,98に設
けた昇降ガイド突起111,112を挿入することによ
り、上記チャッキングプレート支持部材121は一方の
側壁125を、上記シャーシ82の一方の側壁97と上
記光学ブロックベース102の一方の側壁103との間
で挟まれ、他方の側壁126を上記シャーシ82の他方
の側壁98と上記光学ブロックベース102の他方の側
壁104との間で挟まれた状態でシャーシ82に昇降可
能に取付けられている。
【0049】また、上記チャッキングプレート支持部材
121の一方の側壁125の、上記光学ブロックベース
102の一方の側壁103に設けた傾斜状の長孔10
7,108に対応する位置には、これら長孔107,1
08と交叉するように逆方向に傾斜する長孔131,1
32が形成されていると共に、他方の側壁126の上記
光学ブロックベース102の他方の側壁104に設けた
傾斜状の長孔109,110に対応する位置には、これ
ら長孔109,110と交叉するように逆方向に傾斜す
る長孔133,134が形成されている。
【0050】そして、上記チャッキングプレート支持部
材121の左右の側壁125,126に設けた長孔13
1,132、133,134にはそれぞれ上記左右のス
ライドプレート76,77に設けた昇降操作ピン94,
95が挿入されていて(これら昇降操作ピン94,95
は上述したように、光学ブロックベース102の左右の
側壁97,98に設けた長孔107,108、109,
110にそれぞれ挿入されている)上記昇降操作用のレ
バー75を図11の反時計方向に回動させれば光学ブロ
ックベース102に設けたターンテーブル9と、チャッ
キングプレート支持部材121に設けたチャッキングプ
レート122は、それぞれディスクに向かって垂直方向
に移動して、ターンテーブル9上にディスクを載置する
と共に、チャッキングプレート122でディスクをチャ
ッキングするのである。
【0051】また、昇降操作用のレバー75を時計方向
に回動させれば上述の場合とは逆にターンテーブル9と
チャッキング機構10はディスクから離れてチャッキン
グを解除するのである。
【0052】次にチャッキングプレート122について
説明する。チャッキングプレート122は図12に示し
たように、チャッキングプレート支持部材121のター
ンテーブル真上位置に形成されたチャッキングプレート
取付孔141よりも大径のフランジ部142と、該フラ
ンジ部142の下面に突設されていて、上記チャッキン
グプレート取付孔141に遊嵌されている突部143
と、該突部143の下端に取付けられたプレート本体部
144とからなっている。
【0053】上記フランジ部142と突部143は着磁
性を有する金属板をプレスすることにより一体に形成さ
れている。
【0054】また上記プレート本体部144はプラスチ
ックでリング状に形成されている。そして、チャッキン
グ時には上記突部143の下面がターンテーブル9に吸
着され、リング状のプレート本体部144でディスクの
上面を抑えるようになっている。
【0055】次にチャッキングプレートリフト部材12
3について説明する。
【0056】チャッキングプレートリフト部材123は
上述したように、ローディング開始前はチャッキングプ
レート122を持ち上げておき、該チャッキングプレー
ト122の下端とターンテーブル9との間の間隙を広く
して、トレイホルダ2側からトレイをターンテーブル9
上にスムースに移動できるようにすると共に、チャッキ
ング時にはチャッキングプレート122の持ち上げを解
除するようにしたものである。
【0057】上記チャッキングプレートリフト部材12
3は図12に示したように、上記一方のスライドプレー
ト77の上端に設けたチャッキングプレートリフト部材
操作部96で回動操作される第1レバー151と、該第
1レバー151により回動操作される第2レバー152
と、該第2レバー152により回動操作される第3レバ
ー153とを備えている。
【0058】上記第1レバー151の一端部には被操作
ピン154が設けられていて、上記スライドプレート7
7がチャッキングプレート支持部材121を上昇させる
方向にスライドすると、上記チャッキングプレートリフ
ト部材操作部96の一端側に設けた第1操作部96aで
上記被操作ピン154が押されて、第1レバー151は
軸155を中心にして図12の時計方向に回動する。
【0059】上記第1レバー151が時計方向に回動す
