JPH0676404B2 - 2−(イミダゾリン−2−イル)−3−ピリジン−または−3−キノリンカルボン酸の製造方法 - Google Patents

2−(イミダゾリン−2−イル)−3−ピリジン−または−3−キノリンカルボン酸の製造方法

Info

Publication number
JPH0676404B2
JPH0676404B2 JP62029494A JP2949487A JPH0676404B2 JP H0676404 B2 JPH0676404 B2 JP H0676404B2 JP 62029494 A JP62029494 A JP 62029494A JP 2949487 A JP2949487 A JP 2949487A JP H0676404 B2 JPH0676404 B2 JP H0676404B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
carbon atoms
group
pyridine
phenyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62029494A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62192377A (ja
Inventor
シェパンスキー ヘンリー
デュル ディーター
Original Assignee
チバ−ガイギ− アクチエンゲゼルシヤフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by チバ−ガイギ− アクチエンゲゼルシヤフト filed Critical チバ−ガイギ− アクチエンゲゼルシヤフト
Publication of JPS62192377A publication Critical patent/JPS62192377A/ja
Publication of JPH0676404B2 publication Critical patent/JPH0676404B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D401/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom
    • C07D401/02Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings
    • C07D401/04Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings directly linked by a ring-member-to-ring-member bond

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は次式I: (式中、R1は水素原子または炭素原子数1ないし4のア
ルキル基を表わし、R2は水素原子、ハロゲン原子、炭素
原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし4
のヒドロキシアルキル基、炭素原子数1ないし4のアル
コキシ基、フェニル基、フェニル−炭素原子数1ないし
4のアルキル基、または各々1個の炭素原子数1ないし
4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ基
もしくはハロゲン原子で置換されたフェニル基もしくは
フェニル−炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わ
し、R3は水素原子、炭素原子数1ないし4のアルキル
基、フェニル基、フェニル−炭素原子数1ないし4のア
ルキル基、または各々1個の炭素原子数1ないし4のア
ルキル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ基もしく
はハロゲン原子で置換されたフェニル基もしくはフェニ
ル−炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わし、また
はR2及びR3は一緒になってハロゲン原子、炭素原子数1
ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルコ
キシ基、炭素原子数1ないし4のハロアルキル基、炭素
原子数1ないし4のアルキルスルホニル基、ニトロ基、
シアノ基、フェニル基、フェノキシ基もしくは各々1個
の炭素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数1な
いし4のアルコキシ基もしくはハロゲン原子で置換され
たフェニル基もしくはフェノキシ基で置換されてもよい
1,3−ブタジエニレン基を表わしてもよく、そしてR4
びR5は各々独立に炭素原子数1ないし4のアルキル基を
表わす)で表わされる2−(イミダゾリン−2−イル)
−3−ピリジン−及び−3−キノリンカルボン酸の製造
方法に関する。
式Iの化合物は除草性を有し、望ましくない植物生長を
抑制するために使用される。この種の化合物は例えばヨ
ーロッパ特許出願第0041623号及びアメリカ合衆国特許
第4518780号に記載されている。
公告になったヨーロッパ特許出願0041623号には対応す
る2,3−ピリジン−及び2,3−キノリンジカルボン酸及び
2−アミノアルカンカルボン酸誘導体を出発物質とする
2−(イミダゾリン−2−イル)−3−ピリジン−及び
−3−キノリンカルボン酸の製造方法が開示されてい
る。この公告された出願において挙げられている2,3−
ピリジン−及び2,3−キノリンジカルボン酸の誘導体は
該化合物のモノエステル及び酸ハライド、モノアミド、
及び特に無水物であり、そして記載されている2−アミ
ノアルカンカルボン酸誘導体は遊離カルボン酸、アミド
及び特にニトリルである。この方法において、例えば2
−(5−イソプロピル−5−メチル−4−オキソイミダ
ゾリン−2−イル)−3−ピリジンカルボン酸は、2,3
−ピリジンジカルボン酸無水物及び2−アミノ−2,3−
ジメチルブチロニトリルを出発物質として、上記ヨーロ
ッパ特許出願の実施例1,2及び6に記載された方法に従
って製造され、使用した無水物に対する理論量の約32%