ると、該第1レバー151の他端部に設けた第2レバー
係合ピン156で第2レバー152が軸157を中心に
時計方向に回動し、該第2レバー152の一側部に設け
たフランジ係合部158を上記チャッキングプレート1
22のフランジ部142の下方に侵入させるようになっ
ていると共に、第2レバー152の回動により、第3レ
バー153が軸159を中心に反時計方向に回動し、第
3レバー153の一端部に設けたフランジ係合部160
をチャッキングプレート122のフランジ部142の下
方に侵入させ、これら第2,第3レバー152,153
のフランジ係合部158,160でチャッキングプレー
ト122のフランジ部142をチャッキングプレート支
持部材121の上面から持ち上げた状態に支持するよう
になっている。(図13〜図14参照)。
【0060】そして、上述のチャッキングプレート12
2を持ち上げた状態から、スライドプレート77をチャ
ッキングプレート支持部材121を下降させる方向にス
ライドさせると、図15〜図16に示したように、上記
チャッキングプレートリフト部材操作部96の他端側に
設けた第2操作部96bで上記被操作ピン154が押さ
れ、第1レバー151は反時計方向に回動し、第2レバ
ー152が時計方向に回動し、第3レバー153が反時
計方向に回動して、これら第2,第3レバー152,1
53のフランジ係合部158,160がチャッキングプ
レート122のフランジ部142の下方から抜け出て、
該フランジ部142とチャッキングプレート支持部材1
21との間に所望のクリアランスを形成するようになっ
ている。
【0061】次にチャッキングプレート傾斜防止部材1
24について説明する。
【0062】チャッキングプレート傾斜防止部材124
は図12に示したように、板ばねで作られていて、一端
側がビス161でチャッキングプレート支持部材121
の上面に取付けられていると共に、他端(自由端側)に
設けた断面円弧状の押圧部162で上記チャッキングプ
レート122のフランジ部142の上面の直径方向を抑
えてチャッキングプレート122が傾斜するのを防止す
るようになっている。
【0063】また、上記チャッキングプレート傾斜防止
部材124の中央部の下面には、上記チャッキングプレ
ート持上部材125の第3レバー153でチャッキング
プレート傾斜防止部材124を押上げるための突起16
3が設けられている。
【0064】そして、上記チャッキングプレート122
でディスクをチャッキングしている状態の下では、上記
第3レバー153により、上記突起163を介してチャ
ッキングプレート傾斜防止部材124を持ち上げて、図
16に示したように押圧部162とフランジ部142を
非接触状態に保つようになっている。
【0065】次に、上記トレイローディング用のモータ
61を使用して、上記第5のトレイ7、つまり最下段の
トレイをトレイホルダ2から引出し、或は最下段のトレ
イをトレイホルダ2内に引入れるためのトレイイジェク
ト機構171について述べる。
【0066】上記トレイイジェクト機構171は図3に
示したように、第5のトレイ7を載置していて、これを
トレイホルダ2内に出入れさせるイジェクトトレイ17
2と、該イジェクトトレイ172の下方に配置されてい
て、上記ローディングプレート65のスライド方向と同
方向にスライドするスライダー173と、該スライダー
173の下方に配置されていて、これをスライドさせた
ときに回動して、上記イジェクトトレイ172及び、該
トレイ172の上に載置されている第5のトレイ7をト
レイホルダ2に対して出入れするV字状の回動レバー1
74とからなっている。
【0067】上記イジェクトトレイ172、スライダー
173、回動レバー174は順次重ね合わせた状態でホ
ルダ支持プレート25上に載置されている。
【0068】上記イジェクトトレイ172の一側縁には
レール突起175が設けられていて、該レール突起17
5をホルダ支持プレート25のガイドレール部27,2
7の内側面に設けたレール溝176,176に挿入する
ことにより、ホルダ支持プレート25上にスライド可能
に取付けられている。
【0069】また、上記スライダー173の中央部には
スライドガイド用の長孔177が形成されていて、該長
孔177に上記ホルダ支持プレート25に取付けたガイ
ドローラ178を挿入することにより、スライドプレー
ト173は上記長孔177及びガイドローラ178でガ
イドされて、ローディングプレート65と同方向にスラ