の収率で得られる。同じ化合物が、2,3−ピリジンカル
ボン酸無水方及び2−アミノ−2,3−ジメチルブチルア
ミドを出発物質として、使用した無水物に対する理論量
の63%の収率で得られることが、アメリカ合衆国特許第
4518780号に記載されている。この方法は、最初に無水
物とアミノブチルアミドをアセトニトリル中で反応させ
て2,3−ピリジンジカルボン酸モノアミドの異性体混合
物を得て、その後溶媒を除去し、残渣を水酸化ナトリウ
ム水溶液中、80℃で処理し、その後酸を添加することに
より生成物を分離することからなる。同じ方法により、
2−(5−イソプロピル−5−メチル−4−オキソイミ
ダゾリン−2−イル)−6−イソプロピル−3−ピリジ
ンカルボン酸が理論量の51%の収率で得られ、2−(5
−イソプロピル−5−メチル−5−オキソイミダゾリン
−2−イル)−3−キノリンカルボン酸が理論量の50%
の収率で得られる。収率はそれぞれ使用した無水物に基
づいて計算した。
両方の公知方法における出発物質としての無水物は、反
応性が高い化合物であり、湿気に影響を受けやすいた
め、安全に対する注意を保って運搬及び貯蔵を行わなけ
ればならない。方法それ自体は、二つの別々の反応工程
を含み、従ってかなり複雑である。さらに、該方法は得
られる収量に関しても満足できるものではない。
従って、本発明の目的は、容易に入手しうる出発物質か
ら出発し、単純な方法で製造でき、しかも収率の良い、
式Iの2−(2−イミダゾリン−2−イル)−3−ピリ
ジン−または−3−キノリンカルボン酸の製造方法を提
供することにある。
特に、本発明は次式II: (式中、R1、R2及びR3は前記式Iで定義した意味を表わ
し、R6は炭素原子数1ないし8のアルキル基、フェニル
基または炭素原子数1ないし4のフェニルアルキル基を
表わす)で表わされる2,3−ピリジン−または2,3−キノ
リンジカルボン酸エステルを、強塩基の存在下、室温か
ら反応混合物の還流温度の範囲の温度を次式III: (式中、R4及びR5は前記式Iで定義した意味を表わす)
で表わされる2−アミノアルカンカルボン酸アミドと反
応させ、得られた前記式Iで表わされる2−(イミダゾ
リン−2−イル)−3−ピリジン−または−3−キノリ
ンカルボン酸の塩を水に溶解し、水溶液のpHを1.5ない
し4.5に調節し、前記式Iの遊離2−(イミダゾリン−
2−イル)−3−ピリジン−または−3−キノリンカル
ボン酸を得ることからなる方法に関するものである。
適する不活性溶媒の例としては、液体芳香族炭化水素及
びハロゲン化炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、ク
ロロベンゼン及びキシレン、炭素原子数1ないし10のア
ルカノール、好ましくは炭素原子数1ないし4のアルカ
ノール、例えばメタノール、エタノール、プロパノー
ル、イソプロパノール、n−ブタノール、第二ブタノー
ル、第三ブタノール及びイソプタノール、エーテル類化
合物、例えばテトラヒドロフラン及びジオキサン、並び
に強極性溶媒、例えばアセトニトリル、N,N−ジメチル
ホルムアミド及びジメチルスルホキシドが挙げられる。
ベンゼン、トルエン、クロロベンゼンまたはキシレンの
ような水不混和性溶媒を使用するのが有利である。式II
の2,3−ピリジン−または−2,3−キノリンカルボン酸エ
ステルと式III2−アミノアルカンカルボン酸アミドと
の反応に用いる強塩基として適するのはアルカリ金属水
酸化物及びアルカリ金属アルコレートである。
好ましい塩基は、アルカリ金属のアルコレート、特に炭
素原子数1ないし4のアルコールから誘導されるもの、
例えばナトリウムメチレート、ナトリウムエチレート、
ナトリウムイソプロピレート及びカリウム第三ブチレー
トである。不活性溶媒としてアルカノールを使用する場
合、特に適する塩基はアルカリ金属の水酸化物、例えば
水酸化ナトリウム及び水酸化カリウムである。反応はエ
タノール中で炭酸カリウムの存在下で行うこともでき
る。通常は、式Iの2,3−ピリジンまたは2,3−キノリン
ジカルボン酸エステルに対して少なくとも等モル量の強
塩基が使用される。本発明の方法を実行するために、式
IIの2,3−ピリジンまたは2,3−キノリンジカルボン酸エ
ステル1モルに対して1ないし3モルの塩基を使用する
のが便利である。好ましくは式IIの2,3−ピリジンまた
は2,3−ピリジンカルボン酸エステル1モルに対して1.5
ないし2.5モルの塩基を使用する。
上記に示した室温ないし反応混合物の還流温度の温度範
囲の中で、本発明の方法を行うのに好ましい温度範囲は
50℃ないし90℃である。
直接得られた式Iの2−(イミダゾリン−2−イル)−
3−ピリジン−または−3−キノリンカルボン酸の塩の
溶解のためには、使用される溶媒に依存して、また各溶
媒に対する塩の溶解性を考慮して、異なる方法を用いて
もよい。通常、塩は、特にトルエンまたはクロロベンゼ
ンのような液体芳香族炭化水素またはハロゲン化炭化水
素を使用した場合に、反応混合物から殆ど完全に沈澱す
る。塩は濾過によって単離し、水に溶解するか、または
水で抽出して直接水溶液に変えることができる。溶媒が
アルカノール、特にメタノール、エタノールまたはイソ
プロパノールのような低級アルカノールである場合に
は、反応混合物は水で直接希釈することができ、さらに
処理することができる。これはテトラヒドロフラン、ジ
オキサン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミドまた
はジメチルスルホキシドを使用する場合にも適用でき
る。しかしながら、溶媒を蒸発により完全にまたは部分
的に除去し、残渣を水中で処理することも可能である。
式Iの2−(イミダゾリン−2−イル)−3−ピリジン
−または−3−キノリンカルボン酸は、その塩の水溶液
に酸を添加してpHを1.5ないし4.5、好ましくは3ないし
4に合わせることにより沈澱する。適する酸は塩酸、硫
酸及びリン酸のような鉱酸、並びにギ酸及び酢酸のよう
な有機酸またはクロロ酢酸のようなハロゲン化酢酸であ
る。式Iの2−(イミダゾリン−2−イル)−3−ピリ
ジン−または−3−キノリンカルボン酸の塩の沈澱は塩
酸または硫酸で行うのが好ましい。
酸を添加することによりそれらの塩の水溶液から沈澱し
た遊離の式Iの2−(イミダゾリン−2−イル)−3−