イドするようになっている。
【0070】また、上記回動レバー174は図3に示し
たように中央部に設けたローラ(軸)穴181に上記ロ
ーラ(軸)178を挿入することにより、ホルダ支持プ
レート25上に回動自在に枢支されていると共に、一端
部に設けた第1ピン182が上記イジェクトトレイ17
2に設けた第1ピン嵌合用の長孔183内に挿入され、
他端部に設けた第2ピン184が上記スライダー173
に設けた第2ピン嵌合用の長孔185内に挿入されてい
る。
【0071】そして、図1に示したように、ホルダ昇降
用のモータでトレイホルダ2を最も上昇させた状態にす
ると、図3に示したスライダー173の両側部に設けた
突起嵌合溝186,187内に上記ローディングプレー
ト65に設けたトレイ係合突起66,67が嵌合するよ
うになっている。
【0072】そして、この状態で上記トレイローディン
グ用のモータ61により、ローディングプレート65を
ターンテーブル9側に向けてスライドさせると、上記ロ
ーディングプレート65と一緒にスライダー173もタ
ーンテーブル9側に向かってスライドする。
【0073】上記スライダー173がターンテーブル9
側に向かってスライドすると、該スライダー173によ
って回動レバー174は図3の反時計方向に回動し、該
回動レバー174の回動により、図17〜図18に示し
たように、イジェクトトレイ172及びその上に載置さ
れている第5のトレイ7がホルダ支持プレート25上か
ら送出されてくる、つまりイジェクトされるようになっ
ている。
【0074】また、図17〜図18に示した状態から上
記トレイローディング用のモータ61でスライダー17
3をホルダ支持プレート25側に向けてスライドさせれ
ば回動レバー174は時計方向に回動し、イジェクトト
レイ172がホルダ支持プレート25側にスライドし
て、イジェクトトレイ172上に載置されている第5の
トレイ7がキャビネット191内に引き込まれるのであ
るが、このとき第5,第4,第3,第2,第1のトレイ
6,5,4,3の凹部23,24が順次係合して第5の
トレイ7のみならず第1のトレイ3までの全てのトレイ
が図19〜図20に示したようにキャビネット191内
に引込まれるようになっている。
【0075】図19〜図20に示したように、第1〜第
5のトレイ3〜7がキャビネット191内に完全に引込
まれた状態になると、これらトレイ3〜7は外部から見
え難くなり、キャビネット191から手動で引出すのが
困難になる。
【0076】そこで、トレイホルダ2にトレイ係合部材
201を取付け、該トレイ係合部材201に設けた係合
部202をトレイホルダ2に設けた切欠窓15を介し
て、上記トレイホルダ2内に収容されている第1〜第5
のトレイ3〜7の一側面に設けた被係合部203…20
3に係合させ、第1〜第5のトレイ3〜7及び、トレイ
ホルダ2を一体的に結合し、最下段のトレイ7を引出方
向にスライドさせると、図21〜図22に示したよう
に、上記トレイ係合部材201により、トレイホルダ2
も一緒に所定量引出方向にスライドして、第1〜第5の
トレイ3〜7の先端がキャビネット191から突出する
ようにすると共に、最下段のトレイ7を更にスライドさ
せると図23〜図24に示したように、上記トレイ係合
部材201と最下段のトレイ7の係合が外れて、最下段
のトレイ7のみが更に引出方向にスライドし、該最下段
のトレイ7がキャビネット191から完全に引出される
ようになっている。
【0077】上記トレイ係合部材201は図2に示した
ように板ばねで作られていて、一端側には、上記第1〜
第5のトレイ3〜7に設けた被係合部203…203
に、それぞれ嵌合する略コ状の第1〜第5の係合部20
2…202が折曲形成されている(これら第1〜第5の
係合部202…202はスリットにより分割されてい
る。)と共に、他端側がねじ13でトレイホルダ2の側
面板12に設けたトレイ係合部材螺着部14に螺着され
ている。
【0078】そして、上記トレイホルダ2が昇降位置に
あるときは、上記第1〜第5の係合部202…202が
トレイホルダ2の側面板12に設けた切欠窓15を介し
て、トレイホルダ2内に侵入し、該トレイホルダ2内に
収容されている第1〜第5のトレイ3〜7の一側面に設
けた被係合部203…203に係合し、これらトレイホ
ルダ2及び第1〜第5のトレイ3〜7を一体的に結合し
ている。
【0079】また、図1に示したように上記トレイ係合