ピリジン−及び−3−キノリンカルボン酸は、通常、濾
過または遠心分離により単離しうる。しかしながら水不
混和性溶媒、例えばメチレンクロライド、クロロホルム
または四塩化炭素のようなハロゲン化炭化水素で抽出
し、続いて溶媒を蒸発させることにより、遊離の2−
(イミダゾリン−2−イル)−3−ピリジン−または−
3−キノリンカルボン酸を単離することもできる。この
方法は、特に式Iの遊離の2−(イミダゾリン−2−イ
ル)−3−ピリジン−または−3−キノリンカルボン酸
がその塩の水溶液から沈澱しないか、または不完全にし
か沈澱しない場合に便利である。この方法はまた、式I
の2−(イミダゾリン−2−イル)−3−ピリジン−ま
たは−3−キノリンカルボン酸の塩の水溶液が、低級ア
ルカノール、テトラヒドロフランジオキサン、ジメチル
ホルムアミドまたはジメチルスルホキシドのような、水
性媒体中での遊離酸の溶解性を増加することのできる水
不混和性溶媒を含有する場合にも便利である。
本発明の方法により得られる好ましい式Iの2−(イミ
ダゾリン−2−イル)−3−ピリジン−または−3−キ
ノリンカルボン酸は、式I中、R1が水素原子を表わし、
R2及びR3が各々独立に水素原子、炭素原子数1ないし2
のアルキル基、炭素原子数1ないし2のハロアルキル
基、炭素原子数1ないし2のアルコキシ基またはハロゲ
ン原子を表わすか、またはR2及びR3が一緒になって1,3
−ブタジエニレン基を表わし、そしてR4及びR5が各々独
立に炭素原子数1ないし3のアルキル基を表わす化合物
である。
特に好ましい式Iの2−(イミダゾリン−2−イル)−
3−ピリジン−または−3−キノリンカルボン酸は、式
I中、R1が水素原子を表わし、R2及びR3が各々独立に炭
素原子数1ないし2のアルキル基またはハロゲン原子を
表わすか、またはR2及びR3が一緒になって1,3−ブタジ
エニレン基を表わし、R4がメチル基を表わし、そしてR5
がイソプロピル基を表わす化合物である。
R1ないしR5の置換基の炭素原子数1ないし4のアルキル
部分は、直鎖でも枝分かれ鎖でもよく、メチル基、エチ
ル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル
基、第二ブチル基、イソブチル基及び第三ブチル基が含
まれる。これはまた、ハロゲンまたはフェニル基で置換
されたアルキル部分にも適用できる。R1ないしR5の置換
基のフェニル部分は、ハロゲン原子、炭素原子数1ない
し4のアルキル基または炭素原子数1ないし4のハロア
ルキル基でモノ置換されていてよい。
本発明の方法の好ましい実施態様は、式IIの2,3−ピリ
ジン−または2,3−キノリンジカルボン酸エステルと式I
IIの2−アミノアルカンカルボン酸アミドとの反応を、
式IIのジエステル1モル当たり1.5ないし2.5モルのアル
カリ金属アルコラートの存在下、50ないし90℃の範囲の
温度で、液体芳香族炭化水素またはハロゲン化炭化水素
中で行い、得られた式Iの2−(イミダゾリン−2−イ
ル)−3−ピリジン−または−3−キノリンカルボン酸
の塩を水を添加することにより水溶液に変え、有機層を
分離し、塩酸水溶液または硫酸水溶液を添加することに
より水層のpHを3ないし4に調節して、式Iの2−(イ
ミダゾリン−2−イル)−3−ピリジン−または−3−
キノリンカルボン酸を単離することからなる。
出発物質としての式IIの2,3−ピリジンジカルボン酸エ
ステルは、2,3−ピリジンジカルボン酸を適当なアルコ
ールでエステル化するという簡単な方法により得ること
ができる。さらに、2,3−ピリジンジカルボン酸はキノ
リンの酸化により得られる(参照:ドイツ特許明細書第
1010524号及び合衆国特許明細書2512482号)。さらに、
式IIの2,3−ピリジンジカルボン酸エステルは、α,β
−不飽和カルボニル化合物のヒドラゾンとマレイン酸遊
導体を出発物質として、ディールスーアルダー反応によ
り、公告になったヨーロッパ特許出願第0161221号及び
第0172140号に記載された方法により得ることができ
る。式IIの2,3−キノリンジカルボン酸エステルは、J.O
rg.Chem.49,4999−5000,1984に記載された方法により得
ることができる。式IIの2−アミノアルカンカルボン酸
アミドは、大部分が公知方法により適当なケトンとアン
モニア及びシアン化水素酸を反応させることにより得る
ことができる公知化合物である。
本発明の方法は、容易に得られ、単純な方法により処理
しやすい出発物質から、式Iの2−(イミダゾリン−2
−イル)−3−ピリジン−または−3−キノリンカルボ
ン酸を、良好な収率で製造することを可能にする。従来
方法とは異なり、式Iの2−(イミダゾリン−2−イ
ル)−3−ピリジン−または−3−キノリンカルボン酸
の塩が1工程の反応で得られる。本発明の方法のさらに
有利な点は、所望の式Iの2−(イミダゾリン−2−イ
ル)−3−ピリジン−または−3−キノリンカルボン酸
が異性体の3−(イミダゾリン−2−イル)−2−ピリ
ジン−及び−2−キノリンカルボン酸を含まない純粋な
形で得られることである。
下記の実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1:2−(5−イソプロピル−5−メチル−4−オ
キソイミダゾリン−2−イル)−3−ピリジンカルボン
酸の製造 ジエチル2,3−ピリジンジカルボキシレート41.5g(0.63
6モル)及び2−アミノ−2,3−ジメチルブチルアミド8
2.8g(0.636モル)をトルエン300mlに溶解する。カリウ
ム第三ブチレート160g(1.4モル)を何回かに分けて撹
拌しながら添加する。この間に反応混合物の温度は50℃
ないし60℃に上昇する。カリウム第三ブチレートの添加
が完了したら、反応混合物を80℃で3時間撹拌し、その
後室温に冷却し、得られた2−(5−イソプロピル−5
−メチル−4−オキソイミダゾリン−2−イル)−3−
ピリジンカルボン酸のカリウム塩を濾過により単離し、
エーテル100mlで3回洗浄し、その後水に溶解する。得
られたカリウム塩の水溶液を37%の塩酸でpH4に調節
し、これにより遊離の2−(5−イソプロピル−5−メ
チル−4−オキソイミダゾリン−2−イル)−3−ピリ
ジンカルボン酸が沈澱する。生成物を濾過により単離
し、メチレンクロライドに溶解する。濾液をメチレンク
ロライドで抽出し、抽出物をメチレンクロライド中の生
成物の溶液に併せる。併せたメチレンクロライド溶液を
硫酸マグネシウムで乾燥し、その後溶媒を蒸発により除
去すると、融点167−169℃の2−(5−イソプロピル−
5−メチル−4−オキソイミダゾリン−2−イル)−3
−ピリジンカルボン酸132.8g(理論量の80%)が得られ
る。
実施例2:2−(5−イソプロピル−5−メチル−4−オ
キソイミダゾリン−2−イル)−5−メチル−3−ピリ
ジンカルボン酸の製造 カリウム第三ブチレート116g(1.034モル)をトルエン6
00ml中のジエチル5−メチル−2,3−ピリジンジカルボ
キシレート123g(0.519モル)及び2−アミノ−2,4−ジ
メチルブチルアミド67.8g(0.519モル)の溶液に何回か
に分けて撹拌しながら添加する。カリウム第三ブチレー
トの添加の間に、混合物は60℃に発熱する。カリウム第
三ブチレートの添加が完了したら、反応混合物を温度を
80℃に加熱し、一晩撹拌する。その後、室温に冷却され
た混合物に水800mlを加え、層を分離する。水層に37%
塩酸85mlを添加することによりpHを3に調節し、0℃に
冷却した後、濾過する。得られた生成物を乾燥すると融
点200−202℃の2−(5−イソプロピル−5−メチル−
4−オキソイミダゾリン−2−イル)−5−メチル−3
−ピリジンカルボン酸97.8g(理論量の69%)が得られ
る。
実施例3:2−(5−イソプロピル−5−メチル−4−オ
キソイミダゾリン−2−イル)−6−メチル−3−ピリ
ジンカルボン酸の製造 カリウム第三ブチレート45g(0.4モル)を、トルエン60
0ml中のジメチル 6−メチル−2,3−ピリジンジカルボ
キシレート41.8g(0.2モル)及び2−アミノ−2,3−ジ
メチルブチルアミド26.6g(0.2モル)の溶液に、室温で
撹拌しながら添加する。カリウム第三ブチレートの添加
が完了したら、反応混合物を90℃に加熱し、この温度で
4時間撹拌する。その後、反応混合物を室温に冷却し、
得られた2−(5−イソプロピル−5−メチル−4−オ
キソイミダゾリン−2−イル)−6−メチル−3−ピリ
ジンカルボン酸のカリウム塩を濾過により単離し、乾燥
する。その後このカリウム塩を水に溶解し、37%の塩酸
を添加することにより溶液のpHを3に調節する。得られ
た透明な溶液をジエチルエーテルで1回、メチレンクロ
ライドで2回抽出する。併せた抽出液を硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、その後蒸発により濃縮すると、融点139〜1
42℃の2−(5−イソプロピル−5−メチル−4−オキ
ソイミダゾリン−2−イル)−6−メチル−3−ピリジ
ンカルボン酸30g(理論量の54.5%)が得られる。
実施例4:2−(5−イソプロピル−5−メチル−4−オ
キソイミダゾリン−2−イル)−5−エチル−3−ピリ
ジンカルボン酸の製造 カリウム第三ブチレート225g(2モル)を、乾燥トルエ
ン1000ml中のジエチル 5−エチル−2,3−ピリジンジ
カルボキシレート251g(1モル)及び2−アミノ−2,3
−ジメチルブチルアミド130g(1モル)の溶液に、撹拌
しながら何回かにわけて添加する。この間に反応混合物
の温度は80℃に上昇する。カリウム第三ブチレートの添
加が完了したら、赤色の溶液を80℃で4時間撹拌する。
これにより、2−(5−イソプロピル−5−メチル−4
−オキソイミダゾリン−2−イル)−5−エチル−3−
ピリジンカルボン酸のカリウム塩が濃い結晶性スラリー
の形態で沈澱する。その後、反応混合物を室温に冷却
し、水1000ml加えた後、カリウム塩が完全に溶解するま
で撹拌する。その後、有機層を分離し、水層に37%の塩
酸165mlを添加することにより溶液のpHを3に調節す
る。この混合物を続いて0℃で1時間撹拌し、その後濾
過して、融点171〜173℃の2−(5−イソプロピル−5
−メチル−4−オキソイミダゾリン−2−イル)−5−
エチル−3−ピリジンカルボン酸214.4g(理論量の74.2
%)が得られる。
実施例5:2−(5−イソプロピル−5−メチル−4−オ
キソイミダゾリン−2−イル)−5−ブロモ−3−ピリ
ジンカルボン酸の製造 カリウム第三ブチレート20g(0.154モル)を、トルエン
250ml中のジエチル 5−ブロモ−2,3−ピリジンジカル
ボキシレート22.0g(0.073モル)及び2−アミノ−2,3
−ジメチルブチルアミド9.5g(0.073モル)の溶液に、
撹拌しながら添加する。その後、混合物を80℃で6時間
撹拌し、得られた2−(5−イソプロピル−5−メチル
−4−オキソイミダゾリン−2−イル)−5−エチル−
3−ピリジンカルボン酸のカリウム塩を濾過により単離
する。該カリウム塩を水に溶解し、濃塩酸を添加するこ
とにより溶液のpHを3に調節する。この混合物を続いて
0℃で1時間撹拌し、その後濾過して、融点206〜208℃
の2−(5−イソプロピル−5−メチル−4−オキソイ
ミダゾリン−2−イル)−5−ブロモ−3−ピリジンカ
ルボン酸15.5g(理論量の62.4%)が得られる。
実施例6:2−(5−イソプロピル−5−メチル−4−オ
キソイミダゾリン−2−イル)−3−キノリンカルボン
酸の製造 ジエチル−2,3−キノリンジカルボキシレート90.0g(0.
33モル)及び2−アミノ−2,3−ジメチルイソブチルア
ミド43.0g(0.33モル)をトルエン1に溶解する。そ
の後、カリウム第三ブチレート74.0g(0.66モル)を、
充分撹拌しながら添加する。この間に温度は55℃に上昇
する。カリウム第三ブチレートの添加が完了したら、反
応混合物を90℃で5時間撹拌し、その後室温に冷却す
る。得られた2−(5−イソプロピル−5−メチル−4
−オキソイミダゾリン−2−イル)−3−キノリンカル
ボン酸のカリウム塩を濾過により単離し、水500mlに溶
解する。濃塩酸を添加するとにより溶液のpHを3に調節
する。得られた結晶の懸濁液を0℃で1時間撹拌し、そ
の後濾過することにより融点266〜270℃の2−(5−イ
ソプロピル−5−メチル−4−オキソイミダゾリン−2
−イル)−3−キノリンカルボン酸76g(理論量の74
%)が得られる。
同様の方法により、ジエチル−6−クロロ−2,3−キノ
リンジカルボキシレート21.5g(0.07モル)及び2−ア