部材201の一端側には撓み阻止用のストッパー部20
4が設けられていると共に、シャーシ82の一側部20
5には、上記ストッパー部204が当接するストッパー
当接部206が設けられていて、該ストッパー当接部2
06に上記ストッパー部204が当接している限り、上
記トレイ係合部材201は係合部202…202が被係
合部203…203から抜け出る方向へ撓むのを阻止さ
れるようになっている。
【0080】従って、最下段のトレイ7をイジェクトト
レイ172と共に、引出方向にスライドさせると、スト
ッパー部204とストッパー当接部206の当接が外れ
るまでは図21〜図22に示したようにトレイホルダ2
ごと第1〜第5のトレイ3〜7が全てキャビネット19
1から所定量、引出されてくる。
【0081】そして、上記トレイホルダ2及び第1〜第
5のトレイ3〜7が所定量スライドすると、図23〜図
24に示したように、上記ストッパー部204とストッ
パー当接部206の当接が外れて、トレイ係合部材20
1のうちの最下段、つまり第5の係合部202が撓ん
で、該係合部202が最下段のトレイ7の被係合部20
3から抜け出て、最下段のトレイ7のみがイジェクトト
レイ172により継続的に引出されることになるのであ
る。
【0082】他の、つまり第1〜第4の係合部202…
202は依然として、第1〜第4のトレイ3〜6の被係
合部203…203に嵌合していて、これら第1〜第4
のトレイ3〜6をロックした状態に維持している。
【0083】なお、図4において、211,212はカ
ムギヤ62の回転位置を検出するための第1,第2の位
置検出スイッチである。
【0084】上記第1の位置検出スイッチ211は、第
1レバー213と、上記カムギヤ62の上面に設けられ
た第1レバー操作用のカム突起214によりオン、オフ
操作されるようになっている。また上記第2の位置検出
スイッチ212は、第2レバー215と、上記カムギヤ
62の上面に設けられた第2レバー操作用のカム溝21
6によりオン、オフ操作されるようになっている。
【0085】上記第1レバー213は軸45で回動可能
にシャーシ82に枢着されていて、一端部のスイッチ押
圧部217で上記第1の位置検出スイッチ211を押圧
するようになっていると共に、他端部に設けたカム係合
ピン218が上記カムギヤ62の上面に設けた第1レバ
ー操作用のカム突起214の一側面に係合している。
【0086】上記第1レバー操作用のカム突起214は
第1〜第5突起部221〜225で構成されている。
【0087】そして、カムギヤ62がローディングプレ
ート65をトレイホルダ2側に最も移動させているとき
には上記第1突起部221に上記カム係合ピン218が
係合し、第1レバー213のスイッチ押圧部217は第
1の位置検出スイッチ211から離れて、該スイッチ2
11をオフ状態に保っている。
【0088】この状態からカムギヤ62が回転し、ロー
ディングプレート65がターンテーブル9側にスライド
すると第2突起部222で上記第1レバー213は図4
の反時計方向に回動し、スイッチ押圧部218で第1の
位置検出スイッチ211を押圧し、該スイッチ211を
オン状態にし、第3突起部223でオン状態を保つよう
になっている。
【0089】また、上記第2レバー215は上記軸45
で回動可能にシャーシ82に枢着されていて、一端部の
スイッチ押圧部226で上記第2の位置検出スイッチ2
12を押圧するようになっていると共に、他端部に設け
たカム溝係合ピン227が上記カムギヤ62の上面に設
けた第2レバー操作用のカム溝216に係合している。
【0090】上記第2レバー操作用のカム溝216は第
1〜第3溝部228〜230を備えている。
【0091】そして、カムギヤ62によりローディング
プレート65がトレイホルダ2側に移動している状態で
は上記第1溝部228に上記カム溝係合ピン227が係
合し、第2レバー215のスイッチ押圧部226は第2
の位置検出スイッチ212から離れて、該スイッチ21
2をオフ状態に保っている。
【0092】この状態からカムギヤ62が回転しローデ
ィングプレート65がターンテーブル9側にスライドし
て、ディスクがターンテーブル9の真上に来ると第2溝
部229で第2レバー215は図4の反時計方向に回動
し、第2ローディングプレート位置検出スイッチ212
を押圧し、該スイッチ212をオン状態にする。