ミノ−2,3−ジメチルブチルアミド9.1g(0.07モル)及
びカリウム第三ブチレート17.0g(0.15モル)を出発物
質として、融点234℃〜237℃の2−(5−イソプロピル
−5−メチル−4−オキソイミダゾリン−2−イル)−
6−クロロ−3−キノリンカルボン酸19.9g(理論量の8
2.3%)が得られる。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次式II (式中、R1、R2及びR3は後記式Iで定義する意味を表わ
    し、R6は炭素原子数1ないし8のアルキル基、フェニル
    基または炭素原子数1ないし4のフェニルアルキル基を
    表わす)で表わされる2,3−ピリジン−または2,3−キノ
    リンジカルボン酸エステルを、不活性溶媒中、強塩基の
    存在下、室温から反応混合物の還流温度の範囲の温度で
    次式III: (式中、R4及びR5は後記式Iで定義する意味を表わす)
    で表わされる2−アミノアルカンカルボン酸アミドと反
    応させ、得られた後記式Iで表わされる2−(イミダゾ
    リン−2−イル)−3−ピリジン−または−3−キノリ
    ンカルボン酸の塩を水に溶解し、水溶液のpHを1.5ない
    し4.5に調節し、後記式Iの遊離2−(イミダゾリン−
    2−イル)−3−ピリジン−または−3−キノリンカル
    ボン酸を得ることからなる次式I: (式中、R1は水素原子または炭素原子数1ないし4のア
    ルキル基を表わし、R2は水素原子、ハロゲン原子、炭素
    原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし4
    のヒドロキシアルキル基、炭素原子数1ないし4のアル
    コキシ基、フェニル基、フェニル−炭素原子数1ないし
    4のアルキル基、または各々1個の炭素原子数1ないし
    4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ基
    もしくはハロゲン原子で置換されたフェニル基もしくは
    フェニル−炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わ
    し、R3は水素原子、炭素原子数1ないし4のアルキル
    基、フェニル基、フェニル−炭素原子数1ないし4のア
    ルキル基、または各々1個の炭素原子数1ないし4のア
    ルキル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ基もしく
    はハロゲン原子で置換されたフェニル基もしくはフェニ
    ル−炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わし、また
    はR2及びR3は一緒になってハロゲン原子、炭素原子数1
    ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルコ
    キシ基、炭素原子数1ないし4のハロアルキル基、炭素
    原子数1ないし4のアルキルスルホニル基、ニトロ基、
    シアノ基、フェニル基、フェノキシ基もしくは各々1個
    の炭素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数1な
    いし4のアルコキシ基もしくはハロゲン原子で置換され
    たフェニル基もしくはフェノキシ基で置換されてもよい
    1,3−ブタジエニレン基を表わしてもよく、そしてR4
    びR5は各々独立に炭素原子数1ないし4のアルキル基を
    表わす)で表わされる2−(イミダゾリン−2−イル)
    −3−ピリジン−または−3−キノリンカルボン酸の製
    造方法。
  2. 【請求項2】不活性溶媒が液体芳香族炭化水素またはハ
    ロゲン化炭化水素、炭素原子数1ないし10のアルカノー
    ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、アセトニトリ
    ル、N,N−ジメチルホルムアミドまたはジメチルスルホ
    キシドであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の方法。
  3. 【請求項3】不活性溶媒がベンゼン、トルエン、クロロ
    ベンゼンまたはキシレンであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の方法。
  4. 【請求項4】式IIの2,3−ピリジン−または2,3−キノリ
    ンジカルボン酸エステルと式IIIの2−アミノアルカン
    カルボン酸アミドとの反応を、強塩基としてのアルカリ
    金属水酸化物またはアルカリ金属アルコラートの存在下
    で行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方
    法。
  5. 【請求項5】式IIの2,3−ピリジン−または2,3−キノリ
    ンジカルボン酸エステルと式IIIの2−アミノアルカン
    カルボン酸アミドとの反応を、炭素原子数1ないし4の
    アルカノールから誘導されるアルカリ金属アルコラート
    の存在下で行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の方法。
  6. 【請求項6】式IIの2,3−ピリジン−または2,3−キノリ
    ンジカルボン酸エステルと式IIIの2−アミノアルカン
    カルボン酸アミドとの反応を、カリウム第三ブチレート
    の存在下で行うことを特徴とする特許請求の範囲第5項
    記載の方法。
  7. 【請求項7】式IIの2,3−ピリジン−または2,3−キノリ
    ンジカルボン酸エステル1モル当たり1.5ないし2.5モル
    の塩基を使用することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項ないし第4項に記載の方法。
  8. 【請求項8】式IIの2,3−ピリジン−または2,3−キノリ
    ンジカルボン酸エステルと式IIIの2−アミノアルカン
    カルボン酸アミドとの反応を、50ないし90℃の範囲の温
    度で行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    方法。
  9. 【請求項9】式IIの2,3−ピリジン−または2,3−キノリ
    ンジカルボン酸エステルと式IIIの2−アミノアルカン
    カルボン酸アミドとの反応により得られる式Iの2−
    (イミダゾリン−2−イル)−3−ピリジン−または−
    3−キノリンカルボン酸の塩を、反応混合物から濾過に
    よって単離し、該塩を水に溶解することにより水溶液に
    変えることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方
    法。
  10. 【請求項10】式IIの2,3−ピリジン−または2,3−キノ
    リンジカルボン酸エステルと式IIIの2−アミノアルカ
    ンカルボン酸アミドとの反応により得られる式Iの2−
    (イミダゾリン−2−イル)−3−ピリジン−または−
    3−キノリンカルボン酸の塩を、反応混合物に水を直接
    添加することにより水溶液に変えることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の方法。
  11. 【請求項11】塩酸または硫酸を添加して、式Iの2−
    (イミダゾリン−2−イル)−3−ピリジン−または−
    3−キノリンカルボン酸の塩の水溶液のpHを、3ないし
    4に調節することにより式Iのカルボン酸を回収するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
  12. 【請求項12】上記式I中、R1が水素原子を表わし、R2
    及びR3が各々独立に水素原子、炭素原子数1ないし2の
    アルキル基、炭素原子数1ないし2のハロアルキル基、
    炭素原子数1ないし2のアルコキシ基またはハロゲン原
    子を表わすか、またはR2及びR3が一緒になって1,3−ブ
    タジエニレン基を表わし、そしてR4及びR5が各々独立に
    炭素原子数1ないし3のアルキル基を表わす化合物を製
    造することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方
    法。
  13. 【請求項13】上記式I中、R1が水素原子を表わし、R2
    及びR3が各々独立に炭素原子数1ないし2のアルキル基
    またはハロゲン原子を表わすか、またはR2及びR3が一緒
    になって1,3−ブタジエニレン基を表わし、R4がメチル
    基を表わし、そしてR5がイソプロピル基を表わす化合物
    を製造することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の方法。
  14. 【請求項14】式IIの2,3−ピリジン−または2,3−キノ
    リンジカルボン酸エステルと式IIIの2−アミノアルカ
    ンカルボン酸アミドとの反応を、式IIのジエステル1モ
    ル当たり1.5ないし2.5モルのアルカリ金属アルコラート
    の存在下、50ないし90℃の範囲の温度で、液体芳香族炭
    化水素またはハロゲン化炭化水素中で行い、得られた式
    Iの2−(イミダゾリン−2−イル)−3−ピリジン−
    または−3−キノリンカルボン酸の塩を水を添加するこ
    とにより水溶液に変え、有機層を分離し、塩酸水溶液ま
    たは硫酸水溶液を添加することにより水層のpHを3ない
    し4に調節して、式Iの遊離2−(イミダゾリン−2−
    イル)−3−ピリジン−または−3−キノリンカルボン
    酸を単離することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の方法。
JP62029494A 1986-02-10 1987-02-10 2−(イミダゾリン−2−イル)−3−ピリジン−または−3−キノリンカルボン酸の製造方法 Expired - Lifetime JPH0676404B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH51586 1986-02-10
CH515/86-3 1986-02-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62192377A JPS62192377A (ja) 1987-08-22
JPH0676404B2 true JPH0676404B2 (ja) 1994-09-28

Family

ID=4188769

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62029494A Expired - Lifetime JPH0676404B2 (ja) 1986-02-10 1987-02-10 2−(イミダゾリン−2−イル)−3−ピリジン−または−3−キノリンカルボン酸の製造方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US4758667A (ja)
EP (1) EP0233150B1 (ja)
JP (1) JPH0676404B2 (ja)
AT (1) ATE82279T1 (ja)
DE (1) DE3782508D1 (ja)
ES (1) ES2043685T3 (ja)
GR (1) GR3006990T3 (ja)
IL (1) IL81504A0 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0296109A3 (de) * 1987-06-18 1989-12-20 Ciba-Geigy Ag 2-(Imidazolin-2-yl)nicotinsäurederivate
US5405987A (en) * 1989-08-31 1995-04-11 Hoechst Celanese Corporation Process for preparing pyridine and quinoline derivatives