【0093】そして、カムギヤ62が更に回転して、該
カムギヤ62に設けた昇降操作用のカム溝74で昇降操
作用のレバー75を回動させ、ターンテーブル9とチャ
ッキング機構10を上、下動させ、ターンテーブル9上
にディスクがチャッキングされた状態になると、第1レ
バー操作用のカム突起214の第4突起部224で上記
第1レバー213が反時計方向に回動し、第1の位置検
出スイッチ211を再びオフ状態にするのである。
【0094】実施例のディスクチェンジャは以上のよう
な構成であるから、ホルダ昇降用のモータでホルダ支持
プレート25を上昇させ、上記スライダー173を上記
ローディングプレート65に設けたトレイ係合突起6
6,67の高さに位置させて、上記トレイローディング
用のモータ61でカムギヤ62を介して、ローディング
プレート65をディスクドライブ9側に向かってスライ
ドさせると、上記ローディングプレート65と一緒にス
ライダー173もディスクドライブ9側に向かってスラ
イドして、上記回動レバー174によりイジェクトトレ
イ172及び、その上に載置されている最下段のトレイ
7がホルダ支持プレート25上から自動的に送出されて
くるので、その上に所望のディスクを載置する。
【0095】また、上記最下段のトレイ7を送出す過程
において、上述したようトレイ係合部材201によって
トレイホルダ2ごと第1〜第4のトレイ3〜6もキャビ
ネット191から所定量、送出された状態になっている
ので、これら第1〜第4のトレイ3〜6も簡単に手動で
完全に引出すことができ、これら手動で引出したトレイ
にもそれぞれ所望ディスクを載置する。
【0096】しかるのち、上記トレイローディング用の
モータ61でカムギヤ62を介してローディングプレー
ト65をホルダ支持プレート25側に向かってスライド
させると、上記ローディングプレート65と一緒にスラ
イダー173もホルダ支持プレート25側に向かってス
ライドして、上記回動レバー174によりイジェクトト
レイ172及び最下段のトレイ7がホルダ支持プレート
25側に向かってスライドする。
【0097】最下段のトレイ7がホルダ支持プレート2
5側に向かってスライドすると、該最下段のトレイ7に
設けた凸部53が、その上方の第4のトレイ6の凹部5
4に係合し、第4のトレイ6の凸部53は、その上方の
第3のトレイ5の凹部54と、第3のトレイ5の凸部5
3は、その上方の第2のトレイ4の凹部54と、第2の
トレイ4の凸部53はその上方の第1のトレイ3の凹部
54とそれぞれ係合し、第5〜第1までの全てのトレイ
3〜7が自動的にキャビネット191内に収容された状
態になるのである。
【0098】そして、上述したように、第1〜第5のト
レイ3〜7にそれぞれディスクを収容した状態で、上記
ホルダ昇降用のモータによりトレイホルダ2を昇降さ
せ、所望のトレイを上記ローディングプレート65に設
けたトレイ係合突起66,67の高さに位置させて、上
記トレイローディング用のモータ61でカムギヤ62を
介してローディングプレート65をディスクドライブ9
側に向かってスライドさせると、該ローディングプレー
ト65と一緒に所望のトレイもディスクドライブ9側に
移動する。
【0099】このとき、チャッキングプレート122の
フランジ部142とチャッキングプレート支持部材12
1の間には、チャッキングプレートリフト部材123の
第2、第3レバー152,153が侵入して、チャッキ
ングプレート122を持ち上げた状態に支持しているの
で、チャッキングプレート122を持ち上げたぶんだ
け、チャッキングプレート122とターンテーブル9の
間の間隙を広くすることができ、トレイを円滑にターン
テーブル9側に移動させることができる。
【0100】そして、トレイと共にディスクがターンテ
ーブル9の真上に位置した状態になるとトレイのスライ
ドは停止するが、カムギヤ62が継続的に回転し、該カ
ムギヤ62の上面に設けた昇降操作用のカム溝74で昇
降操作用のレバー75が回動し、該レバー75の回動に
より左右一対のスライドプレート76,77が逆方向に
スライドして、ターンテーブル9を上昇させる一方、チ
ャッキング機構10を下降させ、ターンテーブル9上に
ディスクを載置し、かつチャッキング機構10でチャッ
キングするのである。
【0101】このとき、上記一方のスライドプレート7
7に設けたチャッキングプレートリフト部材操作部96
でチャッキングプレートリフト部材123の第1レバー