US5225564A (en) * 1989-12-27 1993-07-06 American Cyanamid Company 5-heterocyclic 2-(2-imidazolin-2-yl)pyridines, useful as herbicidal agents and methods for the preparation thereof
US5239070A (en) * 1989-12-27 1993-08-24 American Cyanamid Company Alkyl esters of 5-heterocyclic-pyridine-2,3-dicarboxylic acids
US5039333A (en) * 1989-12-27 1991-08-13 American Cyanamid Company 5-heterocyclic 2-(2-imidazolin-2-yl)pyridines, useful as herbicidal agents
US5026859A (en) * 1989-12-27 1991-06-25 American Cyanamid Company Alkyl esters of 5-heterocyclic-pyridine-2,3-dicarboxylic acids
US5118809A (en) * 1990-06-15 1992-06-02 American Cyanamid Company Process for the preparation of substituted and unsubstituted-2,3-pyridinedicarboxylates from chloromaleate or chlorofumarate or mixtures thereof
US5124458A (en) * 1990-06-15 1992-06-23 American Cyanamid Company Process for the preparation of dialkyl pyridine-2,3-dicarboxylate and derivatives thereof from dialkyl dichlorosuccinate
US5225560A (en) * 1990-06-15 1993-07-06 American Cyanamid Company Process for the preparation of dialkyl pyridine-2,3-dicarboxylate and derivatives thereof from dialkyl dichlorosuccinate
US5108485A (en) * 1990-08-31 1992-04-28 American Cyanamid Company Herbicidal 2-(2-imidazolin-2-yl)-benzazoles
US5227491A (en) * 1992-03-10 1993-07-13 American Cyanamid Company Process for the preparation of dialkyl 2,3-pyridinedicarboxylate and derivatives thereof from an α,β-unsaturated oxime and an aminobutenedioate
US5892050A (en) * 1998-01-28 1999-04-06 American Cyanamid Company Process for the preparation of pyridine dicarboxylate derivatives
US5973154A (en) * 1999-05-03 1999-10-26 American Cyanamid Company Process for the preparation of chiral imidazolinone herbicides
CN102532102B (zh) * 2011-12-30 2014-01-08 北京颖泰嘉和生物科技有限公司 一种灭草烟的制备方法
CN103524485B (zh) * 2013-09-10 2015-09-09 江苏长青农化股份有限公司 一种连续化合成咪唑乙烟酸的方法
US10077248B2 (en) * 2015-10-29 2018-09-18 Rotam Agrochem International Company Limited Form of imazapyr, a process for its preparation and use the same
CN112142714A (zh) * 2019-06-27 2020-12-29 山东润博生物科技有限公司 一种灭草烟的合成方法
CN112142713A (zh) * 2019-06-27 2020-12-29 山东润博生物科技有限公司 一种咪草烟的合成方法
EP3782985A1 (en) 2019-08-19 2021-02-24 BASF Agrochemical Products B.V. Process for manufacturing 5-methoxymethylpyridine-2,3-dicarboxylic acid derivatives

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL62794A0 (en) * 1980-06-02 1981-07-31 American Cyanamid Co Substituted nicotinic acid esters and salts thereof and their use as herbicidal agents
US4638068A (en) * 1981-04-09 1987-01-20 American Cyanamid Company 2-(2-imidazolin-2-yl)-pyridines and quinolines, process and intermediates for the preparation thereof, and use of said compounds as herbicidal agents
US4518780A (en) * 1982-05-25 1985-05-21 American Cyanamid Company Process for the preparation of 2-(5,5-disubstituted-4-oxo-2-imidazolin-2-yl)nicotinic acids and quinoline-3-carboxylic acids
HU191626B (en) * 1982-05-25 1987-03-30 American Cyanamid Co Process for preparing 2-/5,5-disubstituted-4-oxo-2-imidazolin-2-il/-benzoic acid, -nicotinic acid and -quinoline-3-carboxylic acid derivatives
US4562257A (en) * 1983-11-07 1985-12-31 American Cyanamid Company Preparation of substituted and unsubstituted 2-carbamoyl nicotinic and 3-quinolinecarboxylic acids

Also Published As

Publication number Publication date
US4758667A (en) 1988-07-19
EP0233150A3 (en) 1989-09-06
ES2043685T3 (es) 1994-01-01
GR3006990T3 (ja) 1993-06-30
IL81504A0 (en) 1987-09-16
EP0233150B1 (de) 1992-11-11
ATE82279T1 (de) 1992-11-15
JPS62192377A (ja) 1987-08-22
DE3782508D1 (de) 1992-12-17
EP0233150A2 (de) 1987-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0676404B2 (ja) 2−(イミダゾリン−2−イル)−3−ピリジン−または−3−キノリンカルボン酸の製造方法
US5378843A (en) 5,6-disubstituted-3-pyridylmethyl ammonium halide compounds useful for the preparation of 5-(substituted methyl)-2,3-pyridinedicarboxylic acids
CN101528700B (zh) 用于制备伊马替尼的方法及其中间体
SU485597A3 (ru) Способ получени производных -триазол/1,5-а/-пиримидинов
EP0095105B1 (en) Process for the preparation of 2-(5,5-disubstituted-4-oxo-2-imidazolin-2-yl)-nicotinic acids, quinoline-3-carboxylic acids, and benzoic acids
EP0142718B1 (en) Preparation of substituted and unsubstituted 2-((1-carbamoyl-1,2-dimethylpropyl)-carbamoyl)-3-quinolinecarboxylic, nicotinic and benzoic acids
KR100654265B1 (ko) 4-(헤테로아릴-메틸)-할로겐-1(2h)-프탈라지논의 제조 방법
US4864032A (en) Process for the preparation of indazoles
US4814458A (en) Process for preparing 4-acetyl isoquinolinone compounds
SU1584751A3 (ru) Способ получени ангидридов 6-фтор-7-хлор-1-метиламино-4-оксо-1,4-дигидрохинолин-3-карбоновой кислоты и борных кислот
JP2631644B2 (ja) 複素環式化合物の製造
US4001284A (en) Process for the manufacture of 5-sulfamoyl-anthranilic acids
JP2990903B2 (ja) 4−オキソキノリン−3−カルボン酸類の製造方法
CA2040110A1 (en) Process for preparing pyridine and quinoline derivatives
US4083850A (en) 3-Substituted-2(1H)pyridon-6-carboxylic acids and process for preparation of same
EP0638065B1 (en) A process for the preparation of 3- and/or 5-substituted anthranilic acids
HU208956B (en) Process for producing occasionally substituted 2,3-pyridine- and quinoline-carboxylic acid derivatives
KR900003391B1 (ko) 2-(5,5-디치환-4-옥소-2-이미다졸린-2-일)니코틴산 및 퀴놀린-3-카복실산류의 제법
JP4449211B2 (ja) 6−(1−フルオロエチル)−5−ヨード−4−ピリミドン及びその製法
KR900002041B1 (ko) 퀴놀론 유도체의 제조방법
JP3536648B2 (ja) 6−(α−フルオロアルキル)−4−ピリミドン及びその製法
RU2014331C1 (ru) Способ получения производных хинолинкарбоновых кислот
EP0287853A2 (en) A process for the preparation of 1-alkyl-3-carboxy-4-cinnolones.
JPH089598B2 (ja) 4―オキソ―3―キノリンカルボン酸アリルエステル類
JPS60215672A (ja) 2‐(4′‐ヒドロキシメチルフエニル)‐ピリミジン類