151が操作され、第2,第3レバー152,153が
チャッキングプレート122のフランジ部142の下方
から抜出て、該フランジ部142とチャッキングプレー
ト支持部材121との間に間隙を形成し、両者の間を非
接触状態に保つのである。
【0102】
【発明の効果】本発明のディスクチェンジャには次に述
べるような効果がある。
【0103】(1)従来のトレイ式のディスクチェンジ
ャのように一枚ごとにディスクを入れ替えることなく、
複数枚のディスクを連続的に記録再生することができ、
特にカートリッジを使用しないので、そのぶん装置を薄
型にすることができる。
【0104】(2)カムギヤの回転によりディスクをタ
ーンテーブルに向けて水平方向に移動させたのちも、カ
ムギヤを連続的に回転させることにより、ディスクとタ
ーンテーブルを垂直方向に相対移動させて、ディスクの
チャッキングを行うことができる。
【0105】(3)チャッキングプレートリフト部材で
チャッキングプレートを持ち上げておくことにより、チ
ャッキングプレートとターンテーブルの間のクリアラン
スを大にして、チャッキングプレートとトレイの接触を
防止し、トレイをターンテーブル側へスムースに移動さ
せることができる。
【0106】また、チャッキングプレートを予め持ち上
げておくので、チャッキング時にチャッキングプレート
のフランジ部をチャッキングプレート支持部材の上面か
ら離すためにチャッキングプレートを持ち上げる必要が
なくなり、そのぶん装置を薄型にすることができる。
【0107】(4)カムギヤによってチャッキングを行
うのと同時にチャッキングプレートリフト部材を操作し
て、チャッキングプレートの持ち上げを解除し、チャッ
キングプレートのフランジ部をチャッキングプレート支
持部材から浮き上がらせた状態にすることができる。
【0108】(5)チャッキングプレート傾斜防止部材
によりチャッキングプレートの傾斜を防止するのでチャ
ッキングプレートとトレイとのクリアランスを一定に保
つことができ、従来のようにチャッキングプレートが傾
斜するのを見込んで必要以上に上記クリアランスを大き
くする必要がなくなり、装置の薄型化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の斜視図。
【図2】要部の分解斜視図。
【図3】トレイイジェクト機構の分解斜視図。
【図4】位置検出スイッチの制御機構の平面図。
【図5】全てのトレイを引出した(イジェクトした)状
態の斜視図。
【図6】全てのトレイを引出した(イジェクトした)状
態の側面図。
【図7】全てのトレイが引込まれた状態の側面図。
【図8】トレイローディング機構の平面図。
【図9】ローディング開始前におけるカムギヤとローデ
ィングプレートの関係を示す平面図。
【図10】トレイがターンテーブル上に移動した状態に
おけるカムギヤとローディングプレートとの関係を示す
平面図。
【図11】ターンテーブルとチャッキング機構部分の分
解図。
【図12】チャッキングプレート及びチャッキングプレ
ートリフト部材の分解斜視図。
【図13】チャッキングプレートをリフトした状態の平
面図。
【図14】チャッキングプレートをリフトした状態の側
面図。
【図15】チャッキングプレートのリフトを解除した状
態の平面図。
【図16】チャッキングプレートのリフトを解除した状
態の側面図。
【図17】最下段のトレイが引出された状態の斜視図。
【図18】最下段のトレイが引出された状態の側面図。
【図19】全てのトレイがキャビネット内に収納されて
いる状態の斜視図。
【図20】図19の略示的横断面図。
【図21】全てのトレイがキャビネットから僅かに引出
された状態の斜視図。
【図22】図21の略示的横断面図。
【図23】最下段のトレイが完全に引出された状態の斜
視図。
【図24】図23の略示的横断面図。
【符号の説明】
1…ディスクチェンジャ 2…トレイホルダ 3〜7…第1〜第5のトレイ 8…トレイローディング機構 9…ターンテーブル 10…チャッキング機構 61…モータ 62…カムギヤ 63…ピニオン 64…ラック 65…ローディングプレート 121…チャッキングプレート支持部材 122…チャッキングプレート 123…チャッキングプレートリフト部材 124…チャッキングプレート傾斜防止部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレイホルダからトレイを引出して、そ
    の上にディスクを載置し、トレイホルダ内に戻して、ト
    レイローディング機構により上記トレイホルダの側方に
    配置されているターンテーブル上に上記トレイのディス
    クを移動させて、該ディスクをチャッキング機構により
    ターンテーブルにチャッキングするようにしたディスク
    チェンジャにおいて、 上記トレイホルダに複数のトレイを取付けると共に、こ
    れら複数のトレイのうちの所望のトレイを上記トレイロ
    ーディング機構によりターンテーブルに移動させるよう
    にしたディスクチェンジャ。
  2. 【請求項2】 トレイローディング機構を、モータと、
    該モータによって回転されるカムギヤと、該カムギヤを
    介して回転されるピニオンと、該ピニオンに噛合するラ
    ックを有するローディングプレートで構成し、該ローデ
    ィングプレートをスライドさせてディスクトレイをター
    ンテーブルの上方に移動させたのちも継続的に上記カム
    ギヤを回転させ、該カムギヤによって、ディスクとター
    ンテーブルを垂直方向に相対移動させて、ターンテーブ
    ル上にディスクを載置する構成とした請求項1のディス
    クチェンジャ。
  3. 【請求項3】 トレイホルダからトレイを引出して、そ
    の上にディスクを載置し、トレイホルダ内に戻して、ト
    レイローディング機構により上記トレイホルダの側方に
    配置されているターンテーブル上に上記トレイ上のディ
    スクを移動させて、該ディスクをチャッキング機構によ
    りターンテーブルにチャッキングするようにしたディス
    クチェンジャにおいて、 上記チャッキング機構を、チャッキングプレート支持部
    材と、該チャッキングプレート支持部材に上下動可能に
    取付けられたチャッキングプレートと、上記トレイホル
    ダ内からトレイをターンテーブルの上方に移動させて来
    る際には上記チャッキングプレートのフランジ部をチャ
    ッキングプレート支持部材の上面から持上げた状態に支
    持し、チャッキング時にはチャッキングプレートの持ち
    上げを解除するチャッキングプレートリフト部材とで構
    成したディスクチェンジャ。
  4. 【請求項4】トレイローディング機構を、モータと、該
    モータによって回転されるカムギヤと、該カムギヤを介
    して回転されるピニオンと、該ピニオンに噛合するラッ
    クを有するローディングプレートで構成し、該ローディ
    ングプレートをスライドさせてディスクトレイをターン
    テーブルの上方に移動させたのちも継続的に上記カムギ
    ヤを回転させ、該カムギヤによって、ディスクとターン
    テーブルを垂直方向に相対移動させて、ターンテーブル
    上にディスクを載置すると共に、チャッキング機構でチ
    ャッキングプレートリフト部材によるチャッキングプレ
    ートの持上げを解除するようにした請求項1及び請求項
    3のディスクチェンジャ。
  5. 【請求項5】チャッキングプレートの上部を抑えること
    により、該チャッキングプレートが傾斜するのを防止す
    るチャッキングプレート傾斜防止部材を設けた請求項3
    及び請求項4のディスクチェンジャ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1164585A2 (en) * 2000-06-16 2001-12-19 Thomson Licensing S.A. Changer for disk-shaped recording media
EP1164584A1 (en) * 2000-06-16 2001-12-19 THOMSON multimedia S.A. Changer for CD and/or DVD disks

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EP1164585A3 (en) * 2000-06-16 2003-01-08 Thomson Licensing S.A. Changer for disk-shaped recording media

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